JPH0219520A

JPH0219520A - より合せ機械

Info

Publication number: JPH0219520A
Application number: JP1132529A
Authority: JP
Inventors: Roland Eisenhauer; ロランド　アイゼンハワー; Hubert Schaub; ヒューベルト　シャウプ; Dieter Leuthold; デイター　レウソルド; Erich Jenter; エイリッヒ　イエンター
Original assignee: Saurer Allma GmbH
Current assignee: Saurer Allma GmbH
Priority date: 1988-05-25
Filing date: 1989-05-25
Publication date: 1990-01-23
Anticipated expiration: 2012-04-09
Also published as: US4932198A; JP2598516B2; DE8806816U1; IT1229367B; IT8920621A0; FR2631978A1; FR2631978B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、機械フレームと、この機械フレーム内で機
械の垂直長手中心面に対して対称的に機械の長手方向に
並置された数個のより合せステーションとを備え、各ス
テーションが、２本の糸を１本の糸による方式のより合
せ紡錘と、紡錘軸の延炎上で紡錘の上方の水平支持アー
ムに設けた梳毛手段と、支持アームの上方に設けた繰り
出し装置と、梳毛手段と繰り出し装置との間で支持アー
ム上に設けた糸モニタと、機械の長手方向に往復動可能
な糸片案内を具備し、繰り出し装置の上方に設けられた
巻取り装置とを備えたより合せ機械に関する。

従来技術及び発明が解決しようとする課題公知のこの種
より合せ機械（***特許出願第２９３９４３５号の第６
図〜第９図）においては、支持アームが機械フレームに
固定的に取り付けられている。２本の糸を１本の糸によ
る方式の紡錘内へ供給ボビンを挿入可能とするためには
、案内ローラとして形成されている梳毛手段と、紡錘と
の間の垂直間隔が充分大きくなければならない。このこ
とや紡錘が床からかなり離れて配置されているという理
由により、巻糸軸架が支持する巻取りボビンや、その他
のボビンが床から比較的離れた位置に配置されているこ
ととなる。したがって、作業者はこれらに仲々届きにく
いので、公知のより合せ機械では巻糸軸架が下方へ回動
できるようになっている。しかし、このために、より合
せ機械が極めて高価になっている。より合せ機械の操作
を難かしくしている別の要因として、紡錘軸を通る垂直
面に対しての先導ローラとしての繰り出し装置が、該垂
直面の作業者に面する側に配置されていることが上げら
れる。また１巻取りボビンは上記垂直面から機械の長手
中心面側へずれて配置されている。先導ローラが作業者
側に面しているので、巻取りボビンにアクセスできない
。さらに、先導ローラと、これを支持する連続した軸と
が糸モニタの視界を遮っているために、送り出し作業が
困難である。

別の公知のより合せ機械（ヨーロッパ特許出願第１６５
１８８号）においては、ガレット（ｇａｌｅｔｔｅ）と
しての繰り出し装置も、紡錘軸を通る垂直面の作業者に
面する側に配置されている。繰り出し装置からのより糸
を非常に高い位置の案内ローラを通過させることによっ
て、糸片案内と上記案内ローラとの間で比較的長い補償
距離が得られるようになっている。次段の巻取り装置は
、先に述べたより合せ機械におけるように、紡錘軸を通
る垂直面の作業者に面する側に配置されている。したが
って、この公知のより合せ機械も先に述べた機械と同様
な欠点を有する。その上、最終ローラが非常に高い位置
にあるので、より糸の挿入が難かしい。また、最終日−
ラが巻取りボビンよりも上方にあるので、最終案内ロー
ラを通って案内されたより糸によって巻取りボビンへの
アクセスが妨げられる。

さらに別の公知のより合せ機械（独国実用新案第８４０
１４１４号）においては、案内ローラが固定支持アーム
の自由端のところで、ばね負荷回動アーム上に設けられ
ている。したがって、案内ローラは該案内ローラと巻取
り装置間のより糸片の方向へ移動できる。その結果、糸
片案内の往復動に起因する張力変動が吸収される。新た
な供給ボビンの紡錘への挿入を可能にするためには、こ
の公知の機械でも支持アームと紡錘との間にかなり大き
な間隔を取らなければな、らない。別の供給ボビンの支
持体が紡錘の下に配置されているので、紡錘そのものは
床からがなり離して配置される。供給ボビンが大きいと
機械の高さが増して操作の容易性が妨げられるので、こ
の公知機械の構造は小形供給ボビンにしか適用できない
。

