JPH021988A - 電気的にプログラム可能なメモリ・セル - Google Patents

電気的にプログラム可能なメモリ・セル

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JPH021988A
JPH021988A JP63305838A JP30583888A JPH021988A JP H021988 A JPH021988 A JP H021988A JP 63305838 A JP63305838 A JP 63305838A JP 30583888 A JP30583888 A JP 30583888A JP H021988 A JPH021988 A JP H021988A
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region
floating gate
memory cell
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field
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JP63305838A
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Inventor
James L Paterson
ジェイムズ エル パターソン
Gregory J Armstrong
グレゴリー ジェイ アームストロング
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Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、集積回路の製造分野に関する。更に詳しくは
、本発明は、電気的にプロゲラ、ム可能な読み出し専用
メモリ及びそれらの製造の分野に関する。゛ (従来技術) 集積回路の製造の1つの目標は、最大の集積密度を有す
る回路を作ることである。更に簡単に言えば、この目標
は、より小さな回路表面の領域により大きな回路能力を
与えることである。この目標はEPROMの製造にも及
ぶ。E P ROMは、格納されたデータを消去するこ
とが可能であり、その代わりに新しいデータか書き込ま
れる読み出し専用メモリ・デバイスである。広く使用さ
れているタイプのEPROMは、浮遊ゲート電界効果ト
ランジスタのタイプである。
第1図は、浮遊ゲート電界効果トランジスタを使用する
EPROMの部分概略図を示す。メモリ・セル26−1
−1ないし26−2−4は、浮遊ゲート電界効果トラン
ジスタである。行デコーダ28は、行アドレス入力リー
ド線21に与えられる信号及び読み出し/書き込み指示
装置23からの信号に応答して、出力信号を行ライン2
4−1及び24−2に与える。列デコーダ29は、列ア
ドレス入力リード線22に与えられる信号及び読み出し
/書き込み指示装置23からの信号に応答して、出力信
号を列ライン25−1ないし255に与える。メモリ出
力信号は出力リード線27に与えられる。例えば、メモ
リ・セル26−1lに格納されるデータ・ビットは、行
ライン241に高電圧出力信号を与え、他の全ての行ラ
インに低電圧出力信号を与えることによって読み出され
る。列デコーダ29は、そこで列ライン25I及び25
−2を介してメモリ・セル26−11のインピーダンス
を検出する。若しメモリ・セル26− ]−1の浮遊ゲ
ートが過剰電子を含んでいれば、これらの過剰電子の負
の電荷はメモリ・セル26−1−1のしきい電圧を高め
、その結果行ライン24−1に与えられる電圧は、メモ
リ・セル26−1−1のチャンネルを導通させるのに不
十分である。従って、列デコーダ29は、高いインピー
ダンスを検出し、出力リート線27に適当な信号を与え
る。若しメモリ・セル26−1−1の浮遊ゲートに過剰
電子が溜まっていなければ、行ライン24−1に供給さ
れる電圧メモリ・セル26−1−1を導通させるのに十
分である。従って、列デコーダ29は低いインピーダン
スを検出し、出力リード線27に適当な信号を与える。
EPROM20は、従って選択されたメモリ・セルの浮
遊ゲートを負に荷電することによってプログラムされる
。これは、メモリ・セルの浮遊ゲートと基板の間の絶縁
層を介して電子を注入することによって行われる。本発
明を理解するに際して特に重要な1つの事実は、この注
入と浮遊ゲート電界効果トランジスタの浮遊ゲートから
チャンネルまでの電界との間の関係である。浮遊ゲート
電界効果トランジスタの浮遊ゲートとチャンネルの間の
フィールドが大きければ大きいほど、注入すなわち放電
電流は大きいが、これは電界の極性によって決まる。
浮遊ゲート電界効果トランジスタ・メモリを有するE 
P ROMを製造する従来技術の方法の1つは、198
3年2月15日に交付され、本発明の譲受人に譲渡され
た[高密度半導体等を製造する方法(〜!ethod 
of Making High Density Se
m1conductor or the Like)」
 と称するマツフェルロイ(Me Elroy)の米国
特許第4..373.248号に説明されている。この
特許の第 8A−8F図に示されているように、浮遊ゲ
ートは、浮遊ゲート電界効果トランジスタ・メモリ・セ
ルのチャンネル領域のパターンを形成し、これの境界を
決定する。マツフェルロイのEPROMセルは、電荷を
