JPH09311843A - クライアントサーバ型通信方法及びクライアントサーバ型通信装置 - Google Patents

クライアントサーバ型通信方法及びクライアントサーバ型通信装置

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JPH09311843A
JPH09311843A JP8129779A JP12977996A JPH09311843A JP H09311843 A JPH09311843 A JP H09311843A JP 8129779 A JP8129779 A JP 8129779A JP 12977996 A JP12977996 A JP 12977996A JP H09311843 A JPH09311843 A JP H09311843A
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JP
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Application number
JP8129779A
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English (en)
Inventor
Satohiko Matsunaga
聡彦 松永
Hiroshi Ishida
寛史 石田
Ryohei Konuma
良平 小沼
Satoshi Takahashi
聡 高橋
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 サーバの障害発生時、クライアントは、サー
バの障害を意識せずにサービスを受け、マスタサーバは
スレーブサーバと情報の交換回数を減少させる。 【解決手段】 スレーブサーバ22は、クライアント1
0からのパケットを受信してデータ保持部25に保持す
るとともに、メモリ管理部26の監視タイマ動作を開始
し、監視タイマの計時終了前に、マスタサーバ21から
クライアント10にパケットを送信したときは、データ
保持部25に保持していたパケットを消去し、監視タイ
マの計時終了までに、マスタサーバ21からクライアン
ト10へのパケットをスレーブサーバ22が受信しなけ
ればスレーブサーバ22がクライアント10から受けた
データを処理してクライアント10に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントサー
バ型通信方法及びクライアントサーバ型通信装置に係
り、詳細には、サーバに障害が発生した場合に障害用の
第2サーバへの切り替えを行うクライアントサーバ間に
おけるクライアントサーバ型通信方法及びクライアント
サーバ型通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいては、通信
し合うプロセス間で要求を出すクライアントと要求を処
理するサーバという関係がしばしば現れる。このような
クライアント・サーバ間の通信に適した通信の形態をク
ライアントサーバ型通信という。
【0003】一般に、クライアントサーバ間の通信を行
う場合、サーバに障害が発生するとクライアントはサー
ビスを受けることができない。そこでサーバを2台設置
し、1台をサービスを提供するマスタサーバ、もう1台
を障害時に切り替えるスレーブサーバとし、スレーブサ
ーバはマスタサーバと情報の交換を周期的に行なってい
る。もし、マスタサーバから情報が送られてこないなど
で、スレーブサーバがマスタサーバに障害が発生してい
ると検出した場合、スレーブサーバに切り替える方法が
ある。
【0004】図6〜図8は、従来のサーバ切り替え方法
を示す図であり、図6において、10はクライアント、
11はマスタサーバ、12はスレーブサーバ、13はこ
れらクライアントサーバ間で情報交換を行うネットワー
クである。
【0005】図7に示すように、マスタサーバ11から
情報が送られてこないなどで、スレーブサーバ12がマ
スタサーバ11に障害が発生していると検出した場合、
図8に示すようにサーバを変更し、スレーブサーバ12
に切り替え、クライアント10とスレーブサーバ12間
の通信が行われる方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のクライアントサーバ型通信方法にあっては、
サーバ間の情報の交換の周期が長いと、スレーブサーバ
12がマスタサーバ11に障害が発生していると検出
し、スレーブサーバ12にマスタサーバ11の機能を切
り替えるのに時間がかかる場合がある。そのため、クラ
イアント10は障害が発生したときに、すぐにサービス
を受けられない。情報の交換の周期が短いとサーバの負
荷が増える。また、スレーブサーバ12はマスタサーバ
11がクライアント10にどの要求に対し応答をしたか
