JPH02205716A - 磁電変換装置 - Google Patents

磁電変換装置

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JPH02205716A
JPH02205716A JP2535589A JP2535589A JPH02205716A JP H02205716 A JPH02205716 A JP H02205716A JP 2535589 A JP2535589 A JP 2535589A JP 2535589 A JP2535589 A JP 2535589A JP H02205716 A JPH02205716 A JP H02205716A
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JP
Japan
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sensor
magnetic
output signal
period
elements
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JP2535589A
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English (en)
Inventor
Katsuto Nagano
克人 長野
Mitsuru Kinouchi
充 木ノ内
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁電変換装置に関し、ざらに詳しくは、繰り返
し磁気信号を精度良く検出する検出手段としての磁電変
換装置に関する。
(従来の技術) 例えば、モータやターンテーブルの如き回転体等の回転
制御を行うために用いられる磁電変換装置として第7図
に示すものが知られている(特公昭54−41335号
参照)。
同図は、磁電変換装置30及びこの磁電変換装置30に
作用する繰り返し磁気信号源としての磁石帯31を概念
的に示すものである。
磁電変換装置30は、磁気抵抗の異方性効果を有する第
1.第2の磁気抵抗効果素子32a。
32bを、両者の感磁方向が同一で、かつ、磁石帯31
のN、S磁極の間隔(周期λ)に対し、λ/4の間隔で
平行配置すると共に第1.第2の磁気抵抗効果素子32
a、32bを直列接続して、その中点から引き出した端
子33を出力端子として、また、各磁気抵抗効果素子3
2a、32bのそれぞれの他方の端子34.35を電源
供給端子、接地端子として用いるようになっている。
この磁電変換装置30において、第1の磁気抵抗効果素
子32aが磁石帯31のN極に対向する状態でN極から
S極に向かう磁束φが作用するとき、第1の磁気抵抗効
果素子32aは感磁してその磁気抵抗の変化は最大とな
り、また、このとき第2の磁気抵抗効果素子32bは磁
束φの水平方向成分により飽和して磁気抵抗の変化は最
小となる。
この結果、両磁気抵抗効果素子32a、32bの中点か
ら引き出された端子33から出力される出力信号(電圧
)voutは、これらにより分圧され第7図に示す如く
最小となる。
次に、磁石帯31が矢印方向にλ/4だけ移動したとき
には、第1.第2の磁気抵抗効果素子32a、32bの
状態は上述した場合と逆になり、このとき、端子33か
らの出力電圧youtは最大となる。
このような動作の基に、出力信号youtはλ/4毎に
最小、最大値が対称的に反転する正弦波状になり、これ
により、磁石帯31の周期λに対し、1/2の周期、即
ら2倍の周波数を有する出力信号voutを取出し回転
体の回転制御等に用いることができる。
しかしながら、この磁電変換装置30の場合には、磁石
帯31の周期λの1/2の周期、即ち、2倍の周波数の
出力信号VoutLか得ることができないため、例えば
、比較的回転数が遅く、かつ、小型のターンテーブルの
如き回転体の外周にvi1石帯31を設けこのriii
電変換装@30でその回転状態の検出を行うような場合
、高精度の位置検出を行うことが困難となり、正確な回
転制御を行うことができないという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、従来
例の場合よりもざらに2倍の周波数を有する出力信号を
得ることができると共に、使用環境の熱的影響を受けな
い磁電変換装置を提供することを目的とするものである
[発明の構成コ (課題を解決す−るための手段) 本発明の磁電変換装置は、磁気抵抗の異方性効果を有し
、かつ、感磁方向が同一の2個の磁気抵抗効果素子をこ
れらに作用する繰り返し磁気信号の周期λに対し、 略(1/4)  (2n+1>λ (rl=O,±1゜
±2・・・)の間隔をもって平行配置に直列接続した第
1のセンサ部と、この第1のセンサ部と同一構成の2個
の磁気抵抗効果素子を有し、これらの第1のセンサ部に
対し、 略(1/8)   (2n+1 )λの間隔をもって平
行配置に直列接続した第2のセンサ部とを具備し、前記
両センサ部の接続点を出力端子として用いるものである
(作 用) 以下に上記構成の装置の作用を説明する。
この装置によれば、周期λの繰り返し磁気信号が第1.
