JPH02205850A - ポジ型フォトレジスト組成物 - Google Patents

ポジ型フォトレジスト組成物

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JPH02205850A
JPH02205850A JP2476489A JP2476489A JPH02205850A JP H02205850 A JPH02205850 A JP H02205850A JP 2476489 A JP2476489 A JP 2476489A JP 2476489 A JP2476489 A JP 2476489A JP H02205850 A JPH02205850 A JP H02205850A
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JP
Japan
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group
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formulas
formula
quinonediazide
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Application number
JP2476489A
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English (en)
Inventor
Masazumi Hasegawa
正積 長谷川
Yoshitaka Tsutsumi
堤 義高
Teruhisa Kamimura
上村 輝久
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、紫外線、遠紫外線、電子線、X線等の放射線
に感応するレジスト材として用いることのできるアルカ
リ可溶性ノボラック樹脂及び1゜2−キノンジアジド化
合物からなるポジ型感光性樹脂組成物に関するものであ
る。
[従来の技術] 近年、半導体集積回路の高密度化、高集積化が進み、集
積度4Mビット以上の時代となり、サブミクロンルール
、さらにはそれ以下のパターン形成が必要になってきて
いる。
ポジ型フォトレジストはアルカリ可溶性ノボラック樹脂
とアルカリ溶解阻止剤として機能する1゜2−キノンジ
アジド化合物とからなる。
放射線照射部は、1.2−キノンジアジド化合物がカル
ベンを経由してケテンになり、系内外の水分と反応して
インデンカルボン酸が生成し、アルカリ水溶液に容品に
溶解するようになる。一方、未照射部はアルカリ現像液
に溶解しに<<、膨潤もほとんどなく、高残膜率を保持
する。その結果、高解像性のレジストパターンが得られ
る。
従来の環化ポリイソプレン系ネガ型フォトレジストは現
像時における皮膜の膨潤のために解像性に限界があり、
最近はポジ型フォトレジストが主として使用されている
。ところで、ますます厳しい要求に応えるために、ポジ
型フォトレジストにおいても種々の改良が試みられてお
り、樹脂、感光剤、現像液及び添加剤に至るまで、幅広
く、詳細な検討が行われている。特に、高感度、高解像
反、パターンプロファイルの矩形性、高ドライエツチン
グ耐性、高耐熱性、プロセス安定性が良いレジストが強
く望まれており、改良の目標になっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、感度と解像度、感度と耐熱性及び感度、
解像度、耐熱性とプロセス安定性とは相反する傾向にあ
る。例えば、樹脂の高分子量化は耐熱性を高めるが、感
度、解像度、パターンプロファイルの矩形性及びプロセ
ス安定性を低下させる。耐熱性を向上させるための共m
合を行うとζパターンプロファイルの矩形性及びプロセ
ス安定性が低下する。また、感光剤量を増加すると解像
度は良好になるが、感度は低下する。このように、相反
する特性が多いため、他の諸特性を低下させずに高性能
化を達成するのは極めて困難である。
そこで、諸物性を低下させずに解像度を向上させるため
に、最近リソグラフィープロセス面での工夫もなされて
