JPH02246502A - アンテナ - Google Patents

アンテナ

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JPH02246502A
JPH02246502A JP3735889A JP3735889A JPH02246502A JP H02246502 A JPH02246502 A JP H02246502A JP 3735889 A JP3735889 A JP 3735889A JP 3735889 A JP3735889 A JP 3735889A JP H02246502 A JPH02246502 A JP H02246502A
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JP
Japan
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antenna
conductor
hole
support
antenna support
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Application number
JP3735889A
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English (en)
Inventor
Haruyoshi Muratsubaki
村椿 晴義
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DuPont Japan Ltd
Original Assignee
DuPont Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プラスチック材料から成形され、アンテナ素
子部と給電部がプラスチック材料に直接メタライズされ
たアンテナに関する。
〜従来の技術 各種波長の電波を受信するために各種のアンテナが使用
されているが、数百メガヘルツから数十ギガヘルツの周
波数の電波を受信するために適する線状アンテナとして
ヘリカルアンテナや八木−宇田アンテナが、板状アンテ
ナとしてストリップアンテナ、スーパターンスタイルア
ンテナ、ノツチアンテナ等が挙げられる。放送衛星、グ
ローバル・ボジショニング・システム(GPS)、自動
車搭載電話においては前述のような周波数の電波が使用
されており、アンテナの小型軽量化を図るためには、ヘ
リカルアンテナまたはストリップアンテナの使用が適し
ている。
ヘリカルアンテナは、通常1本または2本以上の導体線
を中空螺旋形状に巻き、あるいは円管外側表面に螺旋状
に巻き付け、給電点を通して給電される。外部給電線路
は主に同軸線路が使用される。ヘリカルアンテナと外部
給電線路とのインピーダンス・マツチングおよび回路の
平衡−不平衡は公知の方法で解決することができる。外
部給電線路は更に増幅器等に接続される。
ストリップアンテナの1種であるパッチアンテナは、通
常絶縁体平板の表面に方形あるいは円形のパッチパター
ンを設け、裏面に接地板を有し、パッチパターンに設け
られた給電点を通して給電される。例えば、外部給電線
路として同軸線路を使用する場合には、同軸の中心導体
を給電点に接続し、外導体を接地板と接続して給電する
。外部給電線路は更に増幅器等に接続される。バッチア
ンテナのバッチパターンおよび接地板は、通常打ち抜き
加工した接着剤付きの金属箔を絶縁板と貼り合わせるか
、金属箔を貼り合わせた積層板をエツチング加工して形
成される。
発明が解決しようとする問題点 導体線を中空螺旋形状に巻いたヘリカルアンテナは振動
や外力によって螺旋形状が変化しやすいため、アンテナ
特性が変化しやすいという問題がある。導体線を円管外
側表面に螺旋状に巻き付けたヘリカルアンテナは振動や
外力に耐久性がある。
しかしながら、導体線を円管の外側表面に接着剤で接着
する場合、アンテナを使用する環境が苛酷な場合には接
着剤が劣化し、導体線が円管外側表面から剥離するとい
う問題がある。導体線を円管外側表面に熱転写する場合
にも、アンテナ使用環境によっては導体線が円管外側表
面から剥離してしまう。円管の外側表面に突起がある場
合には、導体線の円管外側表面への巻き付は作業は困難
である。また、アンテナ製造工程における巻き付はピッ
チ等の変動によってアンテナ特性に変動が生じやすい。
ヘリカルアンテナが平衡型であって給電に同軸線路を使
用する場合には、平衡−不平衡変換回路をヘリカルアン
テナと同軸線路の間に挿入しなければならない。平衡−
不平衡変換回路の一例として、シュペルトップやλ/4
分岐導体によるバランが挙げられるが、このような回路
を別に設けることは、アンテナ製造コストの増加やアン
テナ組立作業の複雑化を招く。通常アンテナと増幅器等
は別個のものであるが、電子機器の一層の小型軽量化を
図るためには、アンテナ内に増幅器等が一体となって組
み込むことのできるヘリカルアンテナであることが望ま
しい。しかるに、従来のヘリカルアンテナと増幅器等の
組み合わせでは、それらの一体化は困難である。
従来のバッチアンテナは、金属箔と絶縁板との貼り合わ
せあるいは積層板のエツチング加工によって作製される
ため、アンテナ形状が平板とならざるを得ない。アンテ
