JPH02139556A - 写真感光材料の小型自動現像機 - Google Patents
写真感光材料の小型自動現像機Info
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- JPH02139556A JPH02139556A JP21829289A JP21829289A JPH02139556A JP H02139556 A JPH02139556 A JP H02139556A JP 21829289 A JP21829289 A JP 21829289A JP 21829289 A JP21829289 A JP 21829289A JP H02139556 A JPH02139556 A JP H02139556A
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Landscapes
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、写真感光材料を現像処理するのに用いられる
自動現像機、更に詳しくは、少量の処理液で処理を行な
うものであって、処理液の酸化ないし劣化を有効に防止
するよう改良された超小型の自動現像機に関する。
自動現像機、更に詳しくは、少量の処理液で処理を行な
うものであって、処理液の酸化ないし劣化を有効に防止
するよう改良された超小型の自動現像機に関する。
[従来の技術]
通常の写真感光材料(写真フィルム・印画紙)を自動的
に現像処理する自動現像機としては、大型の集中処理施
設(以下、大ラボと称する)で利用する大型のものから
、比較的小規模の店舗内に設置して利用する比較的小型
のもの(以下、ミニラボと称する)が−船釣であるが、
更に小型のものとしては、身分証明用等のダイレクトポ
ジ写真をセルフサービスで処理するもの、X線フィルム
を処理するもの或いは、所謂手現像の要素を含む超小型
のものが知られている。
に現像処理する自動現像機としては、大型の集中処理施
設(以下、大ラボと称する)で利用する大型のものから
、比較的小規模の店舗内に設置して利用する比較的小型
のもの(以下、ミニラボと称する)が−船釣であるが、
更に小型のものとしては、身分証明用等のダイレクトポ
ジ写真をセルフサービスで処理するもの、X線フィルム
を処理するもの或いは、所謂手現像の要素を含む超小型
のものが知られている。
これら従来の自動現像機では、処理槽に処理液を溜めて
おき、搬送ラック或いはガイド板等で写真感光材料を処
理槽に案内して、処理液に浸漬して処理する所謂浸漬処
理方式によるのが普通である。
おき、搬送ラック或いはガイド板等で写真感光材料を処
理槽に案内して、処理液に浸漬して処理する所謂浸漬処
理方式によるのが普通である。
また、比較的小型の自動現像機にあっては、浸漬処理方
式の変形として、スリット状に形成した処理漕に処理液
を溜めておき、このスリット中で写真感光材料を搬送し
ながら処理液に接触させて処理するものや、乳剤面を下
側にして写真感光材料を水平に搬送し、乳剤面を処理液
面に接触させるもの、ロールで処理液をすくい上げて乳
剤面に塗布するもの、下面から処理液を噴射して供給す
るもの等がある。
式の変形として、スリット状に形成した処理漕に処理液
を溜めておき、このスリット中で写真感光材料を搬送し
ながら処理液に接触させて処理するものや、乳剤面を下
側にして写真感光材料を水平に搬送し、乳剤面を処理液
面に接触させるもの、ロールで処理液をすくい上げて乳
剤面に塗布するもの、下面から処理液を噴射して供給す
るもの等がある。
処理液を空気に接触させたま\放置しておくと空気中の
酸素と反応して酸化したり、劣化し、処理性能に重要な
影響を与えることになる。
酸素と反応して酸化したり、劣化し、処理性能に重要な
影響を与えることになる。
大型の自動現像機にあっては、処理槽に溜められる処理
液が101以上と大量であるために、所謂「処理液上面
の開口面積/処理液量J比が小さいので、処理槽の上方
を蓋等で密閉するだけで、処理液上面にはかなりの解放
空間が残されたままの状態になっている。
液が101以上と大量であるために、所謂「処理液上面
の開口面積/処理液量J比が小さいので、処理槽の上方
を蓋等で密閉するだけで、処理液上面にはかなりの解放
空間が残されたままの状態になっている。
小型の自動現像機てあっても、処理槽に溜められる処理
液の量が4文以上と比較的多いもりあっては、大型の自
動現像機と同様の対策で済ませるか、或いは、特開昭5
4−27968号公報に記載されている如く、処理漕の
上面に浮き蓋を設けたりする対策がとられている。
液の量が4文以上と比較的多いもりあっては、大型の自
