JPH02168012A - ボールジョイントの製造方法 - Google Patents

ボールジョイントの製造方法

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JPH02168012A
JPH02168012A JP32091788A JP32091788A JPH02168012A JP H02168012 A JPH02168012 A JP H02168012A JP 32091788 A JP32091788 A JP 32091788A JP 32091788 A JP32091788 A JP 32091788A JP H02168012 A JPH02168012 A JP H02168012A
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JP
Japan
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housing
ball
closing plate
ball joint
assembled
Prior art date
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Pending
Application number
JP32091788A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Iwase
岩瀬 務
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Original Assignee
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Musashi Seimitsu Industry Co Ltd filed Critical Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車のサスペンション機構等に用いられ、
特にハウジング内に防振用のゴムを有するボールジヨイ
ントの製造方法に関する。。
〔従来の技術〕
ハウジング内に防振用のゴムを有するボールジヨイント
としては、特開昭55−6085号、U。
S、P 3108830号等がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
第5図に示ス如く、ボールスタッド202の球頭部20
5とハウジング208との間に防振用のゴム層225を
配したボールジヨイント201においては、このゴム層
225でもって、ボールジヨイント201に伝達される
振動を吸収することができる。ところが、揺動及び回伝
するボールスタッド202の動きに追、従するため、ゴ
ム層225は常に捻られた状態で使用されることになる
従ってゴム層225の耐久性が低く、ポールジヨイント
201の長期使用に耐えないという欠点がある。
この点、第6図に示す如く、ボールスタッド302の球
頭部305とゴム層325との間に合成樹脂製ベアリン
グ308を介在させたボールジヨイント301において
は、球頭部305とベアリング806とが摺動するので
、上述の問題点は解消される。その反面、ベアリング8
06とゴム層325を別途成形し、それらをボールスタ
ッド球頭部305に組み付ける工程が増加するという問
題が発生する。その上、このゴム層325は予め略半球
カップ状に成形したものをハウジング8゜8内に組み込
もものであるため、ハウジング3゜8とベアリング30
6との隙間に良女与に係合せず、片当たりの状態が発生
する恐れがある。
また、これらのポールジョイン)は、 第5図。
第6図において2点鎖線で示すハウジング開口縁部の環
状のかしめ部210,310を、内径方向へかしめるこ
とによりハウジングからのゴム層及びボールスタッドの
引き抜けを防ぐ構造である。
従ってこのかしめ加工では、ゴム層を充分に圧縮するこ
とにならないので、プリロードの付加量が微量力)つそ
の調節が困難である。この様に従来は、プリロードの付
加により容易に所望のトルクを確保することが困難であ
るという欠点がある。
本発明の課題は、上述の欠点を克服するポールジぢイン
ドの製造方法を提供することにある。
発明の構成 〔課題を解決するだめの手段〕 円筒状ハウジングの内周面との間にカップ状の隙間が形
成される大きさの合成樹脂製ベアリングを第1工程でボ
ールスタッドの球頭部に被せ、第2工程で該ボールスタ
ッドをハウジングに組み込んで小組みボールジヨイント
を形成し、第3工程で小組みボールジヨイントを支持型
内にセットした後、第4工程でハウジングの大開口縁部
に形成された環状のかしめ部内周に、ハウジングの円筒
部にかしめ部と連続して形成された内周段部との間に距
離L1を残して閉止板を圧入し、その後第5工程で適所
の注入孔より隙間に配合ゴムを充填した後加硫し、第6
工程で閉と板をさらにハウジング内へ圧入し、第7工程
