JPH02183565A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH02183565A
JPH02183565A JP1003530A JP353089A JPH02183565A JP H02183565 A JPH02183565 A JP H02183565A JP 1003530 A JP1003530 A JP 1003530A JP 353089 A JP353089 A JP 353089A JP H02183565 A JPH02183565 A JP H02183565A
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JP
Japan
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fet
mis
gate electrode
channel
polysilicon
Prior art date
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Pending
Application number
JP1003530A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Komori
小森 和宏
Norio Suzuki
範夫 鈴木
Atsuyoshi Koike
淳義 小池
Satoshi Meguro
目黒 怜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置に関し、例えば相補形MI S 
(complementary M T S 、以下C
MISという)デバイスや、高抵抗ポリシリコンを負荷
としたメモリセル構造を有するスタティックRA M 
(Sta仁ic Random Access Mem
ory、以下SRAMという)に適用して有効な技術に
関するものである。
〔従来の技術〕
同一半導体基板上にnチャネルMIS−FETとpチャ
ネルMIS・FETとからなる集積回路を形成したC 
M I Sデバイスは、過1度電流以外の直流電流を消
費しないという利点を有することから、近年、MrSデ
バイスにおいてその重要性が高まっている。
上記CMISのゲート電極材料には、従来、しきい値電
圧(Vt−の制御性やプロセスの簡易化の観点から、n
チャネルMIS−FETSpチャネルMIS−FET共
にリン(P)などのn形不純物をドープしたn形ポリシ
リコンが用いられている。また、近年、ポリシリコンの
抵抗による配線遅延の改善を目的として、上記n形ポリ
シリコン上に高融点金属のンリサイドを積層した、いわ
ゆるポリサイドゲート構造が採用されている。
nチャネルMIS−FETおよびpチャネルMIs−F
ETのゲート電極をいずれもn形ポリシリコンで形成し
た上記CMISデバイスでは、通常nチャネルMIS−
FET側は、基板表面にp形のチャネルドープ層を形成
した表面チャネル形のMIS構造が採用され、pチャネ
ルMIS−FET側は、そのしきい値電圧をnチャネル
MISのしきい値電圧と合わせるため、基板表面のnウ
ェル領域内にp形のチャネルドープ層を形成した埋込み
チャネル形のMfS構造が採用されている。
なお、上記CMISデバイス構造については、例えば日
経マグロウヒル社発行、「日経エレクトロニクス・19
86.3.10  (!Jo、390)J P199〜
P217に記載がある。
ところが、埋込みチャネル形のMrS構造は、表面チャ
ネル形のMIS構造と比較すると、基板表面付近で空乏
層が伸び易いため、短チヤネル効果が顕著となり、デバ
イスの微細化にとって不利となる。そのため、近年、n
チャネルMIS・FET側のゲート電極をn形ポリシリ
コンで、また、pチャネルMTS−FET側のゲート電
極をp形ポリシリコンでそれぞれ形成することによって
、nチャネルMIS−FETll!:pチャネ/l/M
IS・FETとを共に表面チャネル形のMIS構造とす
るCMISデバイスが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、nチャネルM f S−F E Tff
l!Iのゲート電極をn形ポリシリコンで形成し、pチ
ャネルMIS−FET側のゲート電極をp形ポリシリコ
