JPH02200993A - ラム式ボーリング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は管状ハウジングの中で往復動可能な′ａｇピス
トンと″ａ撃チップを備えたラム式ボーリング装置に関
する。

［発明の概要］ この種の衝撃式ボーリング装置はドイツ特許公報第２１
５７２９５号により公知である。この装置はまず第一に
道路舗装や地表を剥がさずに供給管例えば水道管又はケ
ーブルを同時に道路又は盛り土又はその他の建造物及び
障害物の下に布設するために使用される。これは、地中
で前進するラム式ボーリング装置が土壌を両側へ押しの
け、通路を後に残し、ここに同時に又は後で供給管を引
き込むという手順で行なわれる。

［従来の技術］ この公知のラム式ボーリング装置は二つ割のハウジング
、即ちｉｌＦピストンを収容するハウジングにねじ込ん
だハウジング先頭部を有する。ハウジング先頭部は動作
又は打撃方向前方の端部が衝撃チップとして形成され、
他方の端部に段部と軸頚部を有する軸方向移動可能なチ
ゼルを具備する。そして段部はハウジング先頭部の穴に
よって支承される。こうして移動可能なチゼルは、衝撃
ピストンの衝撃エネルギーをまずチゼルに的確に伝達す
ることができるので５高い破壊エネルギーが利用可能で
あるという利点をもたらす、軸頚部は当該の衝撃ピスト
ンのための打撃面をなし、作動行程の前の初期位置で、
ハウジング先頭部と共にハウジングにねじ込まれたリン
グから突出する。リングは衝撃チップの動作方向に対し
て段部、それと共にチゼルの運動方向を制限する。動作
方向のチゼルの運動は、段部を支承するハウジング先頭
部の穴の段差から成る前部ストッパによって制限される
。チゼルは段部と圧縮ばねを介してハウジング先頭部に
支えられる。ばねはチゼルを打撃のつとハウジング先頭
部内の動作方向前方の位置から初期位置に通勤させる。

二つ割ハウジングを備えた上記のラム式ボーリング装置
のほかに、ハウジングとハウジング先頭部が一体に形成
されたラム式ボーリング装置も公知である。その他の点
で二つ割ハウジングと一体ハウジングの間に決定的な相
違はない。すべてのラム式ボーリング装置に共通するの
は、ラム式ボーリング装置の前進運動の時に岩石その他
の障害物を破砕して横へ押しやる、即ち後を追って進む
ハウジングのための通路を開通するチゼルが、破砕作業
の実施により苦しく摩耗し、このため頻繁に交換しなけ
ればならないことである。

［発明の目的］ 本発明の目的とするところは、冒頭に挙げた種類のラム
式ボーリング装置の機能を改善し、衝撃チップ及び／又
はチゼルの着脱又は交換を簡素化することである。

本発明に基づき、チゼルとして構成することもできる？
ａ撃チップを差込み継手でハウジングと連結することに
より上記の目的が達成される。このようにして本発明は
、ラム式ボーリング装置のハウジングに衝撃チップ及び
／又はチゼルを固定するために差込み継手の原理を用い
るのが有利であるという知見を利用するのである。

二つ割ハウジングの場合はこのようにして前部ハウジン
グ全体が主ハウジングと連結され、取付は位置に確実に
固定される。特にチゼルの軸頚部が少くとも１個の半径
方向肩状セグメントを備えていて、このセグメントがチ
ゼルの反対側で、セグメントに整合する少くとも１個の
通路を有するハウジングの内側突縁の後方に張り出すな
らば、単に軸方向に差込み、即ちハウジングに挿入し、
続いて半径方向にねじることによって、チゼル又はチゼ
ル頭部がハウジングと連結される。回り止め、例えばハ
ウジングに横に差込むビンによって、チゼルが取付は位
置に回転不能に固定される。また固定ビンは使用中にひ
とりでにゆるむことを防止する。

チゼルの段部は２個の正反対に相対する肩状片から成り
、チゼルの行程を制限する前部及び後部ストッパを有す
るハウジングの隔室内に配設されることが望ましい。こ
のようにして軸方向穆勤可能なチゼルの行程が、場合に
よっては圧力室として形成されるハウジングの隔室の、
ストッパの役割をする端面によって制限されるのである
。