絶縁体を介して効率的にチャンネルから浮遊ゲートに移
転するため、制御ゲート(行ライン)に約18〜r(3
50オングストロームの厚さを有する二酸化シリコンの
基板絶縁体及び250オングストロームの窒化シリコン
及び 250オングストロームの二酸化シリコンによっ
て構成される多結晶間絶縁体に対する浮遊ゲートに対し
)の電圧レベルを必要とすることが、実験による証拠で
示されている。この電圧によって、マツフェルロイのE
PROMセルの寸法を小さくできる範囲が限定されるが
、これは、EPROM内における絶縁、破壊電流と望ま
しくない電界効果を避けるため、電圧レベルが活性エレ
メント間に一定の空間を必要とするためである。従って
、最少の電圧レベルでプログラムすることのできる E
PROMセルを提供することは、望ましいことである。
更に、少なくとも列ライン25(第1図参照)の一部を
形成する従来の埋設拡散層は、平方当たり約30Ωの抵
抗を示す場合がある。この抵抗の大きさは一般的に高す
ぎ、埋設拡散のみでは列ラインとして動作することがで
きない。従って、メモリ・アレイは、この抵抗を引き下
げるため、船釣に埋設拡散層に平行し、これと重なる金
属ストラップ線を有している。埋設拡散層と金属ストラ
ップ線の間の接触は、あらかじめ決められた数のメモリ
・セルの各々に対して行われる。その結果、列ラインは
、埋設拡散ラインと電気的に平行している金属ストラッ
プ線を有し、列ラインの全体のインピーダンスは、埋設
拡散線のみを使用することによって達成可能なインピー
ダンスと比較して、大巾に減少する。
しかし、半導体基板の領域、金属ストラップ線と埋設拡
散線の間に接触を与えるために役立てられなければなら
ない。この接触領域は、もしその接触領域の一部がその
代わりにメモリ・セルに使用されるならば、達成される
であろう密度よりもメモリ・アレイ・セルの密度を引き
下げる。従って、埋設拡散線と金属ストラップ線の間に
より少ない接点しか必要としないEPROMセルを提供
することが望ましい。
(発明の概要) 従って、本発明の利点は、高容量結合がメモリ・セル・
トランジスタの浮遊ゲートと制御ゲートの間に設けられ
ることである。高容量結合によってプログラム中により
低い電圧を使用することが可能となり、その結果活性エ
レメント間の空間が減少する。
本発明の他の利点は、ケイ化物層が埋設列ラインに形成
されることである。その結果、埋設列ラインの抵抗は減
少し、埋設列ライン及び金属ストラップ線の間で必要な
接点はより少なくなる。更に、抵抗が減少することによ
って、E P ROMの読み出し動作と関連する全体の
RC時間定数が削減される。
本発明の上記及びその他の利点は、小さい電圧レベルを
使用して荷電できる独創的な浮遊ゲート・メモリ・セル
を有するEPROMによって達成される。このメモリ・
セルは、メモリ・セルの埋設ソース及びドレンとフィー
ルド酸化物領域の境界を定めるためのマスクを使用する
ことによって製造される。浮遊ゲート電界トランジスタ
・メモリ・セルに対して浮遊ゲートが作られ、これはチ
ャンネル領域の境界を越えて延びている。この延びた浮
遊ゲートによって、ゲート及びワード線と浮遊ゲートの
間に別の容量結合が与えられ、一方、浮遊ゲート電界効
果トランジスタ・メモリ・セルの浮遊ゲートとチャンネ
ルの間には、実質的に同一の容量結合を保持している。
この構成によって、浮遊ゲート電界効果メモリ・トラン
ジスタ・セルのゲート、ソース及びドレンの所定の電圧
レベルに対して、浮遊ゲート電界効果メモリ・トランジ
スタ・セルの浮遊ゲートとチャンネルの間により大きな
電界が設けられる。従って、データをEPROMセルに
書き込むのにより低い電圧レベルが使用できる。
(実施例) 第2八図ないし第2G図は、本発明の1実施例によるE
PROMの製造工程のステップを示す概略側面図である
。この実施例の工程は、第2A図に示されるように、P
゛基[la上にPエピタキシャル層1bを形成すること
で開始される。次いで、最初の酸化物層2は、約10分
間900℃の蒸気雰囲気中の熱酸化によって約350オ
ングストロームの厚さに形成される。次いで、シリコン
窒化層5が、酸化物層2の表面に低圧化学気相成長法(
LPCVD)によって約1000オングストロームの厚
さに形成される。二酸化シリコン層2及び窒化シリコン
層5は、そこで公知の技術を使用してパターンに形成さ
れ、エツチングされる。
第2A図に示すその結果得られた構造は、エツチングさ
れた部分を有し、これは−船釣に列ライン25(第1図
参照)に対応する。
第2A図は、2つの隣接する浮遊ゲート電界効果トラン
ジスタ・メモリ・セルを製造するための最初のステップ
を示す。完成したEPROMは、製造技術及び基板1a
の表面積のみによって制約されるいくつかの数のメモリ
・セルを有してもよい。従って、第2八図ないし第2G
は2個のメモリ・セルの製造を説明しているか、第2A
図ないし第2G図に示される2個のセルと組み合わせて
、更に多数のメモリ・セルを製造することができ、これ
らのセルは、ページの右と左の両方の端及びページと直
角の面でページ内及びページの外の両方に延びることが
理解できる。
第2A図の構造には、次に約50キロ電子ボルトのエネ
ルギと約IE16イオン/ cMの密度を有するヒ素イ
オン、または約50キロ電子ボルトのエネルギと約IE
15イオン/ cnrの密度を有するリン・イオンまた
はその両方が注入される。このイオン注入は、そこで約
