JPH02226137A - 検版装置 - Google Patents

検版装置

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JPH02226137A
JPH02226137A JP4597489A JP4597489A JPH02226137A JP H02226137 A JPH02226137 A JP H02226137A JP 4597489 A JP4597489 A JP 4597489A JP 4597489 A JP4597489 A JP 4597489A JP H02226137 A JPH02226137 A JP H02226137A
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JP
Japan
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photosensitive material
color
plate film
plate
color plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4597489A
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English (en)
Inventor
Hisato Akitani
穐谷 久人
Sonosuke Miyazaki
宮崎 惣之助
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4597489A priority Critical patent/JPH02226137A/ja
Publication of JPH02226137A publication Critical patent/JPH02226137A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、写真製版工程において用いられる色版フィル
ムの検版装置に関する。 詳しくは、小型で、かつ、露
光と露光済感光材料の湿式処理を平行して行なうことが
できる検版装置に関する。
なお、本発明において色版フィルムとは色分解網点ネガ
ティブまたはポジティブフィルムを示すものである。
〈従来の技術〉 カラー印刷物が各種の書籍、カタログ、雑誌、チラシ、
ポスター等に用いられている。
このようなカラー印刷物は、通常、印刷原稿より、シア
ン(以下、Cとする)、マゼンタ(以下、Mとする)、
イエロー(以下、Yとする)の3原色および黒(スミ)
(以下、Bkとする)の各色に対応する4枚の網点の色
版フィルムを作成し、この色版フィルムを用いてC1M
、YおよびBkの各色に対応する印刷原版を製版して、
この印刷原板にて各色のインキを用紙に重ね刷りするこ
とにより作製される。
このカラー印刷においては、通常、本刷りの前に発注先
(クライアント)−の最終的な承諾を得るための校正刷
りが行なわれる。
校正刷りとは実際にPS版などで校正版を作製した後に
、校正機にて実際の用紙にカラー印刷物を作製してカラ
ー印刷物の文字・絵柄等の間違い、色合等の検査を行う
方法である。
従って、目的とする印刷物とほぼ同様のものにて検査を
行なうことができるという利点がある反面、非常に時間
、手間およびコストがかかる。 さらに、実際の校正で
は、文字や図形等絵柄の間違いや変更があると前工程の
フィルム段階に戻って修正を加えることになる。
このため、校正版あるいは本刷り版(印刷版)を製版す
る前に、色版フィルムの状態で、得られる印刷物に文字
、レイアウト、画像の間違い、得られる印刷物の色調等
を検査したのち、修正する簡易校正、いわゆる検版が行
なわれている。
このような検版方法としては、色版フィルムをジアゾ感
光材料に焼付けて画像を形成しこの画像を検査し検版す
る方法、色版フィルムの画像をCRT上に再現して検版
を行なう方法等が各種提案されているが、容易に、かつ
目的とする印刷物に近いハードコピーを作製して検版を
