JPH02226887A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH02226887A
JPH02226887A JP1046972A JP4697289A JPH02226887A JP H02226887 A JPH02226887 A JP H02226887A JP 1046972 A JP1046972 A JP 1046972A JP 4697289 A JP4697289 A JP 4697289A JP H02226887 A JPH02226887 A JP H02226887A
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data
coefficient
circuit
bits
mode
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JP1046972A
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Norihisa Shirota
典久 代田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタル画像信号を3次元コサイン変換
(discrete cosine transfor
s+)等の変!負符号化により符号化することでデータ
量を圧縮するデータ伝送装置、特に、伝送データのデー
タ量を所定値以rに制御するバ・ンファリングに関する
〔発明の概要〕
この発明では、所定の大きさの3次元ブロックに対し、
変換符号化が行われ、変換符号化で得られた直流成分は
、所定ビット数で伝送すると共に、残りの交流成分が3
次元サブブロックに分割され、サブブロック単位で有意
なデータを有するサブブロックのアドレス情報と伝送さ
れるサブブロック内の有意な係数データとが伝送される
ことで、フィードフォワード制御により伝送データ量を
所定の目標値より小に制御できる。
〔従来の技術〕
画像信号の冗長度を抑圧するために、所定数の画素から
なるブロックに画面を分割し、ブロック毎に原画像信号
の特徴と合った変換軸で線形変換を行う変換符号化が知
られている。変換符号化としては、アダマール変換、コ
サイン変換等が知られている。従来のコサイン変換符号
化装置は、例えば第10図に示すような構成を有してい
る。
第10図において、51で示す入力端子には、標本化さ
れた離散的な画像信号f (j 、 k)が供給され、
この入力信号がコサイン変換(DCT変換)回路52に
供給される。コサイン変換回路52では、3次元コサイ
ン変換がなされる。3次元コサイン変換では、次式で示
される処理がなされる。但し、原データは、!ブロック
が(nXnXn)サンプルの2次元データf(isJ+
k)(itjtk=o+1+、、、1n−1)とする、
但し、(1:水平方向、j:垂直方向、k;時間方向)
である。
u、v9w110,110.、、n−1上述の3次元コ
サイン変換は、静止画のように、動きが少ない画像の処
理に適用して有用であり、2次元コサイン変換に比して
伝送データ量の圧縮率を高くできる。
コサイン変換回路52からの係数値F(u+v+w)が
ブロック走査回路53に供給され、ブロック内の係数デ
ータが直流成分から高周波成分に向かって順次出力され
る。ブロック走査回路53からの係数データが再量子化
回路54に供給される。再量子化回路54では、係数デ
ータがバッファコントロール回路58からの量子化ステ
ップで量子化される。再量子化回路54の出力信号がソ
ーティング回路55に供給される。ソーティング回路5
5では、振幅の絶対値の順序で係数データがソーティン
グされた後、振幅とアドレスの両方が差分される。ソー
ティング回路55からの差分信号が可変長符号化回路5
6に供給される。可変長符号化回路56では、ランレン
グス符号化及びハフマン符号化により、所定ビット数の
コード信号に変換される。
可変長符号化回路56からのコード信号がバッファメモ
リ57に供給される。バッファメモリ57は、可変長符
号化回路56からのコード信号の伝送レートを伝送路の
レートを超えない範囲のレートに変換するために設けら
れている。バッファメモリ57の入力側のデータレート
は、可変のものであるが、バッファメモリ57の出力側
のデータレートが略々一定となる。バッファメモリ57
からの出力データが端子59に取り出される。バッファ
