JPH0214435A - 光学式記録再生媒体の記録制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はコンパクトディスクやレーザカード等に代表さ
れる光学式記録再生媒体（以下媒体と略称する）への情
報の記録（書込み）時にフォーカスサーボ及びトラッキ
ングサーボの作用下において高出力に一ザ光ビームに基
因する光ピックアップ塔載のアクチュエータを制御すべ
き制御信号の乱れを防止して情報ピット径の均一化を計
るとともに情報ピット列の蛇行をも防いで記録情報トラ
ックの直線性を得んとする光学式記録再生装置に適用し
て良好な記録制御方法に関する。

「従来の技術」 レーザ光源から発射されたビームを光学系により集束し
て光学的スポットにし媒体上に情報をビット状に書込み
配列しているが、通常レーザ光源が発射するビームを回
折格子により３分割し、対物レンズを介して中央の王ビ
ームスポットをフォーカシングと情報の記録及び再生に
用い、上記王ビームの両脇の副ビームによるサイドスポ
ット２つをトラック上に合焦して光電検出器により検出
し、このサイドスポットによる光電信号つまり光量が等
しくなるようにサーボ系によって制御される。

そこで情報のビット状記録時にはレーザ光出力を読取り
時よりも増強して焼込んでいて、−旦媒体に情報を書き
込むと消去不能な追記型である。

そして記録された情報の再生（読取り）は、媒体と情報
ビットとの明暗即ち反射率の差を利用して光電検出器に
よる光量を電圧変換し、検波回路によるＡ／１）変換後
、ＰＬＬによって復調し、ＣＰＵによって信号を処理す
る構成をとっている。

上記フォーカシング（合焦）及びトラッキングの制御は
ともに再生時の検出誤差信号を用いているが、情報の記
録時には、前記した通りレーザ出力を増大させているた
め制御信号に乱れを生せしめ制御不能に陥ってサーボ作
用が外れたり、サーボが外れなくても書込みのビット径
にノ（ラツキな生ぜしめ、ビット列が蛇行するといった
障害が生じている。

「発明が解決しようとする問題」 しかして本発明は情報の記録時にフォーカシング及びト
ラッキングサーボの作用下であっても、レーザ光出力の
増大化に伴なう異常信号の伝達を阻止することにより、
光ピックアップを塔載したアクチュエータに対して安定
に制御しうる方法を提供せんとするものである。

「問題点を解決するための手段」 前記の高出力レーザ光の媒体への照射により情報を書込
むに際し、フォーカシング及びトラッキングサーボの作
用下であっても、過大且つ異常ｒ、Ｈ信号の通過を阻止
するためにフォーカシング、トラッキングの制御回路名
々にスイッチを設け、このスイッチを遅延パルスを用い
て開路させることによってアクチュエータに正常な信号
電圧を加えるようにしたものである。

以下に本発明な一実施例について図面属より説明する。

「実施例」 第１図は大矢示のＦ＄がフォーカシングサーボ制御回路
とＴｓがトラッキングサーボ制御回路に光電検出器１か
ら夫夫検出信号を取出し、ＣＰＵ　２の指令に基づいて
スイッチ４１，４２．　ワンショットマルチバイブレー
タ３を介してスイッチ４１および４２にパルスが加えら
れるように構成された不発明を実施する回路構成図であ
り、第２図は第１図のフォーカスサーボ回路ｐｓのスイ
ッチ４１の端子における波形グラフ、第３図は第１図の
トラッキングサーボ回路Ｔ３のスイッチ４２の端子にお
ける波形グラフである。

先づ第１図においてフォーカスサンプルホールド回路は
スイッチ４１．抵抗器Ｒ，コンデンサｑ−及びバッファ
５１とで構成され、誤差増幅器３１の出力端つまり上記
スイッチの入力端子すには、ＣＰＵ２の指令によりパル
ス巾Ｘ、の書込みパルスＰＷを第２図（イ）の如く端子
ａに受けて、そのエツジで同図（ロ）の如き過大急峻な
電圧が加わる。−万レーザ光出力が誉込み時に増大する
に鑑みて誤差増幅器３１の前段つまりＩ／Ｖ変換器２１
の出力端で光電検出器１の信号ＡがＩＣ電源電圧によっ
てクリラグされ、誤差増幅器の出力は零とｒ、Ｈる。

