JPH02146390A - 湯水混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は湯水混合装置の湯温制御に関するものである。

従来の技術 湯と水を混合し、その混合温度を温度検出器で検出し、
湯と水の量を制御して適温を得る湯水混合装置において
、水圧または湯圧の急変に対して過渡的にも安定な湯温
を保証するために第２図のようにバランサａを設け、湯
と水の圧力を等圧にしたものが知られている。すなわち
バランサａの水側受圧体すと湯側受圧体Ｃとによって水
道路ｄと湯通路ｅとの異なる圧力を等圧にし、バランサ
ａの下流側の水通路ｄ゛と湯通路ｅ°に混合弁「を駆動
装置ｇで調節するものである。

発明が解決しようとする課題 しかしながら前述の構成では、湯と水の圧力バランサと
混合弁をそれぞれ別に設けなければならず、構成が複雑
になる０本発明は簡単な構成で湯温の安定性の良好な混
合装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の湯水混合装置は、水
通路に設けられた水弁と水制御部と湯通路に設けられた
湯弁と湯制御部とからなる混合弁と、水制御部と湯制御
部と湯水混合本体とで形成される水制御室と湯制御室と
、水弁と湯弁との混合路と、混合弁を貫通し混合路へ開
口する通路と、通路にそれぞれ設けられた水制御部と湯
制御弁と、通路内を貫通して、水制御部と湯制御弁とを
連絡する伝達体と、混合路に設けられた温度検出器の信
号によって制御弁を制御する駆動装置とを備えたもので
ある。

作用 本発明の湯水混合装置は上記の構成により、温度検出器
の信号によって駆動装置で水制御部と湯制御弁を調節し
て水制御室と湯制御室の圧力を可変し、混合弁、を移動
させ湯と水の混合比を変化させ、湯温を制御するもので
ある。

実施例 以下本発明の実施例である湯水混合装置を添付図面にも
とづいて説明する。第１図において、１は湯水混合本体
で、水通路２と湯通路３と混合路４を有する。水道路２
には弁座５と水弁６を、湯通路３には弁座７と湯弁８を
設けた混合弁９を備えている。混合弁９は中空円筒状で
水通路２の両側に水弁６と水制御部１０を、湯通路３の
両側に湯弁８と湯制御部１１を設けている。水通路２の
水圧多よ水弁６と水制御部１０の両方に印加されてほぼ
バランスする。混合弁９は中空円筒内の通路１２を有し
、通路１２の中央部には開口部１２ａ・１２ｂを設ける
とともにその両端には水制御部１３と湯制御弁１４が配
置されており、水制御部１３と湯制御弁１４とは連結体
１５で連絡されている。水制御部１３と湯制御弁１４は
湯水混合本体ｌの一部を形成する水側ケーシング１６と
湯側ケーシング１７に取りつけられ、ネジ１３ａを有す
る水制御部１３は駆動装置１日より回転され、水側ケー
シング１６のネジ１６ａと噛み合って直線移動し、この
変位は伝達体１５によって湯制御弁１４へ伝達される。

水側ケーシング１６と湯側ケーシング１７は、水制御部
ＩＯと湯制御部１１とでそれぞれ水制御室１９と湯制御
室２０を形成する。水側ケーシング１６と水制御部１０
あるいは湯側ケーシング１７と湯制御部１１との摺動部
には若干の隙間があって、この隙間を通って水道路２と
湯通路３の流体はそれぞれ水制御室１９と湯制、御室２
０に流入し、水制御部１３と湯制御弁１４とで絞りを形
成する通路１１の端部を通過し−て、開口部１２ａ・１
２ｂより混合路４へ流出する。２１・２２・２３はそれ
ぞれスプリングで、スプリング２１は水弁６と水制御部
１０の、スプリング２２は湯弁８と湯制御部１１・のそ
れぞれ混合弁９上における位置決めを行なっており、ス
プリング２３は湯制御弁１４と伝達体１５とを圧接して
いる。２４は温度検出器で混合路４の水と湯の混合した
平均温度を検出する。

