JPH0218574A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH0218574A
JPH0218574A JP63169909A JP16990988A JPH0218574A JP H0218574 A JPH0218574 A JP H0218574A JP 63169909 A JP63169909 A JP 63169909A JP 16990988 A JP16990988 A JP 16990988A JP H0218574 A JPH0218574 A JP H0218574A
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copying
copy
switch
paper
copying operation
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JP63169909A
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Soichi Iwao
岩尾 宗一
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複写装置に関し、特に1枚だけ複写する場合に
速やかに複写できるようにした複写装置に関する。
(従来の技術) 電子写真式複写装置く特に高速多量用の複写装置におい
て複数枚連続複写を行った場合、高速処理が行われる一
方で、感光体ドラムの帯電状態が安定するまでに時間が
必要であるため、1枚目と2枚目のコピーの間で、ある
いは10枚目ぐらいまでのコピーの間で画質に変化が生
しることになる。これを防くため、従来の高速複写装置
においては、感光体ドラムの帯電状態が安定するまで、
感光体ドラムを空回転させながら帯電、イレーズを2〜
3回程度繰り返した後、複写動作を開始するように構成
されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記のように空回転を行った場合、例えば5
0枚/分以上の複写ができる高速複写装置でも、最初の
コピーができるまでに4秒以上待たねばならない。しか
し、1枚だけコピーを行う場合に、高速の複写装置であ
るにもかかわらず4秒以上待たねばならないのは、大変
不便であるという問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、1枚だけコピーする
場合に速やかにコピーできるようにした複写装置の提供
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するため、感光体ドラムを空
回転させて帯電、イレーズを繰り返し、感光体ドラムの
帯電・状態を安定化させた後複写動作を開始するメイン
プリントスイッチと、空回転なしで直ちに複写動作を開
始するクイックプリントスイッチとを備えたことを特徴
とする。
(作 用) 本発明は上記構成を有するので、複数枚連続複写する場
合は、メインプリントスイッチを押すことによって、感
光体ドラムが空回転して帯電、イレーズを繰り返し、帯
電状態を安定化した後複写動作が開始され、画質の均一
な複数枚のコピーを高速で得ることができる。一方、1
枚だけのコピーを行う場合はクイックプリントスイッチ
を押すことにより感光体ドラムの空回転なしに複写動作
が開始され、速やかにコピーを得ることができ、しかも
1枚だけのコピーであるから画質の違いも気になること
はない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第9図を参照しなが
ら説明する。
第2図はスリット走査型電子写真複写装置を示す。第2
図において、原稿台1のガラス板1aの上に置かれた原
稿Mが露光ランプ2により照射され、この原稿Mからの
画像光がスリット3を通過し、結像レンズ4及び複数個
のミラー5a〜5d等から成る結像光学系■を介して、
図中反時計方向に■の周速で等速で回転される感光体ド
ラム6上に投影される。
走査装置Sを構成する露光ランプ2、スリット3、及び
第1ミラー5aは、V/n(但し、nは複写倍率)の速
度で図中左方に移動して原稿Mを走査する。また、第2
ミラー5bと第3ミラー5Cは、結像光学系Iによる一
定の結像光路長を維持するため、上述した走査装置Sの
移動速度V/nの半分の速度V / 2 nで図中左方
に移動する。
そして、この走査装置Sによって走査された画像光が感
