JPH02224704A - シートのリクライニング装置 - Google Patents

シートのリクライニング装置

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JPH02224704A
JPH02224704A JP4785189A JP4785189A JPH02224704A JP H02224704 A JPH02224704 A JP H02224704A JP 4785189 A JP4785189 A JP 4785189A JP 4785189 A JP4785189 A JP 4785189A JP H02224704 A JPH02224704 A JP H02224704A
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seat
seat back
adjustment mechanism
plate
unit base
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Ryuichi Nishino
西野 隆一
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Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は、ジ−ドパツクの傾斜角度を調整するシート
のリクライニング装置に関する。 〔従来の技術〕 たとえば、自動車等のシートとして、着座者が任意にジ
ードパ・ツクの傾斜角度(リクライニング角度)の変え
られるリクライニング装置をシートバック、シートクツ
ション間に備えたリクライニング装置付シートが提供さ
れている。 このようなシートのリクライニング装置は、操作ハンド
ルの回転に連動可能に構成され、操作ハンドルの回転操
作に対応してシートバックのリクライニング角度の微調
整を行なう微調整機構が備えられている。微調整機構は
、減速機能を有する、たとえば、遊星歯車機構から形成
され、遊星歯車機構は、たとえば、同軸部、偏心部を持
つ偏心シャフトと、偏心シャフトの同軸部に遊挿される
外歯車と、偏心シャフトの偏心部に遊挿されて内歯車に
噛合可能な外歯車とを具備して構成されている。ここで
、たとえば、外歯車はシートクツションのサイドに固定
されたベースプレートに、内歯車はシートバックのサイ
ドに固定された回動アームにそれぞれエンボス成形等に
よって一体的に形成されるとともに、操作ハンドルが偏
心ンヤフトの同軸部に連結される。 このような構成によれば、操作ハンドルの回転操作によ
る偏心シャフトの回転に伴なって、外歯車が偏心しなが
ら逆方向に回転(自転)するため、掃作ハンドルの回転
が減速されて回動アームに伝達される。そして、操作ハ
ンドルの回転角度に応じてシートバックが傾斜し、ジ−
ドパツクのリクライニング角度が任意に設定できる。 また、クーペタイプの2ドア車や、ハツチバックタイプ
の3ドア車等においては、通常、フロントシートのシー
トバックを前倒しにして、リヤシートへの乗降が行なわ
れる。そのため、2ドア車等のフロントシートのリクラ
イニング装置は、リヤシートへの乗降の際に、シートバ
ックを敏速に前倒し可能であることが要求される。しか
し、遊星歯車機構からなる微調整機構においては、操作
ハンドルの回動のみによってシートバックが傾斜される
ため、ジードパ・1りの敏速な前倒しが行なえない。そ
こで、2ドア車等のフロントシートに装着されるリクラ
イニング装置として、微調整機構とは別に、操作レバー
等の操作によって、/−ドパ・lりのリクライニング角
度とは無関係に、敏速な前倒しが行なえる粗調整機構を
備えた構成が知られている。 このような粗調整機構を備えたシートのリクライニング
装置において、シートバックは、微調整機構とは無関係
に、シートクツシコンに対して回動可能に取付けられて
いる。そして、tg調!1m構は、たとえば、一端に爪
を有して回動アームに枢着されたラッチと、ラッチの爪
の係合可能なロック溝を有して微Rt1機構と一体的に
回動可能に固定されたラッチプレートとを備えて構成さ
れている。ラッチは、操作レバーに連動可能に連結され
、ラッチプレートとの係合方向に偏骨されている。 このような構成では、通常時、ラッチの爪、ラッチプレ
ートの係合溝の係合によってシートクツションに対する