900℃の窒素の雰囲気で約100分間アニーリングさ
れる。フィールド酸化物量領域6のようなフィールド絶
縁体領域は、第2B図に示すように、約20分間約85
000の蒸気の雰囲気中の熱酸化によって約4.000
オングストロームの厚さに成長される。N゛領域7.8
及び9は、イオン注入の行われた領域を示す。従って、
領域7.8及び9は、)♀遊ゲート電界効果トランジス
タ・メモリ・セルのソース及びトレン領域として機能す
る。窒化シリコン層5は、次いで周知の技術を使用して
デグレーズされ、除去されてもよい。
第2の実施例において、スタックは、第2C図に示すよ
うに、二酸化シリコン層2と窒化シリコン層5の間に形
成された二酸化シリコン層4と多結晶シリコン層3を有
している。このスタックは、フィールド酸化物領域6及
びN−“ソース及びドレイン領域7.8及び9(第2B
参照)のパターンを形成するために使用される。多結晶
シリコン層3は、E P ROMに対するフィールド・
プレート周辺絶縁領域(図示せず)を設けるために含ま
れている。若しトレンチまたはフィールド酸化絶縁のよ
うなもっと従来の絶縁方法が使用されるなら、多結晶シ
リコン層3及び二酸化シリコン層4は省略されてもよい
第3の実施例において、酸化マスクは完全に省略され、
簡単なフォトレジスト・マスク(図示せず)を使用して
N〜ソース及びドレン領域7.8及び9のイオン注入の
パターンを形成してもよい。
フォトレジスト・マスクを除去した後、フィールド酸化
物領域は、酸化マスクを使用しないで熱成長される。約
850°Cの温度でドーピングされたシリコンの酸化速
度の増加によって、酸化成長の速度は、ドーピングしな
いシリコンの成長速度の約8−10倍に増加する。従っ
て、この酸化ステップの後、厚めのフィールド酸化物領
域6が、N“ソース及びドレン領域7.8及び9上に存
在し、もっと薄い酸化物がドーピングしない領域に形成
される。この薄い酸化物層は、第2D図に示され以下で
議論する層30のようなゲート酸化物に使用されてもよ
い。
フィルド酸化物領域6のようなフィールド絶縁体領域は
実質的にゲート酸化物とは異なった構造であることが、
当業者によって理解される。フィールド絶縁体領域は、
−船釣にその両端の領域を容量的に絶縁しようとする。
その結果、フィールド絶縁体領域に対してP“基板上で
使用されている酸化物の厚さは、−船釣に現在製造され
ている半導体装置では800オングストロームよりも大
きい。一方、トランジスタが正しく動作するためには、
複数のゲート酸化物は、1つのゲート酸化物を介して結
合可能でなければならない。従って、ゲート酸化物の厚
さは、−船釣に現在製造されている半導体装置では80
0オングストロームよりも小さい。
最初の実施例に戻って、窒化シリコン層5を除去した後
、第2D図に示す構造が残る。第2D図の構造に対して
、フィールド酸化物領域6間の〜゛酸化シリコンを除去
するために、公知の技術を使用して二酸化シリコンによ
るエツチングが行われる。次いで、フィールド酸化物領
域6の間にゲート酸化物層30を設けるため、熱酸化が
1、約9000Cの温度で5%の塩化水素を含む酸素の
雰囲気中で約45分間行われる。
第2E図に示すように、多結晶シリコン(ポリ)層10
が、低圧化学気相成長法を使用して約2、000オング
ストロームの厚さに蒸着される。
多結晶層10は、約950°Cの温度で約10分間PO
C13を拡散することによってドーピングされる。多結
晶層lOは、そこで第2E図に示す構造を設けるため、
パターンを形成され、エツチングされる。この点におい
て、多結晶層10は、第3図に示すように、ストリップ
lOaを設けるために部分的にパターンを形成される。
制御ゲート及びワード線のパターンが下記で説明し第4
図の平面図に示されるステップで形成されると、ストリ
ップlOaにパターンが形成され、これは個々の浮遊ゲ
ートになる。
第2E図の構造で、多結晶層lOは、フィールド酸化物
領域6の縁部を越えて十分に延びている。
この構造は、フィールド酸化物領域の縁部のみに延びて
いる浮遊ゲートを設けているマツフェルロイに示されて
いる従来技術とは異なっている。多結晶領域IOによる
フィールド酸化物領域6の重なりの最大範囲は、隣接す
る多結晶層IOの間で必要な製造上の許容誤差のみによ
って限定される。
最少の場合でも、このような重なりは、実質的にフィー
ルド酸化物領域6にまで延びるという特質を有している
。従って、浮遊ゲートがフィールド酸化物領域上に最少
限度延びたとしても、これはマツフェルロイで教示され
ているように、フィールド酸化物領域に対して自分で位
置合わせを行う浮遊ゲートの拡散によって得られる少量
の重なりの量よりも大きい。このように最少限度延びた
としても、それは、例えば、フィールド酸化物領域の1
0分の1以上の重なりとなる。好適な実施例において、
フィールド酸化物領域6は、幅が約3ミクロンであり、
浮遊ゲートは、約1ミクロンの距離だけ各フィールド絶
縁体領域と重なっている。
側壁の酸化物フィラメント42は、前のエツチング・ス
テップで露出された多結晶層10の縁部に形成される。
フィラメント42は、このような縁部を電気的なリーク
に対してシールし、後で行われる多結晶蒸着ステップに
おいて有害なフィラメントが形成されることを防止する
円滑化を行う。
次に、多結晶層IOは、デグレーズされ、二酸化シリコ
ン層11が、第2F図に示されるように、約800°C