いる。
例えば、表面硬化を利用する方法或いは遠紫外光照射を
利用する方法或いは熱拡散を利用する方法と種々提案さ
れている。その中でプロセスが比較的簡rドで効果の高
い露光後の熱拡散(以下FEBと言う。)を利用する方
法が脚光を浴びている。
PEB法は露光後、加熱することにより露光部で発生す
る化学変化前の感光剤と化学変化後の感光剤の〆農度分
布を熱拡散を利用して均質化することによって高解像度
化を狙った手法である。ところが、この手法を用いても
レンズの限界解像度付近で発生する台形パターンを矩形
性に改良するまでには至っていない。さらにユーザーは
0.45のNAのレンズで0.45μmないしは0.4
μm解像するレジストを望んでいる。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、このような背景をもとに鋭意研究を重ね
た結果、熱拡散係数の異なる少なくとも二種の感光剤を
用いることにより、つまり、このポジ型フォトレジスト
組成物中に含有される1゜2−キノンジアジド化合物の
担体にモノヒドロキシ基或いはジヒドロキシ基を有した
化合物を混合させることにより上述の問題点を解決でき
ることを見出だし本発明に到達した。
即ち、本発明はフェノール類とアルデヒドを酸触媒又は
アルカリ触媒の存在下で重縮合させて得られたアルカリ
可溶性ノボラック樹脂及び1.2−キノンジアジド化合
物を含んでなるポジ型感光性樹脂組成物において、この
1.2−キノンジアジド化合物が少なくとも一種の熱拡
散係数の小さい1,2−キノンジアジド化合物と少なく
とも一種の熱拡散係数の大きい1.2−キノンジアジド
化合物からなることを特徴とするポジ型フォトレジス、
ト組成物を提供するものである。
熱拡散係数の小さい1.2−キノンジアジド化合物とし
ては、一般式(A)、 (式中、R3及びR2は相互に相異なってよいC0〜C
4のアルキル話もしくはアルケニル基もしくはアルコキ
シル基、アラルキル基%C2〜C5のアルカノイルu1
もしくはアルカノイルオキシ基、ハロゲン原子、ニトロ
基又はフェニル基を示し、Dl及びD2は相互に相異な
ってよい水素原子、1.2−ナフトキノンジアジド−5
−スルフォニル基、1,2−ナフトキノンジアジド−4
−スルフォニル基又は1.2−ベンゾキノンジアジド−
4−スルフォニル基を示し、 Xは〉C−0、−s−〉s−o、) S −02、>C
(CH3)2 、)CH2、 −NH(C−0)−又は−NCH3(C−0)を示し、
a、  C2、b及びCはそれぞれが0以上の数であっ
てalとC2の和が3以上6以下、a、  a、、b及
びCの総和が10以下となる整数を表す)で表される化
合物を例示することができる。
熱拡散係数の大きい1.2−キノンジアジド化合物とし
ては、一般式(B)、 (式中、R3及びR4は相互に相異なってよいC2〜C
4のアルキル基もしくはアルケニル基もしくはアルコキ
シル基、アラルキル基、C2〜C6のアルカノイル基、
もしくはアルカノイルオキシ基、ハロゲン原子、ニトロ
基又はフェニル基を示し、D3及びD4は相互に相異な
ってよい水素原子、1.2−ナフトキノンジアジド−5
−スルフォニル基、1.2−ナフトキノンジアジド−4
−スルフォニル基又は1.2−ベンゾキノンジアジド−
4−スルフォニル基を示し、 Xは〉c−o、−s−)s−o、)s−02、>C(C
H3)2 、〉CH2、 −NH(C−0)−又は−NCH,(C−0)を示し、
C3、4、d及びeはそれぞれが0以上の数であってa
、とC4の和が1又は2、C9、C4、d及びeの総和
が10以下となる整数を表す)で表される化合物及び一
般式(C)、(Y)f (式中、YはC,−C,のアルキル基もしくはアルケニ
ル基もしくはアルコキシル基、又はC2〜C5のアルカ
ノイル基、もしくはアルカノイルオキシ基を示し、D、
は水素原子、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スル
フォニル基、1,2−ナフ]・キノンジアジド−4−ス
ルフォニル基又は1.2−ベンゾキノンジアジド−4−
スルフォニルμを示し、a、は1又は2、fは0以上の
数でa、との総和が6以下となる整数を表す)で表され
