JPH02219717A - ロール包装ギャザリング装置 - Google Patents

ロール包装ギャザリング装置

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JPH02219717A
JPH02219717A JP1029245A JP2924589A JPH02219717A JP H02219717 A JPH02219717 A JP H02219717A JP 1029245 A JP1029245 A JP 1029245A JP 2924589 A JP2924589 A JP 2924589A JP H02219717 A JPH02219717 A JP H02219717A
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cylindrical
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JP1029245A
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Kiyochika Itou
伊藤 精近
Sotoji Doyouge
土用下 外司
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TOKYO WAINDAA SHOJI KK
Komatsu Giken Co Ltd
Original Assignee
TOKYO WAINDAA SHOJI KK
Komatsu Giken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロール包装ギャザリング装置に係わり、特に、
原反端部のギャザリングを確実に、かつ美しく仕上がる
よう行えるようにしたロール包装ギャザリング装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
例えば紙、フィルム等がロール状に巻き取られてなる原
反を包装紙により包装する場合、通常は、原反長さに対
し十分な幅を有した包装紙により原反をa−形状に包み
、その後、原反両端部より筒状に突出した部分を原反の
端面に沿うように折り込むことにより仕上げる。
従来、原反外径が数losm程度の比較的小径のもので
は、例えば第19図および第20図に示すような装置に
よりロール包装におけるギャザリングが実施されている
。図中符号1が包装されるべき原反、2は包装紙、2a
は厚反lの端部1mより筒状にはみ出た包装紙2の端部
(筒状部)、3は原反lの中心部にあって該原反1のロ
ール形状を保持するための紙管、4は原反1を回動自在
に支持するローラーである。前記包装紙2における前記
筒状部21の外周部には第19図および第20図に示す
ように、ヒンジ部5!に回動自在に設けられ筒状部2°
1の内側に倒れる複数個の爪5゜5、・・・か円形に配
されている。
いま、第19.20図の状態から前記冬瓜5゜5、・・
・を第19図中矢印で示す如く筒状部21の内側に倒す
と、第21図および第22図に示すように山形をした折
りひだ6,6.・・・が形成される。
その後、爪5を固定したまた原反1をゆっくりと前記ロ
ーラー4上にて回転させると、折りひだ6が爪5により
原反1の端面11に沿うように倒され(折り込まれ)、
これにより第23図に示す如くギャザリングがなされる
ものである。なお通常は、ギャザリング終了後、その中
央部7にラベルシール等を貼り付け、これによりギャザ
リング部を封止する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記例の如く原反lの外径が比較的小径でか
つ包装紙2が薄いものである場合には、上記に一例とし
て示した如き装置であっても、ある程度、製品品質とし
て許容できるギャザリングを行うことが可能であるが、
厚反lが大径のものであったり、包装紙2が厚手のもの
である場合には下記の如き様々な不都合な点が生じる。
つまり、上記の如く爪5を筒状部21の内側に向って差
し入れることにより折りひだ6,6.・・・を形成しよ
うとする際、それら折りひだ6は、第22図に示すよう
に爪5,5.・・・により内側に押しやられる部分(谷
部A)と、隣合う爪5の間にあって円筒形状を保持しよ
うとする部分(山部B)とが形成されることにより形成
される。原反1が小径(つまり筒状部22が小径)であ
り、かつ包装紙2も薄い場合には、上記の如く筒状部2
aの外側から爪5を押し当てるだけでも谷部Aおよび山
部Bが比較的きれいに形成される。これは、包装紙2が
薄いことにより部分的強度が低いこと、および筒状部2
aの径が小さいことにより筒状部2a全体としては剛性
