JPH0219145B2 - - Google Patents

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JPH0219145B2
JPH0219145B2 JP56096862A JP9686281A JPH0219145B2 JP H0219145 B2 JPH0219145 B2 JP H0219145B2 JP 56096862 A JP56096862 A JP 56096862A JP 9686281 A JP9686281 A JP 9686281A JP H0219145 B2 JPH0219145 B2 JP H0219145B2
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JP
Japan
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parts
weight
crosslinking agent
polymerization
latex
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JP56096862A
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English (en)
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JPS57212246A (en
Inventor
Takayuki Katsuto
Masatomo Oota
Katsumi Suzuki
Yoshikatsu Satake
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Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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Publication of JPH0219145B2 publication Critical patent/JPH0219145B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L27/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L27/02Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L27/04Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing chlorine atoms
    • C08L27/06Homopolymers or copolymers of vinyl chloride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F279/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of monomers having two or more carbon-to-carbon double bonds as defined in group C08F36/00
    • C08F279/02Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of monomers having two or more carbon-to-carbon double bonds as defined in group C08F36/00 on to polymers of conjugated dienes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L51/04Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to rubbers

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は塩化ビニル系樹脂組成物に関するもの
であり、特に耐衝撃性を有し、かつ製品に折り曲
げなどの変形に対し白化の少ない樹脂組成物に関
する。 従来ゴム状物質にスチレン、アクリロニトリ
ル、又はメチルメタクリレートなどのビニル単量
体の単独又は二種以上の混合物を重合させたグラ