ナ形状が平面であると、アンテナの指向性は狭くなる。
アンテナに広角指向性が要求される場合には、バッチア
ンテナのバッチパターンを曲面上に設ける必要がある。
従って、アンテナの形状を曲面を有する立体形状とする
必要があるが、従来のバッチアンテナを立体形状とする
ことは困難である。
バッチアンテナの絶縁体の誘電率がCの場合、アンテナ
の共振周波数λ′は λ′= λ/、rl− という関係が成立する。ここで、λは電波の波長である
。従って、バッチアンテナのバッチパターンの大きさは
、εが大きくなる程1/FTに比例して小さくなる。し
かるに、バッチアンテナのアンテナ利得は、バッチアン
テナの開口面が小さくなる程、小さくなってしまう。そ
れ故、バッチアンテナの絶縁体の誘電率εが小さい程、
バッチアンテナの開口面を大きくすることができ、バッ
チアンテナのアンテナ利得は大きくなる。
また、電子機器の一層の小型軽量化を図るためにバッチ
アンテナと増幅器等を一体化するのできるバッチアンテ
ナであることが望ましい。
本発明の目的は、苛酷な使用環境下においても変形や損
傷を受けないアンテナを提供することである。
本発明の目的は、接着剤を使用することなくアンテナ支
持体上にアンテナ素子と給電部が設けられているアンテ
ナを提供することである。
また、本発明の目的は、高アンテナ利得と広帯域特性を
有するアンテナを提供することである。
更に、本発明は、アンテナ支持体を任意の立体形状とす
ることができるアンテナを提供することである。
更に、本発明の目的は、アンテナ素子、給電部、平衡−
不平衡変換回路、増幅器等を容易に一体化することので
きるアンテナを提供することである。
更に本発明の目的は、製造コストが低く、特性ばらつき
が少なく、組立工程を非常に簡素化できるアンテナを提
供することである。
本発明のアンテナは、プラスチック材料から成形された
アンテナ支持体と、該支持体上に設けられたアンテナ素
子と給電部からなるアンテナであって、該アンテナ素子
と給電部とは該支持体上に直接メタライズされてなるこ
とを特徴とする。
アンテナは、ヘリカルアンテナ、マイクロストリップア
ンテナ、パッチアンテナ等各種の形式とすることができ
る。
アンテナ素子の形状は、線状、面状とすることができる
給電部は、アンテナ素子に設けられた給電点、あるいは
アンテナ支持体上に設けられた給電線路接続部とアンテ
ナ素子に設けられた給電点と給電線路接続部および給電
点を導通する導体とからなる。給電部には、平衡−不平
衡変換回路やインピーダンス整合回路を含ませることが
できる。給電点はアンテナ素子に1ケ所または2ケ所以
上設けることができる。
アンテナ素子および給電部はアンテナ支持体の外側表面
に設けることができるし、アンテナ支持体を中空とし中
空部に面したアンテナ支持体の内側表面に設けることも
できる。
メタライズは、金属蒸着、導電性ペースト、無電解メツ
キ、電解メツキによって行うことができるが、なかでも
無電解メツキ、電解メツキによることが望ましい。
外部給電線路は、同軸線路、ストリップ線路、コープレ
ーナ線路等を使用することができ、外部給電線路に適し
た給電部を設けることができる。
必要により、アンテナに増幅器等を組み込むことができ
る。
アンテナをヘリカルタイプとした場合、アンテナ支持体
の形状は、円筒形、円錐形、切頭円錐形、球形、半球形
等、要求されるヘリカルアンテナの特性によって決定す
ることができる。アンテナ支持体の寸法は要求されるヘ
リカルアンテナ特性により決められる。アンテナ素子は
螺旋状導体線、あるいは螺旋状導体線と接地面との組合
わせとすることができる。アンテナ素子を構成する螺旋
状導体線の本数、螺旋ピッチ、導体線の長さや幅はヘリ
カルアンテナに要求されるアンテナ利得、指向性その他
の特性により決定される。
アンテナをパッチアンテナとする場合には、アンテナ支
持体は、曲面からなる第1の面と、該第1の面に相対す
る曲面または平面からなる第2の面とを有することがで
きる。アンテナ素子は、該第1の面上に設けられたパッ
チパターンと、該第2の面上に設けられた接地面とから
なる。
パッチアンテナのアンテナ支持体の別の形状として、曲
面または平面を有する第1の部分と、該第1の部分の曲
面または平面に相対する曲面または平面を有する!2の
部分と、該第1の部分および該第2の部分を連結する支
持部とからなり、該第1の部分と第2の部分との間には
空間が設けられt;形状とすることができる。アンテナ
素子は、該第1の部分の該曲面または平面上に設けられ
たパッチパターンと、該第2の部分の曲面または平面上
に設けられた接地面とからなる。アンテナ素子と接地部
とは上記空間に面していることが望ましいが、上記空間
に面していない曲面または平面に設けられていてもよい
。第1の部分と第2の部分との間の空間の距離は、要求
されるアンテナ特性により決められる。
バッチアンテナのアンテナ支持体の上記曲面は、例えば
球面、回転楕円面、回転放物面等とすることができ、こ
の曲面は要求されるアンテナ特性によって決定すること
ができる。マイクロストリップ効果を得るために、パッ
チパターンと接地面とは相対していることが必要である
。パッチアンテナのアンテナ支持体全体の形状および大
きさは、アンテナ設置場所やアンテナを内臓する装置の
形状に応じていかなる形状とすることもできる。
パッチパターンの形状は、方形、円形、クランクタイプ