でハウジングのかしめ部をかしめて閉止板を固定する。
〔実施例及び作用〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の第1番目の実施例による方法におい
て、小組みポールシタイン)lBを支持型30内にセッ
トし、閉止板17を工大した状、熊を表している。
図において、小組みポールジョイン)laは、球頭部5
にベアリング6を被せたボールスタッド2がハウジング
8に組み込まれている。支持型30は上型31と下型3
2とより成る。
また、33は閉止板を圧入するための圧入パンチである
ボールスタッド2は、球頭部5と柄3とより成り、この
柄3はハウジング8の小開口13から突出している1、 柄3には軸線方向全長に渡り同一径のストレート部4が
形成されている1、 ベアリング6は合成樹脂製で、その内周面とボールスタ
ッド2の球頭部5外周面とは摺動自在である。
ハウジング6は前述の小開口13とこの小開口13の反
対端に大開口9とを有する円筒形状である。この大開口
9縁部には、円筒部12よりも肉薄の環状かしめ部10
が軸線方向に突出して形成されている。
この肉厚の円筒部12と肉薄の惑しめ部10との切シ替
わシ部分は、環状の内周段部11となっている。
また、小開口I33縁には内径方向へ張シ出した7ラン
グ部14が形成されている。
このハウジング8の内周面と、上述のベアリング6の外
周面との間には、カップ状の隙間16が形成されている
閉止板17は円盤状で、中央には、ポールジヨイント外
部に自力)って拡径するテーパ状の貫通孔18が形成さ
れている。
支持型30は、径方向に2分割された円筒状の上型31
と、円筒形の下型32とより成る。上型31はハウジン
グ8の円筒部12外周に係合し、下型32はボールスタ
ッド2のストレート部4外周に係合することにより、小
組みポールジョイン)1aを支持している。
圧入パンチ33には、中央に注入孔34及びそれに連続
する突出部形成空間35が形成されている。この突出部
形成空間35は、前述の閉止板17の貫通孔18のテー
パ面に連続したテーパ面を有する截頭円錐台形状である
第2図において、25はハウジング8とベアリング6と
の隙間内に充填されたゴムである。
次ニボールジョイント1の製造工程について説明する。
第1工程で、ベアリング6をボールスタッド2の球頭部
5に被せる。
第2工程で、このボールスタッド2を、ハウジング8へ
、その大開口9側寸)ら挿入して、ベアリング6の開口
部端面7とハウジング8の7ラング部内周而15が当接
し、かつボールスタッド2の柄3がハウジング8小開口
13から突出するようハウジング8に組み込み、小組み
ボールジョイント1aを形成する。
第3工程で、この小組みボールジョイントlaを支持型
30内にセットし、第4工程で、ハウジング8のかしめ
部10内周に閉止板17を圧入パンチ33でもって圧入
する(第1図)。この圧入は、閉止板17の内側面19
とハウジング8の内周段部11との距離L1を残した位
置までとする。
第5工程で、配合ゴムを圧入パンチ33の注入孔34よ
りハウジング8内の14間16.閉止板170貫通孔1
8及び圧入パンチ33の突出部形成空間35に充填した
後、加硫する(第2図有半部)。
第6工程で、ハウジング8の内周段部11よりもL1分
だけ反ボールスタンド側へ延出して形成されたゴム25
の余肉部26を圧縮しながら閉止板17をハウジング8
内へさらに圧入する。
その直後第7工程で、かしめ部10を内径側へかしめて
閉止板17を固定する(第2図左半部)。
上述の如く、ゴム25の余肉部26を閉止板17で圧縮
するので、製造されたボールジヨイント1には大きなプ
リロードが付加され、従って長期間安定したトルクを保
たせることができる。このトルクの値の調節は、プリロ
ードの大きさを調節することにより行われる。すなわち
閉止板17をハウジング8のかしめ部10に第4工程で
圧入する際の閉止板17の内側面19とハウジング8の
内周段部11との距4Llを調節することにより行うこ
とができる。従って、予め距離L1と、第6工程におけ
る閉止板17の圧入荷重を設定しておけば、これらの管
理のみでトルク値を容易に一定に保ってボールジヨイン
トを量産することができる。
また、ハウジング8の内周段部11と閉止板17の内周
面19との間にゴム25を介在させて閉止板17をかし
めているため、かしめ部10のシール性を向上させるこ
とができる。
本実施例において!d: 、ゴムが、テーパ状の突出部
27として閉止板17外方に楔状に突出しているので、
閉止板17が離脱するのを防止することになる。
上記本発明の第1番目の実施例においては、閉止板の貫
通孔から配合ゴムを注入するが、以下説明する第2番目
の実施例の如く、ハウジングの円筒部の貫通孔からゴム
を注入してもよい。
第3図は、本発明の第2番目の実施例による方法におい
て、小組みボールジョイント101aを支持型130内
にセントし、閉止板117の内周面119とハウジング