る化合物を例示することができる。
これらの化合物の置換基り、ないしり、のいずれかが水
素原子であるときり、ないしり、の全体の数にk・Iす
る水素原子の数の比は10%以下であることが望ましい
上記各一般式における置換バは必ずしも限定的ではない
が、例えば、C3からC4のアルキル基及びアルケニル
基としてはメチル基、エチル基、n−及びi−プロピル
基、Q−8ec−及びtert−ブチル基、ビニル基、
プロペニル基、ブテニル基等が挙げられる。同じくアル
コキシル基としてはメトキシル基、エトキシル基、n−
及びi−プロポキシル基、jl−8ec−及びtert
−ブトキシル基、ベントキシル基等があげられる。
アラルキル基としてはベンジル基、フェニルエチル基、
フェニルプロピル基、クミル基等が挙げられる。
C2〜C1のアルカノイル基としてはアセチル基、プロ
ピオニル基、n−及びi−ブチニル基、Q−8ec−及
びtert−バレリル基等が挙げられる。同じくアルカ
ノイルオキシ基としてはアセチルオキシ基、プロピオニ
ルオキシ基、n−及びi−ブチニルオキシ2iU%n−
5ec−及びtert−バレリルオキシ基等が挙げられ
る。
ハロゲン原子としてはF、CJ7.Br、1等が挙げら
れる。
本発明のポジ型フォトレジスト組成物の構成成分のキノ
ンジアジド化合物は慣用の方法、例えば以下の方法で合
成することが出来る。
モノ或いはジハイドロキシ基を有する化合物とキノンジ
アジドスルフォニルクロライドと、を溶剤に溶解し、室
温下アルカリ触媒を添加することにより合成することが
出来る。この時のエステル化率は特に限定はしないが、
好ましくは90%以上が良い。
また、本発明のポジ型フォトレジスト組成物の他の構成
成分であるノボラック樹脂も限定的でない。例えば、モ
ノマーとしてフェノール、O−クレゾール、m−クレゾ
ール、p−クレゾール、〇−エチルフェノール、m−エ
チルフェノール、p−エチルフェノール、0−n−ブチ
ルフェノール、rn −n−ブチルフェノール、p−n
−ブチルフェノール、0−t−ブチルフェノール、m−
t−ブチルフェノール、p−t−ブチルフェノール、0
−メトキシフェノール、m−メトキシフエノ゛−ル、p
−メトキシフェノール、0−フルオロフェノール、m−
フルオロフェノール、p−フルオロフェノール、O−ク
ロロフェノール、m−クロロフェノール、p−クロロフ
ェノール、0−ニトロフェノール、m−二トロフェノー
ル、p−二トロフェノール、2,4−キシレノール、2
゜5−キシレノール、3.4−キシレノール、3゜5−
キシレノール、ビスフェノールA1ビスフ二ノールSル
ゾルシノール等が使用出来る。
ノボラック樹脂の合成法も限定的でなく慣用の方法、例
えば以下の方法で合成出来る。
上述のモノマー及び/又はジヒドロキシ化合物を高沸点
の溶媒に溶解させ、引き続いて触媒を必要量添加して急
速に加熱する。ついで、アルデヒドを滴下して樹脂を製
造する。ここで用いられるアルデヒドは特に限定はない
が、例えば、フォルムアルデヒド、パラフォルムアルデ
ヒド、アセトアルデヒド、フェニルアルデヒド等が挙げ
られる。
また、触媒についても同様で特に限定はしないが、例え
ば、蟻酸、蓚酸、酢酸、塩酸、硫酸、硝酸、ルイス酸等
があげられる。また、必要に応じて樹脂中の水酸基の一
部をスルフォニル基又はカルボニル基でエステル化して
もよい。
エステル化成分としては、メチル、エチル、プロピル等
のアルキル基或いはフェニル、トリル、安息6酸、ナフ
チル、ベンジル、クミル、フェネチル等の芳香族環等が
あげられる。エステル化反応は、上述の樹脂とスルフォ
ニルハライド又はカルボニルハライドとを塩基性触媒の
存在化で反応させることにより得られる。レジストとし
て使用可能なノボラック樹脂の分子量は特に限定しない
が、好ましくは2000〜30000程度がよい。
本発明のポジ型感光性樹脂組成物は、前記アルカリ可溶
性ノボラック樹脂と本発明の1.2−キノンジアジド化
合物とを固形分が20〜40重二部になるように適当な
溶剤に溶解して得られる。
溶剤としては、例えば、エチレングリコールモノアルキ
ルエーテル及びそのアセテート類、プロピレングリコー
ルモノアルキルエーテル及びそのアセテート類、ジエチ