シートバックの回動が阻止され、微調整機構によるシー
トバックの微調整が行なえる。また、操作レバーの操作
によって、ラッチプレートの係合溝からラッチの爪を離
脱させれば、ラッチ、う・yチプレート間のロックが解
除されて、シートバックのリクライニング角度に無関係
にシートバックの前倒しが可能となる。 〔発明が解決しようとする課題〕 L記のように、公知のリクライニング装置において、微
調!III構は、回動アーム、ベースプレートにエンボ
ス成形等によってそれぞれ一体的に形成された外歯車、
内歯車を備えて構成されている。 そして、回動アームがシートバックのサイドに、ベース
プレートがシートクツシコンのサイドにそれぞれリベ・
F)等によって固定されて、微調整機構が組立てられる
。また、外歯車、内歯車を互に噛合した状態で保持する
支持リテーナが、たと丸ば、回動アームにリベット等に
よって固着される。 そのため、部品点数が多くなるとともに、リベット等に
よる固@箇所も多く、組立作業が傾雑化する。 ここで、回動アームをシートバックフレームから、ベー
スプレートを7−トクツシヨンフレームからそれぞれ一
体に形成すれば、部品点数の増加が防1F、できる。し
かし、外歯車、内歯車を成肘するエンボス成形は、精密
プレス加り等によっ−C行なわれるため、シートバック
フレーム、シートクッションフレームへの直接の加工は
困難となる。 特に、2ドア車等のリクライニング装置においては、シ
ートバックを敏速に前倒しする粗調整機構を持つため、
部品点数が更に増え、リクライニング装置の構成が複雑
化されると七もJこ、組立作業がまり伯雑となる。 そし°C1部品点数が多く、構成が複雑化することから
、リクライニング装置が大型化、重量化するとともに、
シート全体が大型化、@型化し、シートの外観品質を低
下させる。 また、公知の微調整機構においては、内^車を備えた回
動アームが偏心シャフトによ−Jて偏心しながら回動さ
れる。°つまり、シートバックが偏心しながら回動され
るため、n咳者の荷重がシートバックに作用した状態で
操作ハンドルを回動すると、偏心シャフトの角度によっ
ては操作力が重(なる虞れがある。そのため、操作ハン
ドルの良好な操作性が得られない。 この発明は、組α作業が容易に行なえるとともに、小型
、軽量のシートのリクライニング装置の提供を目的とし
ている。 〔課題を解決するための手段〕 この目的を達成するために、この発明によれば、w:A
g1m構が、ユニットベースと、ユニットベースと同心
軸上でユニットベースに対して回転可能な回転板とを4
1 、tて予めユニット化されている。 また、微調整aN4のユニットベース、回転板は、一体
化されて延出した一連のボルトをそれぞれ有して形成さ
れている。そして、ユニットベースのボルトをシートク
ツシーンフレーム、ジードパ・。 クフレームのいずれか一方に、回転板のボルトを残る他
方にそれぞれナツト止めして、微調整機構がシートクッ
ションフレーム、シートバック7L/−ム1mに取付け
られている。 ここで、微調整機構は、2組の遊星歯車列を具備して構
成され、第1の遊星歯車列は、ユニットベースの内面に
形成された内歯車と、内歯車と噛合して偏心板に遊挿さ
れ、歯数が内歯車より少ない外歯車とを備えている。ま
た、第2の遊星歯車列は、回転板の内面に、第1の遊星
歯車列の内歯車より歯数が少なく形成された別の内歯車
と、回転板の内歯車に噛合し、歯数が回転板の内歯車よ
り少なく、第1のi!!星歯車列の外歯車と一体に形成
された別の外歯車とを備えて構成されている。 そして、偏心板の回転に伴なって、回転板をユニットベ
ースに対して同心軸上で回転可能に支持して、微調整機
構がユニット化されている。
【実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する。 第1図、第2図に示すように、この発明に係るシートの
リクライニング装置10は、予めユニット化された微調
整機構12を備尤で構成され、微調整機構ヲ介シて、シ
ートクッシーンフレーム14、シートバックフレーム1
6が連結されている。 微調整機構12は、第3図、第4図、第5図(^)。 (8)を見るとよくわかるように、2組のil星歯車列
18.20を備え、第1の′il星歯車列18は内歯車
22、外歯車24から、第2の遊星@車列20は内歯車
26、外歯車26からそれぞれ構成されている。第1の
遊星!9事列の内!#JJi2!は、たとえば、ユニッ