108の内周段部111との間に距離L2を残して閉止
板117を圧入した第4工程終了後の状態を表している
。第4図有半部は第5工程終了後の状態、第4図左半部
は第7工程終了後の状態を表している。本実施例におけ
る製造工程は、第1番目の実施例と第6工程を除いてほ
ぼ同じであるので、詳細な説明は省略する。
第6工程において、配合ゴムの注入1ハ、ハウジング1
08の円筒部112に形成した貫通孔120より行う。
従って、支持型130の上型131に注入孔184が設
けられている。また、上述のハウジング108の貫通孔
120のほぼ直径上に当たる箇所には、ゴム125の充
填を促すため、ゴム125を逃がす逃がし用貫通孔12
1が設けられると共に、上型131には、この逃がし用
貫通孔121に連続する逃がし穴186が設けられてい
る。従って第4図左半部に示す如く、ハウジング108
の外画に突起127が形成される。この突起127は、
第7工程終了後切除すれば良い。
〔効    果〕
以上のように本発明は、第4工程における閉止板圧入の
際、該閉止板とハウジングの内周段部との距離Ll(L
2)を変更することにより、ポールジヨイントに付加す
るプリロードの大きさを調節することができるので、防
振効果を有するボールジヨイントのトルク値設定を容易
に行え、かつ効率良く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1番目の実施例において、小組み
ボールジヨイントを支持型にセットした状態の断面図、
第2図有半部はゴムを充填した後のボールジヨイントの
断面図、第2図左半部はかしめ加工後のボールジヨイン
トの断面図、第3図及び第4図は、本発明の第2番目の
実施例の第1図及び第2図と各々同じ状態を表す断面図
、第5図、第6図は従来のボールジヨイントの断面図で
ある。 (記号の説明) 1a・・・・・・小組みボールジヨイント。 2・・・・・・ボールスタッド。   5・・−・・球
  頭部。 6・・・・・・ベアリング。  8・・・・・・ハウジ
ング。 9・・・・・・大 開 口。 10・・・・・・か し
め 部。 11・・・・・・内周段 部。 12・・−・・円 筒
 部。 16・・・・・・隙     間。  17・・・・・
・閉  止  板。 30・・・・・・支  持  型。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円筒状ハウジング8の内周面との間にカップ状の隙間1
    6が形成される大きさの合成樹脂製ベアリング6を第1
    工程でボールスタッド2の球頭部5に被せ、第2工程で
    該ボールスタッド2を前記ハウジング8に組み込んで小
    組みボールジョイント1aを形成し、第3工程で該小組
    みボールジョイント1aを支持型30内にセットした後
    、第4工程で前記ハウジング8の大開口9縁部に形成さ
    れた環状のかしめ部10内周に、前記ハウジング8の円
    筒部12に該かしめ部10と連続して形成された内周段
    部11との間に距離L1を残して閉止板17を圧入し、
    その後第5工程で適所の注入孔34より前記隙間16に
    配合ゴムを充填した後加硫し、第6工程で前記閉止板1
    7をさらにハウジング8内へ圧入し、第7工程でハウジ
    ング8のかしめ部10をかしめて閉止板17を固定する
    ことを特徴とするボールジョイントの製造方法。
JP32091788A 1988-12-20 1988-12-20 ボールジョイントの製造方法 Pending JPH02168012A (ja)

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JP (1) JPH02168012A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1323937A1 (de) * 2001-12-10 2003-07-02 Sachsenring Fahrzeugtechnik GmbH Kugelgelenk und Verfahren zu dessen Herstellung
US20130121754A1 (en) * 2010-07-06 2013-05-16 Nhk Spring Co., Ltd. Ball joint and method for manufacturing the same

Cited By (2)

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EP1323937A1 (de) * 2001-12-10 2003-07-02 Sachsenring Fahrzeugtechnik GmbH Kugelgelenk und Verfahren zu dessen Herstellung
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