フト共重合体を塩化ビニル樹脂と混合し、塩化ビ
ニル樹脂製品の耐衝撃性を向上させる方法は公知
である。この方法による塩化ビニル樹脂組成物は
透明性、耐衝撃性について比較的満足されるが、
成形品を折り曲げた場合折曲部周辺が白化しやす
く、特に耐衝撃性の優れたものは白化が顕著であ
り、商品価値をそこなう欠点を有している。 一般に耐衝撃性と耐白化性を両立することは困
難であり、ゴムラテツクスを適度に凝集せしめ、
スチレン、メチルメタクリレート等をグラフト重
合せしめることなどにより両立化が図られてきた
(特公昭46−31462号、特公昭54−1584号)。しか
しラテツクスを適度に凝集することは高度の技術
を要し、より容易な方法が望まれていた。 本発明は、すぐれた耐衝撃性を有するととも
に、成形品に屈曲部が生じても白化の極めて少な
い優れた性質を有する樹脂組成物を提供するもの
である。 塩化ビニル樹脂組成物の耐応力白化性を向上さ
せるために添加するグラフト共重合体のブタジエ
ン系ゴム成分の架橋度を大にし膨潤度の小さい比
較的硬いゴム成分を使用することが知られてい
る。しかしこの場合、耐衝撃性向上効果は架橋度
が大となるに従い低下する傾向があるため両者の
両立は困難であつた。本出願人はこの方法ついて
検討した結果、高度に架橋された平均粒径600〜
3000Åで比較的粒径分布の小さいブタジエン系ゴ
ムを用い、且つそのゴム成分の割合が従来の方法
に比し極めて多いグラフト共重合体を使用するこ
とにより耐衝撃性、耐白化性の両者を両立し得る
ことを見出し本発明に到達した。 即本発明の特徴はブタジエン50重量%以上、架
橋剤0.2乃至20重量%、残余がブタジエンと共重
合し得るエチレン系不飽和単量体からなる混合単
量体を各段に使用して多段シード乳化重合して得
られる粒子径が600乃至3000Å、全架橋剤量がゴ
ム重合体に対し1.0乃至10重量%、ゴム重合体の
膨潤度が7以下の高度に架橋されたブタジエン系
ゴム重合体ラテツクスの存在下に(ブタジエン系
ゴム重合体として70乃至85重量部を含む)メタク
リル酸アルキル、芳香族ビニル等のプラスチツク
成分30乃至15重量%を1回乃至数回にわけて添加
重合して得られるグラフト共重合体を塩化ビニル
樹脂と混合することにあり、かくて高度の耐衝撃
性ときわめて優れた耐応力白化性を有するPVC
組成物を得ることができたのである。 従来、耐衝撃剤として用いられてきたグラフト
共重合体のゴム成分は70重量%以下のものが殆ん
どあつて、その原因の一つはそれ以上大になると
グラフト共重合体ラテツクスの酸(塩)析或いは
乾燥工程で、塊状化し易い欠点を有していたから
であつた。本発明においてはゴム成分が高度に架
橋されているためゴム成分が70乃至85重量%と極
めて多量であるにも拘らずグラフト共重合体の酸
(塩)析時あるいは乾燥時に塊状化が起らず円滑
に乾燥粉末を得ることのできることもその長所の
一つである。 又本発明におけるゴム部の重合は多段重合によ
るが、特に、1500Å程度以上大粒径のゴムを得る
場合多段シード重合が粒径の均一さ、粒径のコン
トロールのしやすさという点からより望ましい。 大粒径ゴムを得る他の方法として、酸、塩など
による小粒径ゴムのミクロ凝集による方法が知ら
れているが、この方法では通常粒径分布の広いも
のしか得られず、屡々特に大きな粒径のゴム粒子
が存在する為、グラフト重合体とPVCとの組成
物の耐白化性をそこないやすい。一方本発明の場
合のような多段シード重合により得られる大粒径
ゴムは、粒径分布がせまい特徴を有し、グラフト
共重合体と塩化ビニル樹脂の組成物の耐白化性が
上記ミクロ凝集法ゴムの場合に較べ優れるという
特徴がある。 以下、本発明を詳細に説明する。 まず乳化重合により高度に架橋されたゴム重合
体ラテツクスを生成する。該高度架橋ゴムラテツ
クスは、ブタジエンを50重量%好ましくは60重量
%以上と架橋剤0.2乃至20重量%、及び残余がブ
タジエンと共重合可能なエチレン系不飽和単量体
である単量体混合物を多段で乳化重合する事によ
り得られる。かかるラテツクスは適当な乳化剤、
開始剤等の存在下で公知の乳化重合重合により容
易に得られる。 ブタジエンと共重合しうるエチレン系不飽和単
量体としては、芳香族ビニル、メタクリル酸アル
キルあるいはアクリル酸アルキル等がある。 芳香族ビニルとしてはスチレンが最も好ましい
がα−メチルスチレン、ビニルナフタレンなど、
又は3,4ジメチルスチレン、ビニルトルエンな
どのスチレンのアルキル置換体、又はP−ブロム
スチレン、P−クロロスチレンなどのスチレンの
