JPH02234130A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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JPH02234130A
JPH02234130A JP1053825A JP5382589A JPH02234130A JP H02234130 A JPH02234130 A JP H02234130A JP 1053825 A JP1053825 A JP 1053825A JP 5382589 A JP5382589 A JP 5382589A JP H02234130 A JPH02234130 A JP H02234130A
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JP
Japan
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film
type semiconductor
pixel
liquid crystal
conductive film
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Pending
Application number
JP1053825A
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English (en)
Inventor
Hideaki Taniguchi
秀明 谷口
Ryoji Oritsuki
折付 良二
Akira Sasano
笹野 晃
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明はたとえば薄膜トランジスタと画素電極とを画
素の一構成要素とするアクティブ・マトリックス方式の
カラー液晶表示装置等の液晶表示装置を製造する方法に
関するものである。 〔従来の技術〕 従来のアクティブ・マトリックス方式の液晶表示装置の
製造方法においては、特開昭60− 233860号公
報に記載されるように、走査信号線,ゲート電極を形成
したのち、窒化シリコン膜、非品質シリコン膜を設け、
非品質シリコン膜を選択的にエッチングすることにより
、半導体層を形成し、窒化シリコン膜を選択的にエッチ
ングすることによって、ゲート絶縁膜を形成し、導電膜
を設け、導電膜を選択的にエッチングすることにより、
映像信号線、ソース電極,ドレイン電極を形成している
【発明が解決しようとする課題〕
しかし,このような液晶表示装置の製造方法においては
、半導体層を形成し、ゲート絶縁膜を形成し、映像信号
線、ソース電極、ドレイン電極を形成したのちに、半導
体層のN+型半導体膜を選択的にドライエッチングして
N+型半導体層の溝を形成すると,基板上に多数たとえ
ば数十万個配置された薄膜トランジスタの静電容量がそ
れぞれ異なるから、プラズマの分布が各薄膜トランジス
タによって異なるので、ドライエッチングレートが各薄
膜トランジスタによって異なるため、基板内の一部でN
+型半導体膜のエッチング量の過不足が生ずる.また、
半導体層を形成するときに、ゲート絶縁膜の半導体層周
辺部に溝が形成され、映像信号線を構成する導電膜が断
線して,ドレイン電極がフローティング状態となること
があり、この場合にもN+型半導体肩の溝のエッチング
量の過不足が生ずる.そして、N“型半導体層の溝のエ
ッチング量が過大のときには、薄膜トランジスタがオン
とならず,またN1型半導体層の溝のエッチング量が不
足のときには、薄膜トランジスタがオフとならないので
、薄膜トランジスタの動作不良が生ずる. この発明は上述の課題を解決するためになされたもので
、薄膜トランジスタの動作不良が生ずることがない液晶
表示装置の製造方法を提供することを目的とする. 〔課題を解決するための手段〕 この目的を達成するため、この発明においては、薄膜ト
ランジスタと画素電極とを画素の一構成要素とするアク
ティブ・マトリックス方式の液晶表示装置を製造する方
法において,i型半導体膜、N+型半導体膜、導電膜を
連続的に設け、上記導電膜の上記N+型半導体層の溝を
形成すべき部分と対応する部分にスルーホールを設けた
のち、上記N+型半導体膜を選択的にドライエッチング
することにより、上記N+型半導体層の溝を形成する. 〔作用〕 この液晶表示装置の製造方法においては、i型半導体膜
、N+型半導体膜、導電膜を連続的に設け,導電膜のN
+型半導体層の溝を形成すべき部分と対応する部分にス
ルーホールを設けたのち,N+型半導体膜を選択的にド
ライエッチングすることにより、Nゝ型半導体層の溝を
形成するから、導電膜によって各薄膜トランジスタが導
電位、同等の静電容量になるので、プラズマの分布が各
薄膜トランジスタによって異なることはなく、ドライエ
ッチングレートが各薄膜トランジスタによって同一であ
るため、基板内の一部でN+型半導体層の溝のエッチン
グ量の過不足が生ずることはない.また、導電膜のN+
型半導体層の溝を形成したのちに、半導体層を形成する
から、半導体層を形成するときに、ゲート絶縁膜の半導
体層周辺部に溝が形成されたとしても4、Nゝ型半導体
層の溝のエッチング量の過不足が生ずることはない,【
実施例】 この発明を適用すべきアクティブ・マトリックス方式の
カラー液晶表示装置の液晶表示部の一画素を第2図(要
部平面図)で示し、第2図のn−■切断線で切った断面
を第3図で示す.また、第4図(要部平面図)には、第
2図に示す画素を複数配置した液晶表示部の要部を示す
. 第2図〜第4図に示すように,液晶表示装置は、下部透
明ガラス基板SUBIの内側(液晶側)の表面上に、薄
膜トランジスタTPTおよび透明画素電極ITOを有す
る画素が構成されている.下部透明ガラス基板SUBI
はたとえ4C !.1[mml程度の厚さで構成されて
いる。 各画素は、隣接する2本の走査信号線(ゲート信号線ま
たは水平信号線)GLと、隣接する2本の映像信号線(
ドレイン信号線または垂直信号線)DLとの交差領域内
(4本の信号線で囲まれた領域内)に配置されている。 走査信号線GLは,第2図および第4図に示すように、
列方向に延在し、行方向に複数本配置されている。映像
信号線DLは、行方向に延在し,列方向に複数本配置さ
れている。 各画素の薄膜トランジスタTPTは、画素内において3
つ(複数)に分割され、薄膜トランジスタ(分割薄膜ト
ランジスタ)TFTI,TFT2およびTFT3で構成
されている。薄膜トランジスタTPT1〜TFT3のそ
れぞれは、実質的に同一サイズ(チャンネル長と幅が同
じ)で構成されている,この分割された薄膜トランジス
タTPT1〜TFT3のそれぞれは、主にゲート電極G
T.絶縁膜GI,i型(真性、intrinsic、導
電型決定不純物がドーブされていない)シリコン(Si
)からなるi型半導体層AS、一対のソース電極SDI
