JPH1158168A - カムシャフト加工機の位相位置決め方法及び位相位置決め装置 - Google Patents
カムシャフト加工機の位相位置決め方法及び位相位置決め装置Info
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- JPH1158168A JPH1158168A JP22605497A JP22605497A JPH1158168A JP H1158168 A JPH1158168 A JP H1158168A JP 22605497 A JP22605497 A JP 22605497A JP 22605497 A JP22605497 A JP 22605497A JP H1158168 A JPH1158168 A JP H1158168A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワークの種類毎に別の機械で加工するため設
備費が嵩む不具合がある。 【解決手段】 ワーク２の両端を左右のチャック１によ
りクランプした状態で、チャック１によりワーク２を回
転させながらワーク２を加工するカムシャフト加工機に
おいて、各チャック１の中心部に設けられ、かつセンタ
移動手段４によりチャック１の軸線方向へ移動自在なセ
ンタ３と、各チャック１の対向面にそれぞれ突設され、
かつ半径方向に位置を異ならせて設けられた位相位置決
めピン６，６′と、ワーク２の種類を識別するワーク識
別手段１２と、ワーク識別手段１２からの識別信号に応
じてセンタ移動手段４を制御して、ワーク２を左側また
は右側のチャック１方向へ移動させた後、各チャック１
とワーク２を相対回転させて、一方の位相位置決めピン
６，６′をワーク２のピン孔２ｂへ嵌入させる制御手段
とより構成したことにより、１台の機械で種類の異なる
ワーク２を位相位置決めして加工することが可能にな
る。
備費が嵩む不具合がある。 【解決手段】 ワーク２の両端を左右のチャック１によ
りクランプした状態で、チャック１によりワーク２を回
転させながらワーク２を加工するカムシャフト加工機に
おいて、各チャック１の中心部に設けられ、かつセンタ
移動手段４によりチャック１の軸線方向へ移動自在なセ
ンタ３と、各チャック１の対向面にそれぞれ突設され、
かつ半径方向に位置を異ならせて設けられた位相位置決
めピン６，６′と、ワーク２の種類を識別するワーク識
別手段１２と、ワーク識別手段１２からの識別信号に応
じてセンタ移動手段４を制御して、ワーク２を左側また
は右側のチャック１方向へ移動させた後、各チャック１
とワーク２を相対回転させて、一方の位相位置決めピン
６，６′をワーク２のピン孔２ｂへ嵌入させる制御手段
とより構成したことにより、１台の機械で種類の異なる
ワーク２を位相位置決めして加工することが可能にな
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明はカムシャフトを加
工するカムシャフト加工機の位相位置決め方法及び位相
位置決め装置に関する
工するカムシャフト加工機の位相位置決め方法及び位相
位置決め装置に関する
【０００２】
【従来の技術】従来エンジンなどのカムシャフトをミー
リング加工するカムシャフト加工機においては、加工す
べきワークが左右のチャックの間に搬入されたら、まず
ワークの位相位置決めを行った後、ワークの両端を各チ
ャックでクランプした状態で、チャックによりワークを
回転させながらワークを加工する方法が一般に採用され
ている。
リング加工するカムシャフト加工機においては、加工す
べきワークが左右のチャックの間に搬入されたら、まず
ワークの位相位置決めを行った後、ワークの両端を各チ
ャックでクランプした状態で、チャックによりワークを
回転させながらワークを加工する方法が一般に採用され
ている。
【０００３】また左右のチャックの間に搬入されたワー
クの位相位置決めを行う位相位置決め装置としては、例
えば実開平４−７０４０９号公報や、実開平６−５０７
１７号公報に記載されたものが公知である。
クの位相位置決めを行う位相位置決め装置としては、例
えば実開平４−７０４０９号公報や、実開平６−５０７
１７号公報に記載されたものが公知である。
【０００４】前者公報の位相位置決め装置は、カムシャ
フト加工機に搬入されたワークの両端を、チャック本体
に設けられたセンタで支持した状態でワーク制動手段に
よりワークの回転を制止し、次に左右のチャック本体を
同期回転させて、チャックに設けられた位置決めピンを
ワークのノック孔へ嵌入することにより、ワークの位相
位置決めを行った後、ワークの両端をチャック本体でク
ランプするようにしたものである。
フト加工機に搬入されたワークの両端を、チャック本体
に設けられたセンタで支持した状態でワーク制動手段に
よりワークの回転を制止し、次に左右のチャック本体を
同期回転させて、チャックに設けられた位置決めピンを
ワークのノック孔へ嵌入することにより、ワークの位相
位置決めを行った後、ワークの両端をチャック本体でク
ランプするようにしたものである。