ハロゲン置換体なども使用できる。 メタクリル酸アルキルとしてはアルキル基の炭
素数が1乃至4のものが用いられるメチルメタク
リレート、エチルメタクリレート、n−ブチルメ
タクリレート、イソブチルメタクリレートなどが
用いられる。 アクリル酸アルキルとしてはアルキル基の炭素
数が1乃至8のものが望ましく、例えばメチルア
クリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリ
レート、2−エチルヘキシルアクリレート等があ
る。 本発明のグラフト共重合体においては、ブタジ
エン系ゴム重合体が高度に架橋されている事が最
終グラフト共重合体と塩化ビニル系樹脂との組成
物の耐白化性、耐衝撃性を両立させるために必須
であり、その膨潤度が7以上望ましくは2乃至6
であることが必要である。 本発明で膨潤度は一定量のブタジエン系ゴム重
合体をトルエンに浸漬、20℃で24時間放置した後
400メツシユの金網で濾過しトルエンを含んだ
まゝの重量をW1、乾燥後の重量をW2とし 膨潤度=W1/W2−1として求めた。 膨潤度が7より大であるとゴム重合体が軟らか
すぎて耐応力白化性が劣るし、又凝析時或いは乾
燥時にグラフト共重合体が塊状化し易くなる。膨
潤度が7以上の比較的硬いゴム重合体であるため
には全架橋剤量がゴム重合体に対し1.0乃至10重
量%好ましくは1乃至5重量%である高度に架橋
された重合体であることが必要である。架橋剤量
が1.0重量%より少ないと膨潤度7以下の高度の
架橋ゴム重合体が得難く、10重量%より多くなる
とゴム重合体が硬くなりすぎて衝撃強度付与効果
が顕著に低下する。 使用する架橋剤としてはブタジエン及びエチレ
ン系不飽和単量体と共重合しうるものが選ばれ、
たとえばジビニルベンゼン、エチレングリコール
ジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタ
クリレート、トリエチレングリコールジメタクリ
レート、テトラエチレングリコールジメタクリレ
ート、エチレングリコールジアクリレート、ジエ
チレングリコールジアクリレート、トリエチレン
グリコールジアクリレート、トリメチロールプロ
パントリメタクリレート又はアクリレート、1,
3ブチレンジメタクリレート等がある。 ブタジエン系ゴム重合体ラテツクスの粒径とし
ては600Å乃至3000Åが用いられ、600Åより小さ
いと衝撃付与効果が少ないし、3000Å以上になる
とPVC組成物の耐白化性の点から好ましくない。
このような粒径のものは乳化剤、触媒を適当に使
用することにより1段重合でも製造可能である
が、比較的粒径の大なものは粒径のコントロール
のしやすさ、粒径の均一性などの点からゴム重合
体の重合を2段又はそれ以上にわけてシード重合
で粒径を増大させる事が望ましい。 2段以上で乳化重合する場合には各段で夫々ブ
タジエン50重量%以上、好ましくは60重量%以
上、架橋剤0.2乃至20重量%、残余がブタジエン
と共重合し得るエチレン系不飽和単量体からなる
混合体を重合せしめ、最終のゴム重合体の全架橋
剤量がゴム重合体に対して1.0乃至10重量%にな
るように重合する。2段重合以上の場合、最終ゴ
ム重合体の全架橋剤量がゴム重合体に対し1.0乃
至10重量%であつても、各段の内1段でも架橋剤
の割合が0.2乃至20重量%の範囲外の場合は耐白
化性、耐衝撃性を両立せしめることができない。 多段重合の場合は各段の架橋剤が0.2乃至20重
量%の範囲にあり、最終ゴム重合体の架橋剤量が
ゴム重合体に対し1.0乃至10重量%の範囲内で多
くの組合わせが存在する。例えば1段目が高度に
架橋され、2段目が架橋が少ない場合、1段目が
架橋が少なく2段目が架橋が多い場合、1、2段
共同程度に架橋されている場合等である。 次にグラフト成分の重合は上記粒子径が600Å
乃至3000Å、成架橋剤量がゴム重合体に対し1.0
乃至10重量%、ゴム重合体の膨潤度が7以下の高
度に架橋されたブタジエン系ゴム重合体70乃至85
重量部を含むラテツクスにメタクリル酸アルキル
と芳香族ビニル又はメタクリル酸アルキル、芳香
族ビニル、及び不飽和ニトリルの混合物からなる
混合単量体を1回又は数回にわけて15乃至30重量
部加え重合する。この場合も乳化重合が継続して
行なわれ、必要に応じて開始剤などを補なう。こ
の段階で用いられる芳香族ビニル、メタクリル酸
アルキルはゴム重合の際に用いたものと同様であ
る。芳香族ビニルとしてはスチレンがより好まし
く、メタクリル酸アルキルとしてはメチルメタク