わからないのでもう一度クライアント10が要求を出す
必要がある。
【0007】さらに、クライアントサーバ間にATM
(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)−
LAN(Local Area Network)のようにコネクション型
(バーチャルコネクション型)のネットワークで通信す
る場合、マスタサーバからスレーブサーバに切り替える
場合、新たにコネクションを確立しなければならず、時
間がかかるという問題点があった。
【0008】本発明は、サーバに障害が発生した場合で
もクライアントは、サーバの障害を意識せずにすぐにサ
ービスを受けることができ、マスタサーバはスレーブサ
ーバと情報を交換する回数を減少させることができるク
ライアントサーバ型通信方法及びクライアントサーバ型
通信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクライアン
トサーバ型通信方法は、1台以上のクライアント、マス
タ、及びスレーブサーバを、それぞれネットワークに接
続し、クライアントはマスタ及びスレーブサーバからの
パケットを受信し、スレーブサーバはクライアント及び
他のサーバからのパケットを受信し得るクライアントサ
ーバ型通信方法であって、クライアントが送信したパケ
ットはマスタ及びスレーブサーバが受信し、スレーブサ
ーバは、所定時間を計時する監視タイマを備え、クライ
アントからのパケットを受信して保持するとともに、該
監視タイマ動作を開始し、監視タイマの計時終了前に、
マスタサーバからクライアントにパケットを送信したと
きは、保持していたパケットを消去し、監視タイマの計
時終了までに、マスタサーバからクライアントへのパケ
ットをスレーブサーバが受信しなければスレーブサーバ
がクライアントから受けたデータを処理してクライアン
トに送信する。
【0010】また、上記クライアントサーバ型通信方法
において、クライアントは、マスタ、スレーブサーバか
ら受信し得るようにし、スレーブサーバはクライアント
と、他のサーバから受信し得るようなコネクションを設
定した後、通信を行うようにしてもよい。
【0011】また、本発明に係るクライアントサーバ型
通信装置は、1台以上のクライアント、マスタ、及びス
レーブサーバを、それぞれネットワークに接続し、クラ
イアントはマスタ及びスレーブサーバからのパケットを
受信し、スレーブサーバはクライアント及び他のサーバ
からのパケットを受信し得るように構成したクライアン
トサーバ型通信装置であって、マスタ及びスレーブサー
バは、クライアントが送信したパケットを受信し、スレ
ーブサーバは、所定時間を計時する監視タイマを備え、
クライアントからのパケットを受信して保持するととも
に、該監視タイマ動作を開始し、監視タイマの計時終了
前に、マスタサーバからクライアントにパケットを送信
したときは、保持していたパケットを消去し、監視タイ
マの計時終了までに、マスタサーバからクライアントへ
のパケットをスレーブサーバが受信しなければスレーブ
サーバがクライアントから受けたデータを処理してクラ
イアントに送信するように構成してもよい。
【0012】また、上記クライアントサーバ型通信装置
において、クライアントは、マスタ、スレーブサーバか
ら受信し得るように構成し、スレーブサーバはクライア
ントと、他のサーバから受信し得るようなコネクション
を設定するように構成したものであってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係るクライアントサーバ
型通信方法及びクライアントサーバ型通信装置は、サー
バに障害が発生した場合に障害用の第2サーバへの切り
替えを行うクライアント・サーバ間におけるクライアン
トサーバ型通信方法に適用することができる。
【0014】図1は本発明の第1の実施形態に係るクラ
イアントサーバ型通信方法及びクライアントサーバ型通
信装置の全体構成を示す図である。なお、実施の形態1
であるクライアントサーバ型通信方法の説明にあたり図
2に示すクライアントサーバ型通信方法と同一構成部分
には同一符号を付している。
【0015】図1において、クライアント10、マスタ
サーバ21、スレーブサーバ22はネットワーク23に
接続されている。ここで、各サーバには、同一のアドレ
スを設定する。したがって、クライアント10がサーバ
21,22に送信したパケットは両サーバ21,22が
受信する。また、他のサーバが送信したパケットも受信
できるようにする。
【0016】マスタサーバ21及びスレーブサーバ22
は、クライアント10からの要求に対し、この要求に対
する処理を行なった後、クライアント10に結果を送信
する。クライアント10は、宛て先アドレスが自身であ
るパケットを受信する。この場合、クライアント10は
両サーバ21,22のどちらから受信したか認識する必
要はない。