ハウジングの隔室は２個の内側突縁の間に配設すること
が好ましい、２個の内側突縁の内、少くとも打撃方向前
方の内側突縁は２個の正反対に相対し、チゼルの段部に
対応する軸方向通路を具備する。こうして特にチゼルが
出会う抵抗が硬質の土地より遥かに少い軟質の土地でラ
ム式ボーリング装置を使用するときに、チゼルの段部が
ハウジングに固設した前部内側突縁に又は衝撃ピストン
がハウジングに固設した後部内側突縁に衝接し、衝撃ピ
ストンのエネルギーが常に広い、ハウジングに固設した
内側突縁を介して伝達されることとなる。内側突縁から
衝撃ピストンの方向へ張り出すチゼル軸頚部が内側突縁
の外面と少くとも同一面に並ぶ位置まで移動させられた
上で、後部内側突縁に力が加えられる。

チゼルに回転不能に固設され、少くとも１個の肩状セグ
メントがチゼルの反対側で後部内側突縁の背後に張り出
す支持リングと、チゼル軸頚部の対向リングとの間に、
圧縮ばねを配設することができる。この圧縮ばねは衝撃
ピストンの行程の後にチゼルを必ず初期位置に戻し、こ
の位置でチゼルの段部が後部ストッパに当接し、軸頚部
が後部内側突縁から張り出し、こうして絶えず衝撃ピス
トンの作用を受ける。

対向リングは２個の半割り筒状体から成り、チゼル軸頚
部の円周溝に配設することが好ましい。対向リングを円
周溝に挿着し固定することによって、チゼルをハウジン
グに挿入する前に圧縮ばねと支持リングをチゼル軸頚部
上に位置不動に配設し、チゼルユニット−式を構成する
ことが可能になる。

本発明の好適な実施態様によれば、衝撃チップ−場合に
よってはチゼル−は衝撃ピストンの作用を受け、衝撃ピ
ストンの前進行程を制限するストッパ面と一体に形成さ
れる。この一体性に基づき、ａＩ衝撃ピストンためのス
トッパ面もチゼル又はその段部のためのストッパ面も同
じ装置部分にあり、特に軟質の地中で使用する場合のラ
ム式ボーリング装置の機能が一層改善される。

チゼルが主ハウジングと着脱自在に連結されたハウジン
グ先頭部に都合よく配設されている場合は、ハウジング
と差込み継手式に連結される部材で上記の一体構造が簡
単に実現される。

この場合はラム式ボーリング装置の二つ割の、即ち衝撃
ピストンを収容する主ハウジングとチゼルを具備するハ
ウジング先頭部とから成るハウジングが生まれる。この
ハウジング先頭部即ち前部ハウジングは例えば主ハウジ
ングの中へねじ込まれ又は外部から螺着され又はハウジ
ングの中に強制拘束的又は確定拘束的に固定される。チ
ゼルの段部のためのストッパも、衝撃ピストンのための
ストッパ即ちハウジング先頭部の端面も同じ部材にあり
、又はこの部材がハウジング先頭部のために利用可能で
ある。

二つ割ハウジングの場合はチゼルの主ハウジング側の軸
頚部端部がハウジング先頭部から張り出し、その張り出
し長さはストッパ間のチゼルの最大行程以下である。チ
ゼル軸頚部の張り出し長さがチゼルの最大行程より小さ
いか又は等しい構造によって、軟質の地中でのラム式ボ
ーリング装置の機能が改善される。即ちチゼルが軸頚部
の張り出し長さに相当する寸法だけ前進運動させられた
後、衝撃ピストンがハウジング先頭部の端面に完全に衝
接するから、？＃撃エネルギーが広い面に吸収され、は
とんど無損失でハウジングに伝達されるのである。

［発明の実施例］ 次にチゼルの固定について図面に示す実施例に基づいて
、本発明を詳述する。第１図はラム式ボーリング装置の
前部即ち主ハウジングにねじ込まれ、差込み継手によっ
てチゼルと連結されたハウジング先頭部の縦断面図、第
２図は第１図１１−　ＩＩ線に沿ったハウジング先頭部
の断面図、第３図は第１図ＩＩＩ　−ＩＩＩ線に沿った
ハウジング先頭部の断面図、第４図は第１図にＩＶ　−
ＩＶ線に沿ったハウジング先頭部の断面図を示す。

ラム式ボーリング装置）の内、全体が管状のハウジング
２の前部だけが示されている。前端部だけを示した衝撃
ピストン３が往復動可能にハウジング２の中に通されて
いる。衝撃ピストン３はハウジング２の後端への圧縮空
気の供給により衝撃エネルギーを得る。これは公知の処
置及・び構造であるから、その限りでハウジング後部の
図示を行なわないことにした。