光体ドラム6上に結像され、−様に帯電された表面の電
荷が画像光の明暗に応じて選択的に消滅されることで、
この画像光の静電潜像が形成される。
感光体ドラム6の周囲には、その表面を一様に帯電させ
る帯電装置7、結像光学系Iによる投影結像で形成され
た静電潜像の前後の゛電荷を除去する像間イレーザ57
、静電潜像にトナーを付着させて顕像化する現像装置8
、そのトナー像を記録紙P上に転写する転写装置9、記
録紙Pを感光体ドラム6から分離する分離装置IO2転
写後の感光体ドラム6表面に付着した余分なトナーを除
去するブレード状のクリーニング装置11、及び転写後
の感光体ドラム6の表面の電荷を消滅させるイレーザラ
ンプ12等が配設されている。
一方、記録紙Pは、複写装置本体X内に設置された給紙
トレイ13a、13b内に収容されており、指定された
サイズの記録紙Pがいずれかの給紙トレイ13a又は1
3bからピックアップローラ14a又は14bにて1枚
づつ取り出され、捌きローラ対15a又は15bを通っ
て3つの搬送ローラ対16a〜16cを介装した給紙経
路17に送り込まれ、タイミングローラ対18によって
一 感光体ドラム6上での静電潜像の形成と同期を取って前
記転写装置9に送り込まれる。
又、複写装置本体Xの側方には、給紙スタッカ19が付
設されている。この給紙スタッカ19の3段の給紙トレ
イ20a〜2Oc内には、3種類の記録紙Pが収容され
ており、これらの給紙トレイ20a〜20cに収容され
た記録紙Pのサイズが指定された場合には、そのサイズ
の記録紙Pがピックアップローラ対21a、21b又は
21cによって給紙トレイ20a、20b又は20cか
ら1枚づつ取り出され、捌きローラ対22a、22b又
は22c−を通った後、3つの搬送ローラ対23a〜2
3cを介装された給紙経路24を経て複写装置本体X内
の補助給紙経路25に送り込まれ、搬送ローラ対26に
よって前記タイミングローラ対18まで搬送された後、
上記と同様に転写装置9に送り込まれる。
前記給紙トレイ13a、13b及び20a〜20cには
、収容されている記録紙Pのサイズ及びペーパーエンプ
ティ状態を検出するため、ペーパ−ガイド板に形成され
たスリット遮光部を検出するフメトセンサ及び記録紙P
からの反射光を検出する反射型フォトセンサなどを備え
た検出手段55a、55b及び56a〜56cが設けら
れている。
トナー像を転写された後感光体ドラム6から分離された
記録紙Pは、搬送ヘルド27によって定着装置28に送
られる。定着装置28は、記録紙Pに転写されたトナー
像のトナーを加熱して溶融させることにより、記録紙P
」二に定着させる。
定着装置28を通過した記録紙Pは、搬送ローラ対29
によって複写モートに応して搬送方向を切換えるように
構成された第1の搬送切換レバー30に案内されて複写
装置本体X外への排紙経路31と前記転写装置9の入口
に至るバイパス経路32の何れか一方に送り込まれる。
即ち、1つの原稿Mを記録紙Pの片面に複写する場合(
以下、この複写を片面複写と称する)、複写倍率や複写
枚数にかかわらず、定着装置28を通過した後の記録紙
Pは排紙経路31に送り込まれ、排紙ローラ対33によ
って複写装置本体X外に排出される。
一方、1つ乃至2つの原稿Mを記録紙Pの両面に複写す
る場合(以下、この複写を両面複写と称する)、及びそ
れらを組み合わせて記録紙Pの片面に複写する場合(以
下、この複写を合成複写と称する)には、定着装置28
を通過した後の記録紙Pはバイパス経路32に送り込ま
れる。
バイパス経路32には、送り込まれた記録紙Pを一時ス
ドックするための中間トレイ34が介装されている。そ
して、合成複写の場合、2つの搬送ローラ対35a、3
5bによって中間トレイ34に送り込まれる。一方、両
面複写の場合、中間トレイ34の手前で、第2の切換レ
バー36に案内されて2つの搬送ローラ対37a、37
bを介装した反転経路38に送り込まれ、裏表が反転さ
れた後、中間トレイ34に送り込まれる。
中間トレイ34内の記録紙Pは、両面複写の場合は2面
目の、合成複写の場合は2回目の、各々の複写動作が開
始されたときにピックアップローう対39によって取り
出され、捌きローラ対40を通った後、前記転写袋N9
に至る給紙経路11に送り込まれる。そして、両面複写
及び合成複写の場合、タイミングローラ対18によって
同期を取って転写装置9に送り込まれることにより、片
面複写の場合と同様の動作でトナー像が記録紙Pに転写
され、定着装置28によって定着された後排紙ローラ対
33を備えた排紙経路31を経て複写装置本体X外に排
