JPH02189189A - 洗剤分配装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は洗剤又は同様の組成物を分配するためのデイス
ペンサ装置に関するものであり、特に洗［１ｆｉのドラ
ム内に設置してドラムが回転した結果としてその内容物
を直接洗濯液中に分配するのに用いる再使用可能装置、
及びこのような装置を使用゛して織物製品を処理する方
法に関する。

このような分配装置は、自動投入設備のない洗濯におけ
る、又は前記組成物を洗濯機に申し分なく投入できない
投入設備を備えた機械において組成物を分配するのに十
分に適している。一般的に使用する投入設備は、洗濯サ
イクル開始前に組成物を充填し、さらに機械に水を入れ
ることによりドラと流れ込む１つ又は複数の引出しを包
含する。

洗濯サイクルの開始時にこの１水が生じる場合、又は引
き出しのデザインが洗濯サイクル開始まで組成物をその
引き出し内に保持しないようなものである場合は、組成
物は、ドラム内で洗濯されている品物と接触する洗）Ｕ
液に十分に近づけない洗濯機のデッドエリアに流れて行
く可能性がある。

その他に組成物は時として引き出し内に留まり、洗）Ｒ
液中に十分に流れ出さないこともあり得る。

例えば、英国特許第２１５７７１８号において、洗濯機
のドラム内に設置し、洗濯機が回転すると漸次洗濯液中
に液体洗剤を分布させるための液体洗剤用の剛性で再使
用可能装置を提供することが提案されている。洗濯液中
に分配すべき一定量の粉末剤をそこに充填することがで
きる多数の孔を有する除去可能且つ再設置可能な蓋のつ
いたこのような剛性装置を提供することも提案されてい
る。

以前提案されたと同様のデイスペンサーはすべての液体
及び粉末洗剤組成物を申し分なく分配し得るわけではな
いことが判明している。液体洗剤組成物が相対的に粘性
が高い場合、過去に提案された剛性な液体洗剤用デイス
ペンサが、時として洗濯サイクルの終了時に一定量の液
体洗剤を依然とて含有し得る。同様に粉末の洗剤組成７
物が水の存在下で−固まりに合着する傾向がある場合、
洗剤は過去に提案されたと同様に、剛性なデイスペンサ
の小孔を通じて申し分なく分配せず、デイスペンサの内
側に付着するようになることさえある。

これらの問題は、特に洗濯サイクルが相対的に低温に影
響される場合に生じ得る。特にドラム内での撹乱が低度
である場合に、殊に機械の始［１ｗ８にもそれらが生じ
る。

従来提案のデイスペンサはまた、それらが洗濯機ドラム
の内表面に接触する場合に過度の騒音を発するという不
利益を象る。

本発明は、それを通じて洗剤組成物を充填及び調剤でき
る少なくとも１つの開口を有する中空ボディより成る洗
濯機ドラム内で洗剤又は同様の組成物を分配する装置で
あって前記中空ボディが織物製品を入れた洗濯液により
Ａ濯機のドラム内で変形可能であって、その変形力が取
り除かれた場合は本来の形に戻るような弾性を示す平滑
な弾性壁が設けられることを特徴とする装置を提供する
。

洗濯機のドラムが回転して洗濯液中で洗濯されている品
物を掻き混ぜる場合、その上面にかかる洗濯液で濡れた
布地の重量により時々本装置を圧搾又は圧縮する。この
圧縮は本装置の内容積を低減し、幾分かの内容物を押し
出させる。さらにドラムが回転するとすぐに圧縮された
装置上の布地の１吊は解放され、本装置の弾性壁は装置
を本来の形に屈曲させて、内容積を増大させて本来のレ
ベルに戻す。この本来の内部容積への戻りの屈曲は、装
置内に部分的真空を生じる傾向があり、また洗濯液が中
空装置内に吸収されるようにする。洗濯液はまた、開放
の充填及び分配用開口を通って甲にその内を流れること
により本′装置の中空ボディに入ることができる。弾性
壁の圧縮と戻りの屈曲のボンピング作用と装置内に組成
物を希釈又は溶解するための洗濯液の入口とを組み合わ
せると、粘性又は固まりを形成する傾向によって組成物
が分配困難であると考えられる場合でさえ、その内容物
を容易に分配することが判明した。