メモリ57において、伝送データ量の変動が検出され、
検出信号がバッファコントロール回路58に供給される
バッファコントロール回路58は、再量子化回路54の
量子化ステップを制御し、また、可変長符号化回路56
におけるスレッシツルディングによって、伝送される係
数データが所定のデータ量となるように制御する。スレ
ッシツルディングは、絶対値がしきい値より大きい係数
データからしきい値を減算する処理である。但し、直流
成分の係数データF (0,0,0)は、スレッシツル
ディングの対象から除かれる。
(発明が解決しようとする諜B) 上述のようなフィードバック型のバッファリングは、バ
ッファメモリ57がオーバーフローしそうになると、バ
ッファメモリ57への入力データのレートを低下させ、
逆に、バッファメモリ57がアンダーフローしそうにな
ると、バッファメモリ57への入力データのレートを上
昇させるように、バッファコントロール回路58により
量子化ステップ及びしきい値をフィードバック制マ1し
ている。フィードバック1117!lのために、帰還量
に対する感度を上げ過ぎると、目標値付近で発振し、逆
に感度を下げ過ぎると、収束に時間がかかる問題が生じ
る。収束に時間がかかる時には、バッファメモリ57の
容量を増やす必要がある。このように、従来のバッファ
リング処理は、実用に当たっては、相当のノウハウが必
要な問題点があった。
また、従来のフィードバック型のバッファリング装置は
、ソーティング回路55及びスレッシツルディング回路
等の複雑な回路を必要とする欠点があった。
従って、この発明の目的は、スレッシールディング回路
、ソーティング回路のような複雑な回路を必要とせずに
、フィードフォワード型のバンファリングにより、デー
タレートを一定レートとすることができるデータ伝送装
置を提供することにある。
本願出願人は、先に変換符号化で得られた係数データを
ADRC(ダイナミックレンジDRに適応した符号)で
符号化し、符号化出力のデータ量を所定値以下に抑える
データ伝送装置を提案している(特願昭63−2452
27号明細書参照)。
この方式は、従来のフィードバック型のバンファリング
の問題点を解決でき、また、データの圧縮率を高くでき
る。しかし、ADRC符号化装置を組み合わせる必要が
あるため、回路の複雑化、データの誤差の増加の問題が
あった。
この発明は、変換符号化で得られた係数データ自体のデ
ータ量を制御することで、先に提案されている方式と異
なるものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明では、所定の大きさの3次元ブロックに対し、
変換符号化が行われ、変換符号化で得られた直流成分は
、所定ビット数で伝送されると共に、残りの交流成分が
3次元サブブロックに分割され、サブブロック単位で有
意なデータを有するサブブロックのアドレス情報Al、
Piと伝送されるサブブロック内の有意な係数データD
ATAiとが伝送される。
(作用〕 変換符号化例えば3次元コサイン変換で得られた係数デ
ータの中で、直流成分は、サブブロックのアドレス情報
AO,POと共に、原データとして伝送される。交流成
分は、サブブロックのアドレス情報Ai、Piと共に、
0でない有意なデータDATA!のみが伝送される。伝
送することが必要なデータ量は、固定のデータ量である
直流成分に関してのデータ量と計算された交流成分に関
するアドレス情報及び係数データとの和である。
求められたデータ量が目標値と比較され、データ量が目
標値より小となるように、交流成分に関して、データ量
が制御される。交流成分に対して、重み付け、非線形量
子化等で、データ量が目標値より小にフィードフォワー
ド制御される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。この説明は、下記の項目に従ってなされる。
a、全体システム b、バッファリング処理 C0変形例 a、全体システム 第1図において、lで示す入力端子に標本化されたil
!1敗的な画像信号が供給され、入力ディジタル画像信
号がブロック化回路2に供給される。ブロック化回路2
では、ディジタル画像信号が走査順序からブロックの順
序に変換される。第2図は、3次元DCT用の画像ブロ
ックの一例を示し、水平方向に8画素、垂直方向に8ラ
イン、時間方向に8フレームの(8x8x8)の3次元
ブロックが形成される。第2図において、斜線が施され