動現像機と同様の対策で済ませるか、或いは、特開昭5
4−27968号公報に記載されている如く、処理漕の
上面に浮き蓋を設けたりする対策がとられている。
これに対し、本発明が対象とする、処理槽に溜められる
処理液の量が2文以下の少量である自動現像機にあって
は、所謂r処理液上面の開口面積/処理液量j比が大き
く、蓋をした程度では、処理液の上面と蓋との間に存在
する空気によりて処理液の酸化が進んでしまうので1例
えば、米国特許3,273,485号、特開昭60−2
83:18号公開公報等に記載されている如く貯蔵タン
クに溜められている処理液をスリット状の処理槽に供給
し、このスリットに写真感光材料を搬送させて処理する
方式、米国特許:l、:l:10,196号等に記載さ
れている如く、処理液を塗布ローうですくい上げて写真
感光材料に塗布する方式が提案されている。
処理液の量が2文以下の少量である自動現像機にあって
は、所謂r処理液上面の開口面積/処理液量j比が大き
く、蓋をした程度では、処理液の上面と蓋との間に存在
する空気によりて処理液の酸化が進んでしまうので1例
えば、米国特許3,273,485号、特開昭60−2
83:18号公開公報等に記載されている如く貯蔵タン
クに溜められている処理液をスリット状の処理槽に供給
し、このスリットに写真感光材料を搬送させて処理する
方式、米国特許:l、:l:10,196号等に記載さ
れている如く、処理液を塗布ローうですくい上げて写真
感光材料に塗布する方式が提案されている。
[発明が解決しようとする課題]
近年、所謂ミニラボの普及により、1時間仕上げといフ
た迅速処理を可能にしたDPEサービス店が出現してい
るが、それでも全処理量の約75%は大ラボで取り扱わ
れているのが現状である。
た迅速処理を可能にしたDPEサービス店が出現してい
るが、それでも全処理量の約75%は大ラボで取り扱わ
れているのが現状である。
然しなから、大ラボでの処理では、DPE取次店を経由
する集配の問題があるので仕上げ時間の短縮には限界が
あり、ミニラボの普及が進めば1時間以内の超迅速処理
が普通の観念となり、ミニラボての処理が多数を占める
に至るものと思われる。
する集配の問題があるので仕上げ時間の短縮には限界が
あり、ミニラボの普及が進めば1時間以内の超迅速処理
が普通の観念となり、ミニラボての処理が多数を占める
に至るものと思われる。
更に将来を展望すると、ミニラボによる処理から、OA
機器の如き超小型の自動現像機を利用したセルフサービ
スによるDPE処理へまで発展することが考えられる。
機器の如き超小型の自動現像機を利用したセルフサービ
スによるDPE処理へまで発展することが考えられる。
このような処理システムでは、自動現像機は。
従来のミニラボの如き専門店に限定されずに、OAa器
の如く様々な場所に設置されなければならないので、現
在のミニラボよりも更に超小型の自動現像機でなければ
対応できないものになるものと予想される。
の如く様々な場所に設置されなければならないので、現
在のミニラボよりも更に超小型の自動現像機でなければ
対応できないものになるものと予想される。
けだし、現在のミニラボは、小型とはいっても相当の大
きさがあり、狭い店舗等では設置することができず、ま
た、写真感光材料や処理液の取り扱い、ジャムが発生し
た場合や、ローラやフィルタの洗浄等のメンテナンスが
煩雑であり操作には熟練を要するから、設置スペースや
操作上の制約があるからである。
きさがあり、狭い店舗等では設置することができず、ま
た、写真感光材料や処理液の取り扱い、ジャムが発生し
た場合や、ローラやフィルタの洗浄等のメンテナンスが
煩雑であり操作には熟練を要するから、設置スペースや
操作上の制約があるからである。
そこで、将来型の処理システムで利用可能な自動現像機
には、超小型で軽量であること、誰にでも操作できるも
のであること、#j&構が簡易で搬送トラブル等が発生
しにくものであること、使用する処理液が少量であり、
廃液や廃棄物が少量であり、悪臭、振動、騒音が少ない
こと、安価に製造できること1等が要請される。
には、超小型で軽量であること、誰にでも操作できるも
のであること、#j&構が簡易で搬送トラブル等が発生
しにくものであること、使用する処理液が少量であり、
廃液や廃棄物が少量であり、悪臭、振動、騒音が少ない
こと、安価に製造できること1等が要請される。
本yAIJ]者らは、上記要請を満足させる自動現像機
の改良を鋭意研究し、本発明の完成に至ったものであり
、特に本発明は、利用する処理液をできるだけ少量化す
ること、処理液を少量とした場合に特に影響の大きい処
理液の酸化や劣化を如何に有効に防止するか、に関する