の温度において、低圧化学気相成長法を使用して約25
0オングストロームの厚さに蒸着され、多結晶層IOの
上に重なる。次に、窒化シリコン層12が、約800℃
の温度で低圧化学気相成長法によって約250オングス
トロームの厚さに層11上に形成される。
例えば、二酸化シリコン層のみの絶縁体に対する非誘電
率を増加させるため、二酸化シリコン層11と窒化シリ
コン層12の組合わせが活性ゲート絶縁体に対する浮遊
ゲートとして使用される。
この非誘電率の増加によって、二酸化シリコン絶縁体の
みを使用することによって達成される容量と比較した場
合、浮遊ゲートと活性ゲートの間の容量が増加する。
そこで、窒化シリコン膜12の表面をシールするため、
この構造に対して、1000℃の温度の蒸気雰囲気内で
20分間熱酸化が行われる。次に、多結晶シリコン(ポ
リ)層13が、低圧化学気相成長法によって約4000
オングストロームの厚さに蒸着される。多結晶層13、
窒化シリコン層I2、二酸化シリコン層11及び多結晶
層10には、公知の技術を使用してパターンが形成され
る。
多結晶層13の残りの部分は、図面の平面に対して平行
に通じる導電体を表す。これらの平行な導電体によって
、EPROMの行ライン24−1.24−2等(第1図
参照)が設けられる。埋設N−“ソース及びドレン領域
7.8および9は、平行に埋設された導電体であり、こ
れらはページに対して直角に通じている。これらによっ
て、列ライン25−■、25−2等(第1図)が設けら
れる。多結晶層IOの残りの部分は、各E P ROM
セルに対する個々の浮遊ゲートを表す。
二酸化シリコン層(図示せず)が、約30分間約100
0℃の温度の酸素雰囲気を使用、して多結晶層13の表
面に成長して約500オングストロームの厚さになる。
この二酸化シリコン層は、多結晶層10及び13を高品
質の熱酸化物で保護する。第2G図に示されるように、
リフィル二酸化シリコン層14を形成するため、ドーピ
ングされていない別の二酸化シリコン層がこの二酸化シ
リコン層の上に形成されてもよく、またこれがテトラ・
エチル・オーツ・ケイ酸塩(TE01)の低圧化学気相
成長法によって別に形成されてもよい。
次に、燐をドーピングした、またはボロンと燐をドーピ
ングした層、即ち二酸化シリコン層15が大気圧化学気
相成長法によって約10000オングストロームの厚さ
に蒸着される。リフィル二酸化層によって、ドーピング
されていない二酸化シリコン層が設けられるが、これは
二酸化シリコン層15内の燐をEPROMのドーピング
活性層から保護する。次に、アルミ層が二酸化シリコン
層15の表面に約10000オングストロームの厚さに
スパッタされる。このアルミ層には、次いでアルミの列
リード線■6.17および18を設けるために公知の技
術を使用してパターンか形成され、エツチングが行われ
る。列リード線16.17および18は、第2G図に示
すように、埋設されたN”ソース及びドレーン領域7.
8及び9のように、各々の埋設されたN”拡散層に対し
て平行に形成されている。そこで、集積回路全体は、大
気圧化学気相成長法を使用して、約10000オングス
トロームの厚さに蒸着された燐をドーピングされた二酸
化シリコン(図示せず)の保護用オーバーコートによっ
てシールされる。この保護用の二酸化層は、次いでエツ
チングされ、集積回路用の接点か設けられる。
第4図は、本発明の教示に従って形成されたEPROM
の一部の平面図である。接点19.20および21は、
金属領域16.17及び18の間で、N”ソースおよび
ドレーン領域7.8.9に対してそれぞれ接触を行わせ
る開口部である。
埋設されたソースおよびドレーン領域7.8および9は
、それらの抵抗が一般的に約30Ω/平方のように高い
ため、E P ROMの列リード線に対する唯一の導電
体として使用することはできないが、もし特定の導電性
領域が以下で議論するように含まれているならば、この
抵抗はもっと低くなる可能性がある。導電性領域が使用
されていると否とにかかわらす、例えば、N〜ソースお
よびドレーン領域8と組合わせて金属領域17によって
形成された列リード線の抵抗全体を引下げるために、金
属領域16.17および18は、それぞれN+“ソース
およびドレーン領域7.8および9と周期的に接触する
。第2A図および第2G図に示す側面図の領域は、第4
図に示す切断点AAで切断して得られたものである。下
記で説明する導電性領域が含まれている場合には、必要
とされるこのような接点の数はより少ないことが理解さ
れるであろう。
本発明の教示に従って製造された浮遊ゲート電界トラン
ジスター・メモリ・セルは、浮遊ゲートlOとエピタキ
シャル層tbの間よりも多結晶シリコン領域13および
浮遊ゲートlOの間において、はるかに多くの容量結合
を与える。この構造は、2個の直列のコンデンサによっ
て電気的に形成されることができる。コンデンサ両端の
電圧は、下記の等式によって与えられる。
V=Q/C(1) ここで、■はコンデンサ両端の電圧に等しく、Qはコン
デンサの電荷に等しく、Cはコンデンサの容量に等しい
。直列に結合されたコンデンサにおいて、Qは全てのコ
ンデンサに対して等しい。
直列に結合された2つのコンデンサ両端の合計電圧の比
率は、下記の等式から得られる。
vl、/Vt=(Q/Ct)/(Q/C1+Q/C2)
   (2)ここで、Vlはコンデンサlの両端の電圧
であり、V[は2つのコンデンサ両端の合計電圧に等し