た画素は、各フレーム内の第2フイールドの画素を示し
、斜線が施されていない画素が第1フイールドの画素を
示す。
このブロック化回路2の出力信号が3次元のコサイン変
換(OCT変換)回路3に供給される。
コサイン変換回路3では、従来と同様の処理により、3
次元コサイン変換がなされる。コサイン変換回路3から
ブロックサイズと対応する(8×8×8)の係数テーブ
ルが得られる。この係数テーブルにおいて、交流成分の
係数値データは、例えば1ピントの符号(±)ビットを
含む8ビツトのデータである。直流成分は、2次元コサ
イン変換で発止する直流成分の8倍あるので、12ビツ
トの長さとされている。
コサイン変換回路3からの係数データが重み付は回路4
に供給される1重み付は回路4では、(8X8X8)の
係数テーブルに対して固定の重み付は係数が乗じられる
。この重み付は係数は、DC(直流)成分記対しては1
とされ、次数が高いAC(交流)成分程、重み付は係数
が小とされている。即ち、重要度が高い係数はど大きい
重み付は係数が乗じられる。
重み付は回路4からの係数データが8フレームメモリで
構成されたバッファメモリ5及び絶対硝化回路6に供給
される。絶対値化回路6で絶対値に変換された係数デー
タが最大値検出回路7及び度数分布メモリ9に供給され
、最大値検出回路7の出力信号が度数分布メモリ8に供
給される。最大値検出回路7は、DCT用のブロックを
更に分割した3次元サブブロック毎にAC係数の絶対値
の最大値MAXを検出する。上述の(8X8X8)のブ
ロックが第3図に示すように、(2×2X2)の64個
の3次元サブブロックに更に分割される。サブブロック
に対しては、直流成分が含まれるブロックをOとし、以
下、次数が高い交流成分が含まれるほど大きくなるよう
に、順次0〜63の番号付けがなされ、サブブロックの
アドレスは、この番号に対応する6ビツトで表現される
サブブロック内の8個のサンプルに対して、O〜7の所
定のサンプル番号が定められている。
度数分布メモリ8及び9は、後述するバッファリング処
理のために設けられている。一方の度数分布メモリ8に
は、絶対値に変換されたAC係数のサブブロック内の最
大値MAXの度数分布が記憶され、次にこの最大(I 
M A Xが8フレ一ム期間で累積され、累積度数分布
表が形成される。他方の度数分布メモリ9には、絶対値
に変換されたAC係数の変数分布が記憶され、次にこの
値が8フレ一ム期間で累積され、累積度数分布表が形成
される。
バッファメモリ5は、バッファリング処理の単位期間で
ある日フレームのメモリ容量を有し、バッファメモリ5
からの係数データが重み付は回路10に供給される0重
み付は回路10は、バッファリング処理のために設けら
れており、8フレーム当たりの送信データ量(送信ビッ
ト数)が目標とする所定値を超えないように、制御され
た重み付は係数が係数データに乗じられる0重み付は係
数の最大値が1であり、1/2.1/4.1/8.1/
16.1/32゜1764と重み付は係数が小となるほ
ど、送信すべきデータ量が減少する。バッファリング処
理の対象とされるのは、AC成分であって、重要度が高
いDC成分は、原データのままで伝送される。
度数分布メモリ8.9に対するアドレス、重み付は回路
10に対して重み付は係数を指定するためのモード信号
等がコントロール信号発生回路lLで形成される9重み
付は回路10からの係数データとモード信号とがフォー
マット化回路12に供給され、送信データがフォーマッ
ト化回路12の出力端子13から発生し、伝送路に送出
される。
伝送路の一例は、磁気記録/再生のプロセスである。フ
ォーマット化回路12では、伝送用の同期パターンの付
加、エラー訂正符号化の処理等が必要に応じてなされる
。送信ビ・ント敗の計算等の処理は、人力データのデー
タ欠落期間を利用して行うことができ、次の8フレ一ム
期間でバッファメモリ5から読み出されるデータに対し
て、前の8フレ一ム期間で決定されたモードに応じた重
み付は処理がなされる。
第4図は、送信データの構成を示す。送信データは、最
初にサブブロック0のデータが位置し、次にサブブロッ
ク内のデータが全てOでないサブブロックのデータが順
次位置する構成を有している。第4図において、DCは
、サブブロック0の第Oサンプル目のデータ、即ち、直
流成分を示すデータであって、このデータDCは、12
ビツトで必ず伝送される。AXは、1番目のサブブロッ