およびドレイン電極SD2で構成されている。なお、ソ
ース・ドレインは本来その間のバイアス極性によって決
まり、この液晶表示装置の回路ではその極性は動作中反
転するので、ソース・ドレインは動作中入れ替わると理
解されたい。しかし以下の説明でも,便宜上一方をソー
ス、他方をドレインと固定して表現する。 前記ゲート電極GTは、第5図(所定の製造工程におけ
る要部平面図)に詳細に示すように、走査信号線OLか
ら行方向(第2図および第5図において下方向)に突出
する丁字形状で構成されている(丁字形状に分岐されて
いる).つまり、ゲート電極GTは、映像信号線DLと
実質的に平行に延在するように構成されている。ゲート
電極GTは、薄膜トランジスタTPTI〜TFT3のそ
れぞれの形成領域まで突出するように構成されている。 薄膜トランジスタTPTI〜TFT3のそれぞれのゲー
ト電極GTは、一体に(共通ゲート電極として)構成さ
れており、同一の走査信号線OLに連続して形成されて
いる.ゲート電極GTは、薄膜トランジスタTPTの形
成領域において大きい段差をなるべく作らないように、
単層の第1導電膜g1で構成する.第1導電膜g1は、
たとえばスパッタで形成されたクロム(Cr)膜を用い
、1100[人]程度の膜厚で形成する.このゲート電
極GTは、第2図、第3図および第6図に示されている
ように、i型半導体層ASを完全に覆うよう(下方から
みて)それより太き目に形成される.したがって,下部
透明ガラス基板SUBIの下方に蛍光灯等のバックライ
トを取り付けた場合、この不透明のクロムからなるゲー
ト電極GTが影となって、i型半導体/ilAsにはバ
ックライト光が当たらず,前述した光照射による導電現
象すなわち薄膜トランジスタTPTのオフ特性劣化は起
きにくくなる。なお、ゲート電極GTの本来の大きさは
、ソース・ドレインf4極SD1、SDZ間をまたがる
に最低限必要な(ゲート電極とソース・ドレイン電極の
位置合わせ余裕分も含めて)@を持ち、チャンネル幅W
を決めるその奥行き長さはソース・ドレイン電極間の距
離(チャンネル長)Lとの比、すなわち相互コンダクタ
ンスgmを決定するファクタW/Lをいくつにするかに
よって決められる。 この液晶表示装置におけるゲート電極の大きさはもちろ
ん、上述した本来の大きさよりも大きくされる。 ゲート電極GTのゲートおよび遮光の機能面からだけで
考えれば、ゲート電極GTおよびその配線GLは単一の
層で一体に形成してもよく、この場合不透明導電材料と
してシリコンを含有させたアルミニウム(Al),純ア
ルミニウム、パラジウム(Pd)を含有させたアルミニ
ウム、シリコン、チタン(T i )を含有させたアル
ミニウム、シリコン、銅(Cu)を含有させたアルミニ
ウム等を選ぶことができる. 前記走査信号線GLは,第1導電膜g1およびその上部
に設けられた第2導電膜g2からなる複合膜で構成され
ている.この走査信号線GLの第1導電膜g1は、前記
ゲート電極GTの第1導電膜g1と同一製造工程で形成
され、かつ一体に構成されている。第2導電膜g2はた
とえばスパソタで形成されたアルミニウム膜を用い,9
00〜4000[人]程度の膜厚で形成する。第2導電
膜g2は,走査信号線OLの抵抗値を低減し,信号伝達
速度の高速化(画素の情翰の書込特性)を図ることがで
きるように構成されている. また、走査信号aGLは、第1導電膜g1の幅寸法に比
べて第2導電膜g2の幅寸法を小さく構成している.す
なわち,走査信号線G Lは,その側壁の段差形状をゆ
るやかにすることができるので、その上層の絶縁膜GI
の表面を平担化できるように構成されている. 絶縁膜GIは,薄膜トランジスタTPT1〜TFT3の
それぞれのゲート絶縁膜として使用される.絶縁膜Gl
は、ゲート電極GTおよび走査信号線GLの上層に形成
されている. I1!Ialli!G Iはたとえばプ
ラズマCVDで形成された窒化シリコン膜を用い、35
00[人コ程度の膜厚で形成する。前述のように、絶縁
膜GIの表面は、薄膜トランジスタTFTI〜TFT3
のそれぞれの形成領域および走査信号線OLの形成領域
において平担化されている. i型半導体層ASは、第6図(所定の製造工程における
要部平面図)で詳細に示すように、複数に分割された薄
膜トランジスタTPTI〜TFT3のそれぞれのチャネ
ル形成領域として使用される.複数に分割された薄膜ト
ランジスタTPTI〜TFT3のそれぞれのi型半導体
層Asは、画素内において一体に構成されている.すな
わち、画素の分割された複数の薄膜トランジスタTPT
1〜TFT3のそれぞれは,1つの(共通の)i型半導
体層ASの島領域で構成されている.i型半導体層AS
は,非品質シリコン膜または多結晶シリコン膜で形成し
、約2000[人]程度の膜厚で形成する. このi型半導体層Asは、供給ガスの成分を変えてSi
,N4からなる絶縁膜GIの形成に連続して、同じプラ
ズマCVD装置で,しかもその装置から外部に露出する
ことなく形成される.また、オーミンクコンタクト用の
PをドーブしたN+型半導体層do(第3図)も同様に
連続して約300[人]の厚さに形成される.しかるの
ち,下部透明ガラス基板SUBIはCVD装置から外に
取り出され,写真処理技術により、N+型半導体層do
およびi型半導体層ASは第2図、第3図および第6図
に示すように独立した島状にパターニングされる. このように、画素の複数に分割された薄膜トランジスタ
TPT1〜TFT3のそれぞれのi型半導体層ASを一
体に構成することにより、薄膜トランジスタTPT1〜
TFT3のそれぞれに共通のドレイン電極SD2がi型
半導体層AS(実際には、第1導電膜g1の膜厚、N+
型半導体層dOの膜厚およびi型半導体層Asの膜厚と
を加算した膜厚に相当する段差)をドレイン電極SD2
側からi型半導体層AS側に向って1度乗り越えるだけ
なので、ドレイン電極SD2が断線する確率が低くなり
、点欠陥の発生する確率を低減することができる.つま
り、この液晶表示装置では,ドレイン電極SD2がi型
半導体層Asの段差を乗り越える際に画素内に発生する
点欠陥が3分の1に低減できる. また、この液晶表示装置のレイアウトと異なるが、i型
半導体層ASを映像信号線DLが直接乗り越え、この乗
り越えた部分の映像信号線DLをドレイン電極SD2と
して構成する場合、映像信号線DL(ドレイン電極SD
2)がi型半導体層Asを乗り越える際の断線に起因す
る線欠陥の発生する確率を低減することができる.つま
り、画素の複数に分割された薄膜トランジスタTPTI
〜TFT3のそれぞれのi型半導体層ASを一体に構成
することにより、映像信号線DL(ドレイン電極SD2
)がi型半導体JIASを1度だけしか乗り越えないた
めである(実際には、乗り始めと乗り終わりの2度であ
る). 前記i型半導体層ASは,第2図および第6図に詳細に
示すように、走査信号線OLと映像信号線DLとの交差