行う方法として、写真的検版方法が注目されており、中
でも、容易に、しかも最終の印刷物に近いハードコピー
を作製して検版を行なえることから、−枚の銀塩写真感
光材料に色版フィルムを使って多重露光した後、この感
光材料を湿式処理することにより、目的とする印刷物と
ほぼ同様のカラー写真を作製して検版を行なう方法が注
目されている。
この方法は、基本的に前述の3原色に対応する各色版ポ
ジフィルムを、−色ずつBk版フィルムに重ね、各色の
補色のフィルタを通して、所定の光源にて順次−枚の感
光材料を露光する。 3色に対応する多重露光が終了し
た後、次いで、露光後の感光材料を現像、定着等の処理
を行ない、カラー写真をカラープルーフとして作製する
ものである。
このようにして得られたカラープルーフは、目的とする
印刷物にほぼ近いものであるため、非常に良好に検版を
行なうことができ、しかも手元にカラープルーフを残す
こともできる。
さらに上記の方法によればカラープルーフとしてのカラ
ー写真の作製は校正刷りに比べて極めて容易である。
この色版フィルムで銀塩写真感光材料を多重露光してカ
ラー写真をカラープルーフとして作製し検版を行なう方
法においては、感光材料の露光方法としては、各種の結
像光学系を用いるカメラ式等の方法等がある。 しかし
、解像度、色再現性等に優れ、より目的とする印刷物に
近いカラープルーフが得られる点で、感光材料と色版フ
ィルムとを密着して露光を行なう、密着露光による方法
が好ましい。
〈発明が解決しようとする課題〉 このような銀塩写真感光材料を適用した、密着露光によ
る検版装置においては、装置が小型であること、色版フ
ィルムの交換等の作業を容易に行なうことができること
、カラープルーフの作製を迅速に行なえること等が特に
要求される。
このような検版装置は露光用光源、色版フイルムの装填
装置、感光材料と色版フィルムとの密着装置、露光済感
光材料の処理装置等を有するものであるが、通常の検版
装置が対象とするカラープルーフは定型A2サイズ等の
大型のものが多く、検版装置そのものが大型になってし
まう。
また、密着露光による検版装置においては、通常、感光
材料保持台に感光材料を吸引固定した後に色版フィルム
を重ね、オーバーレイシートにて両者を覆って前記の感
光材料保持台にこのオーバーレイシートを吸引固定する
ことにより色版フィルムと感光材料とを密着させる。
ここで、前述のようにカラープルーフを作製するには、
少なくとを2回色版フィルムを交換して露光を行なう必
要があるが、この色版フィルムの交換作業中は感光材料
を確実に遮光しておく必要が有り、色版フィルムの交換
作業を困難なものにしている。
さらに、銀塩写真感光材料を適用した検版装置において
は、フルカラーで少なくとも露光を3回行ない、露光後
には湿式処理を行なう必要がある。  しかも前述のよ
うに、通用する感光材料は大型のものであるため、カラ
ープルーフの作製には時間が掛り、作製時間の短縮が望
まれる。
以上の事実に鑑み、本発明者らは、先に特願昭63−3
14191号にて、上述の問題点を好適に解決した、密
着露光による銀塩写真式検版装置を提案した。
この装置は、色版フィルム装填装置を装置外部に引出し
可能に構成することにより、色版フィルムSの交換、さ
らには感光材料との密着の作業性を格段と向上させ、ま
た、走査露光装置、引き出し式の色版フィルム装填装置
および密着装置などの露光系を、露光済感光材料の処理
装置の上側に配置したことにより、装置全体をコンパク
トにでき、装置の上部を有効に利用できる。
しかも、前記露光系と処理装置の間にスイッチバック機
構を設け、露光済感光材料を完全に前記露光系から搬出
した後、前記処理装置へ搬送するよう構成したので、露
光走査と感光材料処理走査とを完全に独立して別個に行
なうことができ、また、処理液等の蒸気が前記露光系に
流入し、前記露光系各装置、光学素子や構成要素に悪影
響を及ぼすことがないので、メンテンスが容易であり、
製造コストおよびランニングコストを低減できる。
しかも、色版ポジフィルムに対応するポジ・ポジ感光材
料であっても、色版ネガフィルムに対応するネガ・ポジ
