JPH02204746A - フォトマスクの欠損欠陥修正方法 - Google Patents
フォトマスクの欠損欠陥修正方法Info
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- JPH02204746A JPH02204746A JP1022632A JP2263289A JPH02204746A JP H02204746 A JPH02204746 A JP H02204746A JP 1022632 A JP1022632 A JP 1022632A JP 2263289 A JP2263289 A JP 2263289A JP H02204746 A JPH02204746 A JP H02204746A
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Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はレーザCVD法によるフォトマスクの欠損欠陥
修正方法に関する。
修正方法に関する。
半導体集積回路や液晶表示素子等の製造に用いられるフ
ォトマスクには残留欠陥、欠損欠陥と呼ばれる2種類の
欠陥が存在する。前者は不要な部分に遮光膜となる金属
膜(Cr膜やFeO膜等)が残存している欠陥であり、
後者は、逆に、必要な部分の金属膜が欠落している欠陥
である。フォトマスクにこれらの欠陥が存在すると、半
導体の性能不良をひき起こし歩留りを低下させる原因と
なるため。
ォトマスクには残留欠陥、欠損欠陥と呼ばれる2種類の
欠陥が存在する。前者は不要な部分に遮光膜となる金属
膜(Cr膜やFeO膜等)が残存している欠陥であり、
後者は、逆に、必要な部分の金属膜が欠落している欠陥
である。フォトマスクにこれらの欠陥が存在すると、半
導体の性能不良をひき起こし歩留りを低下させる原因と
なるため。
これらの欠陥を無くするようフォトマスク製造プロセス
の改善がなされているが、現状では無欠陥にすることは
不可能である。そこで、これらの欠陥を修正する必要が
あるが、現在残留欠陥の修正はレーザ光を用いた修正装
置により実現され、レーザマスクリペアとして普及して
いる。
の改善がなされているが、現状では無欠陥にすることは
不可能である。そこで、これらの欠陥を修正する必要が
あるが、現在残留欠陥の修正はレーザ光を用いた修正装
置により実現され、レーザマスクリペアとして普及して
いる。
一方、欠損欠陥修正の方はこれまで簡便な修正方法がな
く、煩雑なリフトオフ法に頼っていたが。
く、煩雑なリフトオフ法に頼っていたが。
最近になってレーザCVD法を用いた修正方法が実用化
され出した。これは、金属ガスの雰囲気中に置かれたフ
ォトマスクの欠損欠陥部にレーザ光を照射し、金属ガス
を光分解あるいは熱分解してフォトマスク上に金属膜を
堆積させ、欠損欠陥を修正する方法である。金属ガスと
しては、 Cr +M。
され出した。これは、金属ガスの雰囲気中に置かれたフ
ォトマスクの欠損欠陥部にレーザ光を照射し、金属ガス
を光分解あるいは熱分解してフォトマスク上に金属膜を
堆積させ、欠損欠陥を修正する方法である。金属ガスと
しては、 Cr +M。
等の金属カルがニルが主として用いられる。またレーザ
光の照射法としては、可視レーザ光をスポット状に集光
して欠損欠陥部を走査する方法と。
光の照射法としては、可視レーザ光をスポット状に集光
して欠損欠陥部を走査する方法と。
紫外レーザ光を結像光学法により欠損欠陥部全体に一括
して照射する方法がある。
して照射する方法がある。
第3図は上記の結像光学法による後者の場合の装置の一
般的構成の一例を示す。1はレーザ光源で、レーザ光源
1としては、 Nd :YAGレーザの第4高調波や、
Arレーザの第2高調波等が用いられる。このレーザ
光はビームエキスパンダ2にヨリビーム径を拡大され、
且つコリメートされた後。
般的構成の一例を示す。1はレーザ光源で、レーザ光源
1としては、 Nd :YAGレーザの第4高調波や、
Arレーザの第2高調波等が用いられる。このレーザ
光はビームエキスパンダ2にヨリビーム径を拡大され、
且つコリメートされた後。
開口幅可変の矩形スリット4に入射する。このスリット
4により所望の形状に整形されたレーザ光はグイクロイ