クのデータが続くことを示す4ビツトのアドレスデータ
である。Piは、1番目のサブブロックの送るべきサン
プルの番号を示す8ビツトのデータである。Plの中で
、”I#は、0でない値を持つサンプル、即ち、有意な
サンプルを示し、データDATAiの部分にその値が符
号化されている。
PiO中で、“0”は、0の値を持ち、伝送されないサ
ンプルを示す0例えばPlがctoototOf)の場
合には、サブブロックAtの中の第0番目、第3番目、
第5番目、第7番目のサンプルが有意なサンプルである
ことを意味し、これらのサンプルがDATA !の部分
に符号化されている。
コサイン変換で得られたAC係数は、符号(±)ビット
を含めて8ビツトで表現されており、この係数データは
、フォーマット化回路12で第5図のように、送信信号
に変換される。第5図Aは、DCTで得られた係数デー
タの中のAC係数の値及びコードを示している。alは
、AC係数データの(i−1)番目のビットを表す、こ
の係数データが第5図Bに示すビットパターンの送信デ
ータに変換される。
送信データのビットパターンは、サインビットSを先頭
に育する元のビットの間に“0″又は“1”の結合ビッ
トが挿入されたものである。サインピッ)Sの“O”が
十を意味し、これが“1“が−を意味する。結合ビット
の′1”は、最後のビットの前に付加されている。従っ
て、ビット系列の最後は、(“1”S)又はじ1″′a
O)となり、ビット系列の区切りを検出でき、受信側で
送信データを係数データに復号することができる。
b、バッファリング処理 第6図は、この発明の一実施例中のバッファリング処理
と関連する一部を詳細に示す、絶対値化回路6からのA
C係数の絶対値が最大値検出回路7に供給され、最大値
検出回路7で、サブブロック毎の最大値MAXが検出さ
れる。この最大値MAXがマルチプレクサ21に供給さ
れ、マルチプレクサ21の出力信号が度数分布メモリ8
に対して、7ビツトのアドレスとして供給される。また
、AC係数の絶対値がマルチプレクサ31に供給され、
マルチプレクサ31の出力信号が度数分布メモリ9に対
して、7ビツトのアドレスとして供給される。
度数分布メモリ8から誘み出されたデータが加算回路2
2に供給され、加算回路22でマルチプレクサ23の出
力と加算される。マルチプレクサ23には、O1+1及
びレジスタ24の出力信号とが供給され、これらの入力
信号の一つが選択的に加算回路22に供給される。加算
回路22の出力信号がレジスタ24に供給される。レジ
スタ24の出力信号が上述のように、マルチプレクサ2
3にフィードバックされると共に、乗算回路25を介す
ることで8倍とされ、乗算回路25の出力信号が加算回
路36に供給される。
度数分布メモリ9に関連して、メモリ8と同様に、加算
回!32、”マルチプレクサ33、レジスタ34、乗算
回路(2倍回路)35が設けられている0乗算回路25
及び35は、シフト回路で構成できる。
後述のように、加算回路36の出力には、送信する必要
があるAC係数の送信ビット数が得られ、この送信ビッ
ト数が比較回路37に供給される。
比較回路37には、端子38から送信ビット数の目標値
が供給され、吐算された送信ビット数と目標値の大小関
係が検出される。
比較回路37の比較出力信号が破線で囲んで示すコント
ロール信号発生回路11のモード発生器41に供給され
る。モード発生器41は、例えば3ビツトのモード制御
信号MDを発生する。このモード制御信号MDがアドレ
ス発生器42及びレジスタ43に供給される。レジスタ
43には、比較回路37からの比較出力信号がクロック
として供給され、送信ビット数が目標値より小の時に比
較回路37から発生する比較出力信号でモード制御信号
MDがレジスタ43に取り込まれる。また、アドレス発
生器42で形成されたアドレス信号がマルチプレクサ2
1及び31に供給される。
モード制御信号MDで制御されるモードは、以下のもの
である。
モード1:AC係数をそのまま伝送する。
モード2・AC係数を172倍して伝送する。
モード3jAC係数を174倍して伝送する。
モード4:AC係数を178倍して伝送する。
モード5jAC係数を1716倍して伝送する。
モード6:AC係数を1732倍して伝送する。
モード1NAC係数を1764倍して伝送する。
レジスタ43からのモード制御信号MDが破線で囲んで
示す重み付は回路10に供給される。重み付は回路10
は、レジスタ43からのモード制御信号MDとカウンタ
