JPH0218411Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0218411Y2
JPH0218411Y2 JP3441186U JP3441186U JPH0218411Y2 JP H0218411 Y2 JPH0218411 Y2 JP H0218411Y2 JP 3441186 U JP3441186 U JP 3441186U JP 3441186 U JP3441186 U JP 3441186U JP H0218411 Y2 JPH0218411 Y2 JP H0218411Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioning
bolt
clamping
cover
clamping members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3441186U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62147868U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3441186U priority Critical patent/JPH0218411Y2/ja
Publication of JPS62147868U publication Critical patent/JPS62147868U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0218411Y2 publication Critical patent/JPH0218411Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空調配管用カバーを天井や側壁に沿
つて配設する場合に用いられるもので、詳しく
は、壁に突出状態に固定されるボルトと、このボ
ルトに外挿する一対の空調配管用カバー固定用の
挟持部材と、これら挟持部材をボルトに固定する
ためのナツトとを備えた空調配管用カバーの取付
具に関する。
〔従来の技術〕
従来のかかる空調配管用カバーの取付具におい
ては、第8図に示す本出願人が提示のもののよう
に、前記一対の挟持部材3が、ボルト軸芯方向で
重なつた状態においてもボルト軸芯周りに相対回
動自在で、ナツト4による締付けにより、空調配
管用カバーAを挟持するようにボルト2に固定さ
れるものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記従来の取付具によるとき
は、前記両挟持部材のボルトへの固定を解除した
状態において両挟持部材がボルト軸芯周りに自由
に回動できるため、ナツトを締込まないかぎり、
両挟持部材の相対回動姿勢が定まらない。その結
果、ナツトを弛めておいて、空調配管用カバーを
支えつつ、両挟持部材を、空調配管用カバーを挟
持するように空調配管用カバーに押付け、この状
態でナツトを締込んで挟持部材をボルトに固定す
る際、空調配管用カバーの支え方や挟持部材の押
付け方が悪かつたりすると、挟持部材がボルト軸
芯周りに不測に回動し、ナツトの締付け操作を中
断して挟持部材の回動姿勢を直さなければなら
ず、取付作業が煩雑化していた。
本考案の目的は、作業性良く空調配管用カバー
を壁に取付けることができるようにする点にあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による空調配管用カバーの取付具の特徴
構成は、前記挟持部材のうちの一方に、他方の挟
持部材にボルト軸芯周りの回動方向で当接する姿
勢規制用の回止めを形成し、この回止めの先端
に、他方の挟持部材にボルト軸芯方向で当接する
離間移動阻止用の当りを突設してある点にある。
そして、それによる作用・効果は次の通りであ
る。
〔作用〕 回止めによつて両挟持部材のボルト軸芯周りで
の相対回動姿勢を、空調配管用カバーを挟持する
姿勢に規制するのであるが、当りで両挟持部材の
ボルト軸芯方向での離間移動を阻止することによ
り、ナツトを締付けなくとも、前記回止めの他方
の挟持部材への当接を保証して、前記回止めによ
る両挟持部材の姿勢規制を確実に行わせ得るか
ら、ナツトの締込み時に両挟持部材が不測に回動
することがなく、それ故、挟持部材の回動姿勢を
直す手間が不要である。
〔考案の効果〕
したがつて、本考案は、作業性良く空調配管用
カバーを壁に取付けることができる空調配管用カ
バーの取付具を提供し得るに至つた。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を示す。
第1図に示すように、壁W(図面は天井壁を示
す。)に沿つて配設される空調配管用カバーAの
前記壁Wに取付けるための取付具1であつて、こ
れは、第2図にも示すように、壁Wに突出状態に
固定されるボルト2と、このボルト2に外挿する
一対の挟持部材3と、これら挟持部材3をボルト