であることが望ましい。パッチパターンの大きさは要求
されるアンテナ特性に依存する。
またパッチパターンはアンテナ支持体の上記第1の面上
または上記第1の部分の面上に複数設けられていてもよ
い。接地面の形状、大きさは、パッチパターンとの間で
マイクロストリ・ンプ効果を得られる範囲で任意である
以下図面を参照して、本発明のアンテナを説明するが、
図面における同一参照番号は同一の部材を表す。
まず最初に本発明のアンテナがヘリカルアンテナである
場合について説明する。なお以下の説明では給電線路を
同軸とするが、これに限定するものではない。
第1図は、本発明のヘリカルタイプのアンテナ10の斜
視図である。第2図は、第1図の線■−■に沿ったアン
テナlOの断面図である。
アンテナIOは、プラスチック材料から成形された切頭
円錐形のアンテナ支持体12と、アンテナ支持体12の
外側表面に設けられたアンテナ素子と給電部18とから
なる。アンテナ素子は、アンテナ支持体12の外側側壁
14に設けられた螺旋状の1本の導体線70と、アンテ
ナ支持体12の底面に設けられたリング状の接地面72
とからなる。第1図においては、導体線70の一端と給
電部18とは連続的に一体にメタライズされており (
以下、メタライズ部分は格子ハツチングで図示する)、
給電部18は給電点である。接地面72もメタライズさ
れている。アンテナ支持体12には必要に応じて同軸ケ
ーブルを挿入するための中央穴20を設けることができ
る。
同軸ケーブルの中心導体を中央穴20に挿入し、給電部
18と例えばロウ付けやはんだ付けにより電気的に接続
する。同軸ケーブルの外導体を接地面72とロウ付けや
はんだ付は等適切な方法で電気的に接続する。これによ
って、アンテナは同軸ケーブルから給電される。
第3図は、本発明の別のヘリカルタイプのアンテナの例
を示し、アンテナIOの断面図である。
アンテナ10は、プラスチック材料から成形された中空
の切頭円錐形のアンテナ支持体と、アンテナ素子と、給
電部とからなる。アンテナ支持体は、切頭円錐形の側壁
と頂面とが一体に成形された第1のアンテナ支持体12
Aと、切頭円錐形の底面を形成する概ね円形の第2のア
ンテナ支持体12Bとからなる。第1のアンテナ支持体
12Aの底部内側側壁部分には、第2のアンテナ支持体
12Bを嵌合させるための切欠きを設けることができる
。アンテナ素子は、第1のアンテナ支持体12Aの中空
部に面する内側側壁表面14に設けられた1本の螺旋形
状の導体線70と、第2のアンテナ支持体12Bの外側
表面に設けられたリング状の接地面72とからなる。内
側側壁表面14の下方部に給電部18が設けられている
。第3図においては、導体線70の一端と給電部18と
は連続的に一体にメタライズされており、給電部18は
給電点である。接地面72もメタライズされている。第
1のアンテナ支持体12Aの内側側壁表面14に突起2
2を設け、突起内に同軸ケーブルまたは同軸コネクター
である同軸を挿入し固定するための穴24を設けること
ができる。
同軸を穴24に挿入し、同軸の中心導体を給電部18と
例えばロウ付けやはんだ付けにより電気的に接続する。
次に、アンテナ支持体12Bにアンテナ支持体12Aを
固定する。固定方法は、接着剤を使用する方法、第1の
アンテナ支持体12Aの底面にねじ山の切られた***を
設け、この***に相対する第2のアンテナ支持体12B
の部分に小貫通孔を設け、ねじによって第1および第2
のアンテナ支持体を固定する方法、第2のアンテナ支持
体12Bの外周縁部に突起を設け、第1のアンテナ支持
体12Aの内側側壁表面14の下方部に突起と嵌合する
凹部を設け、第1のアンテナ支持体12Aと第2のアン
テナ支持体12Bとをスナップ式に固定する方法等任意
である。同軸の外導体と接地面72とをロウ付けやはん
だ付は等適切な方法で電気的に接続する。これによって
、アンテナは同軸から給電される。第4図は、第3図に
示すアンテナのアンテナ支持体12Aの底面図である。
アンテナ素子が螺旋状導体線から構成された線状アンテ
ナ素子であり、線状アンテナ素子が2本以上の場合には
、通常アンテナは平衡型の回路を形成する。このような
アンテナと不平衡型の同軸を接続する場合には、線状ア
ンテナ素子と同軸の間に平衡−不平衡変換回路を設ける
必要がある。
平衡−不平衡変換回路には各種の回路があるが、バラン
を有する給電部を設けたアンテナを第5〜7図に例示す
る。バランは同軸を取付けるための穴24の内壁26に
設けられている。
第5図は、バランを有する給電部が設けられた本発明の
ヘリカルタイプのアンテナlOの斜視図であり、第6図
は第5図の線Vl−VIに沿った断面図である。
アンテナ10は、プラスチック材料から成形された中空
の円筒形のアンテナ支持体12と、アンテナ支持体12
の中空部に面する内側側壁表面14に設けられた2本の
螺旋形状の線状アンテナ素子16Aおよび16Bと、内
側側壁表面14の下方部に設けられた給電部18Aおよ
び18Bとからなる。第6図においては、線状アンテナ
素子16Aの一端と給電部18Aとがそして線状アンテ
ナ16Bと給電部18Bとが連続的に一体となってメタ
ライズされている。給電部18Aは給電点を有する。ア
ンテナ支持体12の内側側壁表面14には突起22が設
けられ、突起22内に同軸を挿入し固定するための穴2