が比較的保たれることとの相互作用による。また、仮に
そのように折りひだ6が完全な形に形成されなくとも、
折りひだ6自体が小さいために、乱れはそれほど目立た
ないのである。しかも通常は、先に述べたようにギャザ
リング部にはラベルシール等が添付され、原反1が小径
であればこのギャザリング部はほとんどラベルシールに
よって塞がれてしまい、全く目に付かないものとなり得
るわけである。
ところが一方、原反1が大径の場合では、単に筒状部2
1の外側より上記型5の如きものを押し当てる方法では
うまくいかない。これは一つに、特に原反1が大径とな
る場合には、筒状部2!の原反端面11からの突出長も
長くなるため筒状部21全体としての剛性が低くなり、
筒状部2Mの先端部が筒状部2!自身の重みで下がるい
わゆる前垂れ現象が生じることによるものである。さら
には、包装紙2が厚手のものとなるほど部分的剛性が増
加するために、爪5により外側から筒状部2!を内側に
押し込んだ際に全体が内側に折り込まれてしまって山部
Bが形成されない、といったことも大きく影響している
。また特に、原反lが大径となれば、形成される折りひ
だ6も大きくなるため、これら折りひだ6の形状の乱れ
が非常に目立つ上に、ラベルシールを貼付した場合でも
全体が塞がれることはなく、ラベルシールによる目隠し
作用も期待出来ないのである。
このように、大径の原反1に関して言えば、未だ満足の
いくギャザリング装置が提供されておらず、人手により
実施しているのが実状である。そして、原反生産までの
工程が、各種自動機器の発達により極めて効率的な大量
生産態勢が確立されているにも拘わらず、その原反を包
装するといった最終的な作業において滞りが生じており
、まさしく、このギャザリングを如何に装置化できるか
といったことが全体の作業効率を決定する要因ともなっ
ている。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、原反端部
のギャザリングを確実に、しかも外観的にもすぐれたも
のとして仕上げることのでき、延いては大形厚反のギャ
ザリングの自動化をも可能とするロール包装ギャザリン
グ装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、原反に対しロール状に巻かれた包装紙の前記
原反の両端部から突出した筒状部を、前記原反の端面に
沿うように内側に折り込んで仕上げるための紙折機構を
有して構成されたロール包装ギャザリング装置において
、前記筒状部に前記紙折機構からの内側への折り込み力
が付加された時に前記筒状部を内面側より支持する内部
サポート機構を、前記筒状部の内部に対し進退自在に設
けたことを特徴とするものである。
〔作用 〕
ギャザリング時の折りひだを形成すべく原反の両端部か
ら突出した包装紙の筒状部を紙折機構により内側に折り
込む際、前記筒状部を内部サポート機構によって内側か
ら支持しておくことにより、前記紙折機構により内側に
折り込まれる谷部と、前記内部サポートatsにより外
方に突っ張られる山部とが明確に形成されることとなる
。したがって、筒状部の寸法、包装紙の厚さ等に拘わら
ず常に完全なる折ひだを確実に形成することができ、よ
って如何なる原反に対してもギャザリングを確実に行う
ことができるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第7図を参照し
ながら説明する。
第1図において全体として符号9で示すものが本発明に
係るロール包装ギャザリング装置(以下、”ギャザリン
グ装置“と略称する)である。また、第1図等において
先の第19図等と同一符号にて示されるものは同一構成
要素を示すものであり、その説明を省略する。
このギャザリング装置9は、包装紙2を原反1にロール
状に巻いた時に、原反lの両端部から突出して形成され
る包装紙2の筒状部21を、前記原反lの端面11に沿
うように内側に折り込んで仕上げるための紙折機構lO
を有して構成されたもので、前記筒状部21の内部に対
し進退自在に設けられて、少なくとも筒状部21に紙折
機構10からの内側への折り込み力が付加された時に筒
状部21を内面側より支持する内部サポート機構40を
備えたものである。
以下に、本実施例に係るギャザリング装置9における、
前記紙折機構10に付いて、第2図ないし第5図も参照
しながら説明する。
図中符号11で示されるものは、原反lの端面1!に対
し平行かつ同心的に設けられ、後述する移動片、および
その移動片の駆動部等を支持するための円盤状の支持板
である。該支持板11はフレーム12により支持されて
おり、本実施例では直径約1鵬のものとなっている。ま
た、この支持板12の中心部には、後述する内部サポー
ト機構40が貫通可能な開口11!が形成されている。