この発明の目的は、上記種類のより合せ機械であって、
大きな供給ボビンに好適であるが全体の高さが比較′的
小さくて操作が容易なより合せ機械を提供するにある。

課題を解決するための手段この発明によると、上記の目的を達成するために、機械
フレーム内で紡錘をできるだけ低い位置に配置し、支持
アームを紡錘軸と機械の垂直長手中心面との間の枢軸に
枢着して使用位置でロック可能とし、紡錘軸と梳毛手段
の延長上で支持アーム上に第１案内ローラと、機械の長
手中心面側へずらした第２案内ローラとを設け、両案内
ローラ間に糸モニタおよび必要に応じ糸カッタを設け、
機械の外部へ向う支持アーム自由端に第３案内ローラを
設け、第２案内ローラを通り機械の長手中心面に平行な
垂直面と機械の該長手中心面との間に繰り出し装置を設
ける。

上記構成のより合せ機械は大きな供給ボビンを用いても
全体の高さは比較的小さい、支持アームは枢軸の周りに
回動して遠のくことができるので、紡錘に比較的近く該
紡錘の上方に配置できる。このことと機械フレーム内で
紡錘をできるだけ低い位置に配置することとが相い俟っ
て全体の高さを低減する。さらに、梳毛手段が装着され
た支持アームと紡錘との間の間隔が小さいから、ふくら
む糸の高さが小さくなり、その結果糸の張力も小さい。

したがって機械の消費電力を低減でき、紡錘速度を増大
できる。機械の全体高さが小さいと、重い供給ボビンを
それ程高く持ち上げる必要がないので操作が容易となる
。繰り出し装置は１機械の長手中心面の方向へ支持アー
ムやその上の糸モニタ、糸カッタなどよりもずらして配
置しであるから、支持アームやその上の糸案内素子の視
界や、これらへのアクセスを妨げることがなく、送り出
しが極めて容易になる。また上記配置の繰り出し装置は
巻取りボビンのアクセスを妨げることがない。

好ましくは、支持アームに第３案内ローラを設けて、該
案内ローラと巻取り装置間のより糸片動方向にばね力に
抗した走行が行なえるようにする。これによって、第３
案内ローラと糸片案内間のより糸片の長さを比較的短か
く保つことができ、しかも、ばね負荷の可動ローラによ
って張力ばらつきを吸収できる。最終案内ローラと糸片
案内間の間隔が比較的小さく、これによっても全体の高
さが低減される。

実施例以下、実施例を用いてこの発明の詳細な説明する。

第１図〜第３図はこの発明のより合せ機械を示し、機械
フレーム１内で機械の垂直長手中心面Ｍの両側には、機
械の長手方向に数個のより合せステーション２が並置さ
れている。両側のより合せステーション２は同一構造な
ので、方のより合せステーション２の構造のみを以下に
説明する。

機械フレーム１内のできるだけ低い位置に紡錘３を設け
る。この紡錘３は２本の糸を１本の糸による方式のもの
である。紡錘３は、静止ボビン容器５内に設けた第１供
給ボビン４を有する。第１供給ボビン４からくり出され
た第１糸Ｆ１は麻打ち器６上を案内され、梳毛手段７に
達する。ヨーロッパ特許出願第１６５１８８号または独
特許出願第１１６２２３９号に記載のように、梳毛手段
７は例えば水平支持アーム８上に回転可能に取り付けた
旋回ヘッドである。

第２糸Ｆ２はボビン巻糸軸架９上の第２供給ボビン１０
からくり出され、案内筒１１内を案内されて紡錘３の下
端に達する。この糸Ｆ２は紡錘回転子３ａから放射方向
に出て行き、ボビン容器５の周りで回転してふくらむ。

