JPH02169407A - 物品搬送方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は振動による搬送機能をもつフィーダ装置を用い
た物品搬送方法に関する。この物品搬送方法は、電子機
器に装備される実装基板に実装されるチップ、バンブ、
電気素子等のように小物物品の搬送に用いることができ
る。

［従来の技術］ 従来より、物品搬送の分野、例えば、電子機器に装備さ
れる実装基板に実装されるチップ、バンブ、電気素子な
どを後工程へ搬送するにあたっては、振動による搬送機
能をもつフィーダ装置を用いた物品搬送方法が知られて
いる。

このフィーダ装置は、多数個の物品例えばチップを載置
して貯留する貯留床面と貯留床面に連設されたＷＩ送路
面とをもつハウジングと、ハウジングを振動させる振動
手段とを備えている。

ぞして、チップを後工程へ搬送するにあたっては、ハウ
ジング内にチップを挿入してハウジングの貯留床面に多
数個のチップを載置して貯留した状態で、振動手゛段を
駆動させ、これにより貯留床面上のチップを搬送路面に
移し、更に、振動手段の駆動により搬送路面上のチップ
を搬送路面の出口から搬出し、以てチップを後工程に供
給することに−している。

−上記したフィーダ装置を用いた搬送方法では、チップ
を整列させた状態で搬送路面の出口から搬出することが
でき、後工程で便利である。

［発明が解決しようとする課題〕 ところで上記したフィーダ装置を用いたｍ進方法では、
チップが多＠個貯留床面に貯留されている場合には、チ
ップの搬送に支障がないものの、搬送するチップの数が
少ない場合には、フィーダ装置の振動手段による振動だ
けでは、チップを搬送路面の出口から搬出することがで
きなくなる。

かかる問題を解決するためには、後工程で使用する個数
だけのチップの他に余分な個数のチップを混合してフィ
ーダ装置の貯留床面に貯留し、その状態で振動手段を駆
動させればよい。しかし、この場合には、後工程で必要
としない余分のチップまで搬送路面の出口から搬出して
しまうので、ロフトの正確な管理上好ましくない。例え
ば、他品種少量生産のおり、−日のうちにチップを２０
個製造し、その２０１１１Ｊのチップのみをその日のう
ちに後工程を施したいが、それ以−りのチップに後工程
を廠すことは無駄であるといった事情があるときには、
後工程で使用する個数だけのチップの他に余分なチップ
を混合するという前記した方法は採用することができな
い。

本発明は上記した課題に鑑みなされたものであり、その
目的は、物品の数が少ない場合であっても、余分な物品
を混合させることなく、最後の１個まで搬送路面の出口
から搬出することができ、従って物品の搬送に支障を来
たさない物品搬送力本発明にかかる物品搬送方法は、多
数個の物品を載置して貯留する貯留床面と貯留床面に連
設され物品を載せて出口に搬送する搬送路面とをもつハ
ウジングと、ハウジングを振動させ振動エネルギにより
物品を貯留床面より搬送路面の出口に送る振動手段とを
備えたフィーダ装置を用い、搬送路面の出口側に、物品
の高さよりも高い高さをもつダミー品を当接案内して搬
送路面から貯留床面に戻すガイド部を設けるとともに、
物品と共にダミー品を混合して使用することを特徴とす
るものである。ダミー品は搬送する物品よりも太き目の
ものである。ダミー品はワークと同じ材質でも異材質で
もよい。

［作用］ 本発明にかかる物品搬送方法では、ダミー品も搬送路面
上を搬送されるので、ダミー品により押されて物品が搬
送路面上を搬送され、物品は搬送路面の出口から搬出さ
れる。ダミー品はガイド部に当接し、ガイド部により貯
留床面へと案内されて貯留床面に戻され、従って搬送路
面の出口から搬出されない。