対策を明らかにすることを主目的とするものであって、
本発明の他の目的ないし利益は以下の記述から明白とな
るであろう。
の改良を鋭意研究し、本発明の完成に至ったものであり
、特に本発明は、利用する処理液をできるだけ少量化す
ること、処理液を少量とした場合に特に影響の大きい処
理液の酸化や劣化を如何に有効に防止するか、に関する
対策を明らかにすることを主目的とするものであって、
本発明の他の目的ないし利益は以下の記述から明白とな
るであろう。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成する本発明の写真感光材料の小型自動現
像機は、■処理槽をスリット状に形成して、この処理槽
に処理液を供給すると共に写真感光材料を搬送して現像
処理する自動現像機において、処理液液面に近い処理槽
上部に密封手段が設けられていること、■処理槽をスリ
ウド状に形成して、この処理槽に処理液を供給すると共
に写真感光材料を搬送して現像処理する自動現像機にお
いて、処理液の液面上部に不活性気体ないし液体を封入
ないし供給して処理液と空気とを遮断すること、又は■
処理液を処理槽外に排出する機構と共に、写真感光材料
の搬送状態を検知する手段を設け、写真感光材料の不存
在が一定時間以上継続した場合に、処理液を処理槽外の
空気酸化防止槽に排出する構成を有すること、を特徴と
する。
像機は、■処理槽をスリット状に形成して、この処理槽
に処理液を供給すると共に写真感光材料を搬送して現像
処理する自動現像機において、処理液液面に近い処理槽
上部に密封手段が設けられていること、■処理槽をスリ
ウド状に形成して、この処理槽に処理液を供給すると共
に写真感光材料を搬送して現像処理する自動現像機にお
いて、処理液の液面上部に不活性気体ないし液体を封入
ないし供給して処理液と空気とを遮断すること、又は■
処理液を処理槽外に排出する機構と共に、写真感光材料
の搬送状態を検知する手段を設け、写真感光材料の不存
在が一定時間以上継続した場合に、処理液を処理槽外の
空気酸化防止槽に排出する構成を有すること、を特徴と
する。
本発明は、(a)密封手段が、処理漕の入口及び出口に
配置される搬送ローラを処理液液面に近い処理槽上面に
配置して、該搬送ローラによ゛り処理槽を密封する構成
であること、(b)密封手段が、処理槽の上面開口部に
移動する密閉用可動片により処理液液面に近い処理槽上
面を密刻する構成であること、(C)密封手段が、処理
漕の上面に設けられる搬送用スリットを有する棒状バル
ブにより処理液液面に近い処理槽上面を密封する構成で
あること、(d)密封手段が、処理槽にフレキシブルな
パックを内装して処理液を溜め、バックの上端近くをシ
ールすることにより処理液を密封する構成であること、
又は(e)密封手段が、処理槽の上昇ないし、蓋部材の
下降により処理槽上面を密封する構成であること、が好
ましい。
配置される搬送ローラを処理液液面に近い処理槽上面に
配置して、該搬送ローラによ゛り処理槽を密封する構成
であること、(b)密封手段が、処理槽の上面開口部に
移動する密閉用可動片により処理液液面に近い処理槽上
面を密刻する構成であること、(C)密封手段が、処理
漕の上面に設けられる搬送用スリットを有する棒状バル
ブにより処理液液面に近い処理槽上面を密封する構成で
あること、(d)密封手段が、処理槽にフレキシブルな
パックを内装して処理液を溜め、バックの上端近くをシ
ールすることにより処理液を密封する構成であること、
又は(e)密封手段が、処理槽の上昇ないし、蓋部材の
下降により処理槽上面を密封する構成であること、が好
ましい。
[作用]
従来の自動現像機の処理槽では、例え上部を蓋等で密閉
したものであっても、処理液液面の上部に少なからず空
気が存在している0本発明が対象とするような小型の自
動現像機であり、利用する処理液の量が極めて少量であ
るもの(処理槽に溜められる処理液量が2文以下)にあ
っては、処理液の酸化防止は極めて重要な課題となる。
したものであっても、処理液液面の上部に少なからず空
気が存在している0本発明が対象とするような小型の自
動現像機であり、利用する処理液の量が極めて少量であ
るもの(処理槽に溜められる処理液量が2文以下)にあ
っては、処理液の酸化防止は極めて重要な課題となる。
処理液液面が少量であっても空気に晒されていると酸化
して現像処理に使用できないものとなり、新液と交換し
なければならなくなり、結果的に処理液の使用量が増加
することになる。
して現像処理に使用できないものとなり、新液と交換し
なければならなくなり、結果的に処理液の使用量が増加
することになる。
本発明によれば、処理液の液面に近い処理槽の上部が密