出される。
この排紙経路31側の複写装置本体Xの側方には、排出
された複数の記録紙Pをグループ分けしてストックする
20段のビン41を有するソータ42が付設されている
。このソータ42は、複写装置本体Xの排紙ローラ対3
3に対向して受入ローラ対43を有している。そして、
複写装置本体χから排出された記録紙Pは、この受入ロ
ーラ対43を通った後、ソータ42内の搬送経路44を
経てビン41上に送り出される。
一方、原稿台1の上方には、自動反転装置45を付設し
た自動原稿供給装置46が設けられている。この自動原
稿供給装置46は、その原稿トレイ4′7上に置かれた
複数の原稿Mをピンクアンプローラ48で1枚づつ取り
出し、取り出した原稿Mを捌きローラ対49を通過させ
た後、搬送ヘルド50によってガラス板1a上の定位置
まで搬送し、所定の複写動作が終了した後、その原稿M
を搬送ローラ51a、51bによって原稿排出トレイ5
2上に排出する。また、前記自動反転装置45は、両面
の原稿Mから両面複写等を行う際に、一方の面の複写が
終了した後、搬送ヘルド50との協働でこの原稿Mの表
裏を反転して原稿台1のガラス板1aの定位置まで送り
込む。
第3図はこの複写装置の制御装置のプロ・νり図である
。この制御装置の主要部であるマイクロコンピュータか
らなるCPU70は、第1図に具体的な配置構成を示す
操作パネル60の各種キーや図示しない各種センサや前
記検出手段55a、55b、56a〜56c等からの入
力に基づいて複写条件を設定するとともにその表示を行
う。なおCPU70は、特別な複写条件が設定された後
、或いはその複写条件による複写動作が1回行われた後
、所定時間(例えば3分間)が経過するまでに複写動作
が行われなかった場合には複写条件を自動的に標準複写
条件に戻すオートリセット機能を内蔵している。
そして、CPU70は上記複写条件に応じて露光ランプ
2に対するレギュレータ71、走査装置Sの駆動用DC
モータDMに対するコントローラ73、結像光学系Iの
共役長を変更するための駆動用ステッピングモータSM
に対するコントローラ74、帯電袋W7と転写装置9と
分離装置10の各々に対するコントローラ75〜77、
定着装置28に対する定着温度のコントローラ78、イ
レーザランプ12に対するレギュレータ79、像間イレ
ーザ57に対するレギュレータ72を制御し、さらに図
示しないが、記録紙Pを搬送するための各種ローラへの
駆動を断続するクラッチ等の動作を各々制御する。
走査装置Sの制御用DCモータDMに対するコントロー
ラ73は、CPU70からの正逆転方向への駆動制御信
号を受けて走査装置Sの移動、反転、停止等の動作を制
御する。また、このコントローラ73からは駆動用DC
モータDMに付設されたオプティカルエンコーダからの
パルス信号を整形した信号がCPU70へ出力され、C
PU70はこの信号を用いて走査装置Sの位置検出を行
っている。
結像光学系Iの駆動用ステッピングモータSMに対する
コントローラ74はCPU70からの正逆転方向への駆
動制御信号を受けて結像レンズ4及び第4ミラー5dを
設定された倍率を与える共役長となる位置まで移動させ
る。
なお、その地図中で第1図と同じ参照番号を付したもの
はそれぞれ操作パネル60上の各キー及び各LEDを示
している。
第1図は前記操作パネル60の一部を示している。61
は複写動作開始用のプリントキーで、2つのプリントキ
ー61A、61Bを有している。
大型のメインプリントキー61Aは、この操作パネル6
0の各種キーによって設定された複写条件で複写動作を
開始するように構成されている。小型のクイックプリン
トキー61Bは、通常頻繁に用いられる標準複写条件(
通常、A4サイズの記録紙Pに等倍の片面複写を自動濃
度設定状態で1枚だけ複写)で、後述のように速やかに
複写を開始するように構成されている。
62は複写枚数や複写倍率等の各種情報をディジタル表
示する表示装置である。63は複写濃度設定部で、2つ
のキー63a、63bの押圧操作によって複写濃度の設
定を行えるようになっている。63cは自動濃度設定キ
ー、63dはこの自動濃度設定キーが操作されたことを
表示する自動濃度設定表示用LED、63eは設定され
た複写濃度をステップ表示する濃度表示用LED群であ
る。64はテンキーで、任意のキーの押圧操作により複
写枚数の設定及び複写倍率の設定等を行える。
65は割込みキー、66はテンキー64により入力され
た複写枚数等の設定の解除と複写動作の中断を行うクリ
アストップキーである。67は用紙選択操作部で、67