ックミラー6で反射されて対物レンズ10に入射する。
4により所望の形状に整形されたレーザ光はグイクロイ
ックミラー6で反射されて対物レンズ10に入射する。
対物レンズ10はこのレーザ光をウィンドー11を通し
てフォトマスク14上に集光する。なお、スリットとフ
ォトマスクは対物レンズに対して物点と像点の関係にな
るように配置され、スリットの像がフォトマスク上に縮
小して結像されるようになっている。これは、いわゆる
結像光学法と呼ばれる。従って、フォトマスク上にはス
リットで制限された矩形状のレーザ光が照射されること
になる。但し、レーザ光は不可視なためこの矩形スリッ
トの形を観察することはできない。そこで、別の可視光
の照明光源5によりスリットを照明してレーザ光と同様
にフォトマスク上に結像することにより、スリットの形
状を観察できるようになっている。このスリット像及び
フォトマスクの観察のために本構成例では反射照明光源
8.透過照明光源20及び接眼光学系9を備えている。
てフォトマスク14上に集光する。なお、スリットとフ
ォトマスクは対物レンズに対して物点と像点の関係にな
るように配置され、スリットの像がフォトマスク上に縮
小して結像されるようになっている。これは、いわゆる
結像光学法と呼ばれる。従って、フォトマスク上にはス
リットで制限された矩形状のレーザ光が照射されること
になる。但し、レーザ光は不可視なためこの矩形スリッ
トの形を観察することはできない。そこで、別の可視光
の照明光源5によりスリットを照明してレーザ光と同様
にフォトマスク上に結像することにより、スリットの形
状を観察できるようになっている。このスリット像及び
フォトマスクの観察のために本構成例では反射照明光源
8.透過照明光源20及び接眼光学系9を備えている。
フォトマスク14はチェンバ19内のXYスラージ15
上に載置される。本チェンバ19には金属ガス供給装置
16及び排気装置18が接続されており、フォトマスク
表面に金属ガスを供給できるようになっている。通常用
いられる金属ガスは有毒であるため、外部へ排気する前
に無毒化するためのトラップ17を備えて回収するよう
にしている。排気装置18としては通常ロータリーポン
プ等が用いられる。
上に載置される。本チェンバ19には金属ガス供給装置
16及び排気装置18が接続されており、フォトマスク
表面に金属ガスを供給できるようになっている。通常用
いられる金属ガスは有毒であるため、外部へ排気する前
に無毒化するためのトラップ17を備えて回収するよう
にしている。排気装置18としては通常ロータリーポン
プ等が用いられる。
従来において、この装置による欠損欠陥修正は次のよう
にしてなされる。まず、フォトマスクの欠損欠陥部を接
眼光学系で観察しながら、フォトマスクを移動させて欠
陥部をレーザ光照射位置。
にしてなされる。まず、フォトマスクの欠損欠陥部を接
眼光学系で観察しながら、フォトマスクを移動させて欠
陥部をレーザ光照射位置。
すなわちスリット像の位置に目合せする。次にスリット
像が欠陥部を完全に覆うようにスリットサイズを調節す
る。
像が欠陥部を完全に覆うようにスリットサイズを調節す
る。
第4図はこの時の観察像を示す。第4図において21は
クロムノ9タン、22は欠損欠陥、23はスリット像で
ある。このようにした後、レーザ光を所定時間照射する
と、スリット像の範囲内に金属膜が堆積し、修正が完了
する。金属ガスとしてクロムカ/L/ボニルを、レーザ
光としてNd : YAGレーザの第4高調波(波長0
.266μm)を用いた場合。
クロムノ9タン、22は欠損欠陥、23はスリット像で
ある。このようにした後、レーザ光を所定時間照射する
と、スリット像の範囲内に金属膜が堆積し、修正が完了
する。金属ガスとしてクロムカ/L/ボニルを、レーザ
光としてNd : YAGレーザの第4高調波(波長0
.266μm)を用いた場合。
100μm 程度の欠陥を10秒程度で修正することが
できる。その場合の膜厚は1500λ程度であり。
できる。その場合の膜厚は1500λ程度であり。
通常のクロム・ぐターンの膜厚と同程度である。
第5図は上記の修正後のフォトマスクの断面形状を示す
。この種の装置では、1回で可能な堆積サイズはレーザ
パワーと対物レンズの性能から制限され、現状では25
μm2程度である。従って、これより大きい欠陥に対し
