JPH0219613Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0219613Y2 JPH0219613Y2 JP9919986U JP9919986U JPH0219613Y2 JP H0219613 Y2 JPH0219613 Y2 JP H0219613Y2 JP 9919986 U JP9919986 U JP 9919986U JP 9919986 U JP9919986 U JP 9919986U JP H0219613 Y2 JPH0219613 Y2 JP H0219613Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- screw hole
- sphere
- center
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はボルトの締め付けにつかわれるナツ
トに関する。
トに関する。
ナツトは外周面が多角面状でその中心に雌ねじ
孔を形成したものが一般的である。
孔を形成したものが一般的である。
ところで、例えば、第８図に示すように、ベア
リング１を一体にした合成樹脂製軸受２に、その
成形時に多角ナツト３を埋込んだものにおいて
は、ボルト４をナツト３にねじ通し支軸Ａに圧接
して軸受２を支軸Ａに取付けたりする。しかしな
がら埋込みであるため、ボルト４のねじ込み方向
（軸方向）は固定されており、その方向にボルト
４を圧接してはいけない部分がある場合、そのナ
ツト３による締付けを行なうことができず、ま
た、ねじ込み方向の圧接面に孔が形成されている
場合など十分な締付け力を得ることができず、軸
受２を強固に取付けることができないなどの問題
が生じている。
リング１を一体にした合成樹脂製軸受２に、その
成形時に多角ナツト３を埋込んだものにおいて
は、ボルト４をナツト３にねじ通し支軸Ａに圧接
して軸受２を支軸Ａに取付けたりする。しかしな
がら埋込みであるため、ボルト４のねじ込み方向
（軸方向）は固定されており、その方向にボルト
４を圧接してはいけない部分がある場合、そのナ
ツト３による締付けを行なうことができず、ま
た、ねじ込み方向の圧接面に孔が形成されている
場合など十分な締付け力を得ることができず、軸
受２を強固に取付けることができないなどの問題
が生じている。
この考案は、埋込みされてもねじ込み方向を変
えることができるナツトを提供することを課題と
する。
えることができるナツトを提供することを課題と
する。
上記課題を達成するため、この考案のナツトに
あつては、球体の中心の両側を平面により切断し
た形状で、その両切断面間に軸が前記中心をずれ
たねじ孔を形成した構成としたものである。
あつては、球体の中心の両側を平面により切断し
た形状で、その両切断面間に軸が前記中心をずれ
たねじ孔を形成した構成としたものである。
この様に構成すれば、埋込んだ後でも、埋込み
面が球面となるため、ねじ孔に棒を挿通してその
軸方向を任意の方向に変えることができその所望
方向にボルトをねじ通す。
面が球面となるため、ねじ孔に棒を挿通してその
軸方向を任意の方向に変えることができその所望
方向にボルトをねじ通す。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第１図及び第２図に示すように、球体をその中
心に対し対称な平面で切断した中央部分形状と
し、その両切断面間に軸ｂが前記球体の中心軸ａ
とずれたねじ孔５を形成してナツト３を構成す
る。
心に対し対称な平面で切断した中央部分形状と
し、その両切断面間に軸ｂが前記球体の中心軸ａ
とずれたねじ孔５を形成してナツト３を構成す
る。
このナツト３を例えば第８図のごとく軸受２な
どの被取付物に埋込んで使用すると、第２図及び
第３図に示すようにその埋込面６も球面となつて
いるため、ねじ孔５に棒を挿通してその軸方向を
任意の方向に変え得る。この際、このナツト３
は、球体の中心の両側を平面で切断した形状であ
るため、その外周面には球体の直径径の円周が存
在しその円周が埋込面６からはずれないかぎり抜
け落ちることがない。
どの被取付物に埋込んで使用すると、第２図及び
第３図に示すようにその埋込面６も球面となつて
いるため、ねじ孔５に棒を挿通してその軸方向を
任意の方向に変え得る。この際、このナツト３
は、球体の中心の両側を平面で切断した形状であ
るため、その外周面には球体の直径径の円周が存
在しその円周が埋込面６からはずれないかぎり抜
け落ちることがない。
ナツト３を任意のねじ孔方向位置にセツトした
のち、ボルト４をねじ通す。この際、ねじ孔５の
軸ｂが球体中心からずれているため、ねじ込み力
によりナツトが回転することがない。
のち、ボルト４をねじ通す。この際、ねじ孔５の
軸ｂが球体中心からずれているため、ねじ込み力
によりナツトが回転することがない。
なお、このナツト３を埋込む際、第１図乃至第
３図に示すように、そのねじ孔５の偏心位置を全
てのナツト３において同一とするため、偏心方向
を示す孔７などの印を形成するとよい。
３図に示すように、そのねじ孔５の偏心位置を全
てのナツト３において同一とするため、偏心方向
を示す孔７などの印を形成するとよい。
ナツト３の形状としては、上記実施例以外に第
４図乃至第７図に示すものなども考えられる。第
４図は球体の一側を切断してねじ孔５を形成した
もの、第５図は球体にねじ孔５を形成したもので
あり、両実施例においては、ねじ孔５の開口が切
断面となる。第６図は第１図実施例のねじ孔５の
軸ｂを軸ａに平行でなくしたもの、第７図は切断
面を平行でなくしたものである。
４図乃至第７図に示すものなども考えられる。第
４図は球体の一側を切断してねじ孔５を形成した
もの、第５図は球体にねじ孔５を形成したもので
あり、両実施例においては、ねじ孔５の開口が切
断面となる。第６図は第１図実施例のねじ孔５の
軸ｂを軸ａに平行でなくしたもの、第７図は切断
面を平行でなくしたものである。
この考案は以上のように構成したので、埋込ん
でボルト締め用として使用する際、そのねじ込み
方向を変化できる効果がある。
でボルト締め用として使用する際、そのねじ込み
方向を変化できる効果がある。
第１図はこの考案のナツトの一実施例の正面
図、第２図及び第３図は第１図の使用状態説明断
面図、第４図乃至第７図はそれぞれ他の実施例の
断面図、第８図は第１図の実施例の使用状態図で
ある。 ３……ナツト、５……ねじ孔。
図、第２図及び第３図は第１図の使用状態説明断
面図、第４図乃至第７図はそれぞれ他の実施例の
断面図、第８図は第１図の実施例の使用状態図で
ある。 ３……ナツト、５……ねじ孔。
Claims (1)
- 球体の中心の両側を平面により切断した形状で
その両切断面間に軸が前記中心をずれたねじ孔を
形成して成るナツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9919986U JPH0219613Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9919986U JPH0219613Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS634419U JPS634419U (ja) | 1988-01-12 |
| JPH0219613Y2 true JPH0219613Y2 (ja) | 1990-05-30 |
Family
ID=30967852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9919986U Expired JPH0219613Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0219613Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP9919986U patent/JPH0219613Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS634419U (ja) | 1988-01-12 |
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