この支持板11の一方側の面、すなわち厚反1の端面l
&と対向する面には、複数個の移動片13゜13、・・
・がそれぞれ送り機構14,14.・・・を介して取り
付けられている。本実施例のものはこれら移動片13を
12個設けた構成となっている。
前記送り機構14はM1図および第4図等に示されるよ
うに、ガイドロッド15、このガイドロッド15と平行
に設けられt;ポールネジ16、これらガイドロッド1
5およびポールネジ16の両端部を支持する支持部材1
7.17等を有して構成、される。前記ガイドロッド1
5およびポールネジ16は、前記支持板11の外周部よ
りほぼ半径方向に延びて支持板11の中心近傍にまで延
出するもので、12本が互いに等間隔で設けられている
。すなわち互いに30°の開度をもって放射状に設けら
れているわけである。ただし、これらガイドロッド15
(ポールネジ16)における個々の設置角度は支持板1
1の半径方向と全く一致するものではなく、第3図に示
す如く半径方向に対し若干の角度α (実施例のものは
lOo)を介して傾けて設けられたものとなっている。
前記ポールネジ16の一端、つまり支持板11の外周部
側に位置する一端には、タイミングプーリー18が設け
られている。一方、支持板11の他方の面(裏面)の外
周部近傍には、前記ガイドロッド15等と対応して等間
隔に12個のサーボモーター19.19.・・・が設け
られており、これらのサーボモーター19の出力軸が備
えるタイミングプーリー20と、前記ポールネジ16に
設けられたタイミングプーリー18とが、タイミングベ
ルト21を介して接続されている。そして、前記ガイド
ロッド15およびボールネジ16には、移動片13を保
持するための移動台座22が、ポールネジ16と螺合し
て、かつガイドロッド15に対し摺動自在となるように
設けられている。
移動片13は前記移動台座22に取り付けらだもので、
支持板11の内側に向く内端縁231をくさび型に形成
された移動片本体23と、該移動片本体23の前端縁(
反支持板側)に設けられた2本の跳ね出し部材24.2
4とを有してなるものである。前記2本の跳ね出し部材
24は前記ガイドロッド15等と平行に設けられたもの
で、少なくとも移動片13の移動ストローク以上の長さ
を有している。またこれら2本の跳ね出し部材24は、
支持板11の内側に向いたそれらの一端を、支持板11
に対し垂直に設けられたビン25によりビン結合されて
いる。また、この跳ね出し部材24の支持板ll側には
、第2のガイドロッド26が、移動片本体に固定される
ことにより前記ガイドロッド15等と平行となるように
設けられている。この場合、前記移動片本体23は前記
ビン25が固定される内端部分が、支持板11と反対方
向に延出された形状となっており、前記第2のガイドロ
ッド26は、その延出部23bの裏面2311′  と
、移動片本体23の外側に設けられた支持片28との間
に架設されたものとなっている。
この第2のガイドロッド26には摺動ブロック27が設
けられている。またこの摺動ブロック27は、前記第2
のガイドロッド26と平行に前記支持片28側に延びた
連結ロッド30を介して、エアシリンダー31の備える
ロッド31aの先端部に接続されたものとなっている。
第4図中符号32は、移動片本体23に固定され、前記
連結ロッド30を軸方向摺動自在に支持するための軸受
である。前記エアシリンダー31はこの場合極めて小型
のもので、ビンシリンダーと称されるものである。そし
てこのエアシリンダー31は前記支持片28に固定され
、図示しない圧縮空気調整装置の作動により、前記連結
ロッド30を介して摺動ブロック27を支持片28側に
引っ張ることができるものとなりでいる。さらに、摺動
ブロック27における前記跳ね出し部材24側に向く面
には、第2のビン33が、前記ビン25と同様支持板1
1に対し垂直となるように突設されており、このビン3
3には第5図にも示すように2本のリンク部材34.3
4の一端がそれぞれ回動自在となるようピン結合されて
いる。リンク部材34.34の他端にはそれぞれピン挿
通孔34*、34sが形成される一方、前記跳ね出し部
材24の長さ方向はぼ中央部にも、支持板11と垂直方
向に貫通するビン挿通孔24!、24!がそれぞれ形成
されており、これら内挿通孔24g、34aに第3のビ
ン35が挿通されることにより、跳ね出し部材24とリ
ンク部材34の他端がピン結合されたものとなっている
本発明に係るギャザリング装置9は、−例として上記の
如く構成された紙折機構10に、内部サポート機構40
を設けたものである。
この内部サポート機構40は、原反lの端面1畠から突
出した包装紙2の筒状部28の内部に対し進退自在に位
置されたもので、筒状部2&に上記移動片13,13.
