JPH02149163A - コードレス電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、留守番機能を備えたコードレス電話装置に関
する。

従来の技術 第２図は、従来のコードレス電話装置を示し、図示上段
は、電話回線に接続された基地局１を示し、図示下段は
、この基地局１と無線回線３により接続された移動局２
を示す。

基地局１において、４は、電話回線からの着信信号を検
出するとスピーカ５を鳴動させ、制御回路６へ着信検出
信号を出力する着信検出回路、７は、移動局２から送出
される信号を空中線９を介して受信する無線受信回路で
あり、この無線受信回路７は、上記受信信号の音声信号
を通話回路２１に出力し、制御信号Ｄａｔａ、空きチャ
ンネル（ＣＤ）情報を制御回路６へ出力する。

制御回路６は、電話回線を開閉させるフックスイッチ２
０、信号を移動局２へ送信する無線送信回路８を制御し
又、上記着信検出信号、制御信号Ｄａｔａ、　（Ｄ情報
を基に、電話機の基本機能である発信、着信、リダイヤ
ル機能、保留機能、短縮ダイヤル機能を行う。

２２は、保留ボタン等を有する操作部である。

移動局２において、１１は、基地局１から送出される信
号を無線回線３、空中線１０を介して受信する無線受信
回路１１であり、音声信号を低周波増幅器１３に出力し
、制御信号Ｄａｔａ、ＣＤ情報を制御回路１２へ出力す
る。低周波増幅回路１３は、この音声信号を入力すると
増幅して受話器１４へ出力する。

１５は、送話器、１６は、送話器１５からの音声信号を
増幅し、無線送信回路１７に出力する低周波増幅回路で
ある。

無線送信回路１７は、この入力された音声信号と制御回
路１２からの制御信号Ｄａｔａを空中線１０を介して送
信する。

１８は、移動局２の電源である充電式の電池、２３は、
ダイヤルキー、通話ボタン、短縮ボタン、リダイヤルボ
タン、保留ボタン等を有する操作部、ＳＷは、電源スィ
ッチである。

次に上記従来例の動作について説明する。

尚、移動局２の電源スィッチＳＷはオンであり、待機中
とする。

第２図において、まず着信の動作について説明する。

電話回線に着信すると、着信検出回路４は、これを検出
しスピーカ５を鳴動させるとともに制御回路６に着信検
出情報を出力する。制御回路６は、この着信検出信号が
入力すると、無線送信回路８、空中線９、無線回線３を
介して移動局２へ着信検出情報を送信する。移動局２の
制御回路１２は、空中線１０、無線受信回路１１を介し
てこの着信検出情報を受信すると、スピーカ１９を鳴動
させることにより着信を知らせる。

次に発信、通話の動作について説明する。

移動局２の操作部２３の通話スイッチが押下されると、
制御回路１２へ通話スイッチ押下情報が出力され、制御
回路１２は、この通話スイッチ押下情報を無線送信回路
１７、空中線１０、無線回線３を介して基地局１へ送信
する。基地局１の制御回路６は、この通話スイッチ押下
情報を空中線９、無線受信回路７を介して受信し、フッ
クスイッチ２０をオンにし、電話回線を閉結させる。

以後、移動局２のダイヤルキー２３ａより電話番号が入
力されると、基地局１の制御回路６の制御によりダイヤ
ル信号が電話回線に送出され、したがって相手を呼出し
て通話をすることができる。

又、移動局２の機能ボタンである短縮ボタン、リダイヤ
ルボタン、保留ボタン等が押下された場合も、上記と同
様に制御信号Ｄａｔａが送受信され、基地局１の制御回
路６の制御により短縮ダイヤル機能、リダイヤル機能、
保留機能の各機能を行うことができる。

このように従来のコードレス電話装置でも一般の電話機
の基本的な機能である発信、着信、通話短縮ダイヤル、
リダイヤル、保留等を利用することができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のコードレス電話装置では、電
話機の基本的な機能である発信２着信。

通話、短縮ダイヤル、リダイヤル、保留等の機能を利用
することができるが、不在中の電話の用件を録音、再生
等ができる高機能な留守番機能を備えておらず利用でき
ないという問題があった。

本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、留守番機能が備えられ、利用できるという優れたコー
ドレス電話装置を提供することを目的とするものである
。

課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、電話回線に接続
される基地局と、前記基地局と無線通信を行う移動局と
を有し、前記基地局は、電話回線からの着信信号により
自動着信する手段と、応答メツセージを予め録音し、自
動着信した場合にこの応答メツセージを再生し、前記電
話回線に送出する手段と、前記応答メツセージに対して
電話回線から送出される用件メツセージを録音する手段
とを備えたものである。

