JPH02212910A - システム運用中におけるハードウェア構成変更方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンピュータシステム（以下、システムという
）のハードウェア構成の変更方式に関し、特にシステム
運用中における動的なシステムのハードウェア構成の変
更（本発明では周辺装置に係るハードウェア構成の変更
を対象とする）を行うシステム運用中におけるハードウ
ェア構成変更方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、システムのハードウェア構成（システムに組み込
まれる周辺装置に係るハードウェア構成等）を変更する
場合には、そのシステムの運用を一旦停止させて必要な
ハードウェア構成情報を再登録しなければならなかった
。

したがって、システム運用中にシステム内の周辺装置が
故障した場合には、そのシステムを停止させて周辺装置
の交換を行う必要があった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のハードウェア構成の変更方式では、シス
テムのハードウェア構成を変更する場合には必要なハー
ドウェア構成情報を再登録しなければならないので、そ
のシステムの運用を一旦停止させなければならないとい
う欠点がある。

また、−変還用を開始したら一定期間停止することがで
きないシステムにおいては、周辺装置が故障した際にそ
の周辺装置を交換したい場合でもシステムを停止するこ
とができないので、その周辺装置の交換ができないとい
う欠点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、システム連用中に（
システムの運用を停止させることなく）周ｉ２２装置に
係るハードウェア構成を動的に変更することができるハ
ードウェア構成の変更方式（システム運用中におけるハ
ードウェア構成変更方式）を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕 本発明のシステム運用中におけるハードウェア構成変更
方式は、システム運用中に周辺装置をシステムに物理的
に組み込みその周辺装置の初期化処理を行うハードウェ
ア初期化手段と、このハードウェア初期化手段によりシ
ステムに物理的に組み込まれた周辺装置に対応する装置
ドライバをシステムに組み込む装置ドライバ紡速み手段
と、前記ハードウェア初期化手段によりシステムに物理
的に組み込まれた周辺装置を論理的に使用可能な状態に
するハードウェア論理的組込み手段と、前記ハードウェ
ア初期化手段によりシステムに物理的に組み込まれて前
記ハードウェア論理的組込み手段により論理的に使用可
能な状態にされている周辺装置を論理的に使用不可能な
状態にするハードウェア論理的切離し手段とを有する。

〔作用） 本発明のシステム運用中におけるハードウェア構成変更
方式では、ハードウェア初期化手段がシステム運用中に
周辺装置をシステムに物理的に絹み込みその周辺装置の
初期化処理をｆテい、装置ドライバ組込み手段がハード
ウェア初期化手段によりシステムに物理的に組み込まれ
た周辺装置に対応するＷ宜ドライバをシステムに組み込
み、ハードウェア論理的組込み手段がハードウェア初期
化手段によりシステムに物理的に組み込まれた周辺装置
を論理的に使用可能な状態にし、ハードウェア論理的切
離し手段がハードウェア初期化手段によりシステムに物
理的に組み込まれてハードウェア論理的組込み手段によ
り論理的に使用可能な状態にされている周辺装置を論理
的に使用不可、能な状態にする。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明のシステム運用中におけるハードウェ
ア構成変更方式の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。本実施例のシステム運用中におけるハードウェア構
成変更方式は、本実施例が適用されるシステム（このシ
ステムは、−変還用を開始したら一定時間停止すること
ができないシステムである。以下、本システムという）
の運用開始時に本システムに接続されている（紐み込ま
れている）磁気ディスク装置１と、本システムの連用開
始時に本システムに接続されており本システムの制御等
を行うオペレータ端末装置２と、本システムの運用開始
時には本システムに接続されていない（＆ＩＩみ込まれ
ていない）が接続（組込み）が予定されている磁気テー
プ装置３と、本システムにおける主制御装置であるコン
ピュータ八とを含んで構成されている。

コンビエータＡは、ハードウェア論理的組込み手段ＡＩ
と、ハードウェア論理的切離し手段Ａ２と、ハードウェ
ア初期化手段Ａ３と、装置ドライバ組込み手段Ａ４と、
主記憶装置Ａ５とを含んで構成されている。

主記憶装置Ａ５は、磁気ディスク装置１を制？■するソ
フトウェア（装置ドライバ）である磁気ディスク装置ド
ライバＤ１と、オペレータ端末Ｈ１２を制御するソフト
ウェアであるオペレータ端末装置ドライバＤ２と、磁気
テープ装置３を制御するソフトウェアである磁気テープ
装置ドライバＤ３　（本システムの運用開始時には存在
しない）と、磁気ディスク装置ドライバＤＩにより使用
される磁気ディスク装置制御テーブルＴＩと、オペレー
タ端末装置ドライバＤ２により使用されるオペレータ端
末袋！制御テーブルＴ２と、磁気テープ装置ドライバＤ
３により使用される磁気テープ装置制御テーブルＴ３（
本システムの運用開始時には存在しない）とを含んで構
成されている。