本発明は、分配装置の最も簡単な実施例において、中空
ボディに単１の充填及び分配用の開口を提供する。その
開口を、分配すべき所望爾の組成物を容易に充填するた
めに十分な大きさで提供し得る。このような装置を最上
部に開放口を有するドラム内に置く。大きな開口は、ド
ラムが回転して装置が逆になるとすぐに大部分の組成物
を分配し可能にする一方、洗濯性能がそれによって影響
されることは認められていない。洗ｔｌｌｌ！ドラム内
であらゆる配位で作動するボンピング作用は、全組成物
の装置内の洗浄性を増強する。

弾性壁は、少なくとも一部分が凸面であり得るし、開孔
は、上記開口内に位置する剛性で平らなインサートを有
する凸面部に配置され、そのインサートはその中に充填
及び分配用開口を形成する少なくとも１つの開孔を有す
る。

組成物が洗濯液中に希釈される前に組成物が接触するこ
とにより洗濯中の布地に対する損傷の何らかの危険性が
ある場合、組成物が洗１Ｖ液中に分配される速度をイン
サートはいくぶん妨げることができる。インサートはま
た開口周囲の弾性壁を強固にし強化帯を提供する。その
場合、組成物を充填した後で洗濯機ドラム内の位置に装
置を設置するユーザーが取り扱う場合に、変形して組成
物をある程度まで押し出すような装置のあらゆる危険性
を最小にするために本装置が把握及び保持され得る。イ
ンサートを装置の凸状部に配置されるために、布地がそ
の上で逆転する場合装置の配位にかかわりなく装置は変
形可能である。

インサートは好適には中心間孔と、その中心開孔を取り
囲む多数の小孔を有することができる。

中心間孔は液体又は粉末組成物を容易に充填するのに十
分な大きさであって、周囲の孔は、洗濯ザイクルの終了
時に装置内に水が残存しないようにする。

５Ａｌｌｆｆの充填促進のために、インサートはボディ
の方へ延長してインサートとボディとの間に環状ギャッ
プを形成することができるし、少なくともそのうちの幾
つかが上記環状ギャップと連絡する複数の開孔を有し得
る。従って、インサートの最上面の上及び弾性ボディの
上縁の下に凹所を提供して装置の充填を助ける。インサ
ートとボディ壁との間に形成された環状１！ヤツブがイ
ンサートの開孔の少なくとも幾つかを介して装置の外側
と連絡しているために、洗濯サイクル終１時に洗）Ｒ液
又は水が装置内に残存する危険性はほとんどない。

本発明の別の実施例では、弾性壁はそれを通して組成物
を分配できる１つ又はそれ以上のスリットを有する。そ
のスリットは、洗濯液中の布地による装置の壁の変形及
び屈曲に由来するボンピング作用によりそれを通じて組
成物を分配することができる分配開口を形成する。

中空ボディは、中空ボディの内方へ伸長してそのパネル
問に充填用開口を形成する最初の位置を採択するために
用いられる一部のパネルをスリットが構成する球状部を
有することができる。好ましくは、そのパネルは、パネ
ルが結合して中空ボディの上記球状部の少なくとも一部
を形成づべく第２の位置を採択するのに用いられる。従
ってユーザーは、第２の位置にパネルを移動することで
、充Ｉｔ後にその充填用内口を実質的に開鎖することが
できる。本条件では、装置を洗濯機ドラム内に設置する
場合に流出の危険性は最小で容易に装置を操作できる。

また他に、中空ボディの内曲部に充填用開口を配置して
、装置の充填を促進することができる。

中空ボディの球状部の複数の弧状スリットが内曲部を構
成するので、従って最も好ましい位置にスリットをつけ
て、洗濯サイクル終了時に装置内に洗濯液又は水が残留
しないようにする。

