JPH02163222A - シート給送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシートに画像形成等の所要の処理を実行する装
置本体（例えば複写機、ＬＥＤやレーザービーム、イン
クジェット等のプリンタなど）にシート収納部に積載収
納されているシート（複写用紙、転写用紙、記録用紙な
どのカットシート材）を給送するシート給送装置に関す
る。

〔従来の技術〕

シート給送装置は例えば電子写真技術を用いた複写機、
レーザービームプリンタや液晶シャッターＬＥＤを用い
たプリンタ、あるいはインクジェット方式等の各種プリ
ンタに適用される。これらの−例として、レーザービー
ムを用いたレーザービームプリンタ（以下ＬＢＰと称す
る）の構成を用いて従来のシート給送装置を説明する。

第１１図にＬＢＰの一例を示す。

１００はプリンタの外装筒であり、内部にシートに画像
を形成する手段が組み込まれている。該外装筒は下側半
体１００Ａと上側半休１００Ｂの２つ割機構であり、下
側半休１００Ａに対して、上側半休１００Ｂを後端側ヒ
ンジ軸１０１を中心に２点鎖線示のように起したり、実
線水のように倒し、閉じたりできるようになっている。

本°例の構成を簡単に説明すると、紙等のシートＳはシ
ート収納手段としてのシート収納部（カセット）１０９
に納められ、本体の給送のための給送位置に装着されて
いる。シートＳは給送ローラ１１０により１枚ずつ分離
給送され、搬送ローラ対１１１ａ。

１１１ｂ及びガイド１１２，１１３によってレジストロ
ーラ１１４まで送られる。

シートＳは、レジストローラ１１４によって画像信号と
のタイミングをとって、画像を形成するプロセスカート
リッジ１０２に送られ、転写帯電器１１６によって画像
を転写され、搬送ベルト１１７によって定着装置１１８
に送られる。ここでシートＳは、定着ローラ対に挟まれ
画像を定着され排出口１１０Ｄより排出される。

一方、画像形成について述べると、画像形成部は太き（
は上側半休１００Ｂに、配置されたレーザー光源（不図
示）を１１画像担持体の軸方向に操作するレーザスキャ
ナ１０７及び周知の電子写真プロセスを行う各プロセス
装置を集約したプロセスカートリッジ１０２より構成さ
れる。

ここで、Ｌはレーザスキャナ１０７より操作されるレー
ザ光、１０８はレーザ光りを画像担持体１０３に導（ミ
ラー、プロセスカートリッジ１０２内にある主なものと
しては帯電器１０４、現像器１０５、クリーニング装置
ｔｏｅである。

〔発明が解決しようとしている問題点〕このように構成
される従来のシート給送装置では、以下に示すような欠
点があった。

（１）シート収納手段の装着方向に対して給送部が装置
の奥にあり、給送ローラなどのメンテナンスがやりずら
い。

（２）ジャムしたシートを取り除（ために大きな上側半
休１１０Ｂを開けたり、シート収納手段を着脱する側と
は反対側の反転ガイド部１２０を開ける必要があり、操
作面の数が多（操作性も余り良（なかった。

などの問題があった。

これらを解決したシート給送装置として、本出願人によ
る昭和６３年１０月３１日特許出願（２）「シート材の
給送装置」がある。

これはシート収納部を着脱する側に給紙装置を配置しシ
ートＳをシート収納部の挿入方向に給送して鉛直方向に
搬送し、搬送路の長さを短（し、駆動等の機械部品を図
の左側（装置の正面）に、電気、光学部品を図の右側（
装置の後ろ）に配したもので、これにより、シートＳの
給送の信頼性も高められ、給送部のメンテナンスも容易
になり、小型化、低コストも計りやすくなった。

しかしながら、上記のような構成であると、シートの給
送動作中は給送ローラの給送時の摩擦力により積載され
たシートを通じてシート収納部は装置本体から抜き出さ
れる方向に力を受け、給送中にシート収納部が装置本体
からぬけてしまうことがあった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記の問題を解決するためになされたものであ
る。本発明はシート収納手段の着脱を行う側と同じ側よ
りジャムしたシートの除去や給送手段のメインテナンス
を行うことができ、給送中にシート収納手段が給送位置
より離脱することを防止できるシート給送装置を提供す
ることを目的とする。

