JPH02146306A - 拡開式アンカーの施工方法 - Google Patents
拡開式アンカーの施工方法Info
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- JPH02146306A JPH02146306A JP29784088A JP29784088A JPH02146306A JP H02146306 A JPH02146306 A JP H02146306A JP 29784088 A JP29784088 A JP 29784088A JP 29784088 A JP29784088 A JP 29784088A JP H02146306 A JPH02146306 A JP H02146306A
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Dowels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は拡開式アンカーの施工方法に関する。
（従来の技術〕
従来、仮止め連結部を除いて軸線方向略全長に延びる割
溝を周方向に複数本設けてなる筒状の拡開部材と、その
拡開部材を押し開く楔片とを備えた拡開式アンカーを、
コンクリート等に形成した１孔内に挿入し、上記拡開部
材を楔片により前記仮止め連結部で破断し拡開して穿孔
内面に圧着固定させることは知られている（例えば実公
昭６０−１８６５１号公報参照）。
溝を周方向に複数本設けてなる筒状の拡開部材と、その
拡開部材を押し開く楔片とを備えた拡開式アンカーを、
コンクリート等に形成した１孔内に挿入し、上記拡開部
材を楔片により前記仮止め連結部で破断し拡開して穿孔
内面に圧着固定させることは知られている（例えば実公
昭６０−１８６５１号公報参照）。
〔発明が解決しようとする課Ｎ）
ところが上記のように拡開部材を仮止め連結部で破断し
て拡開させるものは、長期間使用しているうちに破断し
た部分から錆が発生して引き抜き強度等が低下するおそ
れがあり、た七え拡開部材の表面にメツキ等の防食処理
を施しても上記破断部からの鯖の進行を防ぐことができ
ない等の問題があった。特にこの種のアンカーを施工す
るに当たっては、アンカーの挿入を容易にするために穿
孔径をアンカーの外径よりもやや大きめに形成するのが
一般的であり、穿孔内面とアンカーとの間から外気が侵
入しやすく、また穿孔を下向きに形成した場合には雨水
等が浸入して上記破断部からの鯖の進行が助長される等
の不具合があった。
て拡開させるものは、長期間使用しているうちに破断し
た部分から錆が発生して引き抜き強度等が低下するおそ
れがあり、た七え拡開部材の表面にメツキ等の防食処理
を施しても上記破断部からの鯖の進行を防ぐことができ
ない等の問題があった。特にこの種のアンカーを施工す
るに当たっては、アンカーの挿入を容易にするために穿
孔径をアンカーの外径よりもやや大きめに形成するのが
一般的であり、穿孔内面とアンカーとの間から外気が侵
入しやすく、また穿孔を下向きに形成した場合には雨水
等が浸入して上記破断部からの鯖の進行が助長される等
の不具合があった。
本発明は上記の問題点を解決することを目的とする。
〔課題を解決するための手段］
本発明は仮止め連結部を除いて軸線方向略全長に延びる
割溝を周方向に複数本設けてなる筒状の拡開部材と、そ
の拡開部材を押し開く楔片とを備えた拡開式アンカーを
、コンクリート等に形成した穿孔内に挿入し、上記拡開
部材を楔片により前記仮止め連結部で破断し拡開して穿
孔内面に圧着固定させるに当たり、上記穿孔内に予め容
器入り接着剤を挿入し、その容器入り接着剤をこわしな
がら穿孔内にアンカーを挿入することにより、そのアン
カーと穿孔内面との間の空間内に上記接着剤を充填させ
るようにしたことを特徴とする拡開式アンカーの施工方
法を要旨とする。
割溝を周方向に複数本設けてなる筒状の拡開部材と、そ
の拡開部材を押し開く楔片とを備えた拡開式アンカーを
、コンクリート等に形成した穿孔内に挿入し、上記拡開
部材を楔片により前記仮止め連結部で破断し拡開して穿
孔内面に圧着固定させるに当たり、上記穿孔内に予め容
器入り接着剤を挿入し、その容器入り接着剤をこわしな
がら穿孔内にアンカーを挿入することにより、そのアン
カーと穿孔内面との間の空間内に上記接着剤を充填させ