リレートがより好ましい単量体である。 グラフト成分の重合において架橋剤は塩化ビニ
ル系樹脂に溶融混合する場合の均一分散性をよく
する効果があるので10重量%以下、より好ましく
は0.01乃至8重量%使用する。10重量%以上使用
すると衝撃強度付与効果が低下する。この段階で
メタクリル酸アルキルと芳香族ビニルの混合物が
使用されるが、塩化ビニル樹脂との親和性を増加
するために不飽和ニトリル単量体を少量加えるこ
とができる。不飽和ニトリルとしてはアクリロニ
トリル、メタクリロニトリルがある。 このグラフト成分の重合によりゴム層が大部分
または完全に硬質重合体でおおわれた重合体粒子
に生成する。グラフト成分の重合は上述の混合単
量体15乃至30重量部を1回で添加してもよいが、
数回に分けて添加して重合してもよい。メタクリ
ル酸アルキルと芳香族ビニルの割合はメタアクリ
ル酸アルキル10乃至90重量%、芳香族ビニル90乃
至10重量%であることが好ましく、不飽和ニトリ
ルを使用する場合は50重量%以下で使用される。
数回に分ける時は最後に加える部分がメタクリル
酸アルキルに富んでいることが耐白化性、耐衝撃
性の両立に対してより効果的であるが、勿論各回
に加える単量体の種類、組成割合は特許請求の範
囲内で自由である。グラフト成分とする混合単量
体15〜30重量部を2回に分け、先ず架橋剤0〜10
重量%、メタクリル酸アルキル10乃至90重量%及
び芳香族ビニル90乃至10重量%よりなる混合単量
体を全グラフト成分の50乃至90重量%重合し、次
いでメタクリル酸アルキル、架橋剤よりなる単量
体50乃至10重量%を重合せしめるのが塩化ビニル
樹脂との相溶性のために最も望ましい。勿論この
場合各回に少量の不飽和ニトリルを加えることも
可能である。 本発明においてはゴム成分及びグラフト成分の
単量体の種類、量的割合を選択微調整することに
より、塩化ビニル樹脂との屈折率をあわせ、透明
性の優れた組成物を得ることができる。 グラフト成分の重合に用いる単量体混合物の量
としては架橋ゴム重合体70乃至85重量部に対して
15乃至30重量部、より好ましくは架橋ゴム重合体
72.5乃至85重量部に対して15乃至27.5重量部が用
いられる(グラフト共重合体として100重量部と
なる)。 架橋ゴム重合体が70重量%より少ないと耐衝撃
付与効果及びPVC組成物の耐白化性も低下する。
又架橋ゴム重合体が85重量部より大となるとグラ
フト共重合体の製造に際しラテツクスの酸(塩)
析時や乾燥時などにグラフト共重合体が塊状化し
やすくなる。 本発明においてはグラフト共重合体の各段の重
合収率は極めて高いので単量体組成比がほゞ重合
体組成比と同等と考えることができる。 上記の様にして得られる耐衝撃性変性剤と混合
する塩化ビニル系樹脂としては、ポリ塩化ビニ
ル、又は塩化ビニルを70重量%以上含有する塩化
ビニルと共重合可能な単量体との共重合体又はこ
れらの混合物が用いられる。共重合可能な単量体
としては、例えば酢酸ビニル、塩化ビニリデン、
アクリル酸、アクリル酸エチル、エチレン、プロ
ピレン、イソブチレンなどがある。尚、塩化ビニ
ル系樹脂は公知の諸方法例えば懸濁重合、乳化重
合などで得られる。 この塩化ビニル系樹脂60乃至98重量%に対し、
上記変性剤2乃至40重量%混合する。変性剤の量
が2重量%より少ないと好ましい耐衝撃性付与効
果が得られず、40重量%を超えると塩化ビニル系
樹脂本来の性質が失なわれてくる。 混合は公知の諸方法で行なわれ、例えばロール
ミル、バンバリーミキサーなどで行なわれる。ま
た得られた変性剤ラテツクスと塩化ビニル系樹脂
ラテツクスを混合して、これを塩・酸析するなど
の方法も利用できる。尚必要に応じて該組成物に
は熱安定剤、抗酸化剤、滑剤などが添加される。 以下本発明を示す。尚、実施例中の部、%はす
べて重量部、重量%を表わす。 又、ラテツクスの粒径は濁度法により測定し
た。 実施例 1〜4 重合反応容器に、水220部、FeSO4
7H2O0.0022部、エチレンジアミン四酢酸ナトリ
ウム塩(以下EDTANa塩と略記)0.0037部、ピ
ロリン酸ソーダ0.12部、ロンガリツト0.056部、
オレイン酸カリウム(以下OLKと略記)0.133
部、スチレン(以下Stと略記)4.4部、ブタジエ
ン(以下Buと略記)17.8部、ジビニルベンゼン
(以下DVBと略記)0.11部(実施例1)又は1.1部
(実施例2)、ジイソプロピルベンゼンハイドロパ
ーオキサイド(以下HPOと略記)0.078部を入れ
60℃で16時間重合した。次にこのラテツクスに