く、C1は第1コンデンサの容量であり、C2には第2
コンデンサの容量である。この等式を解くことによって V 1/Vt=C2/Cl+c2) が得らる。従って、1つのコンデンサ両端の所定の合計
電圧に対する電圧低下は、池のコンデンサの容量を増加
させることによって、増加、させることができる。多結
晶シリコン・ゲート13および浮遊ゲートlOの間の容
量を増加させることによって、多結晶シリコン領域/浮
遊ゲートIOおよびエピタキシャル層1bの間の電圧は
、エピタキシャル層1b及び多結晶シリコン層13の間
の所定の電圧に対して増加される。実嗅によって得られ
た証拠によれば、本発明の教示に従って製造された浮遊
ゲート電界効果トランジスタ・メモリ・セルは、マツフ
ェルロイで説明されているセルの場合に必要とされるよ
りも約り0%少ない書込み電圧レベルを必要とすること
が示されている。これによって、EPROMセル及びそ
れらの駆動回路のサイズが削減されることが可能になる
上に説明したように、本発明は、N“領域7.8および
9に直接型なっている導電性領域を使用した実施例を更
に考えている。これらの導電性領域は、N−領域7.8
及び9のシート抵抗を低下させる。第5八図ないし第5
F図は、埋設ケイ化物層によって構成されるこれらの導
電性領域を形成するために、好適な実施例が利用する手
順を示している。第5八図ないし第5F図に示す工程を
、第2D図に示す構造で始まる上に説明した工程に挿入
することができる。従って、第5A図ないし第5F図に
示される工程を、埋設ケイ化物層を形成するために、第
2E図と組合わせて上で説明した工程の代わりに利用す
ることができる。
従って、第5A図は、その上にフォトレジスト・マスク
を追加して有する第2D図の構造を示す。
特に、フォトレジスト・マスクはソリッド部32a、及
びギャップ32bを有する。ギャップ32bは、フィー
ルド酸化物領域6の中央部と重なり、ソリッド部32a
は、薄い酸化物領域30及びフィールド領域6と薄い酸
化物領域30の間の境界近くに存在するフィールド酸化
物領域6に重なっている。好適な実施例において、フィ
ールド酸化物6は、約3ミクロンの幅である。更に、ギ
ャップ32bは、約2ミクロンの幅であり、厚い酸化物
6に重なってその中央に位置し、その結果ギャップ32
bの中心は、フィールド酸化物領域6と実質的に重なっ
ている。
次に、フィールド酸化物領域6は、開口部32bによっ
て境界を定められた領域において非等方的にエツチング
されている。このエツチングによって、拡散領域7.8
.9が露出される迄フィールド酸化物領域6が除去され
る。第5B図は、このエツチングの結果形成された溝3
3を示す。好適な実施例において、フィールド酸化物領
域6は、約4000オングストロームの厚さを示してい
る。
従って、このエツチングのステップによって、熱成長さ
れた酸化物が約4000オングストローム除去される。
次にフォトレジスト・マスク32a−32bが除去され
、チタン、タングステン、モリブテン、タンタル、ハフ
ニュム、バナジウム等の耐熱性金属の層がスパッタされ
、構造の表面を覆う。この好適な実施例は、約tooo
オングストロームの厚さになるまで150℃でチタンを
加える。その結果得られる構造は、第5B図に示されて
いる。
第5C図を参照して、約675℃の窒素雰囲気か、金属
ケイ化物36を形成するために約30分使用される。ケ
イ化物36は、耐熱性金属34(第5b図参照)がシリ
コンといずれの部分で接触しようと形成される。従って
、ケイ化物36は、溝33内に形成され、N“領域7.
8及び9を覆う。好適な実施例に於いて、1000オン
グストロームの厚さの耐熱性金属34が、N″“拡散領
域7.8及び9からの約1000オングストロームのシ
リコンと結合する。従って、その結果得られるケイ化物
36は、約2000オングストロームの厚さである。好
適な実施例において、埋設拡散領域7.8及び9は、ケ
イ化物36の形成前は各々約5000オングストローム
の厚さである。従って、N−“領域7.8及び9は、今
ではケイ化物36の下に位置して約4000オングスト
ロームの厚さを示している。
ケイ化物36の形成後、アニーリングのステップが、約
800℃で約30分間行われる。そこで、耐熱性金属3
4の非反応部分(第5B図参@)が酸化物領域6及び3
0から除去される。第5C図に示す構造がその結果であ
る。
第5D図を参照して、工程は次に上に説明したTEO8
酸化物のような共形の酸化物コーディング38を蒸着し
、これを構造の全表面に約5000オングストロームの
深さに重ねる。5000オングストロームの厚さの共形
酸化物38は、溝38を埋める。共形酸化物層を加えた
後、構造に重なる平らな面を設けるため、当業者に公知
の方法で、ガラス層40が紡糸状に形成される。第5D
図は、ガラス層40の形成後、結果として得られる構造
を示している。
第5E図を参照して、次に構造の表面から不必要な酸化
物を除去し、Pシリコン層1 b Z 露出するために
、エツチング・バックのステップが行われる。このエツ
チング・ステップで使用されるエツチング用の薬品によ
って、ガラス層40、蒸着酸化物層38及びフィールド
酸化物層6が客同じ速度で除去される。しかし、当業者
に知られている従来のエツチング用の薬品は、熱成長さ
れた酸化物層6を好ましくない結果を生じることなく、
ガラス層40及び蒸着酸化物層38よりも若干遅い速度