磁気ディスク装置制御テーブルＴＩ、オペレータ端末装
置制御テーブルＴ２および磁気テープ装置制御テーブル
Ｔ３は、それぞれ磁気ディスク装置ｌ、オペレータ端末
装置２および磁気テープ装置３の論理的な使用可能状態
を示す装置使用可能フラグを存している。

第２図を参照すると、本システムの運用中における本実
施例による新たな周辺装置の本システムへの組込み手順
は、周辺装置物理的接続ステップ２１と、装置ドライバ
組込みステップ２２と、周辺装置初期化ステップ２３と
、周辺装置論理的組込みステップ２４とからなる。

第３図を参照すると、本システムの運用中に周辺装置が
故障した際の本実施例による周辺装置の交換手順は、周
辺装置論理的切離しステップ３１と、周辺装置交換ステ
ップ３２と、周辺装置初期化ステップ３３と、周辺装置
論理的組込みステップ３４とからなる。

次に、このように構成された本実施例のシステム運用中
におけるハードウェア構成変更方式の動作について説明
する。

最初に、本システムの運用を開始する場合のシステム生
成手順を説明する。

本システムのシステム生成が行われる場合には、あらか
じめ本システムに接続されている周辺装置である磁気デ
ィスク装置１およびオペレータ端末装置２を本システム
に論理的に組み込む処理が行われる。

すなわち、まずコンピュータＡ内の装置ドライバ組込み
手段Ａ４により、磁気ディスク装置ｌおよびオペレータ
端末装置２を制御するための磁気ディスク装置ドライバ
Ｄ１およびオペレータ端末装置ドライバＤ２が主記憶装
置Δ５上にロードされ、磁気ディスク装置ドライバＤ１
およびオペレタ端宋装夏ドライバＤ２に対応する磁気デ
ィスク装置制御テーブルＴＩおよびオペレータ端末装置
制御テーブルＴ２が上記憶装置Ａ５上に作成される。

次に、ハードウェア初期化手段Ａ３により、磁気ディス
ク装置ｌおよびオペレータ端末袋Ｗｔ２に対して初期化
処理（磁気ディスク装置１と磁気ディスク装置ドライバ
ＤＩとの対応付けおよびオペレータ端末装置２とオペレ
ータ端末装置ドライバＤ２との対応付けを行う処理等）
が行われる。

その後、ハードウェア論理的組込み手段Ａ１により、磁
気ディスク装置ｉおよびオペレータ端末装置２に対応す
る磁気ディスク装置制御テーブルＴＩおよびオペレータ
端末装置制御ｌｌテーブル下２上の情報が操作されて（
第１図に示すように、装置使用可能フラグにｒｌＪがセ
ントされる）磁気ディスク装置１およびオペレータ端末
袋「２が論理的に使用可能状態にされる（本システムに
論理的に組み込まれる）。

これにより、磁気ディスク装置１およびオペレータ端末
２は本システムの運用開始時に直ちに使用可能となる（
磁気ディスク装置制御テーブルＴ１およびオペレータ端
末装置制御テーブルＴ２上の装置使用可能フラグにセッ
トされている「ｌ」を磁気ディスク装置ドライバＤ１お
よびオペレータ端末装置ドライバＤ２が認識することに
基づいて使用可能となる）。

続いて、本システムの運用中における磁気テープ装置３
　（新たな周辺装置）の本システムへの組込み手順を説
明する（第２図参照）。

まず、コンピュータＡ内のハードウェア初期化手段Ａ３
により、磁気テープ装置３が物理的にシステムに接続さ
れる（＆ｌＩみ込まれる）　（ステップ２Ｉ）。

ステップ２１の処理だけでは磁気テープ装置３を使用で
きる状態にはできないので、装置ドライバ組込み手段Ａ
４により、磁気テープ装置３を制御するための磁気テー
プ装置ドライバＤ３が主記憶装置Ａ５上にロードされ、
磁気テープ装置ドライバＤ３に対応する磁気テープ装置
制ｊｎテーブルＴ３が主記憶装ＷＡＳ上に作成される（
ステップ２２）。

次に、ハードウェア初期化手段Ａ３により、磁気テープ
装置３に対して初期化処理（磁気テープ装置３と磁気テ
ープ装置ドライバＤ３との対応付けを行う処理等）が行
われる（第１図中のハードウェア初期化手段Ａ３から磁
気テープ装置３への矢線はこの処理を示している）（ス
テップ２３）。

その後、ハードウェア論理的組込み手段ＡＩにより、磁
気テープ装２３に対応する磁気テープ装置制御テーブル
下３上の装置使用可能フラグに「１」がセットされて磁
気テープ装置３が論理的に使用可能状態にされる（本シ
ステムに論理的に組み込まれる）。

