JPH02223964A

JPH02223964A - コピー用紙ずらし機構を備えた複写機

Info

Publication number: JPH02223964A
Application number: JP1325749A
Authority: JP
Inventors: George B Brown; ジョージ　ビー　ブラウン; Dennis M Ankrom; デニム　エム　アンクローム
Original assignee: Xerox Corp
Current assignee: Xerox Corp
Priority date: 1988-12-22
Filing date: 1989-12-15
Publication date: 1990-09-06
Also published as: EP0378005B1; EP0378005A1; DE68907192T2; DE68907192D1; US5049948A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、複写機、より詳細には複写機に使用してその
両面複写能力を向上させるためのコピー用紙ずらし機構
に関するものである。

従来の技術］ピー用紙を両面複写するには、両面複写する各コピー
用紙を側面整合壁に当てて整合する必要がある。その場
合、第２の像が片面複写済みコピー用紙の第２面に転写
される前に、整合装置がコピー用紙を動かして整合縁へ
押し当てることができるように、コピー用紙ずらし機構
で、用紙通路の限定された距離区間の間で、複写機の前
部に対し後方へコピー用紙をずらし、コピー用紙が確実
に両面複写通路の整合縁より内側にあるようにする必要
がある。

米国特許第４，７１２，７８６号および同第４，４８０
，８２５号に、コピー用紙を横に動かす装置が開示され
ている。米国特許第４，７１２，７８６号は、ソーター
とずらし機構を備えたプリンタを開示している。ずらし
機構は、プリンタ内に設置されており、コピー用紙をソ
ーターに挿入する前にずらして、後に続く用紙セットが
ソーターのビンの中に互いにずらして置かれるように、
ソーターへ向かう途中のコピー用紙を交互に前後に動か
すようになっている。

米国特許第４，４８０，８２５号は、共通部分を有し横
に間隔をおいて配置された２つの通路に沿って交互の用
紙セットを静止トレイへ送る機構で、複写機から出力さ
れたコピー用紙セットを分離する装置を開示している。

用紙は、最初に、横方向に固定された給送ローラ一対を
通過し、次に第２の横方向に移動可能な給送ローラ一対
を通過して積重ねトレイへ送られる。交互の用紙セット
に属する用紙は、第２のローラ一対を横に変位させて、
ずらされる。

発明が解決しようとする課題本発明の課題は、より簡単な、より安価なコピー用紙ず
らし機構を提供することである。

課題を解決するための手段本発明は、ロール支持軸を逆回転させると用紙を横に動
かすらせん溝付きピンチロールを使用して、両面複写中
に、複写機の対向する側面からコピー用紙をずらすため
の機構を提供する。ピンチロールは、順回転のときは、
コピー用紙を、横に変位させず、正常に給送する。

本発明をよく理解できるように添付図面について説明す
る０図中、類似する部品は同じ参照番号で表示しである
。

実施例第１図および第２図に、光導電性表面を有するベルト１
０を使用する電子写真式プリンタすなわち複写機を示す
、ベルト１０は矢印１２の方向に動き、光導電性表面の
連続する部分を、コロナ発生装置１４が設置された帯電
部から出発してさまざまな処理部を順次通過させる。コ
ロナ発生装置１４は光導電性表面を比較的高い−様な電
位に帯電させる。

光導電性表面の帯電した部分は、次に像形成部を通過す
る。像、形成部では、自動原稿送り装置１６が原稿書類
を表を下に向けて露光装置１８の上に置く、露光装置１
８のランプ２０は透明プラテン２２の上に置かれた原稿
書類を照明する。原稿書類がら反射された光線はレンズ
２４を透過する。レンズ２４は原稿書類の光像を、ベル
ト１０の光導電性表面の帯電した部分の上に結像させ、
その上の電荷を選択的に消去する。これにより、原稿書
類に含まれている情報領域に対応する静電潜像が光導電
性表面に記録される。

自動原稿送り装置１６は、原稿トレイ２６がら原稿書類
を透明プラテン２２へ順次送り出す。像形成後、自動原
稿送り装置１６は、プラテン２２から原稿書類をトレイ
２３へ排出する。続いて、ベルト１０は光導電性表面に
記録された各原稿書類の静電潜像を現像部へ進める。