るようにしたことを特徴とする拡開式アンカーの施工方
法を要旨とする。
（作用〕
アンカーを施工すべき穿孔内に、予め容器入り接着剤を
挿入し、その容器入り接着剤をこわしながらアンカーを
挿入してそのアンカーと穿孔内面との間の空間内に接着
剤を充填するようにしたことによって、拡開部材を楔片
により仮止め連結部で破断した際に、その破断部が上記
接着剤で覆われて錆の発生を防止することが可能となる
。
挿入し、その容器入り接着剤をこわしながらアンカーを
挿入してそのアンカーと穿孔内面との間の空間内に接着
剤を充填するようにしたことによって、拡開部材を楔片
により仮止め連結部で破断した際に、その破断部が上記
接着剤で覆われて錆の発生を防止することが可能となる
。
以下、図に示す実施例に基づいて本発明を具体的に説明
する。
する。
第１図は本発明に用いられる拡開式アンカーの一例を示
す一部縦断正面図である。
す一部縦断正面図である。
図示例の拡開式アンカー１は、全長に雄ねじを形成した
ポル）１１と、一対の略截頭円錐状の楔片１２・１３と
、その両模片１２・１３間に介在させた略筒杖の拡開部
材１４と、筒状のスペーサ１５・座金１６・ナツト１７
とより成る。
ポル）１１と、一対の略截頭円錐状の楔片１２・１３と
、その両模片１２・１３間に介在させた略筒杖の拡開部
材１４と、筒状のスペーサ１５・座金１６・ナツト１７
とより成る。
一方の楔片１２およびスペーサ１５はボルト１１にルー
ズに嵌合され、他方の楔片１３はボルト１１に螺合され
ている。なお、楔片Ｉ２とスペーサ１５、およびボルト
１１と楔片１３とはそれぞれ一体に形成することもでき
る。またボルト１１は六角その他の頭付ボルト、アイボ
ルト、皿ボルト等を用いることもある。
ズに嵌合され、他方の楔片１３はボルト１１に螺合され
ている。なお、楔片Ｉ２とスペーサ１５、およびボルト
１１と楔片１３とはそれぞれ一体に形成することもでき
る。またボルト１１は六角その他の頭付ボルト、アイボ
ルト、皿ボルト等を用いることもある。
上記拡開部材１４には、仮止め連結部１４ａを除いて軸
線方向略全長に延びる割溝１４ｂが周方向に複数本設け
られている。
線方向略全長に延びる割溝１４ｂが周方向に複数本設け
られている。
その仮止め連結部１４ａは、例えば第２図（ａ）〜（Ｃ
）に示すように割溝１４ｂを拡開部材１４の軸線方向全
長に形成することなく一部を残すことによって設ける。
）に示すように割溝１４ｂを拡開部材１４の軸線方向全
長に形成することなく一部を残すことによって設ける。
その場合、仮止め連結部１４ａの位置は適宜であり、例
えば第２図（ａ）のように各割溝１４ｂの一端側に設け
る。または同１！Ｉ （ｂ）のよう゛に隣合う割溝１４
ｂに一端側と他端側とに交互に設ける。もしくは同図（
Ｃ）のように割溝１４ｂの中央部に設けてもよい、或い
は例えば第２図（ｄ）のように拡開部材の長手方向全長
に亙って割溝１４ｂを形成し、その割溝１４ｂの適宜の
箇所を溶接等により結合して仮止め連結部１４ａとする
こともある。
えば第２図（ａ）のように各割溝１４ｂの一端側に設け
る。または同１！Ｉ （ｂ）のよう゛に隣合う割溝１４
ｂに一端側と他端側とに交互に設ける。もしくは同図（
Ｃ）のように割溝１４ｂの中央部に設けてもよい、或い
は例えば第２図（ｄ）のように拡開部材の長手方向全長
に亙って割溝１４ｂを形成し、その割溝１４ｂの適宜の
箇所を溶接等により結合して仮止め連結部１４ａとする
こともある。
上記の仮止め連結部１４ａは、前記のボルト１１に対し
てナフト１７をねじ込み、或いは楔片１３に対してボル
ト１１をねじ込んで両便片１２・１３を互いに接近させ
る方向に移動させることにより両模片１２・１３の斜面
で拡開部材１４を両側から半径方向外方に押し開いたと
き容易に破断されるように構成されてい名６ 第３図は本発明に用いる容器入り接着剤の一例を示す一
部縦断正面図であり、図示例の容器入り接着剤２は、ガ
ラス等よりなる有底筒状の容器２１内にポリエステル樹
脂等よりなる主剤２２を充填し、その容器２１の開口に
硬化剤を兼ねる蓋２３を嵌めた構成である。
てナフト１７をねじ込み、或いは楔片１３に対してボル
ト１１をねじ込んで両便片１２・１３を互いに接近させ
る方向に移動させることにより両模片１２・１３の斜面
で拡開部材１４を両側から半径方向外方に押し開いたと
