JPH02238226A - 湯張り機能付き給湯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利川分野］ 本発明は、給湯を行う給湯通路から分岐した湯張り通路
によって浴槽に湯張りを行う湯張り機能付き給湯器に関
する。

［従来の技術］ 浴槽に湯を張る手段として、給湯器の給湯通路に浴槽へ
湯を供給可能な湯張り通路を連通させ、湯張り通路を開
くことにより、加熱手段によっ゜Ｃ加熱された湯を浴槽
に供給する技術がある。

［発明が解決しようとする課題］ しかるに、上記の湯張り機能付きの給湯器は、加熱手段
によって加熱された湯を、給湯口、または浴槽へ導くも
のであるため、給湯口と浴槽とのそれぞれに、大量の湯
を導くことができない．つまり、湯源が１つであるため
、複数へ給湯すると、それぞれへの供給湯量が少なくな
ってしまう。

また、湯張りの温度と給湯の温度とをそれぞれに設定で
きる湯張りｌｆｉ能付きの給湯器では、給湯と湯張りと
を同時に行う場合、浴槽と給湯口とへ異なった温度の湯
を供給することができない．つまり、具体的には、給湯
口から例えば６０℃の湯を給湯している最中に、浴槽へ
４０〜４５℃の湯を同時に供給することができない問題
点を備え”ζいた。

さらに、上記の湯張り機能付きの給湯器には、自動湯つ
艮り機能を備えたものがある。この自動湯張り機能は、
一般に湯張り通路との分岐路の上流の給湯通路に水量セ
ンサを設けたもので、水量センサのカウントする所定量
の湯を、湯張り通路を介して浴槽へ供給するものである
。

この自動湯張り機能は、自動湯張り中にカランが開かれ
、給湯［１から給湯が開始されると、給湯口から給湯さ
れた湯量も水量センサでカウン１・される。このため、
湯張りと給湯とを同時に行うと、湯張り量が不明となり
、所定量の湯を浴槽に供給することができなくなる。

本発明は−１−記の不具合に鑑みてなされたらので、そ
の目的は、蛇口からの給湯中に浴［７＼湯張りを行って
も、蛇口からの出湯量の低下を招かない湯張り機能付き
給湯器の提供にある。

［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するために、本発明の湯張り機能付き
給湯器は、次に示す技術的手段を採用した．この湯張り
機能付き給湯器の椙成を第１図に示す． 湯張り機能付き給湯器は、水を加熱する加熱手段１と、
この加熱千段１によって加熱された湯を給湯口２ａへ導
く給湯通路２と、前記給湯通路２より分岐して設けられ
、前記加熱手段１によって加熱された湯を浴槽３へ導く
ための湯張り通路４と、この湯張り通路４の開■を行う
開閘手段らと、前記給湯口２ａからの給湯および給湯の
停止を検出する給湯検出手段６を備えるとともに、湯張
りを行う指示を受ける湯張り指示千段７を備え、少なく
とも前記開閉手段５を制御し、前記湯張り通路４の開閉
を行う制御回路８とを具備する。

そして、湯張り機能付き給湯器の制御回路８は、前記給
湯検出千段６が給湯を検出している最中に、前記湯張り
指示手段７が湯張りを行う指示を受けた場合、前記給湯
検出千段６が給湯の停止を検出するまで湯張りを待機す
る湯張り待機手段９を備える。

なお、湯張りとは、浴槽に湯を供給することを意味する
．また、本発明の給湯の停止とは、給湯量が所定量以下
の場合も含むものとみなす。さらに、湯張り指示手段７
が湯張りの指示を受ける例としては、使用者により手動
によって直接操作される場合、予約によってあらかじめ
設定された時刻に達した場合、あるいは電話などの通信
手段によって遠隔操作された場合などがある。

［作用コ 本発明は、上記のように構成されることにより、次のよ
うに作用する．給湯口より給湯を行−）でいる最中に、
湯張り指示手段によって湯張りが指示される．すると、
制御回路の湯張り待機手段によっ゛ζ、給湯検出手段が
給湯の停止を検出するまで湯張りを待機させる。そして
、給湯の停止後に開閉手段を開き、湯張りを行う。

［発明の効果コ 本発明は、以上の作用でｆｆｌ２明したように、給湯口
より給湯している最中に湯張り開始の指示を行っても、
給湯が停止してから渇張りを行う。このため、蛇口から
の給湯中に湯張りを行っても、給湯口から出湯する湯量
は低下しない。

