JPH02217039A - ポーリング／セレクティング制御手順方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、分岐方式の通信ネットワーク上におけるオン
ラインにて、情報（データ）を伝送する制御方式のうち
の特にポーリング／セレクティング制御手順方式に関す
る。

〔従来の技術〕

ポーリング／セレノティング制御手順方式は、分岐する
通信回線上の主局から従局に対して従局からの情報送信
の勧誘を行うポーリングと、主局からの情報送信を受入
れ確認を行うセレクティングの組合せによる制御手順方
式である。

このうち、特にポーリングについては、従来では従局側
に送信すべき情報が無い場合、主局がらの勧誘に対し、
その都度放棄シーケンス（送信すべき情報が無いことを
主局へ伝えるため予め設定されているパターンコード）
を返送する手順により行っている。

主局側は、従局が複数存在する場合、各従局に対して予
め設定されている優先順に一定時間間隔にてポーリング
を行う。

この様な方式により、ある従局に送信すべき情報が長時
間発生しないような場合においても、主局より該従局に
対して定められた時間間隔にてポーリングがなされ、そ
れに対して放棄シーケンスの返送が繰り返されることに
なる。

従来技術では、主局から従局に対するポーリングに対し
、ある特定な従局において送信すべき情報が長時間にわ
たり全く発生しない場合、一定間隔でのポーリングに対
して常に放棄シーケンスを返送することになる。

もしも、従局側にポーリングに対応する環境等の条件が
揃っていないような場合（例えば、装置自体の電源が入
っていないとか、装置の運用手順に従った立ち上は操作
かされていない等）については、主局からのポーリング
に対して従局がら放棄シーケンスを返送することができ
ない。この場合、主局においてはポーリングに対する該
当従局からの応答・未受信を検出して該当従局への次の
ポーリングの時間間隔を通常の間隔よりも大きく設定し
直す、いわゆるスロー　ポーリング処理を行う。これに
より、不必要なポーリングを出来るだけ少なくしてシス
テム効率やネットワーク使用効率を低下させないように
しているのが一般的である。

〔発明が解決しようとする。？！！題〕しかしながら、
上述した従来の技術では、従局側の運用準備がされてお
り、がっ、主局に対し送信すべき情報が長時間にわたり
発生しない様な前記の場合については、主局から従局へ
の不必要なポーリングシーケンスと、それに対する放棄
シーケンスが通信回線上を伝送することとなる。これに
より回線の使用効率が低くなるという欠点があり、かつ
、不必要なポーリングにより分岐回線にて接続させてお
り、送信情報を有している他の従局に対してポーリング
する時間が遅れることとなり、いわゆるシステム的な運
用効率も低くなるという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のポーリング／セレクティンク制御手順方式の構
成は、分岐通信回線により接続されるネットワーク上て
、ポーリング／セレクティング手順により、互いに情報
（データ）を伝送する主局と各従局間において、前記主
局からのポーリングに対して前記従局かへの情報送信の
有無を監視する手段と、同一従局から連続して情報送信
が無い場合、それをカウントする手段と、該カウント結
果が特定値に達した場合、その次に該従局に対してポー
リングを行う迄の時間間隔を予め指定されている別の間
隔値へ切り替えてポーリングする手段と、その後、前記
従局からの情報送信が有った場合、その次に該従局に対
してポーリングを行う迄の時間間隔を予め指定されてい
る元の間隔値に戻してポーリングする手段とを含んで構
成されることを特徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すフロック・フロー・チ
ャート、第２図は第１図で示すポーリング・テーブルＰ
ＯＬＴの内容を説明するための図、第３図は、ポーリン
グに対する放棄シーケンス受信のタイムチャート、第４
図は分岐通信回線上の主局と各従局の接続図、第５図は
従来のポーリングに対する放棄シーケンス受信のタイム
チャー１〜である。

第５図の様に、分岐通信回線４１を介して主局４０と複
数の従局４２が接続されれいる例で、主局４０から各従
局４２に対してボリンクを行うには、まず、各従局毎の
情報が格納されているポーリング・テーブルＰＯＬＴを
参照する。