トベース30の内周面に形成され、ハブ32の設けられ
た同心孔34を中心に持つとともに、段部36を有する
リム36が外周に形成されている。また、第2のil星
歯車列の内歯車26は、ユニットベース30の段部36
に遊嵌可能な回転板40の内周面に形成され、回転板は
、中心に同心孔42を有して形成されている。 ここで、たとえば、内歯車22.26の歯数は、内歯4
X22の歯数をN枚、内歯車26の歯数をM枚としたと
きに、N>Mとなるようにそれぞれ設定される。 また、第1の遊星歯車列の外歯車24は、内歯車22に
噛合可能に形成され、外歯車24の歯数は、内歯中22
の歯数より少なく形成され、実施例においては、たとえ
ば、内歯車12の歯数をN枚とすれば、外歯車24の歯
数は、(N−1)枚に形成されている。また、第2のi
1星歯車列の外歯車28は、内歯車26に噛合可能に形
成され、外歯車z8の歯数は、内歯車26の歯数より少
な(形成され、実施例においては、たとえば、内歯車2
Gの歯数をM枚とすれば、外歯車28の歯数は、(M−
1)枚に形成されている。そして、このような外歯車2
4.28は、偏心板44の遊挿可能な挿通孔46を備え
て、−5的に形成されている。 第3図、第4図に示すように、偏心板44は、ユニット
ベースのハブ32の遊嵌可能な凹部48を持つとともに
、凹部の中心に算円形の同心孔5Gが形成され、フラン
ジ状の偏心$52が外歯車24.21の挿通孔46に遊
挿して配設されている。 そして、たとえば、内面にベアリングs4を持つ支持リ
ング56が、ユニットベースのリム38に嵌装されて、
ユニットベースに対して回転板4oを回転可能に支持す
るとともに、段部36からの回転板の離脱を防止してい
る。このように、支持リングs6をユニットベース30
に嵌装することによって、ユニットベース、回転板40
は、偏心板44、外歯車24.28を内蔵し°C一体化
5れ、微調整機構12がユニ・ット化される。 このような微、#整機47112のユニットベース3o
、回転板40は、たとえば、第1図、第2図に示すよう
に、外方に延出した一連のポル) 58.60をそれぞ
れ持ち、ボルトはそれぞれ〜数箇所で等間隔に設けられ
ている。そして、第131に示すように、シートクッシ
フンフレーム14の後端、およヒ、シートバックフレー
ム16の下端に、微:A整機構12のポルl−511,
6Gに対応する挿通孔6L64がそれぞれ形成されると
ともに、同心孔66.68がそれぞれ設けられている。 このような構成では、第2図に示すように、微調整機構
のボルト58.60を/−トク・ランフンフレー・ム1
4、シートバックフレーム16の挿通孔6L64にそれ
ぞれ挿通し、ナツト69を左右から螺着して、微調整機
構12がシートフラジ3ンフレーム、ジードパ・lクフ
レームIこそれぞれ固定される。 そして、微調整機構12の偏心板の同心孔50に嵌合し
、偏心板44と一体的に同動可能なンヤフト7aが、た
とえば、シートクッションフレームサイドから同心孔5
0に嵌合され、シャフトの先端に操作ハンドル72が固
着される。このような構成では、操作ハンドル72の回
転が、シャフト70を介して、微調整機構12に伝達さ
れ、微調整機構が駆動される。実施例では、シャフト7
0は、部分的に、断面正方形に成形されている。 上記のように、偏心板44がシャフト70を介して、操
作ハンドル72に連動可箋に連結され、偏心板の凹部4
8にユニットベースのハブ32が遊嵌されているため、
操作ハンドルの回転操作によって、偏心板が偏心部S2
とともに軸線(同心軸>01の回りで回転する。ここで
、第3図、第5図(A) 、 (B)に示すように、偏
心部5zの回転中心となる軸線(偏心軸)02は、同心
軸Of)こ対して、Cだけ偏心しているため、偏心板は
、回転半径eで偏心運動する。 そして、偏心板44の偏心運動に伴なって、一体の外歯
車24.28が偏心運動される。 ここで、たとえば、第5図(ム)、(B)に示すように
、外歯車24の歯24aが内歯車22の歯22aに、外
!i車28の歯28aが内歯車26の歯26aにそれぞ
れ噛合していると仮定する。そして、このような状態か
ら、操作ハンドル72を回転操作して、シャフト70を
時計方向に回動させると、外歯車24の歯24aが内歯
車22の$22aに噛合しているため、一体の外歯中2
4.28は、反時計方向lv−g転しながらilIl連
星する(第6−図(A)参照)。また、外歯車z8の!