【０００５】また後者公報の位相位置決め装置は、チャ
ックに設けられた位相位置決めピンを、チャックの半径
方向に移動自在として、位相位置決めピンと、ワークに
設けられたピン孔の位置にバラツキがあっても、位相位
置決めピンをピン孔へ確実に挿入できるようにしたもの
である。
ックに設けられた位相位置決めピンを、チャックの半径
方向に移動自在として、位相位置決めピンと、ワークに
設けられたピン孔の位置にバラツキがあっても、位相位
置決めピンをピン孔へ確実に挿入できるようにしたもの
である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし何れの公報の位
相位置決め装置も、一方のチャックに設けられた位相位
置決めピンをワークに形成されたピン孔へ挿入して、ワ
ークの位相位置決めを行う構成のため、加工すべきワー
クの種類が変更になって、ワークのピン孔の位置が変っ
た場合、ワークのピン孔に応じた位置に位相位置決めピ
ンを設けた別の機械でワークを加工するか、位相位置決
めピンの位置を変えるなどの段取り替えが必要となり、
別の機械で加工する場合は、カムシャフト加工機を複数
台必要として設備費が嵩むなどの不具合がある。
相位置決め装置も、一方のチャックに設けられた位相位
置決めピンをワークに形成されたピン孔へ挿入して、ワ
ークの位相位置決めを行う構成のため、加工すべきワー
クの種類が変更になって、ワークのピン孔の位置が変っ
た場合、ワークのピン孔に応じた位置に位相位置決めピ
ンを設けた別の機械でワークを加工するか、位相位置決
めピンの位置を変えるなどの段取り替えが必要となり、
別の機械で加工する場合は、カムシャフト加工機を複数
台必要として設備費が嵩むなどの不具合がある。
【０００７】また位相位置決めピンの位置を変えるなど
の段取り替えを行う場合は、段取り替えに多くの時間を
必要とするため、生産性が低下するなどの不具合があ
る。この発明はかかる従来の不具合を改善するためにな
されたもので、１台のカムシャフト加工機で、段取り替
えをせずに、複数種類のワークの加工を可能にしたカム
シャフト加工機の位相位置決め方法及び位相位置決め装
置を提供することを目的とするものである。
の段取り替えを行う場合は、段取り替えに多くの時間を
必要とするため、生産性が低下するなどの不具合があ
る。この発明はかかる従来の不具合を改善するためにな
されたもので、１台のカムシャフト加工機で、段取り替
えをせずに、複数種類のワークの加工を可能にしたカム
シャフト加工機の位相位置決め方法及び位相位置決め装
置を提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するため請求項１記載の発明は、ワークの両端を左
右のチャックによりクランプした状態で、チャックによ
りワークを回転させながらワークを加工するカムシャフ
ト加工機において、加工すべきワークの一方の端面に、
ワークの種類に応じて半径方向に位置を異ならせたピン
孔を形成し、また各チャックの対向面には、上記ピン孔
に嵌入する位相位置決めピンをそれぞれ突設して、各チ
ャックの間にワークを搬入したら、予め識別したワーク
の種類に応じて各チャックのセンタによりワークを長手
方向へ移動した後、各チャックとワークを相対回転させ
て、一方のチャックの位相位置決めピンをワークのピン
孔へ嵌入することにより、ワークの位相位置決めを行う
ようにしたものである。
達成するため請求項１記載の発明は、ワークの両端を左
右のチャックによりクランプした状態で、チャックによ
りワークを回転させながらワークを加工するカムシャフ
ト加工機において、加工すべきワークの一方の端面に、
ワークの種類に応じて半径方向に位置を異ならせたピン
孔を形成し、また各チャックの対向面には、上記ピン孔
に嵌入する位相位置決めピンをそれぞれ突設して、各チ
ャックの間にワークを搬入したら、予め識別したワーク
の種類に応じて各チャックのセンタによりワークを長手
方向へ移動した後、各チャックとワークを相対回転させ
て、一方のチャックの位相位置決めピンをワークのピン
孔へ嵌入することにより、ワークの位相位置決めを行う
ようにしたものである。
【０００９】上記方法により、加工するワークの種類が
変更になっても、１台の機械で種類の異なるワークを位
相位置決めして加工することができるため、ワークの種
類毎にカムシャフト加工機を設置する必要がなく、設備
費や、設置するためのスペースを大幅に削減することが
できる。
変更になっても、１台の機械で種類の異なるワークを位
相位置決めして加工することができるため、ワークの種
類毎にカムシャフト加工機を設置する必要がなく、設備
費や、設置するためのスペースを大幅に削減することが
できる。
【００１０】また１台の機械で種類の異なるワークを加
工する場合、従来では位相位置決めピンの位置を変える
などの段取り変え作業が必要であったが、左右のチャッ
クにそれぞれ半径方向に位置を変えた位相位置決めピン
を設けたことにより、段取り替えが不要となり、これに
よって段取り替えによる稼動率の低下がないため、生産
性の向上が図れるようになる。