・・・からの内側への折り込み力・が付加された時に、
該筒状部21を内面側より支持する作用を発揮するもの
である。
この内部サポート機構40は、第1図に示すように円筒
形に形成されたサポート装置本体41を主体として構成
されている。サポート装置本体41の周壁には、12本
の縦溝42,42.・・・が形成されており、これら縦
溝42には、サポートスポーク43.43.・・・がそ
れぞれ埋設収納されている。
これらサポートスポーク43は、第6図、第7図に示す
ように、いわゆる傘のスポーク (骨)と同様の機構に
よりそれら基端部を回転中心としてサポート装置本体4
1より立ち上がり、傘状に開くことが可能となっている
。すなわち、図示されるように、サポートスポーク43
はそれぞれ、その基端部をビン44により回動自在に固
定され、また、円筒状の前記サポート装置本体41の内
部中心にはスリーブ状ロッド45が設けられ、さらに該
スリーブ状ロッド45の先端にはこのスリーブ状ロッド
45に摺動自在に挿入される伸縮口ッド46が設けられ
ている。この伸縮ロッド46は、例えば図示されないエ
アシリンダー等により構成されたサポートスポーク駆動
機構により伸縮がなされるものとなっている。さらに、
該伸縮ロッド46の先端部には、サポートスポーク43
と同数のリンク部材47,47.・・・がそれぞれピン
48によりピン結合されるとともに、これらリンク部材
47の他端が各サポートスポーク43,43.・・・の
中間部に、それぞれピン49を介してピン結合されてい
る。
また図示例(第1図)において、これらサポートスポー
ク43 (縦溝42)は、サポート装置本体41の軸線
方向に対し若干類いて設けられた構成となっている。こ
れは前記紙折機構10における前記ガイドロッド15 
(およびボールネジ16)が支持板11に対しオフセッ
ト状態で設けられていること、つまり移動片13が支持
板11の半径方向に対し斜めに移動することに対応して
なれされたものである。すなわち、ここではそれらサポ
ートスポーク43もサポート装置本体41の軸線に対し
10’傾いた状態で設けられているわけである。ただし
、このサポートスポーク43 (縦溝42)は、サポー
ト装置本体41の軸線方向と一致させた構成としても勿
論よい。
さらに、本実施例による内部サポート機構40では、円
筒状の前記サポート装置本体41の先端部分にパッド5
0が設けられている。このパッド50は内部を空洞に形
成されるとともに、先端面には、いわゆるじょうろの口
の如く多数の小孔501が穿設されたものとなっている
。そしてこのパッド50には、基端を空気制御装置(図
示せず)に接続される空気ライン51の先端が接続され
ている。空気ライン51はサポート装置本体41の内部
に配管することも可能である。
また、内部に前記伸縮ロッド46等を擁するサポート装
置本体41は、図示されない駆動機構により、前記支持
板11の開口11aを介してその全体が筒状部21内に
進退自在となるよう作動されるものとなっている。
次に、上記の如く構成されたギャザリング装置9の作用
について第8図ないし第18図を参照しながら説明する
本実施例における原反lは、直径的500!1111の
もので、原反1には既に包装紙2がロール状に巻かれて
いるものとする。
まず、ギャザリングを実施すべき原反lを、その端面1
1が本ギャザリング装置9の支持板11に平行に対向す
るように、かつ該支持板11に対。
し同心となるようにセットする。このとき、前記内部サ
ポート機構40は予め第8図(第1図)の状態から第9
図の状態に移行させておく。すなわち、内部サポート機
構40を、支持板11における原反lがセットされる側
に、開口11!を介して突出させておくわけである。し
たがって原反1は、その端面11が前記サポート装置本
体41の先端部つまり前記パッド50に当てるようにセ
ットすればよい。つまり、この内部サポート機構40に
よって原反1のセット位置の位置決めがなされるわけで
ある。原反lの軸方向に係るセット位置は、その端面1
1が移動片13の前端(跳ね出し部材24の前端)に至
る僅か(数mm)手前となる位置がベストであるから、
この場合は、前記内部サポート機構40を、その先端部
