JPH022254Y2 - - Google Patents

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JPH022254Y2
JPH022254Y2 JP1983103472U JP10347283U JPH022254Y2 JP H022254 Y2 JPH022254 Y2 JP H022254Y2 JP 1983103472 U JP1983103472 U JP 1983103472U JP 10347283 U JP10347283 U JP 10347283U JP H022254 Y2 JPH022254 Y2 JP H022254Y2
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JP
Japan
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fold line
sheets
funnel
container part
container
Prior art date
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Application number
JP1983103472U
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English (en)
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JPS6012332U (ja
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Publication of JPS6012332U publication Critical patent/JPS6012332U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は紙又は樹脂フイルムのシート材で作ら
れ、通常は偏平な形をしているが、これを開くこ
とにより自立しうるじようご状構造を作りうる器
具に関する。
従来より、コーヒーを煎れるために濾紙が用い
られているが、濾紙は単独で用いられるものでは
なくドリツパー等のじようご状器具とともに用い
られている。ところが従来のドリツパーは嵩ばる
ため携帯に不便であり、旅行、ピクニツク等に持
つて行くのに困難である。更に、高価であり使い
捨てにはできない。また、従来種々な紙コツプが
使用されているが、折りたたむことができず、嵩
ばりやはり携帯に不便である。
本考案はかかる従来の欠点を解消せんとするも
ので、紙又はフイルムのシート材で作られ、通常
は携帯に便利なように偏平な形状をしているが、
開くと自立しうるじようご状構造を作り、濾紙と
ともに用いることによりドリツパーとして使用可
能であり、また不透水性のフイルムとともに用い
ることにより容器として使用しうる安価な折り畳
み式じようご状器具を提供することを目的とす
る。
本考案はなる折り畳み式じようご状器具は互に
重なり合うほぼ逆台形状の二枚のシート材から成
り、該シート材は、該シート材を容器部分とベー
ス部分とに区分する水平な折線と、中央の垂直な
折線と、前記容器部分の両側の側縁近傍の傾斜し
た折線と、該折線の前記水平な折線との交点から
垂直に前記ベース部分に延びる折線と、前記交点
から前記容器部分に三角形状に延びる折線とを有
し、前記二枚のシート材は前記容器部分の側縁近
傍の折線の外側の部分で互に接着されていること
を特徴とする。
以下、添付図面に示す本考案の実施例を説明す
る。第1図は本考案になる折り畳み式じようご状
器具の平面図である。このじようご状器具は互に
重なり合うほぼ逆台形状の二枚のシート材1から
成つている。二枚のシート材1は適当なかたさを
有する紙又は樹脂フイルムで作られ、同じ形状を
している。これらのシート材1が紙で作られる場
合には、その紙の表面に防水性及びヒートシール
性を与えるポリエチレン等の樹脂層が被覆されて
いる。シート材1には該シート材を容器部分2と
ベース部分3とに区分する水平な折線4と、中央
の垂直な折線5と、前記容器部分2の両側の側縁
近傍の傾斜した折線6と、該折線6と前記水平な
折線4との交点A,Aから垂直に前記ベース部分
に延びる折線7と、前記交点A,Aから前記容器
部分2に三角形状に延びる折線8が形成されてい
る。これらの折線はこの部分でシート材を容易に
折り曲げることができるように形成するもので、
ミシン目であつてもよいし、筋押し加工により形
成されたものでもよい。二枚のシート材1は容器
部分2の側縁近傍の折線6の外側の部分9(図面
にハツチングして示す部分)で互に接着されてい
る。
次に、第1図のじようご状器具を開くには、ま
ず第2図に示すように、ベース部分3を折線4に
沿つて両側に水平に折り曲げ、かつ容器部分3の
上端開口を左右に開く。次に、第3図に示すよう
にベース部分3の中央部を上に押し上げ、折線
5,7に沿つて折り曲げ、同時に容器部分2の折
線8及び水平な折線4に囲まれた部分を内側に折
り込む。かくして、ベース部分3の中央部が、三
角形状の折線8のところに入り込んだ安定したじ
ようご状構造が作られ、かつベース部分3の両端
