JPH0217761Y2 - - Google Patents

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JPH0217761Y2
JPH0217761Y2 JP10459487U JP10459487U JPH0217761Y2 JP H0217761 Y2 JPH0217761 Y2 JP H0217761Y2 JP 10459487 U JP10459487 U JP 10459487U JP 10459487 U JP10459487 U JP 10459487U JP H0217761 Y2 JPH0217761 Y2 JP H0217761Y2
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JP
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chuck
workpiece
hole
air
sensor
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JP10459487U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は旋盤用のパワーチヤツクに用いるワ
ーク検出用エアセンサに関するものである。
〔従来の技術〕
従来の旋盤用のチヤツク、特にパワーチヤツク
としては、チヤツク本体に、揺動する爪を設け
て、この爪を油圧シリンダ、ダイヤフラムなどの
アクチユエータで揺動させるもの、あるいは本体
に設けた複数の斜孔に、チヤツクピンを進退自在
に取付け、この各チヤツクピンを油圧シリンダな
どのアクチユエータにより進退させて開閉させる
ものなどがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のパワーチヤツクにロボツト
のマニプレータによりワークを自動チヤツキング
させる場合、ワークがチヤツクに対して正しい位
置に当てられているか否かを検出する必要があ
る。
この場合、ワークが一定の大きさの場合はチヤ
ツクの一定の位置にワークセンサを設けて、ワー
クがこのセンサにより検出されれば正しい位置で
あると判断するようにしておけばよいが多品種小
量生産のために、ワークの大きさが頻繁に変る場
合はその都度センサの位置を変えることはきわめ
て面倒であり、この間生産がストツプするという
問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は旋
盤チヤツクの前面に設けたワークストツパのワー
ク受面に、ワークの後面を密着させるようにした
旋盤チヤツクにおいて、上記ワークストツパのワ
ーク受面に半径方向に並ぶ複数のエアセンサ孔を
設け、チヤツク本体に設けたエアセンサ回路と前
記各センサ孔とを1個のエアセンサ孔のみがエア
センサ回路に通じるように切換える切換弁をチヤ
ツク本体の適所に設けたものである。
〔作用〕
この考案は上記の構成であるから、チヤツクに
装着するワークの大きさが変更になると、これに
応じて切換弁を切り換えてワークの大きさに適応
するセンサ孔のみをエアセンサ回路に連通させ
る。
こうして所定のセンサ孔のみをセンサ回路に連
通させると、圧縮空気源から送られてきた圧縮空
気がセンサ孔から吹き出す。
センサ孔の前方が開放されているときは、圧縮
空気は自由に噴出するが、マニプレータにより移
動してきたワークがチヤツクの前面のワークスト
ツパの受面に正しく当てがわれるとセンサ孔がワ
ークにより遮断されるので、空気の噴出は止ま
る。
このため、センサ回路内の空気圧が急上昇す
る。従つて圧力スイツチなどでセンサ回路内の圧
力上昇を検知するようにしておけば、ワークが正
しくチヤツクに当てがわれたか否かを判断するこ
とができる。
〔実施例〕
図において、1は旋盤の主軸前部の支持部にボ
ルト止めにより固定したチヤツク本体で、この本
体は三ツの部材をボルト3により一体に結合した
ものである。
4は本体1の内周寄りに、前窄まり状に形成し
た複数(一般に3個)の斜孔で、この斜孔4にチ
ヤツクピン5を進退および回動自在に挿入する。
このチヤツクピン5には、軸方向の溝6を形成
し、この溝6に本体1にねじ込んだボルト7の内
端の突部を適宜の遊隙を存して係合させることに
よつてピン5を僅かの範囲以上には回動しないよ
うにする。
また、前記チヤツクピン5の前端外側を凹入さ
せてここにチヤツク爪9を固定し、同ピン5の後
端にはT字形の係合部10を設ける。
12は本体1内の空間に設けたアクチユエータ
で、その後側の軸部13は本体1の後部を貫通し
て図示省略してある主軸を貫通する進退棒に連結
され、この進退棒をパワーシリンダにより進退さ
せるのであり、本体1に固定した回り止めピン1
1により回り止めが施されている。
上記アクチユエータ12の外周には前記チヤツ
クピン5と同数の切欠15を設け、この切欠にチ
ヤツクピン5の後端の係合部10を係合させる。
16は本体1の前面に形成した突出部14にお
いて、各チヤツク爪9に対向する位置に固定した
ワークストツパで、その全面の受面17に内外2
個のエアセンサ孔18,19が半径方向に並べて
形成してある。
前記突出部14に各ワークストツパ16の後部
に位置する半径方向の弁取付け孔21を設け、こ
の各孔21に回動自在の切換弁22を装着する。
上記切換弁22には、その中心に、内端から外
端に達しない連通孔23を設け、この連通孔23
の途中には、切換弁22の外周に開孔する弁孔2
5,26を連通させるが、この弁孔25,26は
第1図のように、軸方向の位置が異なるとともに
第2図のように90゜の位相で設けてある。
また、突出部14の前部とワークストツパ16
には前記エアセンサ孔18,19に通じる連通孔
27,28を設け、この連通孔27,28の後端
は孔21に開口させるが、この開口は弁孔25,