使用中のボンピング作用を最小にせずに装置に伺らかの
剛性を付与するのを助けるため、コア部材を剛性にし、
且つ充填用開口と反対側の第２の末端を中空ボディに固
定させる。第２の未満を好ましくはボディの第２内曲部
分に固定させる。従うてコア部材により強化されたゾー
ンで中空ボディとドラム又は洗濯中の布地とが接触して
も、弾性ボディの周囲を取り巻く領域により緩和される
。

本発明のざらに別の実施例では、中空ボディが剛性の中
心管状コア部材で結合された上方弾性壁部分と下方弾性
壁部分とで形成され、中心管状コア部材が上方壁部分の
充填用開口と連絡する開放の接合部が、そのボディに単
１で連続なスリットを形成する。好ましくは上方壁部が
、コアの開口端と結合している漏斗部分を上方壁部分が
形成する充填用位置に屈曲されるよう適用されることが
できる。従って漏斗部分は装置の充填を促進し、洗ｉＺ
　ｌａミドラムに設置する前には、上方部分と下方部分
との間の接合がスリットを形成する位置に戻し曲げられ
る。

本発明はまた、処理すべき布地を弾性壁を有し洗剤又は
同様の組成物を充填した分配装置とともにドラムに入れ
、洗濯液存在下で装置上で繰り返し布地を掻き回し弾性
壁を屈曲させ、組成物を装置から洗濯機内の液中に押し
出すためにドラムを回転させ、洗濯機のドラム内の織物
製品を処理する方法を提供する。

本方法で得られるボンピング作用により装置の内容物全
部を完全に分配することができるし、また装置から組成
物を噴出させて洗濯機内の液中に組成物を良好に分散さ
せ得る。

本装置の弾性壁は、洗濯機の回転ドラム内に分配装置が
存在することから生じる騒音量を著しく減少する。

本装置の弾性壁は、好ましくは装置内に充填される組成
物の量をユーザが観察できるように透明であってもよい
。所望程度の弾性を付与でき、且つ洗濯機内で通常化じ
る操作温度に耐えるに必要な熱安定性を有する適当な材
料は、可塑化ＰＶＣである。このような材料を、充填レ
ベルをユーザーが観察できなくならない範囲で、種々の
色で彩色してもよい、１つ又はそれ以上の所定充填容積
を示すために、対照色の帯をボディに組み入れてもよい
。

以下の図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。

第１図及び第２図を参照した場合、デイスペンサ装置は
平滑外側面２及び内側面２ａを有する弾性ブラスッチク
材でできた実質的に球状の中空ボディ１より成ることを
示す。平板部３は、本装置が傾いたり転がったりするこ
となく水平面上に置くことができるよう底部を形成する
。底３の直径上での反対側は、それを通して装置に充填
可能であり、また使用中にその内容物を分配できる平滑
に丸みを帯びた環状縁５を有する開口４である。開口の
縁５は領域６で厚くなり、ボディの残余部に対して中空
ボディの上部域の剛性を増し、そこで開口４が存在する
にもかかわらず充填デイスペンサを容易に手でつまむこ
とができるし、装置を潰して中味をこぼしたり、飛び出
させたすせずに洗ｉＩＪ　ＩＩのドラム内に置くことが
できる。

洗濯機内で必要な作ｖＪ温度に耐えると思われる可塑化
ＰｖＣのような適当な弾性プラスッチク材料で本装置を
作製することができる。ボディは、ユーザが充填レベル
を見ることができるように便宜上透明又は半透用であり
、特定量の充填レベルをユーザーに示すために、ボディ
にマーキングを施してもよい。開口４は、装−が予定量
の組成物を含有して分配及び販売できるよう除去可能な
蓋で密閉できる。