45で発生したサブブロック番号とがアドレスとして供
給され、重み付は係数を発生するROM44と、バッフ
ァメモリ5からの係数データとROM44から読み出さ
れた重み付は係数とを乗算する乗算回路46とで構成さ
れている0乗算回路46の出力データがフォーマット化
回路12に供給され、モード制御信号MDと共に送信デ
ータに変換される。
重み付は回路lOにおいて、カウンタ45からのサブブ
ロック番号が供給されているのは、−律にAC係数に対
して、A等の重み付は係数を乗じるのではなく、よりき
め細かく重み付は係数を乗じることを可能とするためで
ある。
また、重み付は回路10の代わりに、第7図に示すよう
な非線形量子化回路47を使用しても良い。非線形量子
化回路47は、例えばROMの構成とされ、カウンタ4
5からのサブブロック番号とモード制御信号MDとが非
線形量子化回路47に供給され、モードに応じた量子化
ステップで再量子化された出力信号が非線形量子化回路
47から得られる0例えば送信ビット数を減少させたい
時には、大きい量子化ステップで再量子化がされたデー
タが形成される。
8フレーム当たりの送信ビット数を目標値より小に制御
するには、モード1の時(即ち、重み付は係数が1の時
)に送信ビット数が計算され、この送信ビット数と目標
値とが比較回路37で比較され、目標値より送信ビット
数が小さい時には、モード1で重み付けされたAC係数
が送信され、逆に、目標値より送信ビット数が大きい時
には、モード20時(即ち、重み付は係数がAの時)の
送信ビット数が計算され、この送信ビット数と目標値と
が比較される。目標値より送信ビット数が少なくなる迄
、モード1からモード7に向かってモードが順次変えら
れる。
送信ビット数の計算について、8フレームに含まれるブ
ロックの個数をBnとして説明する。
まず、送信データ(第5図参照)中のAO,PO,DC
は、全てのブロックで送信しなければならない、つまり
、(6+8+12)XBn−26Bnビツト/8フレー
ムは、固定のデータ量である。Ai、Pi、DATAI
のビット数は、可変で、これらのビット数を知ることが
必要である。
比較回路37では、可変のビット数に関する比較がなさ
れる。
サブブロックiのアドレスデータAt(6ビツト)、サ
ブブロックiの中のサンプル番号のデータPi(3ビツ
ト)のデータ量の計算について説明する。
Ai、Piを送らなければならないのは、各サブブロッ
ク中にOでない値を持ったAC係数が一つでも在る場合
である。従って、各サブブロックのAC係数の最大値M
AXに注目すれば、充分である。そこで、8フレーム内
の全ブロックのサブブロック1〜サブブロツク63のA
C係数の絶対値の最大値MAXの度数分布を作成し、こ
の度数分布を累積度数分布に変換する。
度数分布メモリ8は、書き込みの前にクリアされる。加
算回路22は、クリア動作時にゼロデータを発生し、ま
た、コントロール信号発生回路11のアドレス発生器4
2からの順次変化するアドレスがマルチプレクサ21を
介してメモリ8に供給され、6ビツトの全アドレスにゼ
ロデータが書き込まれる。このクリアの後にマルチプレ
クサ21が最大値検出回路7で検出された最大値MAX
を選択し、また、マルチプレクサ23が+1の入力を選
択する。最大値MAXで指定されるアドレスのデータが
メモリ8から読み出され、加算回路22で+1される。
この加算回路22の出力データがメモリ8の入力データ
として同一のアドレスに書き込まれる。この処理が8フ
レ一ム期間にわたってなされた後に、度数分布メモリ8
には、AC係数の絶対値の最大値MAXの度数分布表が
貯えられる。
度数分布メモリ8と同様に、。度数分布メモリ9は、最
初にゼロクリアされ、次に、AC係数の絶対値をアドレ
スとして、加算回路32で+1されたメモリ9の内容が
同一のアドレスに書き込まれることで、AC係数の絶対
値の8フレ一ム期間の度数分布表がメモリ9に形成され
る。このように、メモリ8及び9に8フレ一ム分の発生
度数の分布表が形成されたら、次に、これらの度数分布
表から累積度数分布表が形成される。
累積度数分布表の形成のために、マルチプレクサ21及
び31がコントロール信号発生回路11のアドレス発生
器42の出力を選択する状態に切り替えられ、また、マ
ルチプレクサ23及び33がレジスタ24及び34の出
力を夫々選択する状態に切り替えられる。アドレス発生
器42は、(127,126,125,・・・、 2.
