JPH02149328A - 混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は混合装置の混合比の調節に関するものである。

従来の技術 二つの流体を混合し、その比率を一定に制御する混合装
置において、流体の供給圧力の急変に対して過渡的にも
安定な混合比率を保証するために第２図のようにバラン
サａを設け、第一流体と第二流体との圧力を等圧にした
ものが知られている。

即ちバランサａの第一流体側受圧体すと第二流体側受圧
体Ｃとによって第一流体通路ｄと第二流体通路ｅとの異
なる圧力を等圧にし、バランサａの下流側の第一流体通
路ｄ′と第二流体通路ｅ′に混合弁ｆを操作体ｇで調節
するものである。

発明が解決しようとする課題 しかしながら前述の構成では、圧力バランサと混合弁を
それぞれ別に設けなければならず構成が複雑になる。本
発明は簡単な構成で湯温安定性の良好な混合装置を提供
するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の混合装置は、第一通
路に設けられた第一弁と第一制御部と第二通路に設けら
れた第二弁と第二制御部とからなる混合弁と、第一制御
部第二制御部と混合本体とで形成される第一制御室と第
二制御室と、第一弁と第二弁との混合路と、第一制御室
と第二制御室のそれぞれよれ混合路へ開口する通路と、
通路にそれぞれ設けられた第一制御弁と第二制御弁と、
第一制御弁あるいは前記第二制御弁を操作する操作体と
を備えたものである。

作用 本発明の混合装置は上記の構成により、操作体で第一制
御弁と第二制御弁を調節して、第一制御室と第二制御室
の圧力を可変し、混合弁を移動させ２流体との混合比を
変化させ、混合比を調節するものである。

実施例 以下本発明の実施例である混合装置を添付図面にもとづ
いて説明する。第１図において、１は混合本体で、第一
通路２と第二通路３と混合路４を有する。第一通路２に
は弁座５と第−弁６を、第二通路３には弁座７と第二弁
８を設けた混合弁９を備えている。混合弁９は中空円筒
状で第一通路２の両側に第−弁６と第一制御部１０を、
第二通路３の両側に第二弁８と第二制御部１１を設けて
いる。

第一通路２の圧力は第−弁６と第一制御部１０の両方に
印加されてほぼバランスする。混合弁９は中空円筒内の
通路１２を有し、通路１２の中央部には開口部１２ａ、
１２ｂを設けるとともにその両端には第一制御弁１３と
第二制御弁１４が配置されており、第一制御弁１３と第
二制御弁とは連結体１５で連結されている。第一制御弁
１３と第二制御弁１４は混合本体１の一部を形成する第
一ケーシング１６と第二ケーシング１７に取り付けられ
る。ねじ１３ａを有する第一制御弁１３は操作体１８よ
り回転され第一ケーシング１６のねじ１６ａと噛み合っ
て直線移動し、この変位は伝達体１５によって第二制御
弁１４へ伝達される。

第一ケーシング１６と第二ケーシング１７は第一制御部
１０と第二制御部１１とでそれぞれ第一制御室１９と第
二制御室２０を形成する。第一ケーシング１６と第一制
御部１０あるいは第二ケーシング１７と第二制御部１１
との摺動部には若干の隙間があって、この隙間を通って
第一通路と第二通路の流体はそれぞれ第一制御室１９と
第二制御室２０に流入し、第−制御弁工３と第二制御弁
１４とで絞りを形成する通路１１の端部を通過して、開
口部１２ａ、Ｉ２ｂより混合路４へ流出する。２１．２
２．２３はそれぞれスプリングで、スプリング２１は第
−弁６と第一制御部１０の、スプリング２２は第二弁８
と第二制御部１１のそれぞれ混合弁９上における位置決
めを行っており、スプリング２３は第二制御弁１４と伝
達体１５を圧接している。

次に動作について説明する。駆動体１８を操作して混合
比を調節することができる。−例として混合比の設定値
に対して、第一通路２の流量が少なく第二通路３の流量
が多い場合について述べる。

