JPH0213772A - 冷却コンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は冷却コンテナに関し、特に蓄冷剤を備える冷却
コンテナに関する。

（従来の技術） まず、従来の冷却コンテナについて説明する。

第３図を参照して、前面に扉１を備える断熱箱体２の天
井内壁面には、入口部３ａ及び出口部３ｂが形成された
収納体３が取り付けられている。

この収納体３内には複数の蓄冷板４が所定の間隔をおい
て収納支持されている。収納体３の出口部３ｂにはダン
パー５が備えられ９手動レバー６を操作することによっ
てダンパー５を駆動して。

出口部３ｂが開閉される。

断熱箱体２の底壁部外面には冷却ユニット７が取り付け
られ、さらに、底壁部外面には移動のためのキャスター
８が備えられている。

蓄冷板４を冷却する際には、商用電源（図示せず）によ
って冷却ユニット７を駆動して蓄冷板４を冷却する。即
ち蓄冷する。そして、上述の冷却コンテナに物品を収納
して運搬する場合には、必要に応じてダンパー５によっ
て出口部３ｂを開として、自然対流により蓄冷板４から
の冷気を対流させつつ庫内冷却する。

次に第４図を参照して、断熱箱体２の前面には扉１が設
けられている。断熱箱体１の内部にはその底部、ｆＦ１
部、前部、及び上部に沿って風通路９が設けられており
、前部及び底部には風通路９と庫内とを連通ずる連通孔
１０が複数設けられている。

側部に対応する風通路９には複数の蓄冷板４が配設され
ており、蓄冷板４の上方には送風機１１が配設されてい
る。また、断熱箱体２には冷却ユニット７及びキャスタ
ー８が備えられている。

前述と同様に、＠冷板４を冷却する際には商用電源によ
って冷却ユニットを駆動して、蓄冷板４を冷却する。一
方、物品を収納して運搬する場合には、自動車のバッテ
リーによって送風Ｒ１１を駆動して庫内を冷却する。

（発明が解決しようとする課題） ところで、第２図に示す冷却コンテナの場合。

単に自然対流によって庫内を冷却しているだけであるか
ら、外気温度等の影響を受は庫内温度が上昇するばかり
でなく、蓄冷板等の冷却源によって庫内温度が所定温度
よりも下降し、収納物品に悪影響を及ぼす場合がある。

同様に、第３図に示す冷却コンテナの場合にも。

送ｍ８Ｍによって冷気を循環させているだけであるから
、庫内温度が変動するばかりでなく、庫内温度の制御が
できず、収納物品に悪影響を及ぼすという問題点がある
。

本発明の目的は庫内温度の変動が少なく、庫内温度を所
望の温度に維持することのできる冷却コンテナを提供す
ることにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明によれば、一面に扉が備えられ１通気孔を有する
断熱壁によって上下に分割された断熱箱体と、前記断熱
壁の下側の室に配置された蓄冷板と、該蓄冷板を冷却す
るための冷却手段と、前記下側の室に配置された送風手
段と、前記上側の室の温度を検出するための温度検出手
段と、該温度検出手段の検出温度に基づいて前記送風手
段を駆動制御する制御手段とを有し、前記上側の室が物
品収納庫として用いられることを特徴とする冷却コンテ
ナが得られる。

（作　用） 本発明では、蓄冷板を断熱箱体内に形成された下側の室
に配置し、送風手段によって物品収納庫である上側の室
に冷気を送る。物品収納庫の温度は温度検出手段によっ
て検出され、制御手段はこの検出温度に基づいて送風手
段を駆動制御する。

従って、物品収納庫の温度に応じて、物品収納庫に冷気
が送り込まれるから、物品収納庫の温度を所望の温度に
保つことができる。送風手段を停止すれば、冷気が物品
収納庫に流れることはほとんどない。

（実施例） 以下本発明について実施例によって説明する。

第１図を参照して、断熱箱体２０の前面には扉２１が取
り付けられており、この断熱箱体２０は両端に通気孔２
２ａが形成された断熱板（断熱壁）２２によって上下方
向に分割されて、第１の室２３及び第２の室２４が構成
されており、第１の室が収納室２３として用いられる。

第２の室２４は図示のように断熱壁板２５によって仕切
られており、この断熱壁板２５によって。

コンプレッサ及び凝縮器等を備える冷却ユニット２６が
収容される機械室２４ａと蓄冷板等が配置される冷却室
２４ｂに分割されている。

前述のように１機械室２４ａには冷却ユニット２６が配
設され、冷却室２４ｂには複数の蓄冷板２７が配置され
ている。図示のように、ＩＪＲ熱板２２と断熱壁板２５
とによって通路２８が形成されており、この通路２８は
図中右側の通気孔２２ａに連結されている。この通路２
８の一端部には送風器２９が配設されている。即ち９図
示のように通路２８の一端部において送風機２つが断熱
板２２を連結するレール部材（図示せず）及び断熱壁板
２５に支持されている。