1t28aが回転板の内歯車2Bの歯26aに噛合され
ているため、内歯車26は、外歯車2&の自転方向とは
逆方向、つまり、偏心板44の公転方向と同方向に回転
する(第6図(8)参照)。そのため、シートバックフ
レーム16がシートクッションフレーム14に対して僅
かに時計方向にリクライニングされる。 そして、第6図(^)、(B)に示すような状態から、
更に操作ハンドル72を回転操作して、シャフト7Gを
時計方向に1回転させると、第7図(A)に示すように
、偏心板44は初期位置に復帰する。しかし、外歯車2
4は反時計方向に自転しながら偏心運動し°Cいるため
に、反時計方向に1歯ずれて、外歯車の@24bが内歯
車の!922aに噛合される。また、第7図(B)に示
すように、外歯車28は外歯車24と同様に、反時計方
向に1歯ずれる。そして、内歯車26は、外歯車2sの
反時計方向の偏心運動に伴なって、時計方向に同軸回転
されるため、時計方向に1歯ずれることとなり、外歯車
28b、内歯車26bが噛合される。つまり、シートバ
ックフレーム16は、シートクッションフレーム14に
対して、操作ハンドル72の回転操作方向に、内歯車2
6の1歯分り。クライニングされる。 このような構成の微調整a構】2は、減速機能を有し、
操作ハンドル72を回転させることによって、たとえば
、ユニットベース30に対して、回転板40を操作ハン
ドルの回転と同方向に微少角回転するため、シートバッ
クのリクライニング角度の微調整が行なえる。また、操
作ハンドル72による偏心板44の偏心運動が、外歯車
24.2&を介して、回転板40に同軸回転として伝達
される。そのため、シートバックフレーム16、つまり
、シートバックは、同心軸01を回動中心としてリクラ
イニングされる。 公知の構成では、別部材からなる回動アームやベースプ
レートに外歯車、内歯車を直接成形し、外歯車、内歯車
を噛合した状態でベースプレートを挟持し、保持する支
持リテーナが回動プレートにリベット等によって固着さ
れている。そして、回動アーム、ベースプレートがシー
トクッションフレーム、シートバックフレームに、更に
、リベット等で固着されている。 これに対して、この発明のリクライニング装置1Gでは
、微調整機構12が予めユニット化されているため、W
I調wm構は、シートク・フシコンフレーム14、シー
トバックフレーム16に直接取付けられる。そのため、
回動アーム、ベースプレーと、支持リテーナが省略でき
、部品点数が減少するとともに、構成が簡素化される。 また、シートクッションフレーム14、シートバックフ
レーム16へのリベット等による回動アーム、ベースプ
レーと、支持リテーナの固着も不要となり、リクライニ
ング装WIOの組立作業が容易に行なえる。また、ユニ
ットベースサイド、回転板サイドに一連のボルトSJI
、60をそれぞれ一体的に延出させて、微調整機構12
が構成されているため、II調整limをシートクッシ
謬ンフレーム14.シートバックフレーム16に、単に
ナツト化めすることによって、リクライニング装[10
が、シートに迅速、容易に組込まれる。 また、ユニット化された微調整機構12を組込めば足り
るため、リクライニング装置10が小型化され、シート
の外観品質が向上される。 更に、微調整機構12によれば、シートバックフレーム
1Bに固定される回転板40は、ユニットベース30に
対して偏心せず、同心軸上で回転される。 そのため、安定したシートバックのリクライニングが行
なえるとともに、シートバックに着座者の荷重が作用し
た状態においても、操作)1ンドルが重くならず、操作
ハンドルの良好な操作性が得られる。 なお、実施例においては、第1図、第2図に示すように
、微調整機構12のみを備えた、たとえば、4ドア車や
5ドア車等のフロントシートに装着されるリクライニン
グ装[10として具体化している。 しかし、これに限定されず、たとえば、2ドア車や3ド
ア車等のフロントシートに装着されるリクライニング装
置110として構成してもよい。このような、シートの
リクライニング装MIIOは、たとえば、第8図、第9
図に示すように、微調整機構12に加えて、粗調整機構
74を更に具備して構成されている。 第8図を見るとわかるように、粗調整機構74は、たと
えば、一端に爪7Gを持つう・ノチ78と、ラッチの爪
の係合可能な係合溝60を外周面に持つラッチブレー)
Jtとを備えて構成されている。ラッチプレート82は
、第8図、第9図に示すように、微調整機構のポルト6
0の挿通可能な多数の挿通孔84と、ンヤフト70の挿
通可能な同心孔86とを有して成形されている。 また、シートバックフレーム116は、内方に突出され
たハブ88付の大径の挿通孔90を下端に備えて形成さ