使用に際してユーザーは、中空ボディに洗濯機のドラム
内で織物製品を処理するための所望８の組成物を充填す
る。その組成物は液体又は粉末状態であってよい。組成
物は典型的には洗剤であるが、しかし漂白剤のような他
の組成物を中空ボディに充填することもできる。これ及
び他の組成物を、本装置からドラム中へ単独で又は他の
組成物合わせは、同様の方法で分配するか又は洗濯機そ
れ自体に組み込まれた自動分配設備から分配するかであ
る。

２つの組成物を洗濯機中に同時に分配する場合で、且つ
それらが両立し得るという条件では、もちろんそれらを
中空ボディに各々充填することができる。それらが第１
図に示すと同様の単一中空ボディに充填するほど十分に
は両立しない場合は、中空ボディを２つ又はそれ以上の
、各々充填用開口及び分配用の開口を有する区画に細分
し得る。

充填した装置は、処理すべぎ布地とともに洗濯機のドラ
ム内に置かれる。装置を立てた位置に置けば、ドラムが
回り始めるまで内容物を分配しない。ドラムが回転して
いる場合は分配装置が転倒され、そこに含有されている
組成物が開口４を通じて分配させる。組成物の性質に依
っては、ドラムが回転し始めるやすぐに全内容物が分散
されるとは考えられない。分配が生じる速度は製品の性
質、デイスペンサが傾転する角度、及びデイスペンサが
傾転している時間に依っている。ドラムが回転すると、
デイスペンサは布地と一緒に掻きＵねされある量の洗）
Ｖ液が中空ボディに入る。最も重要なことは、洗濯液を
吸収し従ってその重さを荷された布地が本装置上で撹乱
するので、布地のｆｆ１ｆｆｌが本装置をその配位に係
わりなく圧縮または圧搾してその内部容積を減少させる
ことである。

従ってこの圧搾により中空ボディ内の若干量の内容物が
押し出される。本１置から布地の重石が取り除かれると
、弾性壁により中空ボディは戻りの方へ屈曲してその本
来の形に戻る。この屈曲は−・般的に、本装置が洗濯機
内の洗濯液のレベルより下にある場合に起こり、それで
少積の洗濯液が本装置内に吸い込まれる。洗濯液の本装
置内への流人、並びに弾性壁の圧縮及び戻り屈曲のポン
プ作用により、分配が最も困難な組成物でさえドラム内
に適度に分散されるようになる。洗Ｉｌｌサイクル終了
時には、本装置内に組成物の痕跡は認められない。高速
回転ドラムを用いた洗濯機サイクルが終了した場合は、
その後に水も洗濯液も入っていないドラムの内側からデ
イスペンサを回収して再使用に備えることができる。

第３図及び第４図は、第１図及び第２図のデイスペンサ
の変更態様を示し、ここでは中空ボディの開口４を取り
囲む領域６の環状溝８内に剛性インサート７を四く。そ
のインサートは、環状溝８内にある外側環状７ランジ９
と、７ランジ９から中空ボディ中に内方へ間隔を取って
いる平面部１０とを有して皿形を呈する。平面部１０は
、複数のより小さい開孔１２及び１３に取り囲まれる中
心開孔１１を有する。小開孔１３は環状７ランジ９の下
方まで延びて、旧型インサートによりその外側に作られ
る、インサートと中空ボディ１の内側面２ａとの間の環
状ギャップ１４と連絡する。皿型のインサートは中空ボ
ディの肥厚の領［６の肥厚部と協働して、インサートの
上及び充填装置の上縁の下に凹所１５を形成する。

インサートの開孔１１，１２及び１３を通してデイスペ
ンサが充填されるが、大部分の充填は好適には、中心開
孔１１を通って行われる。その開孔を通る組成物の通過
速度が、本装置に組成物が注入又は補給される速度より
も遅い場合は、インサート上の凹所５はこぼれるのを最
小限に食い止めるつインサートは中空ボディの上部域に
剛性を付与し、且つこぼすことなく充填デイスペンサを
取り扱えるようにするが、しかしそれは中空ボディの凸
部に配置されているため、本装置はドラム内のその配位
とは係わりなく投入した布地によって圧縮され得る。洗
濯機のサイクルが始動する前に、充填された装置を洗濯
機ドラム内に置く。その後インサートは組成物の分配を
部分的に限定し、特に布地が濡れる前に本装置内に含有
された濃縮組成物が直接布地と接触するようになること
から生じる可能性がある任意の危険性を最小限にする。

