JPH02225388A

JPH02225388A - 有機質肥料

Info

Publication number: JPH02225388A
Application number: JP64000618A
Authority: JP
Inventors: Sumio Mori; 森　純生; Motoyoshi Umeda; 素良梅田; Hidenori Shimazaki; 島崎　英紀
Original assignee: Taki Chemical Co Ltd
Current assignee: Taki Chemical Co Ltd
Priority date: 1989-01-04
Filing date: 1989-01-04
Publication date: 1990-09-07
Anticipated expiration: 2009-11-02
Also published as: JPH0686344B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は作物の初期生育及び品質向上に優れたイｆａ質
肥料に関し、殊に各種有機質原料に対し、トウモロコシ
胚芽が３〜５０ｉ重量％の範囲で含まれていることを特
徴とする有機質肥料に関する。

（従来の技術）有機ｆｆ原料はそれ単味で、あるいは他の無機塩と共に
配合用↑−１あるいは化成肥料として使用され、その効
果としては土壊改良、保水性、透水性の向上、団粒効果
の促進、土壌病害の軽減等が期待され、また養分の供給
源としても使用されている。

（発明が解決しようとする課題）一方、本件出願人は！・ウモロコシ胚芽の利用について
長年研究を続け、その成果の一つとして有機態窒素合有
過りん酸石灰（特公昭５０−１８６３２号）及び固結防
止廁料（特公昭６０−４１６０号）に関する発明を成し
たが、更にトウモロコシ胚芽の利用を追及するなかで、
有機質肥料とトウモロコシ胚芽の併用を試みたところ、
作物の初期生育か極めてよくなることを発見し、また酸
味を有する植物にあっては糖度が向上することを突き止
め、かがる知見に基づき本発明を完成したものである。

（課題を解決するための手段）即ち、本発明は有機質原料に対し、］・ウモロコシ胚芽
が３〜５０重量％の範囲で含まれていることを特徴とす
る有機質肥料（但し、トウモロコシ胚゛芽がなたね油粕
に対して３〜５０重景％重量囲で含まれていることを特
徴とするたばこ用肥料を除く）に関する。

（作　用）以下に本発明を更に詳細に説明する。

本発明の実施における留意点は、イｆａ質原料として使
用するトウモロコシ胚芽を酸あるいはアルカリ分解する
ことなく使用することである。

換言すれば、粉体配合品あるいは無機質肥料原料との混
合造粒品、あるいはタブレット品、ブリケット品として
使用すべきである。

即ち、有機質原料、トウモロコシ胚芽のいずれの一方を
酸分解しても本発明の効果を期待することはできない争次に、使用割合についていえば、下限以下では本発明の
効果を期待することができず、上限を越えてもそれ以上
の効果は期待できない。

本発明に使用する有機質原料としては、肉骨粉、蒸製て
い角栓、各種油かす、乾燥菌体等を使用するが、これら
に限定されるものではない。

また、無機質肥料としてはりん安、硫安、塩加、過石等
、通常便用されるＩＦ！ｎ塩を使用することができる。

また、本発明肥料の使用時期としては、その効果から明
らかなように、元肥として使用することが最も望ましく
、対象作物としては水稲、野菜類、果樹に於いて本発明
の効果が最も良く発揮される。

（実施例）以下に本発明の実施例を掲げて更に説明を行うが、本発
明はこれらに限定されるものではない。

また、％は特に断らない限り全て重量％を示す。

実施例１蒸９！ＩＭ角粉（Ｎ＝１０．０％、Ｐｅ０５”０％、　
Ｋｅ　Ｏ＝　０％）、蒸製骨粉（Ｎ２４．０％、ＰＩＩ
Ｏ，＝２１．０％、に、０＝θ％）、米糠油粕（Ｎ＝２
．５％、Ｐ２Ｏ５′ｓ５．０％、に２０＝１．５％）、
綿実油粕（Ｎ＝５．７％、Ｐｅ０ｑ”２．６％、に、Ｏ
＝１．７％）及びトウモロコシ胚芽（Ｎ＝１．６％、Ｐ
２Ｏ５＝１．４％、に２０・０．９％）を各々第１表に
示した割合で混合した。

次いで、これに尿素（Ｎ＝４６．０％）、りん安（Ｎ・
１８．０％、ｐ２ｏ、・４６．０％）、塩加（Ｋ２０＝
６０％）及び成分調整材の石膏を用いて全量が１０００
部となり、且つ肥料成分がＮ：Ｐｅ０９：Ｘ重量０−９
．０％：９．０％＝９．０％となるように混合成分調整
し、これをだりγフター・ン汁ンで粒状化して本発明の
有機質肥料及び比較肥料を得た。