作用 したがって、本発明によれば、電話回線に接続される基
地局と、前記基地局と無線通信を行う移動局とを有する
コードレス電話装置に不存中の電話を録音、再生等をす
る留守番機能を設け、前記基地局、移動局の双方からの
録音、再生、早送り。

巻戻し等の操作を可能にしたため、コードレス電話装置
でも留守番機能を利用でき、自由な場所で各種操作、応
答メツセージの録音、用件メツセージの再生ができると
いう作用を有する。

実施例 第１図は、本発明に係るコードレス電話装置の一実施例
を示す概略ブロック図である。

第１図において、図示上段は、電話回線に接続された基
地局１ａを示し、図示下段は、基地局１ａを介して通話
を行う移動局２ａを示す。

尚、図示破線３は、基地局１ａと移動局２ａの間で通話
のための音声信号、呼接続動作やダイヤル信号等の制御
信号を無線信号で送受信するための無線回線を示す。

基地局１ａにおいて、４ａは、回線検出回路であり、電
話回線からの着信信号を検出してスピーカ５を鳴動させ
、制御回路６ａに着信検出信号を出力する。

また、回線検出回路４ａは、留守番モード時に発呼者が
電話回線を開放するとそれを検出し、制御回路６ａに回
線開放信号を出力する。

７は、移動局２ａから無線回線３を介して送出される信
号を空中線９を介して受信する無線受信回路であり、無
線受信回路７は、この受信信号の音声信号を通話回路２
１に出力し、又、制御信号Ｄａｔａや空きチャンネル（
ＣＤ）情報を制御回路６ａに出力する。

８は、通話回路２１からの音声信号と、制御回路６ａか
らの制御信号Ｄａｔａを空中線９を介して移動局２に送
信するための無線送信回路、２０は、制御回路６ａの制
御により電話回線を閉結、開放するためのフックスイッ
チである。

２２ａは、留守番モードにセットするための留守セット
ボタン、再生ボタン、倍速再生ボタン、録音ボタン、早
送りボタン、巻戻しボタン、停止ボタン、保留ボタン等
を有する操作部であり、上記いずれかのボタンが押下さ
れるとその情報を制御回路６ａに出力する。

２５は、マイクロホン２４又は移動局２ａの送話器１５
から入力された応答メツセージを予め録音し、自動着信
時にこの応答メツセージを再生して通話回路２１、フッ
クスイッチ２０を介して電話回線に送出する応答メツセ
ージ用磁気テープ駆動機構、２６は、用件メツセージ用
の磁気テープ・駆動機構であり、この応答メツセージに
対して発呼者から送出される用件メツセージを録音し、
基地局１ａの操作部２２ａの再生ボタンが押下された場
合はこの用件メツセージを再生し、基地局１ａのスピー
カ５へ出力する。又、移動局２ａの操作部２３ａの再生
ボタンが押下された場合は、制御回路１２ａの制御によ
り、磁気テープ駆動機２６より移動局２ａの受話器１４
へ録音された用件メツセージを出力させる。

尚、磁気テープ駆動機構２６．２７の代わりに、音声信
号をＡ／Ｄ変換、Ｄ／Ａ変換するコンバータと半導体メ
モリを設けてもよい。

制御回路６ａは、前記回線検出回路４からの着信検出信
号、回線開放信号、無線受信回路７からの制御信号Ｄａ
ｔａ、　ＣＤ情報、操作部２２ａから入力される信号を
基に、発信２着信、リダイヤル、短縮ダイヤル、保留、
留守番機能等を行う。

移動局２ａにおいて、１０は、空中線、１１は、無線受
信回路であり、基地局１ａから送出される信号を無線回
線３、空中線１０を介して受信し、この受信信号の音声
信号を低周波増幅器１３に出力し、制御信号Ｄａｔａと
ＣＤ情報を制御回路１２ａに出力する。低周波増幅器１
３は、音声信号を増幅し、受話器１４に出力する。

１６は、送話器１５から入力される音声信号を増幅する
低周波増幅回路、１７は、この低周波増幅回路１６から
の音声信号と、制御回路１２ａからの制御信号Ｄａｔａ
を順次空中線１０、空中回線３を介して送信する無線送
信回路、１８は、移動局２ａの電源である充電式の電池
、１９は、呼び出し用のスピーカである。