ては、上記の修正を何回か繰シ返して修正がなされる。
。この種の装置では、1回で可能な堆積サイズはレーザ
パワーと対物レンズの性能から制限され、現状では25
μm2程度である。従って、これより大きい欠陥に対し
ては、上記の修正を何回か繰シ返して修正がなされる。
第6図は堆積膜の付着強度を一層高めたい場合を示すも
ので、修正を2つの工程に分けて行なう方が良いことが
分っている。これは、(al)に平面図、(a2)に断
面図を示すよう罠、欠陥部の1.27面25上にCVD
を行、ない、堆積膜24を形成する第1の工程と、(b
l)に平面図、(b2)に断面図を示すようスリットサ
イズを広げて、欠陥部22を完全に覆うようにしてCV
Dを行ない。
ので、修正を2つの工程に分けて行なう方が良いことが
分っている。これは、(al)に平面図、(a2)に断
面図を示すよう罠、欠陥部の1.27面25上にCVD
を行、ない、堆積膜24を形成する第1の工程と、(b
l)に平面図、(b2)に断面図を示すようスリットサ
イズを広げて、欠陥部22を完全に覆うようにしてCV
Dを行ない。
再度堆積膜24を形成する第2の工程から成る。
ただし、この場合堆積膜の付着強度を高めるために第1
の工程でのレーザパワーを第2のそれよシ2〜3倍程度
高くしている。なお、第1の工程での膜形成範囲は、可
能な限シエッジ部に近づけて。
の工程でのレーザパワーを第2のそれよシ2〜3倍程度
高くしている。なお、第1の工程での膜形成範囲は、可
能な限シエッジ部に近づけて。
隙間を少なくした方が良いこと、膜厚は必ずしも完全に
遮光性を有するまで厚くする必要はなく。
遮光性を有するまで厚くする必要はなく。
500λ程度以上あれば十分なことが実験の結果分って
いる。従って、第1の工程でのレーザ光照対時間は、第
2のそれの猶程度でよい。
いる。従って、第1の工程でのレーザ光照対時間は、第
2のそれの猶程度でよい。
上述した従来のレーザCVD法によるフォトマスク欠損
欠陥修正法では、 CVD工程を2つに分けることによ
り付着強度を高めることができる。しかしながら、欠陥
形状は必ずしも矩形でなく、複雑な形状をしている場合
があシ、幾つかの課題点がある。栂#4;λ 第7図はその一例を示すものであって、(a)に示すよ
うに、エツジ部の隙間がどうしても大きくなって付着強
度を十分確保できなかったり、(b)に示すように、第
1の工程をスリットサイズを種々変えて何回も実行しな
ければならないため、修正工程が煩雑になったりするこ
とである。また、スリットサイズの調整はオペレータの
判断にまかされているので、付着強度がオペレータの癖
や熟練度に依存する危険性もある。
欠陥修正法では、 CVD工程を2つに分けることによ
り付着強度を高めることができる。しかしながら、欠陥
形状は必ずしも矩形でなく、複雑な形状をしている場合
があシ、幾つかの課題点がある。栂#4;λ 第7図はその一例を示すものであって、(a)に示すよ
うに、エツジ部の隙間がどうしても大きくなって付着強
度を十分確保できなかったり、(b)に示すように、第
1の工程をスリットサイズを種々変えて何回も実行しな
ければならないため、修正工程が煩雑になったりするこ
とである。また、スリットサイズの調整はオペレータの
判断にまかされているので、付着強度がオペレータの癖
や熟練度に依存する危険性もある。
本発明は従来のもののこのような課題を解決しようとす
るもので、修正の能率を向上し、またオペレータによる
ミスが発生しないフォトマスク欠損欠陥修正方法を提供
するものである。
るもので、修正の能率を向上し、またオペレータによる
ミスが発生しないフォトマスク欠損欠陥修正方法を提供
するものである。
本発明のフォトマスクの欠損欠陥修正方法は。
レーザ光をフォトマスクの欠損欠陥部に集光して。
レーザCVD法により前記欠損欠陥部に金属膜を堆積さ
せ欠損欠陥を修正する方法において、最初に欠損欠陥を
レーザ加工により矩形の欠陥に整形処理し1次にレーザ
CVD法により該矩形状欠損欠陥を修正することを特徴
とする。
せ欠損欠陥を修正する方法において、最初に欠損欠陥を
レーザ加工により矩形の欠陥に整形処理し1次にレーザ
CVD法により該矩形状欠損欠陥を修正することを特徴
とする。
次に1本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す工程図である。