ラム式ボーリング装置）の主ハウジング２は、打撃方向
４の前方の端部に雌ねじ５を具備する。ここにハウジン
グ先頭部６の軸頚状ねじ付き延長部７がねじ込まれてい
る。前端部が衝撃チップ９として形成されたチゼル１ｏ
の軸頚部１１がハウジング先頭部６の軸方向穴８に通さ
れ、全ハウジング先頭部６を貫いて伸張し、主ハウジン
グ２側の軸頚部端１２が衝撃ピストン３の作動室１３の
中に突出する。軸頚部１）の張り出し長さ１４はチゼル
１０の打撃方向の最大行程より小さい０行程１５は、チ
ゼル段部１６が軸方向穴８の直径に比して拡大されたハ
ウジングの隔ｉ１７の中で前部ストッパ１８と後部スト
ッパ１９の間で理論上経過することができる経路から成
る。ところが張り出し長さ１４は行程１５より小さいか
ら、衝撃ピストンは張り出し長さ１４に相当するチゼル
１０の行程の後にハウジング先頭部６の端面２０に完全
に衝接する。

ハウジングの隔室１７はハウジングに固設した内側突縁
２１，２２によって制限される。内側突縁の内面は同時
にストッパ１８．１９を形成する。内側突縁２１，２２
の貫通孔２３の直径は、正反対に相対する２個の肩状片
２４から成るチゼル段部１６及びチゼル１０の軸頚部１
）の上に差込まれ、やはり正反対に相対する２個の肩状
セグメント２５を有する支持リング２６（第４図を参照
）より小さい。支持リング２６はチゼルに回転不能に固
着され、その肩状片２５が後部内側突縁２２の打撃方向
４の後方の端面に当接する。肩状片２４に配設された少
くとも１個の突子３５が回り止めとして使用される。軸
頚部１１を取囲む圧縮ばね２９が支持リング２６と、こ
れから隔たって軸頚部１）の円周溝２フに挿着された二
つ割対向リング２８との間に配設されている。打撃方向
４に移動し得る衝撃ピストン３は作動行程で軸頚部１）
の端面２０に衝接し、軸頚部１１及びそれと共にチゼル
１０を圧縮ばね２９の力に抗して前方へ移動させ、その
前進行程を制限するストッパ面３６即ち衝撃チップ７の
端面に衝接させる０作動行程の後に圧縮ばね２９がチゼ
ル１０を第１図に示す初期位置に戻す、軸頚部１）の条
溝に挿着されたパツキン３０．３１は前方では土壌に対
し、後方では衝撃ピストン３の作動室１３に対してチゼ
ル１０を密封し、汚物や土の侵入を阻止する。

チゼル１０と軸頚１１上に配設されたリング２６．２８
及びこれらのリングに支えられる圧縮ばね２９及びパツ
キン３０．３１は予め準備されたユニット−式としてハ
ウジング先頭部６に挿入され、その中に位置不動にロッ
クされる。これは、内側突縁２１，２２が一第１図に前
部内側突縁２１について、第３図に後部内側突縁２２に
ついて示すように一軸方向通路３２を具備することによ
フて達成される。軸方向通路３２は肩状片２４．２５の
形状寸法に整合する。チゼル−式１０をハウジング先頭
部６に取付けるには、肩状片２４．２５を軸方向穴３２
と一線に並ぶ位置に置き、チゼル１０が軸方向に自由に
挿入されるようにする。チゼル１０が第１図に示す取付
は位置に到達し、ここで軸頚部１）の端部１２が張り出
し長さ１４で衝撃ピストン３の作動室１３の中に入り込
んだ後、肩状片２４．２５が一第３図にチゼル段部１６
の肩状片２４について示すように一軸方向空欠部３２に
対して垂直になり、チゼル１０がこうして実現される差
込み継手３３によりハウジング先頭部６と連結されるま
で、チゼルト０を半径方向にねじる。ハウジング先頭部
６を貫いて横に即ち半径方向に差込んだ止めビン３４は
、チゼル１０が使用中に不要に回転することを防止する
。

一図示の実施例のように−ハウジング先頭部６又は一体
のハウジングに配設され、特に軸方向移動可能なチゼル
１０の着脱のために、止めビン３４を取り外し、肩状片
２４．２５を軸方向通路３２と一線に並ぶ位置に置きさ
えすればよい０次に例えばチゼル１０が摩耗し又はパツ
キンリング及び／又は圧縮ばねを更新しなければならな
いときは、チゼル１０をラム式ボーリング装置から引抜
く、このようにして差込み継手３３が着脱のために簡単
な取扱いをもたらし、ラム式ボーリング装置へのチゼル
の確実な嵌着を保証するのである。