２３ａは、ダイヤルキー、通話ボタン、保留ボタン、リ
ダイヤルボタン、短縮ボタン、そして基地局１ａの磁気
テープ駆動機構２５．２６を無線回線３を介して操作す
るための留守番ボタン、録音ボタン、再生ボタン、早送
りボタン、巻戻しボタン、停止ボタン、倍速再生ボタン
等を有する操作部であり、上記いずれかが押下されると
その情報を制御回路１２ａに出力する。

制御回路１２ａは、上記無線受信回路１１からの制御信
号Ｄａｔａ、ＣＤ情報、操作部１２ａからの情報を基に
無線送信回路１７、スピーカ１９等な制御する。

次に、上記実施例の動作について説明する。

尚、発信、通話、着信の動作については、従来例の動作
において説明した動作と同様であるのでその説明は、省
略する。

まず、自動着信時の応答メツセージを磁気テープ駆動機
構２５に録音する場合について説明する。

基地局１ａのマイクロホン２４より録音する場合、使用
者により操作部２２ａの録音ボタンが押下されると、制
御回路６ａは、磁気テープ駆動機構２５を起動させる。

これにより磁気テープ駆動機構２５は、マイクロホン２
４から入力される例えば「只今、留守にしております。

ピッという音の後にメツセージをどうぞ。」という応答
メツセージを録音する。

又、移動局２ａの送話器１５より録音する場合、使用者
により操作部２３ａの録音ボタンが押下されると、制御
回路１２ａは、その情報を無線送信回路１７により空中
線１０、無線回線３を介して基地局１ａへ送信させる。

基地局１ａの無線受信回路７は、この情報を受信し、制
御回路６ａに出力する。制御回路６ａは、これにより、
磁気テープ駆動機構２５を駆動させ、移動局２の送話器
１５から順次低周波増幅回路１６、無線送信回路１７、
空中線１０、無線回線３、空中線９、無線受信回路７を
介して入力される応答メツセージを磁気テープ駆動機構
２５に録音させる。

上記の応答メツセージを入力した後、基地局１ａの操作
部２２ａ又は、移動局２ｂの操作部２３ａの停止ボタン
が押下されると、基地局１ａの制御回路６ａは、これに
より磁気テープ駆動機構２５に録音を終了させる。

他方、留守時の発呼者の用件メツセージを録音する場合
について説明する。

まず基地局１ａの操作部２２ａの留守番ボタンが押下さ
れると、制御回路６ａは、磁気テープ駆動機構２５．２
６を制御し、留守番モードに設定する。

そして、無線送信回路８により空中線９、無線回路３を
介して留守番モードに設定されたという情報を送信する
。移動局２の制御回路１２ａは、この情報を空中線１０
、無線受信回路１１を介して受信し、無線受信回路１１
への動力の供給を停止する。

又、移動局２ａの操作部２３ａの留守番ボタンが押下さ
れた場合は、制御回路１２ａは、基地局１ａを留守番モ
ードに設定させた後、無線受信回路１１への電力の供給
を停止する。

この留守番モードにおいて、電話回線の着信信号を回線
検出回路４ａが検出すると、制御回路６ａはフックフッ
チ２０をオンにして電話回線を捕捉し、磁気テープ駆動
機構２５により「只今、留守にしております。ピッとい
う音の後にメツセージをどうぞ。」という応答メツセー
ジが電話回線に送出する。

そして、制御回路６ａは、磁気テープ駆動機構２６を録
音できる状態にし、例えば前記応答メツセージの送出後
の５秒後に発呼者からの用件メツセージを録音する。そ
して、発呼者が用件メツセージを終了し、電話回線を開
放すると、これを回線検出回路４ａが検出し、回線開放
信号を制御回路６ａに出力する。制御回路６ａは、この
回線開放信号を入力すると、磁気テープ駆動機構２５．
２６を制御し、録音を停止させ、次の留守番応答に備え
る。

又、基地局１ａの操作部２２ａ又は移動局２ａの操作部
２３ａの留守番ボタンが再度押下された場合基地局１ａ
の制御回路６ａは、磁気テープ駆動回路２５．２６を制
御し、留守番モードを解除し、移動局２の無線受信回路
１１への電力供給を再開させる。

さらに、留守時の発呼者の用件メツセージを再生する場
合について説明する。

まず、基地局１ａから用件メツセージを再生する場合、
基地局１ａの操作部２２ａの再生ボタンが押下されると
、これにより制御回路６ａは、磁気テープ駆動回路２６
を制御し、録音された発呼者の用件メツセージを再生し
てスピーカ５に出力させる。

又、操作部２２ａの早送りボタン、巻戻しボタン、倍速
再生ボタン等が押下された場合、制御回路６ａは、磁気
テープ駆動回路２６を制御することにより用件メツセー
ジの早送り、巻戻し、倍速再生等を行う。