このとき操作体１８を回転して第一制御弁１３を上方に
移動させる。このときスプリング２３に押されて第二制
御弁も上方に移動し、第一制御弁１３と通路１２との間
隙が大きくなり第一制御室１９の圧力が下降し、第二制
御弁１４と通路１２との間隙が小さくなって第二制御室
２０の圧力が上昇する。その結果混合弁９が上方に移動
し、第−弁６が開いて第一通路２の流量を増加させると
同時に、第二弁７が閉じて第二通路３の流量を減少させ
て混合比を調節する。第一通路２の流量が多く第二通路
３の流量が少ない場合には、前述の逆の動作によって第
一通路２の流量が減少し第二通路３の流量が増加し混合
比が調節される。

次に第一通路２あるいは第二通路３の圧力が変化した場
合について述べる。第一通路２の供給圧力の減少によっ
て混合弁９が静止していれば第一通路２の流量が減少し
て混合比が変化するが、本装置では第一通路２の圧力の
減少によって第一制御室１９の圧力が降下し、混合弁９
は上方に移動し第−弁６をより開き第二弁７をより閉じ
る。つまり第一通路２の流量が減少することを防止する
とともに第二通路３の流量を増加させるので、混合比の
変動が小さい。この混合弁９の上方への移動にともなっ
て第一制御弁１３と通路１２との間隙が小さくなって第
一制御室１９の圧力が高くなろうとし、また逆に第二制
御室２０の圧力が低くなろうとするので混合弁９の上方
への移動を抑制し、その結果混合弁９の位置は安定に保
たれる。第一通路２内の圧力が上昇した場合には第一制
御室１９の圧力が上昇して第−弁６を閉じて、第一通路
２の流量が増加するのを防止する。また第二通路３の圧
力の変化に対しては第二制御室２０の圧力が増減して混
合弁９を移動させるので、第二通路３の流量の変化を防
止することができる。

発明の効果 以上のように本発明の混合装置は、第一通路に設けられ
た第−弁と第一制御部と第二通路に設けられた第二弁と
第二制御部とからなる混合弁と、第一制御部と第二制御
部と混合本体とで形成される第一制御室と第二制御室と
、第−弁と第二弁との混合路と、第一制御室と第二制御
室のそれぞれより混合路へ開口する通路と、前記通路に
それぞれ設けられた第一制御弁と第二制御弁と、第一制
御弁あるいは第二制御弁を操作する操作体とを備えたの
で、次の効果を有する。

（１）供給圧力の変化に対して混合比の変化が小さい混
合装置を簡単な構成で実現できる。

（２）混合弁より小さい制御弁を操作するため、操作力
が小さく操作が容易である。

（３）それぞれの流体にとって通過する弁が一段しかな
（圧力損失が低い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明は一実施例を示す混合装置の断面図、第
２図は従来の混合装置の断面図である。 １・・・・・・混合本体、２・・・・・・第一通路、３
・・・・・・第通路、４・・・・・・混合路、６・・・
・・・第−弁、８・・・・・・第弁、９・・・・・・混
合弁、１０・・・・・・第一制御部、１１・・山第制御
部、１２・・・・・・通路、１２ａ、１２ｂ・・・・・
・開口部、１３・・・・・・第−弁、１４・・・・・・
第二弁、１８・・・・・・操作体、１９・・・・・・第
一制御室、２０・・・・・・第二制御室。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第一通路に設けられた第一弁と第一制御部と、第二通路
   に設けられた第二弁と第二制御部とからなる混合弁と、
   前記第一制御部と前記第二制御部と混合本体とで形成さ
   れる第一制御室と第二制御室と、前記第一弁と前記第二
   弁との混合路と、前記第一制御室と前記第二制御室のそ
   れぞれより前記混合路へ開口する通路と、前記通路にそ
   れぞれ設けられた第一制御弁と第二制御弁と、前記第一
   制御弁あるいは前記第二制御弁を操作する操作体とを備
   えた混合装置。