JP3054004U - 自動車用ドアミラーの取付構造 - Google Patents
自動車用ドアミラーの取付構造Info
- Publication number
- JP3054004U JP3054004U JP1998003684U JP368498U JP3054004U JP 3054004 U JP3054004 U JP 3054004U JP 1998003684 U JP1998003684 U JP 1998003684U JP 368498 U JP368498 U JP 368498U JP 3054004 U JP3054004 U JP 3054004U
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- door mirror
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- vertical
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- casing
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワゴン車等の縦型ドアミラーをドライバーの
希望により横型ドアミラーに簡単に変換することがで
き、かつ乗用車の横型ドアミラーを駐車時のスペース等
を考慮して縦型ドアミラーに簡単に変換することを可能
とする。 【解決手段】 ドアミラーケーシング2の支持ボルト2
bが挿通される挿入孔11を有する円筒状のコンバート
部材10に挿入孔11と直交する方向にネジロッド12
を一体に設け、このコンバート部材10を介してドアミ
ラーケーシング2をブラケット3,ジョイント部材4
a,4b等の取付部に取り付けることにより、縦型ドア
ミラー1´を横型ドアミラー1に、また、横型ドアミラ
ー1を縦型ドアミラー1´に既存の取付部材を利用して
簡単に変換する。
希望により横型ドアミラーに簡単に変換することがで
き、かつ乗用車の横型ドアミラーを駐車時のスペース等
を考慮して縦型ドアミラーに簡単に変換することを可能
とする。 【解決手段】 ドアミラーケーシング2の支持ボルト2
bが挿通される挿入孔11を有する円筒状のコンバート
部材10に挿入孔11と直交する方向にネジロッド12
を一体に設け、このコンバート部材10を介してドアミ
ラーケーシング2をブラケット3,ジョイント部材4
a,4b等の取付部に取り付けることにより、縦型ドア
ミラー1´を横型ドアミラー1に、また、横型ドアミラ
ー1を縦型ドアミラー1´に既存の取付部材を利用して
簡単に変換する。
Description
【0001】
この考案は、自動車用ドアミラーの取付構造に関するもので、特に、縦型ドア ミラーと横型ドアミラーとの変換を簡単に行なえるようにした自動車用ドアミラ ーの取付構造に関する。
【0002】
通常、自動車には、運転時の後方視界の確認のためにフェンダーミラーが採用 されていたが、近時は乗用車,ワゴン車,ライトバン等においても、ドライバー の至近位置にあるドアに装着するドアミラーが多く採用されている。
【0003】 このドアミラーは、乗用車では図3に示すように横型ドアミラー1が主流であ り、ワゴン車,ライトバン等においては、図4に示すように縦型ドアミラー1´ が多く使用されている。
【0004】 ワゴン車,ライトバン等に使用される縦型ドアミラー1´の構成について図5 を基に説明すると、ミラー2aを装着したドアミラーケーシング2には下方向に 突出する支持ボルト2bが設けられており、ドアアウターパネルの肩部に固着さ れるブラケット3の椀状の取付部3aの上下に椀状に形成されたジョイント部材 4a,4bを重ね合わせて、これらブラケット3の取付部3a及び上下のジョイ ント部材4a,4bの中央に開設されている取付孔に支持ボルト2bを挿入して 、コイルスプリング5を介して締付ナット6を締め付けることによりドアミラー ケーシング2を回動可能に適度な回動トルク力をもって支持するという構成であ り、これらブラケット3等の取付部分を覆うために、カバー7が装着されている 。
【0005】
このように、乗用車等においては、横型ドアミラー1が通常装備され、ワゴン 車,ライトバン等にあっては縦型ドアミラー1´が通常装備されているため、横 型ドアミラー1の使用に慣れたドライバーでは、縦型ドアミラー1´の使用に不 便を感じることが多く、後方視界を有効に確認して安全走行を行なうという点に おいて必ずしも満足のいくものではなかった。
【0006】 また、乗用車等に通常装備される横型ドアミラー1においても、横型ドアミラ ー1が左右に出っ張るため、駐車スペースに制約を受ける場合等は、駐車場への 出入りの際に左右のドアミラー1を車体側に倒し込む必要があり、駐車スペース 等の関係で乗用車においても突出寸法の少ない縦型ドアミラー1´が望ましい場 合も考えられる。
【0007】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、ワゴン車,ライトバン 等に通常装備されている縦型ドアミラーを簡単な作業で横型ドアミラーに変換で きるとともに、乗用車等の横型ドアミラーを縦型ドアミラーに変換できるように した自動車用ドアミラーの取付構造を提供することを目的としている。
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、ドアアウターパネルに固 着されるブラケットに、ジョイント部を介して角度調整可能に取り付けられる自 動車用ドアミラーの取付構造において、ドアミラーケーシングの支持ボルトを収 容する挿入孔を有し、この挿入孔と直交する方向に延びるネジロッドを一体に設 けたコンバート部材を使用し、ドアミラーケーシングの支持ボルトを水平方向に 向けてコンバート部材の挿入孔に収容固着するとともに、コンバート部材のネジ ロッドを鉛直下方向に規制し、このネジロッドをジョイント部を介してブラケッ トで回動可能に支持することを特徴とする。