部(クロスオーバ部)の両者間まで延在させて設けられ
ている.この延在させたi型半導体層Asは、交差部に
おける走査借号線GLと映像信号線DLとの短絡を低減
するように構成されている. 画素の複数に分割された薄膜トランジスタTPT1〜T
FT3のそれぞれのソース電極SDIとドレイン電極S
D2とは,第2図、第3図および第7図(所定の製造工
程における要部平面図)で詳細に示すように、i型半導
体層AS上にそれぞれ離隔して設けられている.ソース
電極SDI,ドレイン電極SD2のそれぞれは、回路の
バイアス極性が変ると,動作上,ソースとドレインとが
入れ替わるように構成されている。つまり、薄膜トラン
ジスタTPTは、FETと同様に双方向性である. ソース電極SDI、ドレイン電極SD2のそれぞれは、
N1型半導体層dOに接触する下層側から、第1導電膜
d1、第2導電膜d2、第3導電膜d3を順次重ね合わ
せて構成されている。ソース電極SDIの第1導電膜d
1、第2導電膜d2および第3導電膜d3は、ドレイン
電極SD2のそれぞれと同一製造工程で形成される.第
1導電膜d1は.スパッタで形成したクロム膜を用い、
500〜1000[人]の膿厚(この液晶表示装置では
、600[人]程度の膜厚)で形成する.クロム膜は、
膜厚を厚く形成するとストレスが大きくなるので、20
00[人]程度の膜厚を越えない範囲で形成する。クロ
ム膜は,N+型半導体ldoとの接触が良好である.ク
ロム膜は、後述する第2導電膜d2のアルミニウムがN
+型半導体層doに拡散することを防止する、いわゆる
バリア層を構成する。第1導電膜d 1.とじては,ク
ロム膜の他に、高融点金属(Mo.Ti,Ta.W)膜
、高融点金属シリサイド(Mo S i2. T i 
S i.、TaSi2、WSi,)膜で形成してもよい
。 第1導電膜d1を写真処理でバターニングした後、同じ
写真処理用マスクであるいは第1導電膜d1をマスクと
してN+型半導体層doが除去される。つまり,i型半
導体層AS上に残っていたN+型半導体1doは第1導
電膜d1以外の部分がセルファラインで除去される。こ
のとき、N+型半導体層doはその厚さ分は全て除去さ
れるようエッチされるのでi型半導体層ASも若干その
表面部分でエッチされるが、その程度はエッチ時間で制
御すればよい. しかる後,第2導電膜d2がアルミニウムのスパッタリ
ングで3000〜5500[人]の膜厚(この液晶表示
装置では、3500[人]程度の膜厚)に形成される。 アルミニウム膜は,クロム膜に比べてストレスが小さく
、厚い膜厚に形成することが可能で、ソース電極SDI
、ドレイン電極SD2および映像信号線DLの抵抗値を
低減するように構成されている。第2導電膜d2は、薄
膜トランジスタTPTの動作速度の高速化および映像信
号線DLの信号伝達速度の高速化を図ることができるよ
うに構成されている.つまり,第2導@@d2は、画素
の書込特性を向上することができる。第2導電膜d2と
しては、アルミニウム膜の他に、シリコン、パラジウム
、チタン、網等を添加物として含有させたアルミニウム
膜で形成してもよい。 第2導電膜d2の写真処理技術によるバターニング後、
第3導電膜d3がスパッタで形成された透明導電膜(I
TO:ネサ膜)を用い、300〜2400[人]の膜厚
(この液晶表示装置では、1200[人]程度の膜厚)
で形成される。この第3導電膜d3は、ソース電極SD
I、ドレイン電極SD2および映像信号線DLを構成す
るとともに、透明画素電極TTOを構成するようになっ
ている.ソース電極SDIの第1導電膜d1、ドレイン
電極SD2の第1導電膜d1のそれぞれは、上層の第2
導電膜d2および第3導電膜d3に比べてチャネル形成
領域側を大きいサイズで構成している.つまり,第1導
電膜d1は、第1導電膜d1と第2導電膜d2および第
3導電膜d3との間の製造工程におけるマスク合せずれ
が生じても,第2導電膜d2および第3導電膜d3に比
べて大きいサイズ(第1導電膜d1〜第3導電膜d3の
それぞれのチャネル形成領域側がオンザラインでもよい
)になるように構成されている。ソース電極SDIの第
1導電膜d1、ドレイン電極SD2の第1導電膜d1の
それぞれは、薄膜トランジスタTPTのゲート長Lを規
定するように構成されている。 このように5画素の複数に分割された薄膜トランジスタ
TPTI〜TFT3において、ソース電極SDI、ドレ
イン電極SD2のそれぞれの第1導電膜d1のチャネル
形成領域側を第2導電膜d2および第3導電膜d3に比
べて大きいサイズで構成することにより、ソース電極S
DI、ドレイン電極SD2のそれぞれの第1導電膜d1
間の寸法で、薄膜トランジスタTPTのゲート長Lを規
定することができる.第1導電膜d1間の離隔寸法(ゲ
ート長し)は、加工精度(パターンニング精度)で規定
することができるので,薄膜トランジスタTPTI〜T
FT3のそれぞれのゲート長Lを均一にすることができ
る。 ソース電極SDIは、前記のように、透明画素電極IT
Oに接続されている.ソース電極SDIは、i型半導体
層ASの段差形状(第1導電膜g1の膜厚、N1型半導
体層doの膜厚およびi型半導体層ASの膜厚とを加算
した膜厚に相当する段差)に沿って構成されている.具
体的には、ソース電極SDIは、i型半導体層ASの段
差形状に沿って形成された第1導電膜d1と、この第1
導電膜d1の上部にそれに比べて透明画素電極工Toと
接続される側を小さいサイズで形成した第2導電膜d2
と,この第2導電膜d2から露出する第1導電膜d1に
接続された第3導電111d3とで構成されている.ソ
ース電極SDIの第1導電膜d1は、N+型半導体層d
oとの接着性が良好であり、かつ主に第2導電膜d2か
らの拡散物に対するバリア層として構成されている.ソ
ース電極SDIの第2導電膜d2は、第1導電膜d1の
クロム膜がストレスの増大から厚く形成できず、i型半
導体層Asの段差形状を乗り越えられないので、このi
型半導体層ASを乗り越えるために構成されている.つ
まり、第2導電膜d2は,厚く形成することでステップ
力バレッジを向上している.第2導電膜d2は、厚く形
成できるので、ソース電極SDIの抵抗値(ドレイン電
極SD2や映像信号線DLについても同様)の低減に太
きく寄与している.第3導電膜d3は、第2導電膜d2
のi型半導体層ASに起因する段差形状を乗り越えるこ
とができないので、第2導電膜d2のサイズを小さくす
ることで露出する第1導電膜d1に接続するように構成
されている.第1導電膜d1と第3導電膜d3とは、接
着性が良好であるばかりか、両者間の接続部の段差形状
が小さいので、確実に接続することができる。 このように、薄膜トランジスタTPTのソース電極SD
Iを、少なくともi型半導体層ASに沿って形成された
バリア層としての第1導電[1gdlと,この第1導電
膜d1の上部に形成され,第1導電膜d1に比べて比抵
抗値が小さく,かつ第1導電膜d1に比べて小さいサイ