現像部では、磁気ブラシ現像ローラー２８が現像剤を運
んで静電潜像に接触させる。静電潜像は現像剤のキャリ
ヤ粒子からトナー粒子を引き付けて、ベルト１０の光導
電性表面上にトナー粉末像を形成する。

ベルト１０の光導電性表面に記録された静電潜像が現像
された後、ベルト１０はトナー粉末像を転写部へ進める
。転写部では、コピー用紙が運ばれてきて、トナー粉末
像と接触する。転写部には、コピー用紙の裏面にイオン
を散布するコロナ発生装置３０が設置されている。この
イオン散布によりベルト１０の光導電性表面からトナー
粉末像がコピー用紙へ引き付けられる。

コピー用紙は給紙トレイ３２，３４．３６のうちの選択
されたトレイから転写部へ給送される。転写後、コピー
用紙は定着部へ運ばれる。定着部には、転写された粉末
像をコピー用紙へ永久的に定着する定着装置が設置され
ている。定着装置３８は加熱された定着ローラーとバッ
クアップローラーから成り、両ローラーの間をコピー用
紙が通過するものが好ましい。

定着後、コンベヤ４０がコピー用紙を、反転器／選択器
の働きをするゲート４２へ運ぶ、ゲート４２の位置に従
って、コピー用紙は、上方の搬送装置４６へ転向される
か、または米国特許第４，７１２，７８６号に記載され
ているずらし装置１００へ転向され、そこを通過した後
、駆動ロール４４によりソーター４８へ送られる。コピ
ー用紙が搬送装置４６へ転向された場合は、ずらし機構
９０を通過した後のコピー用紙の後縁が落下して駆動ロ
ーラー９１にはさまれる。

ここから、用紙はゲート５２へ運ばれる。ゲート５２は
、用紙を直接ずらし装置１００を介してソーター４８へ
転向させるか（反転モードの場合）か、または両面複写
用反転器ロール搬送装置５４へ転向させて、そこから両
面複写用トレイ５６へ送る０両面複写用トレイ５６は、
既に片面が印刷され、次に反対面が印刷されるコピー用
紙のための中間保管場所になる。トレイ５６内の片面印
刷済みの用紙は、順次転写部へ送り戻され、用紙の反対
面にトナー粉末像が転写された後、ずらし装置１００を
経由してソーター４８へ運ばれて、両面複写が完了する
。コピー用紙がベルト１０の光導電性表面から分離され
た後、必ず、若干の残留粒子がベルト１０に付着したま
ま残っている。これらの残留粒子は、清掃部５８におい
て、光導電性表面から除去される。

以上の説明で、本発明のずらし機構９０を組み入れた複
写機の一般的動作は十分理解されたと信じる０次に、第
２図と第２Ａ図を参照して、両面複写用トレイ５６に達
する前に逆方向に通過するとき、個々のコピー用紙をず
らすための機構９０について説明する。この形式のずら
し機構の利点は数多くある１例えば、本機構は、受動的
で、構造が簡単で、低コストである。

第２図および第２Ａ図に、両面複写のためにコピー用紙
の上縁または底縁の整合をどのようにして可能にするか
の問題を解決するコピー用紙ずらし機構９０を示す１本
機構９０は１組のピンチロール９１．９２から成ってい
る。ピンチロール９１，９２は、コピー用紙が次に転写
用コロナ発生装置３０のそばを通過するとき整合装置８
２，８４．８６で整合することができるように、コピー
用紙を矢印で示す正の方向すなわち複写機の後方（第２
図では左）へ動がす。