OLK0.87部、Bu43.2部、St12.3部、DVB0.83部、
水10部、ロンガリツト0.078部、HPO0.15部を加
え45℃で20時間重合して二段重合ゴムラテツクス
を得た。この段階でのラテツクス粒径は実施例1
が1550Å、実施例2が1600Åであつた。 更にこのラテツクスにメチルメタクリレート
(以下MMAと略記)5.6部、St11.1部、DVB0.081
部、HPO0.056部、ロンガリツト0.056部、水10部
を加え60℃で5時間重合した。更にこのラテツク
スにMMA5.6部、DVB0.028部、HPO0.028部、
ロンガリツト0.028部を加え60℃で5時間重合し
た。このラテツクスにフエノール系抗酸化剤を加
えてから塩酸酸析し、濾過、乾燥した。得られた
MMA−Bu−St系グラフト共重合体(以下MBS
と略記)の収率は実施例1が97.5%、実施例2が
98.5%であつた。又実施例1、2において、一段
目重合で用いるStを8.9部、Buを13.3部、DVBを
0.11部(実施例3)又は1.1部(実施例4)とし、
三段目重合で用いるMMAを8.3部、Stを8.3部と
する以外は全く同様にして2種類のMBSグラフ
ト共重合体を得た。二段重合ゴム時のラテツクス
粒径は、実施例3が1540Å、実施例4が1600Åで
あつた。又4段重合後の収率は98%及98.5%であ
つた。 これらのグラフト共重合体のゴム成分/グラフ
ト成分の比は77.7/22.3であつた。 比較例 1〜3 実施例1、2と一段目及び二段目で用いる
DVB量が異なる他は全く同様にして収率97.5時
間99%で表−1比較例1、2、3のMBSグラフ
ト重合物を得た。比較例1は各段ともにDVBを
使用せず、比較例2は第1段でDVBを使用せず
第2段目でDVBを0.83部使用した。比較例3は
第1段でDVBを1.1部、第2段ではDVBを使用し
なかつた。実施例1〜4及び比較例1〜3各々の
一段目、二段目に用いたDVBの%及び一段重合
ゴムの膨潤度、ゴム重合体の膨潤度、DVBの%、
ゴムラテツクス粒径を表−1に示す。
【表】 次にオクチル錫メルカプテート安定剤2%を含
有する平均重合度700のポリ塩化ビニル(以下
PVCと略記する)90%と上記の様にして得られ
たMBSグラフト共重合体10%を180℃で4分間ロ
ール混練りし、200℃でプレス成形して6mm板
(アイゾツト衝撃強度測定用))と1mm板(透明
性、白化性テスト用)をそれぞれ作製した。 これらの試料を用いた衝撃強度、透明性、白化
性の試験結果を表−2に示す。
【表】 尚、アイゾツト衝撃強度はJISK−7110に準ず
る方法で6mmの厚さでVノツチつきの試料を用い
て測定した。測定温度は23.5℃である。平行光線
透過率(Tp)及び曇価(H)は1mmの厚さの試
料を用いて、東京電色株式会社製ヘイズメーター
TC−T型を用いて(Cフイルター)測定した。 また折り曲げ白化性のテストは厚さ1mm、巾20
mm、長さ50mmの試料を用い、折り曲げ速度
150rpm、折り曲げ角130゜で室温で行なつた。落
球白化性は500gの重量を有し、先端部が直径1
cmの半球になつているステンレススチール製円柱
を50cmの高さから1mm厚さの試料板上に落してそ
の白化性を見た。 実施例5〜8、比較例4 重合反応容器に、Bu46.8部、St18.2部、DVB
可変量(表−3に示す)HPO0.059部、OLK0.3
部、EDTANa塩0.0033部、FeSO4・7H2O0.002
部、ピロリン酸ソーダ0.109部、ロンガリツト
0.029部、水150部を仕込み、50℃で6時間重合
後、60℃に昇温し、更に10時間重合させた。収率
はいずれも約99%であつた。 このゴムラテツクスを重合反応容器に固形分と
して22.5部になる量入れ、Bu42.3部、St12.7部、
DVB0.83部、HPO0.0495部、OLK0.8部、
EDTANa塩0.0028部、FeSO4・7H2O0.0017部、
ピロリン酸ソーダ0.092部、ロンガリツト0.0246
部、水183部を仕込み、60℃で20時間重合して二
段重合ゴムラテツクスを得た。この段階でのゴム
の膨潤度はいずれも7以下であつた。 このラテツクスにSt5部、MMA10部、
DVB0.075部、HPO0.011部、ロンガリツト0.017
部、水2部を加え60℃で3時間重合させた。更に
このラテツクスにMMA5部、DVB0.025部、
HPO0.005部、ロンガリツト0.005部、水2部を加
え60℃で5時間重合した。実施例1と同様に後処