【0017】この動作により、クライアント10はサー
バにサービス要求を送信し、結果を受信する。
【0018】図2は上記スレーブサーバ22の構成を示
すブロック図である。
【0019】図2において、スレーブサーバ22は、ク
ライアント10からの各要求の処理を行う要求処理部2
4と、処理結果を応答するためのデータを保持するため
のメモリからなるデータ保持部25と、各応答データの
宛先、タイマ終了時刻を管理するメモリ管理部26とを
備え、スレーブサーバ22は、タイマを持ちクライアン
ト10からの要求受信ごとにタイマを開始できるように
構成されている。
【0020】上記スレーブサーバ22は、例えばワーク
ステーション、高性能パーソナルコンピュータからな
り、高性能マイクロプロセッサ、高解像度ディスプレ
イ、入出力装置、大容量ハードディスク装置、光ディス
ク装置等を備え、処理作業の全般を、一貫して1台の独
立したシステム上でできるようにしたものである。
【0021】上記ネットワーク23は、異機種ワークス
テーション、及びメインフレームとの結合を行うLAN
が使用される。クライアント・サーバ間は、例えばFT
P(File Transfer Protocol)を用いてファイル転送を
行う。FTPは、クライアント・サーバ間又は端末間で
ファイル転送を行う場合の通信プロトコルであり、ET
Pを用いて各機種間のデータ送信を行うことができる。
【0022】このように、第1の実施形態に係るクライ
アントサーバ型通信装置は、クライアント10、マスタ
サーバ21、及びスレーブサーバ22を、それぞれネッ
トワーク23に接続し、クライアント10はマスタサー
バ21及びスレーブサーバ22からのパケットを受信
し、スレーブサーバ22はクライアント10及び他のサ
ーバからのパケットを受信できる構成とし、クライアン
ト10が送信したパケットはマスタサーバ21及びスレ
ーブサーバ22が受信し、スレーブサーバ22は、クラ
イアント10からの各要求の処理を行う要求処理部24
と、処理結果を応答するためのデータを保持するための
メモリからなるデータ保持部25と、各応答データの宛
先、タイマ終了時刻を管理するメモリ管理部26とを備
えている。
【0023】以下、上述のように構成されたクライアン
トサーバ型通信方法及びクライアントサーバ型通信装置
の動作を説明する。
【0024】クライアント10がサーバのサービスを受
ける場合、サーバにサービス要求を記述したパケットを
サーバに送信する。このパケットは、マスタサーバ2
1、スレーブサーバ22で受信する。マスタサーバ21
は要求に対する処理を行なった後、クライアント10に
応答を送信する。スレーブサーバ22でも要求を受信し
たときは、タイマを開始させメモリ管理部26にタイマ
終了時刻を書き込み、要求の処理を行ないデータ保持部
25に書きいれておく。マスタサーバ21からクライア
ント10へのパケットを受信したときは、保持していた
データを消去する。
【0025】もし、タイマ終了時刻になってもマスタサ
ーバ21からクライアント宛のデータがスレーブサーバ
22で受信しなかったときは、マスタサーバ21に障害
が発生したと判断し、スレーブサーバ22はマスタサー
バの通信停止信号をマスタサーバ21に送信してマスタ
サーバ21を停止させ、データ保持部25中の応答用デ
ータをクライアント10に結果として送信する。
【0026】その後、スレーブサーバ22は、クライア
ント10からの要求に全て応答する。マスタサーバ21
は送信可能であってもスレーブサーバ22から送信停止
信号を受信したならばクライアント10に応答はしない
ようにする。
【0027】図3は上記クライアントサーバ型通信方法
におけるスレーブサーバ22の動作を示すフローチャー
トであり、図中STはフローの各ステップを示す。
【0028】クライアント10からサービス要求を記述
したパケット受信すると本フローがスタートする。
【0029】まず、ステップST11でパケットを受信
すると、タイマをスタートしメモリ管理部26にタイマ
終了時刻を書き込み、ステップST12で受信データを
処理しデータ保持部25に保持する。
【0030】次いで、ステップST13でマスタサーバ
21からクライアント10への送信パケットを受信した
か否かを判別し、送信パケットを受信したときは、マス
タサーバ21に障害が発生していないと判断しステップ
ST14で保持していたデータを消去する。
【0031】送信パケットを受信しなかったときはステ
ップST15で、タイマスタートしているタイマが終了
したか否かを判別し、タイマ終了でなければステップS
T13に戻る。タイマ終了であればタイマ終了時刻にな
ってもマスタサーバ21からクライアント宛の受信デー
タを受信しなかったときであり、マスタサーバ21に障
害が発生したと判断して、ステップST16でマスタサ
ーバ21の通信を停止させる通信停止信号をマスタサー
バ21に送信してマスタサーバ21を停止させ、データ
