JPH02231285A - 物品収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は自動２輪車や自動３輪車等に好適な物品収納
装置に係り、特に、物品収納ボックス内に、濡れ物等を
収納する防水内袋を折畳自在に収納した物品収納装置に
関する。

（従来の技術） 近年の自ｅ２，３輪車にはヘルメット等の比較的かさば
った物品を収納する物品収納箱を装備したものが開発さ
れているが、これら物品収納箱はその内面をフエルト地
やマット地により内張リし美観や触感の向上を図ってい
るが、その内部が水等により濡れたり、汚れたつづると
、洗浄するのが極めて大変であり、濡れ物や汚れ物を物
品収納箱内に殆ど収納することがでなきない。

（発明が解決しようとする課題） そこで、従来では、雨に濡れたヘルメットや汚れ物を物
品収納箱内に収納する場合にはこれらをまずポリ袋等の
防水袋に入れてから、物品収納箱内に収納する場合が多
い。

しかし、このような方法では自動２，３輪車の走行中に
、その振動や運動等により防水袋が物品収納箱内で暴れ
て防水袋から水や汚れ物が物品収納箱内にばら黴かれ、
その内部を汚すという課題がある。

そこでこの発明は前記事情を考慮してなされたもので、
その目的は内張り地を汚さずに濡れ物や汚れ物を収納す
ることができる物品収納装ｔを提供することにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段》 この発明は前記課題を解決するためになされたものであ
り、物品収納自在のボックス本体内に、濡れ物等を防水
自在に収納する防水内袋を折畳自在に収納し、この防水
内袋を前配ボックス本体内で折畳状態および展開状態に
保持する保持具を設けたことを特徴とする。

（作用） 雨に濡れたヘルメット等の濡れ物、または汚れたグロー
ブ等の汚れ物を物品収納装貿内に収納する場合は、まず
、これらをボックス本体内の防水内袋内に収納し、この
防水内袋を保持具により物品本体内に固定する。

したがって、この発明によれば、濡れ物や汚れ物はボッ
クス本体内に直接収納されずに、防水内袋内に収容され
ているので、ボックス本体内の内張り地等を汚すのを防
止することができる。

また、自動２、３輪車等の走行中に物品収納装置内の濡
れ物や汚れ物が振動し運動するが、防水内袋がボックス
本体内に保持具により固定されているので、防水内袋内
の水や汚れ物等がボックス本体内へばら撒かれるという
おそれを防止することができる。

（実施例） 以下この発明の実施例を第１図〜第４図に基づいて説明
する。

第２図はこの発明を自動２輪車に適用した場合の全体構
成を示す正面図であり、図において、自ｖＪ２輪車１は
ハンドル２により操舵される前輪３と、エンジンユニッ
ト４により駆動される後輪５とを走行方向前後に配設し
、車体中央部を構成するメインフレーム６内にエンジン
ユニット４を懸架している。

メインフレーム６の前部上端部はヘッドパイブ７に固着
され、このヘッドパイブ７内を軸心周りに回動自在に挿
通する図示しないステアリングシャフトの下端が、前輪
３をトレーリング型でＭｌｉｉ懸架するフロントフォー
ク８に連結されている。

メインフレーム６の後部にはこれよりざらに模方へ延び
るシ一トレール９の前端部が固着され、このシ一トレー
ル９はメインフレーム６の後端部に固着されたサボーｌ
・チューブ１０により支持されている。

シ一トレール９上にはシ一ト１１およびその後方のビリ
オンシ一ト１２が載置固定され、これら両シート１１．
１２の下方の両側面はボデイカバー１３により被覆され
ている。

このシ一ト１１の下方には燃料タンク１４が配置され、
燃料タンク１４の後端部１４ａはビリオンシ一ト１２の
下方まで延び、後端部１４ａの上端注油口にはフィラー
キャップ１５が被冠ざれている。