き容易に破断されるように構成されてい名６ 第３図は本発明に用いる容器入り接着剤の一例を示す一
部縦断正面図であり、図示例の容器入り接着剤２は、ガ
ラス等よりなる有底筒状の容器２１内にポリエステル樹
脂等よりなる主剤２２を充填し、その容器２１の開口に
硬化剤を兼ねる蓋２３を嵌めた構成である。
その容器２１は、穿孔内に挿入してアンカーを打ち込ん
だとき容易に細かく砕けるように、容器表面にきず加工
やひずみ加工等を施すとよ（、図示例においては長手方
向複数箇所に小径の絞り部２１ａを形成することにより
ひずみをもたせている。また必要に応じて容器外面にも
図示例のように硬化剤２４を設けるとよく、例えば硬化
剤を溶剤で溶かして容器表面に塗布する。その場合、前
記のような絞り部２１ａを形成すると下方にたれ下がる
ことなく容器外面に万遍なく付着させることができる。
だとき容易に細かく砕けるように、容器表面にきず加工
やひずみ加工等を施すとよ（、図示例においては長手方
向複数箇所に小径の絞り部２１ａを形成することにより
ひずみをもたせている。また必要に応じて容器外面にも
図示例のように硬化剤２４を設けるとよく、例えば硬化
剤を溶剤で溶かして容器表面に塗布する。その場合、前
記のような絞り部２１ａを形成すると下方にたれ下がる
ことなく容器外面に万遍なく付着させることができる。
第４図は本発明に基づ（拡開式アンカーの施工要領の一
例を示す説明図であり、以下順に説明する。
例を示す説明図であり、以下順に説明する。
先ず既設のコンクリート床または壁面等に前記アンカー
の外径と同径もしくはそれよりもやや大きめの穿孔Ｈを
形成し、その穿孔Ｈ内の粉塵等を除去して第４図（ａ）
のように容器入り接着剤２を挿入する。
の外径と同径もしくはそれよりもやや大きめの穿孔Ｈを
形成し、その穿孔Ｈ内の粉塵等を除去して第４図（ａ）
のように容器入り接着剤２を挿入する。
次いで、予め取付位置に穴を開けである取付物Ｗを同図
（ｂ）のように穿孔Ｈの開口に合致させて配置し、その
取付物Ｗの上から穿孔Ｈ内にアンカー１をハンマー等で
叩いて容器入り接着剤２をこわしながら所定の深さまで
挿入する。それによって同図（Ｃ）のように容器２１お
よび硬化剤を兼ねる蓋２３がこまかく砕かれると共に、
その砕かれた容器が骨材として上記硬化剤および主剤２
２と共によく混合されて穿孔Ｈ内のアンカーとの間に充
填される。
（ｂ）のように穿孔Ｈの開口に合致させて配置し、その
取付物Ｗの上から穿孔Ｈ内にアンカー１をハンマー等で
叩いて容器入り接着剤２をこわしながら所定の深さまで
挿入する。それによって同図（Ｃ）のように容器２１お
よび硬化剤を兼ねる蓋２３がこまかく砕かれると共に、
その砕かれた容器が骨材として上記硬化剤および主剤２
２と共によく混合されて穿孔Ｈ内のアンカーとの間に充
填される。
そして上記の接着剤が硬化する前に、ナツト１７をトル
クレンチ等により所定トルク値まで締め付けてアンカー
の定着を行うもので、ナツト１７を締め付けることによ
り両模片１２・１３が互いに接近する方向に移動し、そ
の両喫片１２・１３の円錐状斜面により拡開部材１４が
外方に押し開かれて仮止め連結部１４ａが破断され、拡
開部材１４の外周面が穿孔内面に圧着して第４図（ｄ）
のように定着される。そのとき上記の破断した仮止め連
結部１４ａは穿孔Ｈ内に充填された接着剤で覆われて錆
の発生が防止されるものである。
クレンチ等により所定トルク値まで締め付けてアンカー
の定着を行うもので、ナツト１７を締め付けることによ
り両模片１２・１３が互いに接近する方向に移動し、そ
の両喫片１２・１３の円錐状斜面により拡開部材１４が
外方に押し開かれて仮止め連結部１４ａが破断され、拡
開部材１４の外周面が穿孔内面に圧着して第４図（ｄ）
のように定着される。そのとき上記の破断した仮止め連
結部１４ａは穿孔Ｈ内に充填された接着剤で覆われて錆
の発生が防止されるものである。
なお上記の取付物Ｗはアンカーを定着した後に取付ける
こともある。また必要に応じてアンカーを定着した後、
ボルト上端の工具保合溝１１ａにドライバ等を係合させ
て回動することにより該ボルトの出代を！１１節する。
こともある。また必要に応じてアンカーを定着した後、
ボルト上端の工具保合溝１１ａにドライバ等を係合させ
て回動することにより該ボルトの出代を！１１節する。
実験例
前記第３図のように周面に５つの絞り部２１ａを存し、