保持部25中の応答用データをクライアント10に結果
として送信する。その後は、スレーブサーバ22は、ク
ライアント10からの要求に全て応答する。
【0032】以上説明したように、第1の実施形態に係
るクライアントサーバ型通信方法では、クライアント1
0、マスタサーバ21、及びスレーブサーバ22を、そ
れぞれネットワーク23に接続し、クライアント10は
マスタサーバ21及びスレーブサーバ22からのパケッ
トを受信し、スレーブサーバ22はクライアント10及
び他のサーバからのパケットを受信できるようにし、ク
ライアント10が送信したパケットはマスタサーバ21
及びスレーブサーバ22が受信し、スレーブサーバ22
は、クライアント10からの各要求の処理を行う要求処
理部24と、処理結果を応答するためのデータを保持す
るためのメモリからなるデータ保持部25と、各応答デ
ータの宛先、タイマ終了時刻を管理するメモリ管理部2
6とを備え、スレーブサーバ22は、クライアント10
からのパケットを受信してデータ保持部25に保持する
とともに、メモリ管理部26の監視タイマ動作を開始
し、監視タイマの計時終了前に、マスタサーバ21から
クライアント10にパケットを送信したときは、データ
保持部25に保持していたパケットを消去し、監視タイ
マの計時終了までに、マスタサーバ21からクライアン
ト10へのパケットをスレーブサーバ22が受信しなけ
ればスレーブサーバ22がクライアント10から受けた
データを処理してクライアント10に送信するようにし
ているので、スレーブサーバ22が、マスタサーバ21
からクライアント10に送信するデータを読み、マスタ
サーバ21に異常がある場合は代理でクライアント22
に応答を送信することができ、サーバに障害が発生した
場合でもクライアント10は、サーバの障害を意識せず
にすぐにサービスを受けることができる。また、マスタ
サーバ21はスレーブサーバ22と情報を交換する回数
を減少させることができるので負荷が減る効果がある。
【0033】図4は本発明の第2の実施形態に係るクラ
イアントサーバ型通信方法及びクライアントサーバ型通
信装置の構成を示す図であり、本実施形態に係るクライ
アントサーバ型通信方法は、コネクション型通信方法に
適用した例である。本実施形態に係るクライアントサー
バ型通信方法の説明にあたり図1に示すクライアントサ
ーバ型通信方法と同一構成部分には同一符号を付して重
複部分の説明を省略する。
【0034】図4はコネクション型通信におけるコネク
ション設定の1例を示す図であり、この図において、ク
ライアント10、マスタサーバ21、スレーブサーバ2
2はネットワーク30に接続されている。ここで、各サ
ーバには、同一のアドレスを設定する。したがって、ク
ライアント10がサーバ21,22に送信したパケット
は両サーバ21,22が受信でき、また、他のサーバが
送信したパケットも受信できるようにする。
【0035】クライアント10はサーバのサービスを受
ける場合、クライアント10からサーバ21,22への
コネクションを確立しておく(コネクション1)。サー
バからはクライアント10と、他のサーバへのコネクシ
ョン(コネクション2、3)を確立しておくことで、各
々の端末から出されたパケットは別の端末で受信できる
ようにする。ここでは、1対2通信のコネクションを3
本用いて設定する。
【0036】以下、上述のように構成されたクライアン
トサーバ型通信方法の動作を説明する。
【0037】クライアント10はサービスを受けること
を開始する時、クライアント10からマスタサーバ2
1、スレーブサーバ22方向へのコネクションを設定す
る(図4のコネクション1)。
【0038】次いで、マスタサーバ21からクライアン
ト10、スレーブサーバ22へのコネクションを設定し
(図4のコネクション2)、最後に、スレーブサーバ2
2からクライアント10、マスタサーバ21へのコネク
ションを設定する(図4のコネクション3)。
【0039】設定されたコネクション上のパケットは全
て受信するようにする。
【0040】クライアント10はサービスを受ける場
合、コネクション1で送信し、両サーバ21,22で受
信する。マスタサーバ21は要求に対する処理を行なっ
た後、コネクション2で応答をクライアント10に送信
する。この応答はスレーブサーバ22でも受信する。
【0041】スレーブサーバ22はマスタサーバ21が
応答パケットを送信していなければコネクション3で応
答パケットをクライアント10に送信する。ここで、ス
レーブサーバ22内の動作は上述した第1実施形態と同
様である。
【0042】クライアント10はコネクション1、3で
着信したパケットを受信する。
【0043】以上説明したように、第2の実施形態に係
るクライアントサーバ型通信方法では、クライアント1
0は、マスタサーバ21、スレーブサーバ22から受信
し得るようにし、スレーブサーバ22はクライアント1