ンで形成した前記CMISデバイスでは、nチャネルM
IS−FETのゲート電極とpチャネルMIS−FET
のゲート電極とを同一層で連続的に一体形成し、マスク
を用いてp形およびn形の不純物を導入するため、接続
部にpn接合が形成され、その結果、ゲート電極に印加
される電圧が低下し、所期のゲート特性が得られなくな
ってしまうという問題がある。
また、n形およびp形ポリシリコンのそれぞれにンリサ
イドを積層したポリサイドゲート構造を有するCMIS
デバイスにおいても同様の問題がある。すなわち、シリ
サイド膜は、不純物の拡散速度が大きいため、不純物を
ドープしたポリシリコン上にシリサイドを積層して熱処
理を行うと、ゲート配線の接続部近傍では、n形ポリシ
リコン中の不純物とp形ポリシリコン中の不純物とがシ
リサイド層を介して相互拡散してしまうという問題があ
る。
その対策として、nチャネルMIS−FETのゲート電
極とpチャネルMIS−FETのゲート電極とを独立に
形成し、アルミニウムなどの金属配線を介して上記ゲー
ト電極間を接続する方法が考えられるが、この方法は、
ゲート形成プロセスを煩雑にするため、高集積CM r
 Sデバイスには不向きである。
一方、pチャネル形高抵抗ポリシリコンを負荷としたメ
モリセル構造を有するSRAMにおいても、n形ポリシ
リコンとp形ポリシリコンとを相互接続する要求がある
。すなわち、一対の抵抗と一対の駆動用MIS−FET
とでフリップフロップ回路を構成したS RA Mのメ
モリセルにおいて、待機時電流を低く抑え、かつ、ソフ
トエラー耐性を向上させるためには、例えば駆!JIM
IS−FETをnチャネルMIS・FETで形成し、抵
抗素子をpチャネル形高抵抗ポリンリコンで形成するこ
とが有効である。
ところが、このようにすると、抵抗素子と駆動MIS−
FETのゲート電極とを接続する際、接続部にpn接合
が形成されてしまうため、前記CMISデバイスと同様
の問題が生ずる。
本発明は、上記した問題点に着目してなされたものであ
り、その目的は、nチャネルMIS−FET側のゲート
電極をn形ポリシリコンで形成し、pチャネルMIS−
FET側のゲート1曙をp形ポリシリコンで形成したC
MISデバイスにおいて、ゲート特性を低下させること
なく、それらのゲート電極を一体形成することのできる
技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、駆動M■5−FETのゲー
ト電極と抵抗素子とを、互いに異なる導電形の不純物を
ドープしたポリシリコンで形成したフリツプフロツプ回
路構成のメモリセルにおいて、メモリセル特性を低下さ
せることなく、駆動MIS−FETのゲート電極と抵抗
素子とを直接接続することのできる技術を提供すること
にある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なもののヰ既
要を簡単に説明すれば、次の通りである。
すなわち、本発明は、MIS−FETのゲート電極を、
不純物をドープしたポリシリコンと、この不純物の拡散
を防止するバリヤ層と、高融点金属またはそのンリサイ
ドとで構成するものである。
〔作用〕
上記した手段によれば、ポリシリコン中の不純物が高融
点金属またはそのシリサイド中に拡散するのをバリア層
が確実に防止する。その結果、n形不純吻を導入したポ
リシリコンをゲート電極とするnチャネルMIS−FE
Tのゲート電極と、p形不純物を導入したポリシリコン
をゲート電極とするpチャネルMIS−FETのゲート
電極とを一体形成することが可能となる。また、駆動M
Is−FETのゲート電極と抵抗素子とを、互いに異な
る導電形の不純物をド ブしたポリシリコンで形成した
フリップフロップ回路構成のメモリセルにおいて、上記
駆動MIS・FETのゲート電極と抵抗素子とを直接接
続することが可能と・なる。
〔実施例1〕 第1図は、本発明の一実施例である半導体装置を示す第
2図のI−1線断面図、第2図は、この半導体装置の略
平面図、第3図は、この半導体装置の等価回路図である
。なお、第2図では、本実施例1の構成をわかり易くす
るため、フィールド絶縁膜以外の絶縁膜は図示していな
い。
本実施例1の半導体装置であるC M I Sインバー
タは、第3図に示すような、直列に接続されたnチャネ
ルMI S −F ETQ、  とpチャネルM■S・
