JPH02246836A - 農用トラクタの前輪増速装置作動構造 - Google Patents

農用トラクタの前輪増速装置作動構造

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JPH02246836A
JPH02246836A JP6667989A JP6667989A JPH02246836A JP H02246836 A JPH02246836 A JP H02246836A JP 6667989 A JP6667989 A JP 6667989A JP 6667989 A JP6667989 A JP 6667989A JP H02246836 A JPH02246836 A JP H02246836A
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JP
Japan
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front wheel
shift
switching mechanism
support hole
shift member
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JP6667989A
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Nobuyuki Toshikuni
利国 信行
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、駆動操向前輪の操向角が設定値以上になると
、前記前輪の回転周速度を駆動後輪の回転周速度よりも
速くする前輪増速装置を備えてある農用トラクタの前輪
増速装置作動構造に関する。
〔従来の技術〕
前記した農用トラクタにおける前輪増速装置は、例えば
特開昭63−141828号公報で示されるもののよう
に、前輪の回転周速度を後輪の回転周速度と略等しい標
準駆動側のクラッチを咬合式クラッチに構成し、前輪の
回転周速度が後輪の回転周速度よりも速い増速駆動側の
クラッチをPa擦式クラッチに構成した2個のクラッチ
を、シフト部材によって択一的に入り操作することによ
る機械式の前輪回転周速度切換機構を備えると共に、前
記シフト部材の移動操作は、ステアリング装置のナック
ルアームと連結ロッドを介してシフト部材とを連動連結
して機械式に動かすように構成されていた。
この技術による前輪増速装置は切換機構及び、その切換
操作の双方ともに機械式で行うように構成されているが
、特に切換操作は前輪増速装置の構造上、ステアリング
装置に連動させ、かつ、その付近に配設されるので、ぞ
の連結構造が複雑になるきらいがあり、前輪増速を行わ
ないように選択する牽制機構を付設するには、前記切換
機構のり、ンク機構に牽制機構のリンク機構を連動連結
させねばならず、その構造が著しく複雑化してしまい設
置場所を制限されることが多かった。
そこで、特開昭63−61640公報で示されるものの
ように、シフト部材の駆動のみを油圧によって行うよう
にし、増速装置の牽制機構上の連結構造を簡素化したも
のが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来技術によればシフト部材の駆動は油圧装置構成
故にこれの配設箇所の自由度が増大し、またそのための
スペースも小さくできるので前輪増速装置全体を合理的
に構成し得る有用なものであるが、シフト部材を駆動す
るための油圧操作回路は切換機構と一体的に構成される
状態で設けられてい−るので、油路が迷路的に形成され
る等その構造が複雑であり改善の余地が残されているも
のであった。
本発明はシフト部材を油圧駆動しながらも、その油圧操
作回路構造を簡素化させることに目的を有する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、冒頭に記載した農
用トラクタの前輪増速装置作動構造において、前記前輪
増速装置における回転周速度切換機構を、1個のシフト
部材の正逆移動によって2個のクラッチを択一的に入り
操作する機械式に構成すると共に、前記シフト部材を操
作するシフトフォークが固設されたシフトロッドを前輪
伝動ケースに形成した支持穴に摺動自在に嵌合支持させ
、この支持穴への圧油給徘によって前記シフトロッドを
正逆摺動させることにより、前記シフト部材を移動操作
する油圧操作回路を備えてあることを特徴構成とする。
〔作 用〕
前記構成によれば、機械式周速度切換機構を切換操作す
るシフト部材は、シフトロッドを支持するミッションケ
ースの支持穴への圧油給排によってシフトロッドを摺動
することにより移動操作されるようになる。
〔発明の効果〕
従って、切換機構におけるシフト部材を、これから離間
しているシフトロッドの油圧駆動によって正逆移動する