れ、ラッチプレート82が、シートクッションフレーム
14、シートバックフレーム間で、微調整機構の回転板
40と一体的に配設されている。 そして1.シートバックフレーム116の外方から、シ
ートバックフレームの挿通孔!0より大径のフランジ9
2と多数の挿通孔11および同心孔93を有する支持プ
レート94が挿通孔!Oに遊嵌され、微調整機構のボル
ト60にナツト6gを螺着して、シートバックフレーム
が微m整機構l!の回転板サイドに取付けられている。 このような構成では、支持プレートのフランジ92によ
って、支持プレート94からのジードパ・シクフレーム
IHの離脱が防止されるとともに、シートバックフレー
ムは、微調整機構12に対して回動可能に取付けられる
。ここで、シートバックフレーム116は、挿通孔9G
の外周にへブ墨6を備え、ハブをラッチプレート82に
当接して取付けられている。そのため、ラッチプレート
82、シートバックフレームlta lff1の摩擦抵
抗が小さ(なり、微調整機構12と一体化されたラッチ
プレートに対してシートバックフレームが円滑に回動さ
れる。 また、ラッチプレートの係合溝80に、爪76の係合可
能な位lまたとえば、シートバックフレーム11Gの内
面に、ラッチ76が枢支ピン9Sによって枢着されてい
る。爪76に溝80との係合方向への偏倚力を与丸る偏
倚手段100が、ラッチ78に設けられている。偏倚手
段100として、たとえば、引張コイルばねが利用でき
、引張コイルばねは、シートバックフレームの係止片1
02、ラッチの係止孔lO4間に架設されている。この
ような構成によれば、ラッチの爪76は、ラッチプレー
トの係合溝&0との係合方向に、常に偏倚され、ラッチ
の爪、ラッチプレートの係合溝が整列すると、爪が係合
溝に自動的に係合され、係合溝の回動角度に応じて、シ
ートバックの位置がおおまかに設定される。 また、ラッチの爪T6を引張コイルばねI(1Gの偏倚
力に抗して牽引し、ラッチの爪、ラッチプレートの係合
溝80間の係合を解除する操作レバー(図示しない)が
、たとえば、ワイヤ106を介して設けられている。こ
のような構成によれば、操作レバーを操作し、ワイヤ1
06を介してラッチの爪76を牽引す九ば、ラッチの爪
、ラッチプレートの溝j O!nの係合が解除され、シ
ートバックフレーム116、つまり、シートバックが、
微調整機構12の調整角度に無関係に回動可能となる。 そのため、リヤシートの着座者の乗降の際に、操作レバ
ーを操作し、ラッチの爪76、ラッチプレートの係合溝
80間の係合を解除すれば、微調整機構12を操作する
ことなく、また、微調整機構によるシートバックのリク
ライニング角度とは無関係に、シートバックの敏速な前
倒しが行なえる。 上記のように、2ドア車等用のシートのリクライニング
装置111Gによれば、ユニット化された微調整機構1
2に、別機構の粗調整機構74を単に加尤ただけてシー
トバックの敏速な前倒しの可能な構成が得られる。つま
り、敏速な前倒しの可能なリクライニング装gE110
が、構成を複雑化することなく、容易に得られる。 上記の2つの実施例において、微調整機構12は、ユニ
ットベースサイドにシートクッションフレーム14を、
回転板サイドにシートバックフレーム16またはl16
をそれぞれ取付けている。しかし、これに限定されず、
たとえば、これとは逆に、二ニットベースサイドにシー
トバックフレーム+6または116を、回転板サイドに
シートり・y ’y taンフレーム14をそれぞれ取
付ける構成としてもよい。 また、図示の粗調整機構のラッチプレート82において
は、係合溝80を1ケ所に備えて形成されている。しか
し、係合溝80の数は、これ番ご限定されず、複数箇所
に設けてもよい。ラッチプレート82に係合溝80を複
数箇所設けた構成によれば、シートバックのリクライニ
ングの粗調整角度が、段階的に、敏速に設定できる。ま
た、シートのリクライニング装ff1lGの粗調整機構
74は、図示の構成に限定されず、他の構成としてもよ
い。 11こ、実施例においては、シートバックフレーム11
6にラッチ78が取付けられている。しかし、これに限
定されず、たとえば、第10図Iこ示すように、ラッチ
78ヲンートクツシコンフレーム114に設ける構成と
してもよい。このような構成において、う・yFプレー
ト82は、シートクランランサイドでシートバックフレ
ーム1G、シートクッションフレーム114間に配設さ
れる。そして、シートクッションフレーム114に形成
されたノ\ブ付の大径の挿通孔9Gに支持プレート94
が遊嵌され、微調整機構12を介してシートバックフレ
ーム16が取付けられる。また、ラッチ71が、操作レ
バー108と連動引1こ、シートクッションフレーム!