ズの第2導電膜d2とで構成し、この第2導電膜d2か
ら露出する第1導電膜d1に透明画素電極ITOである
第3導電膜d3を接続することにより、薄膜トランジス
タTPTと透明画素電極ITOとを確実に接続すること
ができるので、断線に起因する点欠陥を低減することが
できる8しかも、ソース電極SD1は、第1導電膜d1
によるバリア効果で2抵抗値の小さい第2導電膜d2(
アルミニウム膜)を用いることができるので、抵抗値を
低減することができる. ドレイン電極SD2は、映像信号線DLと一体に構成さ
れており、同一製造工程で形成さ九ている.ドレイン電
極SD2は、映像信号線DLと交差する列方向に突出し
たし字形状で構成されている.つまり、画素の複数に分
割された薄膜トランジスタTPTI〜TFT3のそれぞ
れのドレイン電極SD2は、同一の映像信号線DLに接
続されている. 前記透明画素電極ITOは、各画素毎に設けられており
,液晶表示部の画素電極の一方を構成する.透明1素電
極ITOは、画素の複数に分割された薄膜トランジスタ
TPT1〜TFT3のそれぞれに対応して3つの透明両
素電極(分割透明画素電極)ITO1、ITO2および
I T O 3 km分割されている.透明画素電極I
TOIは、薄膜トランジスタTFT1のソース電極SD
Iに接続されでいる.透明画素電極ITO2は、薄膜ト
ランジスタTFT2のソース電極SDIに接続されてい
る.透明画素電極ITO3は、薄膜トランジスタTFT
3のソース電極SDIに接続されている。 透明画素電極IT○1〜ITO3のそれぞれは、薄膜ト
ランジスタTPTI〜TFT3のそれぞれと同様に,実
質的に同一サイズで構成されている。 透明画素電極ITOI〜ITO3のそれぞれは,薄膜ト
ランジスタTPTI〜TFT3のそれぞれのi型半導体
層ASを一体に構成してある(分割されたそれぞれの薄
膜トランジスタTPTを一個所に集中的に配置してある
)ので、L字形状で構成している. このように、隣接する2本の走査信号線GLと隣接する
2本の映像信号線DLとの交差領域内に配置された画素
の薄膜トランジスタTPTを複数の薄膜トランジスタT
PTI〜TFT3に分割し、この複数に分割された薄膜
トランジスタTPT i〜TFT3のそれぞれに複数に
分割した透明画素電極ITOI〜ITO3のそれぞれを
接続することにより、画素の分割された一部分(たとえ
ば、薄膜トランジスタTFTI)が点欠陥になるだけで
、画素の全体としては点欠陥でなくなる(薄膜トランジ
スタTFT2およびTFT3が点欠陥でない)ので、画
素全体としての点欠陥を低減することができる. また、前記画素の分割された一部の点欠陥は、画素の全
体の面積に比べて小さい(この液晶表示装置の場合、画
素の3分の1の面積)ので、前記点欠陥を見にくくする
ことができる。 また5前記画素の分割された透明画素電極IT○1〜I
T○3のそれぞれを実質的に同一サイズで構成すること
により,画素内の点欠陥の面積を均一にすることができ
る. また、前記画素の分割された透明画素電極ITO1〜I
TO3のそれぞれを実質的に同一サイズで構成すること
により、透明画素電極ITOI〜ITO3のそれぞれと
共通透明画素電極ITOとで構成されるそれぞれの液晶
容量(Cpix)と、この透明画素電極IT○1〜工T
O3のそれぞれに付加される透明画素電極IT○1〜I
TO3とゲート電極GTとの重ね合せで生じる重ね合せ
容量(Cgs)とを均一にすることができる。つまり、
透明画素電極ITOI〜ITO3のそれぞれは液晶容量
,および重ね合せ容量を均一にすることができるので、
この重ね合せ容量に起因する液晶LCの液晶分子に印加
されようとする直流成分を均一とすることができ、この
直流成分を相殺する方法を採用した場合、各画素の液晶
にかかる直流成分のばらつきを小さくすることができる
.薄膜トランジスタTPTおよび透明画素電極ITo上
には、保護膜PSVIが設けられている。 保護膜PSVIは、主に薄膜トランジスタTPTを湿気
等から保護するために形成されており、透明性が高くし
かも耐湿性の良いものを使用する。 保護膜PSVIは,たとえばプラズマCVDで形成した
酸化シリコン膜や窒化シリコン膜で形成されており、5
000〜11000[人]の膜厚(この液晶表示装置で
は, 8000[人コ程度の膜厚)で形成する.薄膜ト
ランジスタTFT上の保護膜PSVIの上部には、外部
光がチャネル形成領域として使用されるi型半導体RA
Sに入射されないように,遮蔽膜LSが設けられている
。第2図に示すように,遮蔽膜LSは、点線で囲まれた
領域内に構成されている.遮蔽膜LSは、光に対する遮
蔽性が高い、たとえばアルミニウム膜やクロム膜等で形
成されており,スパッタで1000[人]程度の膜厚に
形成する。 したがって、薄膜トランジスタTPTI〜TFT3の共
通半導体層ASは上下にある遮光tII(r,sおよび
太き目のゲート電極GTによってサνドイッチにされ、
外部の自然光やバックライト光が当たらなくなる.遮光
膜LSとゲート電極GTは半導体層ASより太き目でほ
ぼそれと相似形に形成され、両者の大きさはほぼ同じと
される(図では境界線が判るようゲート電極GTを遮光
膜LSより小さ目に描いている). なお、バックライトを上部透明ガラス基板SUBz側に
取り付け、下部透明ガラス基板SUBIを観察側(外部
露出側)とすることもでき、この場合は遮光膜LSはバ
ックライト光の、ゲート電極GTは自然光の遮光体とし
て働く. 薄膜トランジスタTPTは、ゲート電極GTに正のバイ
アスを印加すると、ソースードレイン間のチャネル抵抗
が小さくなり、バイアスを零にすると、チャネル抵抗は
大きくなるように構成されている.つまり、薄膜トラン
ジスタTPTは、透明画素電極■Toに印加される電圧
を制御するように構成されて・いる. 液晶LCは、下部透明ガラス基板SUBIと上部透明ガ
ラス基板SUB2との間に形成された空間内に、液晶分
子の向きを設定する下部配向膜ORIIおよび上部配向
膜ORI2に規定され、封入されている. 下部配向膜ORIIは、下部透明ガラス基板SUBI側
の保護膜PSVIの上部に形成される。 上部透明ガラス基板SUB2の内側(液晶側)の表面に
は、カラーフィルタFIL、保護膜PSv2、共通透明
画素電極(COM)ITOおよび前記上部配向膜ORI
2が順次積層して設けられている. 前記共通透明画素電極IT○は、下部透明ガラス基板S
UB l側に両素毎に設けられた透明画素電極ITOに
対向し、隣接する他の共通透明画素電極ITOと一体に
構成されている.この共通透明画素電極ITOには、コ
モン電圧Vco鳳が印加されるように構成されている.
コモン電圧Vcomは、映像信号線DLに印加されるロ
ウレベルの駆動電圧V d winとハイレベルの駆動
電圧V d waxとの中間電位である. カラーフィルタFILは、アクリル樹脂等の樹脂材料で
形成される染色基材に染料を着色して構成されている.