1)とディクレメントするアドレスを発生する。各アド
レスの読み出し出力は、加算回路22及び32でレジス
タ24及び34の出力と夫々加算される。
レジスタ24及び34は、累積度数分布表の作成に先立
ってゼロリセットされ、従って、メモリ8及び9には、
アドレス127からの値が累積された値が書き込まれる
。アドレス127からアドレス1迄、メモリ8及び9の
アドレスが変化した後に、各メモリに累積度数分布表が
形成される。
第8図Aは、AC係数の絶対値の最大値MAXを横軸と
し、発生度数を縦軸とした度数分布グラフである。この
度数分布が127の側から1に向かって累積されること
で、第8図Bに示す累積度数分布グラフが得られる。こ
の累積度数分布グラフから、AC係数に重み付は係数を
乗じた場合、最大値MAXが0となるサブブロックの個
数が分り、送信すべきサブブロック数が分る。
メモリ8に形成された累積度数分布グラフが具体的に第
9図に示すものである時に、伝送すべきAi、Pkのビ
ット数は、両者の合計ビット数が14ビツトであるから
、下記のように直ちに求めることができる。
本係数データをそのまま使った場合(モード1)At、
Pkを送るべきサブブロック数8M1送信ビツト数:1
4M1 本係数データに172を乗じた場合(モード2)Ai、
Piを送るべきサブブロック数:M2送信ビット数:1
4M2 本係数データに174を乗じた場合(モード3)At、
Piを送るべきサブブロック数iM3送信ビット数:1
4M3 本係数データに1/8を乗じた場合(モード4)At、
Plを送るべきサブブロック数:M4送信ビット数:1
4M4 本係数データに1/16を乗じた場合(モード5)Ai
、Piを送るべきサブブロック数:M5送信ビット数:
14M5 本係数データに1732を乗じた場合(モード6)At
、Piを送るべきサブブロック数7M6送信ビツト数:
14M6 本係数データに1764を乗じた場合(モード7)Ai
、Piを送るべきサブブロック数:M7送信ビット数:
14M? また、(1,/’−2)(IJ2)” (1,r2)’
等を乗じたものは、累積度数分布グラフの横軸の3.6
.12の値から直ぐにサブブロック数が分る。更に、非
線形量子化をする場合にも、同様にサブブロック数が分
る。このように、係数データ(AC係数)にある重み付
は係数を乗じた場合、送信すべきAI、Plのデータ量
が分ることは、このデータ量を所定量以下に抑えるバッ
ファリングが可能であることを意味する。
前述のように、度数分布メモリ8に累積度数分布表が形
成された後に、マルチプレクサ21は、アドレス発生器
42からのアドレスを選択する状態に切り替えられ、マ
ルチプレクサ23がOを選択する状態に切り替えられる
。アドレス発生器42は、(64,32,16,8,4
,2,1)と順次変化するアドレスを発生する。加算回
路22では、メモリ8からのデータが変更されないので
、上述のアドレスで読み出されたデータは、累積度数M
7.M6.M5.M4.M3.M2.Mlに他ならない
、これらの累積度数が乗算回路25で8倍されて、Ai
、Piを送るべきサブブロック数を示す乗算回路25の
出力が加算回路36に供給される。