工する場合、従来では位相位置決めピンの位置を変える
などの段取り変え作業が必要であったが、左右のチャッ
クにそれぞれ半径方向に位置を変えた位相位置決めピン
を設けたことにより、段取り替えが不要となり、これに
よって段取り替えによる稼動率の低下がないため、生産
性の向上が図れるようになる。
【００１１】上記目的を達成するため請求項２記載の発
明は、ワークの両端を左右のチャックによりクランプし
た状態で、チャックによりワークを回転させながらワー
クを加工するカムシャフト加工機において、各チャック
の中心部に設けられ、かつセンタ移動手段によりチャッ
クの軸線方向へ移動自在なセンタと、各チャックの対向
面にそれぞれ突設され、かつ半径方向に位置を異ならせ
て設けられた位相位置決めピンと、ワークの種類を識別
するワーク識別手段と、ワーク識別手段からの識別信号
に応じてセンタ移動手段を制御して、ワークを左側また
は右側のチャック方向へ移動させた後、各チャックとワ
ークを相対回転させて、一方の位相位置決めピンをワー
クのピン孔へ嵌入させる制御手段とより構成したもので
ある。
明は、ワークの両端を左右のチャックによりクランプし
た状態で、チャックによりワークを回転させながらワー
クを加工するカムシャフト加工機において、各チャック
の中心部に設けられ、かつセンタ移動手段によりチャッ
クの軸線方向へ移動自在なセンタと、各チャックの対向
面にそれぞれ突設され、かつ半径方向に位置を異ならせ
て設けられた位相位置決めピンと、ワークの種類を識別
するワーク識別手段と、ワーク識別手段からの識別信号
に応じてセンタ移動手段を制御して、ワークを左側また
は右側のチャック方向へ移動させた後、各チャックとワ
ークを相対回転させて、一方の位相位置決めピンをワー
クのピン孔へ嵌入させる制御手段とより構成したもので
ある。
【００１２】上記構成により、加工するワークの種類が
変更になっても、１台の機械で種類の異なるワークを位
相位置決めして加工することができるため、ワークの種
類毎にカムシャフト加工機を設置する必要がなく、設備
費や、設置するためのスペースを大幅に削減することが
できる。
変更になっても、１台の機械で種類の異なるワークを位
相位置決めして加工することができるため、ワークの種
類毎にカムシャフト加工機を設置する必要がなく、設備
費や、設置するためのスペースを大幅に削減することが
できる。
【００１３】また１台の機械で種類の異なるワークを加
工する場合、従来では位相位置決めピンの位置を変える
などの段取り変え作業が必要であったが、左右のチャッ
クにそれぞれ半径方向に位置を変えた位相位置決めピン
を設けたことにより、段取り替えが不要となり、これに
よって段取り替えによる稼動率の低下がないため、生産
性の向上が図れるようになる。
工する場合、従来では位相位置決めピンの位置を変える
などの段取り変え作業が必要であったが、左右のチャッ
クにそれぞれ半径方向に位置を変えた位相位置決めピン
を設けたことにより、段取り替えが不要となり、これに
よって段取り替えによる稼動率の低下がないため、生産
性の向上が図れるようになる。
【００１４】さらにワーク識別手段が識別したワークの
種類に応じて自動的にワークを左側または右側のチャッ
ク方向へ移動させて、左側または右側のチャックの位相
ピンをワークのピン孔へ嵌入することができるため、搬
入されたワークの種類がその都度異なっても、ワークの
種類に応じた位相位置決めが全て自動で行えるようにな
り、これによってカムシャフト加工機の無人化運転が可
能になるため、省力化も図れるようになる。
種類に応じて自動的にワークを左側または右側のチャッ
ク方向へ移動させて、左側または右側のチャックの位相
ピンをワークのピン孔へ嵌入することができるため、搬
入されたワークの種類がその都度異なっても、ワークの
種類に応じた位相位置決めが全て自動で行えるようにな
り、これによってカムシャフト加工機の無人化運転が可
能になるため、省力化も図れるようになる。
【００１５】上記目的を達成するため請求項３記載の発
明は、各チャックに設けられたセンタ移動手段に、圧力
の異なる流体を選択的に供給することにより、ワークを
左側または右側のチャック方向へ移動させるようにした
ものである。
明は、各チャックに設けられたセンタ移動手段に、圧力
の異なる流体を選択的に供給することにより、ワークを
左側または右側のチャック方向へ移動させるようにした
ものである。
【００１６】上記構成により、センタ移動手段と圧力供
給源の間を切換え制御することにより、センタ移動手段
によりワークを左または右方向へ移動することができる
ため、回路を簡単かつ安価に構成することができるよう
になる。
給源の間を切換え制御することにより、センタ移動手段
によりワークを左または右方向へ移動することができる
ため、回路を簡単かつ安価に構成することができるよう
になる。
【００１７】上記目的を達成するため請求項４記載の発
明は、ワークの両端を左右のチャックによりクランプし
た状態で、チャックによりワークを回転させながらワー
クを加工するカムシャフト加工機において、各チャック
