JPH0221322Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221322Y2 JPH0221322Y2 JP1187784U JP1187784U JPH0221322Y2 JP H0221322 Y2 JPH0221322 Y2 JP H0221322Y2 JP 1187784 U JP1187784 U JP 1187784U JP 1187784 U JP1187784 U JP 1187784U JP H0221322 Y2 JPH0221322 Y2 JP H0221322Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- prop bar
- vehicle body
- mirror stay
- stay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車両特に大型のバスやトラツク等に
採用されて有利なアウトサイドミラー装置に関す
るものである。
採用されて有利なアウトサイドミラー装置に関す
るものである。
技術上良く知られているように、大型のバスや
トラツク等においては、走行安全上の見地から、
車体前部の側方に張り出して運転者に十分な視界
を与えるための各種ミラーが取付けられている
が、これらのミラー類は、個々の運転者の体格や
好みに応じて簡易に取付位置、方向、傾き等を調
整し得るように設けられることが好ましく、又狭
隘な街並みの道路を走行する場合等には、時折車
体外方に張り出したミラー類を車体内方に廻動さ
せて引込めないと通過困難な場合もある。上記事
情により、従来から種々の構造のアウトサイドミ
ラー装置が用いられており、その代表的構造例を
第１図乃至第３図について説明する。先づ、第１
図において１０は大型トラツクのキヤブ、１２は
ドア、１４はウインドシールド、１６はアウトサ
イドミラー装置であつて、キヤブ１０の助手席側
の車体側上方に装着されており、図面では車体側
後方を視るミラー１８が代表して示されている
が、このミラー以外にキヤブ前端下方を視るミラ
ー、左折時の巻込み止のため車体側方の後輪前方
付近を視るミラー等が同時に用いられることが多
い。そして、上記アウトサイドミラー１６は、上
下両端を車体（キヤブ）に枢支された大体弓形を
なすミラーステイ２０と、同ミラーステイ２０を
車体に対して固定するためのプロツプバー２４
と、上記ミラーステイ２０上に支持された上記各
種ミラー１８とから構成されている。第２図に示
した従来の装置では、ミラーステイ２０とプロツ
プバー２４とがボルト２６によつて固着されてい
るので、同ボルト２６を取外さなければ、ミラー
ステイ２０を廻動させることができず、又ミラー
ステイ２０の車体に対する取付位置を変更するた
めには、プロツプバー２４を異る寸度のものと交
換しなければならない不具合がある。次に第３図
に示した従来の装置では、ミラーステイ２０を上
方ステイ２０ａと下方ステイ２０ｂとに分割し、
上方及び下方ステイの連結端とプロツプバー２４
の先端とをヒンジボルト２８によつて連結したも
ので、プロツプバー２４を取外すことなくミラー
ステイ２０を廻動させることはできるが、ミラー
ステイ２０そのものがヒンジ連結されているので
不安定であり、走行中に振動を生じたり、ミラー
の角度が変化したりする不具合がある。
トラツク等においては、走行安全上の見地から、
車体前部の側方に張り出して運転者に十分な視界
を与えるための各種ミラーが取付けられている
が、これらのミラー類は、個々の運転者の体格や
好みに応じて簡易に取付位置、方向、傾き等を調
整し得るように設けられることが好ましく、又狭
隘な街並みの道路を走行する場合等には、時折車
体外方に張り出したミラー類を車体内方に廻動さ
せて引込めないと通過困難な場合もある。上記事
情により、従来から種々の構造のアウトサイドミ
ラー装置が用いられており、その代表的構造例を
第１図乃至第３図について説明する。先づ、第１
図において１０は大型トラツクのキヤブ、１２は
ドア、１４はウインドシールド、１６はアウトサ
イドミラー装置であつて、キヤブ１０の助手席側
の車体側上方に装着されており、図面では車体側
後方を視るミラー１８が代表して示されている
が、このミラー以外にキヤブ前端下方を視るミラ
ー、左折時の巻込み止のため車体側方の後輪前方
付近を視るミラー等が同時に用いられることが多
い。そして、上記アウトサイドミラー１６は、上
下両端を車体（キヤブ）に枢支された大体弓形を
なすミラーステイ２０と、同ミラーステイ２０を
車体に対して固定するためのプロツプバー２４
と、上記ミラーステイ２０上に支持された上記各
種ミラー１８とから構成されている。第２図に示
した従来の装置では、ミラーステイ２０とプロツ
プバー２４とがボルト２６によつて固着されてい
るので、同ボルト２６を取外さなければ、ミラー
ステイ２０を廻動させることができず、又ミラー
ステイ２０の車体に対する取付位置を変更するた
めには、プロツプバー２４を異る寸度のものと交
換しなければならない不具合がある。次に第３図
に示した従来の装置では、ミラーステイ２０を上
方ステイ２０ａと下方ステイ２０ｂとに分割し、
上方及び下方ステイの連結端とプロツプバー２４
の先端とをヒンジボルト２８によつて連結したも
ので、プロツプバー２４を取外すことなくミラー
ステイ２０を廻動させることはできるが、ミラー
ステイ２０そのものがヒンジ連結されているので
不安定であり、走行中に振動を生じたり、ミラー