FETQ、  とで構成されている。
第1図、第2図に示すように、p−形ンリコン単結晶か
らなる半導体基板1の主面には、nウェル領域2および
nウェル領域3が形成されている。
nウェル領域2は、nチャネルMIs−FET形成領域
にホウ素(B)をイオン注入して形成され、nウェル領
域3は、pチャネルMTS−FET形成領域にリン(P
)またはヒ素(As)をイオン注入して形成されている
半導体基板lの表面には、例えば5IO2からなるフィ
ールド絶縁膜4、ゲート絶縁膜5が形成され、フィール
ド絶縁膜4の下には、ホウ素をイオン注入したp形のチ
ャネルストッパ領域6が形成されている。
nチャネルMIS−FET形成領域のゲート絶縁膜5上
には、nチャネルM I S−F ETQ、のゲート電
極7aが形成され、pチャネルM I S・FET形成
領域のゲート絶縁膜5上には、pチャネルMIS−FE
TQ2のゲート電極7bが形成されている。
nチャネルM I S −F ETQ+ のゲート電極
7aは、下層から順次ポリシリコン3a、チタンナイト
ライド(TiN)9、WSi2(または、MO3i、、
TaSi2.Ti5i2)のようなシリサイド10を積
層して形成され、最下層のポリシリコン8aには、リン
またはヒ素などのn形不純物がドープされている。
pf+ネルMrS−FETQ2のゲート電極7bは、n
チャネルM I S−F ETQ、 のゲート電極7a
と同じく、下層から順次ポリシリコン8b。
チタンナイトライド9、シリサイド10を積層して形成
されているが、最下19のポリシリコン8bには、p形
不純物〈ホウ素)がドープされている。
なお、本実施例1では、ゲート電極7a、7bの抵抗値
を低くするため、チタンナイトライド9の膜厚は、ポリ
シリコン3a、3bやシリサイド10の膜厚よりも薄く
しである。
nウェル領域2の表面には、nチャネルMIS・FET
Q、  のソース、ドレインとなる低濃度のn−形半導
体領域11aおよび高濃度のn゛形半導体領域12aが
形成され、いわゆるLDD(Jightly dope
d drain)構造となっている。n−形半導体領域
11aは、ゲート電極7aをマスクに用いてnウェル領
域2の表面に、例えばリンをイオン注入して形成されて
いる。n°形半導体領域12aは、ゲート電極7aおよ
びその側壁に形成された、例えばSin、からなるスペ
ーサ13をマスクに用いてnウェル領域2の表面に、例
えばヒ素をイオン注入して形成されている。
nウェル領域3の表面には、pチャネルMIS・FET
Ch のソース、ドレインとなる低濃度のp−形半導体
領域11bおよび高濃度のつ゛形半導体領域12bが形
成され、同じ< LDD構造となっている。p−形半導
体領域11bは、ゲート電極7bをマスクに用いてnウ
ェル領域3の表面にホウ素をイオン注入して形成され、
p゛形半導体領域12bは、ゲート電極7bおよびその
側壁に形成されたスペーサ13をマスクに用いてnウェ
ル領域3の表面にヒ素をイオン注入して形成されている
MfS −FETQ、、Q2の上層には、半導体基板l
の表面を覆うように、層間絶縁膜14が形成されている
。層間絶縁膜14は、例えばBPSG(boro ph
ospho 5ilicate glass) 膜をC
VD法で被着して形成されている。
層間絶縁膜14の上層には、例えばアルミニウム合金か
らなる配線15a、151)、15cが形成されている
。配線15aの一端は、コンタクトホール16を介して
nチャネルMIS−FETQの一方のn゛形半導体領域
12aに接続され、他端は、例えばOVの基準電位(V
ss)  に接続されている。配線15bの一端は、コ
ンタクトホール16を介してpチャネルMIS・FET
Q、の−方のp゛形半導体領域12bに接続され、他端
は、例えば5Vの電源電位(VOO)  に接続されて
いる。
nチャネルM T S−F ETQ、 のもう一方のn
形半導体領域12aと、pチャネルMIS−FE T 
Q2 のもう一方のp゛形半導体領域12bとは、出力
(VOLI?)に接続された配線15cを介して互いに
接続されている。
第2図に示すように、nチャネルMIS−FETQ、 
 のゲート電極7aと、pチャネルMIS・FETQ2
のゲート電極7bとは、一体に形成され、人力(vI、
I)に接続されている。そして、第2図に示す接続部(
C)を境にして、ゲート電極7a側は、n形不純物をド