【0009】 また、請求項2記載の考案は、前記ドアミラーケーシングは縦型ドアミラーケ ーシングであり、上記コンバート部材を介して左右を交換した横型ドアミラーに 適用したことを特徴とする。
【0010】 更に請求項3記載の考案は、前記ドアミラーケーシングは横型ドアミラーケー シングであり、上記コンバート部材を介して左右を交換した縦型ドアミラーに適 用したことを特徴とする。
【0011】 以上の構成から明らかなように、ワゴン車,ライトバン等に通常装備されてい る縦型ドアミラーを横型ドアミラーに変換するには、左右側のミラーを交換、す なわち助手席側に通常装備されている縦型ドアミラーを運転席側の横型ドアミラ ー、また、運転席側縦型ドアミラーを助手席側横型ドアミラーに交換し、ドアミ ラーケーシングを90゜回転させて支持ボルトが車室内側に向くように水平方向 に位置させて、この支持ボルトをコンバート部材の挿入孔内に挿通させた後、ナ ット等により締付固着してドアミラーケーシングとコンバート部材とを一体化し 、このコンバート部材から鉛直下方に延びるネジロッドをジョイント部を介して 車体側に固着されるブラケットに締付ボルトで締付固定すれば、縦型タイプのド アミラーを横型タイプのドアミラーに簡単に変換することが可能となる。
【0012】
以下、本考案に係る自動車用ドアミラーの取付構造の実施形態について、添付 図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】 図1は本考案に係る自動車用ドアミラーの取付構造の一実施形態に使用する各 部材の分解斜視図であり、図2は運転席側の縦型ドアミラーを助手席側の横型ド アミラーに変換した取付後の状態を示す外観図である。
【0014】 図1において、ドアミラー本体としては、図5に示す縦型ドアミラー1´のド アミラーケーシング2を使用し、取付構造についても図5に示す各部材を準用す る。すなわち、ドアミラー取付部としては、ドアアウターパネルの肩部にネジ止 め固定されるブラケット3、その上下に位置する椀状のジョイント部材4a,4 b、コイルスプリング5、締付ナット6を使用する。
【0015】 ところで、本考案は、縦型のドアミラーケーシング2を横型に使用するのを可 能としたもので、図1では、運転席側の縦型ドアミラー1´のドアミラーケーシ ング2を助手席側の横型ドアミラーに変換するというものであり、ドアミラーケ ーシング2の支持ボルト2bは車内側、すなわち横方向に向くように水平状に位 置決めされ、このドアミラーケーシング2をコンバート部材10を介することに より横型仕様に変換したことが特徴である。
【0016】 上記コンバート部材10は、円筒状の樹脂成形体からなり、ドアミラーケーシ ング2の支持ボルト2bを挿入する挿入孔11が設けられており、この挿入孔1 1と直交する方向に向けてコンバート部材10の外周面にネジロッド12が突設 形成されている。
【0017】 このコンバート部材10を使用して、縦型ドアミラー1´のドアミラーケーシ ング2を横型タイプに変換する作業手順について説明すると、まず、運転席側に 設置された縦型のドアミラー1´を分解する手順としては、図5に示すように、 ドアアウターパネルからカバー7を取り外した後、ブラケット3のボルトを緩め 、外して、ドアミラーケーシング2とブラケット3を車体から取り外し、締付ナ ット6を緩め、外すことにより、ブラケット3,ジョイント部材4a,4b,コ イルスプリング5を取り外す。
【0018】 次に、縦型のドアミラーケーシング2を横型ドアミラーとして車体側に取り付 けるには、図1に示すように、ドアミラーケーシング2を横方向に向けて、支持 ボルト2bを水平状に位置させてコンバート部材10の挿入孔11内に挿通させ 、ナット13により締め付けた後、ナット13の挿入口をカバー14により閉蓋 する。
【0019】 このとき、コンバート部材10に一体化されているネジロッド12が鉛直下方 に向くように位置決めし、ブラケット3の腕状取付部3aの上下にジョイント4 a,4bを重ね合わせて各取付孔にこのネジロッド12を挿入した後、コイルス プリング5を介して締付ナット6を締付固定する。その後、ブラケット3の取付 孔3bに図示しないネジによりドアアウターパネルPの肩部に締付固定してこの 取付部をカバー7で覆うことにより図2に示すようにワゴン車等に通常装備され ている縦型ドアミラー1´を横型ドアミラー1´に簡単に変換することができる 。
【0020】 以上のように、運転席側に装備された縦型ドアミラー1´を助手席側の横型ド アミラー1に変換する作業について説明したが、同様の手順で助手席側の縦型ド アミラー1´もコンバート部材10を介して運転席側の横型ドアミラー1に変換 すれば良い。
【0021】 尚、以上説明した実施形態は縦型装備されたドアミラーを横型に変換する構造 について説明したが、駐車場の収容スペース等の問題で横型ドアミラー1を含め た車幅寸法に制約を受ける場合には、横型に通常装備されたドアミラーを上述し たコンバート部材10を介して縦型ドアミラー1´に変換することもでき、本考 案の特徴は、縦型ドアミラー1´をコンバート部材10を介して横型ドアミラー 1に変換すること、また、この逆に横型ドアミラー1をコンバート部材10を介 して縦型ドアミラー1´に変換するいずれの場合にも適用できる。
【0022】