感光材料であっても、同一種の処理液にて湿式処理を行
なうことができる優れた機能を有するものである。
しかしながら、近年の検版装置の普及に伴ない、さらな
る装置の小型化、カラープルーフ作製の迅速化が望まれ
ている。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決すること
にあり、密着露光方式を適用した銀塩写真式検版装置で
あって、優れた作業性で、迅速に良好なカラープルーフ
を作製することが可能で、しかも小型化、特に高さ方向
を小型化することにより、より作業性を向上した検版装
置を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するために、本発明は、ハウジングと、 前記ハウジングの上部に設けられた移動可能な走査露光
装置と、 少なくとも1枚の色版フィルムを前記走査露光装置の直
下の所定位置に装填するための走査方向に前記ハウジン
グから引出し可能な色版フィルム装填装置と、 感光材料を前記走査方向と略直交する方向に搬送し、前
記感光材料と前記色版フィルムとを密着固定するための
密着装置と、 前記密着装置の側方に設けられた感光材料供給装置と、 前記ハウジングの下部側方に設けられ、露光済感光材料
を巻込んで一時的に保持するスイッチバック機構と、 前記ハウジングの下部に設けられ、前記露光済感光材料
を処理液にて処理して前記色版フィルムを検版するため
のカラープルーフを作製する処理装置と、 前記密着装置と前記処理装置とを遮蔽する、前記密着装
置と前記スイッチバック機構との間に配置されるベーパ
シャッタとを備えることと特徴とする検版装置を提供す
る。
〈実施態様〉 以下に、本発明に係る検版方法を実施する検版装置につ
いて添付の図面に示す好適実施例を挙げて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明に係る検版装置の断面模式同図に示す
ように、本発明の検版装置10は、ハウジング12と、
ハウジング12の上部に移動可能な走査露光装置14と
、色版フィルムSを所定位置に装填するための走査方向
に引き出し可能な色版フィルム装填装置16と、感光材
料Aを前記走査方向と略直交する方向に搬送し、色版フ
ィルムSと感光材料Aとを密着固定するための密着装置
18と、密着装置18の側方に感光材料Aを供給するた
めの感光材料供給装置20とを備え、ハウジング12の
下部には、側方に露光済感光材料Aを巻込んだ状態にて
一時的に保持するスイッチバック機構22と、露光済感
光材料Aを色版ポジフィルムに対応する感光材料、色版
ネガフィルムに対応する感光材料であフても同一の処理
液で処理して、カラープルーフとする処理装置24とを
有する。
また、密着装置18と、スイッチバック機構22との間
には、ベーパシャッタ72が配され、密着装置18と処
理装置24とを遮蔽するように構成される。
走査露光装置14は、第1図および第2図に示すように
、線状光源26およびその直下に等倍ファイバレンズア
レイ28を遮光箱体30内に有し、ファイバレンズアレ
イ28の直下に配置され、箱体30の両側面にて支持さ
れる切換可能なフィルタ32およびシャッタ33を有す
る走査方向(矢印B方向またはC方向)に往復移動可能
な光源ユニット34と、前記走査方向および上下方向に
移動可能なスクイズローラ36と、光源ユニット34の
箱体3oおよびスクイズローラ36の移動手段である・
ドライブスクリュー38、その駆動源40およびドライ
ブスクリュー38に駆動源40の駆動力を伝達する伝動
手段42とを有する。
線状光源26としては、特に制限的ではなく、十分な光
量さえあれば、いかなるものでもよく、例えば蛍光灯、
ハロゲンランプなどが挙げられる。
フィルタ32は、三原色、例えば、赤(R)、緑(G)
、青紫(8)の色フィルタからなり装填される色版フィ
ルムに応じて切換えられるように構成されている。
スクイズローラ36は、第3図に示すように、後述する
オーバーレイシート44を用いて感光材料Aと色版フィ