の角度が変化したりする不具合がある。
本考案は、上記に鑑み創案されたもので、内方
端部を車体に枢着されミラーを支持するミラース
テイ、上記ミラーステイ上に摺動可能に支持さ
れ、かつ所望位置に固定し得るように装架された
取付金具、内方端部を車体上に枢支され、かつ外
方端部を上記取付金具上の対応する嵌合孔内に着
脱自在に嵌装されるプロツプバー、及び上記プロ
ツプバー上に装架され、その先端が上記嵌合孔か
ら突出したプロツプバーの先端に弾性的に係合す
るスプリングを具えたことを特徴とするアウトサ
イドミラー装置を要旨とするものである。
端部を車体に枢着されミラーを支持するミラース
テイ、上記ミラーステイ上に摺動可能に支持さ
れ、かつ所望位置に固定し得るように装架された
取付金具、内方端部を車体上に枢支され、かつ外
方端部を上記取付金具上の対応する嵌合孔内に着
脱自在に嵌装されるプロツプバー、及び上記プロ
ツプバー上に装架され、その先端が上記嵌合孔か
ら突出したプロツプバーの先端に弾性的に係合す
るスプリングを具えたことを特徴とするアウトサ
イドミラー装置を要旨とするものである。
以下本考案の実施例を第４図乃至第６図につい
て具体的に説明する。（なお、上記従来の装置と
実質的に同一の部材には、同一の符号を用いる）
先づ第４図の分解図に示すように、本考案装置に
おいて、両端を車体に枢支された弓形のミラース
テイ２０の上辺には、軸線方向に摺動し得るよう
に取付金具３０が装架され、同金具は所望の選択
された位置に移動されたのちボルト３２を締付け
ることによりその位置に固定することができ、か
つ上下に貫通する嵌合孔３４を具えている。一
方、その内方端を車体上に枢支されたプロツプバ
ー２４は、その外方端部３６を略直角に折曲げら
れて先細のテーパ部３８を形成している。又上記
プロツプバー２４には、同バーを貫通させる孔４
０を具えた山形部４２と操作腕部４４とを具えた
リーフスプリング４６が装着され、上記操作腕部
４４には、前記プロツプバーのテーパ部３８の先
端部が嵌合する係合孔４８が設けられている。な
お、上記孔４０を貫通するプロツプバー２４の外
周には、同バーの塗装又はメツキ等を損傷しない
ようにスリーブ５０を装着することが好ましい。
て具体的に説明する。（なお、上記従来の装置と
実質的に同一の部材には、同一の符号を用いる）
先づ第４図の分解図に示すように、本考案装置に
おいて、両端を車体に枢支された弓形のミラース
テイ２０の上辺には、軸線方向に摺動し得るよう
に取付金具３０が装架され、同金具は所望の選択
された位置に移動されたのちボルト３２を締付け
ることによりその位置に固定することができ、か
つ上下に貫通する嵌合孔３４を具えている。一
方、その内方端を車体上に枢支されたプロツプバ
ー２４は、その外方端部３６を略直角に折曲げら
れて先細のテーパ部３８を形成している。又上記
プロツプバー２４には、同バーを貫通させる孔４
０を具えた山形部４２と操作腕部４４とを具えた
リーフスプリング４６が装着され、上記操作腕部
４４には、前記プロツプバーのテーパ部３８の先
端部が嵌合する係合孔４８が設けられている。な
お、上記孔４０を貫通するプロツプバー２４の外
周には、同バーの塗装又はメツキ等を損傷しない
ようにスリーブ５０を装着することが好ましい。
上記装置において、ミラーステイ２０を車体に
対し固定している通常の使用状態では、プロツプ
バー２４のテーパ部３８が取付金具３０の嵌合孔
３４内に嵌装され、同孔３４から突出した上記テ
ーパ部３８の先端には、スプリング４６上の係合
孔４８が嵌合している。そして、スプリング４６
は、車両の走行中の振動によつて、プロツプバー
２４のテーパ部３８が嵌合孔３４、係合孔４８か
ら逸脱しないような十分なばね力をもつて、プロ
ツプバー２４とミラーステイ２０とを連結してい
るので、好ましくないミラーの位置、角度変動を
生ずることがない。更に個々の運転者の体格や好
みに応じて、ミラーステイ２０の位置を変更する
場合には、ボルト３２を緩めて取付金具３０をミ
ラーステイ２０の上辺に沿い適宜の位置に移動さ
せたのち再びボルト３２を締付ければよい。次
に、隘路走行時等に際して、ミラーステイ２０を
車体内方に変位させたい場合は、スプリング４６
の操作腕部４４を第６図に示すようにテーパ部３
８から外したのち、プロツプバー２４を上方に廻
動させ、そのテーパ部３８を取付金具３０の嵌合
孔３４から離脱させればよく、操作が極めて簡単
で手間を要しない。
対し固定している通常の使用状態では、プロツプ
バー２４のテーパ部３８が取付金具３０の嵌合孔
３４内に嵌装され、同孔３４から突出した上記テ
ーパ部３８の先端には、スプリング４６上の係合
孔４８が嵌合している。そして、スプリング４６
は、車両の走行中の振動によつて、プロツプバー
２４のテーパ部３８が嵌合孔３４、係合孔４８か
ら逸脱しないような十分なばね力をもつて、プロ
ツプバー２４とミラーステイ２０とを連結してい
るので、好ましくないミラーの位置、角度変動を
生ずることがない。更に個々の運転者の体格や好
みに応じて、ミラーステイ２０の位置を変更する
場合には、ボルト３２を緩めて取付金具３０をミ
ラーステイ２０の上辺に沿い適宜の位置に移動さ
せたのち再びボルト３２を締付ければよい。次
に、隘路走行時等に際して、ミラーステイ２０を
車体内方に変位させたい場合は、スプリング４６
の操作腕部４４を第６図に示すようにテーパ部３
８から外したのち、プロツプバー２４を上方に廻
動させ、そのテーパ部３８を取付金具３０の嵌合
孔３４から離脱させればよく、操作が極めて簡単