上記目的を達成できる本発明の構成は、シートを収納し
、シートを給送するための給送位置より所定の方向に移
動可能なシート収納手段と、前記シート収納手段に収納
されたシートを前記所定の方向と同方向に給送する給送
手段と、前記シート収納手段の前記所定の方向への移動
を規制する規制手段と、を有することを特徴とするシー
ト給送装置である。

〔実施例〕

第１図ないし第３図により本発明の一実施例を説明する
。

第１図はレーザービームプリンタの主断面であり、第１
図を用いて構成および動作を簡単に説明する。

装置本体ｌは、固定側ＩＡに対して、シートＳの搬送路
を略２分割して開閉する開閉側ＩＢに分けられ、開閉側
ＩＢはヒンジ軸２を中心に開閉自在に支持されている。

シートＳはシート収納部３に収納されており、給送部４
０の給送ローラ４が回転すると、給送ローラ４、および
給送ローラ４に押圧され、高、摩擦部材で作られるバッ
ド５によって１枚ずつ分離される。

１枚ずつ分離されたシートＳはガイド板対６によってレ
ジストローラ対７に送られ、画像担持体８に書かれた画
像と同期を取って、転写部８０へ送られる。

定着器ｌＯは大きくはヒータを内蔵し、過熱するヒータ
ーローラ１１、ヒーターローラ１１にシートＳを押圧す
る加圧ローラ１２、また、ヒーターローラｌｌと加圧ロ
ーラ１２との接触部に導くガイド１３、および外装置４
、分離用の爪１５等から構成される。

ここで、シートＳ上に転写された画像が定着されシート
Ｓは排出口ｌＣより排出され、トレイ１６上に積載され
る。また、定着器１１と排出口ＩＣとの間にはフラッパ
１７があり、これを切り替えることによりシートＳの搬
送方向を変えることができ、シートＳを排出口ｌＤより
排出することができる。このとき、シートＳは画像面が
上面となる。

一方、画像形成手段について述べると、画像形成部は周
知のカールソン方式による画像形成プロセスをおこなう
手段を工つの容器に収納したプロセスカートリッジ１８
と、画像担持体８の軸方向にレーザ光を走査するレーザ
ースキャナー１９に大別できる。

帯電ローラ２０によって画像担持体８上に一様に電荷が
与えられ、スキャナＩ９より射出されたレーザ光りによ
って潜像が形成される。現像容器２１内のトナーｔは、
撹拌板２２によって現像部に送られ、。

現像スリーブ２３上に薄くコートされる。このコートさ
れたトナーｔが画像担持体８に形成された潜像に従って
°、画像担持体８上に付着、即ち、現像され先に述べた
転写部でシートＳに転写される。

ここで本発明に関するシート給送装置の一実施例を第２
．第３図を用いて更に説明する。

第２図は第１図のレーザービームプリンタのシート給送
装置の部分を示したもので、シート材収納部が装置本体
にセットされ、給送可能な状態を表わしている。

給送ローラ４は、給送軸４３に取り付けられている。給
送軸４３は給送側板４１に回転可能に、不図示の軸受け
によつて取り付けられている。この給送側板４１は給送
側板軸４２によって、回動可能に取り付けられており、
給送ユニットばね４４によって、給送側板４１の位置決
めのための当接部材７００に所定の圧力で付勢させるこ
とによって位置決めされている。また、給送ローラ４の
駆動は、不図示の駆動モータと複数のギヤとクラッチに
よって所定のタイミングで行われ給送ローラ４は矢印Ａ
方向に回転駆動する。

また、分離バット５は分離バット５を保持している支持
板５１に取り付けられ、支持板５１は軸５２によって、
給送側板４１に回転自在に取り付けられている。更に、
支持板５１には、加圧ばね５３が掛けられており、この
加圧ばね５３によって、給送ローラ４に分離バット５が
所定の圧力で加圧されるようになっている。

シート収納部３には、シートを支える中板３２と、シー
トを給送ローラ４にシートの枚数に関係なく所定の加圧
力によって押圧するばね３１が設けられている。

さらに本シート収納部３には、飛び出し防止板３５と、
ばね３６が取り付けられており、飛び出し防止板３５は
、３７の回転軸を中心に回動可能となっていて、シート
収納部が装置本体内にある時には、給送装置の当接部５
１’　　によってシートの給送動作に影響のない位置に
まで退避させている。