レングリコールジアルキルエーテル類、メチルエチルケ
トン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル、酢
酸ブチル等の酢酸エステル類、トルエン、キシレン等の
芳昏族炭化水素類、ジメチルアセトアミド、ジメチルホ
ルムアミド等があげられる。これらの溶剤は単独あるい
は2種以上混合して用いることができる。
また、必要に応じて、塗布性を改良するために、ノニオ
ン系、フッ素系、シリコン系等の界面活性剤を添加する
ことができる。さらに、必要があれば増感剤、着色剤、
安定剤等、相溶性のある添加物を配合することができる
[作用] 本発明の1.2−キノンジアジド化合物とアルカリ可溶
性ノボラック樹脂からなるポジ型フォトレジスト組成物
は、紫外線、遠紫外線、電子線、X線等によるレジスト
パターン形成のために用いることができ、感度、解像度
、耐熱性及びプロセス安定性に優れている。
本発明の1.2−キノンジアジド化合物及びアルカリ可
溶性ノボラック樹脂からなるポジ型フォトレジスト組成
物を用いて放射線によるレジストパターンを形成する際
の使用法には格別の限定はなく慣用の方法に従って行う
ことができる。
例えば、本発明のポジ型フォトレジスト組成物は、アル
カリ可溶性ノボラック樹脂、1.2−キノンジアジド化
合物及び添加物を溶剤に溶解し、0.2μmのフィルタ
ーで濾過することにより調整される。レジスト溶液をシ
リコンウェハー等の基板上にスピンコードし、ブレベー
クすることによってレジスト膜が得られる。その後、縮
小投影露光装置、電子線露光装置等にて露光を行い、引
き続いてプリベーク温度より高い温a′(好ましくは1
0℃〜30℃高い温度)でベークを行った後、現像する
ことによってレジストパターンを形成できる。現像液と
しては、−例として、テトラメチルアンモニウムヒドロ
キシド、コリン等の4級アンモニウム塩、アミン類等の
有機アルカリ水溶液あるいは水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、アンモニア水等の無機アル
カリ水溶液を用いることができる。塗布、プレベータ、
露光、現像等その他の手法は常法に従うことができる。
〔実施例コ 以下、実施例により本発明を更に詳しく説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
合成例1 500miの3ツロフラスコに、2.4−ジヒドロキシ
ベンゾフェノン0.1On+of  をジオキサン35
0−に溶解後、1.2−ナフトキノンジアジド−5−ス
ルフォニルクロライド0.205a+olを加え室混で
攪拌しながら、トリエチルアミン0.22 sol  
のジオキサン溶液85−を約30分かけて滴下した。そ
の後、4時間反応を継続した。反応後、トリエチルアミ
ンの塩酸塩を濾別し、濾液を多量のイオン交換水中に注
入して1゜2−キノンジアジド化合物を析出させた。こ
れを濾過し、イオン交換水、エタノールで順次洗浄を行
った後、乾燥して粉末を得た。GPCによる分析を行う
とジエステル体に由来するピークを検出し、原料のピー
クは検出出来なかった。
合成例2 500藏の3ツロフラスコに、市販の3,5−ジヒドロ
キシ安息谷酸メチルエステル0. 1  mol及び1
,2−ナフ!・キノンジアジド−5−スルフォニルクロ
ライド0. 2051!lof  をジオキサン350
m1に溶解し、室温上攪拌させながら、トリエチルアミ
ン0.22 sol  のジオキサン溶液85m1を3
0分で滴下した。その後、2.5時間反応を継続した。
反応後、トリエチルアミン塩酸塩を濾別し、濾液を大量
のイオン交換水中に注入して1.2−キノンジアジド化
合物を析出させた。
これを濾過後、イオン交換水・エタノールで順次洗浄を
行い、乾燥して粉末をえた。
元素分析値はC53,4%、H2,5%、N9.0%、
89.6%であった。
合成例3 300mlの3ツロフラスコにフェノール0.1mol
と1.2−ナフトキノンジアジド−5−スルフォニルク
ロライド0. 105 mol  をジオキサン180
−に溶解し、室温上攪拌させながら、トリエチルアミン
0.12*ol  のジオキサン溶液45−を30分で
