JPH0221847A - 断層像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、核磁気共鳴（ＮＭＲ）や電子スピン共鳴（
ＥＳＲ）などの磁気共鳴現象を用いた断層像表示装置に
関し、特に断層像の位置や向きを示す情報が断層像と干
渉せず、読影し易い断層像表示装置に関するものである
。

し四乗の技術］ 第４図は従来の断層像表示装置を示す説明図である６図
において、（１）はＣＲＴからなる画像表示装置であり
、例えば磁気共鳴映像装置の計算機（図示せず）に接続
されている。

（２）は画像表示装置（１）の表示画面、（３）は表示
画面（２）に表示された人体頭部などの断層像、（４）
〜（７）は表示画面（２）の左右及び上下の所定位置の
方向表示部である。

各方向表示部（４）〜（７）には、断層像（３）の向き
、即ち、右（Ｒ）、左（Ｌ）、前（Ａ）、後（Ｐ）、頭
（Ｈ）及び足（Ｆ）の方向を示す略号が表示されるよう
になっている。

次に、第４図に示した従来の断層像表示装置の動作につ
いて説明する。

公知のように磁気共鳴装置においては、被検体となる人
体に傾斜磁場及び高周波磁場パルスが所定のシーケンス
で印加され、人体から取得される磁気共鳴信号に基づい
て所望方向の断層像（３）が構成される。

断層像（３）は画像表示装置（１）に表示されるが、こ
れと同時に、表示画面（２）内の方向表示部（４）〜（
７）には、断層像（３）の向きが表示される。即ち、断
層像（３）として画像化された被測定部位と、人体の左
右、前後及び頭足の方向とは１対１に関係づけられてお
り、断層像（３）に対する人体の位置情報が表示される
。

第４図の場合、「Ｒ」の方向表示部（４）が右、「Ｌ」
の方向表示部（５）が左、「Ａ」の方向表示部（６）が
前、ｒｐＪの方向表示部（７）が後を示しており、表示
画面（２）の上側が人体の前方向、表示画面（２）の左
側が人体の右方向であり、断層像（３）は、人体頭部を
前後に垂直に横断した場合の断面であることが分かる。

しかし、方向表示部（４）〜（７）の位置が表示画面（
２）上に固定されているため、断層像（３）の表示状態
によっては、断層像（３）が方向表示部（４）〜（７）
と干渉して読影しにくい場合がある。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の断層像表示装置は以上のように、断層像（３）の
位置情報を表示画面（２）の固定位置に表示していたの
で、方向表示部（４）〜（７）が読影の邪魔になるとい
う問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、断層像が方向表示部と干渉することがなく、
読影し易い断層像表示装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る断層像表示装置は、断層像に対応した位
置情報マークと位置情報マークの外周部に位置する方向
表示部とを設定する制御部と、位置情報マークの表示位
置を指定するための外部入力部とを備えたものである。

［作用］ この発明においては、断層像の邪魔にならないように、
位置情報マーク及び方向表示部を表示画面の隅にまとめ
て表示する。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図は画
像表示装置を示す説明図であり、（１）〜（３）は前述
と同様のものである。

（１１）は断層像（３）を演算するための計算機を含む
制御部であり、画像表示装置（１）に接続されている。

　（１２）は制御部（１１）に接続された外部入力部で
あり、トラックボール、ジョイスティック又はディジタ
イザ等がら構成されている。

（１３）は表示画面（２）の任意の隅に表示された位置
情報マークであり、例えば円形形状をなしており、断層
像（３）に対応している。　（１４）〜（１７）は前述
の（４）〜（７）に対応する方向表示部であり、位置情
報マーク（１３）の外周部の左右及び上下に表示されて
いる。

次に、第１図及び第２図に示したこの発明の一実施例の
動作について説明する。

前述と同様に、断層像（２）が表示されたときには、人
体の向きに応じた位置情報を表示する必要がある。この
とき、観測者は、表示画面（２）を見ながら外部入力部
（１２）を操作し、断層像（３）を隠さないように、位
置情報マーク（１３）及び方向表示部（１４）〜（１７
）の表示位置を指定する。

第２図は、位置情報マーク（１３）を左下隅に指定した
場合を示し、位置情報マーク（１３）の左右及び上下の
方向表示部（１４）〜（１７）に、それぞれ、右、左、
前、後を示すマーク「Ｒ」、「Ｌ」、「Ａ」、ｒｐＪが
表示される。これら方向表示部（１４）〜（１７）の各
マークは、位置情報マーク（１３）に対応した断層像（
３）の向きを示しており、これにより人体く患者）の向
きを知ることができる。

又、人体が表示画面（２）内で相対的に回転して断層像
（３）が変化した場合は、人体の回転に応じて位置情報
マーク（１３）も回転し、１つの方向表示部（１４）〜
（１７）にマークが複数表示される。

第３図は、断層像（３）の前後軸が第２図の状態から頭
足方向に回転し、断層像（３）は人体頭部の前後方向に
垂直な断面でなく、前が頭側に且つ後が足側に偏向した
場合を示している。このとき、方向表示部（１６）には
前及び頭を示すマーク「Ａ」及び「１１」が表示され、
方向表示部（１７）には後及び足を示すマーク「Ｐ」及
び「Ｆ」が表示される。

尚、上記実施例では、位置情報マーク（１３）の表示位
置を表示画面（２）の任意の位置に指定したが、予め表
示画面（２）の四隅の位置を設定しておき、そのうちの
１つを指定するようにしてもよい。

又、各方向表示部（１４）〜（１７）を位置情報マーク
（１３）の外周部の外側に表示させたが、位置情報マー
ク（１３）の径をやや大きくして、外周部の内側に表示
させてもよい。

更に、各方向表示部（１４）〜（１））に表示されるマ
ーク（「Ｒ」、「Ｌ」等）は図示したものに限らず、他
の略号を用いてもよい。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、断層像に対応した位置
情報マークと位置情報マークの外周部に位置する方向表
示部とを設定する！ｉ制御部と、位置情報マークの表示
位置を指定するための外部入力部とを備え、断層像の邪
魔にならないように位置情報を表示画面の隅にまとめて
表示するようにしなので、位置情報を確実に把握でき、
且つ断層像の読影が容易な断層像表示装置が得られる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
及び第３図は第１図内の画像表示装置の表示状態を示す
説明図、第４図は従来の断層像表示装置の表示状態を示
す説明図である。 （１）・・・画像表示装’ｌ　　　（２＞・・・表示画
面（３）・・・断層像　　　　　（１１）・・・制御部
（１２）・・・外部入力部　　　（１３）・・・位置情
報マーク（１４）〜（１））・・・方向表示部 内、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 第１図 ３ａＩ 槃　４　図 ２　ｋ子画面 ３　断層１に ３　イ立１・渣覇マー２ ４〜１７　オ間表ホ詐

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 被検体の断層像及び位置情報を演算する制御部と、この
   制御部に接続されて前記断層像及び位置情報を表示する
   画像表示装置とを備えた断層像表示装置において、 前記制御部が、前記位置情報として、前記断層像に対応
   した位置情報マークとこの位置情報マークの外周部に位
   置する方向表示部とを設定すると共に、 前記制御部に接続されて前記位置情報マークの表示位置
   を指定するための外部入力部を設けたことを特徴とする
   断層像表示装置。