ルムSとを感光材料保持台46に真空密着固定する際に
、残留する空気を逃がすためのローラであフて、稼動時
には下方に8勤し、図示しないバネ等により、オーバー
レイシート44、感光材料A1色版フィルムSを感光材
料保持台46に押圧し、第3図中矢印B方向またはC方
向に8勤する。
図示例の装置においては、スクイズローラ36が一方の
端部から他方の端部まで移動してオーバーレイシート4
4および色版フィルムSが完全に感光材料に密着した後
、線状光源26を点灯しあるいはシャッタを開き、所要
の色フィルタがファイバレンズアレイ28に作用するよ
うにフィルタ32を切り換えて、光源ユニット34を矢
印B方向またはC方向に移動して走査露光するように構
成される。
光源ユニット34およびスクイズローラ36のSa手段
はドライブスクリュー38を用いているけれどもこれに
限定されるわけではなく、ワイヤー ギア、ボールスク
リューなどの公知の移動手段はいずれも用いることがで
きる。
また、駆動源40としては、光源ユニット34を定速移
動できるモータであればいずれも用いることができ、サ
ーボモータ、ステッピングモータなどの高精度モータが
好ましい。
伝動手段42は、確実に駆動源40の駆動力を伝達でき
るものであれば何でもよく、ベルト伝動、歯車伝動、チ
ェーン伝動など公知伝動手段を用いることができる。
色版フィルム装填装置16は、第1図および第2図に示
されるように、把手47付の前板48と、感光材料保持
台46が嵌入する開口49を有する底板50と、底板5
0上の開口49の前後(前板48側とその反対側)に立
設された支持部材に回転可能に支持されたローラ52a
および52bと、少なくとも感光材料保持台46の左右
(走査方向)の幅よりも広い間隔でローラ52aおよび
52bに張架された2本のベルト54.54と、2本の
ベルト54.54に取り付けられ、反転可能な所定の大
きさのオーバーレイシート44と、ローラ52aおよび
52bの間で前板48側のローラ52aに近接して設け
られた位置決めピン台56と、位置決めビン台上に所定
の間隔で設けられ、色版フィルムSを位置決め固定する
ための複数の位置決めビン58.58・・・・・・とを
有し、走査方向と略直交する方向に把手47によりハウ
ジング12から引き出し可能に構成される。
オーバーレイシート44は、透明または光透過性のシー
トであり、第3図に示すようにローラ52aおよび52
bの上側において感光材料保持台46上の感光材料A、
色版フィルムSとを覆って密着固定するものであればよ
いが、第4図に示すように色版フィルム装填装置16を
検版装置10のハウジング12から引き出して、色版フ
ィルムSを位置決めピン台56の位置決めビン58にセ
ットする際には、オーバーレイシート44は反転して色
版フィルムSを支持する。 さらにオーバーレイシート
44は露光終了後、反転して密着している色版フィルム
Sと感光材料Aとの分離用としても用いることができる
位置決めピン台56はローラ52aおよび52bに張架
されたベルト54.54の間に、ローラ52aと平行に
かつベルト54.54およびオーバーレイシート44が
通過できるよう・に底板50に架は渡される。
密着装置18は、感光材HAと色版フィルムSとオーバ
ーレイシート44とを密着固定するための上下方向に移
動可能な感光材料保持台46と、感光材料保持台46に
設けられた図示しない多数の小孔および溝とこれらの小
孔および溝から空気を抜き取る真空ポンプ60aおよび
その配管60bなどからなる真空装置60と、感光材料
供給装置20から供給された感光材料Aを感光材料保持
台46の所定の位置まで搬送する搬送手段62と、露光
済感光材料Aを搬送する搬送手段64とを有する。
また、密着装置18は、色版フィルム装填装置16の装
填時、その底板50の開口49に対応する開口65を有
する天板66と、開口65の開閉を行う遮光膜68によ
り、色版フィルム装填装置16の引き出し時にも遮光さ
れる。
感光材料保持台46は、感光材料Aを設置する時および
露光後搬送する時には、第1図に示す位置にあり、感光
材料Aと色版フィルムSとオーバーレイシート44とを