以上説明した通り、本考案による自動車用ドアミラーの取付構造によれば、コ ンバート部材を利用して、縦型に通常装備されたドアミラーを横型に既存の取付 部材を利用して簡単に変換することができるため、縦型装備が多いワゴン車,ラ イトバン等にあっても使いやすい横型ドアミラーに簡単に変換でき、後方視界が 確認しやすく、安全走行に大きく貢献できるという効果を有する。
【0023】 更に、本考案による自動車用ドアミラーの取付構造によれば、横型ドアミラー として通常装備されているものについてもコンバート部材を介して縦型ドアミラ ーに簡単に変換できるというものであるから、例えば、駐車場スペース等に制約 を受ける場合、横型ドアミラーをコンバート部材を介して簡単に縦型ドアミラー に変換することができるため、駐車場等のスペースに有効に対応して車幅スペー ス等を短縮でき、駐車場への出入りの際にドアミラーの倒し込み作業もなくなる 等、使い勝手を高めることができるという効果を有する。
【図1】本考案に係る自動車用ドアミラーの取付構造の
一実施形態を示す分解斜視図。
一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】図1に示す自動車用ドアミラーの外観図を示す
もので、運転席側の縦型ドアミラーを助手席側の横型ド
アミラーに変換した状態を示す外観図。
もので、運転席側の縦型ドアミラーを助手席側の横型ド
アミラーに変換した状態を示す外観図。
【図3】乗用車に設置される横型ドアミラーを示す外観
図。
図。
【図4】ワゴン車等に装備される縦型ドアミラーを示す
外観図。
外観図。
【図5】図4に示す縦型ドアミラーの取付部の構造を示
す分解斜視図。
す分解斜視図。
1 横型ドアミラー 1´ 縦型ドアミラー 2 ドアミラーケーシング 2a ミラー 2b 支持ボルト 3 ブラケット 3a 腕状取付部 3b 取付孔 4a,4b ジョイント部材 5 コイルスプリング 6 締付ナット 7 カバー 10 コンバート部材 11 挿入孔 12 ネジロッド 13 ナット 14 カバー
Claims (3)
- 【請求項1】 ドアアウターパネルに固着されるブラケ
ットに、ジョイント部を介して角度調整可能に取り付け
られる自動車用ドアミラーの取付構造において、 ドアミラーケーシングの支持ボルトを収容する挿入孔を
有し、この挿入孔と直交する方向に延びるネジロッドを
一体に設けたコンバート部材を使用し、ドアミラーケー
シングの支持ボルトを水平方向に向けてコンバート部材
の挿入孔に収容固着するとともに、コンバート部材のネ
ジロッドを鉛直下方向に規制し、このネジロッドをジョ
イント部を介してブラケットで回動可能に支持すること
を特徴とする自動車用ドアミラーの取付構造。 - 【請求項2】 前記ドアミラーケーシングは縦型ドアミ
ラーケーシングであり、上記コンバート部材を介して左
右を交換した横型ドアミラーに適用したことを特徴とす
る請求項1記載の自動車用ドアミラーの取付構造。 - 【請求項3】 前記ドアミラーケーシングは横型ドアミ
ラーケーシングであり、上記コンバート部材を介して左
右を交換した縦型ドアミラーに適用したことを特徴とす
る請求項1記載の自動車用ドアミラーの取付構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998003684U JP3054004U (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 自動車用ドアミラーの取付構造 |
US29/132,044 USRE37909E1 (en) | 1998-02-13 | 2000-08-14 | Electronic keyboard musical instrument |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998003684U JP3054004U (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 自動車用ドアミラーの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3054004U true JP3054004U (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=43188061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998003684U Expired - Lifetime JP3054004U (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 自動車用ドアミラーの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3054004U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012061909A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Yupiteru Corp | 車載用電子機器のスタンド装置 |
-
1998
- 1998-02-13 JP JP1998003684U patent/JP3054004U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012061909A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Yupiteru Corp | 車載用電子機器のスタンド装置 |
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