に水平部分があるので、第3図の状態で自立させ
ることができる。第4図は第3図の上面図であ
る。なお第1図に示すように、シート材1は両端
縁のみが接着されており、底部中央は接着されて
いないので、第4図の中央部には小さなスリツト
10が生じており、液体を流下させることができ
る。
第3図、第4図のように自立したじようご状器
具は、この内側に濾紙を置くことにより、コーヒ
ー、紅茶などの抽出器として使用可能である。こ
のさい、このじようご状器具は単にカツプ上に置
くだけであるので、口径の異る種々なカツプ、湯
呑みなどに利用可能である。また、じようご状器
具内に水を通さないフイルムを配置することによ
り、自立しうるカツプとして使用することも可能
である。
ところで第3図に示すじようご状器具内に後で
濾紙やフイルムを配置するのは手数がかかるので
あらかじめ配置しておくのも可能である。即ち、
第5図に示すように二枚のシート材1の間にV字
型に折つた濾紙又はフイルム11をその下端が水
平の折線4のところに位置するようにはさみ、ハ
ツチングで示す部分9を濾紙又はフイルムと一緒
に接合しておく。こうすれば、単に開くのみで抽
出器具或はカツプとして使用可能であり、取扱が
極めて簡単になる。また、濾紙をはさみ込んだじ
ようご状器具にレギユラーコーヒーや紅茶をあら
かじめ封入して市販してもよい。第1図〜第4図
に示す折り畳み式じようご状器具は、第6図に示
すように、あらかじめミシン目を入れた紙材12
を給紙し、二つ折りにした後ヒートシールし、カ
ツテイング(型抜)する方法或は第7図のように
素材13、裏材14を別々に給紙しタイミングを
合せてシールし、カツテイングする方法等により
安価に製造可能である。また、第5図に示すもの
は、第8図に示すように紙材15を二つ折りする
とともに、その中に濾紙又はフイルム16を二つ
折りしてはさみ込み、全体をシールしカツテイン
グする方法で安価に製造可能である。
本考案は上記構成を有するため、通常は偏平で
携帯に便利であり、使用時には開いて自立性じよ
うご状構造を作り、抽出器具又は容器として使用
可能であり、しかも安価に製作できるので使い捨
てできる等の優れた諸効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は
第1図の器具を開く途中の状態を示す斜視図、第
3図は開き終つた状態を示す斜視図、第4図は第
3図の上面図、第5図は別の実施例を分解して示
す斜視図、第6図、第7図は第1図の実施例の製
作方法を示す概略斜視図、第8図は第5図の実施
例の製作方法を示す概略斜視図である。 1……シート材、2……容器部分、3……ベー
ス部分、4,5,6,7,8……折線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互に重なり合うほぼ逆台形状の二枚のシート材
    1から成り、該シート材1は、該シート材を容器
    部分2とベース部分3とに区分する水平な折線4
    と、中央の垂直な折線5と、前記容器部分2の両
    側の側縁近傍の傾斜した折線6と、該折線6と前
    記水平な折線4との交点A,Aから垂直に前記ベ
    ース部分に延びる折線7と、前記交点A,Aから
    前記容器部分2に三角形状に延びる折線8とを有
    し、前記二枚のシート材1は前記容器部分2の側
    縁近傍の折線6の外側の部分9で互に接着されて
    いることを特徴とする折り畳み式じようご状器
    具。
JP10347283U 1983-07-05 1983-07-05 折り畳み式じようご状器具 Granted JPS6012332U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10347283U JPS6012332U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 折り畳み式じようご状器具

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JP10347283U JPS6012332U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 折り畳み式じようご状器具

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JPS6012332U JPS6012332U (ja) 1985-01-28
JPH022254Y2 true JPH022254Y2 (ja) 1990-01-19

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JP10347283U Granted JPS6012332U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 折り畳み式じようご状器具

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JPS54107579U (ja) * 1978-01-13 1979-07-28

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