JPH021674Y2 - - Google Patents

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JPH021674Y2
JPH021674Y2 JP36781U JP36781U JPH021674Y2 JP H021674 Y2 JPH021674 Y2 JP H021674Y2 JP 36781 U JP36781 U JP 36781U JP 36781 U JP36781 U JP 36781U JP H021674 Y2 JPH021674 Y2 JP H021674Y2
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JP
Japan
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phase
magnet
coil
rotor
wheel
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JP36781U
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JPS57114496U (ja
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はホイールバランサーにおける位相発電
機に関するものである。
[従来の技術] 第1図に示したように従来のホイールバランサ
ーの一例においては、主軸1にホイール2を取付
け、かつ受振器3,4を接触させ、自在継手5,
6を介して傘歯車7,8により位相検出用発電機
9に連けいさせる。また、主軸1はプーリ10、
ベルト11によつてモータ12で駆動するもので
ある。
このようなホイールバランサーにおいては、位
相検出用発電機(以下単に位相発電機という)
は、位相軸に対して発電信号の位相を変化させる
必要がある。すなわち、駆動し測定中に回動ケー
スを手で回して位相軸に対し発電信号の位相を変
化させる必要がある。そのため、第3図に示すよ
うにブラシ13,13と回動ケース16に設けた
スリツプリング14,15を用いて発電信号を取
り出していた。しかし、これにはブラシとスリツ
プリングとの間でしばしば接触不良を起こし、こ
れによる測定の不正確或いは故障することがあつ
た。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の課題は、発電信号の取り出しにおいて
ブラシやスリツプリング等の接触部分を全く有し
ない構造にして、測定の不正確、故障の原因を皆
無にした位相発電機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の手段は、ホイールを取付け、かつ回転
可能に支承した主軸と伝動機構を介して同期回転
する位相軸を回動ケース内に立設し、その上端に
ホイール位相指示盤を固定し、中間に回転子を取
付け、回転子の下側において回動ケースに位相フ
ランジを固定し、前記位相軸周りに位置するコイ
ルボビンを位相フランジ上面に取付け、コイルボ
ビンに巻付けたコイルコードを接続し、回転子ま
たは回転子と接近して回動ケース内面に磁石を固
定し、磁石の回転する外側に沿つて周回してその
位置を変え、かつ前記磁石の磁石線をコイルボビ
ンのコイルに導く磁気案内部材をコイルボビンと
磁石の間の介在させたことである。
[実施例] 第4図及び第5図は本考案の一実施例を示し、
符号20は位相発電機が総括的に示してある。2
1は回動ケースで、アルミニウムのような非磁性
体で成形してある。回動ケース21の上部内側面
に突出体22を設けてあり、その先端面にL形の
磁気案内片23の一片24を取付け、他片は位相
軸26の直径より大きい穴が明けてあり、そこに
非磁性体でできた位相軸26が非接触で貫通して
いる。位相軸26の上端にホイール位相指示盤2
7を下端に傘歯車28を固定してある。傘歯車2
8は主軸29に固定した傘歯車30にかみ合い、
両傘歯車28,30は、その歯数比が1:1にな
つている。
25は磁気案内ブツシユ25で、それより上に
位置する位相軸26に磁石32が埋込まれた回転
子31を取付けてある。33は握り、34はホイ
ール位置指示盤、38は位相フランジでコイルボ
ビン35を取付け、その中央の孔に磁気案内ブツ
シユ25が嵌め込んである。またコイルボビン3
5にコイル36が巻装してあつて、コード37を
接続してある。
尚回動ケース21は位相フランジ38に相対的
に回動可能に嵌挿してある。39,40は軸受を
示す。
次に、第6図の実施例は、磁石32を突出体2
2側に設け、磁気案内片23を筒状に成形して、
コイルボビン35に嵌め、案内ブツシユ25を兼
ねたものである。
[作用] 測定のために主軸29を駆動すると位相軸26
も同期して回転する。従つて磁石32から埋め込
まれた回転子31が回転する。磁石32から出た
磁力線は点線のように流れるが磁石が回転するの
で交流磁界となりコイルに起電力を発生する。こ
こで測定中に回動ケースを回せば位相軸26に対
して磁気案内片23の位置が変化することになる
が磁気案内片23の下部のコイルボビン35に接
近している部分は回動ケース21の位相に関係な
く磁力線をコイルへ送ることができる。ゆえに回
動ケース21を回せば位相軸26ひいては主軸2
9に対して位相の自由に変化させることのできる
発電信号を得ることができるものである。しかる
に、ホイールを主軸29に公知のように取付けて
駆動すると、第2図に示す位相比較器45にアン
バランス信号が達すると共に位相発電機からも信
号が達する。そこで回動ケースを回してアンバラ
ンス信号の位相に位相発電機からの信号の位相が
一致するように合わせる。その後駆動を止めてホ
イールを手で回して回動ケース21のホイール位
置指示盤34の目印に位相軸26のホイール位相
指示盤27の目印を合わせればアンバランスの位
相がわかるものである。
[効果] 本考案によれば、位相発電機で位相を変化させ
ることのできるようにするためのブラシとスリツ
プリングなどの接触による電気信号伝送がないの
で接触不良による故障が皆無となる。また、位相
発電機の回転部分のアンバランス振動による悪影
響が他に及ばないような構造のバランサーは比較
的低速回転のときには若干の回転子のアンバラン
スが許されるので第6図に示すように磁石32を
回動ケース21に取りつけ磁気案内片23を位相
軸26に取り付けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の測定機構の説明図、第2図は計
測部の系統図、第3図は従来の位相発電機の断面
図、第4図は本考案の一実施例を示す位相発電機
の断面図、第5図は第4図のA−A線断面図、第
6図は他の実施例を示す断面図である。 21……回動ケース、23……磁気案内片、2
6……位相軸、29……主軸、31……回転子、
32……磁石、35……コイルボビン、36……
コイル、37……コード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記(a)(b)(c)3要素の結合から成り立つホイール
    バンランサーにおける位相発電機。 (a) ホイールを取付け、かつ回転可能に支承した
    主軸と伝動機構を介して同期回転する位相軸を
    回動ケース内に立設し、その上端にホイール位
    相指示盤を固定し、中間に回転子を取付けたこ
    と、 (b) 回転子の下側において回動ケースに位相フラ
    ンジを固定し、前記位相軸周りに位置するコイ
    ルボビンを位相フランジ上面に取付け、コイル
    ボビンに巻付けたコイルにコードを接続したこ
    と、 (c) 回転子または回転子と接近して回動ケース内
    面に磁石を固定し、磁石の回転する外側に沿つ
    て周回してその位置を変え、かつ前記磁石の磁
    石線をコイルボビンのコイルに導く磁気案内部
    材をコイルボビンと磁石の間の介在させたこ
    と。
JP36781U 1981-01-07 1981-01-07 Expired JPH021674Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36781U JPH021674Y2 (ja) 1981-01-07 1981-01-07

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JP36781U JPH021674Y2 (ja) 1981-01-07 1981-01-07

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Publication Number Publication Date
JPS57114496U JPS57114496U (ja) 1982-07-15
JPH021674Y2 true JPH021674Y2 (ja) 1990-01-16

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JP36781U Expired JPH021674Y2 (ja) 1981-01-07 1981-01-07

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