の中心部に設けられ、かつセンタ移動手段によりチャッ
クの軸線方向へ移動自在なセンタと、各チャックの対向
面にそれぞれ出没自在に突設され、かつ半径方向に位置
を異ならせて設けられた位相位置決めピンと、これら位
相位置決めピンを突出方向へ付勢する付勢手段とより構
成したものである。
明は、ワークの両端を左右のチャックによりクランプし
た状態で、チャックによりワークを回転させながらワー
クを加工するカムシャフト加工機において、各チャック
の中心部に設けられ、かつセンタ移動手段によりチャッ
クの軸線方向へ移動自在なセンタと、各チャックの対向
面にそれぞれ出没自在に突設され、かつ半径方向に位置
を異ならせて設けられた位相位置決めピンと、これら位
相位置決めピンを突出方向へ付勢する付勢手段とより構
成したものである。
【００１８】上記構成により、各チャックの間に搬入さ
れたワークをセンタにより支持したら、各チャックとワ
ークを相対回転させることにより、一方のチャックの位
相位置決めピンがワークのピン孔に嵌入してワークの位
相位置決めが完了するため、予めワークの種類を識別せ
ずに、種類の異なるワークの位相位置決めが可能とな
り、これによってセンタ移動手段やワーク識別手段を必
要としないため、装置全体の構成が簡単になると共に、
安価に提供することができる。
れたワークをセンタにより支持したら、各チャックとワ
ークを相対回転させることにより、一方のチャックの位
相位置決めピンがワークのピン孔に嵌入してワークの位
相位置決めが完了するため、予めワークの種類を識別せ
ずに、種類の異なるワークの位相位置決めが可能とな
り、これによってセンタ移動手段やワーク識別手段を必
要としないため、装置全体の構成が簡単になると共に、
安価に提供することができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面に参
照して詳述する。図１において１はカムシャフトをミー
リング加工するカムシャフト加工機に設けられた一対の
チャックで、接離方向へ移動自在な主軸ヘッド（図示せ
ず）の対向面に回転自在に取付けられている。
照して詳述する。図１において１はカムシャフトをミー
リング加工するカムシャフト加工機に設けられた一対の
チャックで、接離方向へ移動自在な主軸ヘッド（図示せ
ず）の対向面に回転自在に取付けられている。
【００２０】上記各チャック１の中心部には、ワーク２
の両端面に予め形成されたセンタ孔２ａに嵌合して、ワ
ーク２の両端を支持するセンタ３がそれぞれチャック１
の軸線方向に移動自在に設けられていると共に、上記各
センタ３の後方には、各センタ３を接離方向へ移動する
センタ移動手段４が設けられている。上記センタ移動手
段４は例えばエアシリンダより構成されていて、シリン
ダ４ａより突設されたピストン杆４ｂの先端が各センタ
３の基端側へ接続されていると共に、各シリンダ４ａの
ボトム側には、圧力供給源５より弱圧Ｐ1 及び強圧Ｐ2
が選択的に供給できるようになっている。
の両端面に予め形成されたセンタ孔２ａに嵌合して、ワ
ーク２の両端を支持するセンタ３がそれぞれチャック１
の軸線方向に移動自在に設けられていると共に、上記各
センタ３の後方には、各センタ３を接離方向へ移動する
センタ移動手段４が設けられている。上記センタ移動手
段４は例えばエアシリンダより構成されていて、シリン
ダ４ａより突設されたピストン杆４ｂの先端が各センタ
３の基端側へ接続されていると共に、各シリンダ４ａの
ボトム側には、圧力供給源５より弱圧Ｐ1 及び強圧Ｐ2
が選択的に供給できるようになっている。
【００２１】一方上記各チャック１の対向面には、チャ
ック１の半径方向に位置を異ならせて、位相位置決めピ
ン６，６′が設けられている。左側のチャック１に設け
られた位相位置決めピン６は、チャック１の中心から距
離Ｌ1 の位置に、そして右側のチャック１に設けられた
位相位置決めピン６′は、チャック１の中心から距離Ｌ
2 の位置にそれぞれ設けられており、ワーク２の種類に
応じて、ワーク２の中心から半径方向に位置が異なるよ
うに予めワーク３の端面に形成されたピン孔２ｂに嵌入
できるようになっている。
ック１の半径方向に位置を異ならせて、位相位置決めピ
ン６，６′が設けられている。左側のチャック１に設け
られた位相位置決めピン６は、チャック１の中心から距
離Ｌ1 の位置に、そして右側のチャック１に設けられた
位相位置決めピン６′は、チャック１の中心から距離Ｌ
2 の位置にそれぞれ設けられており、ワーク２の種類に
応じて、ワーク２の中心から半径方向に位置が異なるよ
うに予めワーク３の端面に形成されたピン孔２ｂに嵌入
できるようになっている。
【００２２】上記各位相位置決めピン６，６′は、図２
に示すように長方形状の基板６ａを有していて、これら
基板６ａの一端側に、先端が半球状に形成されたピン部
６ｂが突設されていると共に、他端側には表裏面に貫通
するピン孔６ｃが穿設されている。そして上記ピン孔６
ｃに、チャック１の凹溝１ａ内に植設されたストッパピ
ン７が緩く嵌合されていて、位相位置決めピン６，６′