でエツチングする可能性がある。それにも拘らず、酸化
物層6及び酸化物°層38の結果として得られたエツチ
ング層は、基板層tbの表面と客間様の平坦度である。
このエツチング・バックのステップの結果得られた構造
は、第5E図に示されている。フィールド絶縁体領域の
製造は今や完成した。これらのフィールド絶縁体領域の
各々は、熱成長フィールド酸化物6及び蒸着酸化物38
の両方を有している。
このフィールド絶縁体領域は、約2000オングストロ
ームに厚さを示している。
第5E図に示される実施例では、フィールド絶縁体領域
の厚さは、第2E図に示されるものよりも薄くなってい
るが、このフィールド絶縁体領域の全体としての絶縁機
能は事実上改善されていることが当業者に理解されるだ
ろう。拡散領域7.8.9とこれに重なっている多結晶
層の間の結合゛を特徴づけるRC特定数の抵抗部分は、
ケイ化物36を含んだため、例えば、10以上のファク
ターで減少する可能性がある。従って、フィールド絶縁
体領域を狭くすることは2ないし4程度のファクターで
容量を増加させる傾向があるが、10のファクターで抵
抗を減少することによって、全体のRC時定数を大巾に
減少することができる。
さて第5F図を参照して、第2E図と関連して上記の製
法工程と類似の製法工程が示されている。
特に、上述したように、薄い酸化物領域30が再成長さ
れてゲート酸化物を形成し、多結晶層10が蒸着されて
薄い酸化物 30及びフィールド絶縁体領域と重なって
いる。多結晶層IOは、約3000オングストロームの
厚さに加えられる。次に、多結晶層10は、約 950
℃でPOC13を使用してドーピングされ、その結果約
30Ω/平方のシート抵抗が達成される。次に、上で説
明し第3図に示すように、多結晶層10にはパターンが
形成され、エツチングが行われる。側壁酸化物フィラメ
ント42が、そこで多結晶層10の露出された側壁に成
長される。
好適な実施例において、厚い酸化物6及び蒸着酸化物3
8によって構成されるフィールド絶縁体領域は、約3ミ
クロンの幅である。多結晶層IOは、約1ミクロンだけ
各フィールド絶縁体層と重なっている。従って、多結晶
層lOのストリップの間には1ミクロンのギャップが存
在し、それらはフィールド絶縁体領域の各々の中央に位
置している。
本発明の工程は、そこで実質的に第2F図ないし第2G
図と関連して上で議論した通りに継続される。しかし、
当業者は、フィールド絶縁体領域及び多結晶層lOの下
の下部構造が第2F図ないし第2G図に示される特定の
構造よりも第5F図に示される構造に似ていることを認
識するだろう。
従って、トランジスタ・メモリ・セル・アレイは埋設拡
散層のシート抵抗を小さ(するように作られることがで
きる。埋設拡散層7.8及び9のみの一般的な抵抗は、
約30Ω/平方である。上で議論した工程に従って作ら
れるケイ化物36の一般的なシート抵抗は、約3Ω/平
方である。ケイ化物36と拡散層7.8及び9の組み合
わせによって、相互に並列の2つの導電体と電、気的に
等価である構造が形成される。その結果、ケイ化物36
と埋設拡散層7.8及び9の組み合わされた抵抗は、3
Ω/平方よりも若干小さい。約10分の1程度の抵抗の
減少が、ケイ化物36を付加することによって達成され
る。
要約すると、本発明は、小さい電圧を使用してEPRO
Mメモリ・セルをプログラムする方法を提供する。小さ
い電圧を使用することによって、EPROMの構造上よ
り小さいメモリ・セルを使用することが可能になる。更
に、本発明の1実施例は、E P ROMメモリ・アレ
イの列ラインを形成する埋設拡散層のような埋設拡散層
のシート抵抗を減少させる方法を提供する。抵抗が減少
することによって、埋設拡散層とこれと重なる金属層と
の間でより少ない接点を使用することが可能になる。そ
の結果、半導体基板の領域を、このような接点ではなく
、メモリ・セルに使用することが可能になる。
上記の説明は、本発明を示すために種々の実施例を使用
している。しかし、当業者は、これらの実施例において
、本発明の範囲から逸脱することなく変形と変更が行わ
れることを認識するだろう。
例えば、ここに開示されている正確な寸法は、幅広く変
化することが可能である。更に、上で説明したものと若
干異なる工程を使用することによって、ここに説明した
ものと実質的に等価の構造を得ることか可能である。当
業者にとって明らかであるこれら及びその他の変形は、
本発明の範囲内に包含されることが意図されている。
以上の記載に関連して、以下の各項を開示する。
1、 電気的にプログラム可能なメモリ・セルに於いて
、上記のメモリ・セルは、 第1導電型の基板、 上記のメモリ・セルのソースとして機能する上記の基板
中の第2導電型の第1領域、上記の第1領域上に形成さ
れる第1フィールド絶縁体領域、 上記のメモリ・セルのドレンとして機能する上記の基板
中の上記の第2導電型の第2領域、上記の第2領域上に
形成される第2フィールド絶縁体領域、 上記の第1及び第2フィールド絶縁体領域の間の上記の
基板の表面の近傍に形成されると共にこの基板表面から
絶縁され、実質的に上記の第1及び第2フィールド絶縁
体領域の表面に延びる浮遊ゲート、及び 上記の浮遊ゲートの表面に重なり、上記の浮遊ゲートの
表面と隣接し、かつ上記の浮遊ゲートから絶縁されてい
る活性ゲートであって、その結果上記の活性ゲートと上
記の浮遊ゲートの間の容量を増加させる活性ゲートによ