ープしたポリシリコン8a1チタンナイトライド9、シ
リサイド10の三rfJ構造、また、ゲート電極7b側
は、p形不純物をドープしたポリシリコン3b、チタン
ナイトライド9、シリサイド10の三層構造になってい
る。
このとき、接続部(C)では、n形ポフシリコン8aと
p形ポリシリコン8bとが直接接しているが、ポリシリ
コン3a、3bとシリサイド10との間に形成されたチ
タンナイトライド9が不純物の拡散のバリア層として作
用するため、ポリシリコン3a、3b中の不純物がシリ
サイド10を介して相互拡散することはない。
上記のように構成された本実施例1のCMISインバー
タは、入力が基21!電圧レベルのときpチャネルM 
I S−F E ”T’ (h が導通、nチャネルM
l5−FETQ、 が非導通となるため、pチャネルM
IS・FETQ2を介して電源電圧レベルが出力される
ように動作する。また、人力が電源電圧レベルのときn
チャネルMIS−FETQ、 が導通、pチャネルMI
S−FETQ2 が非導通となるため、nチャネルMI
S−FETQ、 を介して基準電圧レベルが出力される
ように動作する。
このように、本実施例1によれば、下記の効果を得るこ
とができる。
(1)、  nチ+ 2 ルM I S−F E T 
Q +  のゲート電極7aを、n形不純物をドープし
たポリシリコン8a1チタンナイトライド9、シリサイ
ド10で構成し、pチャネルMIS−FETQ2のゲー
ト電極7bを、p形不純物をドープしたポリシリコン8
b、チタンナイトライド9、シリサイド10で構成し、
ゲート電極7a、7bの接続部(C)において、ポリシ
リコン3a、3b中の不純物がシリサイド10を介して
相互拡散するのを防止したので、ゲート電極7a、7b
を一体形成しても、ゲート特性が劣化する虞れはない。
(2) 、 十記(1) +、: ヨリ、’r’ −)
1i極7 a、  7 bをそれぞれ独立に形成し、ア
ルミニウムなどの金属配線を介してゲート電極?a、7
b間を接続するプロセスが不要となるので、ゲート形成
プロセスが簡易化される。
(3)、nチャネルM I S−F ETQ、およびp
チャ* ルM r S−F E T Q2 が共に表面
チャネル形のMIS構造になるので、集積回路の微細化
を促進することができ、かつ、消費電力を低減すること
ができる。
〔実施例2〕 第4図は、本発明の他の実施例である半導体装置のメモ
リセルを示す第5図のrV−rV線断面図、第5図は、
このメモリセルの平面図、第6図は、このメモリセルの
等価回路図である。なお、第5図では、本実施例2の構
成をわかり易くするため、フィールド絶縁膜以外の絶縁
膜は図示していない。
本実施例2の半導体装置であるCMIS−3RAMのメ
モリセルは、第6図に示すように、フリップフロップ回
路、およびその一対の入出力端子と相補データ線DL、
了τとの間に接続された選択M I S −FETQt
、、 Qt2で構成され、フリップフロップ回路は、抵
抗素子R,,R,と駆動MIS −F ETQd、、 
Qd、とで構成されている。
選択MI S −FETQt、、、 Qt、には、ワー
ド線WLが接続されている。選択MIS−FETQtの
ドレインには、データ線DLが、また、選択MI S−
F E T Qt2のドレインには、データ線1ffが
それぞれ接続されている。
第4図、第5図に示すように、上記メモリセルは、p−
形ンリコン単結晶からなる半導体基板lの主面に形成さ
れている。半導体基板lの表面には、例えば5102か
らなるフィールド絶縁膜4、ゲート絶縁膜5が形成され
、フィールド絶縁膜4の下には、ホウ素をイオン注入し
たp形のチャネルストッパ領域6が形成されている。
駆動MIS−FETQd、、 Qd、は、ゲート絶縁膜
5と、ゲート電極17aと、ドレインとなるn゛形半導
体領域18.19と、ソースとなるn゛形半導体領域1
8とで構成されている。ゲート電極17aは、下層から
順次ポリシリコン3a、チタンナイトライド9、シリサ
イド1oを積層して形成され、ポリシリコン8aには、
リンまたはヒ素などのn形不純物がドープされている。
選択M I S −F ETQt、、 Qt、は、ゲー
ト絶縁膜5と、ワード線W Lと一体に形成されたゲー
ト電極17bと、情報の読み出し時にソースとなるn゛
形半導体領域18.19と、ドレインとなるn゛形半導