4が設けられている。
突起22の一部を切り欠いた拡大断面斜視図を第7図に
示す。給電部について以下に第7図を参照して詳しく述
べる。
給電部18Aは、アンテナ素子16Aの一端から延びた
導体30Aと、突起22の頂面に設けられた導体32A
と、穴24の内壁26の上部に設けられた導体34Aと
、内壁26の下部に設けられた導体36とからなる。こ
れらの導体は一体にメタライズされている。給電部18
Bは、アンテナ素子16Bの一端から延びた導体30B
と、突起22の頂面に設けられた導体32Bと、穴24
の内壁26の上部に設けられた導体34Bと、内壁26
の下部に設けられた導体36とからなる。
これらの導体は一体にメタライズされている。給電部1
8Aの端部導体36と給電部18Bの端部導体36とは
一体となっており、導体36は給電線路接続部である。
導体32Aと32Bとは、穴24の直径方向に相対する
2つのスリット38Aおよび38B(スリット38Bは
第7図には図示されていない)で分離されている。スリ
ット38Aおよび38Bは更に、穴24の軸線方向と平
行に、穴24の内壁26に延び、導体34Aと34Bと
を分離している。内壁26の部分のスリット38Aおよ
び385Bの長さは概ねλ/4(1/4波長)である。
このような概ねλ/4の長さのスリットを穴24の内壁
26に設けることによって、平衡−不平衡変換回路であ
るバランが給電部18Aおよび18Bに形成される。ス
リット38Aおよび38Bの幅は、アンテナ素子と給電
線路のインピーダンス整合条件によって決めることがで
きる。
同軸ケーブルまたは同軸コネクターである同軸を穴24
に挿入することで、同軸を固定することができる。同軸
の中心導体を給電部18Aの導体32Aと例えばロウ付
けやはんだ付けにより電気的に接続する。この作業を容
易にするために、給電部18Aと直径方向に相対するア
ンテナ支持体12に切欠き28を設けることができる。
同軸を穴24へ挿入することによって、同軸の外導体は
、穴24の内!!26の下部に設けられた導体36に電
気的に接続される。これによって、アンテナは同軸から
給電される。
第8図は、第5〜7図に示した平衡−不平衡変換回路と
は別の形式の平衡−不平衡変換回路を有する給電部が設
けられた本発明のヘリカルタイプのアンテナIOの断面
図である。第8図においては、突起22も断面にて示さ
れている。
アンテナ10は、プラスチック材料から成形された中空
の円筒形のアンテナ支持体12と、アンテナ支持体12
の中空部に面する内側側壁表面14に設けられた3本の
螺旋形状の線状アンテナ素子16A116Bおよび16
G(第8図では線状アンテナ素子16Bおよび16cは
図示されていない)と、内側側壁表面14の下方部に設
けられた給電部18A、18Bおよび18Gとからなる
第8図においては、線状アンテナ素子16Aの一端と給
電部18A1線状アンテナ素子16Bの一端と給電部1
8B、線状アンテナ素子16Gの一端と給電部18Gと
が連続的に一体となってメタライズされている。給電部
18Aは給電点を有する。アンテナ支持体12の内側側
壁表面14には突起22が設けられ、突起内に同軸を挿
入し固定するための穴24が設けられている。
給電部18Aは、帯状導体40Aと、帯状導体40Aと
アンテナ素子16Aとを接続する導体30Aとからなる
。これらの導体は一体にメタライズされている。給電部
18Bは、帯状導体40Aに平行に設けられた矩形導体
40Bと、突起22の頂面に設けられた導体32と、穴
24の内壁26に設けられた導体36と、アンテナ素子
16Bと矩形導体40Bとを接続する導体30Bと、矩
形導体40Bと導体32を接続する導体30B′とから
なる。これらの導体は一体にメタライズされている。給
電部18cは、帯状導体40Aに平行に設けられた矩形
導体40Gと、突起22の頂面に設けられた導体32(
これは給電部18Bの導体32と共通である)と、穴2
4の内壁26に設けられた導体36 (これは給電部1
8Bの導体36と共通であり、給電線路接続部である)
と、アンテナ素子16cと矩形導体40Cとを接続する
導体30Cと、矩形導体40Gと導体32を接続する導
体30C″とからなる。これらの導体は一体にメタライ
ズされている。
帯状導体40Aと矩形導体40B1および帯状導体4O
Aと矩形導体40Cとは、スリット38Aおよび38B
で分離されている。スリット38Aおよび38Bは、穴
24の軸線方向と概ね平行である。スリット38Aおよ
び38Bの長さは概ねλ/4(1/4波長)である。
このような概ねλ/4の長さのスリットをアンテナ支持
体12の内側表面14に設けることによって、平衡−不
平衡変換回路が給電部18A、18Bおよび18cに形
成される。スリット38Aおよび38Bの幅は、アンテ
ナ素子と給電線路のインピーダンス整合条件によって決
めることができる。
同軸ケーブルまたは同軸コネクターである同軸を穴24
に挿入することで、同軸を固定することができる。同軸
の中心導体を帯状導体40Aと例えばロウ付けやはんだ
付けにより電気的に接続する。同軸の穴24への挿入に
よって、同軸の外導体は、穴24の内壁26の下部に設
けられた導体36に電気的に接続される。これによって
、アンテナは同軸から給電される。
第8図に示したアンテナIOに増幅器60を組み込んだ
アンテナlOの断面図を第9図に図示する。第9図にお
