JPH02235719A - 発泡ゴム成形体の製造方法 - Google Patents

発泡ゴム成形体の製造方法

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JPH02235719A
JPH02235719A JP1059054A JP5905489A JPH02235719A JP H02235719 A JPH02235719 A JP H02235719A JP 1059054 A JP1059054 A JP 1059054A JP 5905489 A JP5905489 A JP 5905489A JP H02235719 A JPH02235719 A JP H02235719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
rubber molded
molded body
vibration
unvulcanized rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP1059054A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Bando
坂東 徹也
Masami Yamada
山田 正巳
Seiji Murakawa
村川 聖二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication of JPH02235719A publication Critical patent/JPH02235719A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車のウエザストリップなどの発泡ゴム成
形体の製造方法に関する。
[従来の技術] 例えば自動車のウエザストリップを製造するには、第3
図に示すように、まず押出成形11 00により未加硫
ゴムから断面一定の長尺状の未加硫ゴム成形体200を
形成する。モして押出成形に連続して、その未加硫ゴム
成形体200をコンベア300、301で搬送しながら
、超高周波加熱炉(以下UHF炉という>400および
高温加熱炉(以下HAV炉という)500を通過させる
ことにより、発泡させるとともに加硫している。
ところで未加硫ゴム成形体は、発泡時には体積が径方向
ばかりでなく長手方向にも膨脹して伸長する。そのため
コンベア300とコンベア301の搬送速度が同一であ
ると、未加硫ゴム成形体の伸長によりコンベア301上
などで弛みが生じる。
そこで、この長手方向の伸長を考慮して、UHF炉40
0のコンベア300の搬送速度に対して、HAV炉50
0のコンベア301の搬送速度は1.2〜1.4倍に設
定されている。
[発明が解決しようとする課題] コンベア301の搬送速度が上記範囲より小さいと、未
加硫ゴム成形体200にはUHF炉400とHAV炉5
00の間またはHAV炉500の内部で弛みが生じ、上
記範囲より大きくなると弓張りの力が作用して伸び、断
面形状に変化が生じる。上記範囲であれば緩みが防止さ
れ、引張りの力も小さい。
しかしながら未加硫ゴム成形体は、UHF炉300およ
びHAV炉400内部で発泡して刻々と伸長している。
そのため伸長屋は搬送方向で部分的に異なっている。す
なわちコンベア300、301の速度がそれぞれ一定で
あると、コンベア上の未加硫ゴム成形体は部分的に弛ん
だり、引張られたりするようになる。例えばHAV炉4
00の中央部分で伸長量に追従した搬送速度となるよう
に設定した場合、入口付近では引張りの力が作用し、出
口付近では弛むようになる。したがって上記した従来の
製造方法においても、微視的に見ると得られる発泡ゴム
成形体の断面形状が部分的に異なっていた。ウエザスト
リップなどにおいては、断面形状が部分的に異なってい
ると、シール性に彰響する場合もある。
このような不具合を防止するためには、炉内での搬送速
度を未加硫ゴム成形体の伸長徂に合わせて略連続的に変
化させるのが好ましい。しかしながら複数のコンベアな
どを設けることはコストの上昇につながり、かつ一台の
コンベア上では、程度は小さくはなるものの上記と同様
の不具合が生じる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
発泡時の伸びに追従して搬送することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の発泡ゴム成形体の製造方法は、断面一定の長尺
状の未加硫ゴム成形体を押出成形する成形工程と、未加
硫ゴム成形体を軸方向に搬送しながら加熱して加硫する
とともに発泡させる加硫発泡工程と、よりなる発泡ゴム
成形体の製造方法において、 加硫発泡工程は、未加硫ゴム成形体の搬送方向を下降す
る方向に傾け未加硫ゴム成形体に振動を与えることによ
り重力で搬送することを特徴とずる。
成形工程は通常の押出成形であり、従来と同様に行うこ
とができる。また、原料組成も従来と同様でよく、I 
IR,EPDMを代表とする各種ゴム、発泡剤、加硫剤
などから構成することができる。
加硫発泡工程は、押出成形機から押出された未加硫ゴム
成形体を加熱して、発泡させるとともに加硫する工程で
ある。この工程は未加硫ゴム成形体を搬送しつつ行われ
、加熱手段としては超高周波(UHF) 、高温熱風(
HAV>など、従来用いられている手段を単独で、ある
いは複数種類組合わせて利用することができる。
本発明の最大の特徴は、加硫発泡工程における搬送方法
にある。すなわち、未加硫ゴム成形体の搬送方向を下降
する方向に傾け、未加硫ゴム成形体に振動を与えること
により重力で搬送することを特徴としている。
加硫発泡工程では、搬送方向が下降する方向に傾いてい
る。したがって未加硫ゴム成形体には搬送方向に沿う重
力の分力が生じるので、自重により搬送することができ
る。なお、搬送方向の水平方向から傾く角度は、20〜
30mとすることが好ましい。この角度が20度より小
さいと弛みが生じやすく、30度より大きくなると引張