また書込み動作が終了後もメインビームＡ、Ｂは情報ビ
ット上に在るため情報ビット成分を含んだ誤差２信号が
出力されるので、回路時素のＣ，、Ｒ，を十分小さくし
て第２図（ハ）の如き制御信号を得、アクチュエータに
加える。結局上記スイッチは記録時に異常に過大な誤差
信号を遮断してアクチュエータを安定に駆動できる信号
のみを供給している。

−１ｆ、−一方、）ラッキングサンプルホールド回路は
第１図太矢示Ｔｓにおいて、前記フォーカスサーボ回路
と同様、スイッチ４２．抵抗器Ｒ２，コンデンサＣ２及
びバッファ５２とから構成され、誤差増幅器３２の出力
端つまり上記スイッチの入力端子ｅには、ワンショット
マルチバイブレータ３から端子ｄに加えられるパルス巾
ｘ２の書込み遅延パルスＰＤによって制御信号が十分落
着くレベルになるまでパルス巾の伸びた第３図（イ）の
如き波形の電圧に対応した同図（ロ）の如き波形の′電
圧が加えられ、スイッチの出力端子ｒには第３図（ハ）
の如き制御信号を取出している。上記書込みパルスＰＷ
が立下りレーザ光ビームが通常の出力に戻っても、制御
信号として通常のレベルに落着くまでに多少時間がかか
るので、書込みパルスと同期させてスイツチ４２を閉止
すると上記制御信号に乱れを生じ甚だ好ましくないこと
になる。そのために遅延パルス巾ｘ２をｘ、よりも十分
大きくとっている。

「効　果」 かくて本発明の媒体への記録制御方法によれば、記録時
にレーザ光の出力を増大するのに伴って誤差信号に混入
する異常且つ過大な信号をフォーカスサーボ系のスイッ
チに加える書込みパルス巾よりも十分に大きい遅延パル
スをトラッキングサーボ系のスイッチに加えることによ
って、夫夫安定したレベルの制御信号を得ているので、
光ピックアップを塔載したアクチュエータを安定に制御
できて、結局、情報の書込み時のレーザ光出力が一定化
され情報ビット径の均一化が達成でき、情報ビシトの並
びに直線性が得られる等の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を突流するフォーカシングサーボ系
とトラッキングサーボ系のスイッチ各々に対して、情報
の書込み時に書込みパルス及び書込み゛遅延パルスを夫
夫加えるように構成した光学式記録再生装置の電気回路
図であり、第２図（イ）は第１図におけるフォーカシン
グサーボ系におけるスイッチに加える曹込みパルス波形
、同図（ロ）はスイッチ入力端子の波形グラフ、同図（
・・）は出力端子の波形グラフ、第３図（イ）は第１図
のトラッキングサーボ系におけるスイッチに加える書込
み遅延パルスの波形、同図（ｏ）は上記スイッチの入力
端子での波形、同図（ハ）は出力端子の波形グラフであ
る。 １・・・光電検出器、２１．２２．２３．２４・・・ｔ
／Ｖ変換器、３１．３２・・・誤差増幅器、４１．４２
・・・スイン−／−１５１，５２・・・バッファ、６１
．６２・・・位相補償回路、７１．７２・・・出力増幅
器、８１．８２・・・アクチュエータ、２・・・ＣＰＵ
、３・・・ワ／ショットマルチバイブレータ−Ｐｗ・・
・書込みパルス、ｘｌ・・・Ｐｗの巾、ＰＤ・・・書込
み遅延パルス、Ｘ、・・・ＰＤの巾。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　光学式記録再生媒体への情報の書込みと該媒体からの
   記録情報の読出しにレーザ光源からの発射ビームを光学
   系を通して上記媒体上に合焦し且つトラックに沿つて上
   記ビームを走査するようにした光学式記録再生媒体の情
   報記録方法において、合焦サーボ及びトラッキングサー
   ボの作用下で情報の記録時に、光電検出器により得た誤
   差信号に含まれる過大成分に対して、遅延パルスの印加
   により時定数の十分小なるサンプルホールドをかけて除
   去して得た制御信号を光ピックアップが塔載されたアク
   チュエータに供給するようにしたことを特徴とする光学
   式記録再生媒体の記録制御方法。