JPH0216337Y2 - - Google Patents

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JPH0216337Y2
JPH0216337Y2 JP16494384U JP16494384U JPH0216337Y2 JP H0216337 Y2 JPH0216337 Y2 JP H0216337Y2 JP 16494384 U JP16494384 U JP 16494384U JP 16494384 U JP16494384 U JP 16494384U JP H0216337 Y2 JPH0216337 Y2 JP H0216337Y2
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JP
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lens frame
lens
cam ring
pin
cam
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JP16494384U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、カメラのレンズ駆動装置におけるレ
ンズ枠の支持構造に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来、カメラのレンズ駆動装置におけるレンズ
枠の支持構造の一形式に、第2図,第3図に示す
如く、レンズを担持するレンズ枠1と、周囲部2
aが図示していないベース基板に固定され、前記
レンズ枠1との間に張り出した複数の弾性を有す
る舌片2bの先端に該レンズ枠1を支持するレン
ズ枠1の保持部材2と、前記レンズ枠1に放射状
に植設されたピン1aを操作する光軸方向に傾斜
したカム3aを備えるレンズ繰り出し用のカムリ
ング3とからなるものが知られている。なお、第
3図におけるカムリング3は平面的に展開して一
部が示されている。
ここで、第3図において、レンズ枠1は、矢印
A方向に回動された時、矢印B方向に変位するこ
とを主目的とするが、実際は、保持部材2の舌片
2bが直線的な単純形状であるので、レンズ枠1
は回動しながら矢印B方向へ変位し、換言すれ
ば、矢印C方向へ変位して、その矢印B方向の成
分のみがレンズの繰り出し、繰り込みに機能する
ものである。
ピン1aは弾性を有する舌片2bにより常に矢
印方向2bに押圧されており、このためレンズ枠
1が図面上左A2へ回動、つまりピン1aが繰り
込み方向B2へ向う際にあつては、この弾性はピ
ン1aの動作を妨げることなく働らく。
これに反し、レンズ枠1が図面上右A1の方向
へ回動する際にあつては、ピン1aが弾性材から
なる舌片2bの押力に抗してB1の方向へと向お
うとする。このとき、その繰り出し量、つまりピ
ン1bの移動量が大きくなればなるほど、押力が
大きくなるのでその負荷も必然的に大きくなり、
したがつて駆動するための力量を大きくしてやる
必要が生じる。また、カムの傾斜を緩かに抑えた
場合には、レンズ枠1の回動量が大きくなつてし
まい、カメラを小型化するにあたつては、どちら
も不都合な点を生じるものであつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上述の不都合な点を解消し、レンズ
の繰り出し・繰り込み量が大きい場合であつて
も、またレンズ枠の回動方向にかかわらず、駆動
するための力量を大きくすることの少ない、レン
ズ枠の支持構造を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は、レンズ枠から突出したピンの作動領
域を、第1および第2のカムリングとの間に設け
られたカム面により規制するようにし、バネから
の押圧をカムリングへと向け、ピンの動作が直接
押圧に抗することのないようにしたレンズ枠の支
持構造であつて、その詳細は以下に述べる実施例
により明らかとなる。
〔考案の実施例〕
第1図は、本考案の第1の実施例を示した図で
あつて、第4図は同じく第2の実施例を示した図
である。
図面において、レンズ枠1が有するピン1aを
摺動する面であつて、従来より設けられている第
1のカムリング3のカム面3aと並行に対向する
ように、カム面13aを有する第2のカムリング
13を設け、第1のカム面3aと第2のカム面1
3aとの間にピン1aの作動領域を設ける。
すると、レンズの保持部材2の弾性2bはピン
1aに対する直接に全負荷とならずに、第1のカ
ム面3aと第2のカム面13aとから成る作動域
(溝)を往復摺動するだけとなり、その負荷はほ
ぼ摺動抵抗だけとなる。このため、レンズ枠1の
回動方向がどちらであつても、弾性2bに抗する
チヤージのための力量を従来例に比べ小さくする
ことができ、したがつてレンズ枠1を駆動するた
めの力量も、大きくする必要を排することができ
る。
第4図は、本考案の第2の実施例で、第2のカ
ム面23aの斜度を、第1のカム面21aの斜度
とは変えることにより、弾性材による押力22b
が相対的にピン21aを押し上げる方向に作用す
ることとなり、従来、抵抗となつていた押力を利
用し繰り出し方向へ働かせることができる。
〔考案の効果〕
上述の通り、本考案を用いることにより、バネ
のチヤージ力量を大きくすることの難しい小型カ
メラにおいても、レンズを駆動するための力量を
大きくすることなく、必要な力量を得ることがで
き、実用上の価値は非常に大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示した側面図
で、第2図および第3図は従来例を示した正面図
および側面図で、第4図は本考案の第2の実施例
を示した側面図である。 1……レンズ枠、1a……ピン、2……保持部
材、2b……舌片、3……第1のカムリング、3
a……第1のカム面、13,23……第2のカム
リング、13a,23a……第2のカム面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 レンズを担持するレンズ枠と、 該レンズ枠の動作領域をガイドし、光軸方向に
    傾斜したカムを備えたレンズ繰り出し用の第1の
    カムリングと、 前記レンズ枠を保持する間隙を有すると共に、
    動作領域をガイドするように、該第1のカムリン
    グと対向して設けられた第2のカムリングと、 前記第1もしくは第2のカムリングを付勢する
    弾性を有する保持部材とから成り、 前記レンズ枠を回動させることにより、光軸方
    向に進退させるレンズ駆動装置におけるレンズ枠
    の支持構造。
JP16494384U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH0216337Y2 (ja)

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JP16494384U JPH0216337Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JP16494384U JPH0216337Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6181637U JPS6181637U (ja) 1986-05-30
JPH0216337Y2 true JPH0216337Y2 (ja) 1990-05-07

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JP16494384U Expired JPH0216337Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731205Y2 (ja) * 1987-01-27 1995-07-19 チノン株式会社 ズ−ムレンズの鏡筒
JPH073373Y2 (ja) * 1988-07-25 1995-01-30 株式会社コパル ピント調整機構
JPH0743689Y2 (ja) * 1990-10-17 1995-10-09 パイオニア株式会社 レンズフレーム

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JPS6181637U (ja) 1986-05-30

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