いては、中空円筒形のアンテナ支持体12の内側側壁表
面14上であって突起22の上方部に増幅器60を適当
な方法で固定する。
内側側壁表面14には、3本の螺旋状の線状アンテナ素
子16A、16B、16C(第9図では16B、16c
は図示していない)と、3つの給電部18A、18B、
18Gとが設けられている。
増幅器60の信号入力端子と給電部18Aの帯状導体4
0Aとは、例えば金線を使用して接続することができる
。増幅器60を概ね取り囲むように導体30B′および
30C゛が設けられている。
増幅器60の信号入力側の接地端子の各々は、導体30
B′と30C′ とに金線を使用して接続することがで
きる。増幅器60の信号出力側の接地端子の各々も、導
体30B′ と30C′ とに金線を使用して接続する
ことができる。増幅器60の出力端子は穴22の頂面の
上方に設けられた帯状導体40A′と金線によって接続
することができる。同軸の中心導体を帯状導体40A′
と例えばロウ付けやはんだ付けにより電気的に接続する
同軸を穴24に挿入することによって、同軸の外導体を
穴24の内壁26の導体36と電気的に接続する。内壁
26の導体36と導体30B″ 3QC’ とは一体に
メタライズされているため、同軸の外導体と導体30B
’  30C″とは導通する。
増幅器60の駆動は、例えば増幅器60の設置されたア
ンテナ支持体部分に貫通穴を設けてアンテナ支持体に面
する増幅器の底面に設けられた端子から貫通穴を通して
リード線を引き出すか、あるいはアンテナ支持体にスル
ーホール回路をメタライズによって形成し増幅器60の
底面に設けられた端子とスルーホール回路をはんだ付け
することによって、外部の電子機器と接続することがで
きる。
第9A図は、第9図に示すアンテナの変形を示す。増幅
器60は、アンテナ支持体の内側側壁表面14の上であ
って、突起22の下方部に設置されている。増幅器60
の下方の内側側壁表面14上に穴24′を有する別の突
起22′が設けられている。突起22の穴24の内壁2
6には、第8図をもとに説明した平衡−不平衡変換回路
が設けられている。穴24に同軸コネクターを挿入し、
同軸コネクターの中心導体の一方を導体30Aと接続す
る。同軸コネクターの外導体は穴24の内壁26に設け
られた導体36と接続される。同軸コネクターの中心導
体の他方と、増幅器60の信号入力端子とを金線等を使
用して接続する。同軸コネクターの外導体と増幅器60
の信号入力側の接地端子を金線等を使用して接続する。
突起22′の穴24′に別の同軸コネクターを挿入し、
この同軸コネクターの中心導体と増幅器60の信号出力
端子、同軸コネクターの外導体と増幅器60の信号出力
側の接地端子とを、金線等を使用して接続する。
この代替として、給電部18Bおよび18Gの導体36
を穴24の内壁26から更に、内側側壁表面14上を下
方に延ばし、増幅器60を概ね取り囲むようにし、更に
は、穴24″の内壁にまで延ばすこともできる。
第8図に示したアンテナは、同軸を取付ける突起22お
よび給電点がアンテナ支持体の内側側壁表面の下方部に
位置している。第1O図に、本発明のヘリカルタイプの
アンテナの別の例を図示する。第1O図は、同軸を取付
ける突起22がアンテナ支持体内側の上端面44に設け
られたアンテナ10の第11図の線X−Xに沿った断面
図である。第11図は、第1O図のアンテナの底面図で
ある(アンテナ素子は図示していない)。
アンテナIOは、プラスチック材料から成形された中空
の円筒形のアンテナ支持体12と、アンテナ支持体12
の中空部に面する内側側壁表面14に設けられた3本の
螺旋形状の線状アンテナ素子16AS 16Bおよび1
6c(第1O図においては16cは図示していない)と
、内側側壁表面14の上方部に設けられた給電部18A
% 18Bおよび18Cとからなる。第1O図において
は、線状アンテナ素子16Aの一端と給電部18A1線
状アンテナ16Bと給電部18B、線状アンテナ素子1
6cと給電部18Gとが連続的に一体となってメタライ
ズされている。給電部18Aは給電点を有する。アンテ
ナ支持体12の内側上端面の中央部には円柱状の突起2
2が設けられ、突起22内に同軸を挿入し固定するため
の穴24が設けられている。穴24はアンテナ支持体と
同心であることが望ましい。アンテナ支持体12の上端
面44の中心には、同軸の中心導体を挿入するだめの小
穴42が設けられている。
給電部18Aは、穴42の内壁に設けられた導体42A
と、アンテナ素子16Aの一端と導体42Aを接続する
ために内側側面表面14および上端面44上に設けられ
た導体30Aとからなる。
突起22には穴46Aが設けられ、穴46’Aの内壁と
導体30Aと導体42Aとは一体にメタライズされてい
る。
給電部18Bは、突起22の穴24の内壁26に上部に
設けられた導体34Bと、内壁26の下部に設けられた
導体36と、アンテナ素子16Bの一端と導体34Bと
を接続する導体30Bとからなる。突起22には穴46
Bが設けられ、穴46Bの内壁、導体30B1導体34
B1導体36は一体にメタライズされている。
給電部18cは、突起22の穴24の内壁26に上部に
設けられた導体34Cと、内壁26の下部に設けられた
導体36と(これは給電部18Bの導体36と共通であ
り、給電線路接続部を形成する)、アンテナ素子16c