って構成されることを特徴とするメモリ・セル。
2、 上記の第1導電型はPであり、上記の第2導電型
はNであることを特徴とする前記項■に記載のメモリ・
セル。
3、 更に上記の第1領域と上記の第1フィールド絶縁
体領域の間に存在する第1導電性領域によって構成され
、その結果上記の第1領域と組み合わされた上記の第1
導電性領域は、上記の第1領域のみによって示される場
合よりも小さいシート抵抗を示すことを特徴とする前記
項lに記載のメモリーセル。
4、 更に上記の第2領域と上記の第2フィールド絶縁
体領域の間に存在する第2導電性領域によって構成され
、その結果上記の第2領域と組み合わされた上記の第2
導電性領域は、上記の第2領域のみによって示される場
合よりも小さいシート抵抗を示すことを特徴とする前記
項3に記載のメモリ・セル。
5、 上記の第1導電性領域は、金属ケイ化物であるこ
とを特徴とする前記項3に記載のメモリ・セル。
6、 上記の第1導電性領域は、上記の第1フィールド
絶縁体領域に対して中央に位置していることを特徴とす
る前記項3に記載のメモリ・セル。
7、 上記の第1フィールド絶縁体領域は、上記の基板
の表面と召共通平面である表面を有することを特徴とす
る前記項3に記載のメモリ・セル。
8、 上記の第1フィールド絶縁体領域は予め決められ
た幅を有し、 上記の浮遊ゲートは、少なくともこの予め決められた幅
の約10分の1の距離だけ上記の第1フィールド絶縁体
領域上に延びていることを特徴とする前記項lに記載の
メモリ・セル。
9、 第1導電型の基板に形成された複数のメモリ・セ
ルを有する電気的にプログラム可能なメモリ回路に於い
て、各々のセルは、 上記のメモリ・セルの1つのソースとして機能し、上記
のメモリ回路の列リード線として機能し、第1の隣接す
るメモリ・セルのドレンとして機能する第2導電型の第
1領域、 上記の第1領域上で上記の基板に成形された第1フィー
ルド絶縁体領域、 上記の1つのメモリーセルのドレンとして機能し、上記
のメモリ回路の列リード線として機能し、第2の隣接す
るメモリ・セルのソースとして機能する第2導電型の第
2領域、 上記の第2領域上で上記の基板に成形された第2フィー
ルド絶縁体領域、 上記の第1及び第2フイー“ルド絶縁体領域の間の上記
の基板の表面の近傍に形成されると共にこの表面から絶
縁され、実質的に上記第1及び第2フィールド絶縁体領
域の表面に延びる浮遊ゲート、及び 上記の浮遊ゲートの表面に形成され、上記の浮遊ゲート
に隣接し、上記の浮遊ゲートから絶縁され、上記のメモ
リ回路の行リード線として機能する活性ゲートによって
構成されることを特徴とするとする電気的にプログラム
可能なメモリ回路。
10、上記の第1領域と上記の第1フィールド絶縁体領
域の間に存在する第1金属ケイ化物領域、及び、 上記の第2領域と上記の第2フィールド絶縁体領域の間
に存在する第2金属ケイ化物領域によって更に構成され
ることを特徴とする前記項9に記載の電気的にプログラ
ム可能なメモリ回路。
11、上記の第1ケイ化物領域は、上記の第1フィール
ド絶縁体領域に対して中心に位置することを特徴とする
前記項10に記載の電気的にプログラム可能なメモリ回
路。
12、上記の第1フィールド絶縁体領域は予め決められ
た幅を示し、 上記の浮遊ゲートは少なくともこの予め決められた幅の
約10分の1の距離だけ上記の第1フィールド絶縁体領
域上に延びていることを特徴とする前記項9に記載の電
気的にプログラム可能なメモリ回路。
138電気的にプログラム可能なメモリ・セルに於いて
、上記のメモリ・セルは、 半導体の表面領域を有する第1導電型の基板、上記の基
板の表面に位置し、上記のメモリ・セルのソースとして
機能し、第1の予め決められた幅を有する第2導電型の
第1領域、上記の基板の表面に位置し、上記のメモリ・
セルのトレンとして機能し、第1の予め決められた幅と
客等しい幅を有する第2導電型の第2領域、 上記の第1の予め決められた幅よりも狭い第2の予め決
められた幅を示し、上記の第1領域と重なりかつ上記の
第1領域と物理的に接触する第1金属ケイ化物領域であ
って、その結果上記の第1ケイ化物領域は上記の第1領
域に対して中央に位置する第1金属ケイ化物領域、第2
の予め決められた幅と客等しい幅を示し、上記の第2領
域と重なりかつ上記の第2領域と物理的に接触する第2
金属ケイ化物領域であって、その結果上記の第2シリ化
物領域は上記の第2領域に対して中央に位置する第2金
属ケイ化物領域、 第1の予め決められた幅と客等しい幅を示し、上記の第
1領域と上記の第1シリ化物領域に重なる第1フィール
ド絶縁体領域、 第1の予め決められた幅と寥等しい幅を示し、上記の第
2領域と上記の第2シリ化物領域に重なる第2フィール
ド絶縁体領域、及び 上記の第1及び第2フィールド絶縁体領域の間の上記の
基板表面の近傍に形成されると共にこの基板表面から絶
縁され、少なくと、も第1の予め決められた幅の約10
分の1距離だけ上記の第1フィールド絶縁体領域に重な
り、少なくとも第1の予め決められた幅の約10分の1
距離だけ上記第2フィールド絶縁体領域に重なる浮遊ゲ
ートによって構成されることを特徴とする電気的にプロ
グラム可能なメモリ・セル。
14、半導体の表面領域を有する第1導電型の基板上に
電気的にプログラム可能なメモリ・セルを形成する方法
において、上記の方法は、上記の基板の表面にマスクを
被せるステップ、上記のマスクによって覆われていない