封手段で密封されるので、或いは不活性気体や流体を用
いて空気置換したり、又は処理槽外の空気酸化防止槽に
、非処理時は処理液を移すので、処理液に接触する空気
の量が極めて少なく、上記したような弊害が除去される
。
封手段で密封されるので、或いは不活性気体や流体を用
いて空気置換したり、又は処理槽外の空気酸化防止槽に
、非処理時は処理液を移すので、処理液に接触する空気
の量が極めて少なく、上記したような弊害が除去される
。
[実施例]
次に、添付の図面に従って本発明の各態様を順次詳細に
説明する。
説明する。
■第1図に示されているもので、密封手段が、処理漕の
入口及び出口に配置される搬送ローラを処理液液面に近
い処理槽上面に配置して、該搬送ローラにより処理槽を
密封する構成である態様である。
入口及び出口に配置される搬送ローラを処理液液面に近
い処理槽上面に配置して、該搬送ローラにより処理槽を
密封する構成である態様である。
図面において、 10は処理槽であって、下側部材11
と蓋側部材とでスリット状に形成されており、液面13
まで図示していない処理液供給手段により処理液が供給
され、写真感光材料Fは矢符方向に搬送される途中で浸
漬処−理される。
と蓋側部材とでスリット状に形成されており、液面13
まで図示していない処理液供給手段により処理液が供給
され、写真感光材料Fは矢符方向に搬送される途中で浸
漬処−理される。
20は一対となっている搬送ローラであって、少なくと
も、処理槽10の入口側と出口側に各一対か配置される
。この搬送ローラ20の軸は一対全体が蓋側部材12.
ないし下側部材11に固定される構成でもよいし、或い
は、下側の搬送ローラ21の軸だけを下側部材11に固
定する構成であってもよい。
も、処理槽10の入口側と出口側に各一対か配置される
。この搬送ローラ20の軸は一対全体が蓋側部材12.
ないし下側部材11に固定される構成でもよいし、或い
は、下側の搬送ローラ21の軸だけを下側部材11に固
定する構成であってもよい。
さて、下側部材11と蓋側部材12には、処理液の液面
13の若干上方に、搬送ローラ20を配置するための凹
部が設けられる。この凹部は、下側部材11ないし蓋側
部材12を加工して直接設けるようにしてよいし、凹部
の形成された部材を下側部材11ないし蓋側部材12に
取り付けるようにしてもよい。
13の若干上方に、搬送ローラ20を配置するための凹
部が設けられる。この凹部は、下側部材11ないし蓋側
部材12を加工して直接設けるようにしてよいし、凹部
の形成された部材を下側部材11ないし蓋側部材12に
取り付けるようにしてもよい。
凹部の曲面寸法は、搬送ローラ20の直径に対応してお
り、ローラの回転が阻害されない程度の空隙を残すか、
或いは、下側部材11ないし蓋側部材12とは独立して
凹部部材を設け、これをローラ方向に緩やかなバネで押
圧して空隙が生じないように構成する。更に、ローラと
凹部部分との間に、好ましくは、摩擦係数の低い材料で
形成したスペーサ21’を配置して空隙をなくすように
する。また、このような態様では、スペーサ21′が搬
送ローラ20の汚れを取るためのクリーニング部材を兼
用するように構成すること、或いは、スペーサ21′が
搬送ローラ20に付着した処理液を取り去るスクイズ用
の部材を兼用するように構成すること、更には、これら
の構成とは全く独立してスクイズ用の部材を配置するこ
と、等も有益である。
り、ローラの回転が阻害されない程度の空隙を残すか、
或いは、下側部材11ないし蓋側部材12とは独立して
凹部部材を設け、これをローラ方向に緩やかなバネで押
圧して空隙が生じないように構成する。更に、ローラと
凹部部分との間に、好ましくは、摩擦係数の低い材料で
形成したスペーサ21’を配置して空隙をなくすように
する。また、このような態様では、スペーサ21′が搬
送ローラ20の汚れを取るためのクリーニング部材を兼
用するように構成すること、或いは、スペーサ21′が
搬送ローラ20に付着した処理液を取り去るスクイズ用
の部材を兼用するように構成すること、更には、これら
の構成とは全く独立してスクイズ用の部材を配置するこ
と、等も有益である。
■第2図〜第6図に示されているもので、密閉手段が、
処理槽の上面開口部に移動する密閉用可動片により処理
液液面に近い処理槽上面を密封する構成である態様であ
る。
処理槽の上面開口部に移動する密閉用可動片により処理
液液面に近い処理槽上面を密封する構成である態様であ
る。
第2図において、30は密閉用可動片であり、バネ・ソ
レノイド或いは流体圧力等で矢符方向に移動されて処理
槽10を密閉するものである。
レノイド或いは流体圧力等で矢符方向に移動されて処理