26に連通する位置に並べて切換弁22の弁孔2
5が連通孔27に連通しているときは、弁孔26
は連通孔28に連通せず、この状態から切換弁2
2を90゜回動すると弁孔26が連通孔28に連通
し、弁孔25は連通孔27から外れるようにす
る。
前記アクチユエータ12の中心にはエア通路3
1を設け、この通路31の前端は前記切換弁22
の連通孔23の内端開口に連通させる。
上記エア通路31は図示省略してある主軸内の
通路を経てコンプレツサ、レシーバタンクなどか
らなる圧縮空気源に通じ、その途中に圧力スイツ
チのような圧力センサや電磁弁を設けてエアセン
サ回路を構成する。
また、上記圧力センサは制御アンプに接続し、
このアンプから所定の制御信号を旋盤の制御回路
に出力するように構成する。
つぎに、上記実施例の作用を説明すれば、図の
ように切換弁22の弁孔25が連通孔27に通じ
ているとき、外側のエアセンサ孔18のみが作用
状態にある。
この状態でワークをつかむ前はアクチユエータ
12が前進し、各チヤツクピン5が各斜孔4内を
前進して先端の各チヤツク爪9が接近している。
また、エア通路31を経て送られてきた圧縮空
気は切換弁22の連通孔23を通り、連通孔27
を経てエアセンサ孔18から吹き出している。
いま、図示省略してあるロボツトのマニプレー
タがリング状のワーク32をつかんでチヤツク爪
9の部分に移動させ、各チヤツク9がワーク32
の内側になり、かつワーク32がチヤツク本体1
とほぼ同芯になるようにして既に仕上げてある基
準面33がワークストツパ16のワーク受面17
に接する状態とする。
上記のようにワーク32がチヤツクのワーク受
面17に当てがわれると、ワーク32の基準面3
3がセンサ孔18を閉じる。
センサ孔18が遮断されるとエア通路31内の
空気圧が急上昇し、圧力センサがこれを感知して
その信号が制御アンプに入力され、これが増巾さ
れて制御装置を働かせ、アクチユエータ12を後
退させて各チヤツク爪9を拡開し、ワーク32を
内側からつかむとともに後方へ引き、ワーク32
をワークストツパ16に密着させて正確に固定す
る。
ついで、マニプレータがワーク32を開放して
元の位置に戻つたのち、主軸の回転により旋削加
工が好まる。
また、小径のワークを旋削する場合は切換弁2
2を第2図に向かつて、90゜右へ回し、弁孔25
を連通孔27から外すと同時に、弁孔26を連通
孔28に連通させる。
この状態ではエア通路31から供給される圧縮
空気はエアセンサ孔19から吹出す状態となる。
この状態ではエアセンサ孔19のみを覆うこと
ができる外径を有するワークの有無を検知するこ
とができる。
また、上記の実施例以外にワークの外側をチヤ
ツク爪でつかむ型式のチヤツクに実施できること
は勿論であり、またエアセンサ孔も2個所だけで
なく3個所以上設けることもできる。さらに切換
弁を遠隔操作で自動的に切換えるようにもでき
る。
〔効果〕
この考案は上記のように旋盤チヤツクの前面に
複数のエアセンサ孔を設け、かつ、切換弁により
任意のセンサ孔からの空気吹出しが行なえるよう
にしたものであるから、ワークの大きさが異なれ
ばそれに応じて空気を吹出すセンサ孔を選択して
ワークの確実な検出が行える。従つて径の異なる
ワークを旋削する場合、極めて短時間で目的のセ
ンサ孔からの空気吹出しを開始できるので、ワー
ク変更時のセンサの休止時間を短縮できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した旋盤チヤツクの一
例を示す縦断側面図、第2図は切換弁部分の拡大
横断平面図である。 1……チヤツク本体、9……チヤツク爪、12
……アクチユエータ、16……ワークストツパ、
17……ワーク受面、18,19……エアセンサ
孔、22……切換弁、23,27,28……連通
孔、25,26……弁孔、31……エア通路、3
2……ワーク、33……基準面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸とともに回転するチヤツク本体の前部にパ
    ワーシリンダにより開閉される複数のチヤツク爪
    を設け、このチヤツク爪によりつかんだワークの
    後面を、チヤツク本体上のワークストツパのワー
    ク受面に密着させるようにした旋盤チヤツクにお
    いて、上記ワークストツパのワーク受面に半径方
    向に並ぶ複数のエアセンサ孔を設け、チヤツク本
    体に設けたエアセンサ回路と前記各センサ孔と
    を、1個のエアセンサ孔のみがエアセンサ回路に
    通じるように切換える切換弁をチヤツク本体の適
    所に設けたことを特徴とする旋盤チヤツク用エア
    センサ。
JP10459487U 1987-07-07 1987-07-07 Expired JPH0217761Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10459487U JPH0217761Y2 (ja) 1987-07-07 1987-07-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10459487U JPH0217761Y2 (ja) 1987-07-07 1987-07-07

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JPS649004U JPS649004U (ja) 1989-01-18
JPH0217761Y2 true JPH0217761Y2 (ja) 1990-05-18

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JPS649004U (ja) 1989-01-18

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