密着し、走査露光する時には第3図に示す位置まで上昇
する。
感光材料Aに異なる色版フィルムSの画像が複数回露光
される場合には、全部の露光が終了するまで感光材料A
は感光材料保持台46に密着固定される。
搬送手段62は、感光材料保持台46の感光材料A搬送
方向前方(以下、前方とは感光材料搬送方向前方とする
)の感光材料保持台46と感光材料供給装置20との間
に配置される。
搬送手段62は、感光材料供給装置20より供給れた感
光材料Aを、走査方向と略直交する方向に、感光材料A
の先端を吸着して、感光材料保持台46の所定の位置ま
で搬送するものであって、第1図では、上下動可能な複
数の吸盤62a、82a、・・・・・・とその支持部材
62bと移動手段であるワイヤー62cとローラ62d
、62dと図示しないその駆動源からなる。
また、感光材料保持台46の後方には、露光を終了した
露光済感光材料をスイッチバック機構22に搬送するた
めの搬送手段64が配置される。
搬送手段64は、ニップローラ64a、64b、64c
からなるものであり、露光済の感光材料Aが搬送手段6
2にてニップローラ64aまで搬送されると、その後、
この感光材料Aをおスイッチバック機構22に搬送する
ものである。
前述のように、検版装置10のハウジング12の側方に
は、感光材料供給装置20が配置される。
感光材料供給装置20は、内部に感光材料Aがロール状
に収容されたマガジン74が着脱自在に取り付けられ、
マガジン74の外側には開閉′M75が設けられている
。 マガジン74の感光材料Aの取出口にあるスリット
74aに対応して取出ローラ76a、76bが設けられ
、取出ローラ76aは上方に8動可能であり、マガジン
交換時は上方に移動し、マガジン74のスリット74a
から少し出ている感光材料Aを容易に取出ローラ76a
と76bとの間に挿入でき、挿入後下方に移動して確実
に挟持できるよう構成されている。
これらの取出ローラ76a、76bの下流にはカッタ7
8が配置され、密着装置18の搬送手段62によりその
先端が吸着搬送される感光材料Aが所要の長さになった
時、切断するよう構成される。
密着装置18の搬送手段64後方にはベーパシャッタ7
2が配され、その後方にはスイッチバック機構22が配
置される。
ベーパシャッタ72は搬送手段64とスイッチバック機
構22との間に配置され、通常は図示位置に配されて密
着装置18を処理装置24とを遮蔽し、露光済感光材料
Aの搬送時のみ駆動装置72aにて矢印方向に移動され
、感光材料Aの搬送経路を開放する。
本発明の検版装置は、銀塩写真感光材料を適用したもの
であるので、露光済みの感光材料Aは、現像・定着等の
各種の処理液にて現像処理を行なわれる。
ここで、この処理液等の蒸気が前記露光系に流入すると
、前記露光系各装置、光学素子や構成要素を腐食する等
の悪影響をおよぼす。 そのため、処理装置24とこの
ような露光系は好ましくは完全に遮蔽する必要がある。
本発明の検版装置10においては、ベーパシャツタフ2
が密着装置18とスイッチバック機構22との間に配置
され、通常時には処理装置24と密着装置18とを遮蔽
しているので、処理液等の蒸気が露光系への流入を防止
することができ、露光系各装置、光学素子や構成要素に
悪影響を及ぼすことがないく、メンテンスが容易であり
、製造コストおよびランニングコストを低減することが
できる。
ベーパーシャッタ72を経た密着装置18の後方には、
スイッチバック機構22が配置される。
スイッチバック機構22は本発明の最も特徴的な部分で
あって、密着装置19から搬送された露光済感光材料A
を巻き込んで一時保持し、その後処理装置24に搬送す
るものである。
本発明の検版装置10のように、銀塩写真感光材料を適
用する検版装置における湿式処理は、通常、各種の処理
液を充填した処理層に、露光済感光材料を所定時間浸漬
しつつ通過させることにより行なわれるが、検版装置の
小型化のために処理装置、を小型にする必要があり、感
光材料を所定時間処理装置に浸漬するためには、処理装
置での感光材料の搬送速度を遅くする必要がある。
