JPH04329930A - 医療用診断画像作成装置 - Google Patents

医療用診断画像作成装置

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JPH04329930A
JPH04329930A JP3128596A JP12859691A JPH04329930A JP H04329930 A JPH04329930 A JP H04329930A JP 3128596 A JP3128596 A JP 3128596A JP 12859691 A JP12859691 A JP 12859691A JP H04329930 A JPH04329930 A JP H04329930A
Authority
JP
Japan
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image
projection
images
projection image
area
Prior art date
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Pending
Application number
JP3128596A
Other languages
English (en)
Inventor
Naojiro Nishimura
西村 直二郎
Kazuhiro Kono
和宏 河野
Akinori Fujita
明徳 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP3128596A priority Critical patent/JPH04329930A/ja
Publication of JPH04329930A publication Critical patent/JPH04329930A/ja
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  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MR(核磁気共鳴)
イメージング装置などで得たマルチスライスの断層像か
ら各方向の投影像を作成する医療用診断画像作成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、MRイメージング装置などで
得たマルチスライスの断層像を所定の方向に投影したよ
うな像(投影像)を計算によって作成することが行われ
ている。その投影計算法としては、投影線上に位置する
多数の画素値をすべて単純に加算する方法や、その多数
の画素値の中の最大値を取り出す最大値投影法などがあ
る。
【0003】すなわち、たとえば図4に示すように多数
のアキシャル断層像1、2、…、nを得れば、これらの
多数の断層像から図5に示すような立体的な画像が得ら
れる。そこで、投影方向A、B、Cの各方向に投影すれ
ば、それぞれ図6のA、B、Cに示すようなアキシャル
投影像、コロナル投影像、サジタル投影像が得られる。 この場合、投影範囲としては、従来では、なんら指定せ
ず、原画像のすべての領域について投影像を作成するの
が通常である。そのため、図6の各画像のようにすべて
の領域の投影像が得られる。また、投影範囲を指定した
としても、原画像の1つの画像について関心領域の設定
を行なってその領域内の投影像を作成するだけである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように投影範囲を何も指定しないか、あるいは指定した
としても一平面でのものに過ぎない場合には、その平面
の奥行き方向の限定がなされないので、不必要な部分も
投影されてしまい、必要な部分の画像が観察しにくくな
ってしまうという問題がある。とくに、MRアンギオ撮
像を行なって血管像が抽出されたMRアンギオ画像を得
る場合には、たとえば図6のA、B、Cに示すように不
必要な血管の像が投影されてしまったり、あるいは不必
要な血管像に加えてたとえば脂肪などの血管以外の部分
の像も投影されてしまうので、コントラストが悪く、読
解しづらい、診断に役立たない画像しか得られない。
【0005】この発明は、上記に鑑み、投影範囲を3次
元的に立体的に指定でき、それによって真に必要な部分
のみを投影させた、観察の容易な、診断能の高い投影像
を得ることができる、医療用診断画像作成装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による医療用診断画像作成装置においては
、被検体についての、互いに交わる2つの平面の断層像
または投影像を表示し、その表示された2つの画像上で
関心領域を指定することができる。このように互いに交
わる2つの平面での画像において関心領域を指定するこ
とにより、その一方の平面での2次元的な領域と、その
平面に対する奥行き方向の領域との指定ができるので、
3次元的な領域の指定ができたことになる。そして、こ
の指定された3次元的な領域のみについてマルチスライ
スの断層像から所定方向の投影像が計算される。 これにより、3次元的に限定された領域についてのみ、
投影像の計算がなされるので、効率が良好であり、かつ
不要な部分が投影像に現われないので正確で読解し易い
、診断能の高い投影像が得られる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。図1はこの発明を適用した
MRイメージング装置の一実施例をしめすもので、この
図1に示すように静磁場発生装置11と傾斜磁場発生装
置12とが備えられ、静磁場に対して傾斜磁場を任意に
重畳することができるようになっている。静磁場中に置
かれた被検体に対して励起装置13によって高周波信号
が与えられて被検体の特定のスライス面内の核スピンの
選択励起が行われ、そこで発生したNMR信号が受信装
置14によって受信されてコンピュータ15にとりこま
れ、そのデータが記憶装置17に格納される。こうして
収集されたデータを画像再構成装置16で処理すること
により、選択励起したスライス面の画像が再構成され、
これが表示回路19に送られて表示装置20で表示され
る。
【0008】ここでは、コンピュータ15が励起信号波
形及び傾斜磁場波形を操作するとともにパルスシーケン
スを制御し、図4で示すような被検体の頭部のアキシャ
ル方向のマルチスライス断層像1、2、…、nを得たと
する。投影像作成装置18は、記憶装置17に記憶され
たマルチスライス断層像から所定方向の投影像を計算す
る。作成された投影像や、アキシャル断層像の任意のも
のが、表示回路19に送られ、表示装置20で表示され
る。コンピュータ15にはマウス21などの座標入力装
置や、キーボード22などの入力装置が接続されている
【0009】このようなMRイメージング装置において
、まず、多数のアキシャル断層像(原画像)1、2、…
、nの1枚が任意に選ばれ、たとえば図2のAで示すよ
うに表示装置20に表示される。また、多数のアキシャ
ル断層像(原画像)1、2、…、nから一方向、たとえ