［実施例］ 以下、本発明にかかる物品搬送方法を、チップの搬送に
適用した一実施例について説明づる。

本実施例で用いるフィーダ装置１は、いわゆるポールフ
ィーダと呼ばれるものであり、ハウジング２と振動手段
３とを備えている。ここで、ハウジング２は、多数個の
チップＷを載置して貯留する金属製の貯留床面２０と、
貯留床面２０の上端側に連設されるととしにハウジング
２の外壁２１に外周側が区画された金属製の「０送路面
２２とをもつ。貯留床面２０は、はぼ円錐傾斜床面２０
ａと、円錐傾斜床面２０ａの下降側に連続する水平床面
２０ｂとを備えている。振動手段３は、ハウジング２を
振動させて貯留床面２０および搬送路面２２を微振動さ
せ、振動エネルギにより貯留床面２０上のチップＷを貯
留床面２０より搬送路面２２に乗上げさせるとともに搬
送路面２２の出口２２ａに送るものである。

本実施例では、フィーダ装置１の出口２２ａ側に直進フ
ィーダ載置５が隣設されている。直進フィーダ装置５は
、いわゆる直進フィーダ機構と呼ばれるものであり、直
進用ハウジング６と直進用振動手段７とをす６えている
。ここで、直進用ハウジング６は、多数個のチップＷを
載せてチップＷを一列状態に整列させて搬送する金属製
の直進用搬送路面７０とをもつ。直進用振動手段７は、
直進用ハウジング６を振動させて直進用搬送路面７０を
微振動させ、振動エネルギによりチップＷを直進用搬送
路面７０の出ロア０８に送る乙のである。

フィーダ装置１と直進フィーダ装置５との境界域には、
つまりフィーダ装置１の搬送路面２２の出口２２ａ側に
は、搬送路面２２の上方に位置してガイド部４が配設さ
れている。ガイド部４は、チップＷの高さよりも高い高
さをもつダミー品りと当接するものである。ガイド部４
は、正常な寸法のチップＷは搬送路面２２の出口２２ａ
から搬出するものの、正常な寸法のチップＷの高さより
も高いダミー品りをそれ以上前進させずに貯留床面２０
に案内し、これによりチップＷをフィーダ装置１の搬送
路面２２から貯留床面２０に戻す機能を果す。

さて、金属製の多聞の角片状をなすチップＷ（幅７ｍｍ
１長さ７ｍｍ、厚みＱ、５ｍｍ）を後工程に搬送（る場
合には、従来と同様に、チップＷにダミー品り＠混合す
ることなく、チップＷのみをフィーダ装置１の貯留床面
２０に貯留し、そのままフィーダ装置１の振動手段３お
よび直進フィーダ装置５の直進用振動子Ｐｊ、７を駆動
させる。

一方、チップＷが少量である場合には、例えばチップＷ
が１〜２００個である場合には、−デツプＷよりもやや
太き目でかつチップＷよりも高さが高いダミー品Ｄ（厚
み１．５ｍｍ）を用い、所定個数のダミー品りを少量の
チップＷに混合した状態で、フィーダ装置１の貯留床面
２０に貯留させる。その状態で、フィーダ装［１の振動
手段３を駆動させてフィーダ装置１のハウジング２を振
動させて貯留床面２０および搬送路面２２を微振動させ
、これによりチップＷおよびダミー品りを混合した状態
で搬送路面２２に乗−Ｌげさせる。すると混合したチッ
プＷおよびダミー品りは搬送路面２２に載せられた状態
で搬送路面２２上を一列状態のまま出口２２ａ側に向け
て搬送される。このとき、チップＷは、チップＷよりも
人き目のダミー品りに後方から押されて搬送路面２２上
を前進する。このように搬送されて出口２２ａ側まで搬
送されたら、チップＷやダミー品りはガイド部４に対面
する。

ここで、チップＷの場合には、その高さ寸法が所定値で
あるために、チップＷはガイド部４に当接することなく
出口２２ａを通過し、直進フィーダ装置５の直進用搬送
路面７ｏ上に移し変えられる。