両面複写しないコピー用紙は、矢印で示す負の方向（第
２図では右）へ動かされる。軸９５は、駆動ホイールフ
０に結合されたハウジング７１で支持されており、駆動
ホイール７０はブッシング７２とねじ部材７３で軸上に
保持されている。軸９５に取り付けろれた直立ビン９６
は、軸９５が回転すると、駆動ロール９１に設けたらせ
ん溝９７の中を動く、第２図および第２Ａ図に示すよう
に、駆動ロール９１の半径は軸９５よりも少し大きい０
片面複写モードでは、すなわち順方向（第２図では用紙
が図から出てくる方向）では、駆動ロールは正常位置に
ある。両面複写モードでは、駆動ロール９１は逆回転さ
れ、かつ軸方向に変位するが、アイドラーロール９２は
支持構造９３の中で元の位置のままである。コピー用紙
を両面複写用トレイ５６に送り込むなめ、軸９５が逆回
転すると、駆動ロール９１が軸方向に変位する。

このとき、軸９５は、直立ピン９６がらせん溝９７の底
に当たるまで駆動ロール９１に対して回転する。この動
作は、駆動ロール９１を駆動軸９５に沿って内側へ移動
すなわち変位させるので、コピー用紙が正の方向に動か
される。軸９５が順方向の回転に戻ると、駆動ロール９
１は外側の位置（第２図では右）ヘリセットされる。コ
ピー用紙が、アイドラーロール９２と駆動ロール９１の
間に形成されたニップを通過するとき、各駆動ロール９
１の表面にある突起部分９８によって波形に曲げられる
ので、用紙の曲げ強さが増し、また用紙の取扱いが容易
になる。

発明の効果本発明のずらし機構は、可逆ロールを使用して用紙を順
方向または逆方向のどちらにも搬送するあらゆる反転装
置に使用できることは理解されるであろう、そのほかに
、本機構は、コピー用紙の給送の合間に駆動ロールを逆
回転させその位置を変えることによって、コピー用紙の
斜行を是正するのに使用することもできる。

以上の説明から、より後の時間および場所で予想される
コピー用紙の整合を行うことができるように、コピー用
紙を整合縁から用紙通路の対向する側面から引き離すた
めのずらし機構を備えた複写機が得られたことは明らか
であろう、コピー用紙のずらしは、ロール支持軸が用紙
給送方向とは反対の方向に回転すると用紙を横に動かす
独自のらせん溝付きピンチロールを使用して行われる。

ピンチロールの駆動ロール側に付いている突起部分はコ
ピー用紙を波形にする働きをする。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のずらし機構を用いた複写機の略正面
図、第２図は、第１図の複写機の用紙通路の一部と、前記用
紙通路内の本発明のずらし機構の位置関係を示す拡大正
面図、および第２Ａ図は、第２図のずらし機構の側面図である。符号の説明１０・・・感光ベルト、１２・・・移動方向、１４・・
・コロナ発生装置、１６・・・自動原稿送り装置、１８
・・・露光装置、２０・・・ランプ、２２・・・透明プ
ラテン、２３・・・原稿排出トレイ、２４・・・レンズ
、２６・・・原稿トレイ、２８・・・磁気ブラシ現像ロ
ーラー、３０・・・コロナ発生装置、３２，３４．３６
・・・給紙トレイ、３８・・・定着装置、４０・・・コ
ンベヤ、４２・・・ゲート、４４・・・駆動ロール、４
６・・・搬送装置、４８・・・ソーター、５２・・・ゲ
ート、５４・・・両面複写用反転ロール搬送装置、５６
・・・両面複写用トレイ、５８・・・清掃部、８２．８
４．８６・・・整合装置、７０・・・駆動ホイール、７
１・・・ハウジング、７２・・・ブッシング、７３・・
・ねじ部材、９０・・・ずらし機構、９１・・・駆動ロ
ール、９２・・・アイドラロール、９３・・・支持構造
、９５・・・支持軸、９６・・・直立ビン、９７・・・
らせん溝、１００・・・ずらし装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ページのイメージ情報のコピーをコピー用紙に印
刷し、片面印刷済みコピー用紙を両面複写用トレイに送
り、そこから送り出された片面複写用済みコピー用紙の
他の面に別ページのイメージ情報を印刷するように構成
された複写機であって、複写機内に設置され、両面複写用トレイから送り出されたコピー用紙の位置を変えて整合すること
ができるように、両面複写用トレイに向かう途中のコピ
ー用紙を、複写機の前部に対し後方へ動かすように構成
されたずらし機構を備えていることを特徴とする複写機
。