14 jこ枢着される。 上述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り、この発明を同等限定するものでな(、この発明の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明
に包含されることはいうまでもない。 〔発明の効果〕 上記のように、この発明に係るシートのリクライニング
装置によれば、予めユニット化された微11整11mカ
、シートクッシッンフレーム、シートバックフレーム間
に配設されている。そのため、微g整mmは、シートク
ッションフレーム、シートバックフレームに直接取付け
られ、回動アーム、ベースプレーと、支持リテーナが省
略でき、部品点数が減少するととも番こ、構成が簡素化
される。 ソシて、シートクッションフレーム、シートバックフレ
ームへのリベ・、ト等による回1t)7− ム、ベース
プレーと、支持リテーナの固着も不要と°なり、リクラ
イニング装置の組立作業が容易に行な尤る。 また、ユニットベースサイド、回転板サイドに一連のボ
ルトをそれぞれ一体的に延出させて、微調整機構が構成
されている。そのため、微調整機構をシートクッション
フレーム、シートバックフレームに、それぞれ単にナツ
ト止めすることによって、リクライニング装置が、シー
トに迅速、容易に組込まれる。 また、ユニット化された微調整機構を組込めば足りるた
め、リクライニング装置が小型化され、シートの外観品
質が向上される。 更に、この発明の微調整機構によれば、ジードパ、クフ
レームに固定される回転板は、ユニットベースに対して
偏心せず、同心軸上で回転される。 そのため、安定したシートバックのリクライニングが行
なえるとともに、シートバックに着座者の荷重が作用し
た状態においても、操作ハンドルが重くならず、操作ハ
ンドルの良好な操作性が得られる。 また、粗調整機構を具備したシートにおいても、ユニッ
ト化された微調整機構に、別機構の粗調整機構を単に加
えただけでシートパックの敏速な前倒しの可能な構成が
得られる。つまり、敏速な前倒しの可能なリクライニン
グ装置が、構成を複雑化することなく、容易に得られ、
リクライニング装置の大型化、シートの重量化が十分に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るシートのリクライニング装置
の分解斜視図、 第2図は、リクライニング装置の縦断面図第3図は、微
調整機構の縦断面図、 第4図は、微調整機構の分解斜視図、 第5図(A) 、 (B)ないし第7図(ム)、(B)
は、リクライニング装置の作動図、 第8図、第9図は、粗調整機構を具備した、リクライニ
ング装置の分解斜視図、および、縦断面図、 第10図は、粗調整機構を具備したリクライニング装置
の、変形例での分解斜視図である010.1107ンー
トのリクライニング装置、12:微調整機構、14.1
14 :シートクッンヨンフレーム、16.116 ニ
ジ−ドパツクフレーム、18.20  :第1、第2の
遊星歯車列、22.26 :内歯車、24.28  :
外歯車、30:ユニットベース、40:回転板、44:
偏心板、S0二同心部、S2:偏心部、56二支持リン
グ。 70:ンヤフと、72:操作ハンドル、74:粗調整機
構、76:ラッチの爪、78:ラッチ、80:う・yチ
プレートの係合’It、82:ラッチプレーと、94:
支持プレート。 第2 図 第3図 (A) 第 図 (B) 第7

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遊星歯車機構からなる微調整機構を具備するシー
    トのリクライニング装置において、 微調整機構が、ユニットベースと、ユニットベースと同
    心軸上でユニットベースに対して回転可能な回転板とを
    備えて予めユニット化され、一連のボルトが、ユニット
    ベース、回転板に一体化されてそれぞれ延出し、ユニッ
    トベースのボルトをシートクッションフレーム、シート
    バックフレームのいずれか一方に、回転板のボルトを残
    る他方にそれぞれナット止めして、微調整機構がシート
    クッションフレーム、シートバックフレーム間に取付け
    られたことを特徴とするシートのリクライニング装置。