0と、他のサーバから受信し得るようなコネクションを
設定した後、上述した第1の実施形態に係るクライアン
トサーバ型通信を実行しているので、コネクション型で
の通信において、クライアント10はスレーブサーバ2
2に新たに、コネクションを用意する必要がなくなり、
サーバに障害があった場合でも応答時間を短縮すること
ができ、サーバの障害を意識せずにサービスを受けるこ
とができる。
【0044】ここで、上記各実施形態では、クライアン
ト10、マスタサーバ21、スレーブサーバ22各1台
で記述したがそれ以上の台数で対応してもよい。また、
1対n(第2の実施形態では、1対2)コネクションを
例示したがコネクションの型は特に限定されない。
【0045】例えば、図5に示すように、マルチキャス
トコネクションサーバ(MCS)31を別に用意し、ク
ライアント10、サーバ21,22からMCS31への
片方向の1対1コネクション、及びΜCS31からクラ
イアント10、サーバ21,22への片方向の1対3コ
ネクションを設定する。このようにすれば、クライアン
ト、サーバから送信するパケットに、送信側アドレス、
宛先アドレスをつけ送信することで第1の実施形態と同
様な動作ができ、マルチキャストコネクション型通信方
法においても同様な効果を得ることができる。
【0046】なお、上記各実施形態では、クライアント
サーバ型通信方法及びクライアントサーバ型通信装置
を、例えばワークステーションを、ATM−LANのよ
うにコネクション型(バーチャルコネクション型)のネ
ットワークで通信するシステムに適用した例であるが、
勿論これに限定されず、クライアントサーバが、ネット
ワークでされたシステムであればどような種類、形態で
あってもよいことは言うまでもない。この場合、ホス
ト、サーバ等は、必ずしもオンラインである必要はな
く、また、どのような通信線で接続してもよく無線通信
でもあってもよい。また、上述の構成では、ワークステ
ーションを使用することができるが、どのような端末で
あってもよく、例えば専用端末ではなくパーソナルコン
ピュータ等の汎用機であってもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明に係るクライアントサーバ型通信
方法及びクライアントサーバ型通信装置では、1台以上
のクライアント、マスタ、及びスレーブサーバを、それ
ぞれネットワークに接続し、クライアントはマスタ及び
スレーブサーバからのパケットを受信し、スレーブサー
バはクライアント及び他のサーバからのパケットを受信
し得るクライアントサーバ型通信方法であって、クライ
アントが送信したパケットはマスタ及びスレーブサーバ
が受信し、スレーブサーバは、所定時間を計時する監視
タイマを備え、クライアントからのパケットを受信して
保持するとともに、該監視タイマ動作を開始し、監視タ
イマの計時終了前に、マスタサーバからクライアントに
パケットを送信したときは、保持していたパケットを消
去し、監視タイマの計時終了までに、マスタサーバから
クライアントへのパケットをスレーブサーバが受信しな
ければスレーブサーバがクライアントから受けたデータ
を処理してクライアントに送信するようにしているの
で、サーバに障害が発生した場合でもクライアントは、
サーバの障害を意識せずにすぐにサービスを受けること
ができ、マスタサーバはスレーブサーバと情報を交換す
る回数を減少させることができるので負荷が減すことが
できる。
【0048】また、本発明に係るクライアントサーバ型
通信方法及びクライアントサーバ型通信装置では、クラ
イアントは、マスタ、スレーブサーバから受信し得るよ
うにし、スレーブサーバはクライアントと、他のサーバ
から受信し得るようなコネクションを設定した後、通信
を行うようにしているので、サーバに障害があった場合
でも応答時間を短縮することができ、サーバの障害を意
識せずにサービスを受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施形態に係るクライ
アントサーバ型通信方法及びクライアントサーバ型通信
装置のシステム構成を示す図である。
【図2】上記クライアントサーバ型通信方法のスレーブ
サーバの構成を示すブロック図である。
【図3】上記クライアントサーバ型通信方法及びクライ
アントサーバ型通信装置のスレーブサーバの動作を示す
フローチャートである。
【図4】本発明を適用した第2の実施形態に係るクライ
アントサーバ型通信方法及びクライアントサーバ型通信
装置のコネクション型の構成を示す図である。
【図5】上記クライアントサーバ型通信方法及びクライ
アントサーバ型通信装置のコネクションの設定例を示す
図である。
【図6】従来のクライアントサーバ型通信方法のサーバ
切り替え方法を示す図である。
【図7】従来のクライアントサーバ型通信方法のサーバ
切り替え方法を示す図である。
【図8】従来のクライアントサーバ型通信方法のサーバ