次に、移動局２ａから用件メツセージを再生する場合、
移動局２ａの操作部２３ａの再生ボタンが押下されると
、これにより制御回路６ａは、無線送信回路１７により
この情報を空中線１０、無線回線３を介して送信する。

基地局１ａの制御回路６ａは、これを、空中線９、無線
受信回路７を介して受信し、磁気テープ駆動機構２６を
駆動させ、用件メツセージを再生して無線送信回路８、
空中線９を介して無線回線３に送信させる。

移動局２の無線受信回路１１は、これを空中線１０を介
して受信し、低周波増幅回路１３を介して受話器１４に
用件メツセージを出力する。

又、操作部２２ａの早送りボタン、巻戻しボタン、倍速
再生ボタン等が押下された場合、移動局２ａより基地局
１ａへ押下情報が送信され、基地局１ａの制御回路６ａ
の制御により、磁気テープ駆動機構２５．２６を駆動さ
せ、移動局２ａの操作部２３ａより基地局１ａの磁気テ
ープ駆動機構２５．２６を制御することができる。又、
移動局２ａからの発信。

着信、リダイヤ乞保留、短縮ダイヤルの各機の操作も従
来同様にできる。

このように、上記実施例によれば、コードレス電話機に
、不在中の発呼者からの用件メソセージを録音、再生等
ができる留守番機能を備え、さらに基地局１ａ、移動局
２ａのいずれからも留守番機能の操作を可能にしたため
、基地局１ａから離れた自由な場所で留守番機能を利用
できるという効果を有する。

尚、上記実施例に加えて、通話中の内容を録音する通話
録音や伝言機能等を設け、基地局と移動局の双方から操
作するように構成することができ又、基地局に留守番モ
ード時の自動着信回数をカウントする手段を備えるとと
もに、移動局にその自動着信回数を表示する手段を備え
ることにより移動局で自動着信回数を知ることができる
という効果も有する。

発明の効果 本発明は、上記実施例からも明らかなように、電話回線
に接続される基地局に、前記電話回線からの着信信号に
より自動着信する第１の手段と、応答メツセージを予め
記憶し、前記電話回線に送出する第２の手段と、前記応
答メツセージ送出後の一定時間後に電話回線からの音声
信号を録音する第３．の手段と、前記第１．第２．第３
の手段を制御する手段を備え、又、前記基地局と無線通
信を行う移動局に、第１．第２．・第３の手段を制御す
る手段を備えたためコードレス電話装置でも留守番機能
を利用でき、さらに自由な場所で各種機能を操作でき応
答メツセージの録音、用件メツセージの再生ができると
いう効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るコードレス電話装置の一実施例
を示す概略ブロック図、第２図は、従来のコードレス電
話装置を示す概略ブロック図である。 １ａ・・・基地局、２ａ・・・移動局、３・・・空中線
、４ａ・・・回線検出回路、５，１９・・・スピーカ、
６ａ、１２ａ・・・制御回路、７，１１・・・無線受信
回路、８．１７・・・無線送信回路、９，１０・・・空
中線、１３．１６・・・低周波増幅回路、１４・・・受
話器、１５・・・送話器、１８・・・電池、２０・・・
フックスイッチ、２１・・・通話回路、２２ａ、　２３
ａ・・・操作部、２４・・・マイクロホン、２５．２６
・・・磁気テープ駆動機構、ＳＷ・・・電源スィッチ。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝ほか１名第 図 第 図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）電話回線に接続される基地局と、前記基地局と無
   線通信を行う移動局とを有し、前記基地局は、電話回線
   からの着信信号により自動着信する手段と、応答メッセ
   ージを予め録音し、自動着信した場合にこの応答メッセ
   ージを再生し、前記電話回線に送出する手段と、前記応
   答メッセージに対して電話回線から送出される用件メッ
   セージを録音する手段とを備えたコードレス電話装置。
2. （２）前記基地局に前記自動着信手段と、応答メッセー
   ジ送出手段と、用件メッセージ録音手段とを制御するた
   めの操作手段を備えた請求項（１）記載のコードレス電
   話装置。
3. （３）前記移動局に前記自動着信手段と、応答メッセー
   ジ送出手段と、用件メッセージ録音手段を制御するため
   の操作手段を備えた請求項（１）又は（２）記載のコー
   ドレス電話装置。
4. （４）前記基地局に、自動着信回数をカウントする手段
   を備え、前記移動局に前記自動着信回数を表示する手段
   を備えた請求項（１）〜（３）のいずれかに記載のコー
   ドレス電話装置。