がチャック１の半径方向へ移動できるようになっている
と共に、移動範囲をストッパピン７が規定している。
に示すように長方形状の基板６ａを有していて、これら
基板６ａの一端側に、先端が半球状に形成されたピン部
６ｂが突設されていると共に、他端側には表裏面に貫通
するピン孔６ｃが穿設されている。そして上記ピン孔６
ｃに、チャック１の凹溝１ａ内に植設されたストッパピ
ン７が緩く嵌合されていて、位相位置決めピン６，６′
がチャック１の半径方向へ移動できるようになっている
と共に、移動範囲をストッパピン７が規定している。
【００２３】なお図２中８は基板６ａが凹溝１ａ内より
抜け出すのを防止する押え板で、固着具９によりチャッ
ク１の前面に固着されている。また１ｂはワーク２の長
手方向の位置決めを行う長手方向基準座である。
抜け出すのを防止する押え板で、固着具９によりチャッ
ク１の前面に固着されている。また１ｂはワーク２の長
手方向の位置決めを行う長手方向基準座である。
【００２４】一方カムシャフト加工機内には、搬入され
たワーク２を仮置きする仮置き手段１０と、ワーク２の
種類を識別するワーク識別手段１２が設けられている。
上記ワーク識別手段１２は、ワーク２の適当な位置に、
ワーク２の種類毎に径を変えて形成された識別リングな
どの識別部２ｃを検出する検出アーム１２ａを有してい
る。
たワーク２を仮置きする仮置き手段１０と、ワーク２の
種類を識別するワーク識別手段１２が設けられている。
上記ワーク識別手段１２は、ワーク２の適当な位置に、
ワーク２の種類毎に径を変えて形成された識別リングな
どの識別部２ｃを検出する検出アーム１２ａを有してい
る。
【００２５】上記検出アーム１２ａは、図３に示すよう
に一端側がピン１２ｂに枢支されていて、一端側にワー
ク２の識別部２ｃが当接すると、識別部２ｃの径に応じ
て他端側が上下方向へ回動されるように構成されてい
る。この検出アーム１２ａの他端側近傍には、複数、例
えば３個の近接スイッチよりなる検出手段１２ｃ，１２
ｄと、ワーク２の有無を検出する検出手段１２ｅが上下
に離間して設けられていて、識別部２ｃの径に応じて検
出アーム１２ａの回動位置が異なるのを利用して、ワー
ク２の種類及びワーク２の有無を検出するようになって
おり、これら検出手段１２ｃ〜１２ｅにより検出された
識別信号は、図示しない制御手段へ送られて、この識別
信号を基に、センタ移動手段４へ供給される圧力が切換
え制御されるようになっている。
に一端側がピン１２ｂに枢支されていて、一端側にワー
ク２の識別部２ｃが当接すると、識別部２ｃの径に応じ
て他端側が上下方向へ回動されるように構成されてい
る。この検出アーム１２ａの他端側近傍には、複数、例
えば３個の近接スイッチよりなる検出手段１２ｃ，１２
ｄと、ワーク２の有無を検出する検出手段１２ｅが上下
に離間して設けられていて、識別部２ｃの径に応じて検
出アーム１２ａの回動位置が異なるのを利用して、ワー
ク２の種類及びワーク２の有無を検出するようになって
おり、これら検出手段１２ｃ〜１２ｅにより検出された
識別信号は、図示しない制御手段へ送られて、この識別
信号を基に、センタ移動手段４へ供給される圧力が切換
え制御されるようになっている。
【００２６】次に作用を説明すると、カムシャフト加工
機により加工されるワーク２は、ワーク２の種類に応じ
て半径方向に位置を異ならせたピン孔２ｂが一方の端面
に予め形成されている。そしてこのワーク２はローダな
どのワーク搬送手段によりカムシャフト加工機のチャッ
ク１間に図１に示すように搬入され、仮置き手段１０上
に仮置きされる。このときセンタ３は後退されている。
機により加工されるワーク２は、ワーク２の種類に応じ
て半径方向に位置を異ならせたピン孔２ｂが一方の端面
に予め形成されている。そしてこのワーク２はローダな
どのワーク搬送手段によりカムシャフト加工機のチャッ
ク１間に図１に示すように搬入され、仮置き手段１０上
に仮置きされる。このときセンタ３は後退されている。
【００２７】次に搬入されたワーク２の種類をワーク識
別手段１２が検出すると、制御手段はワーク識別手段１
２より入力される識別信号を基に、各センタ移動手段４
へ弱圧Ｐ1 及び強圧Ｐ2 を供給するよう切換え手段（図
示せず）制御する。
別手段１２が検出すると、制御手段はワーク識別手段１
２より入力される識別信号を基に、各センタ移動手段４
へ弱圧Ｐ1 及び強圧Ｐ2 を供給するよう切換え手段（図
示せず）制御する。
【００２８】いまワーク識別手段１２によりＡワーク２
と識別されると、Ａワーク２は左側のチャック１の位相
位置決めピン６と合致する位置に予めピン孔２ｂが形成
されているため、左側のチャック１のセンタ移動手段４
に弱圧Ｐ1 が、そして右側のチャック１のセンタ移動手
段４に強圧Ｐ2 が供給される。これによって右側のチャ
ック１のセンタ３の押圧力が左側のチャック１のセンタ
３の押圧力に打ち勝って、図４に示すようにＡワーク２
を左方へ押圧する。
と識別されると、Ａワーク２は左側のチャック１の位相
位置決めピン６と合致する位置に予めピン孔２ｂが形成
されているため、左側のチャック１のセンタ移動手段４
