JPH0222994B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0222994B2 JPH0222994B2 JP3550182A JP3550182A JPH0222994B2 JP H0222994 B2 JPH0222994 B2 JP H0222994B2 JP 3550182 A JP3550182 A JP 3550182A JP 3550182 A JP3550182 A JP 3550182A JP H0222994 B2 JPH0222994 B2 JP H0222994B2
- Authority
- JP
- Japan
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- segment
- metal fitting
- hole
- divided
- wall thickness
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 32
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 9
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 238000005488 sandblasting Methods 0.000 description 2
- 238000005422 blasting Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、電力ケーブル用分割導体の、セグ
メントの整形治具に関するものである。
メントの整形治具に関するものである。
発明の背景
素線絶縁したケーブル導体を接続するとき、絶
縁皮膜を取り除く必要がある。皮膜除去に一つの
手法に、サンドブラストがある。そのとき、セグ
メント内部の素線にサンドを吹き付けるために、
ドライバを差し込むなどして素線間を広げる。
縁皮膜を取り除く必要がある。皮膜除去に一つの
手法に、サンドブラストがある。そのとき、セグ
メント内部の素線にサンドを吹き付けるために、
ドライバを差し込むなどして素線間を広げる。
サンドブラストの済んだ後のセグメントは、素
線間が若干開いたままで、素線の並び方が不整に
なつている。
線間が若干開いたままで、素線の並び方が不整に
なつている。
導体端部を接続用スリーブに差し込む前に、セ
グメントの素線の並び方を元の姿に整形する必要
がある。
グメントの素線の並び方を元の姿に整形する必要
がある。
この発明は、そのための整形治具の提供を目的
とするものである。
とするものである。
なお、この発明に関する技術は新しいので、先
行技術に相当するものは、現在のところ見あたら
ない。
行技術に相当するものは、現在のところ見あたら
ない。
実施例
「第1図」のような4分割導体の場合を例にと
つて説明する。
つて説明する。
このセグメントの整形治具は、「第2図」のよ
うに、2個の金具20,40およびそれからの間
隔を強制的に広げる手段、即ちネジ棒34とから
なる。金具20と金具40とは、ほぼ同じ形であ
る。
うに、2個の金具20,40およびそれからの間
隔を強制的に広げる手段、即ちネジ棒34とから
なる。金具20と金具40とは、ほぼ同じ形であ
る。
初めに金具20について述べる。
これは、後で述べるように固定側として使用さ
れる。
れる。
中央に、セグメント10の断面と同形同大の、
扇形の孔22が、前後に貫通して設けられている
(前後は矢印23のように決める)。言いかえる
と、その内面24は、セグメント10の外面12
にぴつたりと密着できるようになつている。
扇形の孔22が、前後に貫通して設けられている
(前後は矢印23のように決める)。言いかえる
と、その内面24は、セグメント10の外面12
にぴつたりと密着できるようになつている。
孔22の回りは、たとえばほぼ等しい肉厚にな
つている。そのために金具20は、全体として二
つ割りの短にほぼ5角柱であつて、その上に台形
の凸部26が一体に設けられた形である。
つている。そのために金具20は、全体として二
つ割りの短にほぼ5角柱であつて、その上に台形
の凸部26が一体に設けられた形である。
「第3図」は、金具20を矢印27の方向から
見た側面図である。金具20には、28と30で
示したようなテーパ部分があり、後方に向かつて
先細になつている。この部分は、後記のようにセ
グメント10間に差し込まれる。そのときセグメ
ントを傷付けないように、また導体10の根元
(ケーブル絶縁体14側)まで深く差し込めるよ
うに、このようにテーパ状になつているのであ
る。
見た側面図である。金具20には、28と30で
示したようなテーパ部分があり、後方に向かつて
先細になつている。この部分は、後記のようにセ
グメント10間に差し込まれる。そのときセグメ
ントを傷付けないように、また導体10の根元
(ケーブル絶縁体14側)まで深く差し込めるよ
うに、このようにテーパ状になつているのであ
る。
金具20は、仮想面33で示したところから上