しかしながら、湿式処理速度にて感光材料を搬送すると
、搬送時間が長くかかり、カラープルーフを迅速に作製
することができなくなり、しかもこの間はペーパーシャ
ッタは開放しておかなければならず、密着装置、露光系
装置等に悪影響を及ぼす。
しかも、検版装置においては、−枚のカラープルーフを
作製するためには上述のように3回の露光を行なう必要
があるので、カラープルーフの作製を迅速に行なうため
には、所定の露光終了後に即座に別のカラープルーフの
露光を行なうことが可能であることが望まれ、露光済感
光材料Aは迅速に感光材料保持台46から搬送されるこ
とが好ましい。
本発明の検版装置10においては、スイッチバック機構
22を有することにより、露光済感光材料Aを高速で搬
送してスイッチバック機構22に一時的に保持し、感光
材料Aの搬送が終了した後にペーパーシャッタ72を閉
塞して遮蔽し、次いで、感光材料Aを処理装置24の処
理速度にて搬送することを可能とし、上記の問題点を解
決したものである。
また、本発明の検版装置10のスイッチバック機構22
においては、露光済の感光材料Aを巻き込んで一時的に
保持するので、スイッチバック機構の特に縦方向を小さ
くすることができ、検版装置10全体を背の低い、操作
性に優れたものとすることができる。
図示例のスイッチバック機構22は、基本的に、ニップ
ローラ80a、80bおよび80cと、搬送された露光
済感光材料Aを巻き込んで一時的に保持するアキュムレ
ータ82と、アキュムレータ82より搬出され、処理装
置24に搬送される感光材料Aの搬送経路を切り替える
フラッパー83と、搬送ガイド84とから構成される。
フラッパー83は、感光材料Aの搬送経路を切り替える
もので、支軸に回動可能に支持される。
このようなフラッパー83は感光材料Aを搬入する際に
は図示される位置に配置され、感光材料Aの搬送経路を
アキュムレータ82側にする。 一方、感光材料Aを搬
出する際には矢印方向に回動して、感光材料ALf)m
送経路を処理装置24側へとする。
アキュムレータ82は感光材料を一時的に保持するもの
で、本発明においては、感光材料を巻き込んで保持する
。 図示例においては基本的に渦巻状のガイド板゛から
なるものである。
なお、本発明においては、アキュムレータ82は感光材
料を巻き込んで保持できるものであれば図示例のものに
限定はされない。
処理装置24は、連続して設けられた現像槽86、漂白
・定着槽88、水洗槽90,91と、これらの内部へ充
填される処理液によって現像、漂白、定着、水洗が行わ
れた感光材料Aを乾燥する乾燥装置92とからなり、検
版装置10のハウジング12から外部に突出する取出ト
レイ94にカラープルーフとして送り出すように構成さ
れている。 現像槽86、漂白・定着4′!88、水洗
槽90,91の下方には、補充液の供給ボトルを保管し
ておく補充液保管部96が設けられている。
ここで用いられる処理液は、色版ポジフィルムであって
も、色版ネガフィルムであっても同様に処理ができるも
のである。
本発明に係る検版方法を実施する検版装置は、基本的に
は以上のように構成されるものであり、以下にその作用
を説明する。
検版装置10のスタートボタンが押されると、感光材料
供給装置20のマガジン74から取出ローラ76a、7
6bにより感光材料Aが取り出され、密着装置18へ送
られる。
感光材料Aの先端が搬送手段62の吸盤62aの位置ま
で来ると、吸盤62aが下降して、感光材料Aの先端が
吸着され、吸盤62aが上昇して、色版フィルムSのサ
イズに応じた感光材料Aのサイズとなる位置で搬送手段
62は停止し、カッタ78が感光材料Aを切断し、再び
搬送手段62は移動し、感光材料保持台46の所定の位
置まで搬送して停止し、吸盤62aが感光材料Aを開放
し、搬送手段62は元の位置に戻る。
次に、真空装置60が稼動して、感光材料Aを感光材料
保持台46の所定の位置に吸引して密着固定する。
一方、色版フィルム装填装置16は第4図に示すように
引き出され、色版フィルムSが位置決めピン台56の位
置決めビン58上に固定される。  この時オーバーレ