体領域18とで構成されている。ゲート電極17bは、
前記ゲート電極17aと同じく、n形不純物をドープし
たポリノリコン8a1チタンナイトライド9、シリサイ
ド1oを積層して形成されている。なお、本実施例2で
は、ゲート電極17a、17bの抵抗値を低くするため
、チタンナイトライド9の膜厚は、ポリシリコン8aや
シリサイド1aの膜厚よりも薄くしである。
読み出し時に選択MIS−FETQt2のソースとなる
n°形半導体領域18.19は、駆動MIS−FETQ
d、のドレインと一体に形成されている。このドレイン
の一部であるn゛形半導体装置19の表面には、コンタ
クトホール20を介して駆動MIS−FETQd、のゲ
ート電極I7aの一端が接続されている。
駆動MIS−FETQd、のゲート電極17aの一端は
、駆動MIS−FeTQd、のドレインの一部であるn
+形半導体領域19の表面にコンタクトホール20を介
して接続され、その他端は、読み出し時の選択MIS−
FETQt、のソースの一部となるn゛形半導体領域1
9の表面にコンタクトホール20を介して接続されてい
る。
このように、駆動Mr、−FETQd、のゲート電極1
7aの一端を、駆動MIS−FETQd2(II)ドレ
インであり、かつ、読み出し時に選択MIS・F E 
T Qt2のソースの一部であるn゛形半導体領域19
に接続するとともに、駆動M I S −F ET Q
d2のゲート電極17aの一端を、駆動MIS・F E
 T Qd、のドレインの一部であるn″−形半導体領
419に、また、その他端を、読み出し時の選択M I
 S−F ETQt+のソースの一部となるn゛形半導
体領域19に接続することによって、フリップフロップ
回路の交差接続がなされている。
ゲート電極17a、17b (7−ド線WL) の上層
には、メモリセルの表面を覆うように、絶縁膜21が形
成されている。絶縁膜21は、例えば5in2膜をCV
D法で被着して形成されている。
絶縁膜21の上層には、抵抗素子R,,R2が形成され
ている。第2層目のポリシリコンで構成されたこれらの
抵抗素子R,,R2は、駆動M I S・FETQd、
のゲート電極17aと重なるようなレイアウトで絶縁膜
21上に配置され、その両側には、p形不純物(ホウ素
)をドープした第2層目のポリシリコンからなる導電層
22が一体に形成されている。
抵抗素子R,の一端は、この導電層22を介して、例え
ば5vの電源電位(vn。)に接続され、その他端は、
導電層22およびスルーホール23を介シテ駆動M r
 S −F ETQd217)ゲート電極17aO)端
部に接続されている。すなわち、抵抗素子R3は、実質
的に駆動MIS−FETQd、のドレインの一部である
n゛形半導体領域19に接続されている。
このように、抵抗素子R1を、駆動Mfs−FETQd
lのゲート電極17aの上方に重なるように配置するこ
とによって、絶縁膜21をゲート絶縁膜、p形不純物が
ドープされた導電層22をソース、ドレイン、抵抗素子
R1をチャネル領域、抵抗素子R1の下方のゲート電極
17aをゲート電極とするpチャネルMIS−FETが
構成されている。すなわち、抵抗素子R1はpチャネル
MI S −FETと等価になる。
上記pチャネルMIS−FETからなる抵抗素子R1は
、駆動Mr、−FETQd、と直列に接続され、抵抗素
子R1の下方のゲート電極17aが電源電圧レベルのと
きOFFとなるように動作し、ゲート電極17aが基準
電圧レベルのときONとなるように動作する。
一方、抵抗素子R2は、前記抵抗素子R2と同じく、駆
動MIS−FETQd2のゲート電極17aと重なるよ
うなレイアウトで絶縁膜21上に配置され、その両側に
は、p形不純物をドープした第2層目のポリシリコンか
らなる導電層22が一体に形成されている。抵抗素子R
2の一端は、導電層22を介して電源電位に接続され、
その他端は、導電層22およびスルーホール23を介し
て駆動MIS・FETQd、のゲート電極17aの端部
に接続されている。すなわち、抵抗素子R2は、実質的
に駆動MIS−FETQd2のドレインの一部であるn
”形半導体領域19に接続されている。
このように、抵抗素子R2を、駆動MIS−FE T 
Qd2のゲート電極17aの上方に重なるように配置す
ることによって、絶縁膜21をゲート絶縁膜、p形不純
物がドープされた導電層22をソース、ドレイン、抵抗