ように構成したので、その油圧操作回路は従来のように
切tA機構と一体的に構成する必要はなく、迷路的な油
路もなくなり、その油圧回路構造を簡素化することがで
きた。
よって、切換機構を機械式に構成すると共に、この切換
機構の切換操作は油圧式に構成することによって、前輪
増速装置を全体としてコストの安く、かつ、合理的なも
のとしながらも、切換操作の油圧回路構造を簡素化し得
たので増速装置の合理性をより優れたものにすることが
できた。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に示すように、左右一対の操向型駆動前輪(1)
、(1)及び非操向型駆動後輪(2) 、 (2)を有
した走行機体の後部に、ロークリ耕耘装置等の各種作業
装置を昇降操作自在に連結するリフトアーム(3)、及
び、連結作業装置に伝動する動力取出し軸(4)を設け
ると共に、駆動操向前輪(1)の操向角が設定値以上に
なると、前記前輪(1)の回転周速度を駆動後輪(2)
の回転周速度よりも速くする前輪増速装置(A)を備え
た農用トラクタを構成しである。
前記前輪(1)、(1)の駆動構造について説明すれば
、第1図に示すように前記前輪伝動ケース(5)の第1
ケース部分(5A)に、この第1ケース部分(5八)の
右側よりに配置した差動機構(6)、この差動機構(6
)の左右一対の出力ギア(7) 、 (7)に各別に連
動させた左右一対の横向き連動軸(8)。
(8)の夫々を内装すると共に、前記連動軸(8)にベ
ベルギア機構(9)を介して連動させた縦向き連動軸(
10)を前記第1ケース部分(5^)の左右端部に連結
された第2ケース部部(5B)に内装し、もって、走行
用トランスミッション(11)の出力が入力軸(I2)
に伝動されると、ベベルギア機構(13)を介して差動
機構(6)に伝達され、横向き連動軸(8)、縦向き連
動軸(10)を介して車軸(14)に伝達されるように
しである。
前記差動機構(6)のデファレンシャルギアケース(1
5)と、前記ベベルギア機構(13)との間に前記増速
装置(A)を構成するための、回転周速度切換機構(1
6)を設けてあり、この切換機構(16)は、クラッチ
爪部(17a)を備えさせた標準速伝達ギア(17)を
前記ベベルギア機構(13)からの出力が伝達されるス
リーブ(1日)にスプライン外嵌し、前記標準速伝動ギ
ア(17)と咬合するギアに回転軸(20)及びギア(
21)を介して連動させる咬合式クラッチ(19)と、
ディスク式の多板摩擦クラッチ(22)を備えさせた増
速伝動ギア(23)を前記デファレンシャルギアケース
(15)に遊嵌し、左側の前記連動軸(8)にスリーブ
(24)を介して一体回転及び摺動可能に伝動兼用のシ
フト部材(25)を取付け、もって、後述のシフトフォ
ーク(26)によるシフト部材(25)の摺動操作によ
り変速できるように構成しである。
すなわち、前記シフト部材(25)を操作するシフトフ
ォーク(26)が固設されたシフトロッド(27)を前
輪伝動ケース(5)に形成した支持穴(28)に摺動自
在に嵌合′支持させ、この支持穴(28)への圧油給排
によって前記シフトロッド(27)を正逆摺動させるこ
とにより、前記シフト部材(25)を移動操作する油圧
操作回路を備えてある。
シフトフォーク(26)は、シフトロッド(27)に外
嵌されたコイルスプリング(29)によって、常に標準
速状態側にシフト部材(25)を維持するように押圧付
勢されており、このスプリング(29)装着側と反対側
の支持穴(28)には油圧室(30)が形成してあり、
この油圧室(30)へ圧油を供給すればシフトロッド(
27)をスプリング(29)に抗して押圧摺動させてシ
フト部材(25)を移動し、摩擦クラッチ(22)を入
りにして前輪増速状態となるのである。そして、前記油
圧室(30)の圧油を排出させるとスプリング(29)
によって咬合式クラッチ(19)が入りとなって標準速
状態に戻るのである。
前記油圧室(30)へ圧油を給排する油圧操作回路は、
前輪のステアリング操作に連動させてあり次に詳述する
第2図に示すように、油圧室(30)への圧油給排は、
増速用制御弁(31)を操作して行うものである。この
制御弁(31)前方にはステアリングギアボックス(3
2)が配置されており、このステアリングギアボックス
(32)から側方に突出した操作軸(33)にピットマ
ンアーム(34)が取付けられ、このピットマンアーム
(34)と前輪(1)とがドラッグリンク(35)を介
して連動連結されている。
前記操作軸(33)には部分的な切欠きを有する円盤状
のカム部材(36)が取付けられ、このカム部材(36
)に制御弁(31)のスプール(31a)が接当してい
るのである。従って、設定角度以上の操向操作に基づい
て、カム部材(36)により制御弁(31)のスプール
(31a)が圧油供給側、つまり増速駆動状態側に押圧