(パッド50の先端部)が移動片13の前端面より数■
突出した位置で固定すればよい。この内部サポート機構
40の移動および固定は、先に述べた図示されない駆動
機構によってなされる。
さらにこのとき、紙折機構10を構成する12個の移動
片13,13.・・・は、°稟9図、第10図に示すよ
うに全て支持板11の外周部側に位置させておくことに
より、厚反1の端面1aから突出する包装紙2の筒状部
21が、ちょうどそれら移動片13,13.・・・の内
端縁23&が形成する円の内部に挿入された状態とする
さて、原反lが前記内部サポート機構40により位置決
めされ、セットされたならば、次に駆動機構を作動させ
、前記12本のサポートスポーク43.43.・・・ 
を第11図に示すように傘状に開く。これには、図示さ
れないサポートスポーク駆動機構を作動さ゛せることに
より前記伸縮ロッド46を第7図の如くスリーブ状ロッ
ド45方向に引き込めばよい。リンク部材47等により
構成されるリンク機構の作用によりサポートスポーク4
3゜43、・・・が開かれる。
上記の如く開かれた各サポートスポーク43の先端部は
包装紙2の筒状部21の内周壁に当接し、該筒状部21
を内側から突っ張る如く作用し、筒状部2!は円筒形状
からほぼ正12角形に近い状態とされる(第12図参照
)。
上記状態となったならば、次に、サポートスポーク43
を上記状態に保持しておき、移動片13゜13、・・・
 を第13図の如く一斉に内部方向に移動させる。移動
片13を移動させるには、前記各サーボモーター19を
作動させればよい。これにより、タイミングプーリー1
8、タイミングベルト21、タイミングプーリー20を
介してボールネジ16が回転する。ボールネジ16には
ガイドロッド15に案内される移動台座22が螺合して
いるから、このボールネジ16の回転により移動台座2
2がガイドロッド15に沿って移動し、これによって1
2個の移動片13はガイドロッド15(ボールネジ16
)の軸方向に沿って支持板11内方へ移動するものとな
る。
ここで、各サポートスポーク43は第12図等に示すよ
うに各移動片13のちょうど間に位置するものであるか
ら、各移動片13はそれらサポートスポーク43間に谷
部Aを形成しながら内部に移動するものとなる。
このとき、移動片13が端面の11の内部に移動して行
くに従い、サポートスポーク43により突っ張られてい
る部分(山部B)も次第に内側に引き込まれるように倒
れていくので、これに対処すべく、移動片13の内方へ
の移動と連動させて、サポートスポーク43の開度を徐
々に窄めて行き、かつそれとともに、上記位置(第11
図)より初期位置(第8図)方向に退去させていく。そ
して、移動片13が最も内側まで移動されたときには、
前記内部サポート機構40は完全に支持板11の裏面側
まで退去して、第8図に示す初期状態にまで戻された状
態となる。これらサポートスポーク43の閉じ操作およ
びそれに伴うサポート装置本体41の退去操作は、それ
ぞれ前記サポートスポーク駆動機構および移動機構の連
動操作により行う。
移動片13が内方−杯にまで移動されると、これにより
各移動片13の内端縁231は互いに近接するものとな
る。移動片13の支持板11内方への移動により、包装
紙2の筒状部2!は、それら移動片13の内端縁23M
が当接された部分が内側に押し込まれて行き、これによ
り筒状部21には、第14図に示す如くそれら移動片1
3,13、・・・によって内方に押し込まれたできた谷
部Aと、各移動片13の間の部分すなわち円筒形状を保
持しようとする山部Bとが形成され、折りひだ6が形成
されることとなる。ここにおける折りひだ6は上記第2
2図に示したものと同様、三角形に形成されたものとな
る。また、跳ね出し部材24は、原反lの端面11に沿
うように移動するから、前記谷部Aは移動片13により
端面11にほぼ押し付けられた状態となる。
上記状態となったならば、図示されない圧縮空気調整装
置を作動させて、各移動片13,13.・・・の備える
前記エアシリンダー31.31.・・・に圧縮空気を供
給する。エアシリンダー31は圧縮空気の供給を受ける
と、そのロンド311を収縮させ、前記連結ロッド30