軸芯方向から重ね合せ状態に挟持してボルト2に
固定する一対のナツト4とを備えている。
前記挟持部材3は、ボルト挿通孔3aを形成し
た取付板部3Aと、挟持板部3Bとを備えたほぼ
L字形の折曲げ板金製のものであつて、前記挟持
板部3Bを前記空調配管用カバーAの幅方向で対
向させた状態で互いに近接させることにより、空
調配管用カバーAに形成の一対の溝aに前記挟持
板部3Bの折曲げ遊端部3bを係合させて空調配
管用カバーAの壁Wに対する遠近移動を規制した
状態で空調配管用カバーAを挟持固定するもので
ある。そして、前記一対のナツト4により取付板
部3A同士をボルト軸芯方向で重ねる状態で挟持
されて前記ボルト2に固定され、このボルト2へ
の固定によつて、前記空調配管用カバーAを挟持
する姿勢に固定され、前記一対のナツト4の挟持
によるボルト2への固定を解除された状態におい
て、前記挟持板部3Bを遠近移動させる姿勢変更
を行うものである。もちろん、前記一対のナツト
4によるボルト2への固定位置の変更によつて、
挟持位置、つまり、空調配管用カバーAの壁Wに
対する遠近方向での取付け位置を変更できるもの
である。
かつ、前記挟持部材3のうち、上側に重なる挟
持部材3の取付板部3Aには、第3図、第4図に
も示すように、下側の挟持部材3における取付板
部3Aの対向する端辺それぞれにボルト軸芯周り
の回動方向で当接して、両挟持部材3Aのボルト
軸芯周りでの相対回動姿勢を、挟持板部3Bが対
向する姿勢に規制する一対の回止め5が折曲げ連
設されており、これら両回止め5の先端には、下
側の挟持部材3における取付板部3Aにボルト軸
芯方向で当接して、両取付板部3Aのボルト軸芯
方向での一定以上の離間移動を阻止する当り6を
折曲げ突設してある。
したがつて、一対のナツト4の挟持によるボル
ト2への固定が解除されていても、第4図に示す
ように、前記回止め5の下側の挟持部材3への当
接が保証されて、両挟持部材3のボルト軸芯周り
での相対回動姿勢が、挟持板部3Bを対向配置さ
せる姿勢に保持されるのである。
前記空調配管用カバーAは、前記取付具1にて
壁Wに取付けられる割り筒状の本体A1と、この
本体A1に対して弾性的に係合連結する割り筒状
の蓋体A2とからなる。
また、前記両挟持部材3における挟持板部3B
には、遊端において前記空調配管用カバーAにお
ける蓋体A2に形成の溝bに係合して蓋体A2を支
持する支持板7がボルト8によつて取付けられて
いる。
加えて、空調配管Bは、前記空調配管用カバー
Aにおける本体A1に固定されるのであつて、そ
の固定手段は、本体A1の長手方向複数箇所に、
空調配管Bを本体A1の底に押付けるばね板製の
保持具9を取付ける手段である。前記保持具9
は、押付け板部9aの両端に立上り板部9bを連
設し、これら立上り板部9bの遊端に折返し板部
9cを連設した構造のものであつて、通常は、第
5図に示すように、立上り板部9bを、遊端側ほ
ど互いに相手側の立上り板部9bから遠ざかる姿
勢に位置させる形状にある。そして、第1図に示
すように、押付け板部9aで空調配管Bを本体
A1の底に押付けるようにしつつ、折返し板部9
cの遊端を本体A1に形成の溝cに係合させるこ
とにより、立上り板部9bの遊端を近づけるよう
に弾性変形して、立上り板部9bで空調配管をカ
バー幅方向から挟持しつつ押付け板部9aで空調
配管Bを本体A1の底に押付けるとともに、折し
板部9cの遊端の溝cへの係合を保持する状態に
取付けられるのである。なお、図示してある空調
配管Bは、合成樹脂製のドレンホースB1と、断
熱材dで被覆した2本の冷媒管B2との計3本で
あり、2本の冷媒配管B2が押付け板部9aと立
上り板部9bとにより弾性的に抱持され、ドレン
ホースB1が2本の冷媒配管B2と本体A1の底とで
挟持される。
〔別実施例〕
以下、本考案の別実施例を示す。
第6図および第7図に示すように、前記当り6
を、上側の取付板部3Aの遊端側に片寄り配置形
成し、下側の取付板部3Aに、前記当り6に当接
して挟持板部3Bが対向する方向での両挟持部材
3の離間移動を阻止するストツパー10を折曲げ
連設する。もちろん、前記ストツパー10は、前
記挟持板部3Bが対向する方向で両挟持部材3を
近接移動させて両取付板部3Aを、ボルト2が挿
通できるように重ね合せることを行えるようにす
るため、両取付板部3Aを重ね合せた状態で前記
の近接移動を行うことにより、当り6に当接せず
に、その近接移動を許容する突出長さに構成され
ている。また、上側の取付板部3Aのナツト4に
当る部分3cおよび溝aに係合する部分は、ロー
レツト等による滑り止め面に形成されている。な
お、他の構成は、上述実施例と同じであるため、
同一符号を付すことによつてその証明は省略す
る。この別実施例によるときは、両挟持部材3の
取付板部3Aを重ね合せてボルト2に外挿する
際、当り6とストツパー10との当接により両挟
持部材3の離脱が阻止されるため、挟持部材3の
ボルト2への外挿を行い易い。
上記実施例において、当り6付きの回止め5を