aは選択キー、67bは選択された記録紙Pの種類を表
示するLED群である。68は定形倍率設定操作部で、
4つのキー68A〜68Dのうち何れかのキーの押圧操
作によって原稿Mの複写を予め設定された3種類の倍率
の何れかで縦横とも等しく拡大又は縮小して行う状態と
原稿Mと同じ大きさで行う状態とに切換えられる。68
a〜68dはそれぞれの定形倍率を表示するLEDであ
る。
操作パネル60には、図示しないが、その信書類の見開
き頁等を複写る場合に原稿Mを分割して別々の記録紙P
に複写するブックモードを指定するためのブックモード
キー、両面複写や合成複写、或いは綴代シフトや部分イ
レーズや部分トリミング、更にはソータ42を用いたソ
ートモードとグルーピングモードとスタックモードとノ
ンソートモードの切換、原稿Mのサイズに見合った記録
紙Pの自動選択といった各種の複写条件を設定するため
の各種キーが設けられるとともに、各複写条件を表示す
るためのLEDが設けられている。
また、複写装置本体χの側面の適当個所に、前記クイッ
クプリントスイッチ61Bにて複写動作を行う場合の記
録紙Pのサイズを選択する選択スイッチが配設されてい
る。具体例としては、第4図(a)に示すように、記録
紙Pのサイズを選択するスライドスイッチ53を設けて
も、第4図(b)に示すように設定ボタン54にて選択
するようにしてもよく、また第4図(C)に示すように
給紙トレイを選択する設定ボタン55を設けてもよい。
さらに、前記操作パネル60のクイックプリントスイッ
チ61Bの近傍に、上記選択された記録紙Pのサイズを
ディジタル表示する表示装置69が設けられている。ま
た、この表示装置69は、選択された記録紙Pがエンプ
ティ状態のときにこれを表示するようにも構成されてお
り、複写動作が受付けられないことを知らせるように成
されている。
次に、具体数値例を挙げて動作を説明する。
プリントキー61によって複写動作を起動させると、記
録紙Pがピックアンプローラ14a又は14bによって
給紙トレイ13a又は13bから送り出される。システ
ム速度が350mm/sec テ送られるとすると、給
紙トレイ13aに収納された記録紙Pの先端からタイミ
ングローラ対18までの距離が360mmあるので、記
録紙Pがタイミングローラ対18に達するまで1.03
秒かかる。
記録紙Pがタイミングローラ対18まで送られると、マ
イクロスイッチで検出され、光学走査装置Sがスタート
する。走査装置Sの待機位置と原稿Mまでの距離は40
mmであるから、0.11秒後に原稿先端の潜像が感光
体ドラム6上に形成され始める。感光体ドラム6上の投
影部から転写装置9までの距離は100mmである。タ
イミングローラ対18から転写装置9までの距離は75
mmであるから転写装置9で記録紙Pの先端と感光体ド
ラム6上の原稿の先端が一致するようにするため、走査
装置Sが原稿先端を走査し始めてから25/350=0
.07秒間記録紙Pがタイミングローラ対18で待機す
る。タイミングローラ対18から排紙ローラ対33まで
は550mmあり、例えばA4サイズ横送り(長さ21
0mm)を完全に送り出すためにはタイミングローラ対
1日から760mm送らねばならないので、2.17秒
かがる。以上合計すると、3.38秒が最低かかること
になる。
ところで、プリントスイッチ61によって複写動作が起
動されると、記録紙Pが送り出されて1゜03+0.1
1=1.14秒後に、感光体ドラム6上に潜像が形成さ
れ始める。しかし、複写装置が5分間以上体止されてい
ると、感光体ドラム6はその帯電特性が安定するまで最
低2回転以上帯電、イレーズを行わなければならない。
そうでなければ、第1枚目に濃い複写画像が得られた後
、2枚目以後画像濃度が下がり、それ以後安定すること
になる。この初期変化を防ぐために、直径100mmの
感光体ドラム6を2回転させ、さらに帯電部から投影部
までの40mmを送るには1.91秒以上の処理時間が
必要である。
メインプリントスイッチ61Aで複写動作を起動させる
場合、記録紙Pが送り出されてタイミングローラ対18
まで行く時間1.03秒、光学走査装置Sが原稿先端に
達する時間0.11秒、タイミングローラ対IBでの待
機時間0.07秒の合計時間は1.21秒となり、上記
帯電特性安定時間1.91秒より短いので、感光体ドラ
ム6の帯電特性が安定するように光学走査装置Sのスタ
ート時間を遅らせ、帯電特性安定時間を確保して複写動
作をスタートさせる。その結果、メインプリントスイッ
チ61Aでは、スイッチを押してから安定処理時間1.