糸Ｆ２も梳毛手段７へ案内される。

支持アーム８は、紡錘軸Ａと機械の垂直長手中心面Ｍと
の間に設けた枢軸Ｓに枢着されている。この枢軸Ｓは好
ましくは垂直である。支持アームはばね負荷ラッチ装置
１２によって、第１図、第２図、第３図の実線の使用位
置に固定される。紡錘軸Ａの延長上で支持アーム８上に
第１案内ローラ１３を設ける。より糸はこのローラを通
過してから、機械の長手中心面Ｍよりにずれて支持アー
ム８上に取り付けられた第２案内ローラ１４に達する。

できれば案内ローラ１４は枢軸Ｓの近くに設けるとよい
。支持アーム上で２個の案内ローラ１３，１４の間には
糸モニタ１５と糸カッタ１６とを設ける。さらに、第１
糸掴み部材１７を支持アーム８に設ける０機械の外部に
向う支持アームの自由端８ａから延びる枢軸アーム１９
に、第３案内ローラ１８を枢着する。枢軸アーム１９は
ばねによる負荷がかけられているので、第３案内ローラ
１８はばね力Ｂに抗して可動である。

機械の長手中心面Ｍと平行に第２案内ローラを通って延
びる垂直面Ｖと該長手中心面Ｍとの間に、ガレッテ（ｇ
ａｌｅｔｔｅ）のような繰り出し装置２０を設ける。し
たがって、繰り出し装置は紡錘軸Ａおよび第２案内ロー
ラ１４がら見て、機械の長手中心面Ｍ側へずれている。

繰り出し装置２０からのより糸は、第３案内ローラ１８
および案内ロッド２１上を案内されて、機械の長手方向
に往復動する糸片案内２２に達する。糸片案内２２に隣
接して被駆動巻取リローラ２３を設け、このローラに巻
取りボビン２４が係合する。

巻取りローラ２３と糸片案内２２とで公知のように巻取
り装置を形成する。そして、この巻取り装置の近くで案
内ロッド２１上に第２糸掴み部材２５を設ける。

２個の供給ボビン４，１０からの糸Ｆｌ、Ｆ２は梳毛手
段７に入り、該手段において同一張力でより合せられて
より糸となる。より糸２は支持アーム８の孔２７を通り
、第１案内ローラ１３を経てから糸モニタ１５、糸カッ
タ１６、第２案内ローラ１４を通る。ガレット２０と案
内ローラ２６とから成る繰り出し装置において、より糸
は案内ローラ２６とガレット２０の周りに数個巻き付け
られる。

ガレット２０を出たより糸は第３案内ローラ１８を通り
、次に案内ロッド２１を通過して糸片案内２２゜巻取り
ボビン２４に到る。支持アーム８に設けた第３案内ロー
ラ１８によって、案内ローラ１８と巻取り装置との間の
より糸片移動方向Ｂにばね力に抗した走行が行なえる。

その結果、糸片案内２２の往復動に起因する張力変動を
吸収できる。

ボビン容器５内へ新たな供給ボビン４を挿入するには、
第３図に鎖線で示すように垂直軸Ｓの周りに側方へ支持
アーム８を回動させる。紡錘およびボビン容器と支持ア
ーム８との間の垂直方向間隔は狭いが、上記回動によっ
て充分なスペースができるので供給ボビン４全体をボビ
ン容器５の上方から該容器内へ挿入できる。支持アーム
８の回動の際に、該アーム上の第２案内ローラ１４も回
動する。この時に、ガレットに巻取られたより糸に生じ
るずれをできるだけ少なくするために、第２案内ローラ
１４を支持アーム８の枢軸Ｓのできるだけ近くに配置す
ることが重要なのである。

特に、２個の糸掴み部材１７．２５によって操作が容易
であるという利点が得られる。長さ測定器や紡錘の糸送
り出し供給ボビン４に従って、巻取りボビン２４の変更
が必要になると、最初は両方の糸Ｆｌ、　Ｆ２、より糸
Ｚが−ばいに送り出される０次に１巻取りボビン２４の
ところでより糸が切断され、第３案内ローラ１８がらの
より糸の端部が、第２糸掴み部材２５によって把持され
る。２本の糸Ｆｌ、Ｆ２は梳毛手段７の下方において切
断され第１糸掴み部材１７によって把持される。新たな
供給ボビン４，１ｏが挿入され、必要に応じて圧縮空気
によって糸Ｆ２が筒１１を経て紡錘回転子３ａへ送り出
された後に、新しい糸Ｆｌ、Ｆ２の端部が、先に糸掴み
部材１７に把持された端部へつなぎ合せられる。次に、
先に糸掴み部材２５が把持したより糸の端部を引き出し
てから、新たな巻取りボビンへ掛ける。このように、梳
毛手段および後続の糸案内手段、繰り出し装置で、糸の
送り出し、挿入といった面倒な作業を行なわないで済む
。

