JPH02163189A - 石油ボーリング掘削用泥水調整剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、石油ボーリング掘削用泥水の調整剤として有
用な三元共ｉ７合体に関する。

【従来の技術】

従来９石油ボーリング用泥水の調整剤として耐塩、耐熱
性のものが使用され、それは特開昭−５１−５２９８６
のようにビニルスルホン酸−アクリル酸アミド−Ｎ−ビ
ニル−Ｎ−フルキルカルボンアミド三元共重合体、或い
は特開昭６０−１８１１０９のように２−アクリルアミ
ド−２−メチルプロパンスルホン酸塩−ビニルイミダゾ
ール−アクリルアミド三元共重合体等が使用されている
。 しかしながら、このような従来の＃塩φ耐熱性ポリマー
にあっては高温下、Ｃａ２＋等の２価カチオンを含有す
る高濃度塩水系における石油ボーリング掘削においては
カルボキシル基を含有するポリマー又は、高温条件下で
化学変成（加水分解）されて、カルボキシル基となるを
含有するポリマーはＣａ２＋等の２価カチオンの存在に
よって粘性を失ない、泥水調整部力が減少するという問
題点があった。

【発明が解決しようとする課題】

本発明は高温下及びＣａ　２＋、Ｍ　ｇ　２＋等の２価
カチオンを多量に含有する高濃度塩水系における石油ボ
ーリング掘削において、高温安定性、耐塩性に優れた泥
水調整剤を提供することを目的としてなされたものであ
る。

【課題を解決するための手段】

この発明は、このような従来の課題に着目してなされた
ものである。すなわち、本発明においては、これらの欠
点を減少させるため化学変成の受けにくいＮ、Ｎ−ジメ
チルアクリルアミドと２−アクリルアミド−２−メチル
プロパンスルホン酸塩（以降ＡＭＰＳと称す）及び炭素
数８以上の高級アルキルアルコールのアクリル酸又はメ
タクリル酸エステルの三元共重合体が石油ボーリング掘
削用の耐塩・耐熱性泥水調整剤として有用であることを
一見い出した。 対照として揚げた前記２つの日本国特許は、第三成分と
してアクリルアミド等のような加水分解されてカルボキ
シル基になり易い基を有する七ツマ−との共重合体であ
り、好ましくない。 本発明の泥水調整剤は、炭素数８以上の高級アルキルア
ルコールのアクリル酸又はメタクリル酸エステルを第三
成分として重合することにより泥水の分散性を改善する
。 （手段を構成する要件） 本発明に称する泥水調整剤は １、ＡＭＰＳ　　　　　　　　１０〜９０モル％ＩＩ　
、　Ｎ　、　Ｎ−ジメチルアクリルアミド１０〜９０モ
ル％ ｍ、炭素数８以上の高級アルキルアルコールのアクリル
酸又はメタクリル酸エステル １〜３０モル％ １、Ｉｌｍの３種のモノマーの三元共重合体である。 分子量は１万〜５００万、好ましくは５万〜１００万で
ある。ＡＭＰＳの塩はＮａ、になどアルカリ金属塩、Ｎ
Ｈ４塩、アルキルアミン塩である０本発明の三元共重合
体は下記Ｉ　、　ＴＩ　、　ｍのセグメントから構成さ
れる。 しｈ３ （Ｒ：炭素数８以上のアルキル基） 本発明の三元共重合体は通常のラジカル重合触媒を用い
て、Ｗ１０エマルジョン、或いは水溶液形態で重合製造
することができる。

【作用】

未発明の石油ボーリング用泥水調整剤は、泥水に０．０
１〜３％添加すればよく、添加情は要求される泥水の脱
水壕、粘度によって定められる。 本発明によるポリマーはスルホネート基を含有すること
により、２価カチオンに対する耐性を向上させ、Ｎ、Ｎ
−ジメチルアクリルアミドのノニオン基、及び高級アル
キルアルコールのアクリル酸又はメタクリル酸エステル
の疎水基を含有させることによりスルホネート基のアニ
オン基をポリャー鎖中に適ちに分散させる。これにより
泥水の分散性、及びレオロジー特性を改良し、濾水量を
減少させることができる。 これらはいずれも、温度上昇によっても化学変成され難
く、従って高温安定性が良好である。