下に二つ割りできる。35は連結用のネジであ
る。金具20の凸部26に設けた軸受32にネジ
棒34の一端が回転自在に、すなわちネジ棒34
が回転してもセグメントに固定されたままで、か
つ、抜けないように把持されている。
下に二つ割りできる。35は連結用のネジであ
る。金具20の凸部26に設けた軸受32にネジ
棒34の一端が回転自在に、すなわちネジ棒34
が回転してもセグメントに固定されたままで、か
つ、抜けないように把持されている。
もう一つの金具40は、セグメント10の整形
用である。
用である。
上記のように金具20とほぼ同じ形である。す
なわち、孔42の断面はセグメント10の断面と
同じく、その内面44はセグメント10の外面1
2に密着できる。また、上に凸部46が一体に設
けられている。そして上下に二つ割りできる。こ
こで二つ割りの一方の部分、例えば凸部46には
ネジ棒34と螺合するネジ穴47が設けられてお
り、ネジ棒34を回転させるとネジ送りされ金具
40が前後に動く。
なわち、孔42の断面はセグメント10の断面と
同じく、その内面44はセグメント10の外面1
2に密着できる。また、上に凸部46が一体に設
けられている。そして上下に二つ割りできる。こ
こで二つ割りの一方の部分、例えば凸部46には
ネジ棒34と螺合するネジ穴47が設けられてお
り、ネジ棒34を回転させるとネジ送りされ金具
40が前後に動く。
なお、「第4図」のように、内面44の前端に
は、丸みを持つ面45がとつてある。
は、丸みを持つ面45がとつてある。
作 用
「第5図」のように、セグメント10の奥の
方、すなわちケーブル絶縁体14に近いところに
金具20を取付ける。この辺は素線絶縁皮膜を除
去されていないから、素線の乱れもない。
方、すなわちケーブル絶縁体14に近いところに
金具20を取付ける。この辺は素線絶縁皮膜を除
去されていないから、素線の乱れもない。
なお、金具20をセグメント10に取付けると
き、ネジ35でしめつけて固定するが、金具20
はセグメントの間に挾まれて、それ以上は後退で
きないので、必ずしもネジ35で締めつけなくと
もよい。
き、ネジ35でしめつけて固定するが、金具20
はセグメントの間に挾まれて、それ以上は後退で
きないので、必ずしもネジ35で締めつけなくと
もよい。
もう一つの金具40を、金具20のすぐ前方に
おいて、セグメント10に取付けてネジで締めつ
けて固定する。
おいて、セグメント10に取付けてネジで締めつ
けて固定する。
そして、適当な手段、例えば先端37にハンド
ルを用いてネジ棒34を例えば時計方向に回す。
すると金具40は、セグメント10との摩擦に対
抗しながら矢印36方向に前進する。それに伴つ
て、広がりぎみになつているセグメント10は絞
られて素線は元の位置、すなわちそれよりも内層
の素線間の谷間に、押し込まれるようにして戻さ
れる。なお上記のように、内面44の前端の面4
5がとつてあるので、上記の素線整形の作用が円
滑に行なわれる。またそのとき素線を傷つけな
い。
ルを用いてネジ棒34を例えば時計方向に回す。
すると金具40は、セグメント10との摩擦に対
抗しながら矢印36方向に前進する。それに伴つ
て、広がりぎみになつているセグメント10は絞
られて素線は元の位置、すなわちそれよりも内層
の素線間の谷間に、押し込まれるようにして戻さ
れる。なお上記のように、内面44の前端の面4
5がとつてあるので、上記の素線整形の作用が円
滑に行なわれる。またそのとき素線を傷つけな
い。
金具40が矢印36方向に前進するとき、ネジ
棒34には、それとは反対方向(矢印38)の反
力が働く。その反力は金具20によつて受け止め
られる。上記のように、金具20はセグメント1
0の間に挾まれているから、後退しないでその反
力に耐えることができる。
棒34には、それとは反対方向(矢印38)の反
力が働く。その反力は金具20によつて受け止め
られる。上記のように、金具20はセグメント1
0の間に挾まれているから、後退しないでその反
力に耐えることができる。
金具40がセグメント10の端まで来たら、バ
インド線48を仮りに巻いておく。
インド線48を仮りに巻いておく。
なお、セグメント10のサイズが大きい場合で
も、「第6図」のように、上下二つ割りの間隔を
あければ、使用できる。
も、「第6図」のように、上下二つ割りの間隔を
あければ、使用できる。
また、金具20、40間の間隔を強制的に広げ
る手段には、上記のネジ以外に、たとえば油圧な
ども使用できる。
る手段には、上記のネジ以外に、たとえば油圧な
ども使用できる。
発明の効果
(1) 金具20は、ケーブル導体セグメント10の
外面に密着する内面を持つ扇形の孔22があ
り、その孔22の少なくともV形の部分の外側
は等しい肉厚になつており、かつ全体が二つ割
りになつているので、肉厚を適当にすれば(機
械的強度の許す範囲内で)、開いたセグメント
10の根元の素線の乱れのない部分に無理なく
装着できる(サンドブラストはセグメント10
間を相当開いて行う)。
外面に密着する内面を持つ扇形の孔22があ