一方、チップＷよりも高さが高いダミー品りが搬送路面
２２の出口２２ａ側に搬送されると、ダミー品りはガイ
ド部４に当接する。すると、ダミー品りはガイド部４に
選別され、ガイド部４にそって案内されて貯留床面２ｏ
に案内されて落下し、その結果ダミー品［〕は出口２２
ａから搬出されない。なお貯留床面２ｏに落下したダミ
ー品りは再使用される。

ところで前記したように、チップＷは、フィーダ装Ｍ１
の搬送路面２２の出口２２ａから直進フィーダ装ｆ１５
の直進用搬送路面７ｏに移し変えられるものであるが、
ここで、直進フィーダ！！ｉＨ５の直進用振動手段７が
駆動して直進フィーダ装置５の直進用ハウジング６が振
動して直進用搬送路面７０が微振動しているので、移し
変えられたチップＷは、互いに微小隙間を介して近接す
るか接触した状態で直進用搬送路面７０上を一列状態に
搬送され、更にそのチップＷは直進用搬送路面７０の出
ロア０ａから一個°つづ搬出され、後工程に供給される
。そして、後工程において、搬出されたチップＷの面に
は半田層がメツキ処理等によりｆｉｌｉ層される。

チップＷが出口２２ａから搬出されたらフィダＭ′１ｒ
１１内のチップＷの数は少なくなる。そのため搬出が進
むにつれてフィーダ装置１内のチップＷの割合が減り、
ダミー品りの割合が増し、最終段階ではほとんどダミー
品りのみが搬送路面２２上を搬送され、次々とガイド部
４により貯留床面２０に戻される。そして最終のワーク
Ｗが出１」２２ａから搬出し終えたら、フィーダ装置１
を停止させることができる。

以上説明したように本実施例では、チップＷとチップＷ
よりも高さが高いダミー品りとを混合した状態でフィー
ダ装置１の貯留床面２０に貯留するので、チップＷはダ
ミー品りに押されて前進することができる。従って、チ
ップＷの故が少ない場合であっても、最後の１個のチッ
プＷまで支障なく搬送路面２２の出口２２ａ側に搬送で
きる。

［他の実施例］ 高さ位置を可変する調整機構をもつガイド部４とするこ
ともできる。また、脱着容易な構造であると共に高さの
異なるガイド部４を複数周準１ｔｈｉ−ｎることもでき
る。この場合には物品の高さに応じてガイド部４の調整
機構を調整することもでき、ガイド部４を交換すること
もできる。

史には特殊な例では、ガイド部４にダミー晶りが当接し
たことを検出する検出手段をフィーダ装置１等に設ける
と共に、検出手段の出力信号が入力され検出手段の検出
回数をカウントするカウント手段と、所定時間内におけ
るカウント手段のカウント数が設定値を越えた場合には
、制御部がフィーダ装置１内のワークＷが出口２２ａか
ら搬出し終えたとみなし、フィード装置１を停止させる
構成とすることもできる。

［発明の効果Ｊ 本発明によれば、チップＷなどの物品の数が少ない場合
であっても、最後の１個の物品まで搬送路面の出［ｊ側
に支障なく搬送でき、ロフト管理上、生産管理上非常に
有益な物品搬送方法を提供することができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は要部の概略斜視図であり、第２図は要部の概略
断面図である。 図中、１はフィーダ装置、２はハウジング、２０は貯留
床面、２２は搬送路面、２２ａは出口、３は振動手段、
４はガイド部を示す。 １存ｒｆ出願人　　　愛知製鋼株式会社代理人　　　　
弁理士　大川　宏

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）多数個の物品を載置して貯留する貯留床面と前記
   貯留床面に連設され前記物品を載せて出口に搬送する搬
   送路面とをもつハウジングと、前記ハウジングを振動さ
   せ振動エネルギにより前記物品を前記貯留床面より前記
   搬送路面の前記出口に送る振動手段とを備えたフィーダ
   装置を用い、前記搬送路面の前記出口側に、前記物品の
   高さよりも高い高さをもつダミー品を当接案内して前記
   搬送路面から前記貯留床面に戻すガイド部を設けるとと
   もに、前記物品と共にダミー品を混合して使用すること
   を特徴とする物品搬送方法。