素子R2をチャネル領域、抵抗素子R2の下方のゲート
電極17aをゲート電極とするpチャネルMrS−FE
Tが構成されている。すなわち、抵抗素子R2はpチャ
ネルMI S −FETと等価になる。
上記pチャネルMIS−FETからなる抵抗素子R2は
、駆動M I S−F ETQd2と直列に接続され、
駆動M I S −、F ETQd2が導通状態にある
ときOFFとなるように動作する。
以上のように、抵抗素子R,,R2の各々がpチャネル
MIS・FETと等価になるため、メモリセルのフリツ
プフロツプ回路は、nチャネルMIS−FETとpチャ
ネルMIS−FETとからなる2つの直列回路(CM 
I S−F ET)を交差接続したものと等価になる。
抵抗素子R1,R2の上層には、メモリセルの表面を覆
うように、絶縁膜24が形成されている。
絶縁膜24は、例えばBPSG膜をCVD法で被着して
ル成されている。
@縁膜24の上層には、例えばアルミニウム合金からな
るデータ線DL、TfT:が形成されている。
データ線DLは、コンタクトホール25を介して選択M
IS−FETQt、のドレインに接続され、データ線D
Lは、コンタクトホール25を介して選択M I S 
−FETQt、のドレインに接続されている。
以上のitからなる本実施例2によれば、下記の効果を
得ることができる。
(1)、駆動M I S −F ETQd、、 Qd2
のゲート電極17aを、n形不純物をドープしたポリシ
リコン8asチタンナイトライド9、シリサイド10で
構成し、pチャネルMIS・FETのチャネル領域を構
成する抵抗素子R,,R2、右よびソース、ドレインを
構成する導電層22を、p形不純物をドープしたポリシ
リコンで構成したので、前記実施例1と同様の理由によ
り、抵抗素子R3の一端を駆動MrS−FETQd2の
ゲート電極17aに直接接続し、抵抗素子R2の一端を
駆動MIS・FETQd、のゲート電極17aに直接接
続することが可能となる。
(2)、上記(1)により、駆動MIS−FETQd、
、Qd、と、pチャネルMrS・FETからなる抵抗素
子R=R2とを接続する際、アルミニウムなどの金属配
線を介在させる必要がないので、ゲート電極17aや導
電層22の引き回しの自由度が向上し、かつ、メモリセ
ルの形成プロセスが簡易化される。
(3)、上記〔1)により、メモリセルのフリップフロ
ップ回路がCMIS−FETで構成されるので、フリッ
プフロップ回路の待機時電流を低減することができる。
また、OFF状態にある駆動MIS・FETのドレイン
電圧がα線によって低下した場合でも、寄生のpチャネ
ルMIS・FETからの電流が大きくなるため、フリッ
プフロップ回路の反転が防止される。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施例1.2では、ゲート電極をポリシリ
コン、チタンナイトライド、シリサイドで構成したが、
シリサイドに代えてタングステン(W)、モリブデン(
Mo)などの高融点金属を用いた場合でも同様の効果が
得られる。
また、前記実施例2では、駆動MIS・FETおよび選
択M■S・FETをnチャネルMIS・FETで構成し
、抵抗素子をpチャネルMIS・FETで構成したが、
駆動MIS−FETおよび選択MIS−FETをp++
ネルMI S ・FETで構成し、抵抗素子をnチャネ
ルMIS−FETで構成した場合でも同様の効果が得ら
れる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
(1)、nチャネルMIs−FET側のゲート電極を、
n形不純物をドープしたポリシリコンと、上記不純物の
拡散を防止するバリヤ層と、高融点金属またはそのシリ
サイドとで構成し、pチャネルMIS−FET側のゲー
ト電極を、p形不純物をドープしたポリシリコンと、上
記不純物の拡散を防止するバリヤ層と、高融点金属また
はそのシリサイドとで構成したCMISm造とすること
によ;っ、ゲート特性を低下させることなく、それらの
ゲート電極を一体形成することが可能となる。
(2〕、駆動MIS−FETのゲート電極を、所定の導
電形の不純物をドープしたポリシリコンと、上記不純物
の拡散を防止するバリヤ層と、高融点金属またはそのシ
リサイドとで構成し、上記駆動MIs−FETのゲート