理していずれも収率99%以上でMBSグラフト共
重合体を得た。 これらのグラフト共重合体のゴム成分/グラフ
ト成分は80/20であつた。 一段目のDVB量、一段重合ゴムの膨潤度、二
段重合ゴムラテツクス粒径を表−3に示す。
【表】 実施例1と同様に、上記の四段重合MBSグラ
フト共重合体12.5%とPVC87.5%とを160℃で4
分間ロール混練りし、200℃で6mm板、及び1mm
板にプレス成形した。 成形物のアイゾツト衝撃強度、白化性、透明性
は表−4の如くであつた。
【表】 実施例 9 重合反応容器に、水220部、FeSO4
7H2O0.0022部、EDTANa塩0.0037部、ピロリン
酸ソーダ0.121部、ロンガリツト0.056部、
OLK0.167部、St6.7部、Bu15.6部、DVB3.3部
(12.8%)、HPO0.078部を入れ、60℃で16時間重
合した。次にこのラテツクスにOLK0.833部、
Bu43.2部、St12.3部、DVB0.83部(1.5%)、水10
部、ロンガリツト0.078部、HPO0.15部を加え45
℃で20時間重合した。この二段重合ゴムラテツク
スの粒径は1350Åであり、又一段目ゴムの膨潤度
は5.6、ゴム重合体の膨潤度は3.4でありDVBはゴ
ム重合体に対し5.0%であつた。次にこのラテツ
クスにMMA11.1部、St5.6部、DVB0.081部、水
5部、ロンガリツト0.056部、HPO0.056部を加え
て60℃で5時間重合した。更にこのラテツクスに
MMA5.6部、DVB0.028部、HPO0.028部、ロン
ガリツト0.028部、水5部を加え60℃で5時間重
合した。他と同様に後処理を行ない収率98.5%で
4段重合MBSグラフト共重合体を得た。この共
重合体のゴム成分/グラフト成分の比は77.7/
22.3であつた。 実施例 10 重合反応容器に水220部、FeSO4・7H2O0.0022
部、EDTANa塩0.0037部、ピロリン酸ソーダ
0.121部、ロンガリツト0.056部、OLK0.167部、
St8.3部、Bu13・9部、エチレングリコールジメ
タクリレート3.3部(13.0%)、HPO0.078部を入
れ、60℃で16時間重合した。次にこのラテツクス
にOLK0.833部、Bu43.2部、St12.3部、DVB0.83
部(1.5%)、水10部、ロンガリツト0.078部、
HPO0.15部を加え45℃で18時間重合した。この
二段重合ゴムラテツクスの粒径は1420Åであつ
た。又一段目ゴムの膨潤度は4.7、二段重合後の
ゴム重合体の膨潤度は3.9であり架橋剤のゴム重
合体に対する割合は5.0%であつた。次にこのラ
テツクスにMMA7.8部、アクリロニトリル3.3部、
St5.6部、DVB0.081部、水5部、ロンガリツト
0.056部、HPO0.056部を加え60℃で7時間重合し
た。更にこれにMMA5.6部、DVB0.028部、
HPO0.028部、ロンガリツト0.028部を加60℃で5
時間重合した。他の実施例と同様に後処理して98
%の収率で4段重合グラフト共重合体を得た。こ
の共重合体のゴム成分/グラフト成分の比は
77.7/22.3であつた。 実施例 11 重合反応容器に水220部、FeSO4・7H2O0.0022
部、EDTANa塩0.0037部、ピロリン酸ソーダ
0.121部、ロンガリツト0.056部、OLK0.167部、
St8.3部、Bu13.9部、エチレングリコールジメタ
クリレート4.4部(16.5%)、HPO0.078部を入れ、
60℃で16時間重合した。次にこのラテツクスに
OLK0.833部、Bu43.2部、St12.3部、DVB0.83部
(1.5%)、水10部、ロンガリツト0.078部、
HPO0.15部を加え45℃で18時間重合した。この
段階でのラテツクス粒径は1390Åであつた。又一
段目ゴムの膨潤度は5.0、ゴム重合体の膨潤度は
3.9であり全架橋剤のゴム重合体に対する割合は
6.3%であつた。次にこのラテツクスにメチルメ
タクリレート16.7部、St5.6部、DVB0.11部、水
10部、ロンガリツト0.084部、HPO0.084部を加え
60℃で7時間重合した。他と同様に後処理して三
段重合グラフト共重合体を収率99%で得た。この
共重合体のゴム成分/グラフト成分の比は77.7/
22.3であつた。 実施例9、10、11の性質 実施例9、10及び11で得られたグラフト共重合
体12.5%とPVC87.5%とを他の実施例と同様に
160℃で4分間ロール混練し200℃で6mm板、及び