実施例２実施例１で製造した肥料を用いて以下の条件で水稲の栽
培試験を行った。

作　　物　　水稲（フシヒカリ）試験地　宮城系施肥配分□１−ｋｇ／！Ｏａ）各区分共通０内は施肥月
日元肥４．０　　活着上２．０　　穂側−重量，５穂側−
２１，５（４／３０）　　　　　（５／１５）　　　　
　　（７／重量）　　　　　　（７／１８）田植え　５
月５日生育と収量を第２表に示した。

一般に、東北地方の水稲は田植え期が４月下旬〜５月初
旬であるために、低温により根の活着が悪く、早期の有
効茎の確保ができず収量低下につながっており、初期生
育促進の技術が望まれているが、５％２表から明らかな
ように、本発明の有機質肥料の施用によると、水稲の初
期生育が促進され、収ｆ増となったことが判る。

実施例３実施例１で製造した把料を用いて以下の条件でトマトの
栽培試験を行った。

作　　物　　トマ　ト（４健）定　　植　　１０月２０日収　穫　２月上旬〜５月下旬試験地　兵庫県神戸型ハウス栽培施肥配分（Ｎ−ｋｇ／１０ａ）各区分共通０内は施肥月
日元［５１５，０追Ｊｌ！！−１７゜５　追肥−２７，５
（１Ｇ／１Ｇ）　　　　（１２／１６）　　　　　（２
／２Ｇ）尚、元肥として全ての区分に塩１把３ｔ／１０
ａを施用方晶収量と品質評価　結果を第３表に示した。

一般に、トマ（・は如何に市場の買入れを高価格にする
かが重要であり、そのために方晶（色、艶、形）、収量
及び昧（１度）を向上しなければならないが、第３表か
ら明らかなように、本発明の有機質肥料の施用によると
、トマトの方晶収量及び品質向上に優れた効果を示して
いることが判る。

実施例４蒸製皮革粉（Ｎ＝１２．０％、　ｐ、ｏ５＝ｏ％、に２
０＝θ％）又はヒマシ油粕（Ｎ−５，０％、ＰＩＩ０５
１！２．１％、に２０−１．９％）とトウモロコシ胚芽
（Ｎ＝１．６％−Ｐｅ［］”重量．４％に２０＝０．９
％）を各々第４表に示した割合で混合した。

次いで、これに塩安（Ｎ＝２６．０％）、重過石（Ｐａ
０５＝４５．０％）、塩加（に２０−６０％）及び成分
調整材の石膏を用いて全量が１０００部となり、且つ肥
料成分がＮＡＰｉ。

０、；にｆｌｏ・６．０％：６．０％：６．０％となる
ように混合成分調整し、本発明の有機質肥料及び比較肥
料を得た。

また別に、フロリダ産りん鉱石粉（Ｐオ０５コ３１．８
％）の５００部、転置（Ｎ＝１２．０％）の１００部、
トウモロコシ胚芽の１００部を各々混合し、これに濃硫
酸の３５０部を加えてよく混合した後、６０°Ｃで１０
日間反応熟成し、有機態窒素含有過りん酸石灰を１）た
。

この有機態窒素含有過りん酸石灰の４３４部に装置３０
Ｇ部、１安１０４部、１加１０５部及び石膏６６部を加
えてよく混合し、肥料成分がＮ：ＰｐＯｓ：に２０＝６
．０；６．０：６．０の比較肥料を得た。（供試肥料Ｎ
ｏ、９）＼実施例５実施例４で製造した肥料を用いて以下の条件でマスクメ
ロンの栽培試験を行った。

作　物　マスクメロン（ｒ−ルスセイヌ）定　植　８月
１７日収　穫　１０月３０）１〜重量月１０日試験地　兵庫県
神戸型ハウス栽培施肥配分＜Ｎ−ｋｇ／１０ａ＞各区分共−Ｉｆ１０内は
施肥月日元肥１５　　　追肥−１３追肥−２３（８／１０）　　　（８／３０）　　　　（９／２５）
尚、元肥として全ての区分に堆肥３ｔ／１０ａを施用規
　模　１区９（株）２連制収量と品質評価結果を第５表に示した。

Claims

【特許請求の範囲】

有機質原料に対し、トウモロコシ胚芽が３〜５０重量％
の範囲で含まれていることを特徴とする有機質肥料（但
し、トウモロコシ胚芽がなたね油粕に対して３〜５０重
量％の範囲で含まれていることを特徴とするたばこ用肥
料を除く）。