JPH02209002A

JPH02209002A - アンテナ装置

Info

Publication number: JPH02209002A
Application number: JP1030219A
Authority: JP
Inventors: Hisashi Abe; 阿部　久
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1989-02-09
Filing date: 1989-02-09
Publication date: 1990-08-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、マイクロストリップアンテナに関するもの
で、更に詳しく言えば、２周波数帯を共用する放射素子
に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図（５１）、　（ｂ）は１例えば昭和５７年度電子
通信学会総合全国大会６４３に公報された従来の２周波
数帯を共用するアンテナ装置を示す平面図及び断面口で
あ）０図にお−て、（１）は地板、（２ｃ）は円環状の
金属板、（２ｄ）は円形状の金属板、　（４ａ）、（４
ｂ）は同軸コネクタ、（７）は地板（１）と円環状の金
属板（２ｃ）とを短絡する円環状の導体である。

次に動作につ−て説明する。第５図において。

同軸コネクタ（４ａ）から給電される周波数ｆ１　の電
波は地板（１）と円環状の金属板（２Ｃ）との間に電界
を励起し、電波は地板（１）面の法線方向に放射される
。

また、同軸コネクタ（４ｂ）から給電される周波数ｆ２
の電波は０円形状の金属板（２ｄ）と円環状の金属板（
２ｃ）との間に電界を励起し、電波は円形状の金属板（
２ｄ）面の法線方向に放射される。ここに周波数ｆ２は
周波数ｆ１　　よシ高いものである。

このように、従来のアンテナ装置にお−ては。

地板（１）上に円環状の金属板（２Ｃ）と円形状の金属
板（２ｄや２つの導体を配置し、２つの同軸コネクタＣ
４ｍ＞＊　Ｃ４ｂ）を備えることによ９．２周波数帯を
共用可能とし、地板（１）の法線方向に電波を放射する
ものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のように、従来のアンテナ装置は以上のように構成
されているので、同軸コネクタ（４ａ）。

（４ｂ）から給電される電波は主に地板口）面の法線方
向に放射されるため、地板（１）と平行な面内の方向へ
放射される電界強度は低く地板（１）面と同一面内方向
では通信を行えない等の問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、地板の面と平行な面内に電波を放射できると
ともに、２周波数帯以上の多周波帯を共用できるアンテ
ナ装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るアンテナ装置は、地板上方に所定の距離
を保って２個の任意形状の金属板を配置し、地板上方に
配置した金属板の対向する両端を導体によシ地板と短絡
し、ｉた上記金属板上方に配置される金属板の対向する
両端を導体によシ上記金属板に短絡し、一方の同軸コネ
クタの内導体。

外導体をそれぞれ、地板上方に配置した金属板。

地板に導通させ、他方の同軸コネクタの内導体。

外導体をそれぞれ、上記金属板上方に配置した金属板な
らびに上記金属板に導通させて構成したものである。

〔作用〕

この発明におけるアンテナ装置においては、同軸コネク
タから給電された電波によシ、地板と地板上方に配置さ
れる金属板との間に電界が励起され、金属板の周囲と地
板との間からループアンテナと同じ指向性が得られるも
のである。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図について説明する。

第１図（ａ）、　（ｂ）において、　（１）は地板、（
２ａ）　、（２ｂ）は地板上方の所定の位置に配置する
金属板、（）は金属板（５ａ）、　（３ｂ）の対向する
両端を地板（１）、金属板（２ａ）に短絡する導体、（
４ａ）、　（４ｂ）は同軸コネクタである。