そして、シ一ト１１とヘッドバイプ７の間であって、車
体中央部のエンジンユニット４の上方のスペースには物
品収納装置１６の収納ボックス１７が配置され、この収
納ボックス１７の前後両端部が支持金具１８．１９を介
してそれぞれメインフレーム６とシ一トレール９にそれ
ぞれ固定されている。

収納ボックス１７は第１図にも示すように上面の一部が
開口され、ぞの開口前縁にはボックス力バー２０の前端
が開閉自在にｖｉ着され、ボックス力バー２０の閉じた
位置を図示しないロック装置によりロックするようにな
っている。

また、収納ボックス１７はその内部に例えばヘルメット
Ｈ等の嵩張る物品を収納できる収納スペースを有し、こ
の内面をフエルト地やマット地により内張リしている。

そして、収納ボックス１７はその内部に例えばヘルメッ
トＨ等を収納したときの隙間、すなわら、デッドスペー
スにて、防水内袋２１を折畳状態で内蔵している。

防水内袋２１は防水素材により収納ボックス１７の内面
形状にほぼ適合した有底袋状に形成ざれ、その展ｎＦＲ
には第１図中二点鎖線で示すように収納ボックス１７の
内周面のほぼ全体を被覆し、その上端を全面的に間口さ
せるようになっている。

防水内袋２１は第１図に示すように例えば収納ボックス
１７の後端部内に折畳状態で内蔵されており、防水内袋
２１の後端壁（第１図では右端面）は収納ボックス１７
の後端壁内面に固着ざれ、防水内袋２１の前端壁（第１
図では左端面）は端板２２に固若されている。

端板２２の上端部には前後一対の例えば球状の止め具２
３ａ，２３ｂをそれぞれ前後に突設している。

これら止め具２３ａ．２３ｂにそれぞれ係脱自在に係合
するＣ字状の萌後一対の係止具２４ａ，２４ｂを収納ボ
ックス１７の前、後壁の各内面にそれぞれ配設し、これ
ら２３ａ．２３ｂ，２４ａ，２４ｂは防水内袋２１を収
納ボックス１７内で折畳状態および展開状態に保持する
保持具に構成されている。

したがって，第１図に示ずように防水内袋２１を折り畳
んだ状態で、後部止め具２３ｂを後部係止具２４ｂに嵌
入させることにより放水内袋２１を近り普んだ状態で収
納ボックス１７内に収納し、その折畳状態を保持するこ
とができる。

また、防水内袋２１を第１図中二点鎖線で示すようにＲ
問した状態で、前部止め具２３ａを前部係止具２４ｂに
係合させることにより、防水内袋２１を収納ボックス１
７内で展開した状態で保持することができる。

また、防水内袋２１の図中右端部底部には排水チューブ
２５を一体的に接続しており、この排水チューブ２５は
収納ボックス１７の底部１７ａを厚さ方向に貴通して外
部に延伸し、防水内袋２１内に溜った水等を外部へ排水
するようになっている。

さらに、防水内袋２１はその側面に艮手方向に沿って複
数のプリーツ２１ａ．２１ａ・・・を予め形成しており
、防水内袋２１を折り畳み易くしている。

なお、防水内袋２１の第１図中上端面の開口部に図示し
ないファスナーを設け、開開自在に構成してもよい。

したがって本実施例によれば、雨に濡れたべルメット等
の濡れ物や汚れたグローブ等の汚れ物を収納ボックス１
７内に収納する場合には、防水内袋２１を収納ボックス
１７内で展開させ、前部止め具２３ａを前部係止貝２４
ａに嵌合させ、その展開状態を保持してから、これら濡
れ物や汚れ物を防水内袋２１内に収納する。

この状態で自動２輪車１を走行させても防水内袋２１は
収納ボックス１．７内に保持固定ざれているので、ヘル
メット１１等の被収納物が防水内袋２１より出て、収納
ボックス１７内へはみ出して、その内張り地を濡らし、
あるいは汚すのを防止することができる。