り、その孔22の少なくともV形の部分の外側
は等しい肉厚になつており、かつ全体が二つ割
りになつているので、肉厚を適当にすれば(機
械的強度の許す範囲内で)、開いたセグメント
10の根元の素線の乱れのない部分に無理なく
装着できる(サンドブラストはセグメント10
間を相当開いて行う)。
(2) 金具20、金具40間の間隔を強制的に広げ
るとき、金具20を後退させる力が作用する。
るとき、金具20を後退させる力が作用する。
そのとき、金具20は若干後退するかもしれ
ないが、すぐにセグメント10間に挾まれてそ
れ以上後退しないようになる。
ないが、すぐにセグメント10間に挾まれてそ
れ以上後退しないようになる。
したがつて、金具40を前進させることがで
きる。
きる。
(3) 金具40は、ケーブル導体セグメント10の
外面に密着する内面を持つ扇形の孔42があ
り、その孔42の少なくともV形の部分の外側
は等しい肉厚になつており、かつ全体が二つ割
りになつているので、金具20のすぐ近くのセ
グメント10に無理なく装着できるし、前進す
るとき、上記のように、ブラスト時に開いた素
線を元の形状に復帰させる。
外面に密着する内面を持つ扇形の孔42があ
り、その孔42の少なくともV形の部分の外側
は等しい肉厚になつており、かつ全体が二つ割
りになつているので、金具20のすぐ近くのセ
グメント10に無理なく装着できるし、前進す
るとき、上記のように、ブラスト時に開いた素
線を元の形状に復帰させる。
(4) 金具20、金具40は全体が二つ割りになつ
ているので、セグメント10への装着が容易で
あるし、また上記のように、異サイズのセグメ
ント10にも適用できる。
ているので、セグメント10への装着が容易で
あるし、また上記のように、異サイズのセグメ
ント10にも適用できる。
第1図はセグメント10の説明図、第2図は本
発明実施例の説明図、第3図は金具20を矢印2
7方向から見た側面図、第4図は金具40の縦断
立面図、第5図は使用状態の説明図、第6図は異
なるサイズのセグメント10に使用する場合の説
明図。 10:セグメント、20,40:金具、22,
42:扇形の孔、24,44:内面、34:ネジ
棒、47:ネジ穴。
発明実施例の説明図、第3図は金具20を矢印2
7方向から見た側面図、第4図は金具40の縦断
立面図、第5図は使用状態の説明図、第6図は異
なるサイズのセグメント10に使用する場合の説
明図。 10:セグメント、20,40:金具、22,
42:扇形の孔、24,44:内面、34:ネジ
棒、47:ネジ穴。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ケーブル導体セグメント10の外面に密着す
る内面24を持つ扇形の孔22があり、その孔2
2の少なくともV形の部分の外側は等しい肉厚に
なつており、かつ全体が二つ割りになつている金
具20と; ケーブル導体セグメント10の外面に密着する
内面44を持つ扇形の孔42があり、その孔42
の少なくともV形の部分の外側は等しい肉厚にな
つており、かつ全体が二つ割りになつており、一
方の部分にネジ穴47が設けられている金具40
と; 一端が前記金具20に回転自在に把持され、ネ
ジ部が金具40の上記ネジ穴に螺合して挿通され
たネジ棒34; とからなることを特徴とするセグメントの整形治
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3550182A JPS58152387A (ja) | 1982-03-06 | 1982-03-06 | セグメントの整形治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3550182A JPS58152387A (ja) | 1982-03-06 | 1982-03-06 | セグメントの整形治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58152387A JPS58152387A (ja) | 1983-09-09 |
JPH0222994B2 true JPH0222994B2 (ja) | 1990-05-22 |
Family
ID=12443498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3550182A Granted JPS58152387A (ja) | 1982-03-06 | 1982-03-06 | セグメントの整形治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58152387A (ja) |
-
1982
- 1982-03-06 JP JP3550182A patent/JPS58152387A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58152387A (ja) | 1983-09-09 |
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