ば図5に示す投影方向Cに投影した投影像が、投影像作
成装置18によって計算される。このとき、領域の限定
は何らなされずに全体の領域の投影像が計算されて、図
2のBで示すようなサジタル投影像が作成される。そし
て、この作成されたサジタル断層像が表示装置20によ
って表示される。そこで、マウス21やキーボード22
を操作することによって、これらの表示された画像上で
斜線で示すような関心領域を指定する。
【0010】アキシャル断層像上で関心領域を指定する
ことにより被検体のアキシャル方向の断面での2次元的
な領域の指定ができたことになり、サジタル投影像上で
関心領域を指定することにより上記のアキシャルな断面
に関して奥行き方向の領域指定がなされたことになる。 そのため、このような2枚の互いに交わる平面の画像上
で領域指定することによって、3次元的な、立体での領
域の指定ができる。
【0011】こうして領域の指定がなされると、投影像
作成装置18は、多数のアキシャル断層像からその指定
された3次元的な領域についてのみ、投影像作成計算を
行なう。ここでは、図5のA方向に投影計算を行なって
、図2のCで示すようなアキシャル投影像を得る。この
場合、限定された3次元的な領域についてのみ投影計算
を行なうので、計算効率が高く、また正確である。そし
て得られたアキシャル投影像は図2のCで示すように不
要な部分が現われていないものとなるので、たとえばウ
ィルス輪周辺に限定された血管像のみとなり、観察が容
易で、診断能の高い画像となる。
【0012】また、最初に投影像作成装置18によって
全領域の2方向の投影像、たとえば図5のA方向でのア
キシャル投影像と図5のB方向でのコロナル投影像を図
3のA、Bのように得ておいて、これらを表示装置20
によって表示させ、これらの表示画像上で、マウス21
やキーボード22の操作によって斜線で示すような関心
領域を指定することもできる。そして、これらによって
指定された3次元的な領域について、投影像作成装置1
8により図5のC方向への投影計算を行なえば、図3の
Cに示すようなサジタル投影像が得られる。この場合、
左半球の所望の3次元領域についてのサジタル投影像と
なる。このように半球に分けた所望領域の投影像が得ら
れる。
【0013】こうして、表示装置20によって表示され
た2枚の画像上で関心領域の指定をすることにより3次
元的な領域指定ができるので、それらの画像を見ながら
視覚的に容易に領域を3次元的に指定することができる
【0014】なお、領域指定のための画像はこれらに限
らず、任意方向の断面での断層像や任意方向への投影像
を用いることができる。
【0015】
【発明の効果】以上、実施例について説明したように、
この発明の医療用診断画像作成装置によれば、3次元的
な関心領域を画像上で視覚に基づいて容易に指定でき、
その指定された3次元的な領域のみについてマルチスラ
イスの断層像から所定方向の投影像を得ることができる
。そのため、不要な部分が投影像に現われないので正確
で読解し易い、診断能の高い投影像が得られるとともに
、3次元的に限定された領域についてのみ投影像の計算
がなされるので、効率が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図。
【図2】同実施例における各画像の一例を表わす図。
【図3】同実施例における各画像の他の例を表わす図。
【図4】マルチスライスの原画像を表わす図。
【図5】投影方向を説明するための図。
【図6】従来の各投影像を表わす図。
【符号の説明】
11            静磁場発生装置12  
          傾斜磁場発生装置13     
       励起装置14            
受信装置15            コンピュータ1
6            画像再構成装置17   
         記憶装置18          
  投影像作成装置19            表示
回路20            表示装置21   
         マウス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被検体についての互いに交わる2つの
    平面の画像を表示する手段と、上記の表示された2つの
    画像上で関心領域を指定する手段と、この指定された3
    次元的な領域のみについてマルチスライスの断層像から
    所定方向の投影像を計算する投影像計算手段とを備える
    ことを特徴とする医療用診断画像作成装置。
JP3128596A 1991-04-30 1991-04-30 医療用診断画像作成装置 Pending JPH04329930A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3128596A JPH04329930A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 医療用診断画像作成装置

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JP3128596A JPH04329930A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 医療用診断画像作成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04329930A true JPH04329930A (ja) 1992-11-18

Family

ID=14988679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3128596A Pending JPH04329930A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 医療用診断画像作成装置

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JP (1) JPH04329930A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002183709A (ja) * 2000-12-05 2002-06-28 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 画像処理方法および装置、記録媒体並びに画像撮影装置
JP2005055879A (ja) * 2003-07-18 2005-03-03 Olympus Corp 共焦点走査型顕微鏡、注目領域指定方法、及びプログラム

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JPH02239383A (ja) * 1989-03-14 1990-09-21 Toshiba Corp 立体画像表示装置

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