これにより、磁気テープ’ＸｚｌドライバＤ３が磁気テ
ープ装置３を制御することができるようになり（磁気テ
ープ装置制御テーブル下３上の装置使用可能フラグにセ
ットされているｒｌＪの磁気テープ装置ドライバＤ３に
よる認識に基づいている）、磁気テープ装置３が本シス
テムで使用可能となる。

長期間にわたって本システムを運用していると各種の周
辺装置に故障が発生する場合がある。最後に、その場合
の周辺装置の交換手順を説明する（ここでは、磁気テー
プ装置３に故障が発生した場合を考えて磁気テープ装置
３の交換手順を説明する）（第３図参照）。

まず、故障した磁気テープ装置３が論理的に使用不可能
となるように、コンピュータＡ内のハードウェア論理的
切離し手段Ａ２により、磁気テープ装置制御テーブル下
３上でその磁気テープ装置３を論理的に使用不可能状態
にする処理が行われる（第１図に示すように、磁気テー
プ装置制御テーブル下３上の装置使用可能フラグに「０
」がセットされる）、これにより、その磁気テープ装置
３が本システムから論理的に切り離される（ステップ３
１）。

次に、その磁気テープ装置３が物理的に本システムから
切り離され、新しい同種の磁気テープ装置３または故障
箇所が修理された同一の磁気テープ装置３が再び物理的
に本システムに組み込まれる（磁気テープ装置３の交換
が行われる）（ステップ３２）。

さらに、上述の周辺装置の組込み手［（第２図参照）に
おける場合と同様に、ハードウェア初期化手段Ａ３によ
り、磁気テープ装置３（新しい同種の磁気テープ装置３
または修理された同一の磁気テープ装置、３）の初期化
処理が行われる（ステップ３３）、・・ その後、ハードウェア論理的組込み手段へ１により、磁
気テープ装置制御テーブルＴ３」この装置使用可能フラ
グに「１」がセットされて、この磁気テープ装置３が論
理的に使用可能状態にされる（ステップ３４）。

ここで、磁気テープ装置ドライバＤ３はすでに主記憶装
置Ａ５上にロードされており磁気テープ装置制御テーブ
ルＴ３も主記憶装置Ａ５上に作成されているので、装置
ドライバ組込み手段Ａ４による処理は不要であり、上述
のステップ３４の処理が終了することで故障が発生した
磁気テープ装置３の交換処理は完了する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、ハードウェア初期化手段
、装置ｔ′ライバ組込み手段、ハードウェア論理的組込
み手段およびハードウェア論理的切離し手段を設けるこ
とにより、システム運用中に（システムの運用を停止さ
せることなく）周辺装置に係るハードウェア構成を動的
に変更することができるという効果がある。

したがって、−変還用を開始したら一定期間停止するこ
とができないシステムにおいて周辺装置が故障した際に
その周辺装置を交換したい場合にも、そのシステムを停
止することなくその周辺装置の交換を行うことができる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第２図は第１図に示すシステム運用中におけるハードウ
ェア構成変更方式によるシステム運用中の周辺装置の組
込み手順を示す流れ図、第３図は第１図に示すシステム
運用中におけるハードウェア構成変更方式によるシステ
ム運用中の周辺装置の交換手順を示す流れ図である。 図において、 ｌ・・・磁気ディスク装置、 ２・・・オペレータ端末ｒ装置、 ３・・・磁気テープ装置、 Ａ・・・コンピュータ、 Ａ１・・ハードウェア論理的組込み手段、Ａ２・・ハー
ドウェア論理的切離し手段、Ａ３・・ハードウェア初期
化手段、 Ａ４・・装置ドライバ組込み手段、 Ａ５・・主記憶装置、 Ｄｌ・・磁気ディスク装置ドライバ、 Ｄ２・・オペレータ端末装置ドライバ、Ｄ３・・磁気テ
ープ装置ドライバ、 Ｔ１・・磁気ディスク装置制御テーブル、Ｔ２・・オペ
レータ端末装置制御テーブル、Ｔ３・・磁気テープ装置
制御テーブルである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 システム運用中に周辺装置をシステムに物理的に組み込
   みその周辺装置の初期化処理を行うハードウェア初期化
   手段と、 このハードウェア初期化手段によりシステムに物理的に
   組み込まれた周辺装置に対応する装置ドライバをシステ
   ムに組み込む装置ドライバ組込み手段と、 前記ハードウェア初期化手段によりシステムに物理的に
   組み込まれた周辺装置を論理的に使用可能な状態にする
   ハードウェア論理的組込み手段と、前記ハードウェア初
   期化手段によりシステムに物理的に組み込まれて前記ハ
   ードウェア論理的組込み手段により論理的に使用可能な
   状態にされている周辺装置を論理的に使用不可能な状態
   にするハードウェア論理的切離し手段と を有することを特徴とするシステム運用中におけるハー
   ドウェア構成変更方式。