滴下した。その後、2.5時間反応を継続した。反応後
、トリエチルアミン塩酸塩を濾別し、a液を大量のイオ
ン交換水中に注入して1.2−キノンジアジド化合物を
析出させた。
これを濾過後、イオン交換水・エタノールで順次洗浄を
行い、乾燥して粉末をえた。
元素分析値はC59,5%、H3,2%、N9.2%、
89.0%であった。
合成例4 500dの3ツロフラスコに、市販の2.3゜4−トリ
ヒドロキシベンゾフェノン0.07*ol及び1,2−
ナフトキノンジアジド−5−スルフォニルクロライド0
.215 嘗of  をジオキサン370mMに溶解し
、室温上攪拌させながら、トリエチルアミ・ン0.2B
 @ol  のジオキサン溶液85m1を30分で滴下
した。その後、2.5時間反応を1!続した。反応後、
トリエチルアミン塩酸塩を濾別し、濾液を大量のイオン
交換水中に注入して1,2−キノンジアジド化合物を析
出させた。
これを濾過後、イオン交換水・エタノールで順次洗浄を
行い、乾燥して粉末をえた。
元素分析値はC56,1%、H2,3%、N8.8%、
810.0%であった。
合成例5 500tdの3ツロフラスコに、市販の2,3゜4.4
′−テトラヒドロキシベンゾフェノン0、 05 mo
l  及び1.2−ナフトキノンジアジド−5−スルフ
ォニルクロライド0. 205 molをジオキサン3
70mm!に溶解し、室温上攪拌させながら、トリエチ
ルアミン0. 22 mol  のジオキサン溶液85
−を30分で滴下した。その後、2.5時間反応を継続
した。反応後、トリエチルアミン塩酸塩を濾別し、濾液
を大量のイオン交換水中に注入して1.2−キノンジア
ジド化合物を析出させた。これを濾過後、イオン交換水
・エタノールで順次洗浄を行い、乾燥して粉末をえた。
元素分析値はC54,3%、H2,2%、N9.4%、
S10゜6%であった。
合成例6 300dの4ツロフラスコにO−クレゾール1.0gr
Sm−クレゾール45gr、、p−クレゾール55gr
、蓚酸2水和物1.7grを添加して、窒素雰囲気下、
攪拌しなから油浴に浸した。
内温か100℃近くになったとき35%フォルマリン水
溶液68grを滴下(約90分)しながら約2時間かけ
て重合を行つた。得られた樹脂をジオキサンに溶解して
濃度的15!r1%とじた溶液を大量の水中に滴下し、
樹脂を沈澱させた。この操作を数回繰り返し、触媒を完
全に除去したのち乾燥を行うことにより樹脂粉末102
grを得た。
ノボラック樹脂の歪量平均分子量は、G P C1ll
l定の結果ポリスチレン換算で約5050であった。
また、分散度(重量平均分子fil/数平均分子量)は
4.12であった。
実施例1 合成例6で得られた樹脂5゜1  grと合成例1で得
られた1、2−キノンジアジド0. 1  grと合成
例4で得られた1、2−キノンジアジド0.85grを
エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート16
 g「に溶解し、0,2μmのミクロフィルターにて濾
過を行い、レジスト溶液とした。このレジスト溶液を用
いてスピナーで4インチウェファ−上に塗布し、90℃
、30分間循環恒温槽にてプリベークを行い1.5μm
膜厚のレジスト膜を得た。次に5対1g線縮小投影露光
装置(N、A、−0,45)を用いて、レチクルを通し
て露光した。続いて、ホットプレート下で110℃、9
0秒間加熱した。現像液として、テトラメチルアンモニ
ュウムヒドロキシド2.38!fim%水溶液を用いて
、25℃、1分間浸漬現像を行った。1.0μmライン
/スペースを1対1に現像する露光量は195 m J
 / c m 2で、同一露光量で0.50μmライン
/スペースまで1対1に現像でき、マスク忠実性も良好
であった。解像度は同−露光量下で0.50μmまで解
像でき、矩形状のパターンであった。
つぎに3μmライン/スペースのパターンをそれぞれ1
40.145.150.155.160.165.17
0℃の各温度で30分間、循環恒温槽中でベータを行い
耐熱性を評価した。その結果140℃までパターンの変
形は認められなかった。
実施例2 合成例6で得られた樹脂5. 1  grと合成例2で