第2のセンサ部に作用するとき、両センサ部の2個ずつ
の磁気抵抗素子は上述した感磁方向及び間隔設定により
、λ/8毎に、必ずいずれか1個の磁気抵抗効果素子の
磁気抵抗の変化率が最大で、残りの3個の磁気抵抗効果
素子の変化率が最小となり、この結果、両センサ部の接
続点からの出力信号はその周期が前記周期λの1/4と
なり周波数は4倍となる。
また、両センサ部は熱的に差動状態に動作するので、出
力信号は熱の影響を受けない。
(実施例) 以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図の示す磁電変換装@1は、ガラス製等の基板2の
表面に、ニッケルコバルトの如き強磁性体製で磁気抵抗
の異方性効果を有する2個の磁気抵抗効果素子3a、3
bからなる第1のセンサ部4aと、これら両磁気抵抗効
果素子3a、3bと同材質で同様な効果を発揮する2個
の磁気抵抗効果素子3c、3dかうなる第2のセンサ部
4bとを直列接続の状態で設けると共に、第1図におい
て左側に位置する磁気抵抗効果素子3aの端部を直流電
源5用の入力端子6aとして、また、右側に位置する磁
気抵抗効果素子3dの端部を接地端子6bとして、ざら
に、中央部で隣り合う磁気抵抗効果素子3b、3cの接
続点を出力信号を取出す出力端子6Cとして用いるよう
になっている。
前記各磁気抵抗効果素子3a乃至3d、入力端子6a、
接地端子6b、出力端子6Cは、ニッケルコバルトの如
き強磁性材料を第1図に示すパターンに蒸着又はエツチ
ングすることにより平行配置に形成されている。
また、両磁気抵抗効果素子3C,3d間の間隔は、いず
れも後述する磁気帯7からの繰り返し磁気信号の周期λ
に対し、λ/4の間隔をもって形成され、また、隣り合
う磁気抵抗効果素子3b。
30間はλ/8の間隔をもって形成されている。
さらに、各磁気抵抗効果素子3a乃至3dの感磁方向は
、第1図に示す矢印α1.α2方向に設定されている。
前記入力端子6a、接地端子6b間には、第2図にも示
すように所定電圧E (V)の直流電源5が接続される
ようになっている。
第2図に前記磁電変換装@1の等価回路を示す。
ここで、各磁気抵抗効果素子3a乃至3dに磁束φが作
用しないときの磁気抵抗をそれぞれRoとして以下の説
明を行°う。
まず、第5図を参照して、磁気抵抗効果素子3a(又は
3b、3G、3d)に作用する繰り返し磁気信号(外部
磁界)の強度H(X)と、磁気抵抗効果素子3aの磁気
抵抗の変化率ΔRo/Rとの関係について説明する。
既述したように、磁気抵抗効果素子3aの感磁方向を矢
印α1.α2方向に設定したので、この磁気抵抗効果素
子3aに矢印α1.α2方向の磁束φ(1界強度H(x
))が作用するとき、磁気抵抗の変化率ΔRo/Roは
最大となりこのときの値は第5図に示す21点となる。
この場合には、磁気抵抗効果素子3aの出力信号は最小
となる。これを定性的に「O」で表す。
一方、磁気抵抗効果素子3aに感磁方向である矢印α1
.α2方向とは直交する方向に磁束φが作用するとき、
変化率ΔR/Roは最小となり、このときの値は第5図
に示す22点゛又は24点(HX=±H3:飽和磁界強
度)となる。この飽和磁界強度±Hsよりも大きい最大
磁界強度±HRのときには、ΔR/Roの値は第5図に
示す23点又は25点となる。
即ち、飽和磁界強度±Hsよりも大きい磁界強度のとき
には、磁気抵抗効果素子3aの磁気抵抗の変化率ΔR/
Roは最小となって、その出力信号は最大をとる。これ
を定性的に「1」で表す。
尚、変化率ΔR/Roの最大、R小間の変化率は3%位
である。
そして、前記磁電変換装置1の出力信@youtの微小
変化分ΔVは、第2図の等価回路から下記(1)式で表
すことができる。
ここに、ΔR1乃至ΔR4は、各磁気抵抗効果素子3a
乃至3dの磁気抵抗の変化分をそれぞれ表す。
換言すれば、出力信号voutは、各磁気抵抗効果素子
3a乃至3dの出力信号の総和と、磁気抵抗効果素子3
c、3dの出力信号の和との比に比例することになる。
次に上記構成の装置1の作用を、第3図、第4図をも参
照して説明する。
第3図は、第1.第2のセンサ部4a、4bの磁気帯7
に対する配置状態を、第4図はその動作状態を示すもの
である。
初期状態(時刻to )において、磁電変換装置1の磁
気抵抗効果素子3aには、第3図及び第4図に示すよう
に磁気帯7のN極からの磁束φが感磁方向(α2方向)
に作用するので、このとき、変化率ΔR/Roは最大と
なって、その出力信号は定性的にrOJとなる。また、
このとき磁気抵抗効果素子3b、3GにはN極からの磁
束φが感磁方向とは直交する方向に作用するので、これ
らは磁気飽和の状態となってそれぞれの出力信号は定性
的に「]」となる。
さらに、この状態では、磁気抵抗効果素子3dには前記
N極とは一周期離れた他のN極からの磁束φが感磁方向
とは直交する方向に作゛用するので、その出力信号は定
性2的に「1」となる。
従って、このときの磁電変換装置1の出力信号は、前記
(1)式に基き類推されるように定性的にr2/3Jで
表すことができる。
次に、磁気帯7が−X方向にλ/8だけ変位した時刻t