の一端と導体34Cとを接続する導体30Cとからなる
。突起22には穴46Cが設けられ、穴46Cの内壁、
導体30C1導体34C1導体36は一体にメタライズ
されている(穴24の内壁26上の上記導体は第11図
には図示していない)。
導体34Bと34Cとは、穴24の直径方向に相対し穴
24の軸線方向と平行な2つのスリット38Aおよび3
8B(スリット38Bは第1O図には図示されていない
)で分離されている。スリット38Aおよび38Bの長
さは概ねλ/4  (1/4波長)である。
このような概ねλ/4の長さのスリットを穴24の内壁
26に設けることによって、平衡−不平衡変換回路が給
電部18AX 18Bおよび18Gに形成される。スリ
ット38Aおよび38Bの幅は、アンテナ素子と給電線
路のインピーダンス整合条件によって決めることができ
る。
同軸ケーブルまたは同軸コネクターである同軸を穴24
に挿入することで、同軸を固定することができる。同軸
の中心導体を給電部18Aの***42に挿入し、例えば
ロウ付けやはんだ付けにより電気的に接続する。同軸の
穴24への挿入によって、同軸の外導体は、穴24の内
壁26の下部に設けられた導体36に電気的に接続され
る。これによって、アンテナは同軸から給電される。
次に、本発明のアンテナがパッチアンテナの場合につい
て説明する。
第12図は、本発明のアンテナ100の斜視図である。
第13図は第12図の線xm−xmに沿った断面図であ
る。アンテナ支持体112は、プラスチック材料から成
形された中実の球を平面で切断した形状であり、球面か
らなる第1の面114と、平面からなる第2の面116
を有する。第1の面114と第2の面116とは、アン
テナ支持体112を挟んで相対している。第1の面11
4の頂部から第2の面116に垂直に、アンテナ支持体
112には貫通孔118が設けられている。
アンテナ素子は、第1の面114上に設けられt;円形
パッチパターン130と、第2の面116上に設けられ
た円形の接地面140とからなる。接地面140は貫通
孔l18の下方部内壁120に延びている。第12図の
アンテナにおいては、給電部150はパッチパターン1
30の一部分に形成されており、給電点をなす。給電部
130と接地面140はメタライズされている。
給電線路である同軸ケーブルの中心導体を貫通孔118
を通し、給電部150に例えばロウ付けやはんだ付けで
電気的に接続する。同軸ケーブルの外導体を貫通孔11
8の下方部内壁120において、適切な方法で接地面1
40と電気的に接続する。これによって、アンテナは給
電線路がら給電される。
第14図は、第12図のアンテナの変形を示す断面図で
あり、第15図は、第14図のアンテナの底面図である
アンテナ支持体112の第2の面116上には、穴12
4を有する突起122が設けられている。
給電部150は、第2の面116上に設けられた導体1
52と、貫通孔118の内壁に設けられパッチパターン
130と導体152とを導通させる導体154とからな
る。突起122の穴124の内壁126は接地面140
と一体にメタライズされている。導体152と接地面1
40とは絶縁されている。
同軸を穴124に挿入して同軸を固定する。同軸の中心
導体と導体152をロウ付けやはんだ付けで接続する。
同軸の外導体は、穴124の内壁126と接触すること
で接地面140と電気的に接続される。このようにして
、アンテナは給電線路から給電される。
第16図は、第12図に示す本発明のアンテナ100を
変形したアンテナの断面図である。アンテナ支持体は、
球面からなる第1の面と、球面からなる第2の面とを有
する。
第17図は、第12〜16図に図示した本発明のアンテ
ナとは形状の異なるパッチアンテナの斜視図である。第
18図は、第17図の線X■−X■に沿った断面図であ
る。
アンテナ200のアンテナ支持体212は、矩形平板状
の第1の部分214と、矩形平板状の第2の部分216
と、第1の部分214と第2の部分216とを連結する
支持部218とからなる。
第1の部分214と第2の部分216との間には空間2
24が設けられ、第1の部分214と第2の部分216
とは空間224を挟んで相対している。
アンテナ素子は、第1の部分214の空間224に面し
ていない面上に設けられたクランクタイブのパッチパタ
ーン230と、第2の部分216の空間224に面して
いない面上に設けられた方形の接地面240とからなる
。支持部218には第1の部分214から第2の部分2
1.6に貫通する貫通孔220が設けられている。接地
面240は貫通孔220の下方部内壁222に延びてい
る。
第17図のパッチアンテナにおいては、給電部250は
パッチパターン230の一部分に形成されている。バッ
チパターン230と接地面240はメタライズされてい
る。
給電線路である同軸ケーブルの中心導体を貫通孔220
を通し、給電部250に例えばロウ付けやはんだ付けで
電気的に接続する。同軸ケーブルの外導体を貫通孔22
0の下方部内壁222において、適切な方法で接地面2
40と電気的に接続する。これによって、アンテナは給
電線路から給電される。
第19図および第20図に図示するアンテナは、第17
,18図に図示したアンテナの変形である。
第19図はアンテナの断面図を示し、第20図は、第1
9図のアンテナの底面図である。
アンテナ200のアンテナ支持体212は、球面を有す