イシート44は下側にあり、色版フィルムSを支持する
色版フィルム装填装置16が第2図に示すように、検版
装置10のハウジング12に完全に装着されると、遮光
膜68が開き、感光材料保持台46が上昇する。
感光材料保持台46が所定の位置まで上昇すると、オー
バーレイシート44はローラ52a、52bの回転によ
り反転されて、色版フィルムSの上側を覆う。
次いで、感光材料保持台46はさらに上昇して、第3図
に示すように、感光材料保持台46上の感光材料Aと色
版フィルムSとオーバー凶イシート44とが3枚とも十
分に接触する位置で停止する。
そして、真空装置60は、オーバーレイシート44を感
光材料保持台46に吸引固定することにより、感光材料
Aと色版フィルムSとを密着し、次いでスクイズローラ
36がオーバーレイシート44の上側を矢印B方向(第
3図)にスクイズして感光材料と色版フィルムSとを確
実に密着させる。
スクイズ後、感光材料Aと色版フィルムSとが密着する
と、光源ユニット34が矢印C方向(第3図)に稼動し
て走査露光する。 この時、フィルタ32は色版フィル
ムSに応じた色フィルタがセットされている。
露光終了後、感光材料保持台46は下降を始め、真空装
置60は色版フィルムSとオーバーレイシート44の吸
引密着を開放し、オーバーレイシート44は反転して、
真空装置60により吸引固定され続けている感光材料A
から色版フィルムSを分離する。
感光材料保持台46が遮光膜68より下側に来ると、遮
光膜68は閉じ、感光材料Aを遮光する。
一枚の色版フィルムSの露光が終了したら、同様にして
、別の色版フィルムSを色版フィルム装填装置16に装
填し、露光を行なう。
必要な露光が終了すると、感光材料保持台46は元の位
置に戻り、真空装置60は露光済感光材料Aの吸引固定
を開放し、搬送手段64のニップローラ64aが露光済
感光材料Aの先端の挟持搬送を始めると、ベーパーシャ
ッタ72が開き、感光材料Aは搬送手段64により密着
装置18からスイッチバック機構22へ送られる。
スイッチバック機構22においては、フラッパー83が
図示例の位置に配置されており、感光材料Aはニップロ
ーラ80a、80bに搬送されてアキエムレータ82に
巻き込んで保持去れる。
感光材料Aがスイッチバック機構22に完全に送られる
と、ベーパーシャッタ72は閉じ、さらに、感光材料A
の後端部が所定の位置にくると各ニップローラ80a、
80bが停止して感光材料Aの搬送を停止する。
次いでフラッパー83が矢印方向に回動し、搬送経路を
切り替えると、ニップローラ80bが逆転し、感光材料
Aを上方に搬送する。 ここでは、フラッパー83が矢
印方向に回動し搬送経路を切り替えているので、感光材
料Aはガイド84に沿ってニップローラ80c搬送され
、処理装置24に搬送される。
処理装置24では、感光材料Aは現像槽86で現像され
、漂白・定着槽88で漂白・定着され、水洗槽90,9
1で十分に水洗された後、乾燥装置92で十分に乾燥さ
れ、取出トレイ94にカラープルーフとして送り出され
る。
本発明に係る検版方法および装置は、基本的には以上の
ように構成されるが、本発明はこれに限定されるわけで
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の
改良並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
〈発明の効果〉 本発明の検版装置は、引き出し可能な色版フィルム装填
装置に設置して装填するだけで、あるいはこの操作を繰
り返すだけで、1枚の感光材料に1枚もしくは同型の複
数の色版フィルムを複数回露光して、一般の複写装置と
同様な手軽さで簡便かつ容易に色調のよい、高画質のカ
ラープルーフを作製でき、前記色版フィルムの検版がで
きる。
また、走査露光装置、引き出し式の色版フィルム装填装
置および密着装置などの露光系を処理装置の上側に配置
したことにより、装置全体をコンパクトにでき、装置の
上部を有効に利用できる。
また、本発明の検版装置によれば、前記露光系と処理装