槽10を密閉するものである。
第3図〜MS5図に示したものは、密閉用可動片30を
回転運動させて処理槽10を密封する構成である。
回転運動させて処理槽10を密封する構成である。
第6図に示したものは、断面円形の棒状に形成された密
閉用可動片30を処理槽lOの上部に形成した係止部ま
で移動させて処理槽lOを密閉する構成である。
閉用可動片30を処理槽lOの上部に形成した係止部ま
で移動させて処理槽lOを密閉する構成である。
■第7図及び第8図に示されているものは、密閉手段が
、処理槽の上面に設けられる搬送用スリットを有する棒
状バルブにより処理液液面に近い処理槽上面を密封する
構成である。
、処理槽の上面に設けられる搬送用スリットを有する棒
状バルブにより処理液液面に近い処理槽上面を密封する
構成である。
第7図及び第8図において、 31は内部に搬送路が形
成されている断面円形の棒状バルブであって、下側部材
11及び蓋側部材12に用意されている円形凹部に配置
されている。第7図に示した状態は、搬送路が形成され
ている状態で、処理槽10の上面は解放状態になってい
る。この状態から。
成されている断面円形の棒状バルブであって、下側部材
11及び蓋側部材12に用意されている円形凹部に配置
されている。第7図に示した状態は、搬送路が形成され
ている状態で、処理槽10の上面は解放状態になってい
る。この状態から。
90度だけ回転させれば、棒状バルブ31内の搬送路は
横向きとなり、処理槽10の上面は密封されることにな
る。
横向きとなり、処理槽10の上面は密封されることにな
る。
■第9図に示されているものは、密閉手段が。
処理槽にフレキシブルなパックを内装して処理液を溜め
、パックの上端近くをシールすることにより処理液を密
封する構成である。
、パックの上端近くをシールすることにより処理液を密
封する構成である。
同図において、32は、例えば合成樹脂製シート等て形
成したフレキシブルなパック(袋)であり、解放端を下
側部材11の上部に固定し、内側に処理液を溜めて利用
するもので、可動片30をバネ・ソレノイド或いは流体
圧力等で矢符方向に移動させることにより、パック32
の上部を蓋側部材12の側面に押圧して処理槽lOの上
面を密閉する。
成したフレキシブルなパック(袋)であり、解放端を下
側部材11の上部に固定し、内側に処理液を溜めて利用
するもので、可動片30をバネ・ソレノイド或いは流体
圧力等で矢符方向に移動させることにより、パック32
の上部を蓋側部材12の側面に押圧して処理槽lOの上
面を密閉する。
■第10図に示されているものは、密閉手段が、処理槽
の上昇ないし、蓋部材の下降により処理槽上面を密封す
る構成である。
の上昇ないし、蓋部材の下降により処理槽上面を密封す
る構成である。
第10図に示す如く、下側部材11と蓋側部材12とは
fLlと見2で示す間隙で搬送路が形成されており、従
って、この状態では処理槽10の上面は解放状態になっ
ており、蓋gf1部材12を鬼1から又2まで下降させ
るか、或いは、処理槽(下側部材11)を12から文1
まで上昇させることにより、下側部材11の上部が蓋側
部材12に接触して、処理槽10を密閉する。
fLlと見2で示す間隙で搬送路が形成されており、従
って、この状態では処理槽10の上面は解放状態になっ
ており、蓋gf1部材12を鬼1から又2まで下降させ
るか、或いは、処理槽(下側部材11)を12から文1
まで上昇させることにより、下側部材11の上部が蓋側
部材12に接触して、処理槽10を密閉する。
■第11図に示されているものは、密閉手段が、処理液
の液面上部に不活性気体ないし液体を封入ないし供給し
て処理液と空気とを遮断する構成である。
の液面上部に不活性気体ないし液体を封入ないし供給し
て処理液と空気とを遮断する構成である。
少なくとも処理I!!10の出入口付近に区画空間を形
成し、この空間内に不活性ガス等を封入ないし供給して
処理液と空気との接触を遮断するものである。
成し、この空間内に不活性ガス等を封入ないし供給して
処理液と空気との接触を遮断するものである。
封入の場合には、少なくとも処理槽10の上面の一部を
区画した密閉空間を形成する必要があるが、供給の場合
には、空間の密閉は緩やかでよく不活性ガス等が供給口
から処理液液面を通フて排出口に流れるように流路な形
成する。
区画した密閉空間を形成する必要があるが、供給の場合
には、空間の密閉は緩やかでよく不活性ガス等が供給口
から処理液液面を通フて排出口に流れるように流路な形
成する。
不活性ガスではなく液体を利用する態様では、処理液よ
りも比重の軽いものであり、写真感光材料に付着せず、