  2. (2)遊星歯車機構からなる微調整機構と、係合可能な
    ラッチ、ラッチプレートを備え、ラッチ、ラッチプレー
    トの係合解除によって、シートバックを敏速に前倒し可
    能な粗調整機構とを具備したシートのリクライニング装
    置において、 微調整機構が、ユニットベースと、ユニットベースと同
    心軸上でユニットベースに対して回転可能な回転板とを
    備えて予めユニット化され、一連のボルトが、ユニット
    ベース、回転板に一体化されてそれぞれ延出し、 粗調整機構のラッチプレートの当接されるハブ付の挿通
    孔が、シートクッションフレーム、シートバックフレー
    ムのいずれか一方に設けられ、挿通孔より大径のフラン
    ジを持つ支持プレートが挿通孔に遊嵌され、 ユニットベースのボルトが、挿通孔の設けられたシート
    クッションフレーム、シートバックフレームのいずれか
    一方にラッチ、支持プレートを介してナット止めされる
    とともに、回転板のボルトが残るシートクッションフレ
    ーム、または、シートバックフレームに直接ナット止め
    されたことを特徴とするシートのリクライニング装置。
  3. (3)遊星歯車機構からなる微調整機構と、係合可能な
    ラッチ、ラッチプレートを備え、ラッチ、ラッチプレー
    トの係合解除によって、シートバックを敏速に前倒し可
    能な粗調整機構とを具備したシートのリクライニング装
    置において、 微調整機構が、ユニットベースと、ユニットベースと同
    心軸上でユニットベースに対して回転可能な回転板とを
    備えて予めユニット化され、一連のボルトが、ユニット
    ベース、回転板に一体化されてそれぞれ延出し、 粗調整機構のラッチプレートの当接されるハブ付の挿通
    孔が、シートクッションフレーム、シートバックフレー
    ムのいずれか一方に設けられ、挿通孔より大径のフラン
    ジを持つ支持プレートが挿通孔に遊嵌され、 回転板のボルトが、挿通孔の設けられたシートクッショ
    ンフレーム、シートバックフレームのいずれか一方にラ
    ッチ、支持プレートを介してナット止めされるとともに
    、ユニットベースのボルトが残るシートクッションフレ
    ーム、または、シートバックフレームに直接ナット止め
    されたことを特徴とするシートのリクライニング装置。
  4. (4)微調整機構が、 ユニットベースの内面に形成された内歯車と、内歯車と
    噛合して偏心板に遊挿され、歯数が内歯車より少ない外
    歯車とを備えた第1の遊星歯車列と、 回転板の内面に形成され、第1の遊星歯車列の内歯車よ
    り歯数の少ない別の内歯車と、回転板の内歯車に噛合し
    、歯数が回転板の内歯車より少なく、第1の遊星歯車列
    の外歯車と一体に形成された別の外歯車とを備えた第2
    の遊星歯車列と、を具備した遊星歯車機構から構成され
    、偏心板の回転に伴なって、回転板がユニットベースに
    対して同心軸上で回転可能に支持されて、ユニット化さ
    れている請求項1ないし3のいずれか記載のシートのリ
    クライニング装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002119352A (ja) * 2000-10-13 2002-04-23 Aisin Seiki Co Ltd リクライニング装置
JP2003093185A (ja) * 2001-09-26 2003-04-02 Aisin Seiki Co Ltd シート装置
JP2005230116A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Aisin Seiki Co Ltd 角度位置調整機構
US7611436B2 (en) 2003-09-10 2009-11-03 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Angular position adjusting mechanism

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