JPH02140876A - 大量デジタル画像ファイル方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は大量デジタル画像ファイル方式に関し、特にデ
ィレクトリ管理による画像検索を行う大量デジタル画像
ファイル方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、医用検査の画像データのうち最も多く取扱われて
いるのは、Ｘ線検査の結果である撮影されたフィルムで
ある。これらをフィルムのまま撮影順または患者ごとに
包装などに収納して保管されてきたが、スペースを必要
とすることと検索が容易でないこととが重なるので、こ
の対策として、フィルムを集合型光ディスクに蓄積して
保管していた。

この画像データの中には、Ｘ線の透視画像である直接撮
影で得られた画像データや、コンピュータラジオグラフ
ィ（以下ＯＲという）、計算機断層撮影（以下ＣＴとい
う）などのほか磁気共鳴検査（以下ＭＲＩという）の画
像データなどがあり、専門医による読影しポートと共に
保管される。以下、画像の入出力とデータベースとの関
係について、第３図を参照して説明する。

従来の技術による画像ファイル方式の一例は、画像端末
２３Ａ〜２３Ｎとプロセッサ２４とデータベース２５と
Ｘ線断層撮影装置２６とＸ線直接撮影装置２７とＭＲＩ
装置２８とを備え、これらがＬＡＮで接続されている。

Ｘ線断層撮影装置２６とＸ線直接撮影装置２７とＭＲＩ
装置２８とでは、それぞれが独立に画像データをとり、
それぞれの画像端末２６Ａ・２７Ａ・２８Ａとデータバ
スまたはＬＡＮとを通してプロセッサ２４によって、デ
ータベース２５へ格納されて保管されている。

画像端末２３Ａ〜２３Ｎのうちの１個に画像データを表
示させるには、画像端末２３Ａ〜２３Ｎのうちの１個か
ら患者氏名と画像ＩＤとを指定して、プロセッサ２４を
通してデータベース２５を検索し、格納しである指定さ
れた画像データを、要求のあった画像端末に表示を行う
ようにしている。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明が解決しようとする従来の技術の課題は上述のよ
うに、画像端末から、データベースに格納された画像デ
ータを呼び出して尚該画像端末に表示する場合も、各撮
影装置群（Ｘ線断層撮影装置・Ｘ線直接撮影装置・ＭＨ
Ｉ−ＯＲ−ＣＴなど）が取得した画像データをデータベ
ースに格納する場合も、同一のデータバスまたはＬＡＮ
を通している。従っていずれか一つの画像データがデー
タバス２００またはＬＡＮ上にあるときは、他の画像デ
ータの伝送は停止すると共に一つの画像データは他の伝
票などを示すデータに比べて桁違いにデータ長が長いの
で、伝送効率が悪いという欠点がある。

本発明の目的は、上記欠点を解決したデジタル画像ファ
イル方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のデジタル画像ファイル方式は、画像撮影装置ご
とに画像入力端末を経由してＬＡＮに接続されると共に
、第１のプロセッサと、前記第１のプロセッサに制御さ
れるデータベースと、画像撮影装置とを含む少なくとも
１個の手段と、前記ＬＡＮに接続された複数個の画像端
末と、複数個の前記画像端末のうちの１個から少なくと
も患者番号と画像ＩＤとを入力し、前記画像ＩＤを持つ
画像を格納しているデータベースから前記画像端末に取
り込むディレクトリ管理システムを有し、これにより制
御され前記ＬＡＮに接続された第２のプロセッサとを備
えて構成される。

〔実施例〕

次に本発明について、図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は第１図に示す本実施例の処理内容を示す説明図で
ある。

第１図を見るに、本実施例はＬＡＮ　１００を設け、こ
れにディレクトリ管理システム２を伴ったプロセッサ１
と、画像端末３Ａ〜３Ｎとが接続されている。さらに医
用の撮影装置（例えば画像入力端末６Ａ・７Ａ・８Ａを
伴ったＸ線断層撮影装置６・Ｘ線直接撮影装置７・ＭＨ
Ｉ装置８など）と、集合型光デイスク装置などからなる
データベース５Ａ〜５Ｍと、プロセッサ４Ａ〜４Ｍとが
各プロセッサごとに一群をなしてＬＡＮ　１００に接続
され、分散型の画像データベースシステムになっている
。