洗濯液存在下で本装置が布地と一緒に撹乱されるとすぐ
に、ボンピング作用によりある量の液が装置に吸い込ま
れて組成物が分配される前にそれを希釈する。さらに液
体組成物、即ち希釈組成物又は粉末を溶解した組成物を
小開孔１２及び１３、特に最小開孔１２から液体ジェッ
トとして押し出すと、ドラム内の液体中での組成物の分
散が改善される。

最終の旋回サイクル中に、本装置中の水又は液体は空に
なる。環状ギャップ１４と連絡する開孔１３があるため
、水又は液が環状ギャップ内にトラップされて残留する
ようなことは全くないことになる。

第５図は弾性材より成る実質的に球形の中空ボディ１を
包含する装置を示す。ボディの上部球状部は、中断１７
とともに円を形成する３つの弧状スリット１６を有する
。スリット１６の上方の球状部分の中心点１８からさら
に３つのスリット１９が延びていて、これらは中断１１
の中点に向かい、スリット１６の円の上方で終結する。

スリット１６及び１９はともに、３枚の花びら様パネル
２０を構成するが、このパネルは第５図示すように球の
状態から内方へ押されて、第６図に示すように第１の充
填位置にすることができる。第６図に示すと同様の第１
の位置では、パネル２０は別のパネルとの間に隙間を生
じ、その間に充填用開口２１を提供するが、これを通し
て組成物を中空ボディ内に充填することができる。本装
ｄをこの状態で洗濯機のドラム内に、洗濯サイクルが始
動する前に組成物をドラム内にこぼしたり不注意で放出
したりするのを最小限にするためにのみ設Ｍすることが
できるが、パネル２０を好ましくは第５図に示す第２の
位置に戻して置く。これは、その水平直径をほぼ取り囲
む中空ボディを圧搾することにより行うことができる。

この状態で本装置を処理寸べき布地とともに洗濯機ドラ
ム内に入れると、本装置が嶋中心点１８が最上部の立て
た位置から転倒した場合でさえも、ドラムが回転する前
にスリット１Ｇ及び１９を通って本ｌ１１１ｅｆから組
成物が脱は出す危険性はほとんどない。

ドラムが回転し始めると、本装置は前記実施例における
と同様にドラム内の布地によって潰され変形する。この
変形により１つ又はそれ以上のスリットが開き、本装置
の内容物の分は前が前記と同様に押し出される。本装置
が本来の形に戻るときは、スリットを通って本装置内に
液が吸い込まれる。洗濯機が旋回段階中に本装置内の残
存液又は水はスリットを通って逃げてい、く。

第７図及び第８図の実施例では、弾性材料より成る全体
的に球状中空ボディは、第５図と同様に１７で中断され
る３つの弧状スリット１６を提供する。

スリット１６で限られる円内には、その中央に開口４を
右するボディの内助部分？２が存在する。充填用開口４
から中空ボディ内方に中空管状中心コア部材２３が延び
ているが、これはその下端２４で開口して中空ボディの
内側に連絡する。

使用に際しては、充填用開口４を通して本装置を充填す
るが、これは円曲部分２２により促進される。中心コア
部材は取扱い中の洩れを防止する。

洗濯機ドラム内の布地によって本装置が変形すると、本
装置の内容物は開口４を通じてまたスリット１６から押
し出される。変形力が除去されて装置が本来の状態に戻
るときは、液がスリットを通して吸い込まれまた開口４
を通しても入る。スリツト１６により洗１７Ｊ　Ｒの旋
回段階終了時には装置の液は空になる。