主局側はポーリング・テーブルＰＯＬＴに示されている
ポーリング順位（第２図ＰＯＬＮＯ）に従い、従局アド
レス（同図５ＡＤＲ８）を元にしてポーリングシーケン
スを生成し、該当する従局向けにポーリング送信手段１
により送出する。

この後、そのポーリングに対し、各々の従局からの応答
をポーリング応答監視手段２により応答時間監視値（第
２図ＲＰＴＭＲ）を用いて時間監視する。監視時間内に
各々の従局から送られてくるテークの内容を放棄シーケ
ンス・コート（第２図ＡＢＳＥＱ）と比較し、その放棄
シーケンス・コー１〜と等しくなけれは情報受信と判断
して、該当従局についてスローポーリングに関する処理
をリセットするため、スローポーリング処理リセット手
段はポーリングテーブル（ＰＯＬＴ）内の放棄ジーゲン
ス連続受信カウンタ（第２図ＡＣＣＮＴ〉およびスロー
ポーリング　フラグ（第２図５ＬＯＷＦ）を初期化、か
つ、受信した情報の処理を行う。

該当ポーリングに対して該当従局からの応答が放棄シー
ケンス・コード（第２図ＡＢＳＥＱ）である場合、該当
従局について、該当従局放棄シーケンス連続受信判定手
段６はスローポーリング処理に関する判定を行なう。ポ
ーリングテーブル（ＰＯＬＴ）を参照し、先ず既にスロ
ーポーリング中であるかどうかをスローポーリング・フ
ラグ（第２図５ＬＯＷＦ）の状態て判断し、もしフラグ
がセットされていればポーリングインタバル監視手段８
を実行する。また、フラグかセットされていない場合、
放棄シーケンス連続受信カウンタ（第２図ＡＣＣＮＴ）
を更新し、カウンタ値が放棄シーケンス連続受信回数指
定値に等しいかとうかを判定する。等しくなければ、ポ
ーリング・インクハル監視手段８を実行する。等しけれ
ば、スロー・ポーリングに関する処理をセットするため
以下を行なう。

該当従局に関するポーリングテーブル（ＰＯＬＴ）内の
スローポーリング・フラグ（第２図５ＬＯＷＦ）をセッ
トし、ポーリング・インタバル監視手段８を実行する。

ポーリング・インタバル監視手段８では、ポーリング・
テーブル（Ｐ　ＯＬ　Ｔ　）の該当従局に関するスロー
ポーリング・フラグ（第２図５ＬＯＷＦ）を判定し、そ
のフラグがセットされていなければ、通常ポーリング・
インタバル値（第２図ＮＰＩＮＴ）を使用してポーリン
グインタバルの計時を行う。

第３図に、上述したシーケンスを示す。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、ポーリング制御方式によ
り制御される分岐回線上の従局において、比較的長時間
にわたり主局に送信すべき情報が発生しない場合、主局
側にてこのことを自動的に認識してスローポーリング（
該当従局ｌ＼のポーリング時間間隔を太きぐする）処理
を行うことにより、不必要なポーリングの発生を出来る
だけ少なくすることができるので、回線使用率及びシス
テム運用効率を高めることができる。

監視手段、４・・・スローポーリング処理リセット手段
、５・・・受信情報処理手段、６・・・該当従局放棄シ
ーケンス連続受信判定手段、７・・スローポーリング処
理セット手段、３８・・ポーリング・インタバル監視手
段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 分岐通信回線により接続されるネットワーク上で、ポー
   リング／セレクティング手順により、互いに情報（デー
   タ）を伝送する主局と各従局間において、前記主局から
   のポーリングに対して前記従局からの情報送信の有無を
   監視する手段と、同一従局から連続して情報送信が無い
   場合、それをカウントする手段と、該カウント結果が特
   定値に達した場合、その次に該従局に対してポーリング
   を行う迄の時間間隔を予め指定されている別の間隔値へ
   切り替えてポーリングする手段と、その後、前記従局か
   らの情報送信が有った場合、その次に該従局に対してポ
   ーリングを行う迄の時間間隔を予め指定されている元の
   間隔値に戻してポーリングする手段とを含むことを特徴
   とするポーリング／セレクティング制御手順方式。