処理液に悪影響を与えない物性のものを利用することが
好ましい。
りも比重の軽いものであり、写真感光材料に付着せず、
処理液に悪影響を与えない物性のものを利用することが
好ましい。
また、上記した不活性気体ないし液体の封入ないし供給
操作は、各処理種別に個々に行なってもよいし全体をま
とめて行なうようにしてもよい。
操作は、各処理種別に個々に行なってもよいし全体をま
とめて行なうようにしてもよい。
■第12図に示されているものは、処理液を処理槽外に
排出する機構と共に、写真感光材料の搬送状態を検知す
る手段を設け、写真感光材料の不存在が一定時間以上継
続した場合に、処理液を処理槽外の密閉容器の如き空気
酸化防止槽14に排出し、必要に応じて再使用すること
により、処理液の酸化を防止する態様である。
排出する機構と共に、写真感光材料の搬送状態を検知す
る手段を設け、写真感光材料の不存在が一定時間以上継
続した場合に、処理液を処理槽外の密閉容器の如き空気
酸化防止槽14に排出し、必要に応じて再使用すること
により、処理液の酸化を防止する態様である。
処理液を処理4atoから処理液タンク14に戻すだけ
の態様と、空になった処理槽lOに水タンク15から水
を処理槽10に供給して処理槽lO内を水置換しておく
態様がある。再利用する際には、水を水タンク15に戻
すか、或いは外部に廃棄してから処理液を供給する。
の態様と、空になった処理槽lOに水タンク15から水
を処理槽10に供給して処理槽lO内を水置換しておく
態様がある。再利用する際には、水を水タンク15に戻
すか、或いは外部に廃棄してから処理液を供給する。
処理液IOを水置換する態様にあっては、供給する水を
加熱しておき、置換水を定期的に交換するようにして処
理槽10の恒温状態を維持させておく構成にすることに
より、利用再開時の時間待ちを短くするのに有益である
。
加熱しておき、置換水を定期的に交換するようにして処
理槽10の恒温状態を維持させておく構成にすることに
より、利用再開時の時間待ちを短くするのに有益である
。
以上説明した本発明の密閉手段の作動を制御するには、
搬送系路内に写真感光材料の終端を検知するセンサを設
けておき、終端検知から一定秒後に処理液酸化防止手段
を作動させること、或いは、・一定時間以上の不使用を
検知して作動させること、更には、マニュアル操作によ
り行なうようにする。
搬送系路内に写真感光材料の終端を検知するセンサを設
けておき、終端検知から一定秒後に処理液酸化防止手段
を作動させること、或いは、・一定時間以上の不使用を
検知して作動させること、更には、マニュアル操作によ
り行なうようにする。
[発明の効果]
以上説明した本発明は、利用する処理液が極めて少量で
ある場合にあっても、処理液の酸化や劣化を有効に防止
することができ、将来型の処理システムに利用する超小
型の自動現像機を現実のものとするものであるから、頭
記した目的の達成が可能である。
ある場合にあっても、処理液の酸化や劣化を有効に防止
することができ、将来型の処理システムに利用する超小
型の自動現像機を現実のものとするものであるから、頭
記した目的の達成が可能である。
第1図〜第7図は夫々本発明の一実施例を示す断面図、
第8図は同じく斜視図、第9図〜il1図は同じく断面
図、第12図は同じく概略図である。 図中において各符号は下記を指示する。 F:写真感光材料 10:処理槽 11:下側部材 12:蓋側部材 13:処理液液面 14:処理液タンク 15;水タンク 20:搬送ローラ 21:下側搬送ローラ 21′ニスペーサ 30:密閉用可動片 31:搬送路付きバルブ 32:フレキシブルバック 21′:スペーサ
第8図は同じく斜視図、第9図〜il1図は同じく断面
図、第12図は同じく概略図である。 図中において各符号は下記を指示する。 F:写真感光材料 10:処理槽 11:下側部材 12:蓋側部材 13:処理液液面 14:処理液タンク 15;水タンク 20:搬送ローラ 21:下側搬送ローラ 21′ニスペーサ 30:密閉用可動片 31:搬送路付きバルブ 32:フレキシブルバック 21′:スペーサ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、処理槽をスリット状に形成して、この処理槽に処理
液を供給すると共に写真感光材料を搬送して現像処理す
る自動現像機において、処理液液面に近い処理槽上部に
密封手段が設けられていることを特徴とする写真感光材
料の小型自動現像機。 2、処理槽をスリット状に形成して、この処理槽に処理
液を供給すると共に写真感光材料を搬送して現像処理す
る自動現像機において、処理液の液面上部に不活性気体
ないし液体を封入ないし供給して処理液と空気とを遮断