第９図及び第１０図の実施例は、実質的に球形の弾性中
空ボディ１が最上部に充填用開口４を有することを示す
。内面部分２５に充填用開口４を配置し、中空管状中心
コア部材２Ｇと連絡させるが、コア部材は中空ボディを
通して伸長し、開口４の反対端２７で中空ボディに固定
される。コア部材の末端２７がｍじられており、１つ又
はそれ以上のｉｕｉ口２口金８供されて中空ボディ１の
内側とコア部材２６の内側とを連絡する。コア部材の末
端２７を中空ボディの下方向曲部分２９に固定し、同様
に内面部分２５をコア部材の上端で固定する。下方向曲
部分２９は本装置が据置き可能な輪状縁３０を提供する
。

スリット３１が、装置から分配される組成物の充填レベ
ルの上方の中空ボディに設けられる。

前と同様に開口４を通して本装置を充填する。

使用に際しては、本装置内に倉入された組成物がスリッ
ト３１を通してまたコア部材を通して開口４から押し出
される。スリット３１により、洗濯機が旋回ｖｔＩ！！
ｉを終える頃には本装置は空になる。コア部材により中
空ボディ１がやや剛性が強くなるよう作製されているけ
れども、本装置はその配位にかかわらず、その上で撹乱
する布地により変形される。剛性コア部材を中空ボディ
の内面部分２５及び２９に固定しているため、コア部材
が洗濯機のドラムと接触して騒音を生じることはない。

第１１図及び第１２図の実施例では、中空ボディをとも
に弾性材より成る上方壁部分３２と下方壁部分３３とか
ら形成する。上方部分３２は充填用開口４を有するが、
これは管状中空中心コア部材２６の上方端と連絡する。

コア部材の下方端が閉じられており、下方壁部分３３に
固定されている。縦開口２８がコア下端に隣接するコア
部材に形成されている。

上方及び下方壁部分はともに台皿型でコア部材で共に保
持されており、壁部分の外方リムの接合部は中空ボディ
に連続な円形スリット３４を形成する。

同口４を通じて木装はを充填できるが、使用に際しては
、前記と同様にスリット３４と開口４から押し出すこと
により内容物を分配する。スリット３４により旋回段階
後には本装置は空になっている。

充填を促逗するためには、上方壁部分を屈曲して図１２
に示すように漏斗型位置を採用する。充填後は、本装置
を洗濯機ドラム内に置く前に図１１に示す位置にその上
方壁部分を戻す。

上記と同様の分配装置及び織物製品の洗濯方法は、洗剤
及び同様の組成物の分配に際して著しい改良を示し、さ
らに分配装置の剛性成分と洗濯機ドラム内上部域が最小
限にされるため騒音発生が回避される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の一実施例の縦断面図であり、第
２図は第１図の装置の平面図であり、第３図は第１図の
装置の変更態様の縦断面図であり、第４図は第３図の装
置の平面図であり、第５図は本発明の装置の第三の実施
例の斜視図であり、第６図は使用前に充填可能な状態で
の第５図の装置の斜視図であり、第７図は本発明の第四
の実施例の斜視図であり、第８図は第７図の装置の縦断
面図であり、第９図は本発明の５１目の実施例の斜視図
ｒあり、第１０図は第９図の装置の縦断面図であり、第
１１図は本発明０６番目の実施例の斜視図であり、第１
２図は使用前に充填する状ｉｔの第１１図の実施例の斜
視図である。 １・・・・・・中空ボディ、２・・・・・・平滑で弾性
な壁、３・・・・・・底、４・・・・・・開口、５・・
・・・・環状縁、６・・・・・・肥厚の領域、１・・・
・・・インサート。