容器外径（直径）１６ｍ・長さ８０■・肉厚０．５５ｍ
のガラス容器２１内に、その開口端から５ｍ下の位置ま
で主剤２２としてのポリエステル樹脂を充填し、硬化剤
を高圧下で所定の形伏に成形して蓋２３を作成し、その
蓋の下側から樹脂を含浸させて容器２１の開口に嵌め込
み、さらに容器２１の外面に溶剤で融解した硬化剤を塗
布して容器入り接着剤２を作成した。
容器外径（直径）１６ｍ・長さ８０■・肉厚０．５５ｍ
のガラス容器２１内に、その開口端から５ｍ下の位置ま
で主剤２２としてのポリエステル樹脂を充填し、硬化剤
を高圧下で所定の形伏に成形して蓋２３を作成し、その
蓋の下側から樹脂を含浸させて容器２１の開口に嵌め込
み、さらに容器２１の外面に溶剤で融解した硬化剤を塗
布して容器入り接着剤２を作成した。
その容器入り接着剤２を、コンクリート床に形成した直
径２１ａ・深さ９５ＩＩＩＩ＋の穿孔Ｈ内に挿入し、最
大外径１９ＩＩＩｌ・ボルトの全長が１２０ｍｍの第１
図に示すような拡開式アンカー１を取付物Ｗの上から手
ハンマーを用いて埋め込み深さ８５ｍまで叩き込んだ、
その後、トルクレンチを使用して設定トルク（８００ｋ
ｇ−ｃｍ）までナツト５を締め付けた。この間に穿孔Ｈ
の開口部から樹脂が溢れ出てきた。
径２１ａ・深さ９５ＩＩＩＩ＋の穿孔Ｈ内に挿入し、最
大外径１９ＩＩＩｌ・ボルトの全長が１２０ｍｍの第１
図に示すような拡開式アンカー１を取付物Ｗの上から手
ハンマーを用いて埋め込み深さ８５ｍまで叩き込んだ、
その後、トルクレンチを使用して設定トルク（８００ｋ
ｇ−ｃｍ）までナツト５を締め付けた。この間に穿孔Ｈ
の開口部から樹脂が溢れ出てきた。
そして２４時間硬化養生後、引き抜き試験を行ったとこ
ろ、平均引き抜き強度６１００ｋｇ（コンクリート設計
強度Ｆ ｃ ＝ １８０ｋｇ／ｃｄ、コンクリート破壊
）を得た。これは接着剤を用いることなく上記と同様の
アンカーのみを施工した場合の平均引き抜き強度的４２
００ｋｇよりも１９００ｋｇ程度増大していることがわ
かった。
ろ、平均引き抜き強度６１００ｋｇ（コンクリート設計
強度Ｆ ｃ ＝ １８０ｋｇ／ｃｄ、コンクリート破壊
）を得た。これは接着剤を用いることなく上記と同様の
アンカーのみを施工した場合の平均引き抜き強度的４２
００ｋｇよりも１９００ｋｇ程度増大していることがわ
かった。
また穿孔内には硬化した接着剤が隙間なく充填されてお
り、拡開部材４の仮止め部４ａの破断箇所は完全に接着
剤で覆われていた。
り、拡開部材４の仮止め部４ａの破断箇所は完全に接着
剤で覆われていた。
なお本発明は拡開部材を仮止め連結部で破断して拡開さ
せるものであれば各種のアンカーに適用可能であり、例
えば前記実施例および実験例においては拡開部材１４を
楔片１２・１３により両側から拡開するアンカーに適用
したが、拡開部材１４を片側から拡開するアンカーにも
適用できる。
せるものであれば各種のアンカーに適用可能であり、例
えば前記実施例および実験例においては拡開部材１４を
楔片１２・１３により両側から拡開するアンカーに適用
したが、拡開部材１４を片側から拡開するアンカーにも
適用できる。
以上説明したように本発明は拡開部材１４を楔片１２・
１３により仮止め部１４ａで破断して穿孔内に定着させ
る拡開式アンカー１を穿孔内に挿入する前に、容器入り
接着剤２を挿入し、その容器入り接着剤をこわしながら
アンカーを挿入することにより、そのアンカーｌと穿孔
内壁面との間の空間内に接着剤を充填させるようにした
から、アンカー１の拡開部材１４を楔片１２・１３によ
り仮止め部１４ａで破断し拡開して定着させる際に、そ
の破断部が接着剤で覆われて錆の発生が防止されると共
に、上記接着剤により穿孔内に外気や雨水等の浸入が阻
止されて耐久性を大幅に向上させることができる。しか
も上記の接着剤によってアンカーの定着強度を増大させ
ることができる等の効果がある。
１３により仮止め部１４ａで破断して穿孔内に定着させ
る拡開式アンカー１を穿孔内に挿入する前に、容器入り
接着剤２を挿入し、その容器入り接着剤をこわしながら
アンカーを挿入することにより、そのアンカーｌと穿孔
内壁面との間の空間内に接着剤を充填させるようにした
から、アンカー１の拡開部材１４を楔片１２・１３によ
り仮止め部１４ａで破断し拡開して定着させる際に、そ
の破断部が接着剤で覆われて錆の発生が防止されると共