1mm板にプレス成形した。 成形部のアイゾツト衝撃強度、透明性は表−5
の如くであつた。
【表】 参考例 1 重合反応容器に水678部、FeSO4・7H2O0.0069
部、EDTANa塩0.0115部、ピロリン酸ソーダ
0.379部、ロンガリツト0.0289部、OLK0.348部、
St18.4部、Bu61.6部、DVB1.2部(1.5%)、
HPO0.072部を入れ50℃で16時間重合し、更に
HPO0.0288部、ロンガリツト0.0154部、水2部を
添加して50℃で18時間重合した。このゴムラテツ
クスの粒径は1530Åであつた。 次にこのラテツクスにOLK0.522部、
MMA6.96部、St8部、DVB0.075部、HPO0.0113
部、ロンガリツト0.0113部、水10部を添加し50℃
で5時間重合した。更にこのラテツクスに
MMA5.04部、DVB0.0252部、HPO0.00252部、
ロンガリツト0.00252部、水10部を加え50℃で5
時間重合した。他の実施例と同様にして後処理し
て収率98%以上でMBSグラフト共重合体を得た。 この共重合体のゴム成分/グラフト成分は80/
20であつた。 比較例 5 参考例1でゴム重合時のDVB量が0.08部(0.1
%)である以外は全く同様にして収率99%で
MBSグラフト共重合体を得た。 尚ゴム重合後のゴムラテツクスの粒径は1450Å
であつた。 参考例1及び比較例5のグラフト重合前のゴム
重合体の膨潤度はそれぞれ3.7及び8.0であつた。 各々のMBSグラフト共重合体10%と、PVC90
%を他の実施例と同様に180℃で4分間ロール混
練りし、200℃で6mm板及び1mm板にプレス成形
した。 成形物のアイゾツト衝撃強度、白化性、透明は
表−6の如くであつた。
【表】 実施例 12〜13 重合反応容器にBu49部、St16部、DVB1.3部
(2.0%)、HPO0.117部、ピロリン酸ソーダ0.109
部、EDTANa塩0.0033部、FeSO4・7H2O0.002
部、ロンガリツト0.0234部、OLK0.21部、水150
部を仕込み、50℃で6時間重合後、60℃に昇温し
10時間重合させた。 収率は99%で、このラテツクスの粒径は1100Å
であつた。 このゴムラテツクスを種とし、Bu254部、St99
部、DVB6.7部(1.9%)、HPO0.607部、ピロリン
酸ソーダ0.566部、EDTANa塩0.017部、FeSO4
7H2O0.010部、ロンガリツト0.121部、OLK4.6
部、水779部を仕込み、60℃で20時間重合させた。
収率は99%、ラテツクスの粒径は2050Å、ゴム重
合体の膨潤度は5.0であり全架橋剤の割合は1.9%
であつた。 次にこのゴムラテツクス256部(固形分78部)
と水22部を別の重合反応容器に入れSt5.5部、
MMA11部、DVB0.083部、HPO0.0125部、ロン
ガリツト0.0125部を加え、60℃で3時間重合後、
時にMMA5.5部、DVB0.028部、HPO0.0055部、
ロンガリツト0.0055部を加え、60℃で5時間重合
させた。収率は99%以上であつた。(実施例12) 又同様にして重合反応容器に上述のゴムラテツ
クスを246部(固形分で75部)と水30部を入れた
後、St6.3部、MMA12.4部、DVB0.094部、
HPO0.014部、ロンガリツト0.014部を添加し60℃
で3時間重合した。更にこれにMMA6.3部、
DVB0.032部、HPO0.0063部、ロンガリツト
0.0063部加え60℃で5時間重合した。収率は99%
以上で、ゴム成分/グラフト成分比が75/25の
MBSグラフト共重合体を得た。(実施例13) 比較例 6 重合反応容器に実施例12のゴムラテツクス213
部(固形分65部)と水52部を入れた後、St8.7部、
MMA17.6部、DVB0.13部、HPO0.02部、ロンガ
リツト0.02部を添加し60℃で9時間重合後、
MMA8.8部、DVB0.044部、HPO0.0088部、ロン
ガリツト0.0088部を加え、60℃で5時間重合させ
た。収率は99%以上で、ゴム成分/グラフト成分
の比が65/35のMBSグラフト共重合体を得た。 実施例 14 重合反応容器にBu98部、St32部、DVB3.1部
(2.3%)、HPO0.234部、OLK0.6部、EDTANa塩
0.0066部、FeSO4・7H2O0.004部、ピロリン酸ソ
ーダ0.218部、ロンガリツト0.058部、水300部を
仕込み、50℃で6時間重合後60℃に昇温し更に10
時間重合させた。 収率はほぼ99%で、得られたラテツクスの粒径