を介して摺動ブロック27を、第2のガイドロッド26
の軸方向に沿って該シリンダー31が固設された支持片
28側に移動させる。
上記の如く摺動ブロック27が移動すると、該摺動ブロ
ック27と跳ね出し部材24.24とをピン結合によっ
て連結する前記2つのリンク部材34.34の作用によ
り第5図に示す如く2本の跳ね出し部材24.24が前
記ビン25を回転中心として7字状に開かれる。このと
き双方の跳ね出し部材24.24が形成する開度は30
’としである。そして、このように12個の移動片13
が備える各跳ね出し部材24.24が全て7字状に開か
れることにより、第15図に示すように、隣合う移動片
13の一方の跳ね出し部材24どうしが平行にかつほぼ
近接した状態となる。ところで、各移動片13間には三
角形の折りひt26が形成されているから、上記操作に
よりこの折りひだ6は、開かれた隣どうしの跳ね出し部
材24間に挾まれ、三角形のものがつぶされてぴったり
と折り目を付けられたものとなる (第16図、第17
図参照)。ただし、先に述べたよう帽各移動片13は、
支持板11の半径方向に対し所定の角度α(実施例はl
Oo)ずれI;斜め方向に移動するものであるため、こ
こに形成される折りひだ6も、第16図に示されるよう
に端面1Mの半径方向に対し傾いて形成されたものとな
る。
上記状態となったならば、後は、それら移動片13を上
記状態としたまま原反lを、第16図における矢印の方
向に回転させればよい。原反lが回転されると、回転に
伴い、12個形成された折りひだ6は移動片13(跳ね
出し部材24)により原反1の端面11に倒されて行き
、第18図に示す如くギャザリングが完成される。この
ときの原反1の回転方向は、形成された折りひだ6のオ
フセット方向に鑑みてなされ、それら折りひだ6が端面
1&側に折り込まれた時に形成される折り線Cが半径方
向(中心方向)を向くような方向に回転させる。
なお、原反lを回転させる際、最内方位置まで移動され
l;状態にある各移動片13,13.・・・を、−旦、
僅かに外周方向に戻すことにより、平行に近接した跳ね
出し部材24間の間隙を若干広げた状態で回転させると
、折りひだ6の端面1&への折す込みがスムーズになさ
れて好ましい。
ギャザリング終了後は、サーボモーター19゜19、・
・・を逆転させることにより全移動片13を端面1Mの
中心部から外周部に退去させる。ただしこのとき、折り
込んだギャザリング部が紙の癖で戻ってしまうことを防
ぐため、跳ね出し部材24は広げたままの状態としてお
き、また端面1Mから完全には退去させず少なくとも外
周部が移動片13により押さえられた状態としておく。
そして、その状態でギャザリングの中心部7に例えばラ
ベルシールを貼着することなどによりギャザリング部を
封止する。ラベルシールを貼付する場合には、第8図の
如く初期状態まで退去された内部サポート機構40に対
して、前記空気ライン51を活かして吸気する。空気ラ
イン51はパッド50に接続されているから、パッド5
0内が負圧となり、前端面に形成された小孔50!より
外気が吸引される。従って、このパッド50に貼付すべ
きラベルシールの表面を当てれば、ラベルシールはパッ
ド50の吸引力によりパッド50に保持されるものとな
る。そして、サポート装置本体41を再び支持板11の
開口11aから厚反1の方向に移動させ、ギャザリング
により生じた中心部7にパッド50を押し当て、その後
バッド50の吸引操作を排出操作に切り替え、サポート
装置本体41を退去させれば、パッド50に吸引保持さ
れたラベルシールが中心部7に貼付される。このように
ギャザリング部が封止された後、移動片13を完全に初
期位置まで退去させ、かつ跳ね出し部材24を閉じれば
よい。
以上のように、上記ギャザリング装置9によれば、紙折
機構(移動片13)により筒状部21に折りひだ6を形
成する際、折りひだ6の山部Bとなる部分をサポートス
ポーク43により予め内側から突っ張っておくので、例
えば原反lが大径であるために、包装紙2が厚手のもの
であったり、あるいは筒状部21の先端部がいわゆる前
垂れ状態となる場合においても、整った折りひだ6を確