カラーフィルタFILは,画素に対向する位置に各画素
ごとに構成され、染め分けられている.すなわち、カラ
ーフィルタFILは、画素と同様に、隣接する2本の走
査信号線GLと隣接する2本の映像信号線DLとの交差
領域内に構成されている.各画素は、カラーフィルタF
ILの個々の所定色フィルタ内において、複数に分割さ
れている. カラーフィルタFILは、っぎのように形成することが
できる.まず、上部透明ガラス基板SUB2の表面に染
色基材を形成し、フォトリソグラフィ技術で赤色フィル
タ形成領域以外の染色基材を除去する.この後、染色基
材を赤色染料で染め、固看処理を施し、赤色フィルタR
を形成する.次に、同様な工程を施すことによって、緑
色フィルタG、青色フィルタBを順次形成する。 このように,カラーフィルタFILの各色フィルタを各
画素と対向する交差領域内に形成することにより、カラ
ーフィルタFILの各色フィルタ間に、走査信号線GL
、映像信号線DLのそれぞれが存在するので、それらの
存在に相当する分、各画素とカラーフィルタFILの各
色フィルタとの位置合せ余裕寸法を確保する(位置合せ
マージンを大きくする)ことができる.さらに、カラー
フィルタFILの各色フィルタを形成する際に,異色フ
ィルタ間の位置合せ余裕寸法を確保することができる. すなわち、この液晶表示装置では、隣接する2本の走査
信号線GLと隣接する2本の映像信号線DLとの交差領
域内に画素を構成し、この画素を複数に分割し、この画
素に対向する位置にカラーフィルタFILの各色フィル
タを形成することにより、前述の点欠陥を低減すること
ができるとともに、各画素と各色フィルタとの位置合せ
余裕寸法を確保することができる. 保護膜PSV2は、前記カラーフィルタFILを異なる
色に染め分けた染料が液晶LCに漏れることを防止する
ために設けられている.保護膜PSV2は、たとえばア
クリル樹脂、エポキシ樹脂等の透明樹脂材料で形成され
ている. この液晶表示装置は、下部透明ガラス基板SUBl側、
上部透明ガラス基板SUB2側のそれぞれの層を4り々
に形成し、その後下部透明ガラス基板SUB1と上部透
明ガラス基板StJB2とを重ね合せ、両者間に液晶L
Cを封入することによって組み立てられる. 前記液晶表示部の各画素は、第4図に示すように、走査
信号線OLが延在する方向と同一列方向?複数配置され
、画素列Xエl x2, X31 x4,・・・のそれ
ぞれを構成している.各画素列Xi, X,,x3, 
X,,・・・のそれぞれの画素は,薄膜トランジスタT
FTI〜TFT3および透明画素電極ITo1〜ITO
3の配置位置を同一に構成している。 つまり、画素列X,,x,,・・・のそれぞれの画素は
,薄膜トランジスタTPTI〜TFT3の配置位置を左
側、透明画素電極ITOI〜ITO3の配置位置を右側
に構成している。画素列Xエ,X,,・・・のそれぞ九
の行方向の次段の画素列X,, X4,・・・のそれぞ
れの画素は、画素列XL, X,,・・・のそれぞれの
画素を前記映像信号線DLに対して線対称で配置した画
素で構成さ九ている.すなわち、画素列X,,x,,・
・・のそれぞれの画素は、薄膜トランジスタTPTI〜
TFT3の配置位置を右側、透明画素電極ITOI〜I
TO3の配置位置を左側に構成している。そして、画素
列X,, X4,・・・のそれぞれの画素は、画素列X
■,X,,・・・のそれぞれの画素に対し、列方向に半
画素間隔移動させて(ずらして)配置されている.つま
り、画素列Xの各画素間隔を1.0 (1.0ピッチ)
とすると、次段の画素列Xは,各画素間隔を1.0とし
、前段の画素列Xに対して列方向に0.5画素間隔(0
.5ピッチ)ずれている.各画素間を行方向に延在する
映像信号線DLは、各画素列X間において,半画素間隔
分(0.5ピッチ分)列方向に延在するように構成され
ている. このように、液晶表示部において、薄膜トランジスタT
PTおよび透明画素電極ITOの配置位置が同一の画素
を列方向に複数配置して画素列Xを構成し,画素列Xの
次段の画素列Xを、前段の画素列Xの画素を映像信号線
DLに対して線対称で配置した画素で構成し、次段の画
素列を前段の画素列に対して半画素間隔移動させて構成
することにより、第8図(画素とカラーフィルタとを重
ね合せた状態における要部平面図)で示すように、前段
の画素列Xの所定色フィルタが形成された画素(たとえ
ば、画素列X,の赤色フィルタRが形成された画素)と
次段の画素列Xの同一色フィルタが形成された画素(た
とえば,画素列X4の赤色フィルタRが形成された画素
)とを1.5画素間隔(1.5ピッチ)離隔することが
できる.つまり、前段の画素列Xの画素は、最っとも近
傍の次段の画素列の同一色フィルタが形成された画素と
常時1.5画素間隔分離隔するように構成されており,
カラーフィルタFILはRGBの三角形配置構造を構成
できるようになっている.カラーフィルタFILのRG
Bの三角形配置構造は、各色の混色を良くすることがで
きるので、カラー画像の解像度を向上することができる
. また、映像信号線DLは、各画素列X間において、半画
素間隔分しか列方向に延在しないので、隣接する映像償
号線DLと交差しなくなる。したがって、映像信号線D
Lの引き回しをなくしその占有面積を低減することがで
き、又映像信号線DLの迂回をなくし多層配線構造を廃
止することができる。 この液晶表示部の構成を回路的に示すと,第9図(液晶
表示部の等価回路図)に示すようにな、る。 第9図に示すXiG,Xi+IG,・・・は、緑色フィ
ルタGが形成される画素に接続された映像信号線DLで
ある。XiB,Xi+IB,・・・は、青色フィルタB
が形成される画素に接続された映像信号線DLである。 X i + I R , X i + 2 R , −
は、赤色フィルタRが形成される画素に接続された映像
信号線DLである。これらの映像信号線DLは、映゛像
信号関動回路で選択される。Yiは・前記第4図および
第8図に示す画素列X1 を選択する走査信号線GLで
ある。同様に、Y i+ l + Y i+ 2 +・
・・のそれぞれは、画素列X2, X,,・・・のそれ
ぞれを選択する走査信号線GLである。これらの走査信
号線GLは、垂直走査回路に接続されている.前記第3
図の中央部は一画素部分の断面を示しているが、左側は
下部透明ガラス基板SUBIおよび上部透明ガラス基板
SUB2の左側縁部分で外部引出配線の存在する部分の
断面を示している。 右側は、透明ガラス基板SUBIおよびSUB2の右側
縁部分で外部引出配線の存在しない部分の断面を示して
いる. 第3図の左側、右側のそれぞれに示すシール材SLは、
液晶LCを封止するように構成されており、液晶封入口
(図示していない)を除く透明ガラス基板SUBIおよ
びSUB2の趣周囲全体に沿って形成されている。シー
ル材SLは、たとえばエポキシ樹脂で形成されている. 前記上部透明ガラス基板StJBZ側の共通透明画素電
極ITOは,少なくとも一個所において、銀ペースト材
SILによって、下部透明ガラス基板SUBI側・に形
成された外部引出配線に接続されている。この外部引出
配線は、前述したゲート電極GT、ソース電極SDI、
ドレイン電極SD2のそれぞれと同一製造工程で形成さ
れる.前記配向膜ORIIおよびORI2、透明両素電
極ITO、共通透明画素電極ITO、保護膜PSVIお
よびPSV2、絶縁膜GIのそれぞれの層は、シール材
SLの内側に形成される.偏光板POLは、下部透明ガ
ラス基板SUBI、上部透明ガラス基板SUB2のそれ
ぞれの外側の表面に形成されている. 第10図はこの発明を適用すべき他のアクティブ・マト
リックス方式のカラー液晶表示装置の液晶表示部の画素
の要部およびシール部周辺部の断面図、第11図は第1
0図に示した液晶表示装置の液晶表示部の一画素を示す
平面図、第12図は第11図のA−A切断線で切った部
分の断面図、第13図は第11図に示す画素を複数配置
した液晶表示部の要部平面図.第14図〜第16図は第
11図に示す画素の所定の製造工程における要部平面図
,第17図は第13図に示す画素とカラーフィルタとを
重ね合せた状態における要部平面図である. この液晶表示装置においては、液晶表示部の各画素の開