りの力が作用する傾向となり、極端な場合には未加硫ゴ
ム成形体が破断する場合もある。なお、搬送時には未加
硫ゴム成形体の長手方向が搬送方向と一致するように支
持する必要があるが、これはガイドローラ、レールなど
の支持手段を用いて達成できる。そして未加硫ゴム成形
体に振動を与えるには、この支持手段を振動させること
により容易に行うことができる。
また、未加硫成形体には振動が与えられる。これにより
、未加硫ゴム成形体と支持手段との間の抵抗が小さくな
り、上記した搬送方向の傾きにより車力で搬送される。
ここで振動の周波数は約80〜120HZ1振幅は0.
3〜0.5mmとするのが好ましい。周波数または振幅
がこの範囲より小さいと抵抗が大きくなって搬送が困難
となり、この範囲より大ぎくしても効果が飽和する。
[発明の作用および効果] 本発明の発泡ゴム成形体の製造方法では、未加硫ゴム成
形体は加硫・発泡時に下降する方向に傾いて搬送され、
かつ振動が与えられる。したがって未加硫ゴム成形体に
は搬送方向に沿う自重の分力が生じ、かつ振動により支
持手段との摩擦抵抗が低減ざれるため、未加硫ゴム成形
体は重力により搬送が可能となる。
ここで未加硫ゴム成形体と支持手段との摩瞭抵抗などに
応じて、搬送方向の傾き角度および振動条件を適切に選
択することにより、未加硫ゴム成形体をほぼ無負荷、無
抵抗状態で搬送することが可能となり、発泡時の伸長に
追従した搬送が可能となる。
したがって本発明の製造方法によれば、従来生じていた
ような未加硫ゴム成形体の弛みや引張りの力による伸び
が解消ざれるので、均一な断面形状の発泡ゴム成形体を
製造することができる。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。
第1図に本実施例に用いた装置の概略構成を示す。この
装置は、押出成形機1と、UHF炉2と、HAV炉3と
より構成ざれる。UHF炉2およびHAV炉3には、ワ
ーク搬送ガイド4とコロコンベア5とが交互に一直線上
に配置されて搬送路6を形成している。この搬送路6は
水平方向に対して24度の角度で傾斜して下降しており
、かつ押出成形@1の押出し方向は搬送路6と一直線上
にある。
第2図に示すように、ワーク搬送ガイド4には押出成形
機1から押出された未加硫ゴム成形体(以下ワークとい
う)7が案内ざれ、また、ワーク搬送ガイド4には市販
のパイブレータ8が連結ざれている。そしてバイブレー
タ8は周波数105HZ、振幅Q.4mmで娠動し、ワ
ーク搬送ガイド4により案内ざれるワーク7にその振動
が伝わってワーク7も振動ずるように構成されている。
EPDMゴムを主成分とする発泡ゴム材料を押出成形機
1に供給し、第2図に示す断面形状のワーク7を連続的
に成形する。押出し速度は約8m/分、押出し直後のワ
ーク7の温度は約85℃である。
ワーク7は押出し後、ただちにUHF炉2で超高周波に
より加熱ざれる。超高周波の出力は約4kWである。そ
してワーク7はUHF炉2を出た後HAV炉3に入り、
約200℃で約3分加熱ざれる。
ここで、ワーク7が搬送される搬送路6は、上記したよ
うに水平方向から24度傾斜している。
したがってワーク7には搬送路6に沿う重力の分力が作
用し、その分力は自重のs i n24°倍である。ざ
らに、ワーク7にはパイブレータ8からの振動が与えら
れ、ワーク7はワーク搬送ガイド4内で振動する。した
がってその撮動により、ワーク7とワーク搬送ガイド4
との摩擦抵抗が小さくなり、ワーク7は上記分力により
搬送路6に沿って搬送される。したがってワーク7はほ
ぼ無負荷、無抵抗状態となるため、弛みや伸びが生じず
、発泡時の伸長に追従して搬送される。
すなわち本実施例の製造装置によれば、ワーク7に不均
一な伸びや弛みが生じず均一に発泡するため、均一な断
面形状の発泡ゴム成形体が形成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の製造方法を説明する説明図
、第2図は第1図中のワーク搬送部の要部拡大説明図で
ある。第3図は従来の製造方法を説明する説明図である
。 1・・・押出成形機   2・・・UHF炉3・・・H
AV炉    4・・・ワーク搬送ガイド5・・・コロ
コンベア  6・・・搬送路7・・・ワーク(未加硫ゴ
ム成形体) 8・・・パイブレータ 特許出願人   豊田合成株式会社 代理人    弁理士 大川 宏

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)断面一定の長尺状の未加硫ゴム成形体を押出成形
    する成形工程と、 該未加硫ゴム成形体を軸方向に搬送しながら加熱して加
    硫するとともに発泡させる加硫発泡工程と、よりなる発
    泡ゴム成形体の製造方法において、前記加硫発泡工程は
    、前記未加硫ゴム成形体の搬送方向を下降する方向に傾
    け該未加硫ゴム成形体に振動を与えることにより重力で
    搬送することを特徴とする発泡ゴム成形体の製造方法。
JP1059054A 1989-03-10 1989-03-10 発泡ゴム成形体の製造方法 Pending JPH02235719A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0730939A2 (en) * 1995-03-09 1996-09-11 Bridgestone Corporation Method and apparatus for reducing shrinkage of extruded rubber member
JP2007021943A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Nakanishi Metal Works Co Ltd 密封材の製造方法
CN100462218C (zh) * 2004-07-16 2009-02-18 株式会社电装 挤出成型装置和挤出成型方法

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