実に形成することができ、もって仕上がりの優れたギャ
ザリングを確実に行うことができるものとなる。そして
このように、従来不可能であり、かつそのために包装作
業工程のネックとなっていた大径の原反lに対するギャ
ザリングを、確実にしかも優れた外観に仕上げることが
可能となり、これにより大径原反1のギャザリングの自
動化を可能とし、包装工程全体の作業効率を大幅に向上
させることができる。
また、この内部サポート機構40は、その進退自在なる
機能を利用することで、原反1の位置決め作用を発揮す
ることができるから、比較的精度を要求される原反1の
位置決めが自動化される点でも極めて効果的である。
さらに、実施例の内部サポート機構40によれば、先端
部のバッド50に空気の吸引および排出機能を付与した
ので、ラベルシールの貼付作業を自動で行えるばかりで
なく、ラベルシールの貼付作業をギャザリング動作と共
に同じ位置で有機的に行うことができる。
加えて実施例のギャザリング装置9では、移動片13,
13.・・・を内方へ移動させて包装紙2の筒状部21
に折りひだ6を形成した後、跳ね出し部材24を広げる
ことによって折りひだ6を挾み、それら三角形の折りひ
だ6を予め薄く羽根状に整形するので、原反1の回転に
より折りひだ6を端面11に折り込む際に、折りひだ6
が乱れることなく極めて整った状態で折り込むことがで
きる。
さらに、移動片13を上記の如く筒状部21の半径方向
に対し所定角度オフセットして設けたので、折りひだ6
が端面11の半径方向に対し斜めに形成され、それを内
側に折り込むことで、折り線Cは端面1!の半径方向に
近付いて形成されるものとなる。したがって、従来のギ
ャザリングに比して外観的にも優れたものとなることに
加え、ギャザリングの中心部7においても、各折りひだ
6の重なり部のずれが少なくなることから、小さいラベ
ルシールでも封止することが可能となり、経済的でもあ
る。
なお、上記実施例において、ラベルシールをバッド50
にセットする作業は、適宜装置化が可能であることは言
うまでもない。そしてそのような構成とした場合には、
筒状部のギャザリングからラベルシール貼付までの包装
作業の全自動化が実現されることとなる。また、原反l
のギャザリング装置9に対するセット操作、および折り
ひだ6が形成された後の原反lの回転操作も、常套的手
段により適宜自動化が可能であることは言うまでもない
。さらに、本ギャザリング装置9は、大径なる原反lの
みならず小径原反に対しても適用することができるのは
勿論で、かつ小径の原反1に対しても上記内部サポート
40の有する作用は同様に発揮されるものであるから、
原反1が小径のものであった場合でも従来装置によるも
のよりも外観の優れたギャザリングを行うことができる
またさらに、実施例では紙折機構10を上記構成として
説明したが、本発明において紙折機構10はこれに限定
されるものではなく、例えば第19.20図等に示した
従来構成のものであってもよいし、あるいはまた、原反
lに対1て紙折機構10 (移動片13)が位置決め及
び回転されるものなどとしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり本発明に係るロール包装ギャザリン
グ装置は、原反に対しロール状に巻かれた包装紙の前記
原反の両端部から突出した筒状部を、前記原反の端面に
沿うように内側に折り込んで仕上げるための紙折機構を
有して構成されたロール包装ギャザリング装置において
、少なくとも前記筒状部に前記紙折機構からの内側への
折り込み力が付与された時に、該筒状部を内面側より支
持するための内部サポート機構を前記筒状部に対し進退
自在に設けたので、紙折機構により筒状部に折りひだを
形成する際、折りひだの山部となる部分を内側から突っ
張らせることにより、整った折りひだを確実に形成する
ことができる。したがって、例えば原反が大径で筒状部
の先端部がいわゆる前垂れ状態となる場合や、包装紙が
厚手のものであった場合をはじめ、如何なる場合でも確
実に折りひだを形成することができ、もって仕上がりの
優れたギャザリングを確実に行うことができる。そして
特に、従来不可能であった大径の原反に対するギャザリ