に弱圧Ｐ1 が、そして右側のチャック１のセンタ移動手
段４に強圧Ｐ2 が供給される。これによって右側のチャ
ック１のセンタ３の押圧力が左側のチャック１のセンタ
３の押圧力に打ち勝って、図４に示すようにＡワーク２
を左方へ押圧する。
【００２９】そしてこの状態で図示しないワーク制動手
段でＡワーク２の回転を制止したら、左右のチャック１
を同時に回転させる。これによって左側のチャック１に
設けられた位相位置決めピン６がＡワーク２のピン孔２
ｂに嵌挿され、このときＡワーク２はさらに左方へ少し
移動される。この移動を図示しないリミットスイッチな
どの検出手段（図示せず）が検出すると、各チャック１
の爪体（図示せず）がＡワーク２の両端をクランプする
と共に、センタ移動手段４へ供給されているエアが排出
される。以上のようにしてＡワーク２の位相位置決めが
完了すると、チャック１によりＡワーク２が回転され、
図示しないカッタによりＡワーク２のミーリング加工が
行なわれる。
段でＡワーク２の回転を制止したら、左右のチャック１
を同時に回転させる。これによって左側のチャック１に
設けられた位相位置決めピン６がＡワーク２のピン孔２
ｂに嵌挿され、このときＡワーク２はさらに左方へ少し
移動される。この移動を図示しないリミットスイッチな
どの検出手段（図示せず）が検出すると、各チャック１
の爪体（図示せず）がＡワーク２の両端をクランプする
と共に、センタ移動手段４へ供給されているエアが排出
される。以上のようにしてＡワーク２の位相位置決めが
完了すると、チャック１によりＡワーク２が回転され、
図示しないカッタによりＡワーク２のミーリング加工が
行なわれる。
【００３１】以上はＡワーク２と識別された場合の作用
であるが、種類の異なるＢワーク２′の場合は次のよう
になる。ワーク識別手段１２によりＢワーク２′と識別
されると、Ｂワーク２′には右側のチャック１の位相位
置決めピン６′と合致する位置に予めピン孔２ｂが形成
されているため、右側のチャック１のセンタ移動手段４
に弱圧Ｐ1 が、そして左側のチャック１のセンタ移動手
段４に強圧Ｐ2 が供給される。これによって左側のチャ
ック１のセンタ３の押圧力が右側のチャック１のセンタ
３の押圧力に打ち勝って、図５に示すようにＢワーク
２′を右方へ押圧する。
であるが、種類の異なるＢワーク２′の場合は次のよう
になる。ワーク識別手段１２によりＢワーク２′と識別
されると、Ｂワーク２′には右側のチャック１の位相位
置決めピン６′と合致する位置に予めピン孔２ｂが形成
されているため、右側のチャック１のセンタ移動手段４
に弱圧Ｐ1 が、そして左側のチャック１のセンタ移動手
段４に強圧Ｐ2 が供給される。これによって左側のチャ
ック１のセンタ３の押圧力が右側のチャック１のセンタ
３の押圧力に打ち勝って、図５に示すようにＢワーク
２′を右方へ押圧する。
【００３２】そしてこの状態で図示しないワーク制動手
段でＢワーク２′の回転を制止したら、左右のチャック
１を同時に回転させる。これによって右側のチャック１
に設けられた位相位置決めピン６′がＢワーク２′のピ
ン孔２ｂに嵌挿され、このときＢワーク２′はさらに右
方へ少し移動される。この移動を図示しないリミットス
イッチなどの検出手段（図示せず）が検出すると、各チ
ャック１の爪体（図示せず）がＢワーク２′の両端をク
ランプすると共に、センタ移動手段４へ供給されている
エアが排出される。
段でＢワーク２′の回転を制止したら、左右のチャック
１を同時に回転させる。これによって右側のチャック１
に設けられた位相位置決めピン６′がＢワーク２′のピ
ン孔２ｂに嵌挿され、このときＢワーク２′はさらに右
方へ少し移動される。この移動を図示しないリミットス
イッチなどの検出手段（図示せず）が検出すると、各チ
ャック１の爪体（図示せず）がＢワーク２′の両端をク
ランプすると共に、センタ移動手段４へ供給されている
エアが排出される。
【００３３】以上のようにしてＢワーク２′の位相位置
決めが完了すると、チャック１によりＢワーク２′が回
転され、図示しないカッタによりＢワーク２′の加工が
行なわれるようになる。
決めが完了すると、チャック１によりＢワーク２′が回
転され、図示しないカッタによりＢワーク２′の加工が
行なわれるようになる。
【００３４】なお上記実施の形態では、各位相位置決め
ピン６，６′を半径方向へ移動できるようにし、ワーク
２の長手方向には移動できないようにしたが、図６に示
すように、各位相位置決めピン６，６′の後方にばねな
どの付勢手段１３を設けて、各位相位置決めピン６，
６′をワーク２の長手方向に出没自在としてもよい。
ピン６，６′を半径方向へ移動できるようにし、ワーク
２の長手方向には移動できないようにしたが、図６に示
すように、各位相位置決めピン６，６′の後方にばねな
どの付勢手段１３を設けて、各位相位置決めピン６，
６′をワーク２の長手方向に出没自在としてもよい。
【００３５】この実施の形態では、各チャック１のセン
タ３間でワーク２の両端を支持したら、ワーク２の回転
を拘束した状態で左右のチャック１を同時に回転させる