る第1の部分214と、円板状の第2の部分216と、
第1の部分214と第2の部分216とを連結する支持
部218とからなる。第1の部分214と第2の部分2
16との間には空間224が設けられ、第1の部分21
4と第2の部分216とは空間224を挟んで相対して
いる。
第2の部分216には、空間224と面する面216A
から面していない面216Bに2つの貫通孔242と2
52が設けられている。面216B上には、同軸を固定
するための穴228を有する突起226が設けられてい
る。
アンテナ素子は、第1の部分214の空間224に面す
る面214A上に設けられた円形のパッチパターン23
0と、第2の部分216の空間224に面する面216
A上に設けられた円形の接地面240とからなる。第1
の給電部250Aは、空間224に面していない第2の
部分の面216B上に設けられた導体254と、パッチ
パターン230と導体254とを接続する導体256と
からなる。導体256は支持部218上に設けられ、更
に貫通孔252の内壁を延びる。導体254と導体25
6とは一体にメタライズされている。バッチパターン2
30と給電部250Aとも一体にメタライズされている
。第2の給電部250Bは、穴228の内壁に設けられ
た導体246と、貫通孔242を通って導体246と接
地面240とを接続する導体244とからなる。導体2
44と導体246とは一体にメタライズされている。第
2の給電部250Bと接地面240とは一体にメタライ
ズされている。
給電線路である同軸を突起226に設けられた穴228
に挿入し、同軸の中心導体を第1の給電部250Aの導
体254に例えばロウ付けやはんだ付けで電気的に接続
する。同軸の外導体は穴228の内壁と導通する。これ
によって、アンテナは給電線路から給電される。アンテ
ナおよび同軸のインピーダンスが不整合である場合には
、例えば、面216B上の導体244と導体254の一
部を平行にして導体間の距離を適切なものとすることに
よって、インピーダンス整合を図ることができる。
第21図は、第19.20図のアンテナの第2の部分の
面216B上に増幅器260を設けたアンテナ200の
底面図である。
増幅器260を面216Bに適切な方法で取付ける。第
1の給電部250Aの導体254と増幅器260の信号
入力端子を例えば金線で接続する。
第2の給電部250Bの導体244と、増幅器260の
信号入力側および信号出力側の接地端子を同じく金線等
で接続する。同軸を突起226に設けられた穴228に
挿入し、同軸の中心導体を増幅器260の信号出力端子
と適切な方法で接続する。
第2の部分216の面216B上にメタライズによって
増幅器260を駆動するための回路を形成することが可
能である。増幅器260の底部に端子部を設け、端子部
を駆動回路とはんだ付けによって電気的に接続すること
ができる。
第2の部分216の面216B上に集積回路用のパッケ
ージをアンテナ支持体212と一体に設けることができ
る。パッケージの内部導体や、パッケージの内部導体と
給電部とを接続する導体、パッケージの内部導体と同軸
とを接続する導体等の導体、若しくは回路をメタライズ
によって形成することができる。
以下、−例として、一体の成形品であるアンテナ支持体
を射出成形にて成形しメタライズを無電解メツキで行う
ことによって、本発明のアンテナを製造する方法につい
て、その原理を第22A図〜第22C図に基づいて説明
する。
プラスチック材料の一体成形品は、まずプラスチック材
料で第1次の射出成形(第22A図において断面図で示
す)を行い、この第1次射出成形品300の表面を化学
的に粗面化した後触媒を付与し、次の工程にてメタライ
ズされるべき部分302以外の部分を被覆するようにプ
ラスチック材料で第2次の射出成形(第22B図におい
て断面図で示す)を行う。このようにして得られたアン
テナ支持体である第2次射出成形後の成形品310を、
次に金属の無電解メツキに付すと、第2次の射出成形に
おいてプラスチック材料で被覆されなかった露出部分(
触媒付着部分)302にのみメツキ312がなされ、第
2次の射出成形部分にはメツキがなされない(第22C
図において断面図で示す)。かくして、メタライズが成
形品上に選択的になされる。
このような原理で作られた無電解メツキがなされる前の
第2次射出成形後の、例えば第1図に示すようなアンテ
ナのアンテナ支持体12″においては、第23図に見ら
れるように、部分70′18’は、第2次の射出成形に
よるプラスチック材料で被覆されておらず触媒が露出し
ている(魚群で図示する)のでこれらは1回の無電解メ
ツキにより同時に金属被覆される。これによって、導体
線70と給電部18とは一体にメタライズされる。
本発明のアンテナのアンテナ支持体に適した第1次成形
用のプラスチック材料としては、射出成形ができ、成形
後の成形品表面の粗面化と触媒付与によってメタライズ
ができるプラスチック材料ならばよく、例えば、ポリイ
ミド、液晶ポリマーABS、ポリエーテルスルホン た、第2次成形用のプラスチック材料としては、射出成
形ができ、成形後にメタライズがなされないプラスチッ
ク材料であればよく、例えば、ポリイミド、液晶ポリマ
ー、ABS,ポリエーテルスルホンが挙げられる。第1
次および第2次成形用のプラスチック材料は上記の条件