また、防水内袋２１内に溜った排水は排水チューブ２５
により外部へ排出される。

さらに、防水内袋２１を使用しない場合にはこの防水内
袋２１を第１図で示すように折り畳んだ状態で、後部止
め具２３ｂを後部係止具２４ｂに係合させ、その折畳み
状態を保持してから、防水内袋２１を収納ボックス１７
内のデッドスペースに収納するので、収納ボックス１７
のデッドスベ一スの有効活用を図ることができる。

なお、前記実施例ではこの発明を第２図で示す自ｖＪ２
輪車１に適用した場合について説明したが、この発明は
これに限定されるものではなく、例えば第３図に示すよ
うにヘルメットＨを主に収納Ｊる物品収納装置２６を装
備した２輪や３輪のスクータ等にも適用することができ
る。

すなわち、この物品収納装置２６は主にヘルメッＪ−．
等を収容する欠円形の収納ボックス２７内に防水内袋３
１を折畳自在に収納している。

この防水内袋３１はヘルメットＨを収納１る収納ボック
ス２７内のデッドスペースにて折畳状態で内蔵されてお
り、この防水内袋３１は前記実施例の防水内袋２１と同
様に防水素材により収納ボックス２７の本体の内側形状
に対応した形状の右底袋に形成されており、その上端を
ほぼ全面的に開口する一方、その底部に排水チューブ３
５を接続している。

また、防水内袋３１はその後端面（第４図では右端面）
には後端板３２ｂを、その前端面（第４図では左端而）
には前端板３２ａをそれぞれ固着している。

この前端板３２ａの図中上端部には前後一対の止め具３
３ａ，３３ｂをそれぞれＩｖＪ後に突設しており、この
後部止め具３３ｂに係脱自在に係合する後部係止具３４
ｂを収納ボックス２７の１端面内側に囚着すると共に、
後端板３２ｂの上端部に固着している。また、収納ボッ
クス２７の前端壁内側には＃Ｊ部止め具３３ａと係脱自
在に係合する前部係止具３４ａを固着している。

したがって、防水内袋３１を第４図に示すように折り畳
んだ状態で、後部止め具３３ｂを後部係止具３４ｂに係
合させることにより、この防水内袋３１を折畳状態に保
持することができる。

一方、防水内袋３１を収納ボックス２７内で展同させた
状態で、前部止め具３３ａを前部係止具３４ａに係合さ
せることにより、防水内袋３１を収納ボックス２７内で
展開状態に保持させることができる。

なお、第４図中符号３１８は複数のプリーツであり、防
水内袋３１の上端開口を前記実施例と同様に、フ７スナ
ーにより同閉自在に構成してもよい。

本実施例においても前記した実施例と同様の作用効果を
奏し、濡れ物や汚れ物を収納ボックス２７内の防水内袋
３１内に収納した状態で走行しても、収納ボックス２７
内が排水や汚れ等により汚れるのを防止することができ
る。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明は、濡れ物等をボックス本
体内の防水内袋内に収納し、その収納状態で防水内袋を
ボックス本体内に保持固定することができるので、よれ
物等を防止水内袋内に収容した状態でボックス本体が移
動しても、防水内袋内の濡れ物等がボックス本体内へ飛
び出し、その内部を汚すのを防止することができる。

また、防水内袋は折畳み状態でボックス本体内に収納さ
れるので、ボックス本体内のデッドスペースの有効活用
を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の要部縦断面図、第２図は
この発明の一実施例を適用した自＃２輪車の正面図、第
３図はこの発明の他の実施例の正面図、第４図は第３図
の一部を省略して示す拡大図である。 １６・・・物品収納装置、１７・・・収納ボックス、２
１・・・防水内袋、２１ａ・・・プリーツ、２５・・・
排水チューブ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　物品収納自在のボックス本体内に、濡れ物等を防水自
   在に収納する防水内袋を折畳自在に収納し、この防水内
   袋を前記ボックス本体内で折畳状態および展開状態に保
   持する保持具を設けたことを特徴とする物品収納装置。