【図面の簡単な説明】

第１図はラム式ボーリング装置の前部即ち主ハウジング
にねじ込まれ、差込み継手によってチゼルと連結された
ハウジング先頭部の縦断面図、第２図は第１図ＩＩ　−
ＩＩ線に沿ったハウジング先頭部の断面図、第３図は３
４１図ＩＩＩ　−ＩＩＩ線に沿ったハウジング先頭部の
断面図、ＩＮ４図は第１図ＩＶ−ｒＶ線に沿ったハウジ
ング先頭部の断面図を示す図である。 ２．６・・・ハウジング　　３・・・衝撃ピストン４・
・・打軍方向　　　　　９・・・衝撃チップ１０・・・
チゼル　　　　　１１・・・軸頚部１６・・・チゼルの
段部　　１７・・・ハウジング隔室１８．１９・・・ス
トッパ ２１．２２・・・ハウジングの内側突縁２４・・・肩状
部　　　　　２６・・・支持リング他３名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　管状のハウジングの中で往復動可能な衝撃ピストン
   と衝撃チップとを備えたラム式ボーリング装置において
   、衝撃チップ（９）が差込み継手（３３）と介してハウ
   ジング（２、６）と連結されていることを特徴とするラ
   ム式ボーリング装置。 ２　衝撃チップ（９）がチゼル（１０）として形成され
   ていることを特徴とする請求項１に記載のラム式ボーリ
   ング装置。 ３　チゼル（１０）の軸頚部（１１）が少くとも１個の
   半径方向肩状片（２４、２５）を具備し、この肩状片が
   チゼル（１０）の反対側で肩状片（２４、２５）に整合
   する少くとも１個の軸方向通路（３２）を有するハウジ
   ング（２、６）の内側突縁（２１、２２）の背後に張り
   出すことを特徴とする請求項１又は２に記載のラム式ボ
   ーリング装置。 ４　チゼルの段部（１６）が２個の正反対に相対する肩
   状片（２４）から成り、チゼル（１０）の行程（１５）
   を制限する前部及び後部ストッパ（１８、１９）を有す
   るハウジングの隔室（１７）の中に配設されていること
   を特徴とする請求項１ないし３のいずれか１つに記載の
   ラム式 ボーリング装置。 ５　ハウジングの隔室（１７）が２個の内側突縁（２１
   、２２）の間に配設されており、その内の少くとも打撃
   方向（４）前方の内側突縁（２１）が２個の正反対に相
   対し、チゼルの段部（１６）に対応する軸方向通路（３
   ２）を具備することを特徴とする請求項１ないし４のい
   ずれか１項に記載のラム式ボーリング装置。 ６　少くとも１個の肩状セグメント（２５）がチゼル（
   １０）の反対側で後部内側突縁（２２）の背後に張り出
   す支持リング（２６）と、チゼル軸頚部（１１）の対向
   リング（２８）との間に圧縮ばね（２９）が支えられる
   ことを特徴とする請求項１ないし５のいずれか１項に記
   載のラム式ボーリング装置。 ７　対向リング（２８）が二つ割であり、チゼル軸頚部
   （１１）の円周溝（２７）に配設されていることを特徴
   とする請求項１ないし６のいずれか１項に記載のラム式
   ボーリング装置。 ８　チゼル（１０）の回り止め（３４）を特徴とする請
   求項１ないし７のいずれか１項に記載のラム式ボーリン
   グ装置。 ９　管状のハウジングの中で往復動可能な衝撃ピストン
   と衝撃チップを備えたラム式ボーリング装置において、
   衝撃チップ（９）のための前部ストッパ（１８）が、衝
   撃ピストン（３）の作用を受けかつ衝撃ピストン（３）
   の前進行程を制限するストッパ面（３６）と一体に形成
   されていることを特徴とするラム式ボーリング装置。 １０　チゼル（１０）が主ハウジング（２）と着脱自在
   に連結されたハウジング先頭部（６）の中に配設されて
   いることを特徴とする請求項１ないし８又は９のいずれ
   か１項に記載のラム形ボーリング装置。 １１　チゼル（１０）の主ハウジング（２）側の軸頚部
   端（１２）がハウジング先頭部（６）から張り出し、張
   り出し長さ（１４）がハウジングの隔室（１７）内のス
   トッパ（１８、１９）の間のチゼル段部（１６）の最大
   行程（１５）以下であることを特徴とする請求項１０に
   記載のラム式ボーリング装置。