ングを、自動的かつ確実にしかも優れた外観に仕上げる
ことが可能となることから、原反の包装工程全体の作業
効率を大幅に向上させることができるといった優れた効
果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第18図は本発明の7実施例を示すもので
、tjlc1図はロール包装ギャザリング装置を加工す
べき包装紙等と共に示す全体立面図、第2図は当実施例
による紙折機構を示す全体斜視図、第3図は支持板°の
正面図、第4図は紙折機構の送り機構部を示す側面図、
第5図は移動片における跳ね出し部材およびその作用を
示す正面図、第6図および第7図は共に内部サポート装
置を示す部分側面図、第8図ないし第18図は当実施例
の作用を説明するもので、第8図および第9図はそれぞ
れ当実施例によるロール包装ギャザリング装置を原反等
と共に示す部分側面図、第10図は同装置の正面図、第
11図は同装置を原反等と共に示す部分側面図、第12
図〜第15図は同装置の正面図、第16図は原反の端面
部分を示す正面図、第17図はその側面図、第18図は
ギャザリングが完了された原反の端面部分を示す正面図
、第19rI!Jないし第23図は従来技術を示すもの
で、第19図はギャザリング装置を原反等と共に示す側
面図、第20図はその正面図、第21図はギャザリング
装置の作用を示すもので原反の側面図、第22図は同じ
く正面図、第23図は完成されたギャザリング部の正面
図である。 2・・・・・・包装紙、      2暑・・・・・・
筒状部、6・・・・・・折りひだ、 9・・・・・・ロール包装ギャザリング装置、lO・・
・・・・紙折機構、 40・・・・・・内部サポート機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 原反に対しロール状に巻かれた包装紙の前記原反の両端
    部から突出した筒状部を、前記原反の端面に沿うように
    内側に折り込んで仕上げるための紙折機構を有して構成
    されたロール包装ギャザリング装置において、 前記筒状部の内部に対し進退自在に設けられ、少なくと
    も該筒状部に前記紙折機構からの内側への折り込み力が
    付加された時に該筒状部を内面側より支持するための内
    部サポート機構を備えていることを特徴とするロール包
    装ギャザリング装置。
JP1029245A 1989-02-08 1989-02-08 ロール包装ギャザリング装置 Pending JPH02219717A (ja)

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JP1029245A JPH02219717A (ja) 1989-02-08 1989-02-08 ロール包装ギャザリング装置
US07/477,259 US5016430A (en) 1989-02-08 1990-02-07 Crimping apparatus used in wrapping cylindrical objects
EP90420069A EP0382664B1 (en) 1989-02-08 1990-02-08 Crimping apparatus used in wrapping cylindrical objects
DE9090420069T DE69000485T2 (de) 1989-02-08 1990-02-08 Faltvorrichtung zum einwickeln von zylindrischen koerpern.
KR1019900001548A KR0165117B1 (ko) 1989-02-08 1990-02-08 원통형 물품 포장용 크림핑장치

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0537777A2 (en) * 1991-10-18 1993-04-21 Fuji Photo Film Co., Ltd. Packaging apparatus

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