必要に応じ、機械の長手中心面Ｍに対して平行な水平軸
に支持アームを枢着することもできる。しかし、上記し
た実施例のようにすれば支持アーム８が繰り出し装置２
０．２６に衝突しないという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例の断面図、第２図は同上の紡
錘上の領域内の支持アーム、糸案内の詳細を示す要部断
面図、第３図は、巻取りローラを除去し第２図の矢印■
方向に見た支持アームの平面図である。１・・・機械フレーム２・・・より合せステーション３・・・紡錘　　　　　　７・・・梳毛手段８・・・支
持アーム　　　８ａ・・・支持アーム自由端１３・・・
第１案内ローラ１５；・・糸モニタ１８・・・第３案内ローラ２０．２６・・・繰り出し装置Ａ・・・紡錘軸Ｓ・・・枢軸１４・・・第２案内ローラ１６・・・糸カッタＭ・・・垂直長手中心面Ｖ・・・垂直面

Claims

【特許請求の範囲】１、機械フレームと、この機械フレーム内で機械の垂直
長手中心面に対して対称的に機械の長手方向に並置され
た数個のより合せステーションとを備え、各ステーショ
ンが、２本の糸を１本の糸による方式のより合せ紡錘と
、紡錘軸の延長上で紡錘の上方の水平支持アームに設け
た梳毛手段と、支持アームの上方に設けた繰り出し装置
と、梳毛手段と繰り出し装置との間で支持アーム上に設
けた糸モニタと、機械の長手方向に往復動可能な糸片案
内を具備し、繰り出し装置の上方に設けられた巻取り装
置とを備えているより合せ機械において、機械フレーム
（１）内で紡錘（３）をできるだけ低い位置に配置し、
支持アーム（８）を紡錘軸（Ａ）と機械の垂直長手中心
面（Ｍ）との間の枢軸（Ｓ）に枢着して使用位置でロッ
ク可能とし、紡錘軸（Ａ）と梳毛手段（７）の延長上で
支持アーム（８）上に第１案内ローラ（１３）と、機械
の長手中心面（Ｍ）側へずらした第２案内ローラ（１４
）とを設け、両案内ローラ間に糸モニタ（１５）および
必要に応じ糸カッタ（１６）を設け、機械の外部へ向う
支持アーム自由端（８ａ）に第３案内ローラ（１８）を
設け、第２案内ローラ（１４）を通り機械の長手中心面
（Ｍ）に平行な垂直面（Ｖ）と機械の該長手中心面（Ｍ
）との間に繰り出し装置（２０、２６）を設けたことを
特徴とするより合せ機械。２、請求項１において、支持アーム（８）に第３案内ロ
ーラ（１８）を設けて、該案内ローラ（１８）と巻取り
装置（２２、２３）間のより糸片移動方向（Ｂ）にばね
力に抗した走行が行なえるようになっていることを特徴
とするより合せ機械。３、請求項１において、第２案内ローラ（１４）を枢軸
（Ｓ）の近くに設けたことを特徴とするより合せ機械。４、請求項１において、支持アーム（８）が垂直枢軸（
Ｓ）の周りに回動可能であることを特徴とするより合せ
機械。５、請求項４において、ばね負荷ラッチ装置（１２）に
よって支持アーム（８）を使用位置に固定させるように
なっていることを特徴とするより合せ機械。６、請求項１において、機械の長手中心面（Ｍ）に対し
て、平行な水平軸に支持アーム（８）を枢着して上方へ
回動可能となっていることを特徴とするより合せ機械。７、請求項１において、第１糸掴み部材（１７）を支持
アーム（８）に設けたことを特徴とするより合せ機械。８、請求項１または７において、巻取り装置（２２、２
３）の近くに第２糸掴み部材（２５）を設けたことを特
徴とするより合せ機械。