シート収納部３が装置本体ｌより取り出されているとき
には、ばね３６によって係上部３８が第３図に示す位置
まで押し上げられている。この状態では、飛び出し防止
板３４の係上部３８がシートの先端部を塞でいるのでシ
ートがシート収納部３から飛び出してしまうことはない
。

また、シート収納部３の側面の壁には一段低い段差部３
ａが形成されている。この段差部３ａの係合部３ｂには
、装置本体ｌの回転軸４６を中心に回動可能に取り付け
られたロック部材４５が入り込んできて、ロックばね４
７の付勢力によって、ロック部材４５の当接部３４が当
接している。

次に給送動作について説明する。所定の給送タイミング
によって給送ローラ４が回転駆動されると１、給送ロー
ラ４に当接している最上位のシートは、給送ローラの摩
擦力によってシート収納部３から給送される。しかし、
シート間の摩擦力等により必ずしも−枚ずつ給送されず
、２，３枚同時に給送されてしまうこともある。しかし
、重送されたシートは給送ローラ４と、分離バット５の
接触部の摩擦力で分離され、−枚ずつ送られる。

一方、シート収納部３は給送ローラ４の回転によりシー
トを介して受ける摩擦力で、図中左方のシート収納部３
の離脱方向に力を受ける。しかし、分離バット支持板５
１に設けられた当接部５５とシート収納部３の当接部３
３とが、前記シート収納部３を抜き出そうとする給送ロ
ーラ４の摩擦力より強い当接力で当接し、シート収納部
３が装置から抜けるのを防いでいる。

第３図は装置本体ｌより、シート収納部３を取り出した
ときの給送部４０を示したものである。第２図の動作状
態から、シートの補給などのためにシート収納部３を引
き出すと、シート収納部３側に設けられた被当接部３３
が支持板５１の当接部５５を給紙ユニットばね４４の付
勢力に抗して図３の左側の方向に押し出す。

当接部３３により、支持板５１が押されると支持板５１
と給送側板４１を含めた給送部４０は、給送側板軸４２
を中心に回動退避する。給送ローラ４および分離バット
５など、シート収納部３を引き出すため、充分に退避さ
れる位置に回動すると、給送側板４１に設けられた係上
部４８が一旦ロツク部材４５に設けられた凸部４９に当
接し、ばね４７の付勢力に打ち勝ってロック部材を回動
させる。

給送側板４１に設けられた係上部４８が、前記ロック部
材４５の凸部４９を乗り越えると、ロック部材４５は、
ばね４７の付勢力で回動して凸部４９の下面が給送側板
４１の係止部４８の上面を押えて、給送部ばね４４の付
勢力によって給送位置に戻ろうとする給送側板４０をロ
ックする。これにより、給紙部４０は退避位置にロック
され、シート収納部３の挿入時に給送ローラ４や、分離
バット５がシート収納部３に干渉しないように保持して
いる。

このとき、給送側板４１に回動自在に取り付けられた支
持板５１に取り付けられ、ばね５３によって所定の圧力
で給送ローラ４に当接している分離バット５は、給送側
板４１の回動により、本体に設けられた当接部６１に当
接し、ばね５３の付勢力に逆らって給送ローラ４から分
離バット５を引き離す。

これにより、シート収納部３を装置本体から引き出すと
きに、給送ローラ４と分離バット５に挟まれているシー
トを解除する。

さらに、給送部４０が退避することにより、シート収納
部３が装置から抜けるのを防いでいた分離バット支持板
の当接部５５もシート収納部の被当接部３３から退避し
、シート収納部３はなんの障害もなく装置本体から抜き
出すことが出来る。

次に、シート収納部３を装置に挿入する場合について説
明する。

給送部３は前述のロック部材４５により、退避位置に保
持されているので、シート収納部３の装置経路は開けら
れている。しかし、シート収納部が給紙位置近傍まで装
着されると、シート収納部３の側壁に設けられた段差部
３ａの当接部３４が、給送側板４１の係止部４８を保持
しているロック部材４５をばね４７の付勢力に抗して回
動させる。ロック部材４５が回動されることにより、そ
れまで退避位置に保持されていた給送部４０はロック解
除されて、給紙ばね４４により、給紙位置まで戻される
。それにともない当接部６１によって解除されていた分
離バット５が給送ローラ４に当接し、当接部５５がシー
ト収納部３に当接し、給送可能状態となる。