操作されることになる。
次に前記増速用制御弁(31)に対する油圧供給系につ
いて詳述する。第2図に示すようにポンプ(P)からの
圧油はフロープライオリティ−バルブ(37)を通って
、作業装置(図示せず)のローリング姿勢を操作する油
圧シリンダ(38)の第1制御弁(39)と、−リフト
アーム(3)を駆動するリフトシリンダ(40)の第2
制御弁(41)とに供給されており、増速用制御弁(3
1)への圧油は前記第1制御弁(39)の排油路(42
)を利用している。
すなわち、前記排油路(42)はリリーフバルブ(43
)、増速駆動状態への切換えを許容する第1切換弁(4
4)、高低2段の副変速装置の変速位置に連動した第2
切換弁(45)を介して増連用制御弁(31)に供給さ
れているのである。従って、第1切換弁(44)を操作
することによる操向操作によって増速駆動状態が現出さ
れる状態と現出されない状態とに手動切換可能であると
共に、第1切換弁(44)が増速駆動状態の現出される
状態となっていても、副変速装置が低速位置(L)でな
ければ圧油は制御弁(31)に供給されないように構成
されているのである。
尚、本実施例における前輪増速装置(A)とは切換機構
(16)、第2図に示す変速操作のための油圧回路、及
びそのステアリングとの連係部等の総称である。
第1,3図に示すように、前輪(1)はそのトレッドを
変更可能に構成しである。
すなわち、第2ケース部分(5B)はその筒部(4b)
を、第1ケース部分(5A)の筒ケース部(47)に相
対スライド自在な状態で内嵌しであると共に、これら両
ケース部分(5A) 、 (5B)に亘って架設したネ
ジ機構(49)を設けることによってトレッドを変更調
節および固定維持できるようにしである。
横向き連動軸(8)は、中実軸(8a)と端軸(8b)
とを相対スライド自在、かつ、一体回転するようにスプ
ライン嵌合、して構成してあり、前輪(1)を操向する
操向リンク(50)も内リンク部(50a)と外リンク
部(50b) とを相対スライド自在に嵌合し、ボルト
で両リンク部(50a) 、 (50b)を固定維持す
るように構成しである。
そして、前記筒部(46)の第1ケース(5A)側端部
の上下に、横長状スリット(48) 、 (4B)を設
け、筒ケース(47)に螺着した上下のボルト(51)
、 (51)と嵌り合うようにして、第1ケース部(5
A)と第2ケース(5B)との回り止めをしである。つ
まり、両ケース部分(5A) 、 (5B)はボルト(
51) 、 (51)とネジ機構(49)との双方で回
り止めされているのである。
〔別実施例〕
増速用制御弁(31)は、ロッドやプッシュプルワイヤ
ー等でステアリング装置へ連動連結することによって、
ステアリングギアボックス(32)から離間した場所に
前記制御弁(31)を配置しても良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る農用トラクタの前輪増速装置作動構
造の実施例を示し、第1図は前輪伝動ケース内の構造を
示す断面図、第2図は油圧操作系の回路図、第3図はネ
ジ機構付近の平面図、第4図は農用トラクタの側面図で
ある。 (1)・・・・・・前輪、(2)・・・・・・後輪、 
(5)・・・・・・前輪伝動ケース、(16)・・・・
・・切換機構、(19) 、 (22)・・・・・・ク
ラッチ、(25)・・・・・・シフト部材、(26)・
・・・・・シフトフォーク、(27)・・・・・・シフ
トロンド、(28)・・・・・・支持穴。 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  駆動操向前輪(1)の操向角が設定値以上になると、
    前記前輪(1)の回転周速度を駆動後輪(2)の回転周
    速度よりも速くする前輪増速装置(A)を備えてある農
    用トラクタの前輪増速装置作動構造であって、前記前輪
    増速装置(A)における回転周速度切換機構(16)を
    、1個のシフト部材(25)の正逆移動によって2個の
    クラッチ(19)、(22)を択一的に入り操作する機
    械式に構成すると共に、前記シフト部材(25)を操作
    するシフトフォーク(26)が固設されたシフトロッド
    (27)を前輪伝動ケース(5)に形成した支持穴(2
    8)に摺動自在に嵌合支持させ、この支持穴(28)へ
    の圧油給排によって前記シフトロッド(27)を正逆摺
    動させることにより、前記シフト部材(25)を移動操
    作する油圧操作回路を備えてある農用トラクタの前輪増
    速装置作動構造。
JP6667989A 1989-03-17 1989-03-17 農用トラクタの前輪増速装置作動構造 Pending JPH02246836A (ja)

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