口率を向上することができるとともに、液晶にかかる直
流成分を小さくし、液晶表示部の点欠陥を低減しかつ黒
むらを低減することができる. この液晶表示装置は、第11図に示すように、液晶表示
部の各画素内のi型半導体層ASを薄膜トランジスタT
FTI〜TFT3毎に分割して構成されている.つまり
,画素の複数に分割された薄膜トランジスタTPTI〜
TFT3のそれぞれは、独立したi型半導体層ASの島
領域で構成されている. また,薄膜トランジスタTPTI〜TFT3のそれぞれ
に接続される透明画素電極ITOI〜工TO3のそれぞ
れは、薄膜トランジスタTPTI〜TFT3と接続され
る辺と反対側の辺において、行方向の次段の走査信号線
GLと重ね合わされている.この重ね合せは、透明画素
電極ITOI〜ITO3のそれぞれを一方の電極とし、
次段の走査信号線GLを他方の電極とする保持容量素子
(静電容量素子) Caddを構成する.この保持容量
素子C addの誘電体膜は、薄膜トランジスタTPT
のゲート絶縁膜として使用される絶縁膜GIと同一層で
構成されている. ゲート電極GTは,第2図等に示した液晶表示装置と同
様、i型半導体MAsより太き目に形成されるが、この
液晶表示装置では薄膜トランジスタTPTI〜TFT3
が独立したi型半導体層ASごとに形成されているため
、各薄膜トランジスタTFTごとに太き目のパターンが
形成される。 また,上部透明ガラス基板SUB2の走査信号線GL、
映像信号線DL、薄膜トランジスタTPTに対応する部
分にブラックマトリックスパターンBMが設けられてい
るから、画素の輪郭が明瞭になるので、コントラストが
向上するとともに,外部の自然光が薄膜トランジスタT
PTに当たるのを防止することができる. 第11図に記載される画素の等価回路を第18図(等価
回路図)に示す。第18図において、前述と同様に、C
gsは薄膜トランジスタTPTのゲート電極GTおよび
ソース電極SDIで形成される重ね合せ容量である.重
ね合せ容量Cgsの誘電体膜は絶縁膜GIであるa C
pixは透明画素電極ITO(PIX)および共通透明
画素電極ITO(COM)間で形成される液晶容量であ
る.液晶容量Cpiスの誘電体膜は液晶LC.保護膜p
sv1゛および配向膜ORII、ORI21’あるe 
Vlcは中点電位である. 前記保持容量素子C addは,薄膜トランジスタTP
Tがスイッチングするとき、中点電位(画素電極電位)
Vicに対するゲート電位変化ΔVgの影響を低減する
ように働く.この様子を式で表すと次式となる. ΔV lc = ((Cgs/ (Cgs+Cadd+
Cpix)) xΔVgここで、Δv1cはΔVgによ
る中点電位の変化分を表わす.この変化分ΔVlcは液
晶に加わる直流成分の原因となるが、保持容量素子C 
addの保持容量を大きくすればする程その値を小さく
することができる.また、保持容量素子C addは放
電時間を長くする作用もあり、薄膜トランジスタTPT
がオフした後の映像情報を長く蓄積する。液晶LCに印
加される直流成分の低減は、液晶LCの寿命を向上し,
液晶表示画面の切り替え時に前の画像が残るいわゆる焼
き付きを低減することができる. 上述したように、ゲート電極GTは半導体層ASを完全
に覆うよう大きくされている分、ソース・ドレイン電極
SD1、SD2とのオーバラップ面積が増え、したがっ
て寄生容量Cgsが大きくなり中点電位v1cはゲート
(走査)信号Vgの影響を受け易くなるという逆効果が
生じる.しかし、保持容量素子C add を設けるこ
とによりこのデメリットも解消することができる. また、2本の走査信号線GLと2本の映像信号線DLと
の交差領域内に画素を有する液晶表示装置において、前
記2本の走査信号線GLのうちの一方の走査信号MGL
で選択される画素の薄膜トランジスタTPTを複数に分
割し、この分割された薄膜トランジスタTPTI〜TF
T3のそれぞれに透明画素電極ITOを複数に分割した
それぞれ(ITOI−ITO3)を接続し、この分割さ
れた透明画素電極ITOI〜TTO3のそれぞれにこの
画素電極ITOを一方の電極とし前記2本の走査信号線
OLのうちの他方の走査信号線OLを容量電極線として
用いて他方の電極とする保持容量素子C addを構成
することにより,前述のように、画素の分割された一部
分が点欠陥になるだけで、画素の全体としては点欠陥で
なくなるので,画素の点欠陥を低減することができると
ともに,前記保持容量素子C addで液晶LCに加わ
る直流成分を低減することができるので、液晶LCの寿
命を向上することができる.とくに、画素を分割するこ
とにより、薄膜トランジスタTPTのゲート電極GTと
ソース電極SDIまたはドレイン電極SD2との短絡に
起因する点欠陥を低減する.二とができるとともに,透
明画素電極ITOI−ITO3のそれぞれど保持容量素
子C addの他方の電極(容量電極線)との短絡に起
因する点欠陥を低減することができる.後者側の点欠陥
はこの液晶表示装置の場合3分の1になる.この結果、
前記画素の分割された一部の点欠陥は、画素の全体の面
積に比べて小さいので、前記点欠陥を見にくくすること
ができる。 前記保持容量素子C addの保持容量は、画素の書込
特性から、液晶容量Cpj叉に対して4〜8倍(4・C
pix<Cadd<8・Cpix) ,重ね合せ容量C
gsに対して8〜32倍(8 ・Cgs< Cadd<
32・Cgs)程度の値に設定する。 また、前記走査信号1lGLを第1導電膜(クロム膜)
glに第2導電膜(アルミニウム膜)g2を重ね合せた
複合膜で構成し、前記保持容量素子C addの他方の
電極つまり容量電極線の分岐された部分を前記複合膜の
うちの一屡の第1導電膜g1からなる単層膜で構成する
ことにより,走査信号線GLの抵抗値を低減し、書込特
性を向上することができるとともに、保持容量素子C 
addの他方の電極に基づく段差部に沿って確実に保持
容量素子C addの一方の電極(透明画素電極ITo
)を絶縁膜GI上に接着させることができるので、保持
容量素子C addの一方の電極の断線を低減すること
ができる。 また、保持容量素子C addの他方の電極を単層の第
1導電膜g1で構成し、アルミニウム膜である第2導電
膜g2を構成しないことにより、アルミニウム膜のヒロ
ックによる保持容量素子Caddの他方の電極と一方の
電極との短絡を防止することができる。 前記保持容量素子C addを構成するために重ね合わ
される透明画素電極IT○1〜IT○3のそれぞれと容
量電極線の部分との間の一部には、前記ソース電極SD
Iと同様に、容量電極線の段差形状を乗り越える際に透
明画素電極ITOが断線しないように、第1導電膜d1
および第2導電膜d2で構成された島領域が設けられて
いる。この島領域は、透明画素電極ITOの面積(開口
率)を低下しないように、できる限り小さく構成する.
このように、前記保持容量素子C acjdの一方の電
極とその誘電体膜として使用される絶縁膜CIとの間に
、第1導電膜d1とその上に形成された第]導電膜d1
に比べて比抵抗値が小さくかつサイズが小さい第2導電
膜d2とで形成された下地層を構成し,前記一方の電極
(第3導電膜d3)を前記下地層の第2導電膜d2から
露出する第1導電膜d1に接続する1:とにより.保持
容量素子C addの他方の電極に基づく段差部に沿っ
て確実に保持容量素子C addの一方の電極を接着さ
せることができるので、保持容量素子C addの一方
の電極の断線を低減することができる。 前記画素の透明画素電極ITOに保持容量素子C ad
dを設けた液晶表示装置の液晶表示部は、第20図(液
晶表示部を示す等価回路図)に示すように構成されてい
る.液晶表示部は、画素、走査信号@GLおよび映像信
号線DLを含む単位基本パターンの繰返しで構成されて
いる.容量電極線として使用される最終段の走査信号I
IAGL(または初段の走査信号線GL)は、第20図
に示すように、共通透明画素電極(Vcom ) I 
Toに接続する.共通透明画素電極ITOは、前記第3
図に示すように、液晶表示装置の周縁部において銀ぺ一
スト材SLによって外部引出配線に接続1されている.