で手間を要しない。
叙上のように、本考案に係るアウトサイドミラ
ー装置は、内方端部を車体に枢着され、ミラーを
支持するミラーステイ、上記ミラーステイ上に摺
動可能に支持され、かつ所望位置に固定し得るよ
うに装架された取付金具、内方端部を車体上に枢
支され、かつ外方端部を上記取付金具上の対応す
る嵌合孔内に着脱自在に嵌装されるプロツプバ
ー、及び上記プロツプバー上に装架され、その先
端が上記嵌合孔から突出したプロツプバーの先端
に弾性的に係合するスプリングを具えたことを特
徴とし、ミラーステイの車体内方又は外方への廻
動操作を極めて簡易に、かつ迅速に行なうことが
でき、また車体外方に張出した走行時の使用位置
において振動を生ずるようなことがなく、又使用
位置におけるミラーステイそのものの位置を容易
に変更することができるので、極めて便利であ
る。
ー装置は、内方端部を車体に枢着され、ミラーを
支持するミラーステイ、上記ミラーステイ上に摺
動可能に支持され、かつ所望位置に固定し得るよ
うに装架された取付金具、内方端部を車体上に枢
支され、かつ外方端部を上記取付金具上の対応す
る嵌合孔内に着脱自在に嵌装されるプロツプバ
ー、及び上記プロツプバー上に装架され、その先
端が上記嵌合孔から突出したプロツプバーの先端
に弾性的に係合するスプリングを具えたことを特
徴とし、ミラーステイの車体内方又は外方への廻
動操作を極めて簡易に、かつ迅速に行なうことが
でき、また車体外方に張出した走行時の使用位置
において振動を生ずるようなことがなく、又使用
位置におけるミラーステイそのものの位置を容易
に変更することができるので、極めて便利であ
る。
第１図はトラツクにおけるアウトサイドミラー
装置１６の取付態様を示した側面図、第２図及び
第３図は従来のアウトサイドミラー装置の概略
図、第４図は本考案の一実施例を示す分解斜視
図、第５図は第４図の装置の固定状態を示す要部
断面図、第６図は第５図の固定状態からプロツプ
バー２６を取外す要領を示した要部断面図であ
る。 １６……アウトサイドミラー装置、２０……ミ
ラーステイ、２４……プロツプバー、３０……取
付金具、３４……嵌合孔、４２……スプリング。
装置１６の取付態様を示した側面図、第２図及び
第３図は従来のアウトサイドミラー装置の概略
図、第４図は本考案の一実施例を示す分解斜視
図、第５図は第４図の装置の固定状態を示す要部
断面図、第６図は第５図の固定状態からプロツプ
バー２６を取外す要領を示した要部断面図であ
る。 １６……アウトサイドミラー装置、２０……ミ
ラーステイ、２４……プロツプバー、３０……取
付金具、３４……嵌合孔、４２……スプリング。
Claims (1)
- 内方端部を車体に枢着されミラーを支持するミ
ラーステイ、上記ミラーステイ上に摺動可能に支
持され、かつ所望位置に固定し得るように装架さ
れた取付金具、内方端部を車体上に枢支され、か
つ外方端部を上記取付金具上の対応する嵌合孔内
に着脱自在に嵌装されるプロツプバー、及び上記
プロツプバー上に装架され、その先端が上記嵌合
孔から突出したプロツプバーの先端に弾性的に係
合するスプリングを具えたことを特徴とするアウ
トサイドミラー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1187784U JPS60124747U (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | アウトサイドミラ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1187784U JPS60124747U (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | アウトサイドミラ−装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60124747U JPS60124747U (ja) | 1985-08-22 |
| JPH0221322Y2 true JPH0221322Y2 (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=30494408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1187784U Granted JPS60124747U (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | アウトサイドミラ−装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60124747U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100842428B1 (ko) * | 2006-07-20 | 2008-07-01 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 건설중장비 부품 진동저감장치 |
-
1984
- 1984-01-30 JP JP1187784U patent/JPS60124747U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60124747U (ja) | 1985-08-22 |
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