(、)は欠損欠陥を観察して、この欠陥を完全に覆うよ
うにスリットサイズを調整した状態を示す。伽)はこの
状態で所定のレーザ光を照射して、スリッ示している。
うにスリットサイズを調整した状態を示す。伽)はこの
状態で所定のレーザ光を照射して、スリッ示している。
(c)はスリットサイズを少し縮小して。
上記欠陥内のガラス面上にCVDを実施する第2の工程
を示している。そして、(d)は最後に上記欠陥を完全
に覆ってクロムパターンとオーバラップするようにスリ
ットサイズを広げてCVDを実施する第3の工程を示し
ている。第2.第3の工程は従来法で述べた第1.第2
の工程と同じである。従来法と異なる点は、欠陥を矩形
に整形する工程がCVDの前に追加されていることであ
る。
を示している。そして、(d)は最後に上記欠陥を完全
に覆ってクロムパターンとオーバラップするようにスリ
ットサイズを広げてCVDを実施する第3の工程を示し
ている。第2.第3の工程は従来法で述べた第1.第2
の工程と同じである。従来法と異なる点は、欠陥を矩形
に整形する工程がCVDの前に追加されていることであ
る。
ここで、欠陥を矩形に整形する方法について以下に説明
する。これは、フォトマスクの残留欠陥修正時に用いら
れるレーザ蒸発法による。つまり。
する。これは、フォトマスクの残留欠陥修正時に用いら
れるレーザ蒸発法による。つまり。
パルス幅が数ns乃至数十nsで、エネルギーが数百μ
Jの・母ミスレーザ光を、前述の結像光学法を用いてフ
ォトマスク上に照射すると、スリット像内のクロムパタ
ーンが瞬時に溶融・蒸発して除去されるという加工法に
基づくものである。一般に、レーザ光を用いたフォトマ
スク欠陥修正装置では。
Jの・母ミスレーザ光を、前述の結像光学法を用いてフ
ォトマスク上に照射すると、スリット像内のクロムパタ
ーンが瞬時に溶融・蒸発して除去されるという加工法に
基づくものである。一般に、レーザ光を用いたフォトマ
スク欠陥修正装置では。
残留欠陥と欠損欠陥の両方を修正できるように。
上記のパルスレーザ光源とCWレーザ光源(場合によっ
てはCW励起Qスイッチ・母ミスレーザ光源)の2種類
のレーザ光源を備えておシ、随時光路を切換えられるよ
うに構成されている。従って、上述したように欠損欠陥
を矩形に整形することには何ら問題は生じない。
てはCW励起Qスイッチ・母ミスレーザ光源)の2種類
のレーザ光源を備えておシ、随時光路を切換えられるよ
うに構成されている。従って、上述したように欠損欠陥
を矩形に整形することには何ら問題は生じない。
次に1本発明によれば、 CVDを行なう際のスリット
調整を自動化できるという利点について述べる。ここで
、スリットはモータ駆動されており。
調整を自動化できるという利点について述べる。ここで
、スリットはモータ駆動されており。
たとえば駆動・ぐミスでその開口幅を認識することがで
きるか、あるいは他の検知法により開口幅が自動的に測
定できるものとする。このようにしておけば、まず第1
の工程でスリットサイズを記憶しておき、第2の工程で
はスリットサイズを自動的に1μm程度小さくしてCV
Dを行ない、第3の工程では逆に自動的に5肉程度大き
くしてCVDを行なえばよい。勿論、レーザ・やワーや
照射時間もスリットサイズに合せてプログラムしておく
ことができる。このように、第1の工程で一度オペレー
タによりスリットサイズを設定した後はすべてを自動化
することができる。
きるか、あるいは他の検知法により開口幅が自動的に測
定できるものとする。このようにしておけば、まず第1
の工程でスリットサイズを記憶しておき、第2の工程で
はスリットサイズを自動的に1μm程度小さくしてCV
Dを行ない、第3の工程では逆に自動的に5肉程度大き
くしてCVDを行なえばよい。勿論、レーザ・やワーや
照射時間もスリットサイズに合せてプログラムしておく
ことができる。このように、第1の工程で一度オペレー
タによりスリットサイズを設定した後はすべてを自動化
することができる。
第2図は本発明の第2の実施例を示す工程図である。こ
れは、欠陥サイズが大きい場合、つまシ欠陥サイズが1
回で可能な最大CVD面積(従来装部側では約25μm
2程度)を超えた場合の実施例である。例えば、今欠陥
サイズが約50層であるとする。この場合、第1の工程