伝送すべきデータDATAtのデータ量を計算するため
に、上述のように、全てのAC係数の絶対値の発生度数
を求め、第9図と同様の累積置数分布グラフ(表)が作
成される。第9図がメモリ9に形成されたAC係数の累
積度数分布グラフとした場合、第5図のような送信デー
タに変換して伝送する時の送信ビット数は、次のように
なる。
但し、ビット数は、累積度数分布グラフの横軸であるA
C係数の絶対値のビット数であり、また、At5Piと
区別するために、度数の値として、Mlに代えてNtの
参照符号を使用する。
*7ビツトのAC係数のサンプル数jN7送信ビット数
:14N7ビツト *6ビツトのAC係数のサンプル飲jN6−NY送信ビ
ット数;12 (N6−N7)ビット本5ビツトのAC
係数のサンプル敗:N5−N6送信ビット数: 10 
(N5−N6)ビット本4ビツトのAC係数のサンプル
数:N4−N5送信ビット数: 8 (N4−N5)ビ
ット本3ビツトのAC係数のサンプル数:N5−N4送
信ビット数: 6 (N3−N4)ビット本2ビツトの
AC係数のサンプル数:N2−N3送信ビツト数i4 
(N2−N3)ビット本1ビツトのAC係数のサンプル
数:N1−N2送信ビット数: 2 (Nl−N2)ビ
ット従って、重み付は係数が1であるモード1の時の伝
送データ量の合計ビット数は、 2 (N1+N2+N3+N4+N5+N6+N7)ビ
ット と求まる。AC係数の絶対値が172倍されるモー・ド
2では、2ビツトのAC係数が1ビツトのAC係数とな
るように、AC係数のビット数がlビット減少するから
、合計とット飲は、 12N7+10 (N6−11)+8 (N5−N6)
+6 (N4−N5)+4 (N3−N4)+2(N2
−N3) −2(N2+N3+N4+N5+N6+N7)ビット AC係数の絶対値が1/4倍されるモード3では、合計
ビット数は、 2 (N3+N4+N5+N6+N7)ビットAC係数
の絶対値が1ノ8倍されるモード4では、合計ビット数
は、 2 (N4+N5+N6+N?)ビットAC係数の絶対
値が1716倍されるモード5では、合計ビット数は、 2 (85−)−N6+N7)ビット AC係数の絶対値が1732倍されるモード6では、合
計ビット数は、 2 (N6+N7)ビット AC係数の絶対値がl/64倍されるモード7では、合
計ビット数は、 2N7ビツト と求められる。
また、Ai及びpiの場合と同様に、(IJ2) (1
、/−2)” (1,J2)’等を乗じたり或いは非線
形再量子化をする場合にも、同様に送信ビット数を求め
ることができる。このように、係数データ(AC係数)
にある重み付は係数を乗じた場合、送信すべきDATA
iのデータ量が分ることは、このデータ量を所定量以下
に抑えるバッファリングが可能であることを意味する。
前述のように、度数分布メモリ9に累積度数分布表が形
成された後に、送信ビット数が検出される。この検出の
ために、マルチプレクサ31は、アドレス発生l542
からのアドレスを選択する状態に切り替えられ、マルチ
プレクサ33がレジスタ34の出力を選択する状態に切
り替えられる。
アドレス発生器42は、前述のように、(64゜32.