切り替え方法を示す図である。
【符号の説明】
10 クライアント、21 マスタサーバ、22 スレ
ーブサーバ、23,30 ネットワーク、24 要求処
理部、25 データ保持部、26 メモリ管理部、31
マルチキャスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 聡 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台以上のクライアント、マスタ、及び
    スレーブサーバを、それぞれネットワークに接続し、前
    記クライアントは前記マスタ及び前記スレーブサーバか
    らのパケットを受信し、前記スレーブサーバは前記クラ
    イアント及び他のサーバからのパケットを受信し得るク
    ライアントサーバ型通信方法であって、 前記クライアントが送信したパケットは前記マスタ及び
    前記スレーブサーバが受信し、 前記スレーブサーバは、所定時間を計時する監視タイマ
    を備え、前記クライアントからのパケットを受信して保
    持するとともに、該監視タイマ動作を開始し、 前記監視タイマの計時終了前に、前記マスタサーバから
    前記クライアントにパケットを送信したときは、保持し
    ていたパケットを消去し、 前記監視タイマの計時終了までに、前記マスタサーバか
    ら前記クライアントへのパケットを前記スレーブサーバ
    が受信しなければ前記スレーブサーバが前記クライアン
    トから受けたデータを処理して前記クライアントに送信
    することを特徴とするクライアントサーバ型通信方法。
  2. 【請求項2】 さらに、上記請求項1記載のクライアン
    トサーバ型通信方法において、 前記クライアントは、前記マスタ、前記スレーブサーバ
    から受信し得るようにし、 前記スレーブサーバは前記クライアントと、他のサーバ
    から受信し得るようなコネクションを設定した後、通信
    を行うようにしたことを特徴とするクライアントサーバ
    型通信方法。
  3. 【請求項3】 1台以上のクライアント、マスタ、及び
    スレーブサーバを、それぞれネットワークに接続し、前
    記クライアントは前記マスタ及び前記スレーブサーバか
    らのパケットを受信し、前記スレーブサーバは前記クラ
    イアント及び他のサーバからのパケットを受信し得るよ
    うに構成したクライアントサーバ型通信装置であって、 前記マスタ及び前記スレーブサーバは、前記クライアン
    トが送信したパケットを受信し、 前記スレーブサーバは、所定時間を計時する監視タイマ
    を備え、 前記クライアントからのパケットを受信して保持すると
    ともに、該監視タイマ動作を開始し、 前記監視タイマの計時終了前に、前記マスタサーバから
    前記クライアントにパケットを送信したときは、保持し
    ていたパケットを消去し、 前記監視タイマの計時終了までに、前記マスタサーバか
    ら前記クライアントへのパケットを前記スレーブサーバ
    が受信しなければ前記スレーブサーバが前記クライアン
    トから受けたデータを処理して前記クライアントに送信
    するように構成したことを特徴とするクライアントサー
    バ型通信装置。
  4. 【請求項4】 さらに、上記請求項3記載のクライアン
    トサーバ型通信装置において、 前記クライアントは、前記マスタ、前記スレーブサーバ
    から受信し得るように構成し、 前記スレーブサーバは前記クライアントと、他のサーバ
    から受信し得るようなコネクションを設定するように構
    成したことを特徴とするクライアントサーバ型通信装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6199033B1 (en) 1997-08-15 2001-03-06 Nec Corporation LAN emulation server changing over method
JP2007188119A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Nec Corp ホットスタンバイ方式を採用したシステム及びそれに用いる同期方法
JP2009129014A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Canon Inc サービス提供装置及びその制御方法、コンピュータプログラム
JP2009265959A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Hitachi Ltd ストリーム配信システム及び障害検知方法
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