次に動作について説明する。混合路４の湯温が温度検出
器２４によって検出され、設定温度と比較され、駆動装
置１８に出力信号が送出される。−例として設定温度に
対して混合湯温か高い場合について述べる。このとき駆
動装置１８によって水制御部１３は上方に移動し、スプ
リング２３に押されて湯制御弁１４も上方に移動し、水
制御部１３と通路１２との間隙が大きくなり水制御室１
９の圧力が下降し、湯制御弁１４と通路１２との間隙が
小さ（なって湯制御室２０の圧力が上昇し、その結果、
混合弁９が上方に移動し水弁６が開いて水量を増加させ
ると同時に湯弁７が閉じて湯量を減少させて混合湯温を
低下させる。設定温度に対して混合湯温か低い場合には
前述の逆の動作によって水量が減少し湯量が増加するこ
とによって混合湯温は高くなる。設定温度と混合湯温か
等しくなれば駆動装置１８への出力が停止され湯温は安
定する。

次に水通路２あるいは湯通路３の圧力が象、に変化した
場合について説明する。−例として水通路２の水圧が急
に減少した場合について述べる。水圧の減少によって混
合弁９が静止していれば水量が減少して混合湯温か急に
高くなる。本装置では水道路２の水圧の減少によって、
水制御室１９の水圧が降下し混合弁９は上方に移動し、
、水弁６をより開き湯弁７をより閉じることになり水量
が減少するのを防止するとともに湯量を増加させるので
混合湯温が急に高くなることがない。この混合弁９の上
方への移動に伴なって、水制御部１３と通路１２との間
隙が小さくなって、水制御室１９の圧力が高くなろうと
し、また逆に湯制御室２０の圧力が低くなろうとするの
で混合弁９の上方への移動を抑制し、その結果混合弁９
の位置は安定に保たれる。

水道路２内の水圧が急に上昇した場合には水量が急に増
加するのを水制御室１９の水圧が上昇して水弁６を閉じ
て防止する。また湯通路３の湯圧の変化に対しては湯制
御室２０の湯圧が増減して混合弁９を移動させるので湯
量の急激な変化を防止することができる。

発明の効果 以上のように本発明の湯水混合装置は、水通路に設けら
れた水弁と水制御部と湯通路に設けられた湯弁と湯制御
部とからなる混合弁と、水制御部と湯制御部と湯水混合
本体とで形成される水制御室と湯制御室と、水弁と湯弁
との混合路と、混合弁を貫通し混合路へ開口する通路と
、通路にそれぞれ設けられた水制御部と湯制御弁と、通
路内を貫通して水制御部と湯制御弁とを連絡する伝達体
と混合路に設けられた温度検出器の信号によって制御弁
を駆動する駆動装置とを備えたので、次の効果を有する
。

（］）水圧や湯圧の急変に対して混合湯温の安定な湯水
混合装置を簡単な構成で実現できる。

（２）混合弁より小さな通路を制御弁を駆動するため、
駆動装置が小型・低消費電力・安価である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す湯水混合装置の断面図
、第２図は従来の湯水混合装置の断面図である。 １・・・・・・湯水混合本体、２・・・・・・水通路、
３・・・・・・湯通路、４・・・・・・混合路、６・・
・・・・水弁、８・・・・・・湯弁、９・・・・・・混
合弁、１０・・・・・・水制御部、１１・・・・・・湯
制御部、１２・・・・・・通路、１２ａ−１２ｂ・・・
・・・開口部、１３・・・・・・水制御部、１４・・・
・・・湯制御弁、１５・・・・・・伝達体、１日・・・
・・・駆動装置、１９・・・・・・水制御室、２０・・
・・・・湯制御室、２４・・・・・・温度検出器。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名１図 ／−ｍ水混合本体 ２・−水通路 ３゛−渇＠ｗｒ ４−　ラ毘合玲 ６−・−水弁 第２図 義舎嘱

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水通路に設けられた水弁と水制御部と湯通路に設けられ
   た湯弁と湯制御部とからなる混合弁と、前記水制御部と
   前記湯制御部と湯水混合本体とで形成される水制御室と
   湯制御室と、前記水弁と前記湯弁との混合路と、前記混
   合弁を貫通し前記混合路へ開口する通路と、前記通路に
   それぞれ設けられた水制御部と湯制御弁と、前記通路内
   を貫通して前記水制御部と湯制御弁とを連絡する伝達体
   と、前記混合路に設けられた温度検出器の信号によって
   前記水制御部あるいは前記湯制御弁の一方を駆動する駆
   動装置とを備えた湯水混合装置。