〔他の実施例〕

第４図、第５図は本発明の他の実施例を示している。

図において、給送側板４１に突起部５５ａが設けられ、
シート収納部３の側壁には凹部３３ａが設けられている
。シート収納部３が装置本体ｌの所定の位置に装着され
、給送部４０が給送位置にある第４図の状態では突起部
５５ａは四部３３ａに係合し、給送ローラ４の回転によ
ってシート収納部３が離脱方向に引き出されるのを防止
する。

シート収納部３を把持部３ｂに手をかけて引き出すと突
起部５５ａが凹部３３ａの壁部に押され、給送側板４１
は給送側板軸４２を中心に時計回りに回動し、さらにシ
ート収納部３を引き出すとシート収納部３の前側壁３ｃ
が支持板５１を押して給送部４０をさらに回動させ、給
送部４０は退避位置まで移動する。

シート収納部３を装着する時は前述した上述の実施例と
同じ作動により給送部４０は給送位置に移動する。

〔第３の実施例〕 第６図〜第８図は第３の実施例を示す。

８はシート収納部３を離脱動作を開始するためのスイッ
チ、８１は給送側板４１が退避位置に位置していること
を検知するセンサ、８２は給送側板４１を退避位置に保
持するためソレノイドである。プランジャ５５ｂはシー
ト収納部３に設けられた係合孔３３ｂに係合してシート
収納部３を所定の装着位置に係止する。プランジャ５５
ｂは常時スプリング８３ａにより係合孔３３ｂと係合す
る方向に付勢されている。８３はプランジャ５５ｂをス
プリング８３ａの付勢力に抗して係合孔３３ｂと非係合
の位置まで移動させるソレノイド、８６は本体に設けら
れたカセット検知センサ、３ｄはシート収納部の側壁に
設けられた突起である。９０は制御回路である。

第９図はシート収納部３を離脱させるためのフローチャ
ートである。ステップＳ１でスイッチ８がＯＮされたと
判断するとソレノイド８２をＯＮとする（ステップＳ２
）。ソレノイド８２の吸引力により給送側板４１は時計
回りに回動し、第６図に示す退避位置に保持される。給
送側板４１が退界位置まで回動するとセンサ８１がＯＮ
となり（ステップＳ３）、ソレノイド８３をＯＮとして
プランジシャ５５ｂを非係合位置まで移動させ（ステッ
プＳ４）て、シート収納部３を離脱可能な状態とする。

第１０図はシート収納部３を装着するためのフローチャ
ートである。シート収納部３を離脱状態から所定の装着
位置まで作動させるとシート収納部３の側壁の突起３ｄ
がカセット検知センサ８６をＯＮとする。ステップＳｌ
ｌにおいてカセット検知センサ８６がＯＮとなったと判
断したらソレノイド８２をＯＦＦとして給送側板４１が
ばね４４によって給送位置に移動することを許容する。

同時にソレノイド８３をＯＦＦとする。その結果スプリ
ング８３ａによってプランジャ５５ｂは係合位置に移動
し、シート収納部３を移動不能に係止する。

上記した３つの実施例においてシートの分離は分離バッ
トを用いて行っていたが、分離バットの代りにシートに
給送方向とは逆方向の搬送力を与える分離ローラを用い
てもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によるとシート収納手段の
着脱を行う側と同じ側よりジャムしたシートの除去や給
送手段のメインテナンスを行うことができ、給送中にシ
ート収納手段が給送位置より離脱することを防止できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の主断面を表わしたもの
である。 第２図は本発明の主要部の詳細図であり、給送可能状態
にある給送部を表わしたものである。 第３図は第２図における給送部で、シート収納部を引き
出した状態の給送部の詳細図である。 第４図〜第１Ｏ図は本発明の他の実施例を表わしたもの
である。 第１１図は従来例の装置を表わしたものである。 ３はシート収納部、　４は給送ローラ、５は分離バット
、　４１は給送側板、 ４２は給送側板軸、　　４８は給送側板係止部、４５は
ロック部材、　　４４はばね、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）シートを収納し、シートを給送するための給送位
   置より所定の方向に移動可能なシート収納手段と、 前記シート収納手段に収納されたシートを前記所定の方
   向と同方向に給送する給送手段と、前記シート収納手段
   の前記所定の方向への移動を規制する規制手段と、 を有することを特徴とするシート給送装置。