は4回に分けて実施する。
れは、欠陥サイズが大きい場合、つまシ欠陥サイズが1
回で可能な最大CVD面積(従来装部側では約25μm
2程度)を超えた場合の実施例である。例えば、今欠陥
サイズが約50層であるとする。この場合、第1の工程
は4回に分けて実施する。
すなわち、スリットサイズを25μm2程度にして。
順番にレーザ加工を行なう。(b)図にこの工程の途中
段階を示す。このようにして、4回の加工が終了したら
2次に第2の工程のCVDを行なう。この場合はスリッ
トサイズを23μm程度にして4回に分けて順次実施す
る。(C)はこの第2の工程の終了時を示す。そして最
後に、第3の工程を行なう。
段階を示す。このようにして、4回の加工が終了したら
2次に第2の工程のCVDを行なう。この場合はスリッ
トサイズを23μm程度にして4回に分けて順次実施す
る。(C)はこの第2の工程の終了時を示す。そして最
後に、第3の工程を行なう。
この場合は、スリットサイズを20μm2程度にして。
9回に分けて欠陥全体にCVDを実施する。(d)図に
第3の工程の途中段階を示す。なお、この工程では、隣
接する堆積膜は隙間が生じないように少しずつ重なり合
って形成されねばならない。
第3の工程の途中段階を示す。なお、この工程では、隣
接する堆積膜は隙間が生じないように少しずつ重なり合
って形成されねばならない。
次に1本実施例においても工程の自動化が計れることを
説明する。まず、第2図(、)に示すように欠陥の大き
さを知るためにレーザ加工の中心位置(普通は接眼レン
ズのクロスライン位置)を欠陥の対角位置P1とp2に
合わせて、その座標値から欠陥サイズを計算する。しか
る後に、その面積を小領域に等分割し、各小領域の中心
座標を計算しておく。次に、この小領域サイズにスリッ
トサイズを自動的に調整し、XYステージをその中心位
置に自動的に移動させてレーザ加工を実行して第1の工
程を終了する。次の第2の工程では、各小領域の中心位
置を同じにしてスリットサイズを第1の工程よシ1ρm
程度小さくして、順次CVDを実行する。第3の工程で
は、欠陥全体の大きさと形から判断して最適なスリット
サイズと各小領域の中心座標を計算し、第2の工程と同
様に順次(至)を実行する。このために、あらかじめ欠
陥の大きさと最適な小領域サイズの関係式をコンピュー
タに記憶させておく必要がある。
説明する。まず、第2図(、)に示すように欠陥の大き
さを知るためにレーザ加工の中心位置(普通は接眼レン
ズのクロスライン位置)を欠陥の対角位置P1とp2に
合わせて、その座標値から欠陥サイズを計算する。しか
る後に、その面積を小領域に等分割し、各小領域の中心
座標を計算しておく。次に、この小領域サイズにスリッ
トサイズを自動的に調整し、XYステージをその中心位
置に自動的に移動させてレーザ加工を実行して第1の工
程を終了する。次の第2の工程では、各小領域の中心位
置を同じにしてスリットサイズを第1の工程よシ1ρm
程度小さくして、順次CVDを実行する。第3の工程で
は、欠陥全体の大きさと形から判断して最適なスリット
サイズと各小領域の中心座標を計算し、第2の工程と同
様に順次(至)を実行する。このために、あらかじめ欠
陥の大きさと最適な小領域サイズの関係式をコンピュー
タに記憶させておく必要がある。
以上述べたように2本発明によれば、したがって、最初
に欠陥の大きさを知るための作業をオペレータが行なえ
ば、その後の工程は完全に自動化できる。
に欠陥の大きさを知るための作業をオペレータが行なえ
ば、その後の工程は完全に自動化できる。
以上説明したように本発明は、欠損欠陥をあらかじめレ
ーザ加工により矩形に整形した後、レーザCVD法によ
り修正を実施するので、 CVDを実施する際のスリッ
トサイズの調整が容易となり、ひいてはオペレータによ
るばらつきを軽減できて。
ーザ加工により矩形に整形した後、レーザCVD法によ
り修正を実施するので、 CVDを実施する際のスリッ
トサイズの調整が容易となり、ひいてはオペレータによ
るばらつきを軽減できて。
修正の信頼性が向上するという効果がある。さらに、欠
陥が大きい場合従来法では修正の手間が煩雑となるが9
本発明によれば修正工程を自動化できるので、修正の能
率が上がるばかりでなく、オペレータによるミスが発生
しないという利点がある。