［実施例〕 次に、本発明の湯張り機能付き給湯器を図に示す一実施
例に基づき説明する。

第２図は湯張り機能付き給湯器の概略図を示す。

この湯張り機能付き給湯器は、大別して給湯千段１０と
、この給湯手段１０を操作する制御回路２０とからなる
．また、給湯千段１０は、燃焼部３０と、ガス供給配管
４０と、水配管５０とからなる６燃焼部３０は、下述す
る熱交換器５１とともに、本発明の加熱手段を横成する
ものである。この燃焼部３０は、例えばステンレス板を
プレス加工し、積層したバーナ３１を内部に配設した燃
焼ケース３２と、この燃焼ケース３２内へ燃焼用の空気
を供給する送風機３３とから構成されている。送風機３
３によって燃焼ケース３２内に導かれた空気は、燃焼後
、燃焼ガスとして排気口３４より排出される．なお、バ
ーナ３１の近傍には、ガスに着火を行うスバーカ３５、
炎の検出を行うフレームロッド３６、空燃比を検出する
サーモカツブル３１が取り付けられている．また、送風
機３３には、送風機３３の回転速度を検出する風量検出
センサ３８（第３図参照）が取り付けられている。

ガス供給配管４０は、バーナ３１の各開口に対応して形
成されたノズル４１へ燃料のガスを供給するもので、」
−流より元電磁弁４２、主電磁弁４３、比例弁４４が順
次設けられている。また、比例弁４４の千流のガス供給
配管４０は、２つに分岐して設けられ、分岐した一方に
は、切替用電磁弁４５が設けられている．元電傭弁４２
、主電磁弁４３および切替用電磁弁４５は通電を受ける
とガス供給配管４０を開き、通電が停止されるとガス供
給配管４０を閏じるものである．また、比例弁４４は、
通電量に応じて開口比が変化し、各ノズル４１に供給さ
れるガス量を調節するものである． 水配管５０は、一方の端が水の供給源５０ａに接続され
、他方が各蛇口に接続される給湯口５０ｂに接続される
．この水配管５０は、燃焼ケース３２内でガスの燃焼に
より発生した熱と内部を流れる水とを熱交換する熱交換
器５１を備える．熱交換器５１の上流には、熱交換器５
１へ流入する水量を通電量に応じて制御する電動水量制
御装置５２と、熱交換器５１に流入する水量を検出する
水量センサ５３と、熱交ＦＩＡ器５１に流入する水温を
検出する入水温度センサ５４とが設けられている。

水量センサ５３は、水配管５０内を流れる水によって回
転する回転体と、回転体の回転に応じたパルス信号を発
生する信号発生器とからなる。そして、水呈センサ５３
の出力は、制御装置２０に出力され、燃焼量を決定する
データとされる。また、水量センサの出力は、本発明の
給湯検出手段の機能を果たす。つまり、本実施例では、
水量センザ５３の出力が所定水Ｎ（例えば２−　３ｆＪ
／ｍ）を超えると、燃焼が開始され、給湯が行われる。

このため、水嶽センサ５３の出力によって給湯中が否が
を検出できる。なお、制御装置２０による制御状態によ
っても給湯状態を判断できるため、下述するマイクロコ
ンピュータ２１内に給湯検出手段を設けても良い。

また、熱交換器５１の下流から給湯口５ｏｂまでの水配
管５０は、本発明の給湯通路５５である．ぞして、給湯
通路５５には、熱交換器５１を通過した湯温を検出する
出湯温度センサ５６が設けられている。出湯温度センサ
５６の下流の給湯通路５５は、湯張り通路５７が分岐し
て設けられている．この湯張り通路５７の下流は、浴槽
６０の内壁に闇目して、あるいは浴槽６０内に湯を供給
できるように開口して設けられている． 湯張り通路５７には、湯張り通路５７の開閉を行う開閉
弁５８が設けられている。この開閉弁５８は、通電によ
り湯張り通路５７を開き、通電を停止すると湯張り通路
５７を閉じるものである。なお、開閉弁５８は、給湯通
路５５と湯張り通路５７との分岐部分に三方切替弁を設
けて代用しても良い。

また、給湯通路５５には、水流スイッチ５９が設けられ
ている．この水流スイッヂ５９は、給湯通路５５に接続
されたカランが開かれると、生じた水流によってＯＮす
るもので、本実施例の水流スイッヂ５９は、給湯通路５
５にほぼ６１／ｍ以Ｌの水流が生じると、ＯＮするもの
である． 次に、制御回路２０の説明を行う。