ことにより、ワーク２の種類によって左または右のチャ
ック１の位相位置決めピン６，６′の一方がワーク２の
ピン孔２ｃに嵌入して位相位置決めを行うことから、ワ
ーク識別手段１２や、センタ移動手段１２に弱圧Ｐ1 及
び強圧Ｐ2 を選択的に供給する供給手段を必要とせず
に、ワーク２の種類に応じた位相位置決めが可能とな
る。
タ３間でワーク２の両端を支持したら、ワーク２の回転
を拘束した状態で左右のチャック１を同時に回転させる
ことにより、ワーク２の種類によって左または右のチャ
ック１の位相位置決めピン６，６′の一方がワーク２の
ピン孔２ｃに嵌入して位相位置決めを行うことから、ワ
ーク識別手段１２や、センタ移動手段１２に弱圧Ｐ1 及
び強圧Ｐ2 を選択的に供給する供給手段を必要とせず
に、ワーク２の種類に応じた位相位置決めが可能とな
る。
【００３６】また上記実施の形態では、ワーク２の種類
を識別するワーク識別手段１２をカムシャフト加工機内
に設けたが、カムシャフト加工機にワークを搬入する前
に、ワーク識別手段１２によりワーク２の種類を識別す
るようにしても勿論よい。
を識別するワーク識別手段１２をカムシャフト加工機内
に設けたが、カムシャフト加工機にワークを搬入する前
に、ワーク識別手段１２によりワーク２の種類を識別す
るようにしても勿論よい。
【図１】この発明の実施の形態になるカムシャフト加工
機の位相位置決め装置を示す構成図である。
機の位相位置決め装置を示す構成図である。
【図２】この発明の実施の形態になるカムシャフト加工
機の位相位置決め装置の位相位置決めピン付近を示す断
面図である。
機の位相位置決め装置の位相位置決めピン付近を示す断
面図である。
【図３】図１のＸ−Ｘ線に沿う断面図である。
【図４】この発明の実施の形態になるカムシャフト加工
機の位相位置決め装置の作用説明図である。
機の位相位置決め装置の作用説明図である。
【図５】この発明の実施の形態になるカムシャフト加工
機の位相位置決め装置の作用説明図である。
機の位相位置決め装置の作用説明図である。
【図６】この発明の他の実施の形態になるカムシャフト
加工機の位相位置決め装置を示す説明図である。
加工機の位相位置決め装置を示す説明図である。
１…チャック ２…ワーク ２ｂ…ピン孔 ３…センタ ４…センタ移動手段 ６，６′…位相位置決めピン １２…ワーク識別手段
Claims (4)
- 【請求項１】 ワーク２の両端を左右のチャック１によ
りクランプした状態で、チャック１によりワーク２を回
転させながらワーク２を加工するカムシャフト加工機に
おいて、加工すべきワーク２の一方の端面に、ワーク２
の種類に応じて半径方向に位置を異ならせたピン孔２ｂ
を形成し、また各チャック１の対向面には、上記ピン孔
２ｂに嵌入する位相位置決めピン６，６′をそれぞれ突
設して、各チャック１の間にワーク２を搬入したら、予
め識別したワーク２の種類に応じて各チャック１のセン
タ３によりワーク２を長手方向へ移動した後、各チャッ
ク１とワーク２を相対回転させて、一方のチャック１の
位相位置決めピン６，６′をワーク２のピン孔２ｂへ嵌
入することにより、ワーク２の位相位置決めを行うこと
を特徴とするカムシャフト加工機の位相位置決め方法。 - 【請求項２】 ワーク２の両端を左右のチャック１によ
りクランプした状態で、チャック１によりワーク２を回
転させながらワーク２を加工するカムシャフト加工機に
おいて、各チャック１の中心部に設けられ、かつセンタ
移動手段４によりチャック１の軸線方向へ移動自在なセ
ンタ３と、各チャック１の対向面にそれぞれ突設され、
かつ半径方向に位置を異ならせて設けられた位相位置決
めピン６，６′と、ワーク２の種類を識別するワーク識
別手段１２と、ワーク識別手段１２からの識別信号に応
じてセンタ移動手段４を制御して、ワーク２を左側また
は右側のチャック１方向へ移動させた後、各チャック１
とワーク２を相対回転させて、一方の位相位置決めピン
６，６′をワーク２のピン孔２ｂへ嵌入させる制御手段
とを具備したことを特徴とするカムシャフト加工機の位
相位置決め装置。 - 【請求項３】 各チャック１に設けられたセンタ移動手
段４に、圧力の異なる流体を選択的に供給することによ
り、ワーク２を左側または右側のチャック１方向へ移動
させるようにしてなる請求項２記載のカムシャフト加工
機の位相位置決め装置。 - 【請求項４】 ワーク２の両端を左右のチャック１によ
りクランプした状態で、チャック１によりワーク２を回
転させながらワーク２を加工するカムシャフト加工機に
おいて、各チャック１の中心部に設けられ、かつセンタ
移動手段４によりチャック１の軸線方向へ移動自在なセ
ンタ３と、各チャック１の対向面にそれぞれ出没自在に
突設され、かつ半径方向に位置を異ならせて設けられた
位相位置決めピン６，６′と、これら位相位置決めピン
６，６′を突出方向へ付勢する付勢手段１３とを具備し
たことを特徴とするカムシャフト加工機の位相位置決め