しかも、この外部引出配線の一部の導電層(glおよび
g2)は走査信号線GLと同一製造工程で構成されてい
る.この結果、最終段の走査信号線OL(容量電極線)
は、共通透明画素電極ITOに簡単に接続することがで
きる.このように、容量電極線の最終段を前記画素の共
通透明画素電極(Vcom ) I Toに接続するこ
とにより,最終段の容量電極線は外部引出配線の一部の
導電層と一体に構成することができ、しかも共通透明画
素電極ITOは前記外部引出配線に接続されているので
,簡単な構成で最終段の容量電極線を共通透明画素電極
ITOに接続することができる. また,液晶表示装置は、先に本願出願人によって出願さ
れた特願昭62−95125号に記載される直流相殺方
式(DCキャンセル方式)に基づき、第19図(タイム
チャート)に示すように,走査信号線DLの駆動電圧を
制御することによって、さらに液晶LCに加わる直流成
分を低減することができる.第19図において、Viは
任意の走査信号線OLの駆動電圧、Vi+1はその次段
の走査信号線OLの翻動電圧である.Veeは走査信号
線OLに印加されるロウレベルの駆動電圧Vdmin,
Vddは走査信号線GLに印加されるハイレベルの駆動
電圧V d waxである。各時刻L=j,〜t4にお
ける中点電位Vlc(第18図参照)の電圧変化分Δv
1〜Δv4は,画素の合計の容量( C gs 十C 
pix + C add )をCとすると、次式のよう
になる. ΔVx=−(Cgs/C)・V 2 ΔV,=+(Cgs/C){V 1 +V 2)−(C
add/C)・V 2 AV3= 一(Cgs/C)・Vl +(Cadd/C){V 1 +V 2)ΔV4= −
(Cadd/C)・V 1ここで,走査信号線GLに印
加される駆動電圧が充分であれば(下記
【注】参照)、
液晶LCに加わる直流電圧は、次式で表される. Δv3+ΔV. = (Cadd−V 2 − Cgs
−V 1 )/ Cこのため、Cadd−v2=Cgs
−v1とすると、液晶LCに加わる直流電圧はOになる
【注】時刻tい t3で駆動電圧Viの変化分が中点電
位Vlcに影響を及ぼすが、t,〜t3の期間に中点電
位Viaは信号線Xiを通じて映像信号電位と同じ電位
にされる(映像信号の十分な書き込み).液晶LCにか
かる電位は薄膜トランジスタTPTがオフした直後の電
位でほぼ決定される(薄膜トランジスタTPTのオフ期
間がオン期間より圧倒的に長い).シたがって,液晶L
Cにかかる直流分の計算は、期間tエ〜t,はほぼ無視
でき、薄膜トランジスタTPTがオフ直後の電位、すな
わち時刻し,、t4における過渡時の影響を考えればよ
い.なお、映像信号Viはフレームごと、あるいはライ
ンごとに極性が反転し、映像信号そのものによる直流分
は零とされている。 つまり,直流相殺方式は、重ね合せ容量Cgsによる中
点電位Vlcの引き込みによる低下分を、保持容量素子
C addおよび次段の走査信号線OL(容量電極線)
に印加される郡動電圧によって押し上げ、液晶LCに加
わる直流成分を極めて小さくすることができる。この結
果、液晶表示装置は液晶LCの寿命を向上することがで
きる。もちろん、遮光効果を上げるためにゲート電極G
Tを大きくした場合、それに伴って保持容量素子C a
ddの保持容量を大きくすればよい. この直流相殺方式は、第21図(液晶表示部を示す等価
回路図)で示すように、初段の走査信号線GL(または
容量電極線)を最終段の容量電極1(または走査信号i
11GL)に接続することによって採用することができ
る.第21図には便宜上4本の走査信号線GLL,か記
載されていないが,実際には数百程度の走査償号線GL
が配置されている.初段の走査信号線GLと最終段の容
量電極線との接続は、液晶表示部内の内部配線あるいは
外部引出配線によって行なう。 このように、液晶表示装置は、初段の走査信号線GLを
最終段の容量電極線に接続することにより,走査信号線
GLおよび容量電極線の全べてを垂直走査回路に接続す
ることができるので、直流相殺方式(DCキャンセル方
式)を採用することができる。この結果、液晶LCに加
わる直流成分を低減することができるので、液晶LCの
寿命を向上することができる。 第1図によりこの発明に係るアクティブ・マトリックス
方式のカラー液晶表示装置の製造方法を説明する。まず
、第1図(.)に示すように,7059ガラス(商品名
)からなる下部透明ガラス基板SUBI上に膜厚が11
00[A1のクロムからなる第1導電膜g1をスパッタ
リングにより設ける.つぎに、エッチング液として硝酸
第2セリウムアンモニウム溶液を使用した写真蝕刻技術
で第1導電膜g1を選択的にエッチングすることによっ
て,走査信号線GLの第1層、ゲート電極GTおよび保
持容量素子C addの電極膜を形成する。 つぎに、膜厚が1000[A.]のアルミニウムーパラ
ジウム、アルミニウムーシリコン、アルミニウムーシリ
コンーチタン、アルミニウムーシリコンー銅等からなる
第2導電膜g2をスパッタリングにより設ける.つぎに
、エッチング液としてリン酸と硝酸と酢酸との混酸を使
用した写真蝕刻技術で第2導電膜g2を;n択的にエッ
チングすることにより、走査信号線GLの第27lを形
成する。つぎに、ドライエッチング装置にSF,ガスを
導入して、シリコン等の残渣を除去する。つぎに、プラ
ズマCVD装置にアンモニアガス,シランガス、窒素ガ
スを導入して,膜厚が3500[人]の窒化シリコン膜
OILを設け、プラズマCVD装置にシランガス、水素
ガスを導入して、膜厚が2100[人コの非品質のi型
シリコン膜A S Lを設け、プラズマC■D装置に水
素ガス,ホスフィンガスを導入して、膜厚が300[人
]のN+型シリコン膜dOLを設けたのち、膜厚が60
0[人]のクロムからなる第1導電膜d1をスパッタリ
ングにより形成する.つぎに、第1図(b)に示すよう
に、レジストRSTIを塗布し、レジストRSTIのN
“型半導体層dOの溝を形成すべき部分と対応する部分
にスルーホールパターンを形成する。つぎに、第1導電
膜d1をエッチングすることにより、第1導電膜d1に
スルーホールTHLを設ける.つぎに、ドライエッチン
グガスとしてSF, . C(114 を使用してN+
型シリコン膜d O Lをドライエッチングすることに
より,N+型半導体層doの溝を形成する.つぎに、第
1図(c)に示すように,廂状となった第1導電膜d1
をエッチングする.つぎに、第1図(d)に示すように
、レジストRSTIを剥離液S502 (商品名)によ
り除去したのち、レジストRST2を塗布し、レジスト
RST2に半導体層パターンを形成する.つぎに,第1
導電膜d1をエッチングすることにより、ソース電極S
D1、ドレイン電極SD2の第1層を形成する。 つぎに、ドライエッチングガスとしてSF,、CCQ,
を使用してN+型シリコン膜dOL.i型シリコン膜A
SLをエッチングすることにより、N“型半導体層do
,i型半導体NAsを形成する.つぎに、第1図(8)
に示すように、廂状となった第1導電膜d1をエッチン
グする6つぎに、レジストRST2を除去したのち、ド
ライエッチングガスとしてSF,を使用した写真蝕刻技
術で、窒化シリコン膜GILを選択的にエッチングする
ことによって,絶縁膜GIを形成する.つぎに,膜厚が
3500[人]のアルミニウムーパラジウム、アルミニ
ウムーシリコン、アルミニウムーシリコンーチタン、ア
ルミニウムーシリコンー銅等からなる第2導電膜d2を
スパッタリングにより設ける。 つぎに、写真蝕刻技術で第2導電膜d2を選択的にエッ
チングすることにより,映像信号線DLの第1層および
ソース電極SDI、ドレイン電極SD2の第2層を形成
する.つぎに、膜厚が1 200[人]゛のITO膜か
らなる第3導電膜d3をスパンタリングにより設ける.