制御回路２０は、第３図に示すように、マイクロコンピ
ュータ２１、リレー回路２２および駆動回路２３から横
成され、コン１・ローラ２４、および各種センサ（フレ
ームロッド３６、サーモカップル３７、風址検出センサ
３８、水量ヒンサ５３、入水温度センサ５４、出湯温度
センサ５６、水流スイッヂ５９）の出力に応じ゛ζ、上
述の各駆動手段（送風機３３、スパーカ３５、元゛亀磁
弁４２、主電磁弁４３、比例弁４４、切替用電磁弁４５
、電動水量制御装置５２、開閉弁５８）を通電制御する
ものである。なお、図中に示す符号２５、２６は、それ
ぞれ電動水量制御装１ｌ５２、開閉弁５８の開度を検出
するボテンシ口メータである．なお、コントローラ２４
には、湯張りの指示を受ける湯張り指示千段２４ａを備
える．本実施例の湯張り指示手段２４ａは、使用者によ
って直接手動操作される手動操作手段、あらかじめ設定
された時間に湯張りを行う予約操作手段、電話回線介し
て入力されたＨＡ（ホームオートメーション）出力によ
って湯張りを行う遠隔操作手段等を備えるもので、湯張
りが指示されると湯張りＯＮ信号を制御回路２０へ出力
するものである。また、コントローラ２４には、湯張り
機能付き給湯器の運転状Ｒ（例えば、給湯中、湯張り中
、給湯温度、湯張り温度、湯張り予約時間、現在時刻、
足し湯Ｔ）を使用者に表示する表示千段２４ｂが設けら
れている。

マイクロコンピュータ２１には、本発明の湯張り待機手
段２１ａがプログラムされている。この湯張り待機千段
２１ａの一例を第４図のフローチャ−１・に基づき流明
する。

ステップＳ１において、湯張り指示十段２４ａがＯＮさ
れているか否かの判断を行う。この判断結果がＮＯの場
合はステップＳ１へ戻る。また、ステップＳ１の判断結
果がＹＥＳの場合は、ステップＳ２において、表示手段
２４ｂによる湯張り中の人示を行う。続いてスデップＳ
３において、水量センサ５３の出力が給湯作動を行う流
」１以」一か否かの判断を行う．このステップＳ３の判
断結果がＹＥＳの場合は、ステップＳ３へ戻る。また、
このステップＳ３の判断結果がＮｏの場合は、ステップ
Ｓ４において、自動湯張り処理を行う。この自動湯張り
処理とは、浴槽内へコントローラ２４に設定された湯張
り温度の湯が供給されるように、給湯手段１０の送風機
３３、比例弁４４等を制御する処理をいう。そして、以
下図示しないステップによって開閉弁５８が通電されて
湯張り通路を開き、その後、水景センサ５３によってカ
ウンＩ・される水量が所定量（例えば１８０　．１１　
）に達すると、自動湯張りを停止するものである。

次に、湯張り待機手段２１ａの作動を簡単に説明する。

使用者が、給湯通路５５に接続されたカランを開き、水
流センサ５３の検出する水量が所定水址（２〜ｌ）をこ
えると、給湯のための燃焼が開始される。燃焼量は、あ
らかじめコントローラ２４に設定された出湯温度の湯が
得られるように、入水温度、設定温度、入水量よりフィ
ードフォワードにより算出されるとともに、出湯温度に
よりフィードバック補正される．その結果、コントロー
ラ２４に設定された出湯温度の湯が給湯通路５５、給湯
口５０ｂを介してカランの開かれた蛇口より吐出される
． この給湯状態で、湯張り指示十段２４ａがＯＮすると、
コントローラ２４の表示十段２４ｂに湯張り中の表示が
なされる。しかるに、水流センザ５３の検出ずる水量が
所定水１（２〜３Ｎ）をこえた状態（給湯中）では、開
閉弁５８はＯＦＦ状態とされる。

なお、出湯中で湯張り指示手段２４ａがＯＮの状態の出
湯温度は、コンｌ・ローラ２４に設定された出湯温度が
得られるように給湯手段１０が制御される。

そして、カランが閉じ、あるいはカランの開度が小さく
なり、水流センサ５３の検出する水量が、所定水及（２
〜３ρ）に達しなくなる（給湯停止）と、湯張りの待機
状態が解除される。つまり、コントローラ２４に設定さ
れた湯張り温度の湯が浴槽６０に供給されるように、給
湯手段１０が制御されるとともに、開閉弁５８がＯＮＬ
、浴槽６０への湯張りが開始される。