電極上に重なるように配置された抵抗素子を、上記不純
物と異なる導電形の不純物をドープしたポリシリコンで
構成したメモリセル構造とすることにより、上記駆動M
IS・FETのゲート電極と抵抗素子とを直接接続する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である半導体装置を示す第
2図のI−I線断面図、 第2図は、この半導体装置の略平面図、第3図は、この
半導体装置の等価回路図、第4図は、本発明の他の実施
例である半導体装置のメモリセルを示す第5図のrV−
rV線断面図、第5図は、このメモリセルの平面図、 第6図は、このメモリセルの等価回路図である。 1・・・半導体基板、2・・・pウェル領域、3・・・
nウェル領域、4・・・フィールド絶縁膜、5・・・ゲ
ート絶縁膜、6・・・チャネルストッパ領域、7a、7
b、17a、17b・・・ゲート電極、3a、3b・・
・ポリシリコン、9・・・チタンナイトライド(バリヤ
層)、10・・・シリサイド、lla・・・n−形半導
体領域、llb・・・p−形半導体領域、12a、18
゜19・・・n゛形半導体領域、12b・・・p゛形半
導体領域、13・・・スペーサ、14・・・層間絶縁膜
、15a、15b、15c・・・配線、16.20.2
5・・・コンタクトホール、21゜24・・・絶縁膜、
22・・・導電層、23・・・スルーホール、C・・・
接続n、DL、 了T−・相補データ線、Q、  ・・
・nチャネルMIS・FET5Ql  ・・・pチャネ
ルMIS−FET。 Qd1.Qd2・・・駆動MrS−FET、Qt、、Q
t2・・・選択M I S −FET、 R,、R,・
・・抵抗素子、WL・・・ワード線。 代理人 弁理士 筒 井 大 和

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、MIS・FETのゲート電極が、不純物をドープし
    たポリシリコンと、前記不純物の拡散を防止するバリヤ
    層と、高融点金属またはそのシリサイドとを積層してな
    ることを特徴とする半導体装置。 2、前記バリヤ層は、チタンナイトライドからなること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。 3、同一半導体基板上にnチャネルMIS・FETとp
    チャネルMIS・FETとからなる集積回路を形成した
    半導体装置であって、前記nチャネルMIS・FETの
    ゲート電極は、n形不純物をドープしたポリシリコンと
    、前記不純物の拡散を防止するバリヤ層と、高融点金属
    またはそのシリサイドとを積層してなり、前記pチャネ
    ルMIS・FETのゲート電極は、p形不純物をドープ
    したポリシリコンと、前記不純物の拡散を防止するバリ
    ヤ層と、高融点金属またはそのシリサイドとを積層して
    なることを特徴とする半導体装置。 4、前記バリヤ層は、チタンナイトライドからなること
    を特徴とする請求項3記載の半導体装置。 5、メモリセルのフリップフロップ回路を、一対の抵抗
    素子と一対の駆動MIS・FETとで構成した半導体装
    置であって、前記駆動MIS・FETのゲート電極が、
    一導電形の不純物をドープしたポリシリコンと、前記不
    純物の拡散を防止するバリヤ層と、高融点金属またはそ
    のシリサイドとを積層してなり、前記抵抗素子が、前記
    不純物と異なる導電形の不純物をドープしたポリシリコ
    ンからなることを特徴とする半導体装置。 6、前記バリヤ層は、チタンナイトライドからなること
    を特徴とする請求項5記載の半導体装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100292278B1 (ko) * 1997-05-02 2001-09-17 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 반도체장치및그제조방법
WO2014199677A1 (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 シャープ株式会社 表示装置

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