上記のように構成されたアンテナ装置の動作につりで説
明する。同軸コネクタ（４ａ）から給電される周波数ｆ
１　の電波は地板（１）と第１の金属板（２ａ）との間
に電界を励起し、地板（１）と第１の金属板（２ａ）と
の間から、第１の金属板（２ａ）の周囲を全長とするル
ープアンテナと同じ指向性パターンが放射される。また
、同軸コネクタ（４ｂ）から給電される周波数ｆ２の電
波は第１の金属板（２ｍ）を地板とし、第２の金属板（
２ｂ）との間に電界を励起し、第２の金属板（２ｂ）の
周囲を全長とするループアンテすと同じ指向性パターン
が放射される。周知のように、ループアンテナの指向性
パターンは、ループアンテナの直径りを例えばｚＤ／λ
＝　ｏ、　ｅ　（ここに、λは波長）に選ぶことによシ
、ループアンテナが配置される面内に最大の放射を生じ
させ、配置される面と直交する方向にはほとんど放射を
なくすことができる。

従って、この発明によるアンテナ装置においては、地板
（１）と同一面内に電波を放射することができ、かつ１
周波数ｆ１　、　ｔ２の２周波数帯共用アンテナとして
も用いることができるものである。

次に第２図（ａ）、　（ｂ）に示すように、地板（１）
と第１の金属板（２ａ）並びに第１の金属板（２ａ）と
第２の金属板（２ｂ）との間に誘電体（５）を配置した
場合について説明する。

−ｆｆＫマイクロストリップアンテナの共振周波数ｆｒ
は、地板上に配置される誘電体の誘電率をｇｒｅＲ電体
上に配置される導体板の直径をＤとすれば１次式で表わ
される。

従って１例えばεｒ＝２．３　　の誘電体を用いればア
ンテナの径は約０．６６　倍に小型化することができる
という効果がある。

次に、第３図（ａ）、　（ｂ）に示すように、第１の地
板（１ａ）と第１の金属板（２ａ）と誘電体（５）、第
２の地板（１ｂ）と第２の金属板（２ｂ）と誘電体（５
）とを一体とした積層板によ多構成し、第１の金属板（
２ａ）、第２の金属板（２ｂ）の対向する両端をスルー
ホールメッキ（６）にて、第１の地板（１ａ）並びに第
２の地板（１ｂ）と短絡して構成した場合について説明
する。この場合、誘電体の両面に、金属箔を接着した積
層板を用いて所定の寸法に加工した。第１の地板（１ａ
）と第１の金属板（２ａ）と誘電体（５）とを一体とし
た第１の積層板と、第２の地板（１ｂ）と第２の金属板
（２ｂ）と誘電体（５）とを一体とした第２の積層板に
おいて、第１の金属板（２ａ）の対向する両端を複数個
のスルーホールメッキ（６）にて第１の地板（１ａ）と
短絡し、また、ｔ４２の金属板（２ｂ）の対向する両端
を複数個のスルーホールメッキ（６）にて第２の地板（
１ｂ）に短絡する。同軸コネクタ（４ａ）の外導体を第
１の地板（１ａ）と、同軸コネクタ（４ａ）の内導体と
第１の金属板（２ａ）と、ｔた同軸コネクタ（４ｂ）の
外導体を第２の地板（１ｂ）と、同軸コネクタ（４ｂ）
の内導体を第２の金属板（２ｂ）とに導通させて構成す
る。

このようにアンテナを構成することにより１組立として
は、同軸コネクタ（４ａ）　、（４ｂ）を第１．第２の
地板（１ａ）、（Ｉｂ）と、第１．第２の金属板（２ａ
）　。

（２ｂ）に導通させることだけになシ０作業が非常に容
易に行えるという効果がある。

次に、第４図（ａ）、　（ｂ）に示すように、給電コネ
クタとして２重同軸で構成する場合について説明する。

給電コネクタは、同軸コネクタ（４ｂ）の外導体の外側
に同軸コネクタ（４ａ）の内導体を配置して構成する同
軸コネクタ（４ａ）の外導体を地板（１）と、同軸コネ
クタ（４ａ）の内導体を第１の金属板（２ａ）と、同軸
コネクタ（４ｂ）の外導体を第１の金属板（２ａ）と。