なお、湯張りが開始されると、水量センサ５３の出力に
よって熱交換器５１へ供給される水の量、つまり浴槽６
０に供給される湯の量をマイクロコンピュータ２１がカ
ウントする。そして、浴槽ＧＯに供給される湯の量が所
定量となると、開閉弁５８が０「１される．開閉弁５８
がＯｒＦされると、水配管５０の水の流れがなくなる。

すると、水量センサ５３が水流を検知しなくなり、燃焼
が停止される．本実施例では、給湯通路５５に接続され
たカランが開かれても、給湯通路５５を流れる水量が６
ｊ／ｍ未満の場合は、水流スイッチ５９がＯＦＦのため
、制御回路２０は、給湯口からの給湯は停止状態と判断
する９このため、給湯通路５５を流れる水量が６β／ｍ
未満の場合は、湯張りと給湯とが同時に実施可能である
。なおこの場合、給湯通路５５を流れる水星が少ないた
め、湯張り量に大きな誤差は生じない。

本実施例は以上に説明したように、給湯中に湯張り開始
の指示を行っても、給湯が停＋ｌＬでから湯張りを行う
。つまり、蛇口からの給湯中に湯張りを行っても、蛇口
から出湯する湯量は低下しない また、給湯口５０ｂからは給湯温度の湯を供給すること
ができ、浴槽６０へは湯張り湯温の湯を供給することが
できる． さらに、湯張り通路５７どの分岐路よりも上流に水量セ
ンサ５３を設けても、湯張り量が不明となることがない
．つまり、給湯中に湯張りの指示がなされても、所定量
の湯を浴槽６０に供給することができる． 第５図に本発明の第２実施例を示す。本実施例の湯張り
機能付き給湯器は、給湯千段１０の他に、追焚・暖房手
段７０を追加するとともに、熱交換器５１の上流と１・
流とをバイパス水１ｉ５１ａによって接続するものであ
る。このバイパス水路５１ａには、バイパス水路５１ａ
を通過する水量を制御するバイパス制御弁５１ｂが設け
られている。そして、バイパス制御弁５１ｂの開度によ
って熱交ＦＩＡ器５１を通過した湯とバイパス水＠　５
１　ａを通過する水とを混きして出湯温度を制御するも
のである． （変形例） 給湯手段に、ガス給湯器を用いた例を示したが、灯油な
ど他の燃料を用いた給湯器や、電力を用いた電気給湯器
を適用しても良い． また、電気給湯装謂などのように、いったん湯を蓄え、
蓄えた湯を供給する蓄湯式の給湯手段に本発明を適用し
ても良い．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示すブロック図である．第２図
ないし第４図は本発明の第１実施例を示すもので、第２
図は湯張り機能付き給湯器の概略構成図、第３図は制御
回路のブロックし２Ｉ、第４図は湯張り待択丁段の作動
の一例を示すフローヂャートである。 第５図は本発明の第２実施例を示す追焚機能付き給湯暖
房機の機略構成図である． 図中　１・・・加熱手段　　　２ａ・・・給湯口２・・
・給湯通路　　　３・・・浴槽 ４・・・湯張り通路　　５・・・開１ｆｆ１手段６・・
・給湯検出手段　７・・・湯張り指示千段８・・・制御
回路　　　９・・・湯張り待機手段第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）（ａ）水を加熱する加熱手段と、 （ｂ）この加熱手段によって加熱された湯を給湯口へ導
   く給湯通路と、 （ｃ）前記給湯通路より分岐して設けられ、前記加熱手
   段によって加熱された湯を浴槽へ導くための湯張り通路
   と、 （ｄ）この湯張り通路の開閉を行う開閉手段と、（ｅ）
   前記給湯口からの給湯および給湯の停止を検出する給湯
   検出手段を備えるとともに、湯張りを行う指示を受ける
   湯張り指示手段を備え、少なくとも前記開閉手段を制御
   し、前記湯張り通路の開閉を行う制御回路と、 を具備する湯張り機能付き給湯器において、前記制御回
   路は、 前記給湯検出手段が給湯を検出している最中に、前記湯
   張り指示手段が湯張りを行う指示を受けた場合、 前記給湯検出手段が給湯の停止を検出するまで湯張りを
   待機する湯張り待機手段を備えることを特徴とする湯張
   り機能付き給湯器。