16,8,4,2.1)と順次変化するアドレスを発生
する。加算回路22で、メモリ8からのデータとレジス
タ34に格納されている前のアドレスのデータとが加算
されるので、上述のアドレスで読み出されたデータは、
累積度数N7゜(N7+86)、(N7+N6+N5)
、(NY十N6+85十N4)、(N3+N4+N5+
N6+N7)、(N7+N6+N5+N4+N3→−N
2)、(N7十N6+N5+N4+N3+N2十N1)
に他ならない、これらの累積度数が乗算回路35で2倍
されて、AC係数の送信ビット数を示す乗算回路35の
出力が加算回路36に供給される。
加算回路36からの送信ビット数(但し、固定のビット
数が除外されている)が比較回路37において目標値と
比較され、目標値との大小関係が検出される。比較回路
37の比較出力から、より送信ビット数を減少させるモ
ードに移行することが必要かどうかがモード発生器41
で判断される。
例えばAC係数に%の重み付は係数を乗じるモード2に
移行した時の送信ビット数を求めるために、アドレス発
生器42から(64,32,16,8゜4.2)のアド
レスが出力され、このアドレスで上述と同様に計算され
た送信ビット数と目標値との大小関係が判断される。
以上のように、送信ビット数が目標値より小となるモー
ドが決定され、バッファメモリ5で遅延されたAC係数
にモードと対応する重み付は係数が重み付は回路10で
乗算される。
以上の説明から明らかなように、各モードにおける8フ
レーム当たりの送信ビット数は、次の式%式% *係数データをそのまま使用するモード1の場合26B
n+14M1+2 (N1+N2+N3+N4+N5+
N6+N7)ビット *係数データが1/2倍されるモード2の場合26Bn
+14M2+2 (N2+N3±N4+N5+N6+N
7)ビット *係数データが1八倍されるモード3の場合26Bn+
14M3+2 (N3+N4+N5+N6+N7)ビッ
ト *係数データが1/8倍されるモード4の場合26Bn
+14M4+2 (N4+N5+N6十N7)ビット *係数データが1716倍されるモード5の場合26B
n+14M5+2 (N5+N6+N7)ビット *係数データが1732倍されるモード6の場合26B
n+14M6+2  (N6+N7)ビット本係数デー
タが1764倍されるモード7の場合26Bn+14M
7+2N7ビツト C0変形例 上述の実施例では、8フレーム内のデータを(8X8X
8)の3次元ブロックに分割している。
時間軸方向の長さを8フレームに限らず、2,4゜6フ
レームとしても良い。
また、フォ・−マット化回路12において、エラー訂正
符号化、同期パターンの付加等の処理を行っても良い。
これらの処理で増加する送信ビット数は、固定の量であ
る。
入力画像信号がテレビジョン信号の輝度信号の場合に限
らず、コンポーネントカラー映像信号であっても良い。
コンポーネントを同時化して処理しても良く、また、コ
ンポーネントを別個に処理しても良い。
変換符号としては、コサイン変換に限らず、直交変換等
を使用しても良い。
〔発明の効果〕
この発明は、フィードフォワード制御で送信の必要なデ
ータ量を目標値より小に制御できるので、フィードバッ
ク制御と異なり、発振等の問題が生じない。また、この
発明は、ソーティング回路等の複雑な回路を必要としな
いので、回路規模が大きくならない利点がある。更に、
この発明は、3次元ブロックの変換符号化であるので、
伝送データ量の圧縮率を高くでき、特に、静止画の処理
に適用して好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の全体システムを示すブロ
ック図、第2図はこの一実施例におけるブロックの一例
を示す路線図、第3図はサブブロックの説明に用いる路
線図、第4図は送信データの構成を示す路線図、第5図
は送信データへのコード変換の説明に用いる路線図、第
6図はこの発明の一実施例の一部の詳細なブロック図、
第7図はバッファリングの構成の変形例のブロック図、
第8図及び第9図はバッファリング処理の説明に用いる
路線図、第10図は従来技術の説明に用いるブロック図
である。 図面における主要な符号の説明 2ニブロック化回路、 3:コサイン変換回路、 5:バッファメモリ、 7iAC係数データの最大値MAX検出回路、8.9;
度数分布メモリ、 10+重み付は回路、 11:コントロール信号発生回路、 12:フォーマット化回路、 13:出力端子。 代理人 弁理士 杉 浦 正 知 埋襠ヂーク 第4図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定の大きさの3次元ブロックに対し、変換符号化を行
    い、上記変換符号化で得られた直流成分は、所定ビット
    数で伝送すると共に、残りの交流成分を3次元サブブロ
    ックに分割し、上記サブブロック単位で有意なデータを
    有するサブブロックのアドレス情報と伝送されるサブブ
    ロック内の有意な係数データを伝送するようにしたデー
    タ伝送装置。
JP1046972A 1989-02-28 1989-02-28 データ伝送装置 Pending JPH02226887A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04177991A (ja) * 1990-11-13 1992-06-25 Nec Home Electron Ltd 動画データの圧縮符号化方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04177991A (ja) * 1990-11-13 1992-06-25 Nec Home Electron Ltd 動画データの圧縮符号化方式

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