置の間にスイッチバック機構を設け、さらにこのスイッ
チバック機構と前記露光系との間にベーパシャッタを有
するので、露光済感光材料を完全に前記露光系からスイ
ッチバック機構に搬出してベーパシャッタにて遮蔽し、
このスイッチバック機構より前記処理装置へ搬送するよ
う構成したので、処理液等の蒸気が前記露光系に流入し
、前記露光系各装置、光学素子や構成要素に悪影響を及
ぼすことがないので、メンテンスが容易であり、製造コ
ストおよびランニングコストを低減できる。
また、スイッチバック機構を有することにより、露光済
感光材料の処理装置への搬送を非常に高効率で行なうこ
とができ、カラープルーフの作製を迅速に行なうことが
でき、また、一つの画像露光後に即座に次の画像の露光
を行なうことができる。
さらに、本発明の検版装置は、このようなスイッチバッ
ク機構にて感光材料を巻き込んで保持するものであるの
で、スイッチバック機構の特に高さを小さくすることが
でき、検版装置全体を背の低い、作業性の良好なものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る検版装置の横断面模式図である
。 第2図は、本発明に係る検版装置の部分縦断面模式図で
ある。 第3図は、本発明に係る検版装置の色版フィルムと感光
材料の密着状態を示す部分縦断面模式図である。 第4図は、本発明に係る検版装置の色版フィルム装填装
置を引き出した状態を示す部分縦断面模式図である。 符号の説明 10・・・検版装置、   12・・・ハウジング、1
4・・・走査露光装置、 16・・・色版フィルム装填装置、 18・・・密着装置、 20・・・感光材料供給装置、 22・・・スイッチバック機構、 24・・・処理装置、   26・・・線状光源、28
・・・ファイバレンズアレイ、 30・・・箱体、     32・・・フィルタ、34
・・・光源ユ・ニット、 36・・・スクイズローラ、 38・・・ドライブスクリュー 40・・・駆動源、   42・・・伝動手段、44・
・・オーバーレイシート、 46・・・感光材料保持台、 48・・・前板、     49.65・・・開口、5
0・・・底板、 52a、52b、−o−ラ、 54川ベルト、 56・・・位置決めビン台、 58川位置決めビン、 60・・・真空装置、 62.64・・・搬送手段、 66・・・天板、    68・・・遮光膜、70.8
3・・・隔壁、 72・・・ペーパーシャッタ、 74・・・マガジン、 76a、76b−−−取出口−ラ、 78・・・カッタ、 80a、80b、80c・・・ニップローラ、82・・
・アキエムレータ、 83・・・フラッパー 84・・・ガイド、86・・・現像槽、88・・・漂白
・定着槽、 90.91・・・水洗槽、 92・・・乾燥装置、 94・・・取出トレイ、 96・・・補充液保管部、 A・・・感光材料、 S・・・色版フィルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングと、 前記ハウジングの上部に設けられた移動可能な走査露光
    装置と、 少なくとも1枚の色版フィルムを前記走査露光装置の直
    下の所定位置に装填するための走査方向に前記ハウジン
    グから引出し可能な色版フィルム装填装置と、 感光材料を前記走査方向と略直交する方向に搬送し、前
    記感光材料と前記色版フィルムとを密着固定するための
    密着装置と、 前記密着装置の側方に設けられた感光材料供給装置と、 前記ハウジングの下部側方に設けられ、露光済感光材料
    を巻込んで一時的に保持するスイッチバック機構と、 前記ハウジングの下部に設けられ、前記露光済感光材料
    を処理液にて処理して前記色版フィルムを検版するため
    のカラープルーフを作製する処理装置と、 前記密着装置と前記処理装置とを遮蔽する、前記密着装
    置と前記スイッチバック機構との間に配置されるベーパ
    シャッタとを備えることと特徴とする検版装置。
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