【実施例】

以下本発明を実施例によって具体的に説明するが、本発
明はそれらによって限定されるものではない。 製造例１ ５文官の反応フラスコに水１２００ｍ又ヲ加え、）９１
！拌しながらＡＭＰＳモノマー６５ｇを加え、溶解した
後ＮａＯＨを加えｐＨ６，５に調整する０次いで、Ｎ、
Ｎ−ジメチルアクリルアミド（ＤＭＡＡ）２８ｇ及びス
テアリルメタクリレート（ＳＭＡ）ｉｏ、６ｇｉ：加え
（ＡＭＰＳ　：　ＤＭＡＡ：ＳＭＡのモル化は５０：４
５：５）溶解後、過硫酸アンモニウムを加え窒素気流下
重合した。得られたポリマーの固有粘度は、３０’０Ｉ
Ｎ−ＮａＣＪｌ中で約３．０であった０本分子量は７０
万であった０本サンプルをＡ−１とする。 同様にして下表 １のサンプルを調製した。 （以下余白） 実施例１ 海水成分の塩（ｓｅａ　　ｓａｌｔ）２５０ｇを木７５
０ｇに溶解した後アタノ（ルジャイト４０ｇを分散させ
泥水を調製した。 上記泥水４００℃愛に製造例１で調製したサンプルを加
え（純分−換算１ｗｔ％ｉ）攪拌溶解させた。−夜間静
置し均一溶解した後泥水のＦＬ（温水量）を測定した。 更に１８０℃で１０時間ロール乾燥機で加熱後、２５℃
に冷却した後、泥水のＦＬ（温水量）を測定した。結果
を下表−２に示す。 （以下余白） ｒ１■　ｓ　ｃ　ａ　　ｓ　ａ　４２１．の組成（Ｎａ
ＣＪ２　：　　５８．　５．　　Ｍ　　ｇ　ＣＱｚ　　
６Ｈ２０：２６．５．Ｎａ　　□　ＳＯ−：　　９．　
８．　　ＣａＣ氾　２　：２．８．ＫＣｌ２：１．６ｗ
Ｌ％″５）１１■ｌ’　Ｉ、（濾水：、；）はΔ１）１
（△ｍｃｒｉｃ；＋ｎ１）ｃしｒＯｉ！、ｅｕｍｌｎｓ
ｔ、ｉｔ、ｕＬｃ）規格によって１ｌｌ１１定した。 実施例２ 水１ｆｉにＮａＣｊ２コ３　Ｉ　Ｏｇ、及びＣａ　ＣＱ
　２５０ｇ及びＭｇＣ氾２６１＋　２０　ｌ　０７　ｇ
を加えて飽和Ｎ　ａ　Ｃ１２、Ｃ２１”及びＭ　ｇ２”
含イ１塩水を調整する。これに［１水産アタパルジャイ
ト４０ｇを加えてアタパルジャイト懸濁液を調整した。 次いで１記のアクパルジャイト懸濁ｉ＆　８００　ｍ℃
に１ｗｔ％１１１°の製造例１調整の＋８刑を加え、攪
拌均一・化する。・夜間静置後１１）度攪拌均−化後−
分１１コ１し一方はド１．を測定した。 他方の分割物はｌ　８０　’Ｃｘ　Ｉ　Ｏ時間ロール乾
燥機で加熱後室温に冷却し、次いでｒ＝’１．値を測定
した。結果をド表−３に示す。 表−２

【発明の効果】

）　　ｊ＋’：１−条件Ｆ（１５０℃以１ユ）、２価の
カチオン（例えばＣａ　”、　Ｍ　ｇ”等）の存在する
高濃度塩水系の石Ｍｂボーリング掘削においてイｆ用な
ポリマーを提供する。 ）　本桑削を添加して調整した泥水は、１）項記載の厳
しい条件下においても、泥壁形成性が良好で、 ＠レオロジー持着及び ■濾水性減少能力 を失なわず良好な泥水を維持できる。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）２−アクリルアミド−２−メチルプロパンスルホ
   ン酸塩１０〜７０モル％、Ｎ，Ｎ−ジメチルアクリルア
   ミド１０〜９０モル％及び炭素数８以上の高級アルキル
   アルコールのアクリル酸又はメタクリル酸エステル１〜
   ３０モル％の３元共重合体を必須成分とする石油ボーリ
   ング掘削用泥水調整剤。
2. （２）請求項（１）記載の調整剤で石油ボーリング掘削
   用泥水を調整する方法。