に、上記接着剤により穿孔内に外気や雨水等の浸入が阻
止されて耐久性を大幅に向上させることができる。しか
も上記の接着剤によってアンカーの定着強度を増大させ
ることができる等の効果がある。
第１図は拡開式アンカーの一例を示す一部縦断正面図、
第２図（ａ）・（ｂ）・（ｃ）・（ｄ）は拡開部材の構
成例を示す斜視図、第３図は容器入り接着剤の一例を示
す一部縦断正面図、第４図（ａ） ・（ｂ）・（ｃ）
・ （ｄ）は施工要領を示す説明図である。 １は拡開式アンカー、１１はボルト、１２・１３は模片
、１４は拡開部材、１４ａは仮止め連結部、１４ｂは割
溝、２は容器入り接着剤、２１は容器、２２は主剤、２
３は蓋（硬化剤）。
第２図（ａ）・（ｂ）・（ｃ）・（ｄ）は拡開部材の構
成例を示す斜視図、第３図は容器入り接着剤の一例を示
す一部縦断正面図、第４図（ａ） ・（ｂ）・（ｃ）
・ （ｄ）は施工要領を示す説明図である。 １は拡開式アンカー、１１はボルト、１２・１３は模片
、１４は拡開部材、１４ａは仮止め連結部、１４ｂは割
溝、２は容器入り接着剤、２１は容器、２２は主剤、２
３は蓋（硬化剤）。
Claims (1)
- （１）仮止め連結部を除いて軸線方向略全長に延びる割
溝を周方向に複数本設けてなる筒状の拡開部材と、その
拡開部材を押し開く楔片とを備えた拡開式アンカーを、
コンクリート等に形成した穿孔内に挿入し、上記拡開部
材を楔片により前記仮止め連結部で破断し拡開して穿孔
内面に圧着固定させるに当たり、上記穿孔内に予め容器
入り接着剤を挿入し、その容器入り接着剤をこわしなが
ら穿孔内にアンカーを挿入することにより、そのアンカ
ーと穿孔内面との間の空間内に上記接着剤を充填させる
ようにしたことを特徴とする拡開式アンカーの施工方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29784088A JPH02146306A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 拡開式アンカーの施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29784088A JPH02146306A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 拡開式アンカーの施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02146306A true JPH02146306A (ja) | 1990-06-05 |
Family
ID=17851835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29784088A Pending JPH02146306A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 拡開式アンカーの施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02146306A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001048329A1 (fr) * | 1999-12-28 | 2001-07-05 | Flex System Co., Ltd. | Dispositif d'ancrage noye dans le beton, fixation pour ledit dispositif d'ancrage et procede de production de moulages en beton utilisant ledit dispositif d'ancrage |
| CN102121495A (zh) * | 2010-12-15 | 2011-07-13 | 刘杰萍 | 带有化学剂的机械锚栓 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP29784088A patent/JPH02146306A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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