上記の基板の領域に於いて、上記の基板に第2導電型の
不純物イオンを加えるステップ、 上記のマスクを取り除くステップ、 上記のイオン上にフィールド絶縁体領域を形成するステ
ップ、 上記のフィールド絶縁体領域上で部分的に上記の基板表
面に重なる浮遊ゲートを形成するステップ、 上記の浮遊ゲートの表面にレベル間絶縁体を形成するス
テップ、及び 上記のレベル間絶縁体の表面に活性ゲートを形成するス
テップであって、その結果上記の活性ゲートと上記の浮
遊ゲートの間に容量が存在する活性ゲートを形成するス
テップによって構成されることを特徴とする方法。
15、更にゲート酸化物を上記のイオンから離れた上記
の基板表面に形成するステップによって構成され、上記
のゲート酸化物を形成するステップは、上記のフィール
ド絶縁体領域を形成するステップと同時に行われること
を特徴とする前記項14に記載の方法。
1G、上記の浮遊ゲートを形成するステップは、上記の
浮遊ゲートを少なくとも上記のフィールド絶縁体領域の
幅の10分の1の距離だけ上記のフィールド絶縁体領域
の各々の上に延ばすステップによって構成されることを
特徴とする前記項14に記載の方法。
17、上記の浮遊ゲートを形成するステップの前に、フ
ィールド絶縁体領域の溝を形成するために上記のフィー
ルド絶縁体領域の各々の一部を除去するステップ、及び 上記の溝内の上記の基板表面に導電性領域を形成するス
テップによって更に構成されることを特徴とする前記項
14に記載の方法。
18、上記の導電性領域を形成するステップは、耐熱性
金属を上記の溝内の上記の基板表面に加えるステップに
よって構成されることを特徴とする前記項17に記載の
方法。
19、上記の溝内の上記の導電性領域に重なる絶縁領域
を形成するステップによって更に構成されることを特徴
とする前記項17に記載の方法。
20、上記の浮遊ゲートを形成するステップは、上記の
溝の部分と重ねるように上記の浮遊ゲートを延ばすステ
ップによって構成されることを特徴とする前記項17に
記載の方法。
21、本仕様書に開示されているEPROMは、低い電
圧レベルで荷電可能である独創的な浮遊ゲート・メモリ
・セルを有する。メモリ・セルは、メモリ・セルの埋設
ソース(7)、ドレン(8)及びフィールド酸化物(6
)領域の境界を定めるためにマスクを使用することによ
って製造される。マスクを取り除いた後、フィールド酸
化物(6)領域が形成され、かつ浮遊ゲート(10)が
形成され、これは、浮遊ゲート電界効果トランジスタ・
メモリ・セルに対してチャンネル領域を越えて延る。こ
の延びた浮遊ゲートは、ゲート/ワード線(13)と浮
遊ゲート(10)の間の別の容量性結合を与え、一方浮
遊ゲート電界効果トランジスタ・メモリ・セルの浮遊ゲ
ートとチャンネルの間に同一の容量性結合を与る。1つ
の実施例は、埋設ソース及びドレン領域に加えられるケ
イ化物(34)を開示している。このケイ化物(34)
は、フィールド酸化物(6)を介して溝を形成し、拡散
領域(7,8)にケイ化物(34)を形成し、この溝を
酸化物(38)で埋め、結果として得られる構造を平坦
化することによって製造される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、浮遊ゲート電界効果トラン、ジスタを使用し
たEPROMの概略図である。 第2A図ないし第2G図は、本発明の教示による浮遊ゲ
ート電界効果トランジスタ・メモリ・セルを製造するた
めに必要な工程のステップを示す概略側面図である。 第3図は、第2A図ないし第2G図で示される工程の中
間ステップの平面図である。 第4図は、本発明の教示に従って製造されるEPROM
の一部の平面図である。 第5A図ないし第5F図は、ケイ化埋設列ラインを製造
するために行われる工程のステップを示す側面図である
。 1a・・・・・・P+基板、lb・・・・・・Pエピタ
キシャル層、3・・・・・・多結晶シリコン層、4・・
・・・・酸化シリコン層、5・・・・・・窒化シリコン
層、6・・・・・・フィールド酸化物領域、7.8.9
・・・・・・ソース及びドレン領域、0・・・・・・多
結晶層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  電気的にプログラム可能なメモリ・セルに於いて、上
    記のメモリ・セルは、 第1導電型の基板、 上記のメモリ・セルのソースとして機能する上記の基板
    中の第2導電型の第1領域、 上記の第1領域上に形成される第1フィールド絶縁体領
    域、 上記のメモリ・セルのドレンとして機能する上記の基板
    中の上記の第2導電型の第2領域、上記の第2領域上に
    形成される第2フィールド絶縁体領域、 上記の第1及び第2フィールド絶縁体領域の間の上記の
    基板の表面の近傍に形成されると共にこの基板表面から
    絶縁され、実質的に上記の第1及び第2フィールド絶縁
    体領域の表面に延びる浮遊ゲート、及び 上記の浮遊ゲートの表面に重なり、上記の浮遊ゲートの
    表面と隣接し、かつ上記の浮遊ゲートから絶縁されてい
    る活性ゲートであって、その結果上記の活性ゲートと上
    記の浮遊ゲートの間の容量を増加させる活性ゲートによ
    って構成されることを特徴とするメモリ・セル。
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