陥が大きい場合従来法では修正の手間が煩雑となるが9
本発明によれば修正工程を自動化できるので、修正の能
率が上がるばかりでなく、オペレータによるミスが発生
しないという利点がある。
ット、5・・・スリット照明光源、6・・・グイクロイ
ックミラー、8・・・反射照明光源、9・・・接眼光学
系。
ックミラー、8・・・反射照明光源、9・・・接眼光学
系。
10・・・対物レンズ、14・・・フォトマスク、16
・・・金属ガス供給装置、19・・・チェンバ、20・
・・透過照明光源、21・・・クロムパターン、22・
・・欠損欠陥、23・・・スリット像、 24−・・堆
積膜、25・・・ガラス基板。
・・・金属ガス供給装置、19・・・チェンバ、20・
・・透過照明光源、21・・・クロムパターン、22・
・・欠損欠陥、23・・・スリット像、 24−・・堆
積膜、25・・・ガラス基板。
第1図は本発明の第1の実施例を示す工程図。
第2図は第2の実施例を示す工程図、第3図は従来装置
の一般的構成図、第4図はフォトマスクの観察像、第5
図は欠損欠陥修正後のフォトマスク断面図、第6図及び
第7図は従来法による修正工程図である。 記号の説明:1・・・レーザ光源、2・・・ビームエキ
スパンダ、3・・・グイクロイックミラー、4・・・ス
リ〇− (b) (C) (d) 第4図 (α1) 第6図 (α2) (bl) (b2) 第7区 (α) (b)
の一般的構成図、第4図はフォトマスクの観察像、第5
図は欠損欠陥修正後のフォトマスク断面図、第6図及び
第7図は従来法による修正工程図である。 記号の説明:1・・・レーザ光源、2・・・ビームエキ
スパンダ、3・・・グイクロイックミラー、4・・・ス
リ〇− (b) (C) (d) 第4図 (α1) 第6図 (α2) (bl) (b2) 第7区 (α) (b)
Claims (1)
- 1、レーザ光をフォトマスクの欠損欠陥部に集光してレ
ーザCVD法により該欠損欠陥部に金属膜を堆積させて
欠損欠陥を修正する方法において、最初に欠損欠陥をレ
ーザ加工により矩形の欠陥に整形処理し、次にレーザC
VD法により該矩形状欠損欠陥を修正することを特徴と
するフォトマスクの欠損欠陥修正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2263289A JPH0812417B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | フォトマスクの欠損欠陥修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2263289A JPH0812417B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | フォトマスクの欠損欠陥修正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02204746A true JPH02204746A (ja) | 1990-08-14 |
JPH0812417B2 JPH0812417B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=12088205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2263289A Expired - Lifetime JPH0812417B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | フォトマスクの欠損欠陥修正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0812417B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1989
- 1989-02-02 JP JP2263289A patent/JPH0812417B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0812417B2 (ja) | 1996-02-07 |
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