得られた1、2−キノンジアジド0.09grと合成列
5で得られた1、2−キノンジアジド0.81  gr
をエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート1
6grに溶解し、0.2μmのミクロフィルターにて濾
過を行い、レジスト溶液とした。このレジスト溶液を用
いて、実施例1と]8目子の実験を行った。
1.0μmライン/スペースを1対1に現像する露光量
は217mJ/cm2で、同一露光量で0.50μmラ
イン/スペースまで1対1に現像でき、矩形状のパター
ンでマスク忠実性も良好であった。また、同−露光量下
で0.45μmまで解像できたが、形状は台形であった
実施例3 合成例6の樹脂5. 1  grと合成例3と合成例5
の感光剤をそれぞれ0. 05 gr 、0.85gr
を用いた以外は実施例2と全く同じ方法でレジストの調
整及び評611iを行った。1.0μmライン/スペー
スを1対1に現像する露光量は229mJ/cm2で、
同一露光量で0.50μmライン/スペースまで1対1
に現像でき、マスク忠実性も良好であった。解]象度は
同−露光量下で0.50μmまで解像でき、矩形状のパ
ターンであった。
実施例4 実施例1で、g L’A縮小投影露光装置(N、A。
−0,45)の代わりにi線縮小投影露光装置(N、A
、−0,42)を用いた以外は全く同一の方法でレジス
トを評価した。
1.0μmライン/スペースを1対1に現像する露光量
は178mJ/cm’で、同−露光量で0.50μmn
ライン/スペースまで1対1に現像でき、矩形状のパタ
ーンでマスク忠実性も良好であった。解像度は同−露光
量下で0.45μmまで解像できたが、0.45μmの
パターンは若干台形であった。
比較例1 合成例6で得られた樹脂5. 1  grと合成例5で
得られた1、2−キノンジアジド0.95grとをエチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテ−)16gr
に溶解し、0.2μmのミクロフィルターにて濾過を行
い、レジスト溶液とした。
このレジスト溶液を用いてスピナーで4インチウェファ
−上に塗布し、90℃、30分間循環恒温槽にてプリベ
ークを行い1.5μm膜厚のレジスト膜を得た。次に5
対1g線縮小投影露光装置(N、A、−0,45)を用
いて、レチクルを通して露光した。続いて、ホットプレ
ート下で110℃、90秒間加熱した。現像液として、
テトラメチルアンモニュウムヒドロキシド2.38重量
96水溶液を用いて、25℃、1分間浸漬現像を行った
1.0μmライン/スペースを1対1に現像する露光量
は215 m J / c m 2で、同一露光量で0
.65μmライン/スペースまで1対1に現像でき、マ
スク忠実性も良好であった。同一露光量下で0.60μ
mまでしか解像できなかった。また、若干台形状のパタ
ーンであった。
[発明の効果] 本発明の1.2−キノンジアジド化合物及びアルカリ可
溶性ノボラック樹脂からなるポジ型フォトレジスト組成
物は、熱拡散係数の異なる感光剤の混合物を用いること
により解像度及びパターン形状を大幅に改良することが
出来るため超LSIなどの半導体集積回路素子の製造に
好適である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フェノール類とアルデヒドを酸触媒又はアルカリ
    触媒の存在下で重縮合させて得られたアルカリ可溶性ノ
    ボラック樹脂及び1,2−キノンジアジド化合物を含ん
    でなるポジ型感光性樹脂組成物において、この1,2−
    キノンジアジド化合物が少なくとも一種の熱拡散係数の
    小さい1,2−キノンジアジド化合物と少なくとも一種
    の熱拡散係数の大きい1,2−キノンジアジド化合物か
    らなることを特徴とするポジ型フォトレジスト組成物。
  2. (2)熱拡散係数の小さい1,2−キノンジアジド化合
    物が一般式(A)、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1及びR_2は相互に相異なってよいC_
    1〜C_4のアルキル基もしくはアルケニル基もしくは