は1000Åであつた。 このラテツクスを種とし、Bu470部、St154部、
DVB15部(2.3%)、HPO1.12部、OLK8.1部、
EDTANa塩0.0317部、FeSO4・7H2O0.0192部、
ピロリン酸ソーダ1.05部、ロンガリツト0.278部、
水1440部を仕込み60℃で20時間重合さてた。収率
は約99%で、得られたラテツクスの粒径は1800
Å、固形分30.6%であつた。又このゴム重合体の
膨潤度は3.3であり架橋剤の割合は2.3%であつ
た。 このラテツクスを255部(固形分78部)別の重
合反応容器に採取した後St5.5部、MMA11部、
DVB0.083部、HPO0.0125部、ロンガリツト
0.0125部、水23部を加え60℃で3時間重合後、更
にMMA5.5部、DVB0.028部、HPO0.0055部、ロ
ンガリツト0.0055部を加え、60℃で5時間重合し
た。収率は99%以上で、他の実施例と同様に後処
理してゴム成分/グラフト成分=78/22から成る
MBSグラフト重合体粉末を得た。 比較例 7 重合反応容器に実施例14で得られたゴム重合体
ラテツクスを212部(固形分65部)と水55部を採
取した後、実施例と同様な順序でSt8.7部、
MMA17.6部、DVB0.13部、HPO0.02部、ロンガ
リツト0.02部を添加し60℃で3時間重合させる。
更にMMA8.8部、DVB0.044部、HPO0.0088部、
ロンガリツト0.0088部を加え、60℃で5時間重合
させた。収率は99%以上で、ゴム成分/グラフト
成分比が65/35のMBSグラフト共重合体を得た。 実施例12、13、14互び比較例6、7で得られた
MBSグラフト共重合体と、PVCを他の実施例と
同様180℃でロール混練りし、200℃で6mm板及び
1mm板にプレス成形した。MBSグラフト共重合
体の量はPVC100部に対して12部又は14部であ
る。 成形物のアイゾツト衝撃強度、白化性、透明性
は表−7の如くであつた。
【表】 ○※ 白化の程度はいずれも少ない。白化の少ないも
の程、数字が少ない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブタジエン50重量%以上、架橋剤0.2乃至20
    重量%、残余がブタジエンと共重合し得るエチレ
    ン系不飽和単量体からなる混合単量体を各段で使
    用し、多段シード乳化重合して得られる粒子径が
    600〜3000Å、全架橋剤量がゴム重合体に対し1.0
    乃至10重量%、ゴム重合体の膨潤度が7以下の高
    度に架橋されたブタジエン系ゴム重合体70乃至85
    重量部を含むラテツクスの存在下に架橋剤0乃至
    10重量%を含むメタクリル酸アルキルと芳香族ビ
    ニルからなる混合単量体又は架橋剤0乃至10重量
    %を含むメタクリル酸アルキルと芳香族ビニル及
    び不飽和ニトリルからなる混合単量体30乃至15重
    量部を1回又は数回にわけて添加重合して得られ
    るグラフト共重合体(全体で重量部となる)2乃
    至40重量%と塩化ビニル系樹脂60乃至98重量%か
    らなる耐衝撃性、耐応力白化性に優れた塩化ビニ
    ル系樹脂組成物。 2 上記のブタジエン系ゴム重合体ラテツクスの
    存在下に架橋剤0乃至10重量%を含むメタクリル
    酸アルキルと芳香族ビニル又は架橋剤0乃至10重
    量%を含むメタクリル酸アルキル、芳香族ビニル
    及び不飽和ニトリルからなる混合単量体を1回で
    15乃至30重量部添加重合して得られるグラフト共
    重合体と塩化ビニル系樹脂とからなる特許請求の
    範囲第1項記載の塩化ビニル系樹脂組成物。 3 上記のブタジエン系ゴム重合体ラテツクスの
    存在下に架橋剤0乃至10重量%を含むメタクリル
    酸アルキルと芳香族ビニルからなる混合単量体を
    2回にわけ15乃至30重量部添加して重合するに際
    し、架橋剤0〜10重量%を含むメタクリル酸アル
    キルと芳香族ビニルからなる混合単量体と、架橋
    剤0乃至10重量%を含むメタクリル酸アルキルに
    わけ、まず前者を重合した後、後者を重合するこ
    とにより得られるグラフト共重合体と塩化ビニル
    系樹脂とからなる特許請求の範囲第1項記載の塩
    化ビニル系樹脂組成物。
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