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗濯機ドラム内で洗剤又は同様組成物を分配する
   ための装置であって、それを通して洗剤組成物が充填さ
   れ且つ分配されることの可能な少なくとも１つの開口を
   有する中空ボディより成り、前記中空ボディが、洗濯機
   のドラム内で洗濯液を荷った織物製品により変形可能で
   あり且つ変形力が除去された場合には本来の形に戻るよ
   うな弾性を示す平滑な弾性壁を備えることを特徴とする
   装置。
2. （２）中空ボディに単１の充填及び分配用の開口を備え
   ることを特徴とする請求項１に記載の装置。
3. （３）前記弾性壁が少なくとも一部が凸面であり、開孔
   が、前記開口に位置づけられた剛性で平らなインサート
   とともに配置されており、前記インサートが、充填及び
   分配用の開口を形成する少なくとも１つの開孔をその中
   に有することを特徴とする請求１又は２に記載の装置。
4. （４）前記インサートが、中心の開孔とこの中心の開孔
   を取り囲む複数のより小さい開孔とを備えることを特徴
   とする請求項３に記載の装置。
5. （５）前記インサートが、前記中空ボディ内に伸びて前
   記インーサトと前記ボディとの間に環状ギャップを形成
   し、且つ少なくともその幾つかが上記環状ギャップと連
   絡している複数の開孔を有することを特徴とする請求項
   ３又は４に記載の装置。
6. （６）前記弾性壁が、それを通して組成物を分配可能な
   １つ又はそれ以上のスリットを備えることを特徴とする
   請求項１に記載の装置。
7. （７）前記中空ボディがそこでスリットが一群のパネル
   構成する球状部分を有し、前記パネルがそれらどうしの
   間で充填用開口を形成すべく前記中空ボディの内方に伸
   びる第１の位置をとるように適用されていることを特徴
   とする請求項６に記載の装置。
8. （８）前記パネルが前記中空ボディの前記球状部分の少
   なくとも一部を形成すべく前記パネルが結合する第２の
   位置をとるように適用されていることを特徴とする請求
   項７に記載の装置。
9. （９）前記充填用開口が前記中空ボディの内曲部分に配
   置されることを特徴とする請求６に記載の装置。
10. （１０）前記内曲部分が、前記中空ボディの球状部分内
    の複数の弧状スリットにより構成されることを特徴とす
    る請求９に記載の装置。
11. （１１）１端で前記充填用開口と連絡し、且つ前記中空
    ボディの内側と連絡する少なくとも１つの開口を有する
    、中心管状コア部材が設けられていることを特徴とする
    請求項９又は１０に記載の装置。
12. （１２）前記中心管状コア部材が剛性であり、前記中心
    管状コア部材の１端が前記充填用開口であり、その反対
    の端が前記中空ボディの第２の内曲部分に固定されてい
    ることを特徴とする請求項１１に記載の装置。
13. （１３）前記中空ボディが、剛性の前記中心管状コア部
    材で結合された上方及び下方の弾性壁部分によって形成
    され、前記中心管状コア部材は、上方壁部分において充
    填用開口と連絡する開口端と、前記中空ボディの内側と
    連絡する少なくとも１つの開口とを有し、上方壁部分と
    下方壁部分との間の接合部が前記中空ボディに単１で連
    続なスリットを形成することを特徴とする請求項６に記
    載の装置。
14. （１４）前記上方壁部分が、前記中心管状コアの開口端
    と結合する漏斗部分を上方壁部分が形成する充填用位置
    に屈曲されるように適用されることを特徴とする請求項
    １３に記載の装置。
15. （１５）洗濯機のドラム内における織物製品の処理方法
    であって、機械サイクルを始動する前に所望量の洗剤又
    は同様組成物を含有する分配装置とともに、処理すべき
    織物製品を前記ドラムに入れ、洗濯液存在下で前記分配
    装置を織物製品とともに掻き混ぜ、また前記分配装置が
    、前記ドラムが回転すると前記分配装置上で撹乱する製
    品により反復的に屈曲される弾性壁を有し、前記弾性壁
    の屈曲が前記組成物を前記分配装置から液体中へ押し出
    すことを特徴とする方法。
16. （１６）所定量の洗剤組成物を含有する特許請求の範囲
    第１項から第１４項のいずれか一項に記載の分配装置。