    アルコキシル基、アラルキル基、C_2〜C_5のアル
    カノイル基もしくはアルカノイルオキシ基、ハロゲン原
    子、ニトロ基又はフェニル基を示し、D_1及びD_2
    は相互に相異なってよい水素原子、1,2−ナフトキノ
    ンジアジド−5−スルフォニル基、1,2−ナフトキノ
    ンジアジド−4−スルフォニル基又は1,2−ベンゾキ
    ノンジアジド−4−スルフォニル基を示し、 Xは▲数式、化学式、表等があります▼、−S−、▲数
    式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等
    があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 −NH(C=O)−又は−NCH_3(C=O)−を示
    し、a_1、a_2、b及びcはそれぞれが0以上の数
    であってa_1とa_2の和が3以上6以下、a_1、
    a_2、b及びcの総和が10以下となる整数を表す)
    で表される化合物であり、熱拡散係数の大きい1,2−
    キノンジアジド化合物が一般式(B)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(B) (式中、R_3及びR_4は相互に相異なってよいC_
    1〜C_4のアルキル基もしくはアルケニル基もしくは
    アルコキシル基、アラルキル基、C_2〜C_5のアル
    カノイル基、もしくはアルカノイルオキシ基、ハロゲン
    原子、ニトロ基又はフェニル基を示し、D_3及びD_
    4は相互に相異なってよい水素原子、1,2−ナフトキ
    ノンジアジド−5−スルフォニル基、1,2−ナフトキ
    ノンジアジド−4−スルフォニル基又は1,2−ベンゾ
    キノンジアジド−4−スルフォニル基を示し、 Xは▲数式、化学式、表等があります▼、−S−、▲数
    式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等
    があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 −NH(C=O)−又は−NCH_3(C=O)−を示
    し、a_3、a_4、d及びeはそれぞれが0以上の数
    であってa_3とa_4の和が1又は2、a_3、a_
    4、d及びeの総和が10以下となる整数を表す)で表
    される化合物及び/又は一般式(C)、▲数式、化学式
    、表等があります▼(C) (式中、YはC_1〜C_4のアルキル基もしくはアル
    ケニル基もしくはアルコキシル基、又はC_2〜C_5
    のアルカノイル基、もしくはアルカノイルオキシ基を示
    し、D_5は水素原子、1,2−ナフトキノンジアジド
    −5−スルフォニル基、1,2−ナフトキノンジアジド
    −4−スルフォニル基又は1,2−ベンゾキノンジアジ
    ド−4−スルフォニル基を示し、a_5は1又は2、f
    は0以上でa_5との和が6以下となる整数を表す)で
    表される化合物である請求項第1項記載のポジ型フォト
    レジスト組成物。 (2)請求項第1項又は第2項のポジ型フォトレジスト
    組成物を用いることを特徴とするレジストパターンの形
    成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03242650A (ja) * 1990-02-20 1991-10-29 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物

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JPH03242650A (ja) * 1990-02-20 1991-10-29 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物

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