同軸コネクタ（４ｂ）の内導体を第２の金属板（２ｂ）
と導通させてアンテナを構成する。

このように給電コネクタを２重同軸で構成することによ
シ、同軸コネクタ（４ａ）　、（４ｂ）と第１の金属板
（２ａ）、第２の金属板（２ｂ）との導通を取ることが
容易となり、まだ同軸コネクタ（ａａ）　、　（’ｂ）
が並列して配列されることによ）、スペースファクタが
良いという効果がある。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、地板の上方に第１の
金属板、第２の金属板を配置し、第１．第２の金属板の
対向する両端をそれぞれ、地板、第１の金属板と短絡し
、第１のコネクタの内、外導体をそれぞれ第１の金属板
、地板とに導通させ。

第２のコネクタの内、外導体をそれぞれ第２の金属板、
第１の金属板と導通させるように構成したので、地板の
面と平行な方向に電波を放射することができ、２周波数
帯共用アンテナとして用いることができるとともに、容
易に装置が得られると−う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（り、　（ｂ）、第２図（ａ）、　（ｂ）、第３
図（ａ）、　（ｂ）　。第４図（ａ）、　（ｂ）はこの発明の一実施例を示す平
面図及び断面図、第５図（ａ）、　（ｂ）は従来のアン
テナ装置を示す平面図及び断面図である。図にお−で、
　（１）。（１ａ）、　（１ｂ）は地板、　　（２ａ）　、　（２
ｂ）は金属板、　（２ｃ）は円環状の金属板、（Ｚｄ）
は円形状の金属板、　　（３ａ）。（３ｂ）は導体、　　（４ｍ）　、（４ｂ）は同軸コネ
クタ、（５）は誘電体、（６）はスルーホールメッキ、
（７）は円筒状の導体である。なお１図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）地板と地板の上方に所定の距離を保つて配置する
第１、第２の金属板および第１、第２の同軸コネクタと
を備え、第１、第２の金属板の対向する両端をそれぞれ
地板、第１の金属板と短絡し、第１の同軸コネクタの内
、外導体をそれぞれ第１の金属板、地板とに導通させ、
第２の同軸コネクタの内、外導体をそれぞれ第２の金属
板、第１の金属板とに導通させることにより構成したこ
とを特徴とするアンテナ装置。
（２）地板と地板の上方に所定の距離を保つて配置する
第１、第２の金属板、地板と第１の金属板、第１の金属
板と第２の金属板の間に装荷する誘電体及び第１、第２
の同軸コネクタとを備え、第１、第２の金属板の対向す
る両端をそれぞれ地板、第１の金属板と短絡し、第１の
同軸コネクタの内、外導体をそれぞれ第１の金属板、地
板とに導通させ、第２の同軸コネクタの内、外導体をそ
れぞれ第２の金属板、第１の金属板とに導通させること
により構成したことを特徴とするアンテナ装置。
（３）所定の厚さの誘電体の両面に金属箔を接着した積
層板を所定の寸法に加工した第１の地板と第１の金属板
を構成する第１の積層板と、第２の地板と第２の金属板
を構成する第２の積層板および第１、第２の同軸コネク
タとを備え、第１、第２の金属板の対向する両端をスル
ーホールメッキにて第１の地板、第２の地板と短絡し、
第１の同軸コネクタの内、外導体をそれぞれ第１の積層
板の第１の金属板、第１の地板とに導通させ、第２の同
軸コネクタの内、外導体をそれぞれ第２の金属板、第２
の地板とに導通させることにより構成したことを特徴と
するアンテナ装置。
（４）地板と地板の上方に所定の距離を保つて配置する
第１、第２の金属板および第１の同軸コネクタの内導体
の内側に第２の同軸コネクタの外導体を配置する２重同
軸コネクタとを備え、第１、第２の金属板の対向する両
端をそれぞれ地板、第１の金属板と短絡し、第１の同軸
コネクタの内、外導体をそれぞれ第１の金属板、地板と
に導通させ、第２の同軸コネクタの内、外導体をそれぞ
れ第２の金属板、第１の金属板とに導通させることによ
り構成したことを特徴とするアンテナ装置。