1のときには、上)ホした動作に基き、磁気抵抗効果素
子3a、3b及び3dが「1」、磁気抵抗効果素子3C
がrOJの状態になり、この結果、このときの出力信号
voutは定性的にrl/3Jで表すことができる。
さらに、磁気帯7が−X方向にλ/8変位した時刻t2
のときには、磁気抵抗効果素子3a。
3c、3dが「1」、磁気抵抗効果素子3bがrOJの
状態になり、このときの出力信号■outは定性的にr
2/3Jで表すことができる。
このようにして、周期λの全範囲に亘って出力信号yo
utはλ/8毎に最大r2/3J 、最小r1/3Jの
値をとりつつ略正弦波状に変化し、この結果、前記周期
λの1/4の周期、即ち4倍の周波数を持つ信号となる
この結果、磁気帯7を例えば比較的遅く回転するターン
テーブルの外周に設けて磁電変換装@1によりその回転
制御のための信号を取出す場合でも、従来例に比較しよ
り高精度の回転制御が可能となる。
また、上述した磁電変換装置1によれば、出力信号vo
utを直列接続された第1.第2のセンサ部4a、4b
の接続点から取出すものであり、両センサ部4a、4b
は使用環境における熱に対し差動的に動作するので、両
センサ部4a、4bの熱による特性変化は打ち消し合い
、この結果、出力信号youtは熱による影響を受ける
ことはない。
第6図は、本発明の実施例の他側を示すものである。
同図に示す磁電変換装置1Aは、前記磁気抵抗効果素子
3c、3dからなる第2のセンサ部4bを磁気抵抗効果
素子3a側にλ/4シフトした配置としたことが磁電変
換装置1と相違する点である。即ち、このrtt電変換
I@lAの磁気抵抗効果素子3Cは、磁気抵抗効果素子
3bよ゛りもλ/8だけ磁気抵抗効果素、、−i!−3
a側にシフトした位置となっている。
この磁電変換装置1Aによっても、上述した磁電変換装
置1と同様の作用を発揮させることができる。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
[発明の効果コ 以上詳述した本発明によれば、第1.第2のセンサ部を
上述した感磁方向で、かつ、上述した間隔をもって直列
接続の状態で配置し、両者の接続点から出力信号を取出
すようにしたものであるから、繰り返し磁気信号の4倍
の周波数を持ち、かつ、熱的な特性劣化のない出力信号
を得ることができ、従来例よりもより高精度の回転制御
等を行う場合に用いることが可能な磁電変換装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置を示す平面図、第2図は同
装置の等価回路図、第3図は同装置の配置を示す説明図
、第4図は同装置の動作説明図、第5図は磁気抵抗効果
素子の外部磁界強度と磁気抵抗の変化率との関係を示す
特性図、第6図は本発明の他の実施例装置の配置を示す
説明図、第7図は従来例の配置及び出力信号の波形を示
す説明図である。 1・・・磁電変換装置、 3a、3b、3c、3d−1ifi気抵抗効果素子、4
a・・・第1のセンサ部、 4b・・・第2のセンサ部。 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  磁気抵抗の異方性効果を有し、かつ、感磁方向が同一
    の2個の磁気抵抗効果素子をこれらに作用する繰り返し
    磁気信号の周期λに対し、 略(1/4)・(2n+1)λ(n=O,±1,±2・
    ・・)の間隔をもって平行配置に直列接続した第1のセ
    ンサ部と、この第1のセンサ部と同一構成の2個の磁気
    抵抗効果素子を有し、これらの第1のセンサ部に対し、 略(1/8)・(2n+1)λの間隔をもつて平行配置
    に直列接続した第2のセンサ部とを具備し、前記両セン
    サ部の接続点を出力端子として用いることを特徴とする
    磁電変換装置。
JP2535589A 1989-02-03 1989-02-03 磁電変換装置 Pending JPH02205716A (ja)

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JP2535589A JPH02205716A (ja) 1989-02-03 1989-02-03 磁電変換装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4208154A1 (de) * 1991-03-14 1992-09-17 Sony Magnescale Inc Magnetischer sensor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4208154A1 (de) * 1991-03-14 1992-09-17 Sony Magnescale Inc Magnetischer sensor
DE4208154C2 (de) * 1991-03-14 1994-03-10 Sony Magnescale Inc Magnetischer Sensor

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