することを特徴とする写真感光材料の小型自動現像機。 3、処理液を処理槽外に排出する機構と共に、写真感光
材料の搬送状態を検知する手段を設け、写真感光材料の
不存在が一定時間以上継続した場合に、処理液を処理槽
外の空気酸化防止槽に排出する構成を有することを特徴
とする写真感光材料の小型自動現像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1218292A JP2811008B2 (ja) | 1988-08-31 | 1989-08-23 | 写真感光材料の小型自動現像機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-217436 | 1988-08-31 | ||
JP21743688 | 1988-08-31 | ||
JP1218292A JP2811008B2 (ja) | 1988-08-31 | 1989-08-23 | 写真感光材料の小型自動現像機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02139556A true JPH02139556A (ja) | 1990-05-29 |
JP2811008B2 JP2811008B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=26522023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1218292A Expired - Lifetime JP2811008B2 (ja) | 1988-08-31 | 1989-08-23 | 写真感光材料の小型自動現像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2811008B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55147046U (ja) * | 1979-04-05 | 1980-10-22 | ||
JPS61250648A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-07 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 現像装置 |
JPS629350A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真現像装置 |
JPS6267543A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感光材料処理装置 |
JPS6365041U (ja) * | 1986-10-17 | 1988-04-28 | ||
JPH01159649A (ja) * | 1987-12-16 | 1989-06-22 | Hanshin Gijutsu Kenkyusho:Kk | 現像処理タンク |
-
1989
- 1989-08-23 JP JP1218292A patent/JP2811008B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55147046U (ja) * | 1979-04-05 | 1980-10-22 | ||
JPS61250648A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-07 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 現像装置 |
JPS629350A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真現像装置 |
JPS6267543A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感光材料処理装置 |
JPS6365041U (ja) * | 1986-10-17 | 1988-04-28 | ||
JPH01159649A (ja) * | 1987-12-16 | 1989-06-22 | Hanshin Gijutsu Kenkyusho:Kk | 現像処理タンク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2811008B2 (ja) | 1998-10-15 |
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