収納室２３には温度センサ（図示せず）が配設されてお
り、この温度センサはコントローラ（図示せず）に接続
されている。そして、後述するようにしてコントローラ
によって送風機２９が駆動制御される。

第２図も参照して、断熱箱体２０の側面にはバンパー３
０が備えられており、このバンパー３０によって例えば
、ｆｌ！！のコンテナとの衝突が防止される。また、断
熱箱体２０の底板外面にはキャスター３１が取り付けら
れ、このキャスター３１によって冷却コンテナを移動す
ることができる。

前述のように蓄冷板２７は複数備えられており。

第３図に示すように、所定の間隔をおいて互いに平行に
配置されて、支持筐体３２に収容されている。この支持
筐体３２の一面には複数の吸入口３２ａが形成され、−
力対向する面（他面）には複数の吐出口（図示せず）が
形成されている。また１図示はしないが支持筐体３２に
は蒸発器としての冷却用蒸発パイプが配設されており、
この蒸発パイプは前述の冷却ユニット２６に接続されて
いる。

なお、第２図に示すように断熱箱＃、２０には電源ソケ
ット３３が設けられている。

蓄冷板２７を冷却する際には（蓄冷する際には）、電源
ソケット３３に商用電源（図示せず）を接続し、冷却ユ
ニット２６を駆動する。これによって蓄冷板２７が冷却
される。つまり、冷却コンテナが倉庫等に置かれている
際に、蓄冷板２７への蓄冷が行われる。

冷却コンテナの物品収納庫に物品を収納して運搬する際
には、運搬車に備えられたバッテリから送Ｊｉａ２９及
び制御装置に電力が供給される。

コントローラには物品収納庫の設定温度（設定温度帯）
が設定器から設定される。そして、冷却コンテナに備え
られた冷蔵スイッチをオンすると。

収納庫の温度コントロールが行なわれる。

つまり、温度センサで検′出される収納庫の温度が上記
の設定温度よりも高いと、コントローラは送風機２９を
駆動して、冷気を循環する。即ち。

収納庫の空気が冷却室２４ｂに取り込まれ、蓄冷板２７
で冷却されて１通路２８を通って収納庫に送られる。こ
れによって収納庫２３が冷却される。

収納庫温度が設定温度になると、コントローラは送風８
１２９をオフして、冷気の循環を停止する。

前述のように、蓄冷板２７は断熱箱体２０の下部に配置
され、しかも支持筐体に収容されているから、送風機が
オフした際に、蓄冷板２７からの冷気が通路２８及び通
気孔２２ａを通って流れでることはほとんどない。即ち
、自然対流はほとんどない。

このようにして、収納庫内２が所定の温度範囲に維持さ
れる。なお、物品収納庫の設定温度は設定器から任意に
設定することが可能である。また、送風機駆動のための
バッテリーは冷却コンテナ自体に備えてもよく、送風機
の送重量を多段階に変えるようにしてもよい。

（発明の効果） 以上説明したように本発明では庫内の冷え過ぎを防止で
きるとともに庫・内の温度を予め定めた温度範囲に維持
することができ、従って庫内物品に悪影響を及ぼすこと
がほとんどない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による冷却コンテナの一実施例を一部破
断して示す側面図、第２図は本発明による冷却コンテナ
の一実施例を一部破断して示す斜視図、第３図及び第４
図は従来の冷却コンテナを示す図である。 ２０・・・断熱箱体、２１・・・扉、２２・・・断熱板
、２３・・・収納室、２４・・・第２の室、２５・・・
断熱壁板。 ２６・・・冷却ユニット、２７・・・蓄冷板、２８・・
・通路、２９・・・送風機。 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　一面に扉が備えられ、通気孔を有する断熱壁によっ
   て上下に分割された断熱箱体と、前記断熱壁の下側の室
   に配置された蓄冷板と、該蓄冷板を冷却するための冷却
   手段と、前記下側の室に配置された送風手段と、前記上
   側の室の温度を検出するための温度検出手段と、該温度
   検出手段の検出温度に基づいて前記送風手段を駆動制御
   する制御手段とを有し、前記上側の室が物品収納庫とし
   て用いられることを特徴とする冷却コンテナ。