下側の挟持部材3に設ける。
上記実施例において、一方の回止め5にのみ当
り6を設ける。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に番号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の実施例を示し、
第1図は使用状態の断面図、第2図は斜視図、第
3図は固定状態を示す要部の断面図、第4図は固
定解除状態を示す断面図、第5図は空調配管用カ
バーの分解断面図であり、第6図、第7図は別実
施例を示す分解斜視図とボルト挿通前状態の要部
の断面図である。第8図は従来例を示す正面図で
ある。 W……壁、2……ボルト、3……挟持部材、4
……ナツト、5……回止め、6……当り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁Wに突出状態に固定されるボルト2と、この
    ボルト2に外挿する一対の空調配管用カバー固定
    用の挟持部材3と、これら挟持部材3をボルト2
    に固定するためのナツト4とを備えた空調配管用
    カバーの取付具であつて、前記挟持部材3のうち
    の一方に、他方の挟持部材3にボルト軸芯周りの
    回動方向で当接する姿勢規制用の回止め5を形成
    し、この回止め5の先端に、他方の挟持部材3に
    ボルト軸芯方向で当接する離間移動阻止用の当り
    6を突設してある空調配管用カバーの取付具。
JP3441186U 1986-03-10 1986-03-10 Expired JPH0218411Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3441186U JPH0218411Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3441186U JPH0218411Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62147868U JPS62147868U (ja) 1987-09-18
JPH0218411Y2 true JPH0218411Y2 (ja) 1990-05-23

Family

ID=30842934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3441186U Expired JPH0218411Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0218411Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011112081A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 配管設置装置
JP6285646B2 (ja) * 2013-06-06 2018-02-28 トヨタホーム株式会社 建物の排水構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62147868U (ja) 1987-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7761962B2 (en) Hose clamp
JP2933993B2 (ja) ケーブル用支持構造
US7946001B2 (en) Hose clamp
US20050052056A1 (en) Apparatus and method for attaching undercover onto underside of car floor panel
US5339500A (en) Holding clamp for connecting sheets having different expansion characteristics
JPH0218411Y2 (ja)
JPH0332824Y2 (ja)
JPH0353046Y2 (ja)
JPH0722550Y2 (ja) ホースクランプ
JPH0521129Y2 (ja)
JP2600332Y2 (ja) フィルタ固定装置
WO2023089853A1 (ja) 配管支持部材
JPH0754664Y2 (ja) ヨークのボルト締結構造
JPH0716018U (ja) ポップナットおよびポップナットの取付構造
JPH0112493Y2 (ja)
JPH0441708Y2 (ja)
JPH04105211U (ja) 係止ねじ装置
JPH0441707Y2 (ja)
JPH078887Y2 (ja) パイプクランプ装置
JPH0765699B2 (ja) ホース金具の取付け構造
JPH0333146Y2 (ja)
JP2000079857A (ja) 車両用バンパーの取付け構造
JPH0354975Y2 (ja)
JPH055793Y2 (ja)
JPH0331845Y2 (ja)