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22605497A JPH1158168A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | カムシャフト加工機の位相位置決め方法及び位相位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22605497A JPH1158168A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | カムシャフト加工機の位相位置決め方法及び位相位置決め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1158168A true JPH1158168A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16839081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22605497A Pending JPH1158168A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | カムシャフト加工機の位相位置決め方法及び位相位置決め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1158168A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100435687B1 (ko) * | 2001-11-07 | 2004-06-12 | 현대자동차주식회사 | 캠샤프트 프로파일 가공용 도그 |
| JP2010064229A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Jtekt Corp | 仮受台を備える工作機械 |
| CN106002412A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-10-12 | 山西农业大学信息学院 | 凸轮轴槽曲面加工专用夹具 |
| CN106670859A (zh) * | 2017-03-15 | 2017-05-17 | 杜诗雨 | 一种凸轮轴端面钻孔夹具 |
| CN111604699A (zh) * | 2020-05-28 | 2020-09-01 | 安庆市吉安汽车零件锻轧有限公司 | 一种汽车凸轮轴的双顶尖防偏移切削夹具 |
| CN111774894A (zh) * | 2020-07-13 | 2020-10-16 | 宜昌长机科技有限责任公司 | 一种用于齿轮轴加工定位的装置及方法 |
| CN111975404A (zh) * | 2020-08-27 | 2020-11-24 | 亚新科凸轮轴（仪征）有限公司 | 一种轴向插销式凸轮轴自动定位装置及其使用方法 |
| CN113714931A (zh) * | 2021-08-20 | 2021-11-30 | 江西同欣机械制造股份有限公司 | 一种带偏心槽结构凸轮轴的磨凸轮夹具 |
| CN114233708A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-03-25 | 中国航发动力股份有限公司 | 一种用于分度盘定位的液压控制***及方法 |
| CN114473915A (zh) * | 2022-03-01 | 2022-05-13 | 江苏贺颖智能科技有限公司 | 一种轴类零件转角定位机构 |
-
1997
- 1997-08-22 JP JP22605497A patent/JPH1158168A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100435687B1 (ko) * | 2001-11-07 | 2004-06-12 | 현대자동차주식회사 | 캠샤프트 프로파일 가공용 도그 |
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| CN106670859A (zh) * | 2017-03-15 | 2017-05-17 | 杜诗雨 | 一种凸轮轴端面钻孔夹具 |
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| CN114233708A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-03-25 | 中国航发动力股份有限公司 | 一种用于分度盘定位的液压控制***及方法 |
| CN114233708B (zh) * | 2021-12-15 | 2023-11-24 | 中国航发动力股份有限公司 | 一种用于分度盘定位的液压控制***及方法 |
| CN114473915A (zh) * | 2022-03-01 | 2022-05-13 | 江苏贺颖智能科技有限公司 | 一种轴类零件转角定位机构 |
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