を満たすものならば、同種のものであってもよい。また
、プラスチック材料は単一の合成材料のみならず、繊維
状、粉状の各種フィラーを含むものでもよい。
第1次の成形品の表面の粗面化は、メツキの密着性を向
上させると共に、第2次成形後の第1次成形プラスチッ
ク材料と第2次成形プラスチック材料との一体化を図る
ために行なわれる。粗面化は各種のエツチング液、例え
ば、クロム酸/硫酸、酸性7ツ化アンモニウム/硝酸、
7ツ化水素酸/硝酸を使用することができる。
第1次の成形品の表面に無電解メツキをするために必要
とされる触媒付与の方法としては、例えば、キャタリス
ト/アクセレーター法、センシタイジング/アクチベー
チング法がある。前者の方法は、錫、パラジウム系の混
合触媒液に成形品を浸漬した後、塩酸、硫酸などの酸で
活性化し、成形品の表面にパラジウムを析出させる方法
である。
後者の方法は、まず塩化第1錫、次亜リン酸、塩化ヒド
ラジンなどの比較的強い還元剤を成形品表面に吸着させ
、ついで、金、パラジウムなどの貴金属イオンを含む触
媒溶液に成形品を浸漬し、成形品表面に貴金属を析出さ
せる方法である。
無電解メツキ工程では、通常化学鋼メツキ、化学ニッケ
ルメッキ、無電解金メツキが使用される。
効果 以上説明したように、本発明のアンテナは、アンテナ支
持体がプラスチック材料から成形されるため、アンテナ
に要求される特性に合わせた立体形状とすることができ
る。そして、立体形状とすることができるために、高い
アンテナ利得と広角指向性を有するアンテナを容易に設
計することができる。アンテナ素子と給電部はアンテナ
支持体上に直接メタライズされるため、アンテナ素子や
給電部がアンテナ支持体から剥離することがなく、苛酷
な環境でのアンテナの使用に耐えることができる。アン
テナ素子、各種回路を含めた給電部を一度にメタライズ
することができるので、複雑なアンテナ素子形状や回路
を容易に形成することができるだけでなく、得られたア
ンテナの特性のばらつきを少なくすることができる。ま
た、アンテナの組立工程を非常に簡素にでき、製造コス
トを低減できるヵ
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のアンテナの斜視図、第2図は、第1
図のアンテナの断面図、第3図は、第1図のアンテナを
変形させたアンテナの断面図、 第4図は、第3図のアンテナの底面図、第5図は、平衡
−不平衡変換回路を有する給電部が設けられた第1図と
は別の形状のアンテナの斜視図、 第6図は、第5図のアンテナの断面図、第7図は、第5
図のアンテナの拡大断面図、第8図、第5図のアンテナ
を変形したアンテナの断面図、 第9図、第9A図は、増幅器を組み込むことのできる本
発明のアンテナの断面図、 第1O図は、第5図とは別の形状のアンテナの断面図、 第11図は、第10図のアンテナの底面図、第12図は
、本発明の別の形状のアンテナの斜視図、 第13図は、第12図のアンテナの断面図、第14図は
、第12図のアンテナを変形したアンテナを示す断面図
、 第15図は、第14図のアンテナの底面図、第16図は
、第12図のアンテナを変形したアンテナの断面図、 第17図は、更に別の形状を有する本発明のアンテナの
斜視図、 第18図は、第17図のアンテナの断面図、第19図は
、第17図のアンテナを変形したアンテナの断面図、 第20図は、第19図のアンテナの底面図、第21図は
、増幅器を組み込むことのできる、第19図のアンテナ
を変形したアンテナの底面図、第22A図〜第22C図
は、本発明のアンテナの製造方法の一例の原理を示す各
製造工程における成形品の断面図。 第23図は、無電解メツキがされる前の成形品を示す斜
視図。 1O1lOO1200・・・ヘリカルアンテナ、12.
12A、12B、112.212・・・アンテナ支持体
、 16A、16B、16c・・・アンテナ素子、18.1
8A、18B、18c、150.250.250A12
50B・・・給電部、 20・・・中央穴、 22.122.226・・・突起、 24.42.46A、46B、46C,124,128
・・・穴、 30A、30B、30B’    30C,30C’3
2、32A、32B、34A134B、  34C。 36、42A% 152、154.244、246.2
54.256・・・導体、 38A、38B・・・スリット 40A、40A’  ・・・帯状導体、40B、40C
・・・矩形導体、 60.260・・・増幅器、 70・・・導体線、 114・・・第1の面、 116・・・第2の面、 l18.220.242.252・・・貫通孔、130
.230・・・パッチパターン、72.140.240
・・・接地面、 214・・・第1の部分、 216・・・第2の部分、 218・・・支持部、 224・・・空間。 300・・・第1次成形後の成形品、 ・第2次成形後の成形品。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プラスチック材料から成形されたアンテナ支持体と、該
    支持体上に設けられたアンテナ素子と給電部からなるア
    ンテナであって、該アンテナ素子と給電部とは該支持体
    上に直接メタライズされてなることを特徴とするアンテ
    ナ。
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