91秒と、用紙との先端合わせ待機時間0.07秒、記
録紙Pをタイミングローラ対18の位置から排出してし
まうまでの時間2.17秒の合計4.15秒以上かかっ
て1枚目のコピーが得られる。このため、連続複写を行
っても複写濃度の変化はない。
一方、クイックプリントスイッチ61Bを押すと、感光
体ドラム6の帯電特性安定時間に関係なく複写動作をス
タートさせるので、作像通紙の最低時間3.38秒で1
枚目のコピーが得られる。
なお、給紙トレイとタイミングローラ対の間の距離が長
いとそれだけ時間がかかるので、クイノクプリントスイ
ッチ61Bによる複写の場合は最も距離の短い給紙トレ
イから給紙するようにするのが好ましい。
以上の複写動作のタイミングチャートを第5図に示す。
第5図において、実線はメインプリントスイッチ61A
による複写動作の場合を示し、仮想線はクイックプリン
トスイッチ61.8による複写動作の場合を示す。
次に、制御動作をフローチャートに基づいて説明する。
第6図は全体的な複写動作を制御するメインルーチンを
示す。電源の投入によってこのメインルーチンがスター
トすると、まずCPU70の内部のレジスタやフラグ或
いはRAM等をすべてクリアするとともに複写条件を標
準状態に設定する初期設定を行う(ステップ#1)。続
いて、■ルーチンの長さを設定する内部タイマを設定す
る(ステップ#2)。次に、操作パネル60の各キーや
その他の部分に設けられたスイッチやセンサ等からの入
力処理を行う(ステップ#3)。その後、それら入力情
報の内の複写条件設定手段である操作パネル60の各キ
ーからの入力に基づいて複写条件の変更設定処理を行う
「キー処理」のサブルーチンをコールしくステップ#4
)、クイックプリントスイッチ61Bによって複写する
時の記録紙Pのサイズを選択する「クイックコピー用紙
選択処理」のサブルーチンをコールしくステップ#5)
、続いて表示装置62による表示データをセットする「
データセット」のサブルーチンをコールする(ステップ
#6)。その後、複写動作の開始が可能かどうか、即ち
何らかの異常が発生しているか否かを判定しくステップ
#7)、異常がなければ制御信号や表示信号の出力を行
い(ステップ#8)、その後「複写処理」のサブルーチ
ンをコールして種々の複写条件での複写動作を行う(ス
テップ#10)。一方、ステップ#7の判定で何らかの
異常があれば、複写動作に関与する各装置の作動停止や
異常発生の表示等を行う「異常処理」のサブルーチンを
コールしくステップ#9)、異常の原因が除去された後
のリセットボタンの操作待ちの状態になる。「複写処理
」のサブルーチンからリターンした後、複写装置の状態
、即ち現像装置8における現像トナーの有無や、給紙ト
レイ13a、43bにおける記録紙Pの有無、或いは定
着装置28における定着ローラの温度異常の有無等を検
出しくステップ#11L内部タイマをカウントアツプ後
(ステップ#12)、この内部タイマがタイムアツプす
るまで待機する(ステップ#13)。内部タイマがタイ
ムアツプすれば、ステップ#2に戻り、以後上述の動作
を繰り返す。
前記キー処理のサブルーチンでは、第7図に示すように
、まず非複写動作中か否かの判定を行い(ステップ#2
1L複写動作中等、非複写動作中でない場合はそのまま
リターンする。非複写動作中の場合は次にクイックプリ
ントキー61Bがオンエツジであるか否かを判定する(
ステップ#22)。オンエツジでない場合は、ステップ
#27に進んでメインプリントキー61Aがオンエツジ
であるか否かを判定し、オンエツジの場合は通常コピー
フラグを1にして、オンエツジでない場合はそのままス
テップ#26に進んでその他のキー処理を行ってリター
ンする。一方、ステップ#22でクイックプリントキー
61Bがオンエツジの場合は、クイックコピー用に設定
した記録紙Pがあるか否かの判定を行い(ステップ#2
3)、ない場合はペーパーエンプティ表示を行って(ス
テップ#29)、リターンする。用紙がある場合は、次
に等倍かどうかの判定を行い(ステップ#24)、等倍
でないときはコピー禁止表示を行って(ステップ#30
)リターンし、等倍である場合はクイックコピーフラグ
を1としくステップ#25)、その他のキー処理を行っ
て(ステップ#26)リターンする。
前記クイックコピー用紙選択処理のサブルーチンでは、
第8図に示すように、まずコピー動作中か否かの判定を
行い(ステップ431L動作中のときはそのままリター