また、これらを動かすキーの機能は、第２図に見るよう
に画像の要求を何らかの形態で出すオーダリングシステ
ムと、画像の入力・保管・検索を行う医用画像保管伝送
システム（ＰＡＣ８）と、画像情報とその読影レポート
とを入力し検索する放射線情報システム（ＲＩＳ）とが
ある。そして、キー１１は、患者氏名・性別・生年月日
・次回来院日・受診科・検査オーダ番号・当日の診察室
番号などが使え、１２は患者氏名・性別・生年月日・検
査番号であり、ここで用いられる共通なキーは患者番号
である。

次に医用画像保管伝送システムと放射線情報システムと
の間の共通キーは、患者番号と検査番号である。これら
の内容は第１図に示す本実施例の構成のうち、ディレク
トリ管理システム２に格納されている。

次に、本実施例の作動について説明する。

Ｘ線断層撮影装置６で得られた画像は、プロセッサ４Ａ
により制御され、データベース５Ａに患者番号・検査オ
ーダ番号・画像ＩＤ・撮影年月日などと共に格納される
。従って、データ量の多いこの画像転送作業の間は、Ｌ
ＡＮ１００の信号伝送とは独立に行うことができる。ま
た、画像検索のキーとなるデータすなわちディレクトリ
は、ＬＡＮ　１００を通して（一般に病院情報システム
に使われているコンピュータである）プロセッサ１のう
ちの適当な外部メモリ　（テーブルのようになる）に格
納する。

かような動作は、Ｘ線直接撮影装置７やＭＲＩ装置の画
像も同様にしてそれぞれプロセッサ４Ｂ・４Ｍを通して
データベース５Ｂ・５Ｍに格納すれている。

一方、画像端末３Ａ〜３Ｎは、それぞれ読影室及び各診
察室に設置されており、読影及び診察のたびに必要な画
像を表示させるようになっている。

このとき、例えば画像端末３Ａで患者のＸ線断層撮影の
データを入用のときは、画像ＩＤ・患者番号などを指定
ことによりプロセッサ１の外部メモリのテーブルで指示
されたデータベース（ここではデータベース５Ａ）を検
索して、必要とする画像をＬＡＮ　１０．０を通して画
像端末３Ａのバッファで取り込んで表示させることがで
きる。

従って、医用の画像撮影装置からそこで得られたデータ
長の大きな画像データをデータベースへ格納するときは
ＬＡＮ　１００を通らずに行われ、データベースから各
画像端末へ送られるときのみＬＡＮ１００を通るように
なっているので、画像伝送が効率的に行われる。そして
各画像端末から画像の検索をするディレクトリには、画
像データベースの格納位置を示す画像ＩＤが患者側、モ
ダリティ別、診断８別等に関係付けされて格納されてい
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、Ｘ線撮影装置やＭＲＩ装
置のような撮影装置またはその集団ごとに画像のデータ
ベースとこのデータベースを管理するプロセッサを設け
たことと、かようにして分散して設けられたデータベー
スの内容を格納するファイルをＬＡＮに接続されたプロ
セッサの外部メモリに設けたこととにより、データベー
スへ画像を格納するときＬＡＮに対する影響を減少させ
ると共に、データベースに保管された画像をＬＡＮに接
続された画像端末へ転送することが容易になるという効
果がある。

６Ａ、７Ａ・８Ａ：昌像入カ烏末

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の二実施例の構成を示すブロック図、第
２図は第１図に示す本実施例の処理内容を示す説明図、
第３図は従来の技術による画像ファイル方式の一例を示
すブロック図。 ■・４Ａ〜４Ｍ・・・・・・プロセッサ、２・・・・・
・デイレクトリプログラム、３Ａ〜３Ｎ画像端末、５Ａ
〜５Ｍ・・・・・・データベース、６・・・・・・Ｘ線
断層撮影装置、７・・・・・・Ｘ線直接撮影装置、８・
・・・・・ＭＲＩ装置。 代理人　弁理士　　内　原　　　晋 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 画像撮影装置ごとに画像入力端末を経由してＬＡＮに接
   続されると共に、第１のプロセッサと、前記第１のプロ
   セッサに制御されるデータベースと、画像撮像装置とを
   含む少なくとも１個の手段と、 前記ＬＡＮに接続された複数個の画像端末と、複数個の
   前記画像端末のうちの１個から少なくとも患者番号と画
   像ＩＤとを入力し、前記画像よりを持つ画像を格納して
   いるデータベースから前記画像端末に取り込むディレク
   トリ管理システムを有し、これにより制御され前記ＬＡ
   Ｎに接続された第２のプロセッサとを備えて成ることを
   特徴とする大量デジタル画像ファイル方式。