つぎに、エッチング液として塩酸と硝酸との混酸を使用
した写真蝕刻技術で第3導電膜d3を選択的にエッチン
グすることにより、映像信号線DLの第2層、ソース電
極SD1、ドレイン電極SD2の第3層,ゲート端子、
ドレイン端子の最上層および透明画素電極ITO1を形
成する.つぎに,レジストを除去したの,プラズマCV
D@置にアンモニアガス、シランガス,窒素ガスを導入
して、膜厚が1[JIm]の窒化シリコン膜を設ける.
つぎに、ドライエッチングガスとしてSF,を使用した
写真蝕刻技術で窒化シリコン膜を選択的にエッチングす
ることによって、保護膜PSVIを形成する. この液晶表示装置の製造方法においては,i型シリコン
膜ASL.N”型シリコン膜dOL、第1導電膜d1を
連続的に設け、第1導電膜d1のN′″型半導体層do
の溝を形成すべき部分と対応する部分にスルーホールT
HLを設けたのち、Nゝ型シリコン膜d・OLを選択的
にドライエッチングすることにより、N+型半導体層d
oの溝を形成するから,第1導電膜dOによって各薄膜
トランジスタTPTが導電位、同等の静電容量になるの
で、プラズマの分布が各薄膜トランジスタTPTによっ
て異なることはなく、ドライエッチングレートが各薄膜
トランジスタTPTによって同一であるため,下部透明
ガラス基板SUBI内の一部でN+型シリコン膜dOL
のエッチング量の過不足が生ずることはない。また N
4″型半導体層dOの溝を形成したのちに、Nゝ型半導
体層dO.i型半導体層ASを形成するから,N4″型
半導体層dO、i型半導体層ASを形成するときに、窒
化シリコン膜GILのi型半導体層AS周辺部に溝が形
成されたとしても、N◆型シリコン膜のエッチング量の
過不足が生ずることはない。したがって,薄膜トランジ
スタTPTの動作不良が生ずることはない。さらに,N
+型半導体溜dOの溝を形成したのちに、廂状となった
第1導電膜d1をエッチングするから、N+型シリコン
膜doLと第1導電膜d1との間に剥離液等が溜ること
がないから、i型半導体層AS等の腐食を防止すること
ができる.また,N+型半導体層dO、i型半導体層A
Sを形成したのちに、廂状となった第1導電膜d1をエ
ッチングするから、第2導電膜d2の断線を防止するこ
とができる.以上、この発明を上記実施例に基づき具体
的に説明したが、この発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることはもちろんである.たとえば、この発
明は液晶表示部の各画素を2分割あるいは4分割した液
晶表示装置の製造方法に適用することができる.ただし
、画素の分割数があまり多くなると,開口率が低下する
ので、上述のように、2〜4分割程度が妥当である.〔
発明の効果〕 以上説明したように、この発明に係る液晶表示装置の製
造方法においては、N1型半導体層の溝のエッチング量
の過不足が生ずることはないから,薄膜トランジスタの
動作不良が生ずることはない.このように、この発明の
効果は顕著である.
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るアクティブ・マトリックス方式
のカラー液晶表示装置の製造方法の説明図,第2図はこ
の発明を適用すべき゜アクティブ・マトリックス方式の
カラー液晶表示装置の液晶表示部の一画素を示す要部平
面図、第3図は第2図の■一■切断線で切った部分とシ
ール部周辺部の断面図、第4図は第2図に示す画素を複
数配置した液晶表示部の要部平面図、第5図〜第7図は
第2図に示す画素の所定の製造工程における要部平面図
,第8図は第4図に示す画素とカラーフィルタとを重ね
合せた状態における要部平面図,第9図は上記のアクテ
ィブ・マトリックス方式のカラー液晶表示装置の液晶表
示部を示す等価回路図,第10図はこの発明を適用すべ
き他のアクティブ・マトリックス方式のカラー液晶表示
装置の液晶表示部の画素の要部およびシール部周辺部の
断面図、第11図は第10図に示した液晶表示装置の液
晶表示部の一画素を示す平面図、第12図は第11図の
A−A切断線で切った部分の断面図、第13図は第11
図に示す画素を複数配置した液晶表示部の要部平面図、
第14図〜第16図は第11図に示す画素の所定の製造
工程における要部平面図、第17図は第13図に示す画
素とカラーフィルタとを重ね合せた状態における要部平
面図、第18図は第11図に記載される画素の等価回路
図、第19図は直流相殺方式による走査信号線の駆動電
圧を示すタイムチャーI・、第20図、第21図はそれ
ぞれ第13図に示したアクティブ・マトリックス方式の
カラー液晶表示装置の液晶表示部を示す等価回路図であ
る。 SUB・・・透明ガラス基板 OL・・・走査信号線 DL・・・映像信号線 GI・・・絶縁膜 GT・・・ゲート電極 AS・・・i型半導体層 SD・・・ソース電極またはドレイン電極psv・・・
保護膜 LS・・・遮光膜 LC・・・液晶 TPT・・・薄膜トランジスタ ITO (COM)・・・透明画素電極g.d・・・導
電膜 C add・・・保持容量素子 Cgs・・・重ね合せ容量 C pix・・・液晶容量 BM・・・ブラックマトリックスパターンASL・・・
i型シリコン膜 dOL・・・N+型シリコン膜 THL・・・スルーホール 第1図 GTg RST2 l GT,g ASL−一〜l型シノコン膜 dl−−−一第14電樽 doL一−−− N+!シリコン14莫THL−−一−
−スルーホール dt−−−−*uJ−tRl 第 I 図 do−−−−N”J樽1 Cク 第13図 VLc tユ t2 t3 t4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、薄膜トランジスタと画素電極とを画素の一構成要素
    とするアクティブ・マトリックス方式の液晶表示装置を
    製造する方法において、i型半導体膜、N^+型半導体
    膜、導電膜を連続的に設け、上記導電膜の上記N^+型
    半導体層の溝を形成すべき部分と対応する部分にスルー
    ホールを設けたのち、上記N^+型半導体膜を選択的に
    ドライエッチングすることにより、上記N^+型半導体
    層の溝を形成することを特徴とする液晶表示装置の製造
    方法。
JP1053825A 1989-03-08 1989-03-08 液晶表示装置の製造方法 Pending JPH02234130A (ja)

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