ンし、動作中でないときには、次に選択スイッチによっ
てどのサイズの記録紙Pを選択しているかの判定を行い
(ステップ#32)、選択されているサイズの用紙の入
っている給紙トレイを選択しくステップ#33〜36)
、そのサイズを表示して(ステップ#37〜40)、リ
ターンする。
前記複写処理のサブルーチンでは、第9図に示すように
、クイックコピーフラグが1か否かの判定を行い(ステ
ップ#41)、クイックコピーフラグが1の場合はクイ
ックコピー動作を行って(ステップ#42)リターンし
、クイックコピーフラグが1でない場合は、次に通常コ
ピーフラグが1か否かの判定を行い(ステップ#43)
、■でない場合はそのままリターンし、1の場合は通常
コピー動作を行った後(ステップ#44)、リターンす
る。尚、クイックコピー時には複写機のシステム速度を
速くするようにしてもよい。
システム速度は通常、最小倍率時の走査装置Sの許容す
る最大トルクより決まる走査速度、連続コピー時におけ
る定着装置28の表面温度低下を防止しうる定着部での
用紙搬送速度、及び連続コピー時における現像装置8内
へのトナー補給能力確保のための感光体ドラム60回転
速度などのパラメータより決定されるが、本実施例のク
イックコピーのように等倍で、かつシングルコピーのみ
の場合には、通常システム速度を50%速くしても上述
のパラメータの基準内にあり正常なコピーを得ることが
できる。
尚、上記実施例では複写倍率が等倍になっている場合に
のみクイックコピーが行われるようにしたが、他の複写
倍率であってもそのままの倍率で、或いは変倍に多少時
間はかかっても等倍に変えてコピーを行うようにしても
よい。
(発明の効果) 本発明の複写装置によれば、以上の説明から明らかなよ
うに、複数枚連続複写する場合は、メインプリントスイ
ッチを押すことによって、帯電状態を安定化した後複写
動作が開始され、画質の均一な複数枚のコピーを高速で
得ることができ、方画質の違いが気にならない1枚だけ
のコピーを行う場合はクイックプリントスイッチを押す
ことにより感光体ドラムの空回軸なしに複写動作が開始
され、速やかにコピーを得ることができるという効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明の複写装置の一実施例を示し、
第1図は操作パネルの平面図、第2図は全体概略構成図
、第3図は制御装置の概略構成図、第4図(a)〜(C
)はクイックコピー用紙のサイズを選択する手段の正面
図、第5図は動作のタイミングチャート、第6図は制御
のメインフローチャート、第7図キー処理のフローチャ
ート、第8図はクイックコピー用紙選択処理のフローチ
ャート、第9図は複写処理のフローチャートである。 1A 1B 感光体ドラム 一帯電装置 イレーザランプ メインプリントスイッチ クイックプリントスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光体ドラムを空回転させて帯電、イレーズを繰
    り返し、感光体ドラムの帯電状態を安定化させた後複写
    動作を開始するメインプリントスイッチと、 空回転なしで直ちに複写動作を開始するクイックプリン
    トスイッチと を備えたことを特徴とする複写装置。
JP63169909A 1988-07-06 1988-07-06 複写装置 Pending JPH0218574A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63169909A JPH0218574A (ja) 1988-07-06 1988-07-06 複写装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011065011A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置およびその制御方法
US9007609B2 (en) 2012-08-02 2015-04-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Copy machine having a preceding print mode and a memory print mode

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